1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
  2. そろそろ新しい価値基準が必要..
2024-06-05 21:52

そろそろ新しい価値基準が必要だ‥という話 #93

同じ会社の30代ワーママにいじめられているという話から、みなさまから多くのご意見をいただいて、改めてMちゃん世代が抱えている問題について思いめぐらせました。

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お聞きの皆様、おはこんばんちは。現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日はですね、昨日のMちゃんにね、いじめられてるよん、という話をしたら、もうめちゃくちゃたくさんコメントいただいて、
いやー、本当にありがとうございます。もうなんかね、いい歳してね、若い子にいじめられて、えーん、という感じだったんですけれど、
もう皆さんの優しさと励ましのおかげでね、もうあのすっかり立ち直っておりますというか、もうね、この彼女とのね、この攻防というかね、
あの結構ね、いじめられてきてるのはもうここずーっとなんで、もうある意味ね、もう慣れてるんですよね。
かれこれね、7年ぐらいの付き合いになるんですけれど、そのうちの2年は、あの産休育休で1年ずつ、まあ計2年ね、彼女抜けてるので、
まあで戻ってくると、もうさらにパワーアップして、ね、私へのこういろいろ、ね、この嫌がらせというかね、嫌い度合いとかもパワーアップして帰ってきちゃうんでね、
まあ困ってるよっていう話だったんですけれどね。
でまあね、あの今日はですね、あのMちゃんの話から、もう本当にたくさんいろんなね、考察をコメントでいただいて、もうめちゃくちゃ私自身も勉強になりました。
あのちょっとしたね、やっぱり精神的な疾患があるんじゃないかとか、
彼女自身がね、育ちにコンプレックスがあるので、まあそういったところが他人に対してね、あの悪い形で、まあ攻撃的な形で出てくるんじゃないかとか、
もう本当にたくさんいろんなね、考察をしていただいてね、あのめちゃくちゃ勉強になりました。
で、そこからね、まあいろいろね、このMちゃんと私の関係性ということよりもね、このMちゃんのいろいろ、その抱えている問題っていうのにね、ちょっとまたよく深掘りしてみたいなっていうね、
気持ちになったので、今日はちょっとその話をしようと思っています。
うん、それはね、やっぱりMちゃんに見られる、非常にね、あの、だから皆さんがね、この30代ワーママっていうテーマで、中村敦彦さんをはじめ、
あのいろんなね、あのこの人たちのまあ考察をされてましたよね。
うん、で、あの本当にまあ欲深だとか、いろいろ言われているんですけれど、ものの見事に、
まあこのね、このMちゃんは、この中村さんとかがね、提示していた30代ワーママの特徴に、まあ当てはまりはしてるんですよね。
うん、なんですけれどね、あの、まあもちろんここで私は30代ワーママっていう人たちをね、あの十八人からげに、あのまとめてね、この人たちはこういう人だ。
ね、だからこういうのが良くないねっていう話をね、今からしようというつもりはないんです。
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そうじゃなくてね、でもなんで、あの、こういう人がね、でも一定数いることは間違いないんですよね。
で、なんでこういう人たちが一定数、今、今になってね、あの、出てきたのかなっていうのも、めちゃくちゃ興味深いなって思ってるんですよ。
うん、っていうのが、あの、でもいつも、あの私の配信聞いてくださっている方だったら、分かる通り、あの、やっぱ段階ジュニアなんですよね、私は一応ね。
で、あと中村敦彦さんが、あの話されている内容も、あの、段階ジュニアの話たくさんされてますよね。
うん、なのでね、どっとん、あの悪い時代になっていっている時に、社会人になっていってるんですね、私たちの世代っていうのは。
なので、まあ多くを求めようにも、多くを得られない、ね、もうカツカツでやってきたっていう世代なんですけれど。
あの、このね、30代前半の、このMちゃんの世代っていうのは、私たちの世代とはまた違って、もうさらに厳しい時代を生きているんですよね。
あの、もう一度も、いい時代を経験はしていないんです。私たちはまだ、子供の頃から、その大学入るぐらいまではずっと豊かな、あの家庭環境とかね、社会の中で育ってたんですよね。
なので、それぞれみんな、あの家庭もね、裕福で、学校に行かせてやれないような家庭っていうのはもちろんあったでしょうけれども、今と比べたらもうかなり少なかったんですよね。
普通のごくごく平均的なサラリーマン家庭とかね、自営業のお家とか、あのどんなところでもね、大体みんな希望の、あの学校にはね、行かせてやれるぐらいの、まあ経済力がある家庭がほとんどだったんですよね。
なおかつ、学生時代にはもうバイト代は全部遊びとかに使ってね、今の人たちみたいに学費のためにバイトするとかっていうのではなくて、もうバイト代とかね、全部自分の遊び台に使うぐらいの、すごい派手な時代も一応経験してるんですよ。
