石山さんの経歴
地域に潜るドキュメンタリー-ローカルダイバーズ。
この番組は、地域に深く潜り込み、活動している地域活動家、ローカルダイバーの活動を記録していくドキュメンタリー番組です。
こんにちは、長野県池田町在住のポッドキャスト制作者の前原貴則です。
今回、初回になるのかな?ならないかもしれないです。最初、多分ドキュメンタリーを撮るかもしれないですけど、今回は対談のコーナーになっています。
今回は初登場していただく、同じ長野県の池田町で活動しているローカルダイバーの石山さんにお話を伺いたいと思っていて、
ゲストハウスのHAMAYAを運営されようとしているという感じですかね。石山さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ最初に、石山さん、まずここ、僕たちどこにいるかっていうと、石山さんのご自宅もご自宅ですよね?
自宅にお伺いして、たぶんこの消しが見えていると思うんですけど、結構な山奥の広津地区?
そうですね。
大津の津か。そこにわざわざ来たっていうので、ちょっとそこら辺、石山さんの経歴とか、なんでここに来たのかみたいなのをちょっと軽く聞いてもいいですか。
はい。石浜和弘と言います。出身は埼玉県川口市なんですけど、小学校、中学校、高校と普通の標準的な高校だったり、公立高校を卒業しました。
大学も入学して、ただそこですごいいいきっかけになったのは、僕が20年前学生だったときはすごく円高だったので、国内旅行をするよりか海外旅行をする方の方が安かったっていう時代だったので、
僕自身、バイトでお金を貯めて、リュック背負って飛行機のチケットだけ取って海外旅行をするっていうのが、そういう仲間がたまたま大学にいたということで、1年生から4年生まで。
大学って夏休みがすごく長いので、その期間バックパッカーみたいなようなことをしました。それがすごく、まず一つとしては大きくて、まず日本の良さをすごい知ったっていう部分はすごく大きかったですね。
その当時は、今はすごく円安なので、ここまで円安になると思っていなかったので、僕自身、社会人になってお金を貯めて、タイでコンドミニアムを経営して。
その方が結局円の価値が高かったので、日本で稼いだお金が倍になったら、その分裕福な生活もできると思っていたので、そういうことを考えて大学卒業して、
社会人を10年15年やってから、タイとか東南アジアとか日本より物価が低いところで生活しようっていう夢を持ちながら社会人になったような感じです。
ただ、社会人になって何をやりたいかっていうのもなく、単純にとりあえずサラリーマンになってお金をそこそこ貯められればいいなっていうことを思いながら就職活動をしました。
就職活動もすごい氷河期だったので、それこそ新入社員20人取ればいいよなっていうような時代だったので、選択するって言ってもそれほど選択できるような時代でもなかったのかなと思っています。
たまたま僕入ったっていうのが建築資材の勝者に入ったことによって建築っていうのに目覚めるというか建築をやることになり、そこで建築に携わりながら、
こんにちは。
こんにちは。
建築関係の仕事に携わりました。
建築は初め全然興味なかったんですけど、会社に入った人の先輩が良かったっていうこともあり、辞めたいと思いながらも続けながらそこの会社に、大学卒業した会社には10年所属してました。
僕自身、そこもまたきっかけになるんですけど、担当した販売先の社長さんが新しい事業やらないかって言われたことによって、僕一応最初入った上場企業だったんですけど、そこにいても多分僕の上っていうのは段階の世代だったりとかいるので、
まあ、出世する意欲は別にそこまでなかったんですけど、ポジションもなかったので給料も頭打ちっていうのもあり、楽しさも半減してた部分があったので、そこそこ給料はもらってはいたんですけど、その中小企業の会社に新しい新規事業をやるということで、同じ建築関係の会社に行くことになりました。
そこに行ったことで、今までは資材とかそういった形だけだったものが監督業を含め、建築全般をやることになって、そのことが今にすごく活動する上では大きな財産になっているかなと思ってます。
