1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
  2. 社長といえば、うちの社長の話..
2025-08-10 27:41

社長といえば、うちの社長の話④ #421

岡田社長の話です。

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#リノベーション
#インテリア
#インテリアコーディネーター
#スタートアップ
#社長
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サマリー

このエピソードでは、社長との関係や仕事の進め方についてお話しされています。リフォーム業界での経験を通じて、岡田さんのビジョンや不動産ルートでの仕事の重要性、さらにはプレタポルテとオートクチュールの違いが取り上げられています。また、社長との関係や会社の成長について考察が展開されます。特に、ホームページの作成やブランド作り、自由に働くことの重要性についても語られています。社長との関係の中では、健康や友情の重要性が強調されています。特に、社長の健康維持や結婚の意義について話があり、信頼関係の深まりが描かれています。

社長との職場での関係
お聞きの皆さま、おはこんばんちは。現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
社長の続きになるんですけれども、なんとですね、私こそ彼をいろいろ、至らない彼を助けて、いろいろやってやってると、世話をしてやってるというふうに思ってたんですけれども、
実はですね、この岡田は、岡田で私がダメなところっていうのがね、よく分かっていて、
で、なんていうかな、例えば、非常にだから、自分でこれを言うのは、なんかちょっとすごいためらいがあるなぁと思いながらね、ちょっとご容赦いただきたいんですけど、
これもあくまでも岡田が多分そう思ってるだろうという予想で話してるんですけれども、私の能力はすごく認めてくれていたんだとは思うんですよね。
でなければ、あんなに一緒に仕事組んだりとかもちろんしないと思うんで、うん、なんだけれども、同時に私がとてもダメなところもね、よく分かってたんだと思うんですね。
例えば、私はもう、完成度を追求するところがあるんですよね、どうしてもね、より良いものを、よりお客様に喜んでもらうものを、みたいなね、いうところがあって、やはり利益を残すとかね、
そういったことよりも、完成度を上げていくっていうところに、やはりこだわってしまったりとか、する部分があるんですけれども、そういったところはしっかりと、やはり利益を残さなきゃいけないんだよ、
これはね、特にこの同僚だった頃じゃなくて、彼の会社に入ってから、口を酸っぱくしてね、いろいろ注意されましたね。
もっともっと利益率を上げるように頑張らなきゃいけないっていうね、あきんどの考えをね、いろいろ言われましたよ。
でもね、それと同時に、そういう利益を度返ししてでも、いいものを作っていきたいっていうね、その私の心情みたいなものっていうのは、すごくリスペクトしてくれていて、
彼がね、ここで例えたのが、ファッションをね、僕は一応片隅とは言えず、ずっとこの仕事をしてきて、だからオートクチュールとプレタポルテがあるでしょって言うんですよね。
オートクチュールっていうのはもう完全なデザイナーの世界観をもう完全オーダーで作る世界ですよね。
パリコレとかミラのコレクションとかそういったところで発表する、どちらかというともうトレンドを、何年も先のトレンドを見据えた最先端のものを年に4回大きな国際都市でコレクションとして発表する芸術祭みたいなアートとしてのファッションですよね。
そういったものの中から結局トレンドが生まれてくるっていうんですけれども、ここでは本当に美しいファッションモデルが、だから私たち一般の人が日常的に着る服ではなくて、アートフォームとしてトレンドセッターとしてのファッションを発表する場があって、それがオートクチュール。
同時にプレタポルテ、プレタポルテっていうのは既製服ですね。既製品として多くの人たちが普通に日常着として着れる服を作るというこの日本柱を、日本の柱があってこそこのファッションの、例えばブランドとかお店っていうのは成り立っているんだと。
だから要するに僕が今やっているような不動産からの仲介ルートのリフォームなんていうのはもうこれは完全にプレタポルテなんだと。だけどもオートクチュールで完全に何も白紙の状態から何かを生み出すっていうこともやはり会社っていうのは同時にやらなきゃいけないんだと思うと。
だからオートクチュールで別に利益が上がらなくてもプレタポルテで毎年ちゃんと売り上げが取れれば、毎年斬新なオートクチュールのコレクションができるという風に、そういう風にファッションっていうのは成り立っているから、つまりそういうことだって言うんですよね。
