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2024-08-01 17:08

終の住処かどうかわからない家をリフォームするのは無駄でしょうか? #150

一生住み続けるかどうかわからない家をリフォームするのは、どうなのでしょうか?というご相談にお答えします。

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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日は久しぶりに、本業のリフォームについてお話ししようと思います。
実は、結構前、10日くらい前ですかね、レターをいただいていて、リフォームすべきかしないべきか、ちょっと相談に乗ってほしいというのをご相談を受けていたんですよね。
ホラートクシューとかやってたんで、後回しになってたんですけれど、今日はそれについてお答えしたいなと思うんですよね。
質問の内容はざっくり言いますと、現状は新築18年となるマンションに、新築の文城寺に購入して住んでいる方だそうなんですよね。
15年目くらいから、そろそろリフォームしたいなという場所が出てきていて、
現在までに、ガスコンロとか洗面所の壁紙とか、あと給湯器は交換しているんだけれども、これからリフォームしたい箇所として、水回りですよね、お風呂、洗面、トイレとかね、そういったところを変えていったりとか、
あとは二重窓をつけたりとか、あと壁紙を交換するとか、そういったリフォームをするべきかしないべきかで悩んでいるというご相談なんですよね。
なんで悩んでいるかというと、一生今もこのマンションに住み続けるかどうかというのがわからないので、そこまでお金をかけるべきかどうかということが、この方がご相談されたいことなんだと思うんですよね。
ちょうど同じような悩みを持っているお客様を、まさに最近契約してリフォームをこれからしようとしているんですよね、私ね。
そのお客様がちょうど悩まれていたことととてもよく似ているので、ちょっとお答えしていこうかなと思いました。
この方は何もご自分の情報がないんですけれど、おそらく地区18年のマンションにずっと住み続けていて、20年を目前にしてようやくいろいろ傷んできたので、リフォームが必要だなと思っていらっしゃるということは、
多分40代半ば前後ぐらいの方なのかなというふうに推測できるんですよね。
ちょうど私が今、これからリフォームをさせていただくお客様とよく似てるんですよね。
このお客様たちは今40代、多分7、8ぐらいですね。
ご夫婦とも働きで、かなり大手企業で働いているので、そこそこご夫婦ともに稼ぎがあるご夫婦だと思うんですけれど、
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割といい住宅地に2階建ての、これは60坪ぐらいの結構大きな2階建てのお家を持っているんですよね。
ちょうどだから40代後半になろうというところで、お子様が3人いらっしゃって、一番上のお子さんはもう大学進学で東京に行ってしまったので、実家を離れたんですよね。
残り、高校生の真ん中のお子さんと中学生のお子さんと4人暮らしになったんですよ。
なので、この4人暮らしになったのをきっかけに、もうこのいろいろやっぱりね、一個建てっていうのは広くて、今まで5人で暮らすには良かったらしいんですけれど、
庭の手入れとか、やっぱり外壁の塗装もこの20年ぐらい住んでいる間に1回塗り直してるんですよね。
いろいろやることが多いし、お金もかかるんで、やっぱり大変だということで、マンションを住み換えようかと考えたみたいなんですよね。
家族が5人から4人にもなったし、やっぱり住宅地だということもあるんですけれど、やっぱり駅からすぐではないんですよね。
バスとかいろいろ出てるし、比較的便利な住宅地ではあるんですけれど、駅近のマンションとかってやっぱりいいなって思って、
もうね、あとちょっとでね、もうマンションを契約しかけて、しかも自分たちの今住んでいるお家もいい感じで、不動産屋さんに話してたら買い手がつきそうだったんですよね。
だから何もかもタイミングがあって、あともう半コースだけっていうところまで行ったのに、何かでね、ふと思い留まって、結局そのマンションの話はなしにして、
結局この2階建てのね、今まで住んでいたお家を手放さないで、ここを1000万円以上かけてね、リフォームするっていう風にね、思い留まられたんですよね。
で、その選択がね、いいか悪いかとかっていうことではなくて、結局この方たちも、今回のご相談の人と似ていて、ここが対の住処なのかどうかっていうことがね、結構大きく悩んだみたいなんですよね。
で、対の住処でもないのに、ここにね、また1000万近いお金をかけてリフォームをするべきなのかどうかっていうことが1つね、ポイントだったみたいなんですよね。