でもMちゃんたちの世代っていうのは、もう全然良い時代を全く、あの生まれてからずっとだから景気が悪いのでね、知らないんですよね。で、ちょうど彼女の親は、まあ私よりは上だと思います。60代前半ぐらいだと思うんですけれど、まあバブルの世代あたりですよね。
なんですけれど、この世代はね、まあ派手なようでも、やっぱり結構明暗がはっきり分かれているというか、うまくいってない人はうまくいってない。で、このMちゃんのご両親みたいにね、最初はうまくいってたのかもしれないけれども、お父さんの病気でね、やっぱりつまずくっていうかね、苦労されてるっていうケースもありますよね。
なのでね、どこから彼女のああいう全部、幸せっていうものを、ものとか、自分の立場とかに換算して、全部人生のね、そごろくゲームじゃないですけれども、はい、ドコドコ大学行った。はい、次何歳までに結婚だ。
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はい、何歳までに第一子。はい、次第二子。でね、年収これぐらい。で、旦那これぐらい。で、もう家はこの辺にこれぐらいの生活レベルで暮らしていきたい。で、今度子供がだんだん大きくなってきたら、きっと子供はドコドコ高校とかドコドコ大学入れたい。
で、英語も覚えさせたい。で、塾も、あのお稽古ごともね、空手もやらせた方がいいかな。で、ピアノも習わせた方がいいかな、みたいなね。もうエンドレスで、まあそういう、なんていうんですかね、あのパズルのピースを埋めていくみたいなことを、なんかしてるような気がするんですけれど、これってね、えっと確か、あの私の世代あたりがずっと追求してきてたことだったんですけれど、
これがね、ものの見事に崩壊したんですよね、私たちの世代は。これをやろうとしたんだけれども、うまくいかなかったんですよ。
だから、その前の世代はね、それで逃げがちできた人たちもいますよね。そういうパズルのピースを、パズルのピースっていうより、なんていうかな、この絶対このコマは外せないよっていうところを一個ずつ、あのね、ゲームで取っていって、でもう武装して、はい、ゴールまでね、うまく勝ち逃げできました、みたいなね。
いい大学行ったりとか、いい企業で働いたりとか、そういうことで、人生の勝ち組になれるね、パーツをちゃんと手に入れて、見事にそれで逃げがちした人たちもいるけれども、それができなかった人たちもたくさんいるわけですよね。
さらに、私たちの世代になると、もうその勝ち組っていうのは本当にごく少数しかいなくて、ほとんどが、おやおやっていうね、結構いい学校行ったのにとかね、いい会社入ったけどとかね、そこから先が全然こううまくパスが通らないっていうようなね、人生を送ってきたので、
全然ね、そういう価値観っていうのはもうなくなったというか、もうそれは役に立たないものなんだっていうことで、もう共通認識になっていると思っていたんですよね。
さらに言うと、私たちのまだ時代っていうのは、景気が良かった頃っていうのは、とてもね、今ノスタルジックにバブルって良かったんじゃないのとかね、バブルネタとかで結構、お笑いとかでもバブルネタみたいなものがあって人気があったりするんですけれど、全然はっきり言って、私一応それ見て経験してきましたけれど、ちっともいいものではなかったんですよ。
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もうね、すごく画一的で、男子はこうじゃないとダメ、女子はこうじゃないとダメ、もうどこどこ企業のどこどこ部署ぐらい行ってないととかね、大学もどこどこぐらいの大学行ってないと、もうそれ以下の大学なんか行ったってもう行くだけ無駄だとかね、もう車は絶対この何々車ぐらいに乗ってないと持てないとかね。
女の子ももうこういう格好してこういうメイクして、こうしないともう男に持てないぞとかね、持てないということはいくつまでに結婚できないぞとかね、もういくつになったら、でも結婚したらもう即子供を持たないと、もう何のために結婚したんだかって言われるみたいな、とにかく何から何まで肩にはめられて、もうめちゃくちゃ窮屈な社会だったんですよ。
そんな何か、幸を重んじるっていうか、それぞれ自分が思うようにね、自由に肩にはめられずにね、ビーマイセルフみたいな、そんなのは皆無でしたよ。
だから本当にその世の中自体はもう即景気が良くて浮かれているように一見見えていたでしょうけれど、実際うちうちでね、そこで生きている人たちはみんな本当に苦しんでた人もたくさんいたはずなんですよ。
この画一的な、勝ち組に乗らなければいけないっていうレースに、自分がうまくはめられない人たちっていうのはたくさんいたはずなんですけれど、それを表に出すことすら許されてない社会だったんで、
今の若い人には想像もできないぐらいの同調圧力とか、空気を読みまくって、先を読みまくって、とにかく敵を作らない、浮かない、浮かないっていうのは自分だけが実はちょっと違うタイプの人間だっていうことがバレないように息を潜めて、同じようにしてなければいけなかったんです。
みんなが着てる服を着て、みんなが言いそうなことを言って、みんなが受けるようなことをする、やる、着る、本当にそういう感じだったんですよ。だからみんなが同じものを好んだんですよね。
