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2024-12-17 22:53

尖らせてオーザー・ザ・トップ、丸くなってキープ・ザ・トップ #272

人気ラジオパーソナリティのジェーン・スーとTBSラジオ『生活は踊る』を例に、人気コンテンツ作りの難しさについてお話しします。

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00:04
お聴きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日はですね、なんとなく最近ずっとね、なんかいろんな某音声配信メディアであったりとか、
私たちがこうやって配信しているスタイフとか、この音声絡みのね、いろんな動きが目まぐるしくあって、
なんとなく、ちょっとここ最近のね、いろんな私が聞かせていただいているパーソナリティさんのお話とか聞いたりとかしながら、
この音声配信についてね、なんかちょっといろいろ考えているというか、なんか気持ちがね、なんかいろいろ思うことがあるのでね、お話ししようと思ったんですけれど、
私がね、すごく好きだと何度も公言しているジェーン・スーというね、この人自身は別に、もともと本業がラジオの人ではなかったんですよね。
なんですけれど、非常に人気のある番組にたまたまパーソナリティとして起用されて以降ですね、もうすっかりもうこのラジオの顔みたいになっている人で、
今大変ね、私を含むこういう中年の女性たちで、そこからさらに若いね、二、三十代の女性にまで人気があるラジオパーソナリティがいるんですよね。
で、この人と最近コンビを組んで、一緒にね、ポッドキャストやっているホリー・ミカさんという、
この人はベテランのTBSのアナウンサーだったんですよね。この人は2年くらい前ですかね、このTBSを退社してですね、まだ全然定年するとかじゃない年齢だったんですけれど、
いろいろですね、おそらくこれは私の推測ですけれども、ちょうどね、この2、3年の間にTBSラジオがですね、社長が変わり、かなりね方針が大きく変わっていってるんですよね。
昔からいた社員とかにもいろいろ動きがあってですね、いろいろ思うことがあって、ジェン・スーとも仲がいいし、思い切って退職されて、結局はフリーランスになって非常にさらにですね、活躍の幅を広げて、今すごく輝いているアナウンサーの一人ですよね。
この人、この間ボー、ボーというかボイシーのフェスに出ておられました。私この人のことはそれなりに好きなんですけれども、この対談自体はフェスのチケット買ってないので聞いてはいません。
このジェン・スーの話を少ししようと思って、このジェン・スーが人気が出た番組っていうのがトップ5っていう番組があったんですよね。
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ここからすごい人気が出てですね、2011年でしたかね、この辺りから生活相談は踊るっていう番組ができたんですよね。
ここでどんどんどんどん人気が出て、この中で視聴者からの相談に応えるっていうコーナーが特に人気の番組だったんですよ。
ここからどんどんどんどん長寿番組になっていき、そして今の2015年だったかな、生活は踊るという番組名になって、今もずっと続いている番組があるんですよ。
ここでラジオパーソナリティを月曜日から金曜日までずっとやって、週替わりでTBSのアナウンサーとコンビを組んで、月曜日から金曜日までずっと放送されてたんですよ。
すごい人気で、特にこの相談コーナーが面白くて、私もよく聞いていたんですよね。本当に月曜日から金曜日までいろんなアナウンサー、今すっかりカンムリ番組とかやってるようなアナウンサーさんも含まれてるんですけれど、どの人とのコンビも面白くて、
その中で、金曜日にコンビを組んでいたホリー・ミカーアナウンサーとは特に馬があって、2人の中年女性の掛け合いがめちゃくちゃ面白くて、人気があったんですよね。
ところが、これがちょうど4年ほど前、コロナのちょっと前あたりだったと思うんですけれど、このあたりに大きくTBSラジオが改編をするようになったんですよね。新しい社長になったからだったかな。
いきなり、私はライムスターの宇多丸もライムスター大好きなんで、宇多丸もラジオパーソナリティーやってるんですよね。この人のアトロクっていう番組、アフターシックスジャンクションとか、これも毎日あるすごい面白いラジオ番組で、これもすごい聞いてて大好きだったんですけれど、
