1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
  2. 不動産屋の目は笑っていない‥..
2025-10-01 19:47

不動産屋の目は笑っていない‥という話 #451

不動産屋のFさんの話です。

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#リノベーション
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#インテリアコーディネーター
#不動産
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サマリー

本エピソードでは、不動産屋の仕事内容や特性について述べられています。特に、一緒に現地調査を行った不動産業者のFさんとのエピソードを通じて、不動産業界の裏側や人間関係が明らかにされ、彼らの目の特徴についての考察も紹介されています。現在、不動産市場では物件不足が続いており、価値の低いエリアの不動産価格が急騰しています。これは、不動産屋が購入可能な物件を探しているためであり、その現状や問題点について語られています。

不動産屋との出会い
お聞きの皆様、おはこんばんちは。現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。ちょっと配信が途絶えがちなんですけれども、
京都でね、人の家にいたりとか、いろいろ事情があってなんですけれども、
実は結構前ですね、中村敦彦さんのライティング講座に私は入っていたんですけれども、そこでね、この講座自体は一旦終わったんですよね。
で、ここのね、卒業制作のような形で、いろんな人たちが自分の作品をね、書いてるんですよ。
で、私もね、小説に挑戦してるんですけれども、これがね、本当は8月いっぱいが締め切りだったんですけれど、なかなか進まず、
で、今日10月1日なんですけれども、今月ね、9月は絶対出すぞと思って頑張ってたんですけれど、全然こっちのね、仕事の方が忙しくてなんか手つかずで、
一行も進んでない状態がずっと続いていて、ようやくね、ちょっと昨日、今日あたりで一気に書こうと今頑張ってるんですよね。
ちょっとね、そこでちょっと今休んで、気晴らしというかね、ちょっと気分転換に配信しようと思ったんですが、
気分転換ぐらいなんでちょっと軽い話題がいいなと思って、先日ね、京都行きっぱなしと言っても、大阪でももちろん仕事してるので、
この間、もう古い知人のね、不動産屋がいるんです。で、私と年が近い、段階ジュニア世代の男子なんですけれども、この人とは以前ね、ブラック企業で働いている時からの間柄で、
この人も同じ会社で働いてたんですね。以前のブラック企業はリフォーム部と不動産部と、この日本建ての会社だったんですよね。
そこの不動産部にいるこの人、えらいさんだったんですけれど、私よりも早くからこのブラック企業は辞めて、今はもう独立して一人で社長さんをやってる人なんですよね。
現地調査と不動産の価値
今もずっと、何かあればね、いつも私に仕事を振ってきてくれたりとかして、仕事でもつながっているという間柄なんですが、
この人が今、買うかどうか迷っているというかね、正直もう買わざるを得ないだろうというね、正直ね、あんまり手を出したくない案件があって、
それのちょっと現地調査に一緒に来てくれって言われて、行ってきたんですよ。それがね、大阪市内のあまりエリア的には良くないエリア、
不動産的にそれほど価値がないと言ったらね、ちょっと言い方があれなんですけれども、そういう場所の、しかも長屋でした。
これはね多分、京都の京町屋をやってますけれど、それとは違って、これは多分地区80年ぐらいかなと思うんですよね。戦後に建てられたね、大阪市内に多く残っている町屋です。
だから元々はね、4軒、4軒引っ付いているね、長屋だったのを、今は横がね駐車場になってるんですよね。で、左右の2軒長屋になってるんですけれど、そこの1軒、2軒長屋のうちの1軒をこの人が買わざるを得ない状況になってるっていうんでね。
で、見に行ったんですよ。不動産屋さんっていうのはね、大体人によると思うんですけれど、もう横でつながってるんですよね。不動産屋さん同士で情報がぐるぐるぐるぐる回っていて、いいのがあるから買わないかとかね、これちょっと仕入れたんだけど、まあよかった買わないかとかって言って、市場に出てくる。市場っていうのは私たちみたいな一般人が目にするより早くに不動産屋さんの中でね、ある程度安くてね、