なぜここまでたどり着いたかっていうと、まず中小企業に入ったときに職人さんに登山に誘われ、登山など全く興味なかったんですけど、そこに登山に行ったことで、北アルプスに行くきっかけができて、北アルプスに登山することが好きになって。
週末、仕事終わってからわざわざ深夜車で来て、登山するようになって、登山するようになりました。
それをやっていくうちに、コロナっていう大きなきっかけが起こりまして、出来事がありまして、コロナの中でじゃあ何をするって言ったときに、やっぱり遊びだとかそういった交流関係も制限されるっていう中で、
登山は比較的テント泊を多くしなきゃいけないっていう制限はあったんですけど、楽しむことができたので、よりそれで登山にのめり込んでいったっていう形になります。
で、登山をやってきながら、友人がコロナの間に転職したりとかして、そのときにうつになってしまった友人がいまして、そういった方が感知はしたんですけど、
そういう人たちとか、コロナの状況で外出できなかったらいいっていう状況を見たときに、また同じようなことが起こりうるし、あと自分自身もいつそういったうつになるとかっていう状況もあるかわからないので、
それであれば、今やりたいことをやりたいと思い、中小企業の会社の社長さんにこういうことをやりたいんで辞めるっていうことを転職した会社自体も10年経っていたので、ちょうどいいけじめにもなるし、企業自体も大きくなった部分もあったので、
いいタイミングだなと思って話して、企業をするっていう上で何をしたいかっていったところに考えが移りました。企業をする上で、僕自身登山をやっていたので、ゲストハウスとかシェアハウスをやるっていうことをなんとなく思い描いていたので、
登山をしに来ながら長野県には絞っていたので、長野県の南から北までで、泊まりたいゲストハウスに泊まりつつ、その中で池田町っていうところがすごく自分にとってはちょうどビジネス的にいい証券なのかなと思うということで、この長野県の池田町っていう地を選びました。
本当はこの景色ではなくて、北アルプスが見える景色が池田町っていうのは有名なので、本当はそちらに購入する予定だったんですが、やっぱり物件がなく、それで縁あって北アルプスは見えないけど、こちらの方に来たという感じです。
ありがとうございます。
地域の挑戦と闇
最初に聞いていたやつだと、大学の頃にいろいろ各国回ったって感じですか?どのぐらい回ったんですか?
基本的にはそれほど学生でバイトしてお金なかったので、東南アジア系だけだったんですけど、6カ国は回りましたね。タイは学生時代で3回行ったかな。複数行った国もありますね。
その中で日本の良さが見えたっていうので、僕はあんまり日本から出たことが1回しかなくて、どこら辺が良くてっていうのを感じたんですか?
まず1つは治安は確実に良いっていうのは本当そうで、東南アジアとかあまり裕福でないとこ行くと、やっぱりすりにもあったことあるし、時計を取られてしまったっていうようなこともあるし、
やっぱり泊まっているところに関しても貴重品も含め大切なものをそのまま置いといてもいいっていう保証は金庫があろうが何しようが保証がないっていう部分に関して言うと、そういった部分では日本はすごく治安が良いし、
あとは便利さですよね。食べ物を買いたいって言った時に、日本の場合はコンビニでもスーパーでもどこ行ってもそれなりのクオリティのものを買えるんですけど、それこそ外で飲食をしたいって言ってでもクオリティも含め衛生場も含めある程度のクオリティはあると思うんですけど、
海外、特に東南アジアの方は、僕行ってた頃なんかは衛生面を考えたらこっちに行った方がいいよとかっていうものは当時はインターネットなかったので地球の歩き方とかそういう情報を踏まえながら行ったんですけど、ただそれだとつまんないのでお腹痛くなるっていうのも覚悟で町の飲食店に行ったりとかもしました。
そっか、就職して建築の方に行ったじゃないですか。で、今ここでご自身で直されている部分が結構多いですもんね。
そうですね。
でも本当は北アルプスが見えた方が良かった。
見えた方が良かったです。見た方が良かったです。
全然ここもなんて言ったらいいんでしょうね。奥座敷的な感じで面白いなと思いましたけどね。
