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2025-03-20 20:39

【リフォーム相談回】メーカーとリフォーム会社は怪しい関係? #337

水廻りのリフォームを検討中のAさんからのご相談にお答えします📝

【ご相談内容】
ミラタップ(旧サンワカンパニー )のお風呂が素敵だなと思い、検討中です。で、質問の本題です。リフォーム会社が丸ごとパックみたいな感じで宣伝してる商品は、リクシルやTOTOが多く、ミラタップに変更をお願い出来るのか、嫌な顔をされないかお聞きしたいです。リクシルなど大手メーカーを使うと、仲介料がリフォーム会社に入るという都市伝説を聞いたことがあり、ミラタップは仲介料が入らないので嫌がられるらしいのですが、これは真実でしょうか。

※Aさん、ご質問ありがとうございます♪

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サマリー

今回のエピソードでは、リフォーム業界におけるメーカーとリフォーム会社の関係を掘り下げています。リクシルやパナソニックなどの大手メーカーの商材を使用する際の不安や、サンワカンパニー(ミラタップ)のような商品を利用する場合のリフォーム会社の反応についても言及されています。また、業界内の不正や利益の仕組みに関する誤解も取り上げられています。顧客との関係を大切にし、誠実に業務を行うことの重要性が語られています。

リフォームの相談
お聞きの皆様、おはこんばんちは。現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日は現役リフォームプランナーらしく、リフォームのご相談に久しぶりにお答えしようと思います。
ご質問はですね、これは結構皆さん興味がある質問だと思います。
この方はですね、ちょうど地区20年のマンションに建てられた当時から住んでいらっしゃると。
今までに水回りですよね、お風呂、キッチン、洗面所を変えたことはないそうなんですよね。
内装とかフローリングは変えたことがあるんだけれども、ついに水回りもそろそろ傷んできたので、変えることを検討されているんですが、
ここで一番の質問の肝がですね、実はミラタップっていうね、これはつい最近までサンワカンパニーという会社名で知られるところの水回りを使いたいそうなんですよね。
なんですけれども、通常のリフォーム会社が進めてくる商品っていうのが大抵リクシルとかトートとかパナソニックとかそういったメーカー品が多いので、
このサンワカンパニー現在の名前はミラタップ、これにお願いした場合嫌な顔をされないでしょうかと。
あともう一つはですね、リクシルとかこういった大手メーカーの商品を使うと、これがね、注解量がリフォーム会社に入るという都市伝説を聞いたことがあるんですが、
そういった時にね、こういうミラタップとかこういった会社は注解量が入らないので嫌がられるという、これは本当でしょうかという質問が来ています。
これものすごく面白いなと思いました。はい、まずですね、この後半のご質問ですね。サンワカンパニー、ごめんなさいミラタップですね、名前が覚えられない。
こういったところとか、あとIKEAのキッチンとかね、こういう、だからね、これはどちらかというと、小売店の家具みたいな感じなんですよ。
だから、どう言ったらいいんですかね、例えばそのリクシルとかパナソニックとかTOTOとかこういった設備関係のメーカー品というのは直接、
例えばパナソニックの店先に行って買えるものではないんですよね。必ず直接取引ではなくて、商社に下ろすんですよ。
メーカーはね。メーカーは商社にまず下ろして、我々はこの商社から商品を仕入れるという形をとっているんですよ。
なので、このね、ミラタップとか、あとね、こういった小売りの商品っていうのは、これはね、本当にお客様が普通に自分で買える、定価で買える商品なんですよ。
で、もちろんお客様に10%オフとかっていうことも稀にする場合があるんですけれど、基本的には先ほど言ったような商社を通して仕入れるというスタイルではなくて、
普通に、だから、家具屋さんに行って家具を買うのと同じような購入方法をする商材なんですよね。
だから、これは例えば、私がやっているリフォーム会社で、ミラタップのお風呂使いたいんで、これにしてくださいって言われたら、もちろんOKなんですけれども、
これはね、定価販売になるんで、お客様の接種支給という形になります。
