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2024-04-13 15:12

こじらせ女子がおばさんになって生きやすくなったよという話 #40

男が決めた評価軸で、女性が自分を値付けしてしまうことの危険性について、お話します。
※今回のタイトルは、雨宮まみとジェーン・スーのオマージュです。

#リフォーム
#リノベーション
#雨宮まみ
#女子をこじらせて
#ジェーンスー
#熟女
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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日はですね、いろいろ女性の今までの性役割とかね、社内不倫とかね、いろいろちょっと女性にまつわる社会的なテーマっていうのも何度か話してきたんですけれどね。
そこに関連してね、またもう一つ深掘りしようと思います。
それはですね、女性が女性自身で、男性の評価軸で自分を評価してしまうことによるいろんな弊害について話をしたいなと思ったんですよね。
結局、男性から見て評価される女性、つまりすごく性的魅力があるかとかですね、
あと自分が結婚して妻にした場合にね、妻としての偏差値が高い人なのかどうかとかね、
丈夫な子供をちゃんと産んでくれるのかとか、いろんなそういうことですよね。
それが自分があるかないかというところでね、どうしても自分が価値がないのではないかとか、
逆に言うと自分はすごく価値があるというふうにね、うのぼれている人もいるでしょうしね。
これは何でこういうことになるのかなということも含めてね、ちょっと検証してみたいなと思ったんですよね。
一番わかりやすいのって、会社に入社した頃の21、22歳ぐらいで、女の子たちがチェヤホヤされますよね。
徐々にね、これがもう25、26とか20代後半、もう30過ぎるとですね、どんどんどんどんあからさまに扱いが変わってくるって言うんですかね。
特にこの制服組の事務系のお仕事されている女性とかもこれ顕著ですよね。
私はね、ずっと販売とか営業の方にいたのでね、若い頃、ちょっとここまで、むしろ男性たちとずっと仕事を共にしているようなポジションだったのでね、
そこまであからさまな目にはあってないですけれど、この事務職の女性たちっていうのは同じ制服を着て、同じデスクにみんな並んで座ったりしてますのでね、
やっぱりよりあからさまに、この男性たちの態度が、この若くて新鮮な人たちに対していつも目移りしていくっていうんですかね。
自分も若い時はチヤホヤされていたのに、だんだんだんだんベテランになるにつれて扱いが雑になってきて、
逆に若い子が入ってくるとそっちの方がね、チヤホヤされているっていうのを真横で見せつけられるかのようにしてね、
まっすぐさなければいけないっていうのがありますよね。
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こういうのもですね、結局こういうことをね、やっぱり目の前でやられるとね、
もう若くて可愛くないともうダメなんだっていうふうに、多くの人が思っても仕方ないですよね。
ここでもね、徴然としてられるっていうのはなかなかね、やっぱり強いメンタルがないと難しいと思うんですよね。
女性の中でもね、男性からチヤホヤされなくなっている女性のことをね、ちょっとバカにしたりするんですよね。
あの人なんか生き遅れてね、いつまでも独身でいるからかわいそうとかね、
でもバリバリ仕事を優先して、ああいうふうにね、なんか生き遅れたからいつも疲れてるんだとかね。
私もついこの間ね、あのドトールカーなんかでね、コーヒー飲んでたら、横にね若いあのまだね就職したばっかりの女の子たちがね、
2,3人でお昼食べててね、そこで、もう何でね先輩、もうあれ絶対もうね、整理終わってるよみたいなこと言ってるんですよね。
要するにもう高年期でね、イライラして、若い私たちに嫉妬してね、嫌がらせしてるんだみたいなことを延々とね、愚痴ってたんですよ。
でね、まあこうやって同じ女同士でね、あのまあこんな残酷なことを言われてるんだなとかね、思ってね、あのちょっと悲しい気持ちになったんですけれどね。
このようにね、これもね全部女の人がね、女の人のことをね、本当に公平にね、評価してたら出てきますかね、こういう発言ってね。
