1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
  2. あの地獄のような受験勉強って..
受験とバカ化シリーズPart 4。
過激化した左派運動によって日本にもかつてあった、知的・文化的素地が去勢されてバカ化したのではという仮説をもとにお話します。

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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日は、受験勉強とバカ化の話の④になります。
前回は、欧米の教育の仕方と日本の受験勉強があまりにも差があるんだ、というお話をさせてもらったんですけれども、
つまり、欧米は自分たちの意見をはっきり言う、そしてこれをみんなで議論したり、訓練をかなり若いうちからすると、
それに対して日本はひたすら暗記教育ばっかりやらされてきた、という話をしました。
でも、これは別に日本がずっと、昔からこういう風だったわけではないだけに、非常に残念なことなんですよね。
日本も、ちゃんと以前は議論したり、自分の意見をちゃんと持って、主体的な学習というのをずっとしてきた国だったんですよね。
直近ですと、段階の世代たちが体験してきた学生紛争とか、それに結果的に学生紛争の原因になったいろいろな社会運動ですね。
この時には、いろいろ左翼的な文学であったり思想であったり、そういったものにかぶれたインテリの大学生たちを中心に、
社会の転換というか、社会を転覆させようというふうにどんどん広がっていって、結果的にああいう運動につながっていったんですけれども、
これも、始まりは学生たちが喫茶店とか、そういったところで集まって、けんけんがくがく、自分たちのインプットした文学だったり、
そういう社会的な学習から身につけた知識をもとに、お互いの意見をぶつかって議論しているうちに、徐々に白熱していって、ああいう運動になっていったという背景があるわけですよね。
それのちょっと前だと、プロレタリア運動とか、たまたま左翼的な運動に多いんですけれども、これに限らず、文化人が集まって、いろいろ自分たちの意見を言ったりするサロン文化とか、
カフェ文化っていうのは、ちゃんと日本にも欧米と同じようにちゃんとあったんですよね。こういったところからたくさん優秀な芸術家とか、文化人とか、政治家とか、そういった人たちが出てきてたっていうのがあったんですけれども、
なぜかですね、徐々に徐々にこういう、やっぱり左翼化しすぎたことの反動だと思われるんですけれど、結局ああいう世の中を転覆させようと、段階の世代たちがしたということで、一気に受け入れしていくんですよね、世の中がね。
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ウケ化っていうか保守的な保守反動っていうんですかね、こういうのをね。どんどんどんどんやっぱり、ある意味思想的な虚勢に近いものが行われたと思いますね、これは。
どんどんどんどん、若者たちのこういう潔気盛んな情熱とかがね、一歩間違うとね、ああいう恐ろしい動きになるっていうのはね、あったんですけれどもね。
浅間山荘事件とかね、いろいろありましたよね、こういう恐ろしい事件がね。なんですけれど、ああいうことはあったけれども、やっぱりちゃんとね、しっかり自分のものを考えて自分の意見が言えるっていう、そういう美徳までもね、失うぐらいですね。
ある意味、その若者たちの思想的虚勢をするような教育をあえてしたのかなっていう気すらしますね、私は。
この団塊の世代ね、あの何かと今すごく悪く言われますけれど、めちゃくちゃインテリなんですよ、この団塊の世代だけじゃなくて、このその前の世代ぐらいまでね。
あのやっぱりだから、ある種左翼的なんでしょうけど、ロシア文学とかね、みんな読んでるんですよね。
ドステフスキーとかトルストイとかも全巻読んでたりとかね、ヘッセの小説とかね、全部だからこの辺てまあ左翼運動につながってくる作家とかになると思うんですけれど、でも近代の一番偉大な文学作家っていうか文学をみんなね、読んでるんですよ。
そんなの誰も読んでないでしょ、今の人。だからね、やっぱりすごいインテリなんですよね。それだけは間違いなくて。
でもね、こんなのも全部、あのなんていうのかな、もう歯抜け状態、歯抜けじゃないな、骨抜きっていうか、なんかもとにかくある種のなんかもうロボトミー手術みたいなね、状態な気がしますね。
だから、私はあの時代のね、学生紛争を肯定する気は全くないですよ。あれはやっぱり行き過ぎて偉いことになって。
でもフランス革命とかね、全部そうなんですよね。全部ね、志は立派なんですよね。やっぱりすごく保守的な、非常に体制的な世の中を変えて、もっと平等な社会を実現しようと本気で思ってたのが、なぜか大変なことになっちゃうんですよね。
で、フランス革命だってもう、だからそっくりなんですよ。あのフランス革命のなんかもうすごい、あのちっちゃい版みたいなのが日本の学生紛争だと思うんですよね。
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フランス革命も結局すごい人たちいっぱい出てきたけれど、結局粛清粛清でみんなお互い殺し合って、ギロチンに送り合って、で結局はもう全然あれはだから何もなってないですよね。
っていうようなね、ことがやっぱりあって、なんですけれどね、やっぱりああやってね、みんながこう意見を持って熱くね、その自分の情熱とかで世の中を動かしてやろうっていうようなね、そういう志みたいなものっていうのはすごく大事なことで、