魅力があるような物件の情報っていうのはぐるぐるそこで回ってるんですよ。
とにかくね、何となく、大抵見もしないで買ったりするんですよね、不動産屋さんってね。現地を見ないで、もうその場所と壺数と値段と見て、これはもう買ってもいいかなとかってパンパンって決めたりとかするんですけれど、今回のとこはちょっとややこしそうなんで珍しく見に行く。
見に行くと同時にね、私のようなリフォーム屋を連れて行くと、大体ここを直したらどれくらいになるのかっていう概算を出してもらえるんで、こうやってリフォーム屋さんと割とつるんでるっていうことが多いんですよね。
とにかく言ったら、かなりひどい状態でしたね。長屋っていうだけでもね、ハードルが高い上にエリアも良くないし、しかも昔住んでた人の住み方ですよね。一切直さず住んでいたりとか、
もう床がね、完全にもう床の下地がおそらく腐ってるか折れてるかで、もうガコーンと畳が凹んだりとかして、これはもうね、だからね、私の親しい不動産屋さんFさんとします。
Fさんはね、もう一足入るなりすぐ出てきましたね。あ、もうダメだって言って、だからとりあえずカンナッチ、これをね、だから切り離し工事をした場合の見積もりと、一応ね、最小限のリフォームね。
もうこの床組みとかまで直すのはどうしようかなとかってね、ブツブツ言いながら、とりあえず最小限のリフォーム、もうやらざるを得ないリフォームだけね、やった場合の外産見積もりと2本立てで出してくれって言われて、へーって言って。
パパって適当に、ほとんど測ることもなくてね、2人でチャチャっと見て、その場は10分か15分くらいしかいないで、さっさとその場を後にして、その後ね、お昼ご飯食べてね、久しぶりだったんで結構ダラダラ喋りながら一緒にいてね、いろんな話してたんですけれども、私はね、常日頃不動産屋さんっていうのはね、とても苦手な人種なんですよ。
全くね、不動産屋さんと我々のようなリフォームとか建設業の人間っていうのは非常に近しいというか、お互い一連択勝というか、仲良くしといた方がお互いに利がある間柄なんでね、絶対に仲良くしといた方がいいんですよ。
とは言っても、全くね、私なんかはどちらかというと、クリエイター気質が強いんでね、この人たち不動産屋っていうのはね、本当によくわからないんですよね。
例えば、このFさんと私は親しいとは言っても、この人ね、まず目が死んでるんですよ。皆さんもね、もし不動産屋の知り合いとか身内に不動産屋がいるとか、自分自身が不動産屋だったら大変失礼なこと言ってて申し訳ないんですけれども、でも一度ね、ちょっと見てみてほしいんですよね。
どんなにね、感じが良い悪いとか、人柄が良いとか悪いとかっていう話じゃないんですよ。ただ彼らはね、共通しているのは目が死んでるんです、みんな。みんなね、よくね、口元は笑ってても目はね、笑ってない人が多いんですよ。これがね、不動産屋のね、まず目印だなと思っていて。
今回もね、いろいろ話してて。常にね、いかに安く仕入れてね、不動産を。それを高く利益を乗せて売れるかっていう。だからもうこれある種の投資という名前の、何ていうかな、この博打みたいなところがあるんですよね、不動産ってね。
しかもこの人たちの仕事っていうのは常に横の繋がりの中でちょっとでもいい、何ていうかな、情報が自分のところに入ってくるかっていうことがとても大事なので、彼らはね、もう9割キューブクリーン、普通のサラリーマンから見たら遊んでるようにしか見えないようなことが、実は仕事だったりするんですよね。
例えばね、このFさんの生活っていうのはね、月の半分はゴルフに行ってます。で、あとは週の半分は飲みに行ってます。で、あとはサウナにもよく行ってますね。
不動産屋の特徴と仕事の実情
こんな感じでね、ずっといつもね、会社にいてずっとデスクワークしてる時間とかっていうのはほとんどなくて、もうずっと出かけっぱなしなんですけれど、出かけてると言えばこんなことしてるんですよね。
で、じゃあこれが遊んでるかというとそうじゃなくて、常にね、銀行とか、もちろん同じ不動産屋さん同士とか、あとは大手のデベロッパー同士とかね、そういったところと出入りして仲良くして、お互いにね、ぐるぐるぐるぐる回ってる情報を拾い合ったり、また自分がその情報を渡したり、自分が情報をもらったり、そういうことでね、食べてる人たちなんですよね。
なのでね、一見遊んでるように見えるし、ゆったりしてて、なんでもね、経費でもちろん払ってるんですけれども、すごくね、気前よく、私なんかもね、一緒にいても全部をおごってくれたりとかして、とてもね、気前がいいんで、付き合いやすい人たちであると同時に、目はいつも死んでるんですよね。
