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2024-05-27 16:35

【パフパフ番外編】職人キャリア相談会 #84

パフパフの家の番外編。
職人への道は今の時代、勝ち組になれる数少ないキャリア選択です。ところが、将来有望キャリアにも関わらず、相変わらず大手企業に勤めることが1番と考えている親世代の人達にお伝えしたい。
さらに、現役の職人として頑張っている団塊ジュニア世代がまだ元気なうちに、次世代が受け継がなければ、建設業は本気で将来がヤバいという危機感を持っています。

職人推しシリーズの過去配信も、お聴きください⇩
『団塊ジュニア世代の隠れた勝ち組、職人さん #15
https://stand.fm/episodes/65f9b5c13b33df13dd30bda2

『婚活中キャリア女性達よ、職人さんは超オススメですよという話 #38
https://stand.fm/episodes/6617d896379c5a6369d606e8

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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日もパフパフの家シリーズになりますが、
パフパフの家もなんですけれど、
すごく嬉しいことに、
コメントで、
お子様をね、職人にしてもいいのでは?っていうね、
お母様方が結構いらっしゃるということがね、ちょっと伝わってきたので、
もう私も、ちょっとね、この職人をね、ぜひ、
一人でも多くの人に職人のキャリアをお勧めすべくね、
もうキラポエっちゃおうかなと思うぐらいですね。
もう、やっちゃいますよ、私。
っていうのはね、冗談にしても、
本当にね、別に私がこの建設業にいるからといって、
無理にね、キラポエってね、
みんなをね、職人の道にね、引きずり込もうという気は、もちろん全然ないんですよ。
少なくともね、私が現役で働いている間はね、
なんとかギリギリ、ゆるやかに衰退していってるんでね、
なんとかね、私自身が食べていくのにはね、
困らないような感じで、やっていけるのかなと思ってるんですけれど、
もっと私はね、先の未来を心配しているわけですよ。
私が現役を引退してね、30年、50年、100年後のこの業界のことを心配しているのであって、
今ね、ギリギリこのボリュームゾーンである、
段階ジュニア世代が、まだ現役でいる間に、次の若手が育成されなければ途切れてしまうと。
職人のこういうスキルとか、いろんなね、今まで継承してきた技がね、
途絶えてしまうということをね、本当に恐れているんですよね。
結構具体的にね、いろいろご質問があったので、ちょっといくつかパフパフの途中なんですけれど、
少しお話しさせてください。
まずですね、職人は基本的には学歴は全く必要ないんですよね。
読み書きとかね、常識的なことがある程度分かってないと、もちろん困りますけども、
こんなのね、今時ね、欠落しているお子さんとかっていらっしゃらないと思うし、
特にね、こんなスタンドFMとか、私のこんな配信をね、聞いてくださっている人はもう全員インテリだと思うので、
全然ね、そういうところは心配ありません。
無理にね、勉強が好きじゃないお子さんにね、無理に勉強させて、無理やり大学行かせる必要もありませんし、
ちなみにね、私が今いろいろ関わっている大工さんでは、一人だけ大卒の大工さんがいました。
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もう超絶珍しいですね。やっぱりね、雰囲気が違います。ヤンキー上がりじゃありませんでしたね。
とっても上品な大工さんで、腕もいい方でした。
なんですけどね、本当にそれは、ご自分が大学に行きたい意思があれば行けばいいし、行かなくてもどっちでもいいという感じですね。
もし大学に行くのであれば、工業系大学がおすすめです。
なんとか工業大学ってありますよね。そういうところが、建設系とかに強い学部があるのでね、そういったところに入るのがおすすめかなと思います。
あとはですね、資格とかも、結構ね、これはね、大学卒業してるしてない関わらず、一人親方とかでね、ご自分でやっぱり公務店立ち上げてる人とかもいらっしゃるので、業務的な必要性もあって、
二級建築士と木造建築士っていう資格がもう一つあるんですね。
この資格を持っている大工さんとかはね、結構いらっしゃいます。
あとね、さらに一級建築士持ってる職人さんなんかも時々いらっしゃいますね。
なのでね、勉強が好きなお子様であれば、こういった資格はね、大学行ってない関係なくね、挑戦させてあげてもいいかもしれません。
これはね、若ければ若いほどね、瞬発力があるので取りやすいと思います。