今もこの、なんだこの屋根だとみんなは見えているものが、これは何でしたっけこれ。
これは土蔵ですね。
土蔵?蔵でいいんですよね。
蔵ですね。
門だけど蔵になっているような。
そうですね。
だからこういうのをわざわざ手に入れてやるってことは相当僕は熱意があるんだろうなっていろいろ何回も石山さんにお会いしていろいろ熱意を聞いていった中で、
実際にどういう過去があってっていうのはあんまり僕知らなかったんで、さっきのちょっと面白かったなと思って。
この中で建築の力だったりとか、あとは登山もそうですけど、ご自身の生活の中でいろいろやってきたと思うんですけど、今回ちょっと自己紹介はこのぐらいにして、
ちょっとゲストトークで2つ用意してまして、1つ目ちょっといきたいと思います。
ゲストトーク闇編。
このコーナーでは地域に潜り込んでみえた言葉にしづらい地域の闇について迫っていきます。
急にちょっとドスブロックになっちゃってるけど、聞いてる人に言っておくと闇ばっかり言ってるとちょっと落ち込んじゃうので、この次に光とかそういうもっと明るいこととかっていうのも取り上げていくので、
ちょっと一旦ここで、なんて言うんでしょうね、僕もこっちに入ってきて2年、石山さんも2年。
2年目ですね。
そうですね。
なので、いろいろ地域に入ってくるとすごくいいなと思って、だから住んではいるんですけど、その中でやっぱり見えてきた、ここやっぱり地域特有というか、ちょっとやりづらさあるなみたいなのも、
これから移住考えている方もいらっしゃったりとか、どうしたらいいんだろうなとか、近所付きはどうなんだろうとか、そういうのあると思うので、
そこら辺を悪いところも言える範囲で、ちょっとこういうことがあるんだなっていうのを記録しておくのは僕は価値があると思っているので、そこら辺ちょっとやっていきたいと思います。
空き家の購入の難しさ
まずこのお家ってどのぐらいの敷地が、言うとなんでしょうね、今ここしか映ってないですけど、中見たら結構年代経ってるというか、Googleマップとかでも載ってると思うんですけど、それ買うにあたって苦労というかそういったことってあったんですか?
ヤミ編でいくと。じゃあ池田町がいいと思ったときに、購入を考えた場合、空き家があったとしても、その地方自治体によって空き家の売り方っていうのもある程度地域とその地元の人が関わっているので、空き家があってもすぐにその物件が買えるっていう保証がまずないです。
僕自身、じゃあ北アルプスの池田町まで絞ったところまでは良かったんですけど、北アルプスが見える物件ってなったときに、空き家を見てここがいいなと思っても不動産で売りに出ていなかったので、まずは地元の不動産屋さんに行って、こういう条件でこういう話を宿業とかをやりたいって言っても物件がない。
そうなると、1年以上とか下手したら2年待たなきゃ物件は出てこない状況っていうのはあるので、僕自身実際じゃあ起業したいと思って進めた際には、一番最初はここの前に目星物件があったんですけど、そこまでたどり着くのに1年。
1年?
1年。
移住する前?移住してから?
移住する前です。
じゃあ2年、3年前ぐらい?
去年の4月にこっちに移住してきたんですけど、その前から地元の不動産屋さんには声をかけていて、去年4月に移住してきた時点では、北アルプスが見える物件が買えそうな状況では来てはいたんだけど、結局内輪揉めをしてしまい。
内輪揉め。石山さんとその…じゃなくて?
購入をしようと僕が、じゃあ購入しますって言った時に、売りたいって言ってた家の中での内輪揉めが起きて、結局そこは購入できなかったっていう経緯があります。
それは僕が聞いている中では、そういう僕だけじゃなくて、そういうことが起こり得るっていう形になるので。
僕はたまたま内輪揉めがあって、北アルプスの見える物件が買えなくて、その後に提案されたのがここだったんですけど、逆にここが僕としては良かったっていう、いい方に動いたから良かったんですけど、
これが見つからなければ多分、もっと長く物件を探す羽目になってたっていうのはあります。
そうですよね。だってそこって言うと売り物に出てないから、もうどうしようもないってことですよね。
そういうことです。
たとえ売り物に出てても途中でダメになるってことはありますか?
