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2024-05-28 19:35

パフパフの家に人生の全てを注ぎ込む持ち家信仰の恐怖⑤ #85

パフパフの家Part5です。
コロナ後、不動産価格が2倍ぐらいになっているので、大変です!それでも購入するなら、新築か中古かどちらが良いでしょう?というお話をします。
このシリーズ、もう少し続きます!

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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日もパフパフの家⑤になります。 職人相談会も大変ご好評いただいて、
とても嬉しかったです。これで、もう日本の将来は、職人の将来は大丈夫になったんじゃないかと思うぐらいです。
また随時、ご質問とかしてください。コメント欄とかで、お答えできることはお答えしていこうと思います。
今日は、パフパフの家についてなんですけれど、前回までが、結局行き過ぎたカスタマーファーストによって、お客様を自分の会社で丸がかえして、全部売り上げを吸い上げるというために、過保護にしすぎてしまった。
過保護にしたお客様は、どんどんコスト感も、物の値打ちとかもわからない人になっていき、徐々に、言葉悪いですけど、付き上がってきて、立ちの悪い客に変わってきて、
逆に良心的にやっている会社に対しても、やたらめたら厳しくクレームをつけてくるような人が増えてきて、良心的な仕事をするような会社は、どんどん淘汰されていくだろうということをお話ししました。
その結果が、いろんな理由が重なっているんですけれども、物の物価が上がってきた、そして職人の人材が不足してきている、プラスこういうふうに、わがままになってきた顧客に対応しきれなくなって、会社もどんどん淘汰されてくるだろうということで、
徐々にね、DIYで自分である程度のことはできるようにならないと、もうダメな社会になってきたんじゃないかっていうような未来予想をしています。
ここからなんですけれど、これは近い将来起こるであろうお話をしたんですけれど、まだまだね、今当面は相変わらず、こうやって今のようにリフォーム会社がいろいろあって、その中から自分に合う予算、技術、スキルありそうな会社とかを選んでいくということはまだ当面続いていくと思うので、
そこでどういったことに気をつけていけばいいのか、あとはこれから家を購入する時の、これはあくまでも私の意見なんですけれども、どういう家を買うのがいいのかっていうお話とかもね、ちょこっとしていこうと思います。
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まず、新築にするか、中古にするか、ここなんですけれど、私がリノベーション、リフォームをする人間だから言ってるわけではなくて、これはね、圧倒的に中古物件の方が私は今の時代、いいと思いますね。
これ、コロナの前だとね、もっと中古物件も買いやすかったのがね、このコロナの3年間の間に、コロナが落ち着いたらね、この不動産とかもビョーンって上がっちゃってね、今実は中古とかもね、本当に高くなっているので、
まあもう本当に不動産を買うのはね、大変だなと思うんですけれど、とは言ってもね、やっぱり新築買うよりは明らかに中古の方が安く買えます。
で、この中古を買うということは、当然もうリフォームして直してから住むということが条件にはなってくるんですけれども、ここでね、目一杯フルリノベーション、スケルトンって言ってね、全部もうすどり替えみたいなことをしたとしてもですね、新築の家を買うよりは明らかに全体で安くコストを抑えることができますね。
そして中古の物件の方がね、意外に全体的な立地とかね、そういった条件は良かったりするんですよ。
で、あと、それこそ今回のテーマであるパフパフ問題ですよね。本当に上物のね、この家自体にはもう全然価値がないようなね、これもう今ね、そこに住んでる人には申し訳ございません。
全然ね、ちゃんと安全には暮らせる家であることは間違いないと思うんですけれど、言ってもね、そんなにしっかりしたものではないという話をね、今回何回かに分けてしてるんですけれど。