一級建築士なんかはね、超絶難しい資格なので、そんな簡単には受からないとは思うんですけれど、
二級建築士とかはね、ちゃんとしっかり勉強すればね、ある程度受かりやすい資格になるので、
ぜひね、若いうちに挑戦したい、勉強が好きっていうお子様であればね、挑戦させてあげてもいいのかなと思います。
あとね、例えば電気屋さんなんかは、電気施工技師だったかな、とにかく資格が絶対ないとダメなんですよね。
こんなのもね、皆さんね、下積みしながら結構取ってますよ。ヤンキーの電気屋さんね。
この方たちがね、そんなかつて勉強真面目にやってたとは到底思えないんですけど、ちゃんと取れてるんでね。
まあそれはね、そんなに難しくない。でもちゃんと知っておかなければいけないこととか、
あと随時ね、何年間、何年間に1回はこの資格をね、更新していく必要があるので、
その都度ね、勉強をね、また新たにこうね、ちゃんとすることでね、新しい知識をいつも更新しているというメリットもあるのでね。
電気屋さんなんかを目指される場合は、この国家資格が必要だというあたりですね。
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あとね、もう一つ質問されていたのが、女性でもなれますかっていう。これはね、もうとてもいいご質問で、全然ウェルカムなんですよ。
というのも、今はね、やっぱり道具がね、すごく進化してますので、女性でもね、扱いやすいような工具とかがね、いっぱい出てるんですよね。
やっぱりどうしたって、筋力とかね、体格とかで、男性に劣る女性でもね、持ちやすいような工具とかがね、たくさん出てるので、
多少のね、やっぱりハンディーはありますよ、女性が職人になるっていうのはね。なんですけれどもね、全然なれるし、むしろ今増えてきてるんですよね。
やっぱりね、大工とかはね、少ないと思います。でもね、内装関係、だからクロス貼ったりとか、こういったところは女性がちらほら出てきてますね。
あと女性におすすめなのは、リペアの職人です。リペアっていうのは、補修工事なんですよ。
フローリングに傷がついたりね、あとちょっとしたこの打痕、スマホとかドカンと落として、床材とかに穴が開いちゃったりとか、
あと扉とかにも、ちょっと子供さんがボンと蹴ったら、これスカスカなんでね、今の扉ってね、中が空洞なので、簡単に割とベリって破れちゃったりね、穴が開いたりとかもしますよね。
こういったことをね、割とちょちょちょいってね、本当にね、あの木箱のね、なんて言ったらいいのかな、このお医者さんのね、
医療カバンみたいなのありますよね。あれぐらいのサイズのね、作業箱みたいなのをみんなお持ちなんですよ。
この中にいろいろね、粘土とかパテとかね、あとちょっと塗料とかね、あとスプレーのね、いろんな材料とかをね、コンパクトに持ち歩くだけで済むんです、この人たちは。
で、これはちょっとね、特殊な技能が必要で、例えばこのフローリングに傷がついているのを直すってなるとね、ちゃんとフローリングの木目の柄とかをちょっと書いたりしなきゃいけないので、ちょっとした絵心が必要なんですよ。
あとね、色を、絵の具何色かある色を混ぜて、実際のその補修する箇所に似た色を自分で調合しなきゃいけないんですよね。
で、こういったこともね、ちょっとしたやっぱり美的センスっていうんですかね、こういったことが必要な職業なんですよ。
こういうね、職種も職人の中にはあって、これはね、力仕事じゃないので、女性でも全然できる仕事なんですね。
なのでね、こういったところはすごくお勧めです。
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次にですね、増作家具。増作家具っていうのは、もうね、阪神大震災の後、一気にね、需要が増えたんですけれど、
もう置き家具を置かずに、全部もう据え付けている、建物にも実際くっつけて使う家具ですね。
これはね、家具屋さんが全部図面作って、位置から作ってくれる家具になるんですよね。
オープンシェルフであったりね、リビングのテレビボードとかも、もうその家のサイズに合わせてピチッとちゃんと作ったりとかっていうね、
この増作家具屋さんの仕事は素晴らしい仕事ですね。
やっぱりデザインセンスで図面描いたりね、物を作ったりっていうね、物作りが好きっていう人にはとても向いている仕事で、
これはね、男女全く関係なく、女性も多いですね、この仕事はね。
別にこの人たち物を運んだりっていう必要性はそんなにないので、物を運んだりする必要性があるときは、そういう人を個別に用意すればいいので、
実際こういうのを設計したりプラン作ったりとかっていうのは、全く男女関係ありませんのでね、
これなんかもね、すごく特にね、やっぱりまだまだね、あんまり私はね、私自身は男女っていうのは実は全然全く差がないと思っているんですよ。