そういうこともなくはないです。
なんでかっていうと、例えば敷地が田舎っていうかこういう地方の場合は広いので、境界線が曖昧ってなると、売りたい人はここまでの境界、隣の人はここまでの境界っていうのがうまく折り合いがつかなくて、
じゃあやめようか、売らないくしようかっていうなるケースもあるって僕は聞きました。
ここは言うと境界とかは登記をする必要が多分あると思うんですけど、それでじゃあここどのぐらいの敷地?
ここは5000坪の敷地で、僕が恵まれてるのはお隣さんとこちらの売り主さんとか、すごく関係が良好なので、じゃあ僕が買いますよって言ったときに、お隣さんもこういう人が買うから、じゃあ境界ここでいいねっていうのがある程度、
登記上ももちろんなんですけど、お互いの中での取り決めっていうのがスムーズにいったから、この広大な敷地の中での登記っていうのができた状況なんですけど、それができない状況も多々あると思います。
じゃあもう場所を石山さんの場合絞ってたから、もう池田町っていう人口が8900人ぐらいのところでどうにか探さなきゃいけない。しかも物件もそんなに市場に出回ってないしみたいな。じゃあ石山さんの場合もう場所を絞っちゃうと、4年5年ぐらいここまで来るのにかかったっていう。
そうですね、そうですね。
結構大変じゃない?
そうですね。
最初に賃貸とか考えなかったんですか?
僕の場合は賃貸を選ばなかった理由は、建築をやってて賃貸物件もやったし、持ち家物件もやって、自分自身賃貸物件やると持ち物資産にならないのが嫌というのを認識していたので。
しかも宿業をやるっていうことで、賃貸の場合修繕した場合現状復旧で返したりとか、オーナーさんにお伺いを立てるのが嫌だったので、賃貸物件を始めから選ぶつもりはなかったです。
住宅を手に入れるのにめっちゃ時間がかかったっていうのはあると思うんですけど。
ただ隣の人もすごいいい人だったから。
修繕作業の経過
今回石山さんの場合はすごい高装置だったというか、今この物件はどのぐらい、修繕にどのくらい時間をかかってるんですか?
修繕に関しては、今現状でいくと去年の9月に購入して、今9ヶ月。
9ヶ月のうち、たぶん冬までは、12月までしか寒すぎるので作業してなくて。
1,2,3,4位までは白馬にバイト行ってたので修繕を止めてたような感じです。
でももうほぼほぼ何か出来上がってきてるんです?
もともとここの物件自体がそんなに老朽化が激しいわけではなかったので、
床が抜けてるとか雨漏りひどいとか、壁が全くなくて雨が入ってきちゃうっていう物件ではなかったのが大きいので、
一番時間を費やさなきゃいけなかったのは、中にあった残地物の整備。
それが一番で、結局売りに出した時に建物の中にあった小物だったり家具だったりという部分を整理するっていう。
特にこの土蔵の中にあった布団や農機具など、
そういった宿業では使わないようなものの処分というのにすごい時間がかかったような感じです。
あとは農薬の処分。農薬の処分に関しては適切な処理をしなきゃいけないので、
ちゃんと調べて、それを処分するのに10万ぐらいかかったっていうことはあります。
そんなにかかるんですね。
前、土蔵の中見せてもらった時に、
なんだろうな、これ、砲弾なのかな?みたいなのがあったりとか、すごい年代物のミシンとかめちゃくちゃ残ってて。
ただなんかそれはそれで面白いなと思いつつ、やっぱりそこらへん古い家を買うとかってなると結構ネックになってきますもんね。
もちろん僕自身は初めそれを建築でリフォーム業も携わって監督業もやってたんで、
捨てるっていう発想だったんですけど、
初め手をつけた時には捨てるっていう発想だったのが、
あまりにもそういう骨董品だったりとかいうものが多かったので、
捨てるっていうものからブツブツ交換をした方の方が自分に有益になるっていうのを途中から見出したので、
捨てるとお金もかかるし労力もかかるんだったら、
欲しいものをもらってもらって自分にもプラスになるようにっていうふうに考えていったので、
