パナソニックの取り組み
お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
ちょっと今日、面白い記事を見たんですよね。文春なんですけれど、文春のオンライン記事で、私に非常にゆかりのある
パナソニックが、今、テレビでもなく、白物家電でもなく、世界各地で最も力を入れて、実際に売れているものが意外だという記事が出ていて、差もありなんという、私たちにとっては非常に馴染みのある商品だったんでね。
ちょっとそのお話をしようと思うんですけれども、今、パナソニックがめちゃめちゃ儲けている商品って何だと思われますか?
だから、テレビでもないし、いわゆる家電製品でもない。 あと、パナソニックは今、ものすごく美容系の家電にも力を入れてますよね。
ドライヤーとかね、1個5万円以上するようなドライヤーとか、そういったところにも力を入れてるんですが、この私たちリフォーム関係の仕事に大変近いところの商品ですと、
あ、リフォームとかって言っちゃうと、パナソニックって、ほとんどパナソニックの製品で全部家が建てられるんですよね。
ほとんどね。例えばもう今、私たちの会社は、ほとんどはね、建材はパナソニックから取ってます。
例えば扉とかね、そういったものですよ。 あとね、もちろん水回りの設備ですよね。キッチンとかお風呂も洗面もトイレも全部出してますね。
なんですけど、それではなくてね、今回この記事で取り上げているのはなんと、もう皆さん当たり前すぎで忘れているコンセントとかスイッチのプレート類なんですよね。
これでめちゃくちゃ実は世界でシェアを伸ばしてるって言うんですよね。なるほどと思って、実はねこれちょっと前まではですね、
ちょっとねダサかったんですよね。全部角がね丸くて、だからコーナーがちょっとくっと丸くなったデザインで、ちょっとね野暮ったかったんですが、今はねすごくここもスタイリッシュになっていて、角がちゃんと
角張った、真っ四角な形で白にしてね、ちょっと前はアイボリーっぽかったんですが、今は真っ白で、割とねスキッとしたデザインで、ちょっと頑張ってるんですよね。
さらに色も黒とかね、アルミ系のプレートとかもね、割と出してきて、ちょっと海外風のアメリカのスイッチパネルとかね、わざと人気があったりするんですけど、そういった風なものも出してきたりとか
ちょっとね今頑張ってるんですよね。とてもね、だからいいんですが、これね私たちリフォームの場合は、例えばマンションで全部リフォームして、壁紙も変えてねした場合に
ここの電気のプレート類は全部一応交換するんですよ。でお客様がこういったところをケチってね、変えないという場合もあるんですが
やっぱりね壁紙を変えたらですね、この古いスイッチっていうのはね、やっぱりちょっと目立つんですよね。そもそも10年くらい前よりも古い場合は、ほとんどが今私言ったみたいにちょっとアイボリーっぽい色の
黄みがかったクリーム色みたいなちょっとダサい色で、でまたスイッチもちょっとあのなんていうかカチカチってね、つけるところがちょっとちっちゃいね、オンオフが入り切りがあのなんか
ちっちゃいサイズのダサいやつなんですよ。今ってこのプレートに対してちょっとワンタッチでパンってつけれるような
だからこの入り切りのボタンのところも大きいんですよね。でもこれがちょっと古いのが、デザイン的にいかにも古いっていうのが残っちゃうということももちろん
インテリア的には問題なんですけれど、それ以上にですね、実はここも消耗品なんですよね。だんだん毎日毎日ここは使うところなんで
やっぱり線も古くなってくるし、ここから古くなって、やはり極端なことを言うとね火災の原因になったりとかね、そういったことも
なくはないんでね、可能性としてそんなに高くはないんですが、やはりね再生も古くなってきて、だんだんここがショートしたりね
故障したりとかで結果的にそれが火災に結びつくみたいなことも起こり得るので、せっかくリフォームするんであればね
こういったスイッチとかコンセントも全部新しくした方がいいんですよね。ついこの間私がお客様と打ち合わせしていて