この宇多丸は、やっぱりはっきり物を言う人なんですよね。
例えばですね、日本で戦中戦後に行われていた民族的差別および生産な虐殺事件、こういったものが実際あったのに、なかったかのような歴史の改ざんというか、
政治家がそういうところをあまりきっちりと歴史的、史実であるにもかかわらず、そういったことを避けて通るような態度が見受けられたことがあったんですよね。
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ここで別にあえて何があったかとか言いませんけれど、その時に通列に批判したりしたんですよね。宇多丸がね、自分の番組の中でね。だからすごく彼は結構政治的なメッセージとか、自分の信念とか考えとかをはっきり言う人なんですよ。
そういうところも私はすごく好きなんですけれども、すごく人気のある番組なんですけれど、宇多丸のこのアフターシックスジャンクションもですね、今まで毎日3時間やってた。もう2時間だったかな。
時間を短くされたんですよね。このJNSUの生活は踊る、こちらは全然そういう政治的なメッセージとか、そういう宇多丸みたいなメッセージ性みたいな全然なくて、すごいふんわりと聞きやすい番組だから、別にそういうネガティブな要素はなかったと思うんですけれど、
月曜日から金曜日まであったものを金曜日がカットされたんですよ。時間も変わったんですよね。12時から始まってた番組が11時になったのかな。その代わり、なんか忘れた。とにかく月曜日から金曜日まであったのが月曜日から木曜日に変わったんですよ。つまりホリミカアナウンサーと組んでいた金曜日がカットされちゃったんですよね。
で、いろいろ多分2人は考えて、そしてポッドキャストをやらせてくれということを、常席の人に多分掛け合ったんですよね。それが実現して、すごい低予算で、とにかく勝手に好きにやればということで、ポッドキャストでオーバーザーサンという番組をやることになったら、これが大大大ヒットして、
今やすごいスポンサーもあちこちからいろんな会社がついて、人気番組になり、ボイシーとかね、スポティファイとかね、アップルのポッドキャストとかいろんなところで自由に聞けるようになってますよね。
すごく人気があって、私を含めていろいろねコメントくださる人の中にも、このご助会員って言うんですけれどね、このジェンスとホリミカアナウンサーのオーバーザーサンという番組のファンの人たちはご助会員って自分たちのことを言って、すごく自分たちもこのメンバーの一人だっていう、なんかこうあるんですよね。
私が話をしたかったのはですね、こういうふうにラジオ局側がいろいろ体制が変わったり方針が変わったりして、いろいろ番組が減らされたりとか逆に増やされたりとか、いろいろパーソナリティの入れ替えがあったりとか、いろんなことが政治的なね、社内政治的なことで振り回されたりっていうことももちろんあるんですけれど、
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私がね、この2011年ぐらいからずっと聞いてて、とにかく面白かったんですよね。で、2016年にこの相談は踊るという番組が生活は踊るっていう番組になって、さらに拡張したわけですね。今まで短かった番組が長くなり、ボリュームも増え、スポンサーも増え、すごく拡張した番組になったときに、
最初のね、何年間かは死ぬほど面白くて、相談のコーナーっていうのは絶対に毎日楽しみにして聞いてたんですよ。今、中村さんのボイシーを楽しみに聞いてるような感じで、すごく毎日楽しみに聞いてました。
この頃はですね、この相談内容もすごいキレキレだったんですよね。例えばですね、私が、本当にどれも面白かったんですけれど、例えばですね、今、夫と子供がいる40前後のお母さんが相談してくるんですよ。
夫は、私は結婚しても、恋愛の要素っていうのを絶対忘れたくない。今でも熱い気持ちで一緒にいたいのに、夫はすごく冷たくて、全然私を女として扱ってくれない。でも結婚記念日もちゃんとやってくれない。
そういう夫に物足りなさを感じていた時に、出会いがあってね、他に好きな男性ができましたと。その人と婚外恋愛をしているんだっていう女性が相談してくるんですよ。結局、夫には離婚したいって言うと、子供がまだ小さいんだから離婚ができないよと。