で、それに対してね、ある程度ね、中古物件の中にはすごく有料な家とかがたくさんありますよね。なのでそういったことをうまく選んでいけばね、いい掘り出し物とかっていうのはたくさんありますね。これは子建てのお家にしてもマンションにしても同じです。
できればね、阪神大震災の後にね、建てられた家とかっていうのは安心なんですけれども、私がね、最近やってる、蓄40年以上経ってるような古い家もね、しっかり耐震とかね、断熱工事を施せば、しっかりした家になりますのでね、すごくいいと思います。
やっぱりね、40年前の家とかだとね、さらにしっかり建ててますね。耐震とかはね、もちろん時代が新しくなるほどしっかりできてる面はあるんですけれど、それこそパフパフ問題ですね。
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しっかりいい素材使って建ててるので、結構ね、内部を解体したりするとよくわかるんですよ。しっかりした柱とかね、木材がいい材料を使ってたりするんですよね。
なのでね、すごく木の香りがしてね、いいお家がたくさんあります。なので、ぜひね、ちなみにね、費用の雰囲気をね、ちょっと具体的に言うと、最近ね、私が見ていた新築のお家がね、30坪の土地に目一杯に建ってる3階建ての小建てが8000万円ぐらいで出てるんですよね。
でね、本当にだから今上がっちゃってるんですよね。これ3年前だったらもうちょっと6000万ぐらいで売ってたんじゃないかなと思うんですけれど、これが8000万ぐらいです。
で、それに対して中古だとどうなるかというと、60坪に少し庭があって、建っているお家ね、2階建ての家とかが、お家自体は3000万ぐらい、3500万とかですかね、なんですよ。
で、ここにね、目一杯、相当頑張ってリノベーションして、3000万ぐらいの周りリノベーションするとしますね。それでだから6000万から7000万ぐらいで収まるイメージなんですよね。
なので、お分かりになりますよね。つまり新築の家っていうのは全部新品なので、新しくていいやって、特にね30代ぐらいの若いファミリーがね、やっぱり新築の小建てを好む人多いですね。
なんですけれどね、もうあっという間に子供とか2人いて育ってきたら、もう見る間に手狭になってきます。それに対してこの60坪に建っている、倍の敷地の2階建ての、築40年とかの古い家ですけれどね、ここだと家も広いし、ちゃんとリフォームすればね、自分たちの希望の間取りにできるんですよ。
この30坪の新築はね、もう決まっちゃってるんですよ、間取りがね。これは、ある程度パターンが2つか3つからしか選べないようにできていて、その範囲内であるからこそこの値段で買えるというところがあるんですよね。
なので、もっとここぶち抜いて広いロフトが欲しいとかね、そういうわがままを言い出すとビューンって値段が上がるようにできてるんですよ。もうすごくね、だからそのハウスメーカーの方も、あのちょっとしたね、そういう変更とかにはね、応じたがらないっていうかね、むしろ応じちゃうと自分たちの工事のね、その費用が、むしろね、そこで工事単価が上がれば喜ぶかと思うでしょ。
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違うんですよ。あの人たちはね、もうどんどん、はい次、はい次っていうね、もうこのなんて言うんでしょう、このルーティンワークでね、もうあの後期ね、もう決まった後期でね、似たような家をバンバン建てていって、あの次に、はい次にっていう感じでビジネスやってってるんで、あのね、一個一個ね、そのオーダーみたいなことはね、するともうコスパが悪すぎてね、そういうことにいちいち応じてられないわけですよ。
なのでね、その単価が上がることとかどうでもよくて、あの後期に間に合うね、もうどれもね、同じような家を建てていくっていうことが、彼らの効率重視の、その商売には、商売のやり方なんですよね。
なのでね、ここなんか子供がね、3人いるから、洋室今2つしかないの3つにしてくれとか、そういうのはね、いちいち応じてられないっていうことがあるんですね。それに対して古い家をね、リフォームする場合は、もう自由自在ですよ。
