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2024-09-28 18:59

虎の翼はがんじがらめで飛び立てない‥という話 #202

NHK朝ドラの『虎に翼』、最終回まで完走しました。
優等生がてんこ盛り盛りの難題と真摯に向き合い、全方位に気を配る物語。そんなドラマ、面白いですか?‥というお話。

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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日は、いよいよ最終回を迎えました、虎に翼の話をしようと思います。
これはNHKの朝の連続ドラマなんですよね。毎日15分間、最近土日ホワイト化ですかね、テレビ局もね。
昔はね、月曜日から土曜日まであったんですけれど、今は5日間ですね。
毎日15分あるドラマなんですけれど、これね、私以前もちょっと言ったことあったかもしれないんですけれど、結構ね、私苦手でそんなね、見ないようにしてるんですね。
見ないようにしてるんですけれど、たまたまね、何回か見てしまうと、やはりね、先が気になって見てしまうんですよ。
でね、これ半年間続くんで、やっぱりね、ちょっと縛りが大きすぎるというか、今はね、こうやって配信とかね、オンデマンドとかで見たりして、まとめ視聴とかね、できたりはするんですけれど、
とは言ってもね、やっぱりちょっとね、束縛が強いっていうことが一つと、あとなんとなくね、私の好みではないところがあるんですよね。
必ず前向きで優等生な主人公がけなげに頑張るという物語が主流なんですよ。
だからちょっとね、私の好みには合わないということもあって、なるべく見ないようにしてるんですけれど、
例えばね、今までで見たやつだと、花子と庵っていうのがありますね。
これはもう途中までは本当に面白くて、もうね、最高だったんですよね。
あの吉高由里子と、あと鈴木良平ね、愛する鈴木良平が初めて私はね、このドラマで知ったんですけれども、
彼らが素晴らしいのはもちろんですし、あとあれですね、綺麗な仲間雪絵だ、仲間雪絵もすごく良くて、途中まで本当に面白かったんですけれど、
いきなりね、後半で失速しちゃったんですよね。
あとはですね、満腹っていうね、これは日清食品ですね、あのカップヌードルの、あれの創業者夫婦をモデルとしたドラマで、
これもね、ちょっと題材が面白そうだったのと、安藤桜が好きなんでね、これも見始めたら、これもね、やっぱりあんまり良くなくて、
他にもね、いくつかあるんですけれど、ちょっとね、やっぱりいまいち見る気がしないんですよね。
で、今までのね、朝ドラ史上最も傑作だと言われているカーネーションはね、ぜひ見るべきだということで、
スタイフ仲間のコジマックスさんからも勧められていて、これはね、今ちょこちょこノンデマンドで見始めていて、確かに面白いです。
俳優も素晴らしいし、中身も面白い。これはね、岸和田が舞台であったり、あとコシノシスターズね、あのファッションのね、ファッションデザイナーのコシノ姉妹の、
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これは親?祖母になるのかな、おばあさんの物語であったりとかね、これ割となじみがあったり、興味があったりする題材だっていうこともあって、
これはね、最後まで見ようと思っているんですけれど、まだ途中です。あと本当にみんなから人気があるアマちゃんね、これ私全く見てないんですよ。
これも機会があれば見たいなと思っているんですよね。だからこのカーネーションとかアマちゃんはおそらくすごい完成度なんだと思うんですけれど、
たまたまね、私が今まで見たやつは途中までは大傑作だったとしても、突然失速しちゃうんですよね。
この朝ドラね、NHKのこの朝ドラの一つの約束事っていうんですかね、これがやはり日本の歴史のどこかのタイミングをけなげに生きる、主に女性ですね。