それもね、ずっとたぶんね、ぼんやりゴルフしたりね、お酒飲んだりとかしているようでもね、ずっとね、たぶん金の勘定してるんだと思うんですよね。あそこの土地をいくらで買って、いくらで売ろうかなとかね、貸そうかなとかね、潰して、さらちにして、駐車場にした方がいいのかなとかね、ずっとそんなこと考えてるんですよ、たぶんね。
だからね、上の空なんです、たぶん。それがね、死んでる目の理由なのかなと思って、勝手にね、この人たちのこと分析してるんですけれども。でもね、おおむねみんなね、合理的な人たちなんで、全然悪い人はそんなにいないと思います。みんなね、話がよくわかるっていうかね、そんな理不尽なこと言ったりとか、変なこと言ったりする人はいますけど、できる人ほどそういう人は少ないですね。
優秀な不動産屋さんに限ってね、やはりオーラカというか、こちらのリフォーム屋さんの立場のこともよくわかってるし、ケチ臭いこと言わなかったり、ちゃんとしてる人が多いですね。なので、決して付き合いにくい人種じゃないんですけれども。
私からしたらね、いやー、わかんねーわと思って。だから土地と金と、あとね、すごくホモソーシャルな仕事なんですよ。こうやって常に男の人たちの中でね、実際に欧米とかに行くと、不動産屋って女性もすごい多いんですよ。
できる営業マンっていうかね、不動産営業って女性もすごくたくさんやってるんで、これから多分ね、日本も不動産は女性もたくさん増えてくるとは思うんですが、現状はね、やはりね、圧倒的に男性が多い職種なんですよ。
で、非常にホモソーシャルで、必ずさっき言ったようにゴルフで飲み屋だけど、飲み屋と言えば綺麗なホステスさんがいるね。大阪で言うと北新地みたいなところに行きつけのバーとホステスさんの店があったりとかね、そういう世界なんですよね。
だから非常にホモソーシャルなコミュニティビジネスですよね、これこそね。なのでね、なんかもの珍しい目で私なんか横からじーっと見てるんですけれども、でもこのネットワークの中に入ってなければ決しておいしい情報とかってのは入ってこないんで、やはりね、ある種大変な仕事だなというふうにも思いますよね。
だから私のような薄利多倍とは言ってもね、お日様が上がると同時に起きて、労働に従事して、夜になれば帰宅して休むみたいな、こういうシンプルな労働とはちょっと違う職種ですよね。だからね、やはりすごく大きなお金を扱っているのでストレスもすごく大きいと思うんですよね。だから早死にする人がすごく多いなって思います。
先日も親しかったね、不動産屋さんがやはりね、まだ50代後半にはなってたのかな、それでもあっという間にがんが見つかってあっという間に亡くなってしまったりとかね。だからなんだかんだ遊んでるように見えても扱っている金額の大きさがね、やはりね、ストレスになってるんだろうなと思ったりして、なかなかね、大変な仕事なんだろうなって思ったりします。
このFさんなんですけどね、非常に面白い人というか、年も近いんでね、それなりに親しいんですけれど、この人はアメフトの花型選手だったらしいんですね、若い時ね。人気者だったんで、モテモテだったそうなんですよね、若い頃はね。今はただの太ったおじさんなんですけれどね。
夫婦関係の緊張
モテて、同じ大学でミスキャンパスみたいなね、私たちの世代は女子大生ブームの時代だったので、すごくかわいい女子大生とかが雑誌のグラビアに載ったりとかね、読者モデルになったりとかね、そういう時代だったんで、そのような女の子から惚れられて、その人とお付き合いして、それが今の奥さんなんですよね。
しかもこの奥さんが、すごいね、誰でも知っているような超大手企業のご礼女で、すごいお嬢様、すごい玉残し、逆玉になったんですよね。美人で人気者の、しかもすじ金入れのお嬢と結婚したんですけれど、逆にね、めちゃくちゃ肩身狭いみたいで、お嬢様と結婚しすぎちゃって。
もう全然奥さんに頭が上がらなくて、今までにね、私が知っているだけでも二度問題を起こして離婚の危機に瀕したりとかしてるんですね、この人ね。
で、何があったかっていうと、この人、案外水商売の女の人とかと本気の恋愛とかしてなくて、自分の仕事関係の得意先の若い女の子とかね、そういう人と深い仲になっちゃったりとかするみたいで、その女の子と割とまっすぐな人なんでね、本気の恋愛になっちゃって。
で、奥さんにもうまっすぐにね、他に好きな女の子ができたから離婚してほしいとかってね、もう正々堂々と言って、バカ言ってんじゃねえみたいなね、もう全然相手にされなくて一周されて、離婚に応じてもらえないっていうことをね、懲りもせず2回もやってて、