もちろんお金かかりますけれど、新築のね、お家買うよりは今言ったみたいにね、だから新築の融通が効かない8000万の家を買う代わりに、古いけれども目いっぱいリフォームしてもね、6000万から7000万で収まる感じで、自分たちのね、かなり希望に即したね、家作りができるっていう点で、中古物件を購入するっていうのは、やった方がいいと思いますね。
なんですけれどね、なんかめんどくさいと思っちゃうみたいですね。まずその自分たちの条件に合う中古物件を探すっていうね、不動産屋さんとのこの家探しのプロセスがまず入りますよね。
でまぁそこで何件もいろいろ下見に行ったりね、あのして、でなかなかこれもね、あの競争ですよね。条件のいい家っていうのは当然倍率も高いので、あのなかなかね、あの欲しいと思っても買えないっていう問題がありますよね。
でここでまぁぐずぐず時間がかかった上に、やっとまぁこれでいい家が見つかったとすると、今度はリフォーム会社を探すという手間が入りますよね。でやっとそのリフォーム会社が見つかったと思ったら今度はいよいよ自分たちの希望を伝えて、予算も伝えて、でその範囲内でどんなリフォームができるかっていう打ち合わせが始まっていくわけですよ。
で、いよいよその計画とねプランが決まって工事するとなると、ここからね大きい工事になればなるだけ、まぁ3ヶ月ぐらいの工事期間が必要になってくるというような感じで、まぁめちゃくちゃ時間も手間もかかるので、
もう私の友達とかもねもう再三もう新築辞めてリフォームにしろって言ってんのに、もうパーンって新築のマンションとか買ってる友達が2人ぐらいいました。
あーあーと思ってね、もうこれはねあの子立てに限らずマンションなんかも、あの中古のね2,30年ぐらい築2,30年のマンションとかもめちゃくちゃいいんですよね。
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やっぱりねマンションの場合は、古い方がねリッチがいいっていう問題があります。新しく建つマンションっていうのはね、やっぱり空いた敷地に建っていきますのでね、そんなねあの駅地下の良い条件ではなくなってくるっていう問題があります。
あのね一部のその大都会で、今ねあの再開発しているようなね都心エリアに立つあのタワーマンションとかは別ですよ。
でもごくごく普通の都市部にあの立っているマンションとかだとね、やっぱり古い方があの条件もいいし、あと今よりずっと景気が良かった時代に建ててますので、パフパフ度は低いんですよね。
やっぱりあのエントランス周りのね、あのゴージャス感とか、使っている材料、タイルとかね、そういったところがね全然違いますよ。
あのバブルの頃とかも特にいいですしね。でバブルのまだ名残があった2000年ぐらいまではね、あのなかなかね、あのいい感じに建てられているので、
蓄2,30年ぐらいとかのマンションはすごい狙い目だと思いますし、それより古いマンションとかでもね、ちゃんと直せばあのちゃんと良くなります。
でねマンションはね、あの結構ね、あの例えばダンチリノベとかね、あの一時期流行ったし今もね、あのやっぱりリノベマニアの人とかね、
あえてこういうことにね、挑戦したりとかされて、あのとても味のあるね、リフォームになるので、あの私なんかもね、あの自分が施工する側としてもやりがいを感じて大好きなんですけれど、
あのやっぱ全体的にね、やっぱりあの50年前後とか超えてくるとね、あのそのね、表層はねピカピカにリフォームしたら良くなるんですけれど、配管とかの問題が出てくるんですよ。
あのつまりだからあの水とかね、お湯とかが流れている、あと排水ですよね、トイレとか、あのお風呂とかね、こういう生活用水が出ていく、あの排水のね、この缶ですね、管が、あの銅でできているんですよね、古いところはね。
でこれがある日突然、あのピンホールっていうかね、あの本当にね、あの針で刺したぐらいの小さな穴がピッて開くんですよ。
でこれはいつ開くか、あのどのタイミングで起こるか全くわからない。
でなおかつこの配管っていうのは全部床の下っていうかね、あの建物の内部に隠れているとこなので、いつ水漏れしているのか、いつ配管がね水漏れしているのかっていうのは全くわからないんですよね。
でこういう怖さがあるんで、まあ私たちね、こういう古いマンションをやる時は必ず全部床はめくって、あのちゃんとね、その人たちの家の敷地内の配管は全部取り替えるようにしてるんですけれど、全体がどうかっていうことはわからないんですよね。
