中井雅宏の事件とメディアの反応
お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
富士テレビと中井雅宏の加害事件なんですけれどもね、この事件はもう今、日本中で知らない人は誰もいないと思うので、
共通認識として、私がずっと気になっていたことが一つありまして、
それはですね、週刊文春がこの件を何年も前からずっとテーマとしていて、
記事ね、ようやくこれが去年の年末ぐらいからですよね、どんどん燃え上がり出して、
ついに中井雅宏を失脚し、富士テレビも組織が解体されるというかね、これから再編せざるを得ない状況まで追い詰めたという話だったんですが、
年末ですね、12月の中旬ぐらいに文春が出した記事がですね、これは中井雅宏がとある女性社員に性加害をしていたということだけではなくて、
これをね、中井とかちょっと前にもうすでにキャンセルされているダウンタウンのまっちゃんとかね、
こういった人にこの富士テレビがですね、女性を圧戦していると、是限役の人がいるということで、
この社員は富士テレビの社員は確かAかBか、なんかそんな呼び名でずっと出てきてますよね、
もうみんな業界の人は誰か特定しているはずなんですけれども、
この人が結局、中井とこの性加害にあった女性とセッティングしたという記事を載せていたのが、
夜中、朝明け方ぐらいまでやっていたの富士テレビの謝罪会見がありましたよね、
もう吊るし上げ、メディアから吊るし上げになっているような会見。
あの会見の直後ぐらいに、しれっとですね、実は富士テレビの女性を圧戦していたと言われている社員が、
この女性を誘ったというふうに記事は書いていたけれども、実際は中井雅宏本人が女性を誘ったということで、
ちょっと訂正いたしますということで、記事を訂正する謝罪文というのかな、そういった訂正文を載せたんですよ。
これに対して、すごいたくさんの人がテレビでも、例えばこの音声配信でもね、
はっきり言うとボイシーでも、何人かのパーソナリティーはこれで激しく文春を批判したんですよね、とんでもないと。
だからもちろん正過害は行われていた。富士テレビに悪い体質が残っていたことはもちろん明白なんだけれども、
この文春の行き過ぎた報道で結局、実は間違ってたんじゃないかと。間違ってたことをね、あれだけの長時間の正直言うと、
そこでのメディアの振る舞いね、この富士テレビの謝罪会見中の一部の記者たちのマナーとか質問とか態度が非常に悪かったっていうね、
週刊文春の報道の意義
そういったことも相乗効果になってですね、文春がこの訂正文を出したということに対しても、すごい批判をしている人たちが結構いらっしゃったんですよね。
で、先日の第三者委員会の報告会ですよね。報告記者会見、そして400ページにも、もっとか500ページ近い報告書で上がってきてですね、
実際どうだったかというと、週刊文春が報じていた記事よりも遥かにやばいというか、遥かに酷い状況だったということが白日の下に晒されたわけですよね。
そうなった時にですね、この文春をめちゃくちゃ叩いていた人たちはね、ここに関しては何も言わないんですよね。何にも言わないんですよ。
だから文春が言ってたこと本当だったわとかね、文春が書いてたことよりもっと酷かったねとか、そういう論調ではなくて、
私一部のパーソナリティがはっきりと、この後に及んでもね、この後に及んでも、やはり文春は尾ひれをつけて言うだろうみたいなことを言ってる人がいたんですよ。
で、私はね、この自分が週刊文春が大好きで、別に肩を持ってるわけじゃ全くなくて、確かに行き過ぎた報道もあるでしょうし、
行き過ぎた取材もスクープもいっぱいあると思います。
こんなことで、例えば不倫報道とかでキャリアを台無しにされた人は何人もいるでしょうし、それもガセネタでね、
実際だったらともかく全く根も葉もない噂を流されて、えらい迷惑をした人ももちろんたくさんいらっしゃるでしょうし、
だから全然文春をかばってるわけじゃないんですけれど、こういうね誤報とか間違った記事を載せちゃったりフライングしたりっていうのは、文春に限らず大手メディアもやってるじゃないですか。
私が記憶している限りでも朝日新聞が致命的な誤報をしたことを、私何回か覚えてます。
日経新聞とかね、正直誤報とか間違った報道したことがない新聞社とかテレビ局の方がないと思うんですよね。
だからそれはどこも一緒なんですよ。やはりスクープを狙っていて、どこよりも早く最新の情報を抜きたいと思ってるわけなんでね。
そういった競い合いの中でそういうミスはやはり人間がやってることなんで、起こり得ることなんでわかるんですよそれは。
