1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
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2025-02-02 19:32

好きなことを仕事にしたは良いけれど‥という話㉕ #305

過労による交通事故をきっかけに、いよいよブラック企業をやめて転職しようと活動し始めた頃のお話です。

今までの履歴書シリーズもぜひ⇩

▽ 『好きなことを仕事にしたは良いけれど‥という話㉔』
https://stand.fm/episodes/677fcee91fca64425f35dca0

▽ 『好きなことを仕事にしたは良いけれど‥という話㉓』
https://stand.fm/episodes/677e8000508f8e02eb47b922

▽ 『好きなことを仕事にしたは良いけれど‥という話㉒』
https://stand.fm/episodes/671e39d0304983a5346ec39d

▽ 『好きなことを仕事にしたは良いけれど‥という話㉑』
https://stand.fm/episodes/67150957146c6b6014310a9e

▽ 『好きなことを仕事にしたは良いけれど‥という話⑳』
https://stand.fm/episodes/670a988154a7d413df7147bc

▽『好きなことを仕事にしたは良いけれど‥という話⑲』
https://stand.fm/episodes/66fd4492624ab91c05b27d50

▽『好きなことを仕事にしたは良いけれど‥という話⑱』
https://stand.fm/episodes/66e9b5f1dede9dae16ae1f30

▽『好きなことを仕事にしたは良いけれど‥という話⑰』
https://stand.fm/episodes/668ab3a987ec60962830a0f6

▽『好きなことを仕事にしたは良いけれど‥という話⑯』
https://stand.fm/episodes/667ddd15c9a2f53c7de2dad1

#リフォーム
#リノベーション
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#インテリアコーディネーター
#ブラック企業
#私の履歴書
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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。 私の履歴書のシリーズの続きになります。
もう、ブラック企業の後半は、この交通事故を起こしたり、免許が剥奪されたり、踏んだり蹴ったりで、この免許が取り消しになったあたりで、
私はこの車を廃車にしてしまったんですけれど、この時に、当時のお兄ちゃん部長に、この人にめちゃくちゃ怒られて、
みんなが珍しく、みんな忙しい会社だったんで、事務所は週に1回会議がある以外は、ほとんど社内に人が揃っていることはあまりなかったんですけれど、
ちょうど、この人が揃っている朝の時間帯が何かに、もうボロクソ怒られて、バカ野郎みたいなんで、もうすごい怒られて、でもただひたすら申し訳ございませんでしたっていうことでね、
諸々な顔をして、部長の怒りが収まるまで喚き散らされているのをずっと黙って聞いてたんですけれど、この時にね、全然私はね、割とこういうのに慣れてるっていうか、平気なんですよ。
なんかもう、わーって怒られたりとかしても、もう右から左に流せるんですね。昭和の時代に鍛えられてるんで、ただこの時ですね、本当に、前にもちょっとお話ししたんですけれど、私だけじゃなくて、もう何人もが毎日のように事故っている会社だったんですよね。
で、ついにですね、私の事故が止めを刺して、保険会社から一気にね、もう今までの契約の金額では、もうとてもカバーできませんということで、保険会社からね、なんかちょっと注意を受けたタイミングだったんですよね。
だから私の事故が、ある意味、本当にタイミング悪く、ちょうどそのいろいろね、いろんな人たちがやった事故を積み上げてきたとどめとなってしまって、部長もね、たまりに溜まっていた怒りがもうそこで爆発しちゃったっていうことだったんですよね。
で、その時にね、本当に私は事故で、ある意味目が覚めたっていうのと、頼むからね、ちょっと仕事、転職した方がいいよっていうことで、家族からもちょっとね、言われたりし始めたんで、その部長がね、真っ赤な顔してね、怒り狂ってギャーギャー喚き散らしてるのをね、なんとなく冷静に見ながら、そろそろちょっと考えた方がいいなっていうふうに思ってたんですよね。