なんとかですね、大抵ねこうやって古い家を買って同時にリフォームの予算も組み込んで
住宅ローンで購入されるっていうケースがあるわけですよ。でまぁ今回ね、この例えばですね、この夫婦でもちろんペアローンで
2人の収入のマックスまで借り入れて、家を購入されているお客さんも今私ちょうど接客してるんですね
でまぁなんとかね、家とね不動産の値段が3000万で、でなんとかね残りの4000万借り入れができてるんで
残りあと1000万で全部自分たちのやりたいリフォームをしたいというご要望なんですよ。今ね見積もり的には
1200万ぐらいになってるんですね。なんとかこの1000万の中に入れてしまいたいので、この超えてしまった200万って自分たちで
現金で払わなきゃいけなくなっちゃうんでね。だからなんとか安くしたいっていう中で、どこ削れるかっていうことを今シビアにやってるところなんですよ。
デザインと安全性の課題
そうするとね、この電気のコンセント類を全部交換するっていうのが、だいたいねこれ一箇所いくらっていうのはね
あまりにも細かすぎてやらないんですよ。だいたい平米計算でまぁ例えば何十平米のマンション
例えば60平米とか70平米だったらこれぐらい人部屋に、まぁ人部屋に例えば2箇所とか3箇所とかコンセントとスイッチがあるよねっていう計算で
ざっくりとね平米計算で何万円とかっていう風に出してるんですね。でこれがだから例えば一軒家で2階建てのお家とかになってくると
全部コンセントとスイッチを変えるとなるとですね、2、30万ぐらいになるわけですよ。
だからここをねケチって古いままでいいですとかね、あとは自分たちでこれホームセンターでプレート買ってきたら自分たちでも付け替えられますよねって
これねすごいたくさんの人が言うんですよね。でもこれねプレートだけだったら誰でもできます。
だからプラスドライバーかマイナスドライバーがあればくるくるってねこれ付けて外せば、外して新しいのを付け替えればいいだけなんですけれど
実際ここの入り切りのボタンの部分っていうのはちゃんと電気の配線がつながっているところなんで厳密に言うと電気屋さんが触らなきゃいけないところなんですよ。
やっぱりね一応電気で感電する可能性があるところなので、一応今日本の法律ではですね、こういう通電しているところを触れるのは電気の資格を持っている電気屋さんのみという風になっているんですよね。
なのでねお客様が本当に電気工事士の資格を持っているとかでもない限り、基本はこちらからは絶対にダメだって言うんですよね。
ダメなんですよ。なのでね、しかも大変ですよ。家中のこの電気のスイッチとプレートとを全部交換していくっていうのは本当に結構大変だし、電気屋さんっていうのはこれ箱買いでね、パナソニックのやつとかバーって買ってね、この割と単価安くこれ全部買えてるんでね、これお客様が実際ホームセンターで家中のねコンセントとスイッチのプレート類買ったら、
まあそんなの結構割高なんでね、だからそのケチるところがちょっとねやっぱり順番違うかなっていうのは思ったりすることがあるんですけれど、もちろんねそれ強くこっちからは言えないんで、できたらせっかくねあの全部壁紙変えるんだったらスイッチとコンセントは変えた方がいいですよとかね、
あとその単に見た目だけじゃなくて安全面でも変えといた方がいいですよっていうのは必ず一応一声かけるんですよ、それでも強行にやらないっていう場合はね、もちろんそこはお客様の意志を尊重するんですけれども、あとねもう一つがいろいろ私が今頭を悩ませてるのが、こうやってねパナソニックがすごい企業努力でですね、どんどんやっぱりこういうコンセントとかスイッチのねデザイン性を向上させてるんですけれど、
今すでにですねあの海外製品とかで、いろいろねあの日本には売ってないようなねデザインとか、あと機能がついたものをねいっぱい出してるんですね、特にね韓国製のものにすごく多いんですよ、
えーとね例えばなんですけれど、このコンセントにプラグを挿しますよね、このブスッとね、でこれがどうしても飛び出すじゃないですか、で例えばテレビなんかで、えーとこれまあ挿して、えーとなんだろう、この挿した分がどうしても飛び出してくるんで、壁際にねドンとこうあのなんていうかなペタッと引っ付けたいのに、このあのコンセントのプラグが飛び出しているために壁に綺麗に