でもまあそれが一歩間違うと、とんでもない革命みたいなものになっちゃうっていう恐怖をね、あのあって、でね特にこの70年代とかってアメリカもね、あのやっぱりそのコミュニズムっていうんですかね、あの共産主義っていうものをものすごく恐れていたのでね、
まあ日本もこの当然この影響下にあるわけでね、アメリカのこういうところにね、なのでもうこういう左翼的な動きとかそういうね、あの若者のそういうちょっと目っていうのはね潰していこうっていう教育が、まあ結局今のこの日本の教育により一層出てるのかなっていう気はします。
あの結構これもう完全に私試験で物言ってるんで、本当に根拠があるかどうかちゃんとしっかり調べないといけないんですけれど、まあでもね、あの尖らず当たってる気がするんですよね。
なので読み書き、計算ね、こういったことは正確に緻密にできる訓練はちゃんとしてるんですけれど、物を考えたりね発表したりするっていう教育はもうめちゃくちゃずさんにやってきたっていうことだと思うんですよね。
で、そこにね、このさらにこの受験っていうあの日本人がね、やっぱり貧しくて戦後、あの焼け野原からね復興していく中で、やっぱりね、労働者っていうのかブルーカラーの労働者からホワイトカラーの知的労働者に変換していきたいっていうね野望が重なってですね、こういう本当に意味が果たしてあったのかっていうようなね、こう詰め込み式の受験教育みたいな、
受験教育みたいなことをあの熱心にやりすぎてね、今こういう感じになっちゃってるのかなっていう風に、極論かもしれませんけど思うんですよね。
なのでね、こんなことをね、もう私だからざっと今話してると、戦争生き残り世代から団塊世代、そして我々団塊ジュニア世代、今の若い世代っていう感じで4世代ぐらいまで来て、次の5世代目の子供たちにまでですね、
まだね、こんだけ人口急激に減っているこの日本で、まだね受験をさせようとしている人たちがいるっていうのが、もう信じられないんですよね。
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これはもう全く意味はないと思うんですよね。
っていうのも、もうとにかく人が減っているのに、大学自体はもうほら、その私たちの世代あたりの頃にもうバカみたいにいっぱい作っちゃって、もう学生がね、もう減っていってるのに、大学だけはもう余るぐらいあって、多分この辺だから統合したりなくなったり、これからしていくんだとは思うんですけれど、
こんなのがね山ほどあって、なおかつ本当に優秀な東京大学みたいなところであっても、世界のレベルから見たら、もう今ブランド価値がなくなってきつつあるんですよね。
本当に本当に優秀な天才級の人たちっていうのは、もう日本の大学を選ばなくなってきてるんですよね。
こんな時に、そんな小学校から受験勉強とかやらせて入るほど値打ちがある大学なんて、もう実はあんまりないんですよね。
だから本当に本当にもし自分の子供をエリートにしたいと思ってるんだったら、もう日本の大学なんか、むしろ生かしちゃダメなんですよ。
もう海外にとっとと、それこそ高校ぐらいから留学させたりとかしたほうが本当はいいんですよね。
なのでね、そんなことすら子供育ててる親たちが見えなくなっちゃってるのかと思うと、自分たちが今までやってきた教育とか世の中と確実に変わってるのに、それすら見えなくなってるっていうぐらい、
自分で物を考えたりとか、世界の中で自分の立ち位置とか、自分の国とか、そういったことを見たりする、そういう能力がここまで欠落してしまってるのかっていうのはちょっと愕然としてしまうんですよね。
じゃあお前は何様なんだっていう、そういうつもりはないんですけれど、やっぱりこれって海外に何年間か住んでたりする人は多分見えてると思うんですよ。
ずっと生まれも育ちもずっと日本にいたりする人には多分見えてないから、本当浦島太郎っていうか、怖いことなんですよね、これってね。
例えば私たちの世代で言うと、いい大学に行っていい会社に行くことが一番いい人生なんだよと。
いくつになったらちゃんと結婚してね、家庭を持って、一軒家を持って、ちゃんと子供育てて生きていくっていうね、この人生観を植え込まれたんですけれど、何が起こりました、この2,30年で。
全部こんなの、粉々に壊れましたよね。もう一生潰れない企業はないっていうことが分かりましたし、もう日本が強い国じゃなくなってきたわけですし、一生安泰の家庭なんていうものもないっていうことが分かりましたし、家族とか親子関係とかそういったものはことごとく、夫婦関係もですね、全部ことごとく壊れてきてるわけですよね。
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なので、私たちがこれがいいんだと、絶対これを目指して手に入れなきゃいけないんだと言われたものは、全部壊れてきたにもかかわらずね、また今度自分の子供に同じ人生を歩ませようとするのかっていうことがね、本当に怖いことだなと。
これこそが本当に思考停止ですし、あの負の連鎖をね、また次の台に継承していくのかっていうね、これこそが本当の馬鹿化だと思うんですよね。
はい、というわけでね、今日はこれで終わろうと思います。
あとこのシリーズ1,2回ぐらいかな、やらせていただこうと思ってます。
はい、ではごきげんよう。
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