で、それと同時に、岡田社長がね、じわじわとね、着々と起業する準備をね、打ち打ちでしてたんですよね。でもね、私は正直岡田と仕事するっていうのも、すごく迷ってたんですよね。
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で、まあとりあえず転職活動をして、自分のね、転職先っていうのがね、どれぐらいあるのかっていうことも見極めたかったので、とりあえずね、ちょっと水面下で、ちょっとそういったリクルート活動をし始めたんですよね。
そうするとですね、これはね、何社受けたかな?3社ぐらい受けたんですけれど、全部泣いてもらったんですよね。で、中には、超超超大手の坊、なんとかそっくりさんとかね、そこにも泣いてもらって、ここはね、もう健康診断って言うんですかね、健康診断を受けて、体が元気かどうかっていうのを調べてから採用したりするんですね。
で、いろいろなんか面接もね、本社のすごいところでね、本当に最高の一等値の場所に呼ばれてね、行って、受かったんですよね。で、いつから来ますか?っていうことで魅力を感じたんですけれども、というのもね、ここはすごい大手なんで、もう全国つつ裏裏に支店があるわけですよね。
で、どこの支店に配足されるかわからないんですけれど、すごく気に入ってもらえたんでね、それは表向きだけかもしれませんけど、気に入ってもらって、その一等値の最高のね、関西で言う本社みたいなところで勤務してほしいというふうに言ってもらったんで、
まあこのブラック企業で働くよりはこっちの方がいいかなと思ってね、思いかけてたんですよ。なんですけれどもね、いろいろやっぱりネットとかでね、会社の評判とか調べるとめちゃくちゃ悪かったんですよね。
それと、私はね、もともともうこれ以上ないぐらいのブラック企業で働いてるんで、ブラックであることにはそれほど怖くはなかったんですけれど、ここはね、一つ魅力だなと思ったのが、一担当が全部やりますっていうことを売りにしている会社だったんですよ。ここがね、いいなと思ったんですよね。
ところがね、蓋を開けてみたら全然そんなことなくて、あとここはね、その内定もらった時に内定者の皆様へということで、うちの会社ってこんな会社ですっていうので、半日の研修を受けてるんですよね。ここでその仕事のね、流れみたいなものを全部、一応説明会があって聞いたんですよ。
それ見てると結局ね、一人でやってるって言ってるけれども、あの全部ね、下請けの公務店、だからこのS不動産の下請けの公務店っていうのが何社もあるんですよね。で、こういったところに全部丸投げするんで、実際の工事を現場監督する頭領っていうね、あの頭領さんはこの公務店の担当者になるんですよ。
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で、このあくまでも営業担当として、その頭領さんに指示を出せば、自分は現場はほとんど見る必要ないんですよね。で、まあもう全部ね、自分で仕事を、なんていうかな、お客さんのとこ回って、エリアだけ決められて、お客様を自分で開拓していくんですよね。
で、開拓方法は会社で大量に搬送物とか使って、いろんなチラシとかテレビ広告とか、あとあっちこっちでやってるオープンハウスとか、そのリフォーム相談会とか、そういったところで上がってくる案件をエリアごとに担当者に分配して、そこから案件を膨らませるというのが主なルートでしたね。
なのでね、不慣れっていうか、あまり経験値がない営業とかであれば、お客様をある程度紹介されればね、S不動産が広く網を張ってるところから、いろんな案件がちょっと発生しそうだといえばそこに行き、そこから見積もり作ったり、内容聞いたり、現地調査したりっていうのをやっていくんですよね。
ただ、実際にはね、本社の方に設計部隊がいて、図面書いてくれたり、提案書の印刷物とか、例えば3Dソフト使って立体的な映像っていうかね、パース画像を作ったりとかね、そういったこともやる部隊が別にいるんですよね。
さらに受注した後は工事を見てくれるのは、下請けの公務店という風になってるんですよ。だから、安心してね、働いていただけますみたいなこと言ってるんですけれど、お客さんに対しては一人の担当者が全部ちゃんと見てるから安心ですよっていうね、そういう売り文句にしてるんですよね。
ちょっと言葉に嘘があるじゃんっていうね、いうのがあって、私はもうこのブラック企業においては一応設計部隊に所属はしてたんですけれども、実はね、この車を事故ったりしたあたりで、そろそろこの会社はもうおさらばするタイミングが来てるなって思って、