ただ今回これだけひどい加害事件を、例えばこの中井雅宏に関して言うとですね、ジャニーズの問題もあったわけですよね。
ジャニーズの問題なんかはもうあんなのは都市伝説だと言う人もいた中で、でもなんとなく私でさえですよ、日本の芸能界とかにほとんど疎い私でさえ、
ジャニーズはそういう少年が好きで、自分の好みの男の子たち集めてるんだって噂は何度も聞いてるんですよね。
だからもう全くの芸能通じゃないような一般の人にも、こういった噂は嘘か本当かわからないけれども、なんとなく浸透していたんですよね。
それをずっとヤバいですよと、ジャニーズって会社ヤバいですよ、ヤバいですよということをずっとコンスタントに報道し続けていたという功績は間違いなく文春にはあると思うんですよね。
文春だけじゃありません。他にもいくつかの週刊誌、こういうのはやはりすごく芸能界と癒着が強いテレビ局とかは報道できないので、どうしてもタブロイド的な雑誌社とか週刊誌のネタなんですよね。
だから文春はずっと言い続けていた。そして今回もフジテレビヤバいぞと、中井雅宏が聖火害していたのはもちろんだが、テレビ局の中で女性を本人に知らせずに女性を圧戦していた社員がいるということをずっと告発してきているわけですよ。
メディアへの批評と視聴者の反応
そこにはもう何人もの女性から恨も取っているわけですよね。だから渾身の記事で書いているところで、もちろん多少のニュアンスが違うことはあったんですが、結局蓋を開けてみたら、確かにフジテレビの社員がこの被害に遭った女性を誘ったんじゃなくて中井本人が誘ったことは確かなんですが、
結局第三者委員会の報告書を見たら、やはり何人かに声をかけましょうと言っても、何回かの段階を踏んでいるんですよね。だからこの被害に遭った女性とは初対面じゃなくて、もう何回か遭った末に被害に遭っているんですよ。
だから初期段階でちゃんと中井雅宏が好きそうな女性を紹介するというプロセスは、もうすでに踏んだ後なんですよね。だからこれ全然、渾身の記事はタイミングこそちょっと違ったにしても、ほとんど事実だったわけですよね。
そういったことが分かったにも関わらず、私は別にメディアの専門家でももちろんありません。ただ単に私はこの一連の騒動を視聴者として見ていて、すごく違和感を感じたのが、
実際の真実は、週刊誌が報じている以上に酷かったということが分かっても、まだ文春を叩く。文春はもうダメだと、あんなのはもう追放しろみたいなことを言う人が結構いて、
この某音声配信プラットフォームでは、この週刊誌アレルギーの人がすごくたくさんパーソナリティにいるなっていう印象なんですよね。なんか偶然なんでしょうかね。
意見はそれぞれなんですよね。この人たちは実際にこの週刊誌に嫌な目にあった人が多いのは事実です。
いろいろあるIT企業を立ち上げて一世を風靡した、例えば堀江さんとか、大手出版社の編集の人で、フリーのライターの女性にセクハラをしていたことを告発。文春からすっぱ抜かれた編集者とかね。
実際にあらぬ不倫疑惑をかけられて、写真をスクープされたことがあるタレントさんとかね。いろんな人たちがこの某のパーソナリティにはいらっしゃるので、実際に週刊誌から迷惑をこむったことがあるからなんでしょう。
とは思うんですが、ものすごくおかしいなと思ってね。すごく理性を欠いているというか、客観性を欠いた意見をプラットフォーム上で自分のチャンネルでは言っているんですよね。
もちろんね、意見というのは偏っていて当たり前です。主観がある、自分の経験からものを言う。私もすごく偏っていると思いますし、誰でも偏っているんで、私も偏っているのは当たり前で、もっともっと私よりも遥かに知的な人とか学者の人であっても、どんな人であっても、政治家であっても、みんな偏って自分の立ち位置からしかものを言わないのは当たり前なんで、仕方ないのかなと思っています。
思いつつもですね、やっぱりね、ちょっとね、なんかね、あんまりリベラルな人?リベラルっていうのは言葉がちょっと適切ではないですね。
でも、すごく簡単な言い方をすると、アンチ、こういう文春みたいなね、週刊誌を嫌う人が多いんだなーっていうことをね、ちょっと思ったりしたんですよね。
いろんな意見があっていい。だからその週刊誌は大嫌いで、あんな奴らも配管にしてしまえっていうような人、実際に言ってましたね、誰かね。
そういうことを言う人がいても別にいいし、いやいやいやいや、そんなね、実際に週刊誌がいてこそね、いろんな大手メディアが使わないような、いろんなタブーとなっているようなものをね、言う場所が必要でしょと。
メディアとしてそういうものもなければ機能しないでしょっていう意見もどっちもあって、それで正常だと思うんですよね。