だからもうちょっともう、20いくつの時にね、新婚当時に購入したこの家も20年経って古びてきて、20年の間にもすでにいくらかね、何度かリフォームにお金かかっているわけですよね。
いよいよ水回りとかももうガタが来て、お風呂やトイレや洗面やキッチンも全部取り替えなきゃいけないし、子供たちもね、大きくなってきたということで間取りも触らなきゃいけないとかね、
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いろいろこうなってくると、やっぱり絶対1000万前後のリフォームが必要になるわけですよね。
そこまでお金をかけてリフォームするんだったら、もう駅地下のマンションとかに住み換えた方がいいんじゃないかと、こういった悩みが出てくるわけですよね。
ちょっとね、話がそれるんですけれどね、今1000万、1000万って私が言ってるんで、そんなにかかるの?って思う方がいらっしゃると思うんですけど、
私はね、ちょっとこだての家の話をしているので、この中にはエクステリア、外の外行工事とかもちょっと入っているんでね、特に高いリフォーム金額になっているんですよね。
通常の70、80平米ぐらいの3LDKのマンションをリフォームしようと思えば、そこまではかかりませんけれど、
ちょっと非常に残念な話がですね、3年前だったら、例えばですね、300万ぐらいあればね、結構なリフォームができたんですよ。
今言ったトイレ、洗面、お風呂、キッチン、水回り取り替えて、あとクロス張り替えたりね、
あとフローリングか、フローリング張り替えたりとかね、この辺はね、300から400万ぐらいあったらできたんですよね。
今はもう不可能ですね。もう500万以上かかります。今言った内容を全部やろうと思うと、確実に500万から600万かかりますね。
さらに言うと、もうそこまで変えるんだったら、扉とかも変えたくなりますよね。パフパフのマンションの扉とかね、この辺もせっかく壁紙も床も張り替えるんだったら、新しく取り替えたいというのが人情なので、
この辺も取り替えるとなってくると、7、800万になってくるんですよね。だからもう全部変えると。
あと、例えば3LDKの中に和室があって、この和室を潰して広いリビングに作り直すとかっていうちょっとした間取り変更とかね、こういったものが入ってくると、もう800万とか900万レベルのリフォームになってくるんですよ。
だから確実にね、このコロナ前と今とではね、このたった3年ぐらいの間にもうどんどんどんどん物価も上がったし、いろいろもう人件費とかも何もかも値上がりしましたんでね、もう1.5倍ぐらいはもうするんですよ。
これは中村さんもあの今日かな、あのボイシーでもおっしゃってましたけども、高止まりして上がることはあっても下がることはないですね、もう私たち生きている間は。これだけは確実に言えることなので、なのでね皆さんに言うことなんですけれど、今が一番買い時ですよと、今が一番安い時ですよって言うしかないんですよね。
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もう来年再来年になったらさらに上がっているでしょうし、今が一番のチャンスだと思い立った時が一番いいリフォームとかね、高い買い物をするにしてもですね、もう2,3年待っていればまた下がるだろうとかね、消費税がなくなる日が来るかもしれないとか、そんなことはあり得ないので、もう諦めてですね、もう今も必要であればやるしかないっていうのがあるんですよ。
話を戻すと、今回このリフォームをするべきかしないべきか、これは本当に正解がない問題なのでね、絶対というふうに言えないんですけれど、例えば逆のパターンもあるんですよね。
今まで3LDKのマンションに住んでいたんですけれど、お子さんが大きくなってきて同居するのに、4人で夫婦と子供2人で住んでいるんだけれど、子供たちがもう中学生、高校生、もしかしたら大学でも同居しているケースもありますよね。
そうなった時に、当然この2人のお子さんたちには個室を上げなきゃいけないですよね。でなった時にね、3LDKのマンションではどう考えても狭すぎるんですよね。こういう場合は、もうこの3LDKのマンションを売ってですね、こだての方に引っ越すと住みかえるっていうパターンもあるわけですよ。
逆もありきで、家族が減ったりするので、もう一個だてのうちからマンションに移り住むといういろんなパターンがあるんですけれど、いずれにしても家族っていうのは増えたり減ったりするわけですよね。
年齢も重ねていけばですね、当然ライフスタイルとか、例えば家にいる、何時間家にいるかとかっていうことも変わってくるわけですよね。現役世代ですよね。仕事が一番忙しい20,30代から50代ぐらいまでっていうのはほとんど家にいませんよね。朝出勤して、夜帰宅するまで家にいないので。