そのことによって処分するゴミっていうのは極端に減りました。
あれですもんね、古物の取引っていうのはお金になっちゃうと免許がいるんですもんね。
そうです。
じゃあ一番は欲しい人にもらってもらって、それかダメだったらそういう取引できる人に頼んでっていうことがあるんですか。
うん、それが多分一番いいと思います。
地域の人間関係
じゃあ住宅のことは闇がちょっとあるんだなっていうの分かりつつ、
こっちに来て他に何て言うんでしょうね、ここ苦労したなみたいなんてありますか。
一つはやっぱ情報量をいかに集めるかによって多分成功するしないがあって、
僕の場合はたまたま池田町が良くて、入ったカフェに元々役場の人が営んでたカフェに行ったので、
この地域性のことだったりとか、地域の仕組みだったりとか、
そういったもの、例えば物件をここを購入したいって言った時に、
こういう自治会でこういう人がいたっていう情報が全て購入する前に把握できたので、
それがすごく良くて、それができない状態で購入してしまうと、
じゃあ宿業をやりますよって言った時に、この地域だとこんなのできないよっていうゴテゴテになってしまうと、
そういう施設を整備する以外のことで労力が多分使われていくんですけど、
それが一切ないことっていうのはプラスであるし、そこをちゃんとしていかないとうまくいかないのかなと思います。
じゃあそこは役場のOBの方がいたっていうのは結構大きいですね。
大きいですね。
じゃあそこを見つけるって結構役場の元やってる人が喫茶店やってるって地域によってはないのかなと思うと、
役場の人とは結構仲良くしといた方が楽になる?
ただ役場の方は僕のイメージですけど、それこそ今の闇と光だったら光の部分しか多分言わないと思うので、
闇の部分を知りたいんであれば、そこに根付いてる移住者だったり、自治会のイベントだったりとかそういったものに入り込んでいって、
それこそいろんな人と話す場っていうのを自分から積極的に情報収集集めない限りそこは難しいと思う。
僕はたまたま運が良かっただけだと正直思ってます。
じゃあ役場に通うだけじゃダメだし、あとは自分からいろんなお店行って、
例えばゲストハウスをしたいですっていうのを言いつつ物件探しますとかっていうのもどんどん自分で情報開示してやっていかなきゃいけない。
それが一番重要だと思います。
そういう時に言うと、僕もそうですけど石山さんも言ったら、よそから来た人間じゃないですか。
これってあんまり良く思わん人もいるかなと思って、そういうのってなかったですよ。
それは地域性があって、まず根本に池田町を長野県でも池田町を選んだ理由っていうのが、
長野県の中でもやっぱり外部から来た移住者をあんまり受け入れにくいような地域性もあるし、
こと、池田町の中でも自治会の中でもそういう人とうまくいってないところもあるしっていう部分があるので、
一概に池田町だからいいとか、安住野だからいいっていうわけじゃなくて、
さらにそこを細分化していかないとそれがわからないかなと。
で、たまたまここに関して言うと、広津って僕、池田町の広津っていうところに関しては、
昔からの歴史の中で外部の人から受け入れたりとかってする、調べていくと歴史があったから、
免疫があった部分があるので、僕がじゃあここで宿業をやるとかシェアハウスをやるっていうことに対しては、
すごく周りの方は応援的で協力的であるっていうところはすごく助かってます。
それはもうどの年代もってことですか?
どの年代もです。
すごいですね、それ。
そうですね。
僕も感じてるのは、池田はそこまで排他的ではないなっていう感覚はありますよね。
人による部分は多少あるんですけど、さっき言ってた細分化で言うと、
さあ開けてみて、中入らないと正直わからないってことですよね。
わかんない。
そうか。
じゃあ移住考えてる人も、もし行けるんだったらそのぐらいまでイベントとか、
土着のイベントにどんどん参加して移住したいんですとかっていうのをやって温度感見ないといけないってことですか?