今までに何度か男性が主人公をやったことがあるんですけれど、大半は女性ですね。
女性がけなげに日本のあるどこかの歴史のタイミングを生き抜いている話である必要がある。
そして半年間続く、そして毎回15分で、1週間で一旦一つの区切りをつけていくっていうね、いろんな縛りがあるからものすごく難しい、難易度が高いドラマだとは思うんですね、作り手側がね。
こちらは15分毎日見るのを楽しみに見るみたいな感じで、本当にもう長く続いている伝統的な番組なんでね、ファンも多いと思うし、今回この虎に翼は非常に評判がいいんですよね。
最終巻を迎えた今がどうなのかちょっと私、まだ確認はとってないんですけれども、今までのところはものすごく評判が良くて、私の周りの女性たちからもすごく支持が高いですね。
これをね、ちょっと草すっていうんですかね、テーマ盛りすぎじゃないの?みたいなね、ちょっとこういうケチをつけるようなことを言うと、もう袋たたきに合うっていう感じなのでね、だから私もこれ気をつけて言わなきゃいけないんですけれど、
まあでもなんとかね、これはね途中脱落しかけながらも、これね私が大好きな伊藤祭里さんがね、主人公だったんで頑張ってみたんですよ。
これあまりに私の過去の配信を聞いたことがない人は、「は?」って思うと思うんですけれど、私の過去の配信で、笠原に会った時の体験を話ししているやつがあるんですよね。
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これをもしドラマ化した場合に、私の役をやってほしい俳優さんが伊藤祭里だって言ってたんですよね。
それとか、今回伊藤祭里さんと、あと私の雇い主である社長ね、社長の役は岡田まさきにやってもらおうって言ってたんですよね、勝手にね妄想で。
この岡田まさきも出てるしね、すごい良いキャストなんですよね。私が今すごく注目している森田美里っていうね、この女優さんも絶対これからブレイクすると思うんですけれど、
こういったね、すごく演技派の若手の良い俳優さんがいっぱい出てて、前半はやっぱすごく面白かったんですよ。
前半というかね、最初の3分の1ぐらいですかね、めちゃくちゃ面白くて、確かに楽しんでいたんですけれど、
伊藤祭里さんがね、もう見事に明るくて、かわいいキャラクターを演じていたんですが、
今回のこのアサドラはもうね、もう天子盛りなんですよ。もう何でも乗せみたいな感じで、
当然この女性の、働く女性がまだまだ全くいなかった時代にね、100年前の時代に弁護士になって裁判官にまでなったね、実在の女性をモデルにしてるんですよね。
だからこういう女性の職業差別の問題、それとキャリア女性対専業主婦っていうね、この仕事をする女性としていない女性の、
こういう対立を描いていたり、あと子育ての苦労ね、仕事しながら子供を育てていく、母親業の苦労とかね、
こんなのは当たり前として、当然この時代は本当にずっとね、この昭和の100年の歴史をずっとこのトラ子というね、
サタトモコ、トラ子じゃなくてサタトモコって言うんですけど、トラって書いてトモコと読むんですよね。
このサタトラちゃんがずっとこの時代をどういう風に生き抜いたかっていう風に描いてるんですけれど、
戦争と原爆の問題ですよね。あとおそらくこういったメジャーなドラマでは初めて取り扱ったんじゃないかなと思う戦争・孤児の問題ね。
あとは在日朝鮮人に対する民族差別の問題ね。
あともうとにかくもちろん憲法作成ね、この戦後を負けてGHQの支配下にある日本が、なんとかこの日本国憲法を作った時の苦労の話ですよね。
あとはとにかくね、盛り盛りなんですよ。あとね、夫婦別姓の話ね。
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こんな時代にこんな議論は全く多分なかったと思うんですけれど、夫婦別姓の問題、それから同性愛の問題ね。
だからジェンダーの問題ですよね。男性同士の恋愛、女性同士は出なかったのかな。
ただ男装の女性が出てきますね。終始男言葉で男の人のように振る舞う女性が出てきますね。