お客様が直接買い取って、それを現場に収めてもらって、我々リフォーム会社は施工のみというふうになります。
で、これはね、よくあります。三和カンパニーも、先ほど言ったIKEAとか、いろいろね、こういう普通のインテリア商材みたいなものとして、水回りとか入れたりすることは結構あるんですが、
嫌な顔をね、もしリフォーム会社がするとすると、その都市伝説は一切関係なくて、責任の所在が曖昧になるっていうことがあるんですね。
これはつまり、例えばお風呂とかキッチンをつけて、これに何か不具合があった時に、製品側の異常なのか、設備側の取り付けサイド、だから施工サイドの方のミスなのかっていうのが分かりづらいんですよ。
例えばお風呂つけました、水漏れが始まりました、こうなった時に商品側に何か破損があったりとか、製品自体に何か不良があって起こっているのか、こちらのリフォーム会社側の施工ミスで水漏れが起こっているのかっていうのがね、すごく分かりにくいんですよ。
だからちょっと嫌な顔をされるっていうのがあります。
実際私自身も以前のブラック企業で働いている時に、IKEAのキッチンを取り付ける現場があったんですよね。
これは私が担当したというよりは、この会社で同じ仲間うちでそういう施工をしてたんですけれど、大クレームになっちゃったんですよね。
これは設備不良とかっていうよりもっと処方的な打ち合わせが足りなかったことによる大クレームだったんですけれど、これはIKEAのキッチンは背が高かったんですよね。
スウェーデンの商品なんでね。
ブラック企業としてはお客様がこれが良いと言われて、もちろん図面とかも確認して、それで指示通り取り付けただけだったんですけれども、実際付けてみたらお客様のイメージと違ったということなんですよね。
自分の身長に対してかなり背が高すぎるということで揉めに揉めて、それをこちらのせいにされたんですが、
これに関してはね、もちろんこちらもちょっとお客様これ背が高すぎてお客様の身長にはちょっと使いにくいじゃないですかみたいなことを言うべきだったのかもしれないんですけれど、
ずっと私がいろいろリフォーム業界のいろんな事情をお話ししている通りですね、
大抵は2,30代の若い男性の営業マンとかがこういったお客様を対応していてですね、そんなに痒いところに手が届くほどの、そこまでなかなか至らないんですよね。
そんなお客様が自分たちで気に入って支給してきた商品はそのまま入れて、ちゃんと設備としてちゃんとしっかり付けるということ以外にはなかなか思いが至らないということがあって、
これはだからちょっと100ゼロでお客様が悪いということではなくて、やはり打ち合わせが足りなかったという点でリフォーム会社側にも落ち度が多少あるとは思うんですが、
ただね、やはりお客様が自分たちでそのIKEAの店先でショールームで物を見て選んできているのでね、なかなかそこまでこちらが思いが至らなかったというのはちょっといたしかたなかったかなという事例があったんですよね。
これはね、そんなような話だったんですけれど、このようにですね、お客様が自分で支給してきたものを後々何かこうやってトラブルがあった時に、結局はね、やはり施工するサイドが部が悪いというところがあるので、ちょっと嫌な顔をしたりする会社はあるかもしれませんが、
例えば私なんかはもちろん何度も受けてますし、このサンワカンパニーの商材は何度も何度もつけてますね。ここはだからすごく逆に言うと注意しなきゃいけないところです。
だからお客様が支給したものだからって、ヘイヘイって言って、安受け合いしてつけてしまうということがないようにものすごく気をつけてます。何だったらね、もうそこはねもうサービスになっちゃうんですけれど、ショールームに一緒に選びに行くぐらいのことをしたりしますね。
あともう一つのご質問の、やっぱりメーカーの商材を選んでいる分には、リフォーム会社にバックがあるんじゃないかっていうのは、これは全く根も葉もないことなんでご安心ください。これは絶対ありません。
ただ、本当にメーカーから商品を、例えばなんとか様亭でお風呂が発注になったら、こちらはそれをだから仕入れるんですよね。この仕入れる時のかけ率というのがありますね。
だからこのいくらで商材を引っ張れるかっていうのは、会社によってかけ率が違うんですよ。だからA社、B社、C社といろんなリフォーム会社にあいみつ取ると、いろいろ多少金額にばらつきがあるのはそういった理由なんですよね。
でも大抵の会社は、大体適正な価格で、最小限の利益率で価格設定して、なるべくお客様には大幅に値引きして提供してるんですよね。なのでこの辺が一般のお客様からトリッキーに見られるんですよね。