やっぱり、ある種ね、この女性を見下してるっていうんですかね、この同じ女がね、女を見下す、だから若い女が10年以上の女性を見下すっていう、この視点ってもうね、女同士っていうよりは男の評価軸がね、完全に入り込んでると思うんですよね。
男の人たちから軽く見られたり、あまり大事にされてない女っていうのはイコール、寝討ちがないんだっていうふうに多分思ってるんだと思うんですよね。
こういうふうにね、男の人に知らず知らずのうちに毒されて生きてるんですよね、我々女性はね。仕方ないですよね、男性社会の中で生きてますのでね。
とは言ってもね、この考え方に支配されている限り、もう永遠に幸せになれないわけですよ。
なんでかっていうと、全員必ず年取って死んでいくからですよね。
もうこれどんどん若返っていくことはもちろんないですし、どんどんみんな公平に、今20歳の子もいずれ私たちの年齢になるわけですし、さらにその先が80、90のおばあさんにもなっていくわけですからね。
なのでこういうふうに、男性が評価する女性像っていうところをゴールにしてしまうと、もう絶対にどこにも行き着けないわけですよね。
なのでこれは本当にそこを意識して変えていかないといけないんですけれども、なかなか難しいかなっていうことですよね。
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ちょっと話が関連しているかどうかわかんないんですけど、私仲良かった友達がですね、
昔まだ若かった頃の話ですけれども、すごい好きな男の人ができてね、猛アタックしたらしいんですよ。
その私の友達はすごい綺麗な人でね、頭も良くて、すごく男性にもモテてたと思うんですね。
そういう彼女がですね、もうすごい猛アタックして、ある男性を落とそうとしてたんですけど、結局振り向いてもらえなくて、
振り向いてもらえなかっただけでなく、男の人は結局10歳ぐらい年の上の女性と結局結婚されたそうなんですよね。
それがね、すごいショックを受けてて、どうショックを受けてたかというとね、私はもうその友達がね、
自分は若いっていうことだけでね、勝ってると思ってたって言ってましたね。
そんなね、モテる男性でね、いろんなライバルがいることはわかってたんだけれども、
よもやね、そういう年上のね、だから年間ですね、年間女にね、まさか負けるとは思ってなかったって言ってましたね。
だからいかに自分がね、そういう馬鹿だったかっていうかね、そういううのぼれてたかって、
若いっていうことに対するうのぼれを持ってたかっていうことをね、すごい彼女は賢い人なんでね、反省してましたね。
この若さに対する信仰っていうのも、これやっぱり性的魅力を一番重要視してるからこそ出てくる価値観だと思うんですよね。
やっぱり私もね、この自分がだんだんおばさんになってきてね、いいことっていっぱいあるわけですよ。
精神的にも安定してきますしね、いろいろあるんですけれど、確かに全然男の人からは声かからなくなりますよね。
私なんかもね、こんなんでも、やっぱ若い時はね、それなりに男性から持ってたりした時代もありましたし、
今はもうさっぱりです。薙ぎみたいな状態ですよね。
でもね、そんなの別にどうでもよくないです。そんなのね。
そんな自分が好きな人っていうんですかね、自分がちゃんと好意を持っている人から、
その人さえね、自分のことをちゃんと評価してくれてればそれでいいなっていうふうにね、
逆に年取ってくるとね、こういうふうにメンタルが安定してくるのはね、もう本当に助かるんですよ。
若い時のね、この良くないところっていうのは、生理とかね、ホロモンのバランスでも、
もうなんかすごい大揺れしてるじゃないですか。もうね、機嫌というか気分がね、
自分でももうコントロールできないような情緒不安定な状態でね、生きてるっていうのが本当に大変なんですけど、
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こういうのね、なくなりますからね。年取るとね、いいことっていっぱいあるんですよ。
まあそれはいいんですけど、なんですけどね、あくまでもこの男性の評価軸で見ればね、
若ければ、若いほどもちろん値打ちがありますし、胸が大きい、小さいというのは意外に好みがあるんで、
なんとも言えないんですけど、まあでもこれもね、男性好みの性的魅力がある体つきしてるのかとかね、