これは明らかにちょっと言い過ぎっていうか、もう何様だっていうかね。高々そんなヘボヘボの弱小リフォーム会社で一緒に働く同僚同士で、高々こんな大したことないリフォームやってるだけの私たちだったんですけれど、彼はそういうビジョンがあったってことなんですよね。
そういう風なやはり会社をやっていきたいんだと。そこで私は具体的に何をすればいいのかっていうことも聞いてたんですけれど、もう何でも好きなことやってくれって言われたんですよね。
不動産ビジネスの進行
もうね、この僕がやってるこの仲介の仕事なんていうのは、もう僕がやるし、そのための社員っていうのは別に雇うと。だからもう神奈さんはもう好きなことやってくれていいと言うんですよ。
でね、困惑しちゃってね、私は。こんな私ですけれども、一応ずっと何だかんだ言って会社員やってきてるんですよ。Y社でもS社でも、今このブラック企業でもずっと会社員をやってきて、それなりに数字を背負ってやってきてるんですよね。
だから一度も数字を背負わない職をしたことはないんですよ。だからプランナーっていう名前であったりとか、インテリアコーディネーターっていう名前であったりとかしたとしても、これは完全に営業と同じなんですよね。
もう必ず契約金額がいくらだったかということで、私の評価は決まってくるという仕事をずっとしてきたので、常に営業をやってきたという自負があるんですけれど、それもノルマは問わないと言われたんですよね。
だから一切不動産、とにかく最初私と社長しかいないんですよ。あと何人か雇うことになってたんですね、2人。
一応スターティングメンバーとしては4人からスタートするって言って、結局1人来なかったんで、私とあともう1人と3人で始めて、徐々に増やしていって、しばらくは5人とか6人でやってたんですよね。
実質もう本当にすごい人数でまあまあな仕事をこなしてたんで、私がどっかのセンター、不動産のどっかのセンターを私が受け持つよとか、今それで手一杯なんだったら私がやりますよとかいうことは言っても、
私に不動産ルートで振ってくる案件っていうのは、もう完全にインテリアコーディネーター入れてくれって言ってくる案件だけなんですよね。1000万以上するような案件で、なおかつこだわったリフォームがしたくて、できたら総合的にプロデュースができるインテリアコーディネーター的な人を入れてほしいというふうに客の方から依頼された案件の時に私が大体入るんですね。
それ以外はね、一切ここのルートには私を入れたがらないんですよ、社長は。私は何度もね、社長がね、あのいろいろ倒れそうになるぐらい忙しい時とかに、私も手伝いますっていうことで何度も手を挙げてるんですけども、いやもう神奈さんはここには立ち入らなくていいですって言われて、
でね、この会社が始まった最初のね、どれぐらいかな、1年とか1年半ぐらいっていうのは結構悩んじゃって、そんなね好きなことやっていいって言われても、一応ずっと会社員やってきて、それなりにノルマとかエリアとか、そういったちゃんと会社からのある程度目標みたいなものをもらって仕事してきてるわけなんで、
何やってもいいって言われてもね、最初本当どう動いていいかわからなくて、徐々にね、この1年とか1年半やってるうちに最初3人だったのが4人になり5人になりしてる中でね、みんな残りの5人はですね、この不動産ルートで忙しく仕事してるわけですよ。
それぞれエリアも持たせてもらったり、ここのセンターとこのセンターは誰誰さんとかね、ちょうどこの頃もちろん嫌な私をいじめてくる30代ワーママとかもいたんですけど、サンキュー取ったりとかして出たり入ったりでね。
だけど私だけが何も役割を与えられてないでいたんですよね。これが結構辛くて、なおかつ私と岡田は友人同士というか元同僚なので親しい間柄ですが、残りのメンバーっていうのは初めてこの岡田が作った会社に初めて入ってきた人ばっかりなんで、私たちがあまり特別仲良いところをみんなに見せない方がいいということでね。
ここでも割と2人はそんなに仲良い素振りを見せないように気を使ったりとかもしてたんで、すごい風通しも悪いし、すごいしんどくってもうちょっと耐えられなくなって、岡田ともだんだん契約になってきてね。
岡田はもうこの残りの他の4人とかね、ウェイウェイウェイウェイしてるんですよ。もうなんか不動産ルートイエーイみたいな。ガツガツ売り上げ曲げてるのに、私だけなんとなく役割もなくてね。何していいかわからないし、でもなんだかんだ言ってね、私は結局でもね、昔のOBさんとかね、いろんななんだかんだ声かけてくれる人がいたりとかして、ちゃんと一応仕事は成り立ってはいたんですよね。
私も必ず暇してるってことはなくて、仕事もしていたし、あとその会社のブランド作りみたいなね、ところはもう完全に社長が私に任せていたんで。
プレタポルテとオートクチュールの比較