これをメーカーで唯一やってないのが宝スタンダードなんですよ。宝は低価販売なんですよね。だからもちろん多少、私たちリフォーム会社とかに商社を通して仕入れてはくれるんですけれども、ものすごくかけ率が高く設定されていて、お客様には実質低価販売しかできないようになっていて、
ここは実はからくりがあって、それを逆にセールストークにしちゃうんですよね。宝に聞かれたらちょっとやばい話を今してるんですけれども、宝としては自分たちが下請けに使っている業者、設備屋さんに工事をさせたいんですよね。ここがだから癒着してるんですよ。
だからいろんな商社で安くあっちこっちに仕入れさせると、そこのリフォーム会社が使っている業者が工事しちゃうじゃないですか。これをさせたくないんですよね。宝スタンダードがお抱えの業者に在庫込みって言うんですよね。材料と施工込みで発注させるように仕向けてるんで、
メーカーとリフォーム会社のビジネスモデル
お客様からすると、すごい宝スタンダード安いって思っちゃうんですよね。リクシルとかパナソニックっていうのは、例えば宝スタンダードが50万で売っているキッチンがあって、パナソニックとかリクシルだと100万の低価で売ってる商品なんですよ。
ショールームに行くと。うわ高いって思うんですけれど、これが例えば私の寸借カンナリフォーム会社でやると、お客様に対しては50万で提供するんですよね。だからこれは宝が50万で初めから低価として売ってるのとほとんど変わらない値段になるんですよ。
これをね宝なんかは悪く言うんですよね。だからすごく金額が見えにくい売り方してるって言うんですけれども、これはねだからもう昔から日本がパナソニックとかもそうなんですけれども、やはり工業で戦後伸びてきた国なのでね、こうやって下請け会社に仕事を回していくっていうことで、お互いにウィンウィンの関係だったんですよね。
メーカーとしてはですね、ここで自分のところでですね、例えばもう業者も手配してですね、だから要するにお店みたいに物を売って、で実際にそれを施工するって大変じゃないですか。メーカーっていうのはあくまでもいい製品を作っていくっていうことがその仕事なわけで、その工事とかはその下請けにいろいろやらせるっていうね、そういうだから役割分担を分けてるわけです。
だから売ったりするのは商社がやると、自分たちは物を作るというふうに分かれてるんです。メーカーと商社と、商社から物を仕入れて実際の我々みたいなリフォーム会社とか公務店が施工するっていうふうにやってるんですよね。
だけれどもその宝のようにですね、自分のところで全部材料も施工も込みで受注したいというその会社があって、こういったところはだからちょっとね、少し違うやり方をしてるんですよね。
でも宝で何を言われたとしても、じゃあリクシルとかパナソニックとかTOTOとかが怪しい商売してるのかっていうのは全くそうではないので、そこは自分がどこのメーカーの商品を気に入ってるかということだけに注目して、あまり変なセールストークに耳を貸さない方がいいです。
だから私はね、ちょっとあまりこういうことを言わない方がいいと思うんですが、宝が大嫌いなんですよね。それは宝の商品が悪いからじゃなくて、こういうことを言って汚い手を使ってくるから嫌なんですよね。
やっぱり、工業製品といろいろ公務店とか、商社の3名一体でやってきている建設業界のいろいろ監修というかやり方があって、それと違うのは全然いいんですよ、別に。
いいんですけれども、それをね、なんかこちらが悪いことして利益をお互いでちょろまかしてるみたいなね、いうふうに言うところが多いんで、それは絶対に違うのでやめてほしいなと思うんですよね。宝の商品はそれはいいと思います。
特にね、宝は法老の会社なんでね、法老がやっぱり好きだとかね、いろいろメーカーによって特徴とか強みが違うんですよね。
例えばなんだろうな、リクシルだとすごく掃除がしやすいとか、手入れがしやすいということを売りにしていたりとか、
あとパナソニックはね、私からすればパナソニックはやっぱりナショナルなんですよね。ただ本当に何でも器用なんですよね、この会社は。
だからその特色がね、実際はないんですよ。車で言うとトヨタに似ているというか、何でも平均点以上で、しかも結構スタイリッシュだったりするんですよ。
デザイン性も良くて、何もかも平均点以上で、だからといってここの会社ならではっていうね、その個性は特にないんですよ。