それと、ちなみに離婚するって簡単に言ってるけど、実際は君はどうするつもりなのと。子供もいて、この子供の幸せを犠牲にしないまま、仮に僕が離婚を許可したとしてね、君はどうしていくつもりなんだみたいなことを言われて、でも私は何も間違ったことをしていませんと。
子供の面倒もちゃんと見てるし、やることはちゃんとやってる。だから、あなたが私をちゃんと女として扱ってくれない、ちゃんと恋愛としての自分の満足度を満たしてくれない相手だから、だから私が外で恋愛するってことは別に間違ってないみたいなね。そういうことをどう思いますか、スーさんみたいな。
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全然悪びれずにそういう相談してきて、ジェンスーがボコボコに言うみたいな。そういう番組だったんですよ。だから本当にやらせなしで変な相談事を来たのをわざとピックアップしてたと思うんですよね。
大半が10通あったら、7通はジェンスーにボコボコに言われるっていう感じでした。別に説教たれるっていうんじゃなくて、なんかあなたの認知がちょっとおかしいですよっていうことをバカすかいう痛快な相談番組だったんですよ。
本当に初期の頃は、相談者さんが実際に音声にも登壇してきて、本当に声で相談をお互いに会話するみたいな回もあったんですよね。
そうすると、恋愛相談とかだとジェンスーがあんまりはっきりズバズバ言うから、逆に相談者の方がキレちゃったりとか、そういったのも普通にオンエアで乗っかったりとかしてたんですよ。
ジェンスー自身が、私は相談者さんのアドバイスをしたいと。相談していることに対して、ちゃんと答えというか、ヒントになるようなことを言ってあげたいというのはもちろんあるんだけれども、
こういう番組としてラジオで相談番組やってるっていうからには、聞いてる人たちがやっぱり面白いと思える回答をするように常に心がけてますって言ったんですよね。
これがだからジェンスーが成功した秘訣なんですよ。別に質問者さんに寄り添ってないわけじゃないんだけれども、本当のカウンセラーなわけじゃないわけですよね。
本当に何かもう心に病んでることがあって、本気で相談したい人っていうのは多分ラジオじゃなくて、本当にカウンセラーのとこ行くとか、病院に行って診療内科に行くのかわからないですけど、
そういったところに助けを求めに行くかもしれないじゃないですか。あとは具体的に離婚の相談したいとか、恋愛の相談したいとかって言ったら、それはそれなりの専門家が多分いますよね。
だけどわざわざラジオに相談を寄せている、なおかつラジオという場はみんないろんな人たちが聞いている場所だということがあるので、ジェンスーはやっぱりエンターテインメントとして面白い回答を心がけてたんですよね。
それが楽しくて毎回毎回トンチンカンな質問もあったりね、例えばもう本当にね、そういうバカな恋愛相談から、バカって言っちゃダメですね、本人はもしかして本気なのかもしれませんけど、
まあちょっとね、ツッコミどころ満載の質問に対してジェンスーがズバズバ結構ね、面白く切り込むみたいな番組だったのがですね、徐々に徐々に徐々に徐々に面白くなくなってきてるんですよね。
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最近は特にね、このコロナ行こうかな、ここ2年ぐらい急激につまらなくなってきて、もうね当たり障りのないことしか質問もないし、それに対して相談の答えも本当にね、全方位に気を使ったような回答しかしなくなっちゃったんですよ。
これはね、たぶんジェンスーも意図的にやってると思うんですよね。これがたぶんそのラジオ局の意図であるし、ひいてはそのラジオっていうのはね、テレビもそうですけれど、あくまでもスポンサーがあっての放送なわけなのでね、やっぱりそのスポンサーの意向っていうのが何より大事なわけですよ。
だからここで何かいろいろ炎上しちゃダメだとかね、あまりにもズバズバ本当のことを言いすぎて気を悪くする視聴者さんがたくさん出て、抗議のメールとかそういうコメントとかが殺到して、炎上とかするとスポンサーにとってこれは不利益を与えるということになっちゃうから、なるべく事流れ主義でいきましょうっていうふうにどんどんどんどんなっていったんですよね。
これはたぶん番組が人気が出たことと比例してるわけですよ。人気が出て聞く人が増えれば増えるほど、今まで楽しく聞いていた視聴者の数も、もちろんこの人たちもいる代わりに文句も言ってくる人も何倍もいるんだと思うんですよね。