そうですね。
あともう一つ言えるのは、僕は池田町に来て、物件探してたときにどこに住んでたかっていうと、
池田町にはシェアハウスがなくて、隣町の大町っていうところのシェアハウスに住んでたんですけど、
シェアハウスに住むことはすごい移住する前には僕はすごくよくて、
賃貸の町で貸すようなところで家族だったり一人で暮らすぐらいだったらシェアハウスに入ったほうが、
その移住をしてきた人たちがいろんな情報を持っているので、
池田町のこともそうだし、隣町の例えば大町だったりあずみ野だったりっていう情報が集まって、
長くシェアハウスに住んでる方も絶対いるので、
そういう人たちの情報をやっぱり吸収することで話を聞くことによって、
池田町の魅力
本当に池田町一致がいいのかとかっていう部分も分かってくるのかなと思います。
その中で大町に行ったり、あずみ野もあり、さっきおっしゃってた博馬だったりとか、
もっとその向こうに行ったらもっと卑怯な小谷があったりとか、
でもその中でやっぱり池田がいいっていうのが、そこで情報収集する中で出てきたんですよね。
じゃあ一旦もう足運ばないとどうしようもないという。
どうしようもないです。
池田を確信を持てた理由は、物件が少ないっていうことは、
シェアハウス・ゲストハウスをやった時に競争がないっていうことと一緒なので、
時間をかけてでもそういう場所っていうのを作ることによって、
今度池田に住む人が増えることもそうだし、
僕のところに借りる確率は、同じような悩みを持った人はたぶん借りるはずなので、
そういった意味で時間かけてでも、池田選んでよかったなっていうのは、
シェアハウスに住みながら、物件探しながら思ってたことでもあります。
ですし、たぶん石浜さんのシェアハウス・ゲストハウスって、
池田の中でも一番奥地、めっちゃ奥地ですよね。
この卑怯と、ちょっと買い物行こうと思えば、
普通にスーパーまで車で10分、20分で行けますもんね。
で、そこからここに戻ってきて、この静け雑音、聞こえてると思うけど、この鳥の声とか。
結構得意というか、北アルプスが見えるっていうのを推すところが結構ある中で、
この里山の広大な五線坪のところを楽しむっていうのって結構稀な感じですよ。
どうです?そこら辺ポジション取れてるって思ったりします?
そこはすごく有意性があって、
池田上もシェアハウスはないんですけど、ゲストハウスがある中で、
小民家でゲストハウスをやってるところっていうのは正直ない。
なので差別化ができるっていう部分では、
北アルプス見えないんだけど、こんな昔の原風景が見えるんだよっていうところでの差別化ができるので、
それができるからここを選んだっていう理由も大きな一つかなと思ってます。
北アルプス見えないって言ってるんですけど、実は見えるっていうのが最近わかってきたので、
僕としては買って、二度おいしいっていう部分にはなったので、本当に気に入った場所にはなっております。
いいですね。
僕最初にお話を伺おうと思った時が、やっぱり北アルプスを僕も目指してきたんだよ、その綺麗な景色。
でもこっち来たらそれとはまた違う、本当にいい言葉が思いつかないな。
奥座敷っていうのかな。これだよ日本の田舎っていう、こういうとこに来たかったのっていうのがすごいあって、
人があんまり入りはこまないし正直滑走にはなってるけど、でもそれでもここでやっていきたい。
なんかそこら辺を感じるとめっちゃ話聞きたいなと思って。
管理とコミュニティ形成
今回こんな感じになったんですけど。今もとは闇っていうよりかどっちか希望になってきましたけど。
じゃあ闇編みたいなので戻すと、さっき五線通っておっしゃってたじゃないですか。
その中で、いろいろ区分があるじゃないですか。農地とか在所地とか宅地とか。
そういうので言うと、ここはどういう区分で、例えば整備にすごい労力かかるのかなっていうイメージがあるんですけど、
そこら辺ってどのぐらい労力かかるというか。
そこは闇と、たぶんここ五線都合を個人で全部見ようと思って、
個人で管理しようとすると思うと闇になると思うんですけど、
僕自身は宿業をやりながらシェアハウスもやるんで、
プラスここにたどり着くまでに移住者の方との交流がすごく増えたので、
これこそ安住野だったり大町だったり白馬の人との移住者の交流が増えたので、
ここをみんなで管理するっていうふうに考えると、そこまで闇に映らない。
だから実際ここの物件は残ってたんですよ。
原風景はすごくいい。
でも、高齢化だったりとか夫婦二人だったりとかっていうので購入した場合は、
管理しきれないから闇というかそういった部分になってくるんですけど、
そういうふうな視点を変えると違うのかなって僕は思います。
僕も参加させてもらいましたけど、山菜を摂って天ぷらするみたいな、
あれもすごい楽しかったですけど、
あそこでも10人、20人くらい集まってましたよね。
今はもう一緒にやっていこうみたいな人ができてきたから、
どっちかっていうともう闇ではなくなってきた。
闇ではないですね。
管理するのも去年の9月から来て、
今年1年は環境整備に関して全部まず見ながら教えてもらいながらっていう感覚。
それは教えてもらうっていうのも、
お隣さんだったりとか売り主さんだったりっていうのもすごく協力的なので、
その方に教えを問いながら自分はこうしたいかなっていうのも、
ちょっと客観的に見ながらやっているので、
そこを錯誤しながらそれをお金にする、
もしくはここに来てもらうためにするっていうのを考えながら、
この1年っていうのは過ごしているような感じですからね。
今石山さんお一人と猫いました?