この転職でね、いろんな会社を面接したりする、その転職活動する傍らでもう一つね、腰担々と準備していることがあって、私はね、もう設計にいたんだけれども、もう手挙げたんですよね。もう営業と同じように扱ってくれっていうことで、営業はね、つまりね、この当時どういうふうに仕事分配してたかっていうと、
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このお兄ちゃん部長と、あともう一人ナンバー2のMさんっていうね、このMさんもね、もうすごいね、人だったんですよ。すごいっていうのはね、もう私本当にこの人嫌いでね、もういかがわしい男だなーってずっと思ってて、この人結局ね、もうこの人の話もまた今度します。
はい、ごめんなさい。とにかくね、クセモノのMさんっていうナンバー2の、ある意味やり手の営業の男がいたんですよね。このね、お兄ちゃん部長が一応このリフォーム事業部のトップで、ナンバー2にMさんがいて、この2人がね、もう激しくね、派遣争いをしてたんですね、その当時ね。
で、もういろんな不動産にあたって、どんどんね、その業務提携する不動産会社とか、あとね、なんだろう、地主さんとかね、これ地場のね、地主さんとかっていっぱい不動産を持ってるわけですよ。で、これ自分の不動産をどうやってこれから貸したり売ったりね、するかとか、どうやって再販していくかとか、いろんなことを考えてるんで、こういった人たちに営業をかけて、ぜひうちで安くリフォームするんで、提携しましょうっていうのでね。
で、いろんな会社と業務提携して、で、そっからね、手広くリフォームの案件を拾い集めるっていうことをやってたんですよ。で、もうこの2人がね、どんどんどんどんこうやってね、しのぎ削って、あの営業をかけるんで、もう案件にはことを書かないんですけれど、ただね、これはね、大きな大きな落とし穴があって、結局ね、一見すごい数字は上がるんですけれども、もう極めてね、利益率の低い仕事をね、ばかすか取ってきてたんですよ。
だから、すごい契約件数と売上は上がってるんですけれど、実際にはね、ものすごく利益率の低い仕事をどんどんどんどん産んでたんですよね。で、これをね、あまりにもその当時ね、どんどんこの私がこの会社にはね、5年弱ぐらいいたんですけれど、その間にどんどんどんどんこの最初私が入社した時20人だったのが、このお兄ちゃん部長とね、No.2のMさんが、
やり手だったために、私が辞める前にはね、100人近い会社には一応なってたんですね。なんですけれども、あまりにも仕事を取ってくるので、この会社の規模に対して、大きな大口の仕事をね、取り過ぎるということが起こってたんですよ。
これね、例えて言うなら、もうシェフがね、例えば1人か2人しかいないところに、すごい大量の食材を仕入れてきて、さあ調理しろっていうことをやってたんですよ。
で、この私が入社した頃いた20人とかは、すごい優秀な人が揃ってて、私のその設計部の上司の女性と、あと施工管理に一級建築士のアイさんというね、めちゃくちゃ仕事ができる人がいて、私のだから上司の、これもアイさんだ。
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女性の設計アイさんと、男性の施工管理のアイさん、2人ともめちゃくちゃ優秀で、この2人がね、ある意味三ッ星レストランの一級シェフみたいな人たちで、この2人がいるおかげで、どんだけお兄ちゃん部長がすごい案件持ってきても、この2人がね、設計やって、施工管理でバチッとね、現場をまとめてくれるっていうのをやってたんで、
もうこの2人は不眠不休でね、だからその私の上司のアイさんに至っては、クモ真っ赤出血で死にかけたりするぐらい働いてて、施工管理の一級建築士のアイさんは、途中でね、バセドウシ病っていうね、甲状腺のね、あの異常で起こる病気なんですよね。これまだ多分原因とかって、あんまり解明されてない病気じゃなかったですかね。
結構ね、いろんな人、サッカー選手とかね、いろんな人が実は持ってたりする病気なんですけれど、だんだんね、こうやっぱ疲労が溜まってくると、どんどんね、甲状腺が新陳代謝が悪くなってきて、目がね、どんどんちょっとね、前に飛び出してきたりする病気なんですよね。
それで、こんなんで、本当はちゃんと治療しなきゃいけないのに、全然治療に行く暇もないぐらいね、もう本当に忙しくて、倒れる寸前まで仕事してたんですよね。
こんな2人がね、今まで頑張って処理してたんですけれども、どんどんどんどんね、営業力がありすぎて、大手不動産会社がね、中古の古い物件とかマンションを買って、買い取ってね、それを必要な限りリフォームして、それを再販するっていう事業をやり始めたんですよ。