あとはDVですよね。あと性的虐待、これそれも家族間における性的虐待の問題、それから認知症の問題、あとはなんだ、あと少年法をどう扱うべきかっていうね、結構深いテーマも入ってましたね。
でこれはここと絡めてのサイコパスが出てくるんですよ。これは同じくスタッフ仲間のね、まちこさんがちょこっと配信で触れておられましたね。
ちょっと意外な人物がサイコパスで、この人が税源ね、だから周りの友達たちに買収婦をやらせたりとか、あと自分が気に入らない人間を他の人に代理殺人させるとかね、そういった役として出てきたりとかですね。
とにかく盛りだくさんで、なおかつね、これがね私がすごく気になったのは全方位に気を配ってるドラマなんですよ。
もう誰も置き去りにしませんという立ち位置なんですよね。だからこの同性愛、民族、男女、そしてキャリアがあるか、選挙主婦かっていう問題、もうとにかくね、全方位に気を使っていて、誰もはみごにしませんみたいなね、そういう作りになってるんですよ。
なのでね、このドラマの意義としては、このね、日本のこの戦争から戦後、そして現代に至るまでの昭和のね、この歴史をあまり詳しくない若い人たちに知らせるのにはいいダイジェストになってたと思います。
そしてあまり語られる機会がない、こういった負の日本史ね、こういう戦争、孤児であったり、あとこの日本人は単一民族で差別がね、アメリカなんかと比べて少ないなんていう人いますけど、とんでもなくって、もうすごく民族差別もする。
あと同じ日本人同士の中でも、すごく過去にあった階級性において、すごく差別してきた問題であったりね、そういった負のね、あまり今までスポットライトを当ててこなかったような、日本の闇の歴史にもね、スポットライトを当てたという点ではね、すごく画期的だったし、意義があるとは思うんですけれど、
ここまでね、テーマ盛りだくさんにして、その上にね、原爆裁判とかね、本当に深いテーマね、ここまでやっちゃうとね、途中までね、生き生きとね、このトラちゃんを演じていた伊藤さゆりさんの演技が完全に止まってしまうんですよね。
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もう最後の方はね、そうね、素晴らしいことだと思うわ、とかね、そんなことしか言わない人になっちゃってるんですよね。もうひたすら優等生で、でも全方位に気を配る、ひたすらいい人としてしか出てこないんですよ。
だからね、せっかくいい俳優に主演をやらせてるんですけれど、あまりにも多くのテーマを扱わなければいけない、そして全ての人を誰も置き去りにしないってね、もう覚悟を決めて作ってるんでね、おそらくね。
なので、こうなるとね、もう主人公は全く人間味のない人になってしまうんですよね。これはね、やっぱりこの朝ドラっていう、このドラマの作りがやむを得ない。このドラマの作りとしても、どうしてもこのテーマは全て触れなければいけないっていうね、そこがやっぱり削れない部分だとすると、
必然的にね、人物たちが一つのね、コマになってしまうっていうね、この物語を動かしていくためのコマに過ぎなくなってしまうっていうね、そういう矛盾をどうしてもはらんでしまうっていうのがあるんでしょうね。
だからね、せっかくこの伊藤祭里さんとか、あと岡田まさきさんね、あのこういう良い俳優を使ってるんだけれども、まあ結果的になんか、あの人物が死んでいってしまうということが起こってましたね。だからね、この朝ドラってね、いつもね、この主人公をやる人より脇にいる人がね、いつも得するんですよね。
今回で言うと、森田美里、この人は絶対これから、もう今もね、あのすでに人気は出てると思うんですけれど、これからさらに大ブレイクすると絶対思うんですよね。この人が、この主人公のお兄さんのお嫁さん、この伊藤祭里奮する寅ちゃんの親友のね、女性で専業主婦をずっとね、頑張ってやってた女性の役をやってるんですよね。
あとは松山健一が、まああのすごい偉い裁判官の一番トップのね、裁判官の役として出てきて、この人はね、あの実はあの本当にあのキャリアね、若くてすごく人気があって、あのキャリアのね、ピークの時にNHKの大河ドラマの平野清盛の役かな、あれをやって大ゴケしてるんですよね。