こういう人が暮らす場合とですね、家にずっと50以降とか60過ぎてからずっと家に、ほとんどの時間を家で過ごす人の場合とでは、全然このライフスタイルは当然違いますよね。そういったことによってもですね、どういう家が最適かっていうことが変わってくるので、何も正解はないんですけれど、唯一私が言えることはですね、
家っていうのは20年ぐらいのスパンで、やっぱりね、ある程度住み換えとかそういったことを念頭に置きながらいるべきかなというふうに、これだけは言えると思うんですよね。
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私がこれからリフォームを担当するお客様のケースの場合は、上のお子様は自立というか大学でもう実家を離れたんですけれど、まだ高校生と中学生のお子さんが2人もいらっしゃる状況で、やっぱりマンションに住むよりはこだての方がいいのかなということで思い留まられたんですよね。これは多分正しかったと思うんですよ。
しかもまだ40代の後半、47、8ぐらいとなるとですね、ついの住み方なんだってこの人たちもおっしゃってましたけれど、まだね、老後の心配するのは早すぎる年齢なんですよね。私もね、自分もそうなんですけれどね、やっぱり40になったら急にね、すごい年取ったような気になってね、もうなんかね、老後のこととかね、頭をかすめ始めるんですけれど、どう考えてもね、多分早いんですよね。
こんなのはね、あとまだあの15年ぐらい先でね、だから60、65ぐらい、60入ってからぐらいでね、いいような悩みだと思うんですよね。
だから今ね、まだ40代後半ぐらいであればね、もうまだまだ10年以上、15年とかね、それぐらい住み続けるところなので、今この家に不満がない場合はね、あの老後この家をとかっていう悩みよりも、今自分たちのライフスタイルに合ってるんだったら、住み替えとかを考えずにやっぱりリフォームするっていうのが正解だと思うんですよね。
そして15年とかね、経ってもう2人の今までいた高校生とね、中学生のお子さんが自立されたりとかしたタイミングで、2人になったんでね、あのどっかマンションに住み替えましょうか、みたいなんで、全然もう遅くないんですよね。
そんな感じで、20年スパンぐらいでご家族の成長とか、逆に老化とか、そういったことで家を変えていくっていうか、そういった発想が必要かなと思うんですよね。
だから、不動産をどうするかっていう問題は、ちょっと今日はリフォームだけの話をしようと思ってるんでね、不動産をどうするかって話はまた別の機会にしようと思うんですけれど、どうしても高い買い物なので、最終ね、一生ここに住み続けるかどうかとかっていうこととか、
あと、もし今売却するんだったら今がチャンスなのかとかね、いろんなことを考えてしまいがちなんですけれど、今住んでる分には便利な場所であったりとか、家族とかね、自分たちのライフスタイルとか、そういったことにちゃんとマッチしているんであればね、やっぱりリフォームっていう選択肢になるのかなというふうに思います。
あとですね、リフォームをする場合っていう話なんですけれど、この窓リノベですね、二重窓をつけるとか、窓自体を取り替えたりとかね、こういった工事はもう今は特にチャンスなので、リフォームを検討される場合は絶対やった方がいいと思います。
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去年と今年も大々的に国が補助金を出してるんですよね。省エネをここで推進させなければいけないということであったり、あと電気代とかそういったことがめちゃくちゃ上がってますよね。こういったことも窓リノベして断熱性能を高めることで、効率よくこういったエネルギーを使えるようになるということもすごく大事なんでね。
これはもう、私も去年窓はやったんですよね。めちゃくちゃいいですよ。今年こんだけ暑いんで、もし窓リノベやってなかったらどれだけひどかったかなと思います。やった方がいいですね、これはね。
そんな感じですかね。とにかく、また不動産に関しては後日特集したいなと思うんですよね。今回は不動産を買い替えるべきかどうかという話はちょっと置いておいて、リフォームを今高いお金をかけてするべきかどうかっていう判断基準に、ここに一生住むわけじゃないから、
ここにお金をかけるのはどうなんだろうっていう発想は、もし今ご相談されている方が65歳未満であれば、ちょっと早すぎるんじゃないかなということですね。今も快適にこの家で住み続けた方がいい場合は、迷わずリフォームに予算を振り分けて、この家を老後どうするかということはもうちょっと先に悩まれたらどうかなっていうのが、
私の回答になります。はい、というわけでね、今日はこれで終わろうと思います。ごきげんよう。
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