今日のジェンスーの回答は何か感じ悪いとかね。実際にツイッターとかで見てみるとすごい悪口って結構書かれてますよね。それは結構ジェンスー自身もエゴさせて、何か言いたいこと言ってやがるなとか思って、メンタルがたぶん強いからそういうの全然気にもしてないと思うんですけれど、やはりラジオで番組を持っている以上、そこは自分の尖がった意気込みがある。
自分の尖がった意見とかそういったことよりは、みんなに安全に聞いてもらえる番組っていうふうにして、角が取れてきた。面白くなくなった分、誰も敵を作らないような番組になってるわけですよね。
そこに関してはおそらく、やはり熟じたる思いはあると思うんですよね。そこでたまたま、ちょうど月曜日から金曜日までやってた番組が金曜日がカットされると。それも一番自分が仲が良くて相性のいいホリー・ミカアナウンサーとの金曜日がなくなると。
18:00
そのピンチを逆にチャンスに変えて、ポッドキャストやらせてくださいって言って、そのポッドキャスト自体はですね、もう一切ルール決めてないみたいなんですよね。基本的には台本もなく、好きなようにおばさん2人が雑談しているような番組にしようと。
男の人でこういう番組やってる人はいっぱいいるけれど、女性でこういう番組やってる、しかも若い女性じゃなくておばさんが50前後のおばさんがただベラベラベラベラ意味のない雑談してるみたいな、喫茶店でダラダラ喋ってるみたいなことをしてる番組っていうのは多分今までなかったから、これをやってみましょうということでやったら大当たりして、自分たちの年前後の人たちが聞いてくれることは見越してたと思うんですけれど、
結果的にはですね、おばさんだけじゃなくて若いお姉さんたちからも支持を受ける人気番組になったんですよね。だからこっちの方で尖った番組作りをして、そのTBSのラジオの本体の方の生活は踊るという方では割と敵を作らない、エッジを抑えた、全方位に配慮した番組作りをしているという感じになってるんですよね。
というわけでね、JNスーと生活は踊るというラジオ番組およびポッドキャストですね、オーバーザサンという番組の話を特にしてるんですけれど、これはいろいろしさに飛んでるなっていうふうに思って、今日あえて話してみたんですよね。
だからラジオの場っていうのはあくまでも公共の場というか、しかもスポンサーがいる場所なのであまり自由な配信ができない。
特にそんなたくさんの人に聞かれていない時は、それほど多くの人に配慮しなくても、コアなファンの人たちが聞いてくれているので、その人たちはJNスーの空口の回答が楽しくて聞いているしか聞いてなかった頃は、自由な配信ができたんだけれども、
どんどん聞かれるようになり、たくさんの人が聞く番組になった時には、あんまり尖がったことを言うと、すごくそれで気を悪くする人とか、クレーム寄せてくる人とかが出てくるので、すごく無難なことしか言わなくなり、
取り上げる質問も、誰でも思ってそうな、思ってなさそうな、不倫の恋をどうやって夫にバレないように、1日でも長く続けられるでしょうか、
そういう、あっちこっちから火炎瓶が飛んできそうな質問とかは取り上げなくなっちゃったっていう、そういう面白くない面があるんですよね。
21:05
ただ、本当に彼女はしたたかというか賢いので、そういったポッドキャストで、新たな主戦場を得ることで、ちゃんとそこで言いたいことは言える場をちゃんと作ったっていうのはさすがだなと、
両方、ラジオ番組もちゃんと維持させながら、そういった尖った活動もやっていると。ちなみにジェンスーは、はるき先生が元々勤められていたフェリス女学院の出身者だということで、一度はるき先生とお話しする機会があったら、ジェンスーは教え子でしたかと、今の1回は聞きたいなと思っていたんですよね。
というわけで、今日はジェンスーの話というか、こういう音声配信というかラジオの話なんですけれども、人気が出るまでっていうのは、かなり尖った、尖らせた番組が作れたんだけれども、今度人気が出すぎると尖らせられないというか、万人受けする、面白くはないけれども代わりに誰も傷つけない、
全方位に気を配るような番組作りをするという、こういういろんなコンテンツ作りの難しさみたいなものを考えさせられるんですけれども、ここはラジオじゃないので、スタイフというすごく自由な場で、スポンサーもなく、利益目的でやっていることではないので、
自分の思ったことを発表する場でありたいなと思ったりしたというお話でした。それではごきげんよう。
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