ペタッとできないとかっていうことありますよね、でこういった時にね、えーとなんかねこれが壁の中になんかめり込むような、だから中でこのプラグ挿すところの穴のところがギューンと中にちょっとね、ほわんって押し込まれるみたいなね、デザインのやつとかがね韓国製とかだと出てるらしいんですよね、でこういったのをねアマゾンとかそういったところからねポンポンポンポンね商品を検索すると出てくるんですよ
さらにね、あのさらに弊害があるのがね、SNSっていうのかな、あのインスタとかなんですよね、インスタとかですごいおしゃれだったり機能性が高いこういうねコンセント類がね出てくるんですよ、でお客さんの方がねやっぱりあの自分たちがそのピンポイントで解決したいと思っているところっていうのはもう念入りにネットとかで調べるんで
でこんな商品が出てる、あんな商品が出てるとかっていうことで我々よりもね詳しいことっていうのがすごくあるんですよね、でこんな韓国製のねコンセントコンセント類とかそんなことまでねこっちはいちいちやっぱり把握してないこといっぱいあるんで
っていうかね基本的にこういう建設関係で我々リフォームとかもちろん新築の現場とかそういったところでは絶対に日本製のものしか使わないっていうかね使えないんですよ
これはねやはり厳しいあの製品検査ですよね、あの電気用品の安全法の規制とかにちゃんと適合する商品を作っている
国内のねメーカーに限られているんです。国内ってね別に限定しているわけじゃないんですけれど結果的にね日本製のメーカーは長年ねちゃんとあの日本の市場とかちゃんと法律とか安全性とかっていうのをしっかりと検査しちゃんとチェックして製品化しているものになるわけなんでね
だからあのそういったものを基本的には使うとでそれ以外のものをつけるのはご自分で勝手にどうぞってやっぱりなっちゃうんですよねじゃないと何かあった時に保証ができないんで
だからパナソニックとかあとね日本製だとねあとねジンボっていうねここはちょっとねスタイリッシュなんですよね
ちょっとね真っ近くでねカクカクしてて結構ね建築事務所っていうか設計の先生とかねこういったジンボのプレートとかねコンセントとかにこだわったりとかしたりしますね
パナソニックの信頼性
そんなような理由でこういう国産のちゃんとしたメーカーの商品で統一しているのには理由があるわけですね
今ねあのいろんなインテリアショップ行ったりねするとかわいいねプレートとか売ってるんですよねアメリカ製のアルミのやつとかね
そんなのをねどうしてもこだわってる部分とかに使ったりとかあと店舗とかね特別な場所とかだったら全然そういうのを使ってもいいと思うんですけれど
一般住宅とかでたまたまリフォームとかされるんであればね
やはりねパナソニックとかジンボとかねそういう非常に信頼性のある大手メーカーが作っているものにされるとしかもそのせっかくね全て新しくなるんでね
ついでに毎日毎日触れるところなんでねあと視界にもね意外に入ってくるんですよ
普段ね自覚っていうかあまり意識して見てないようでも実際壁紙とかが真っ白になるとやっぱりね嫌でも目につくところなので
せっかくだったらねこういったところもちゃんとリフォームでねあの変えた方がいいんじゃないかなと思ったりしたという感じなんですよね
でもとにかくねパナソニックやっぱすごいなと思ってねこういったところすごく力入れて
やはりね日本の品質はいいんで国内でのシェアは当然高いの当たり前で
今ねインドとかね他の国とかでもやはりねその他の外国で作っている商品よりも遥かにね安全性が高いとかねあのそういうあの故障がないとかそういったことでどんどんこう世界中にパナソニックのねコンセントとかねタップ類がまあ進出してるんだと思ったらなるほどなぁと思ってですね
あの私はねあの日頃からパナソニックに対しては結構批判的なことを言ってる面があるんですけれどそれはあくまでもあの蛍光灯のねパルクを広めたっていうねそこに対してちょっと非常に批判的なだけであってやはりねすごい優秀な会社だなっていうのを本当にいつもいつも思ってるんですよ