そんなことしてるんで、どんどん夫婦関係もね、どんどん冷え切って、何度も彼の仕事はね、やったりとか、あと彼自身の住んでるね、奥さんと子どもたちと住んでる家のリフォームとかも私が担当して直したりとかしてるんですけど、いつもね、割と大らかな人なのにね、
家ではね、ピシーってなんかね、兵隊っていうかね、軍人みたいになってて、はい、はい、とかって言ってね、なんかもう別人みたいになってるんですよ。
で、どうしたの?と思って最初本当にびっくりして、奥さんの前だとね、もうめちゃくちゃ緊張してて、自分の家のリフォームもね、もう全県妻の要望に答えなきゃっていうことで、
なあなあ、これ、なんとかこう、これどうする?これどうしたらいい?とかって言ってね、すごい奥さんにお伺い立てるんですけども、その時の様子とかがもう全然仕事中と違うんですよね。
で、もうめちゃくちゃ緊張してて、奥さんが、ああもうこうしたらいいんじゃないの?とかって奥さんが意見言うと、奥さんがさっとどっか行くと、なんだよ、なんだよ、さっきりしろよ、とかってね、
ずっとね、すごいね、奥さんに聞こえないようにね、奥さんに悪態ついてるんですよ。
なんだのこれ?と思って、すごい綺麗な感じのいい奥さんなんですけど、もうね、すごい悪口言ってるんですよ、聞こえないように。
で、奥さんが聞こえるところで、はい、わかりました、みたいな感じでやってて、いやあ、これストレスが多いんだろうなあと思って。
美人で、すごいもう誰でも知ってるような大手企業のご例上と結婚して、だからもう経済的には何の心配もないんで、彼自身も不動産屋でね、やり手のビジネスマンなんでね、ちゃんと稼いでいる上に、
奥さんの実家も太い、だからもう絶対転ばない人生送ってるんですけれども、こんなに気遣っててね、なんか心配だわと思って、
不動産市場の動向
なんかね、そんなこと思ったりして、2人で大阪市内の長屋を見てきたっていうね、どうでもいい話をちょっとしました。
でもね、京町屋の拡張高い仕事の合間に、こういうね、本当に大阪の超底辺なね、大阪でね、底辺な場所っていうのはどういうところかっていうと、やはりね、あの赤線、青線地帯とかがね、すぐそばにあったりするエリアっていうのが、まだまだね、大阪市内あちこちにね、残ってるんですよね。
一番大きいのが、富田新地って以前もお話ししている、天皇寺のね、安倍の遥かすとかのすぐそばにあるね、元誘拐、元誘拐というか、今も現存している誘拐エリアですよね。
なんですけれどね、これのもっとちっちゃい版のね、なんとか新地っていうね、名前がついているようなところっていうのがね、そこかしこに残ってるんですよね。大阪もですし、神戸とか、もちろん京都も残っていて、そういったところはね、やはりそれほどいいエリアとされないんですよね、もちろんね。
要するに住宅地には向かないとかね、いろんな理由で。ただ、今もどんどん不動産の値段が上がってきてるんですけれど、それはね、もうどんどん不動産屋さんがね、買える物件が減ってきてるっていうことがあるんですよね。
不動産屋さんが買えないんで、どっか買えるとこないかって言って探した結果、あまりいいとされてないね。要するに不動産的にはそれほど価値がないようなエリアの物件さえもね、どんどん値段が高騰しているっていうのはこういった理由があるそうですね。
とにかく買える物がないから、もう買えるところも手を出していった結果、どんどん値段が釣り上がっていくっていうね、ある種の不動産バブルっていうのがこういう形で起こっているっていうことも聞きました。
だから実際には、そこの土地がこれから再開発されていいエリアになるという意味ではないんですよね。相変わらず別に決して不動産的価値がないところなんですが、買える場所がないから不動産屋さんがどんどんそういったところにも手を出していく結果、値段が上がっていくっていうようなことが起こるんですが、やはり不動産屋さんっていうのは買ってなんぼなんですよね。
ちょっとでも安く不動産を仕入れて、またそれを売ることによって利益を得るっていうのが仕事なので、どんどんこういった場所にも手を付けざるを得ないっていうことがあるそうなんですよね。
はい、というわけで、京都の拡張高い仕事の合間に大阪市内のこういうヤバいエリアとかを見たりするのも結構楽しいという、そんなお話をしてみました。
はい、それではごきげんよう。
19:47

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