右も左も真ん中も上も下も、どんな意見も全てが間違っていて全てが正しいということがね、実際の真実だと思うんでね、それは全然構わないんですけれど、
ただここまでのことが真実として晒されても、そこの文集やっぱり嫌い、文集なんかやっぱり間違ってるっていうそこの部分はね、正さないんだなぁとかね、そういう人がすごく多いんだなぁとかね、そういうことを思った時に、
万博に対する意見の対立
ちょっとここ最近にね、私の地元である大阪でもうすぐ開催される、誰も特に望んでもない万博がもうすぐ開会されるんですけれども、この件に関してね、もう文句を言うなと、決まったことに文句言うな、文句があるんだったらもっと早めに言えばよかったじゃないかって言った人とかね、
これを聞くとね、なるほどなって思ったりするんですよ。だからね、結局すごくね、中村敦彦さんの言い方を借りれば、お作法ですし、はるき先生の言い方を借りると、
御用学者っていうね、こういう人がね、多いプラットフォームなんだなぁっていうことをね、なんとなくね、なんか改めてね、まぁ分かってたことではあったんですけれど、あのね、ことがね、何も起こってない時っていうのは、平穏にね、いろんな意見の人が仲良く共存できるんですよね。
でもね、ひとたびこういう何か大きな事件とか、大きな何かイベントがあってね、このイベントに対して賛と否があって、賛成だっていう人と反対だっていう人がいた時にね、こういうね、表現して本性が出ちゃうっていうことがあるんですよね。
だから賛成する人がいて、反対する人がいて、それはね、ごくごく自然なことだと思うんですよ。自然じゃないなって思うのは、反対意見があった時に黙ってろっていうね、うるせえっていうことを言うその態度なんですよね。これが私は何よりもゾッとしちゃうんですよ。
だからその文春があんまり好きなメディアじゃありませんっていうことは自由だし、文春っていうのはね、100発打てば1発ぐらいしか当たらないじゃないかっていうことを言う人がいても、それは一つの意見だし主観なのでいいと思うんですよ。
でもそこでね、そんな雑誌だからもう配管してしまえとか、もうあんなゴミのようなね、あのだからマスゴミですか、マスゴミなんかはもう存在意義はないって言って、バッシングして叩きまくるみたいなことがやっぱりね、すごいおかしいなって思うんですよね。
でもね、あわよくばね、そういうことを考えてる人が多いプラットフォームなのかなってことがね、どんどんどんどん感じるんですよ。で、そういう人が多い上に、そういう人たちが力を持っている場所なんだなっていう。
だからそこですごく自由に、いろんな意見を持っている、知的でリベラルで批判精神が旺盛、そう批判っていうのはね、批判っていうのはね、あなたたちがやってることの方が批判なんじゃないの?とむしろ思ったりしますよね。これこそアンチ発言じゃないですか、文春に対するね。
だから文春のことを悪く言う、あいつらアンチだっていうね、何にでも反対しやがるガセネタで、人のプライバシーを破壊するみたいなね、言ってはいるものの、でもじゃあこいつらみんなもうなくしてしまえみたいな、これはアンチの発想なんじゃないですかね。
で、万博に反対する人は黙ってろっていうのも、これも完全にアンチですよね。アンチを批判しているようでいて、自分自身がアンチなんですよね。批判っていうのはね、アンチとは違うんですよ。批判っていうのは別になくせとかね、言ってるわけじゃないんですよ。
ただ、あまり国民の意思確認もなくですね、だってね、これアンケートとか取ってもみんな反対だったんですよ。そんなね、誰も望んでないことをね、国が勝手に決めてやってるんで、そもそもね、じゃあここで暴動でも起こしたらよかったんでしょうかね。暴動を起こして革命を起こして、もっとそんなのアンチで反対されてボコボコにされて、刑務所に掘り込まれるだけじゃないですか。
だからね、言ってることがね、いかに危険な全体主義的なことを言ってるかっていうことをわからずにね、すごく知的でリベラルなふりして、パーソナリティずらして、すごいファシストたちがいっぱい混ざっている場所なんだなと思って、すごい過激な言い方しちゃってますけれども、非常に非常に不愉快でしたね。
自由な意見表明の重要性
だからこの文春が記事を訂正した時の過剰なね、一部のパーソナリティたちの文春バッシングも非常に違和感を感じたんですけれども、今回のね、この万博に反対している人たちに対するこういう揶揄とかもね、その裏にはまた別のイベントに対することも含んで言ってるんだと思うんですけれども、
まあ自分でね、どれぐらい危険なこと言ってるのかわかってないところがまたやばいなと思ったりしましたね。はい、というわけで今日はこれで終わります。ごきげんよう。