あのドラマがもう全然視聴率が悪くて、そっからこの松山健一はすごく売れてたのに失速しちゃうんですよね。で、まあ最近ね、またいろいろ脇の役として出てきていい、ものすごく上手い人なんでね。今回もね、本当に上手で、この人がね、これまた再ブレイクのきっかけになったらいいなっていう感じです。すごくいい演技してましたね。
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あとは米津玄師のね、この主題歌は素晴らしかったですよね。こんな感じでね、いいところはあるし、あとこのドラマの意義はすごく深かったと思います。ですけれど、だからすごくね、リベラルないいドラマと言えなくもないんですけれど、ちょっとね、やっぱりこの主人公が優等生であるっていうことがね、やっぱりもうその物語がね、結果的に、
テーマを重視するあまり、物語がね、死んでしまうっていうね、だから登場人物の人間味も死んでしまうし、物語もね、もう右にも左にも転ばなくなるっていうね、まあこういう根源的な問題をね、やっぱりこの朝ドラっていうのは抱えてるなってちょっと思っちゃったんですよね。
またこれ、この私のね、思い込みっていうのかな、5階横のカーネーションとかね、あのあと何だっけ、アマちゃんとかがね、まあ打ち砕いてくれればいいかなと思うんですけれど、これはね、なんとかね、伊藤祭里さんがこれで役者としてね、ちょっとなんかこう変な色がつかなければいいなと思ってます。
っていうのが、あの、そのさっきの松山圭一が大河ドラマでケチがついたのと同じような感じで、満腹っていうね朝ドラで、あの私大好きな安藤さくらがね、やっぱりこのすごく優等生の役をやったんですよね、そしたら全部ね、最終的にこのドラマは脇でね、安藤さくらの夫役をやった長谷川ひろきが全部持ってっちゃったんですよ。
より悪酷い、悪酷いんじゃないな、なんかあの、くどい人間味のあるね、あのすごくね、あのカラフルな人物を長谷川ひろきが役得でね、やったので、もう全部彼がね、いいとこ持ってっちゃったんですよね。
だから主人公であるはずだった安藤さくらがね、かすんでしまうということが起こっちゃったんですよね。これは安藤さくらさんが長谷川ひろきに別に演技力で負けたわけではなくて、やはりね、この優等生でいい人をやりすぎると、まあこういうことになっちゃうんですよね。
だから今回もね、伊藤祭里さんがね、この朝ドラも終わった後ね、これからはもう本当にもっとね、嫌な女の役とかね、どんどんね、そういうね、くどい、なんかね深みのある人物をね、やるべきだと思いますね。
どうかこの朝ドラのね、この変な虎ちゃんの、とってもとってもね、健康有良児で、いい人で、もう誰も、サイコパスのね、嫌な人物が途中出てくるので、この人さえも救うような、本当に仏のような人として出てくるんですよね。
だからこれはね、役者として大変だっただろうなと思います。どうかね、この役から180度違う人物を演じて、またね、これからもどんどん活躍してほしいなと思います。
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とにかく、まあこの今回の虎に翼はtoo muchという感じで、私はやっぱりちょっと朝ドラとはちょっと相性が悪いなーっていうことと、やっぱり優等生はね、てか優等生をね、半年見させられるドラマは面白くないですよ。
不完全でいいのでね、やっぱりあの主人公がね、躍動感があるあの不完全な人がやっぱり物語を動かしていくっていうね、感じのドラマにね、やっぱり朝ドラはできないのかな、テーマありきですもんね。
はい、というわけでね、あの虎に翼、なんとか完走はしたものの、うーんっていうのがね、私の感想でした。
皆さんはご覧になった人はどうお感じになったでしょうかね。はい、また感想をお聞かせください。はい、ごきげんよう。
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