私たちがねまだ私が社会人になった頃はまだねナショナルとパナソニックっていうか松下電光っていうねあの名前でパナソニックの名前はもちろんあったんですけれど一応松下電光というね大きく言うと松下電光だったんですよね
家電をナショナルであの電気とか建材関係をパナソニックっていう風にしてしてたのがですねついに今ナショナルがなくなりで松下電光も言わなくなってパナソニックに全部統一しちゃったんですよね
でもね本当に面白い会社だなと思ってるんですよねあのだから当時ねえっと松下電光っていう風に呼ばれてた時私たちはね真似した電光とかね言ってたんですよ
パナソニックのデザイン
あのねパナソニックっていうのは本当に真似するのがすごくうまい会社で何でもねあの海外の商品とかあと他メーカーの商品とかね上手にどんどんパクるんですよ
パクるんだけれどもただパクるだけじゃなくてあのよりねあのなんかうまくあの真似するんですよねで真似した電光っていうのはねちょっとあのバカにしてるようにも聞こえるんですけどある種のリスペクトをね持ってあの言ってたんですよね
でももうそれそれが嫌だったのかなとか思って真似した電光とか言われるのが嫌だからパナソニックにしたのかなと思ったりするんですけど
あとねあのパナソニックはねあとやっぱり大阪の会社なんでこれはね発祥がね松下コンドスケさんが大阪で作った会社なんでだからなのかねすごくね洒落が好きなんですよね
何でもかんでも洒落のあの洒落の名前をつけてるのが多いのご存知ですかね製品名にね
例えば私たちのだからこのあの建材関係で言うとえーと例えばあの今とても売れているトイレがね洗うのとかねあとあのキッチンがねあのラクシーナこれ最近ラクシーナ変えちゃったんですよね
残念だなぁと思っていいじゃんラクシーナだよと思ってうんあのねラクシーナだからあのクッチーナって言うんですイタリア語でキッチンのことね
でそれを楽なキッチンであのねクッチーナと楽を引っ付けてラクシーナにしたりねあとキッチンで言うとねホットクリーンフードっていうねホットクリーンフードなんですよね
レンジフードで自動掃除機能がついていてえーとね何年だったかなもうなんか10年に1回しか掃除しなくていいっていう夢のようなねレンジフード出してるんですけど
これホットクリーンフードって言ったりするんですよまだこんな感じでねまあ何でもかんでもね大体なんかシャレを使ったりするあの素敵な会社がパナソニックなんですけどもね
昔はナショナルっていうねすごいナショナルなんかもうちょっと右翼団体みたいな名前だったりとかね
別に右翼を目指してたわけじゃなくてもうあの国家をねみんな明るくしたいね国をもっとまた蘇らせたいっていうねすごくナショナリズムだけど
あのもっとねもう反戦的なメッセージでつけた名前だったんですけどね今もパナソニックってものすごくなんかね浄化された名前になってしまってますが
まあね本当にあのY社にいた頃からですねパナソニックはね本当にいつもねあの面白い会社だなと思ってね憧れと尊敬とね
専門のね気持ちとかいろいろひきこもごもの思いで見てたんですけれどねあのまああのちなみにねY社がだんだん傾いていった時に
何人かねやっぱパナソニックのショールームに就職したりあ就職じゃないですねパナソニックなんかね正社員ではほとんどなかなかそんな中途とかでは多分入れないんですよ
もうみんなの派遣社員としてとかねあと契約社員とかそういうあのそういうのであのパナソニックのあのに入ったりとか
あとパナソニックの関連会社とかねそういったところに行った人は結構いたなあっていうふうに思ったの記憶してますね
まあとにかくねあのなかなかねまさかねあのこういう細かいところにねやはり大事にしてるんだと思ってね
なるほどと思ったので今日はちょっとねコンセントプレートとかねスイッチプレートとか皆さんご自宅にねあのあちこちあると思うんですけどね
あのパナソニックの野望ねそういう目でちょっと一度見てみてください
もうかなりボロっちくなってたんだったらそろそろ買い時かもしれませんというお話でした
はいそれではごきげんよう