つまり不動産ルートの場合はね、極端なこと言うと別にホームページいらないんですよ。だって不動産屋さんと提携してるんで、不動産屋さんから紹介もらったら、もう芋づる式に仕事がもらえるんでね。一応ちゃんとこの会社はちゃんとした会社ですよっていう立て付けのために、実際だけ整えたようなホームページをみんな安上がりで作ってる会社多いです。
この不動産と提携しているリフォーム会社って割とそんな感じですね。ちゃんと自分ところできっちりエンドのお客様を獲得するようなリフォーム会社っていうのは、ちゃんとしっかり作り込まれたホームページを作るんですけれど、不動産ルートがしっかりしてるところと逆にホームページの作りは割と荒いっていう特徴があるんですよね。
皆さんももしリフォーム会社を探すときは、ちょっとその辺が目安になるかもしれませんね。だから岡田としてはですね、不動産さえやってればもう自動的に仕事が舞い込んでくるっていう、ちゃんとそこの仕組みづくりみたいなものはもうこのブラック企業にいるときからね、ちゃんと準備してましたんでね。そこはもうだからじゃんじゃかじゃんじゃか仕事が入ってくる状況だったんですが、私にはもうこういう不動産を介さず、
もうちゃんとこのうちの会社の名前だけでお客様が来てくれるようなね、会社づくりっていうところはもうあなたに任せたよっていうことを案に言ってるんですよね。最初はね、私にホームページ作れって言われたんですよね。それはね、さすがにとてもじゃないけどリフォームの案件もやりながら、なんかホームページビルダーとかね、そんなソフト買ってきて、なんかやれって言われたんですけど、それはもうとてもじゃないけど無理だよって言って、別に私がそんなにITリタラシーが高いわけでもないのにね。
それはね、もう頼むからちょっと誰かデザイナー入れて作らせてくれって言って、デザイナーさん入れて作ったのが、それが前にもちょっと話したことがあるあまり納得のいかないホームページになった相手だったんですけれどもね。
そこから、つい昨年ですけれども、全然違うところに声をかけて、すごくいいホームページが今できたんでね、大変満足してるんですけれども、その話はまた後日にするとして、
そういったね、ブランド作りおよび、そういうエンドのお客様の獲得みたいなね、そういったところが私には緩やかに、あえて言葉には出されていないけれども、私に課せられた役割なのかなと思ってね、その辺を孤独にね、やってたんですよね。
ノルマも役割も何もなくて、自分で考えろってやつですよね。で、時々ね、すごい腹が立ったりもしたんですよね。新規開拓とかね、そういうことっていうのは本来社長がやることなんじゃねえの?とかって思ったりもして、
で、結局岡田が表向きやってることっていうのは、その元ね、私たちが一緒に働いていたブラック企業でやっていた不動産の仲介を、仲介先に営業をかけて、そこから案件を引っ張ってくるっていうね、まさに前の会社がやっていたことを踏襲してるだけなんでね。
だから、なんかひでえなとかって思ったりとかして、すごいムカついてる時期とかもあったんですけれども、そこはね、別に責められるわけでも、結果を出さなかったからといって怒られたことも。
だから、こんな感じで、なんていうのかな、得意先を与えられてないんでね。明確に不動産はやらなくていい、いやむしろやるなと言われていたんで、コンスタントに稼ぐ得意先がないわけですよね。
だから、ゼロの月とかも何回もありましたね、最初のうちはね。ものすごい辛くて、もう何度も言うに、基本的に営業でやってきたんで、ゼロなんていうのはありえないんですよね。
昭和農ですしね、数字がないっていうことは、自分の存在価値もないみたいなところがあって、ものすごい苦しんだりとかした時期もあるんですけど、だからといってね、別に私がゼロの月も、何にも別に責められるわけでも、何にもないんですよね。普通にお給料もくれるし。
それは逆にすごい私にはプレッシャーになったりして、なんとか不動産ルートがなんでそんなにダメなのか、例えば今開拓できてない未開拓エリアとかそういったところを私が開拓したらどうなんだろうとかね、そういうことも初期の頃は社長に相談したことあるんですよ。
例えば京都なんか全然得意先がなかったんで、京都エリアを開拓したらどうだとかね、そういったことを提案したんですけれど、勝手にやりたければやっていいけれども、そこが別に僕があなたに期待していることじゃないんだということはやんわりと言われて、
なんでかっていうと、それは結局不動産ルートの開拓が本業になってしまうからだっていうふうに言ってましたね。
今僕がやってるようなことで、不動産屋さんと仲良くして、たまの日曜日はゴルフに一緒に付き合わされたりね、あとはしょっちゅう総会と称する飲み会が何度もあって、それに招集されて酒飲んだりね、でもそれはほとんど男の世界なんですよね。