なのでね、女性の方が繊細だとか、男の人の方が大らかだとかね、そんなのじゃなくても全くそれぞれ個別に人には適性というものがあるというふうに思っているんですけれど、
言うてもね、まだまだ今の日本では、やっぱり家事の経験とかね、やっぱり生活のいろんな動線とかに詳しいのは女性の方がやっぱり詳しい人が多いので、
こういうね、生活でよく使うものを設計したりするっていうのはね、やっぱり女性は向いてますよ。
なので、キッチンの設計したりね、キッチンの引き出しとか、いろんな水回りのシンクとコンロと冷蔵庫との位置関係でどういうふうな配置が一番使いやすいかとかね、
中の引き出しの構造をどうしたらいいかとか、きっとこういうことを考えるのもね、絶対女性の方がまだまだ向いてるんですよね。
なのでね、こういう造作家具とか、造作設備作ったりとかっていうのもね、女性はすごく向いてると思いますね。
あとは、もう正直ね、どれも女性でもできるんですよ。
女性だけの職人さんの会社とかもね、最近はできてきているぐらいなんですよね。
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中にはね、やっぱり仕事を依頼してくるお客様サイドが、男性にはちょっとね、入ってほしくないみたいなね、そういうデリケートな案件とかも今の時代なのでありますよね。
女子寮とかね、男性が入れないような施設を設計したりとかね、作ったりとかっていう工事の場合は、もうその作り手の職人もいるのであれば女性で固めたいみたいなね、そういう依頼もね、増えてきているので、正直ね、どの職種も女性はできると思います。
まあね、唯一できないことをあげた方が早いかなっていうね、だから本当にもうめちゃくちゃ重たいものをね、持ち上げたりとか、そういうのはね、できたりやらない方がいいかなと思いますけれど、技とかね、技と技術って同じ意味か。
すいません。でもそういうスキルをね、やっぱり発揮する職務においてはね、男女関係ありませんのでね、あの本当にね、性別関係なく、これからの時代はもう職人は本当にいい仕事、しつこいですけど何度でも言います。これはもう絶対食いっぱくれありません。
そして日本がダメになれば海外に打って出れます。日本のこの職人のスキルっていうのは世界で誇れます。特にね、アメリカとかなんて大雑把なんでね、日本のこういう細かいね、手仕事とかはね、絶対立ち打ちできないですよ。
あの人たちに負けるとしたら上腕に同筋の太さぐらいです。もうあのきめ細かい技とかね、あのなんて言うんでしょうね、痒いところに手が届く優しさとかね、そういったところでね、日本の職人さんにね、かなうところはありません。
なのでもう、今日パフパフなしですね。もうとにかくぜひ皆さんね、職人のキャリアっていうのをね、前向きな選択肢としてね、持ってください。別に勉強ができないから職人にでもならせるかとか、そういうネガティブなものではありません。
あのこの仕事はね、本当にね、あのくどいですけれど、もう過去の私の職人会をね、またぜひね聞いていただきたいんですけれど、とにかくね、昔はグレてたような人がね、今とってもいい大人になってるんですよ。
っていうことはね、この仕事はいい仕事なんですよ。あの人から喜ばれる、感謝されてできる、もうあの冗談でさっきキラポエとか言いましたけど、キラポエが必要ない、数少ないね、職業じゃないでしょうか。
ただもう粛々と仕事をして、仕事が終わっていくとね、そこに何か変なしがらみとかないわけです。うん、それはね厳しい仕事ですよ、体張るんでね、やっぱりあの怪我のリスクもあるしね、体を酷使する大変な仕事ですけれど、じゃあ今のねホワイトカラーの仕事ってどうですか。
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体は壊さないかもしれませんけど、メンタル壊して、結局メンタルからやっぱりやばい病気になったりして、がんになっちゃったりとかしますよね。だからもうリスクっていう点では、こういう肉体労働も、その頭を使う系のね、で実際頭使ってませんしね、ホワイトカラーって。
なんかチャカチャカやってるふりしてる人がほとんどじゃないですか。それを思えばね、本当に職人の仕事っていうのはね、自分が動いた分だけね、完成していくものがある。
大げさに言えばね、自分の作った作品がね、街の中に残っていく仕事なのでね、もうアーティストに近い仕事なんですよね。そういうね満足感っていうのは必ず職人さんの中にはあるんですよ。だからねみんな明るいし、あのなんて言うんでしょうね、くったくのない人柄が多いんですよね。
なので職人さんウェルカムです。もうぜひあの皆さんね、職人になりましょうということで、今日はもうそれだけの回になりました。はいまたあのキラーポエじゃないですね。あのパフパフはまた次回させていただきます。ごきげんよう。
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