猫います。
猫2匹いる。
じゃあここに遊びに来れば猫にも会えるし。
会えます。
面白い。
全然闇編じゃなかった。
僕1個闇編としては、じゃあ5000坪あります。
じゃあ農地果樹を備わった状況で買います。
じゃあそれに対しての補助というのがないので、
基本的には全部自己資金で修繕したりとか、
そういったものが発生してきます。
だから例えば大部分の市町村だったり加速化しているようなところも、
建物に関しては修繕費とかっていうのは補助が出ると思うんですよ。
エコだったりとかっていうのは。
ただ農地だったりとか、
例えば木を伐採するとかっていった時に、
あとそこで新しく畑をするとか果樹を復活させるっていった時に、
補助金を出ているところは多分すごく少ないような気がします。
ただ、自給率を増やすとかそういったことを考えるんだったら、
そこに補助をもうちょっとやってもいいかなっていうのは思います。
そこはここの闇というよりかは、
多分移住した時に、
ちょっと自給自足をしたいって思った時に、
闇になってくる部分はすごく多いのかなって思います。
農業と動物との共存
プラス、例えばここに関しては、
お隣さんとかがもう畑とかそういったものをやってないんですけど、
農薬を使っている方もいまだやっぱりいると思うので、
それを無農薬にすると、
農薬を使っている方が一緒に畑をするっていうのはすごい難しいことなので、
そこはやっぱり圧力が出てくるんで、
そこは闇の部分になってきちゃうのかなと思います。
石山さんはここの果樹とか農地を今どういう形で育てようとかってあるんですか?
僕は基本的には前の売り主さんに関しては、
採れた果樹に関しては販売も考えていたんですけど、
僕はどちらかというと販売っていうよりか、
こちらに来てもらった人に楽しんでもらって、
体験だったりとかっていう収穫の楽しさっていうのを、
お金は取りますけど、そういった形でしたいかなと。
収穫したものを単純に売るだけじゃなくて、
例えば選定をしに来たから、
だからこれを取りに来たんだよっていう、
ストーリー性みたいなものがあった状態でのお金の使い方っていうのを
してもらいたいなとは思ってます。
いや、果物取ったことないですよ。
僕もここ来て選定の仕方も全くわからなかったことから、
やろうと思えばできることなので、
ここに関しては苗木からではなくて、
もう果樹が取れる状態なので、
選定とか毎年やらなきゃいけないことをやれば取れるっていう、
そういう仕組みがもうできている状態なので、
それはすごい強みであると思います。
そういう意味で言うと、整備は大変だけれども、
もうすでにあるって考えれば。
そういうことです。
ちなみにその果樹は何が取れるんですか?
ここは梅と柿と栗とあと桑。
で、桑も桑の葉っぱと桑の実。
で、あとさっき前原君も言ったように、
山菜はいくらでもあります。
ここにこの間知り合った方が言ってたのは、
和葬はすごいたくさんあります。
特に和葬に関して言うと、
毒のものは少なくて、
毒じゃないものの方が多いから、
毒のものを覚えた方がいいよっていうぐらい、
和葬はたくさん入ってます。
和葬っていうのは大葉とかそういう?