だからこういうことに明け暮れて、そこから案件は多分来るでしょう、動けばね。来るんだけれども、この不動産が紐づいている案件っていうのは、とにかく不動産屋さんの機嫌を損ねないようにするっていう、そこが一番の大事なポイントになってくるから、そういう仕事がバンバンバン入るようになると、結局それに終始してしまって、
本来、私、カンナさんが得意とするフルリノベーションであったりとか、こだわったお客様のワン&オンリーの物件やるとかね、そういったことに結局やる時間がなくなっちゃうから、それじゃ意味がないんだって言うんですよね。
カンナさんが得意なことを好きなようにやってもらうということが何より大事なので、だから別に嫌がっているわけでも禁止しているわけでもないんだけども、これをやっちゃったら、もうこれしかできなくなっちゃうっていうのがあるから、できたらやらない方がいいんじゃないかっていうだけなんだっていうふうに言われたんですよね。
なるほどなと思って、そこまで言われたら、それでもなお不動産やらせてくれとは思わないですよね。それでだんだん自分の考えを改めていって、好きにあまり自分の数字がいくかいかないかということはプレッシャーに感じないようにして、一からいろんなことを考え直していきましたね。
自由な働き方
幸い、徐々に案件が来るようになって、一つ案件をやると、またここの会社よかったよということでご紹介いただいたりするので横に広がっていくんですよね。だから、だんだんそれでなんとかなっているという状態なんですよね。
だから、私に自由を与えるっていうことはかなり、いくらある程度信頼関係があったとはいえ、一か八かの欠けだっていうところもあったと思うんですよね。社長にとってもね。
でも、それをやってみたところ、今のところまだ言うほど時間は経っていませんので、とは言っても今のところある程度軌道に乗ってきているのかなと思うと、なかなか私が面倒を見てあげてたと思っていた社長がね、実は意外に
孫悟空をね、私が孫悟空で社長の手のひらである程度泳がされているという部分もあったんだなっていうね、悔しいが認めているところがあるんですよね。私だけじゃなくてね、それ以外に彼はいろいろね、この不動産ルート以外にもね、いろんなことに実は裏で着手してたんですよね。
私にはあまり言わずに、ある程度資金がプールできるようになってくると、それでね、ちょこちょこちょこちょ不動産を買ってたんですね。まだコロナの前とかっていうのは、不動産がまだ買いやすかった時期があったんでね、こういった時に不動産屋さんと仲良くしているので、いい案件があれば紹介してもらって、そういうのをちょこちょこちょこちょこ買って、今やね、かなりの数の収益物件をもう既に持っているんですよね。
こういったところからもう賃貸のね、家賃が入ってきたりとかね、そういうこともちゃっかりやってたりとか、いろんなことをやって、あと職人を育てていくっていうこともやってます。
職人さんを雇っていって、どんどんね、いつも私が言っているように、人手不足の時代がもう本当に来ていて、これからもう職人の成り手がいなくなるっていうのがあるんで、そういったところもこれからやっていこうということでね。
若くて、何をしたらいいかわからないような人たちをね、まだそんな人数いないんですけれども、そういった人たちにある程度、いつか軌道に乗ったら独立していいから、僕が資金を援助してあげるから、独立を視野に入れた形でうちの社員にならないかっていうね、リクルートをして、
そういう人材育成研、未来の職人の担い手を増やしていくということもやったりとかね、いろいろやってるんですよね。だからね、実はすごいボンクラなリフォーム営業、数字は稼ぐが雑な仕事ぶりでね、とんまな部分がある岡田だと思ってたんですけれど、
経営者としてはね、なかなかやり手なんですよね。さらにね、何度もイケメンだって言ってるんですけれど、彼のね、このイケメンなところを長所にして、実はその最初のね、うちの会社のホームページを作成を依頼していたデザイナーさんは、うちの社長をね、全面に押し出したかったんですよね。
カリスマ社長っていうかね、このスタートアップのイケメン社長がやってるリフォーム会社みたいなね、そういう立て付けで、そのホームページを作った方が作りやすいっていうのがあったんだと思うんですよね。その路線ですごい強力に押してきたんですけれども、ガンとして岡田は受け付けなかったんですよ。
僕が表に出るっていうのはもう絶対やりたくないと。もっての岡田っていう、そういうことが僕のやりたいことじゃないと。だからもし表に出るんだったら、カンナさんが出てほしいっていうふうに言ったんですよね。こういうところとかもね、だからなかなかね、すごいなと思って。だからね、認めたくはないんですけれども、実はね、すごく尊敬してるんですよね、今はね。