顔立ちとか、そんなのも全部、こういうことでね、やっぱり自分を判断してると非常に不幸になるなぁと思うんですよね。
私、アマミヤマミっていう作家がいますよね。この人はすごく話題になって、私もいくつか読んでるんですけれど、
でもすごい書き手だっていうのは確かだと思います。本当にすごい文章力のある作家だなっていうのは思うんですけれど、
私はね、正直全く共感せずに読んでましたね。ここまでこの女性であることをこじらせてるっていうのがね、
やっぱり分かる部分もあるんですよね。要するにこのアマミヤマミの小説というか、
彼女のエッセイですね、ごめんなさい、小説というよりは彼女は自分の心のアリオとかをずっと書いてた人なんで、
これ読んだことある人だったらね、あれなんですけど、要は非常に彼女自身はすごい綺麗な女性だったんですよ。
なんですけれど、いろいろコンプレックスとかがすごくあって、自分は男には愛されない女だっていうふうにどこか思ってる人なんですよね。
なのでこういうAVとか、男性たちからあがめられるような性的な職業で、男性からもてはやされてる女性たちって言ったらいいのかな、
こういう人たちに対するもうやむにやまれぬ憧れっていうか、そういうものをずっと持っていた方のようなんですよね。
その辺のことをずっと書かれてるんですよ。自分自身が非常に若くて才能もあって、しかもルックスもすごく綺麗な方だったんですけれど、
そのことよりも自分がやっぱりこういう女こそ男から本当にはもてはやされて叱るべき、評価されるべき女性なんだっていう女性たちが、つまりアダルトビデオの女優さんとか、
ああいう方たちを指して、自分はああいう性的魅力は私にはないとか、ああいう若さが自分にはないとか、
そういうことをすごくすごくこじらせていることをすごくセキララに書かれてた人なんですよね。それはすごいと思うんです。
あそこまで女性としての性的コンプレックスを炙り出すっていうんですかね、白日の下に晒した人ってなかなかいらっしゃらないんで、
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その功績はすごいとは思うんですけれど、私なんかはそこまで男性の評価軸っていうのは、だから私はつまり恵まれてるんですよね。
マミヤマミはおそらく非常に男尊女秘的な、非常に古い価値観のところで育った方のようなので、こういう男の価値観っていうのも埋め込まれた女性なんですよね。
私はすごくリベラルな家庭で育っているので、男とか女とかっていうのは同じ人間だよっていう、すごいリベラルな価値観で育っているので、
そういう思い込みからは、呪縛からは自由でいられたので、それは本当に幸せだったと思いますね。
こういう呪縛に絡められている限りは、女の人は絶対幸せになれませんのでね。
その呪縛から解かれる一番手っ取り早い方法っていうのは、月並みですけど、あるがままの自分を受け入れてくれるパートナーと巡り合えるかどうかっていうことですよね。
自分が性的魅力があるかないかっていうのは、相手がそう思ってくれさえすればいいことなのでね。
なおかつ、ちゃんと自分がここはこういう人だっていう部分をちゃんとしっかり受け止めてくれる相手がいてくれれば、徐々にこういうこじらせている部分とか、男性の評価軸というところから解放されていって、ようやく真に自由な女性になれるんじゃないかと思うんですよね。
私は女性大好きなんですよ。マリリン・モンローみたいな非常にセクシーな女性っていうのは、女である私が見ても、やっぱりすごい綺麗で可愛いし魅力がありますよね。
そういうのは、それはそれであるんですけれど、でもそれ以外が無価値であったりとかっていうことは、これはちゃんと軸を分けて考えられる。やっぱり物差しを自分の中にちゃんと持っておかないと、特に女性は壊されると思いますね。
自尊心が低い大人になってしまっていいことは何もないので、これはちょっと気をつけていきたいし、私も一人のこれからおばあさんになっていく女として、ここはしっかりちゃんとおばあさんになろうが、なんだろうが、自分は自分だっていうところはしっかり真として持っておきたいなって思います。
というわけで、こんな話を今日はしてみました。ではごきげんよう。
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