もうそうだし、料理に使えるような草。
なんかハーブみたいな?
日本のハーブ?
そうです。そういうものが生えてると。
だから僕もまだ勉強中なので、
詳しいのは分からないんですけど、
そういうものが生えていて、
しかもここ自体農薬がダメとかっていうわけじゃないんですけど、
周りが何もそういった畑とかもやってないので、
農薬が全くない状態で、
そういう和葬が生えてるっていうところは少ないみたいで。
そっか、すごい貴重ですね。
貴重です。
やりたいと思えば、畑も枷こともできる。
お隣さんもやってないから枷るよとかっていう状態なので、
動物の有害長寿さえクリアすれば、
いろんなことができると思います。
そっか、1点あるとすると奥座敷だから、
いっぱい動物というか鹿の被害とか、
ここら辺は何が出るんでしたっけ?
ここは狐、鹿、イノシシ、アナグマ、ハクビシン、タマーニクマ。
タマーニクマ。
タマーニクマ。
それが一番怖いな。
ただそれもどうなんですかね。
動物と共存するっていうことをやってきたので、
動物に食べられないものを作るっていうのも、
たぶん一つなのかなっていうのは、
僕は考え方だと思っているので、
もし動物に食べてほしくないものを作りたければ、
市民農園を借りるとか、そういった形にすれば、
別に僕はいいのかなと。
ここで育てられるものを育てることの方が、
いいのかなと思っています。
この土地にあった動物もあんまり好まない。
そういうことです。
だからそこを畑をやって、
じゃあここの土地で作れないから、
そこを病みって考えるか、病みって考えずに、
動物が食べないものを作れば、
別に病みにはならないと思うから、
そこの考え方の違いかなと思います。
それちょっと面白いな。
僕コーナー作るの失敗したかもしれない。
だって本当にここでできないことは、
ゲストハウス創造の挑戦
都市でできることと田舎でできることはやっぱ違って、
じゃあ田舎じゃできないじゃんって言ったら、
それはそうなんですけど、
ここでしかできないことはやっぱりあるんです。
そういうことですよね。
ちょっと僕失敗したな。
そうだな。
考え方次第ですよね、やっぱり楽しむのも。
そうだと思います。
いいな。
ちょっとなんかずれちゃいましたけど、
すごいいい話ができたなと思います。
じゃあそろそろちょっとお時間になってきたので、
今回ゲストトーク闇編でしたけど、
もうほとんど闇じゃなかったですけど、
じゃあここからもまた引き続きですね、
ヒカリ編とかをやっていこうと思います。
それではエンディングです。
あなたが地域に繰り出すきっかけを作るプログラム、
地域に潜るドキュメンタリー、
ローカルダイバーズはいかがだったでしょうか。
もし気に入っていただけたら、
番組のフォローとチャンネル登録をいただけると
とても嬉しいです。
またお使いのポッドキャストアプリで
星5評価をいただけると、
最初なんであれだと思うんですけれども、
いいなと思ってくれた方は
押してもらえると助かります。
制作の励みになるのでぜひお願いします。
また番組の感想やゲストへの質問など、
概要欄のGoogleフォームからお送りください。
また石山さんのインスタグラムだったり、
他何か貼るような、
告知するようなことってあります?
今のところまだオープンの目処が正直ついてない。
当初は秋頃ぐらいにオープンしようと思ってたんですけど、
春までにオープンできればいいなとは思ってますので、
随時インスタはやってますので、
それで告知してきますので、
インスタをまずフォローしていただければ助かります。
あかりん、ありがとうございます。
石山さんのインスタグラム貼っておくので、
ぜひフォローして情報を持ってください。
他にも番組のハッシュタグですね、
カタカナ複数形でローカルダイバーズというものを作りましたので、
SNSとかに聞いたら発信してもらえるとすごく嬉しいです。
それでは今回はゲストトーク闇編でしたが、
今回のローカルダイバーは石山和弘さんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。遊びに来てください。
ヒカリ編に続きます。
ありがとうございます。