だからやっとね、いろいろあったんですよ、我々。私と岡田の間にいろいろ、海と山と、いろいろ川を越え、いろんな時期があったんですけれど、週4、1巻、私を、どういうつもりだったのかわからないんですけれど、見込んでくれて、とにかくあなたがやりたいようにやりなさいと。
それが私にとってつらかった時期もあるんだけど、それでもとにかく、あなたが思うことを、あなたがやりたいように、あなたの好きなタイミングで、もう何だったら会社にも来なくていいって言われたんですよ。会社にも来なくていいし、時間もあなたが朝は苦手で、夜のほうがいいって言うんだったら、別に12時から出勤してきてくれても構わないと。
ただ、もちろん周りにいる従業員の目があるから、そこはうまくやってほしいけれども、正直そういうことはどうでもいいんだって。とにかく、かんなさんが、何をしたいかっていうことだけで働いてくれって言われたんですよね。
というわけでね、長くなりましたけど、これが岡田と私のヒストリーなんですよね。
社長への尊敬
私はもう一つあって、岡田がちょうど私の10歳年下なんですよね。これがとても私にとっては都合がいいなと思って、いつも彼にも言ってるんですよね。
私より10歳、あなたは若いと。これがとても気に入ってるんだって言うんですよね。何がそんなに気に入ってるんだって言われて。
だから、私の野望はたった一つだと。私は死ぬ1日前まで仕事して、仕事してる時に死んだらみんなに迷惑かかると思うんで、とにかくギリギリまで生きてる限り、ギリギリまで仕事していたいっていう、それしかないんだと。
それをやるのに、自分と同世代とか自分より上の経営者じゃなくて、私より10歳若いあなたと仕事してるっていうのは非常に都合がいいんだって言ったんですよね。
だから長生きしろって言って、私が働き続けられるように長生きしてくれって言って。
彼の健康診断の予約と段取りとかっていうのは、たまたまこれは行きがかりで、一番最初私と彼しかいなかったところからスタートしてるので、たまたまそれをやってるのが私だけなんですけれども、いつも彼の健康診断と段取りしてるのが私なんですけれど、
彼もいよいよ40後半にこれからなってくるんで、ありとあらゆるオプションをつけて、とにかく健康でいてもらわなければと思って、奥さんが彼を大切にしてるとは思うんですけれども、
会社の内部でできることは私がバックアップしようと思って、いろんな健康チェックとかしたりして、何とか岡田には長生きしてもらいたいなと思ってるっていうね。
私たちは長い時間をかけてようやくそういう意味では友情というか、友人とか雇い主と雇われ人でもあるんですけれども、ある種の対等な関係性というか、私たちの間柄っていうのはある種の相思相愛にようやくなったのかなというふうに思ってるんですよね。
男女の間には友情がないっていうことを先日誰かが言ってました。私は間違いなくあると思いますね。男女の友情っていうか、性別とか属性っていうのは全く関係ないんですよね。
これ一応うちの夫も聞いてるんでね、ヤキモチが開かないように言うと、実は私と夫が結婚できたのも岡田の人推しがあったからなんですよね。うちの夫は大工なんですけれども、私の会社の仕事とかも受けてくれていて、
そんな中で彼は何年か前に大病をしたことがあって、キャリアを続けられるかということが危ぶまれた時期もあったんですけれども、幸い復活して今もちゃんと大工の仕事が続けられているんですが、
そういったこともあったんで、あんたら結婚とか興味なさそうだけれども、ちゃんと結婚しておいた方がいいよっていうことで、私もすごく説得されたんですよ。岡田にね。やはり病気とかになったから、なおさら結婚とかちゃんとしておいた方が、ちゃんと相手をフォローもできるし、
なんて言ったってこの国は、どんなにカンナさんがいろいろね、私は左翼なんで、夫婦別姓がいいだとか、結婚自体意味がないだとかって思ってたとしても、この国はやはり夫婦っていう家族の単位に対して特に保護するっていう国だから、そういったところはちゃんと享受できた方が絶対に得するんだから、
変なところで反発しないで素直に得することはちゃんと取っていった方がいいよって言われたんですよね。さらに私がいないところで、私の夫と社長は2人でいるときに、絶対結婚した方がいいよっていうことで説得してくれたらしいんですよね。
いいとこあるでしょ、岡田。だから私にとっては、私も岡田も実はお互い変わり者同士なんで、友達がいないんですよ、ほとんどね。だからお互い友達がいないのが、たまたまこうやってブラック企業にいて、縁があってこういうふうに一緒に今もいるんですけれども、
だから認めたくはないですけれども、私たちは連れだなと思うわけなんですよ。はい、というわけで長くなったんですが、私と岡田の話でした。はい、それではこれで終わります。ごきげんよう。
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