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自分の家はね、ちゃんとリフォームして新しい配管に変えてたとしても、上の階の人は古いままだったりしたら、上の階からの水漏れがある日ポタポタと落ちてきて、なんかおかしいな、最近なんかね水が落ちてきたなって言ったら、上の階から水漏れしているのがあの下にね、あの漏れてきたとか、まあいろいろねそういう問題が起こってくるのがマンションのまあ怖いところですよね。
はい、なんかね、またいろいろ喋ってしまって、まだ終わらないですね、このパフパフ。もうちょっと続けさせてください。
はい、あのとりあえず今日は、まああの家をねこれから買われる予定がある場合は、やっぱりね中古がいいよっていう話でちょっと終わってしまったんですけれど、うん、あのあとね、あの賃貸とかね、いろんなまあ選択肢があると思うので、最近ねあのちょっと話がそれるんですけど賃貸もね、あの自分でリノベーションできるっていうね賃貸がね結構増えてきてるんですよね。
これはね、あのちょっともうだんだん仮想化してきているね、あの昔のニュータウンみたいなね、ところに建っていたあの団地とかね、マンションとかね、あのUR賃貸的なね、あのやつとかがいっぱいあるんですけど、こういったところがね、もうあのね賃貸で住んでるんだけども、かなりね、あの大胆にね、自分たちであの間取り触ったりとかね、してもいいよっていうのを売りにしているような物件とかもあったりします。
なのでね、まあ本当にね、ライフスタイルって変わっていくので、あのそれこそね、まあ演技でもないと思われるかもしれませんけど、結婚してる場合もね、いつ離婚するかわからないですし、今ね、まあその子供さんいても子供さんもね、十何年経てば自立していくでしょうしっていう感じで、その絶えずね、やっぱり家族構成とか変わっていくものに対して
昔ならいざ知らずね、やっぱりその30年を超えるぐらいのね、今の35年っていうのが、あのフラット35っていうね、あの住宅ローンがね、まああの一番主流というかね、35年間のローンを組んでいれば、あの結構ね、あの税金とかも免除されたりとか、いろいろ優遇されるっていう風になってるんですよね。
でも35年ね、今から35年ってもうどれだけ変わってるんだっていう気がしませんか。でも35年間かけて、まあ払ってね、あの家がついに35年後に自分の本当にものになった時には、もうボロボロですよ。
なのでね、そんなに長い間、だからそこら辺に関してはね、私チキリンさんと全く考え方が一緒で、10年以上ね、払わなければいけない、その借金っていうのはね、あんま背負わないほうがいいんじゃないかっていうのは本当その通りだと思うんですけれど、
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あとはね、そのいろいろ住宅ローン払ったりね、いろいろお金がかかったとしても、その後ちゃんとそれがね、また自分たちが払ったものがね、そこそこ大赤字にならずに、また売却できるめどがある物件だったらね、全然いいと思うんですけれど、
あのね、特に私たちの上の世代がね、ひどい目にあってるんですけれど、バブルの頃に異常に高騰した土地とか家を買っちゃった人がね、本当に苦しい思いしてローンを払ってて、やっぱり払いきれなくなったりとかね、離婚したりとかして、自分たちの買ったその不動産をね、売却しようとした時に、
もう半額以下のね、自分たちが買った時よりも値打ちが半分ぐらいになって、もう往存してね、手放したりしてる人、私たくさん見てるんですよね。そういったこととかも起こり得るので、もうね、本当に不動産っていうのはね、気をつけて購入するに越したことはないというかね、うん、なんですよね。
なのでね、あくまでもどっちかを選ぶんだったらっていう話でね、ちょっとでも安く買えた方がいいんでね、それであるならばね、パフパフ度も低い中古の家っていうのはなかなかお勧めですよというところでね、今日は一旦終わりまして、また次回もパフパフを続けていきます。ごきげんよう。
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