だから丸々1棟をね、例えばルイ・シャトレなんとかとかね、いう物件があったとして、それをね丸々買い取って、これをその大手不動産会社の名前でね、例えば、ルイ・シャトレを、例えばね、レジデンスなんとかっていうね、そのリフォーム、不動産会社のブランド名に変えて、必要なリフォームして、エントランス周りとかをすごい綺麗にリノベーションして、
で、もう一回ね、再販するっていう事業をやりだしたんですよ。この仕事をね、下請けするようになったんですよ。これは大変な事業で、だってね、100とか200とか人が住んでいる10階建ての丸々マンションを全部リフォームしていく仕事ですよ。
で、これをね、当時まだ20人から30人ぐらいしかいない時からこういう仕事を受け始めたんですよ。で、これ1棟全部ね、リフォームしていくと、もう1億近い売上が上がっていくんですよね。だからすごい一件大きな仕事なんですけれども、一件一件のリフォームはもう、あのすごい荒利率の低い、もう利益がね、ほとんど残らないような仕事だったんですけれど、
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これはね、ある意味大手の会社から大口のプロジェクトを任されるっていうね、名誉なことだというところがあって、赤字確保でお願いしますみたいなね、なんかね、本当に昭和的な仕事の受け方をして、で、あの、要するに体力以上の仕事を受けてきちゃうんで、もうみんなね、休みも帰宅もできない状態で仕事やってるっていうところだったんですよね。
で、ちょうどそんな時に私はこの会社に入社してたんですよね。なので、あのついにね、この一級建築士の施工管理の愛さんが、もうやめてくださいっていう、もう営業をちょっとね、手広くやりすぎだっていうね。
もともと最初の当初やってたみたいに、遠藤のお客様をね、しっかりとやっていく。だから300万とか500万のリフォームをコツコツとやっていくっていうね、あのこういうのを遠藤、遠藤って言うんですよね。だから一般顧客を相手にする商売ですね。
こっちに戻してくれっていうふうにね、じきそしたんですよね。もうこれ以上やったらみんな社員も疲弊して倒れちゃうし、で、こういう要するに不動産会社からの仕事っていうのは業物ってね、業者案件、だからB to Bになるんですかね。
だから一般のお客様のためのリフォームじゃなくて、不動産会社のリフォームの下請けっていう仕事なんで、大きなプロジェクトも取ってくる代わりに利益率がすごく低いんですよね。
だから理想は、こういう業物案件とエンドユーザーの一般顧客の仕事っていうのをね、半々で取るか、もしくはせめて6対4。6が業物、4が遠藤客っていうのがね、理想なんですよ。
どうしてかというと、遠藤客だけでやっていくんだったら、もちろんそれが一番利益率も良くていいんですけれども、私が今までいろいろお話ししてきているのをお聞きいただくとお分かりのように、遠藤客をやるっていうことがとてもとても大変なんですよね。すごく一個一個のプロジェクトが手間もかかるし、大変だし、で、クレームにもなりやすいんですよね。
だからそれと、やっぱり波があります。遠藤のお客さんっていうのは、バーッと立て続けに来る時もあれば、ない時もある。そういう時にね、業物だとコンスタントに仕事が来るんですよね。
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不動産会社が、再販用の空き物件ができたらそこにリフォームしてって、まだ人が住むかどうかわからない案件を売り物にできるように綺麗に水回りとかね、壁紙とかフローリングとか張り替えるっていうこういう仕事ですよね。こういった仕事がね、会社としてはすごく回しやすいんですよね。
常に職人をずっと回していける、職人に常に仕事を分けてあげれるし、あとは資材をしょっちゅう発注しますよね。だから常にムラなく、年中忙しく業者を仕事を分けてあげれるし、資材も発注することによって、消費者とのつながりも強くなるんですよね。
エンドのお客さんだけやってると、どうしても売上がいい月もあったり悪い月もあったりとかするので、これはね、全てのこういう仕事が両方やるのが理想なんですよ。ただですね、この当時お兄ちゃん部長とこのMさんが営業成績を競い合うということになって、結局効率よく数字が上がる業物にどんどんどんどん偏っていくということが起こってしまったんですよね。
はい、というわけでね、ビジネスのからくりみたいな話に終始したんですけれども、今日はここで一旦終わって、続きはまた次回とさせていただきます。ごきげんよう。
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