あとクリーナップ、ここはそもそもはステンレスの会社です。だからステンレスのカウンターとかそういったところに強みがあったりするんですよね。
宝もそれと同じように法老に力を入れていると、とうとうは陶器が売りの会社だとかね、こういうふうに自分たちが強いところっていうのをそれぞれ持っていて、
そこに魅力を感じたり、ここの商品に特にいいなと思うっていう、それだけで安心して決めてもらって大丈夫なんですよね。
だから変な横流しもないし、そんな変なメーカーの商品をやたらリフォーム会社が売りたがるっていうのは、売りやすいからっていう、ただそれだけなんですよ。
自分たちが得しやすい、もちろんそれはありますね。正直言って利益はないわけなんでね。
例えば三和カンパニーの商品をいくらお客様が選んでも、我々はその商材から入ってくる利益はないんですよ。
だから取り付け費しかお客様から請求できないんで、確かに旨味はないんですけれども、でもそれは当たり前ですよね。
やっぱりすごく安く仕入れて、そこにお客様からいただく利益率を乗せて販売しているっていうのも、これも別にリフォーム会社の正規の商売のあり方なんで、別にここに何の不正もないんですよ。
顧客との誠実な関係
とは言っても、お客様がこれをつけたいと言われれば、それはやりますし、それだけですね。
外国の商品とかね、そういったものもどんどんこれからは要望されればつけたりとかあると思うんですよね。
だからこういったことは嫌がらずに、リフォーム会社というのは対応していくところしか生き残らないんじゃないかなと思うんで、そういう感じです。
だから本当のことを言うと、日頃から世話になっている商社から資材を発注して、そこのものを入れるっていうのが一番スムーズなんですよね。
あと工程の中で、いついつこの1ヶ月の工程の中でユニットバスを取り付ける日とかキッチンを取り付ける日っていうのは全部工程を組んでいきますよね。
ここにお客様が自分たちで支給するってなると、ギリギリになっちゃったりとかね、うっかり発注漏れがあったりとか、部品が足りなかったとか、そういうことが起こりがちなんですよね。
そうなった時に、またお客様がその部品を取り直してくれたりするのを待ってなきゃいけないんで、業者が出直しとかになったりする可能性があるんですよね。
業者さんというのは人工で、1日いくらで我々は職人さんの金額を払ってるんですよ。だからここで、せっかくこのユニットバスを組む日に、ちゃんとお客様がしっかりその商品を手配してくれてなかった場合にですね、もう一回職人さんに出直しで来てもらったりするっていうね。
そういったのも、通常はこの出直し代なんかは、いちいちお客様に請求しません。ちゃんとそういうのをがっつり請求する会社とかもあると思うんですけれど、私の会社とかね、そんなのではあまりしませんので、
こんなのも結局私たちの利益率っていうか、あらりが減っていくだけなんでね、意外にね、本当に良心的にやってるもんなんですよね。リフォーム会社ね、もちろんこの間捕まったね、悪徳、特留系のリフォーム会社もどきみたいなのもあるんで、注意は必要なんですけれども、
通常、普通に皆さんが目にするようなところっていうのは、極めて誠実に仕事してますので、そこは安心していただけたらいいと思います。会社によって多少値引き率が違ったりっていうのは、今言ったような理由なんですよね。
どういった消費者で、例えばこのAリフォーム会社だと東東に特に強いとかね、このBリフォーム会社はリクシルに特に強いとか、多少そういう消費者との付き合い方とか、家計率とかでちょっとそういう差が出てるという感じになります。
はい、というわけで、サンワカンパニーなんだっけ、今の名前忘れました。そういったところも全然使っても大丈夫なんですけれども、もしね、依頼されるリフォーム会社の担当者がやや頼りなさそうだったらですね、そこはね、サンワカンパニーのこの商品だけれども、ちゃんとつくかどうか、大丈夫ですかみたいなね、積極的にコミュニケーションを取ってあげてください。
で、この担当者が多少頼りなかったとしても、必ず施工する人たち、職人含め、あとこの会社の中に施工管理とかね、設計の私みたいな人間がいると思うんで、そういった人を巻き込みながら、ちょっとくれぐれも注意してつけてくださいということをちゃんと頼みながらやってもらってください。
はい、というわけでね、いろいろあるんですというお話でした。ご質問ありがとうございました。ごきげんよう。
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