あの頃って、何か一つ流行れば全員がそれを追っかけてた時代なんですよ。今って、ヒットする音楽とか、何においても全員が知ってるものって多分ないんじゃないですかね。
例えば海外アーティストとかでも、ビヨンセとか、ブルーノマーズとか、人気があるでしょうけれど、この人たちのことを、かつて私が青春期だった頃のマイケル・ジャクソンのことを知らない人って一人もいなかったと思うんですよ。
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でもね、ブルーノマーズやビヨンセのことを知らない人は結構いるんじゃないかなっていう気がするんですよ。それぐらい、みんながみんな同じ方向を向いていない社会なんですよね。
なので、いろんなものが、爆発的なヒットが生まれにくいとか、やっぱりいろんなメディアが滅んできたりとか、いろいろネガティブに言われがちなんですけれど、私これ全然悪いことじゃなくて、やっぱりいろんな個性、いろんな生きづらさを抱えているこの人たちにとってはとっても生きやすい社会が今はできたと思うんですよね。
常にこういう景気が悪いとか、世の中が上昇気流から下降気流になった時に悪く言われがちなんですけれど、この下降気流になった時ほど、実はこの歴史を振り返ってみると文化が花開いたりしてるんですよ。
常にそうです。江戸時代だって、どんどん江戸時代の武家社会的なものは徐々に衰退していっている中で、あれだけルネッサンスのように江戸の文化とかが栄えたりとか、そういうのって、古今東西、全ての国、歴史のタイミングで起こっていることなんですよね。
なので、私は今いろいろまずい方向に行っていることを憂う部分もあるんですけれど、私が憂うことっていうのは、こうやって戦争が増えてきたりとか、貧困が増えたりとか、そういうことはすごく嘆かわしいというか、本当だったらこういうことが起こって欲しくないなって当然思ってますが、
それ以外に関することはね、あの結構ね、あのやっぱり良くなってきていることもいっぱいあると思ってるんですよね。
それはあくまでもリフォーム業とかね、建設業を例えにして、パフパフのシリーズでね、いろいろお伝えしたんですけれども、要は本当にパフパフ素材にまみれてね、とにかく利便性とか効率とか、そういったことばっかりを追求してきたことによって、非常にね、もうフェイクな社会に生きてきたんですけれども、これから逆に衰退していって、人も減って、
物も思うように供給できなくなった時に、自力で何とかしなきゃいけない社会が訪れた時に、ようやく本当に本質を見抜く力とか、やっぱりそういう本当に物の価値とかね、そういったことをちゃんと自分で判断できる力をね、
日本人は取り戻せるんじゃないでしょうかっていうようなことをね、私は話をしたんですけれども、それと全く同じで、これからね、やっぱり、要はね、ひたすらその資本主義のね、新自由主義のね、社会の中でね、どうやって勝ち抜けるのか、どうやって生き延びれるのかっていうことを追求してきたんですけれども、
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それがね、もう決してうまくいかない上にね、仮にこれは奇跡的にうまくいった人も、じゃあ心とかね、そういったところが本当に幸せかどうかっていうことは全く、それは幸せとは関係ないっていうことも当然わかってますよね。
なので、そこまでの財産とか富を追求することに指してね、人として幸せになるっていうことが必ずしも一致するわけではないってことがわかっているこれからのね、人たちが、なんて言うんでしょうね、もう失敗した理論を今になってまたそこを追求してるんだっていうのはね、結構ショックだったんですよね。
つまり彼ら、彼女らはね、その前の世代たちが、このもう失敗してうまくいってないっていうことを知らないということですよね。
で、例えば私の例で言うと、このMちゃんは結構だから、私はね、うまくやった口だと勘違いしてるということですよね。
で、自分らの世代はもっと苦労してるんだっていうことで、大変その上の世代のことを憎んでいるのかもしれませんね。
なんだけれども、いやいや違うんだよと。私たちは私たちで、あなたの世代よりもっと激しい競争で、もっと画一的な価値観に押し込められて、もう本当に無理ゲーというかね、決して到達しえないゴールを目指させられた世代だったんだよねと、ずっとね。
それがものの見事に、戦後からずっとそういう日本人はそういうことをやってきて、段階中には世代あたりでもガラガラっと社会がね、経済が悪くなったということのために、これが崩壊していったわけですよね。
なので本来であればね、このMちゃんたちの世代っていうのは、もっと生きやすくなっていることもたくさんあるはずなんです。私たちが若かった時よりももっと自由ですしね、ゆとり世代じゃないですけれども、そんなに厳しい競争にもさらされず、ある程度、個人個人の個性とか意見とかが尊重される社会にはなってたはずなんですよ。
その彼らがね、どうしてその私たちの世代が背負わされていた、同じようなね、画一的な幸せと思われているね、そういうゴール設定を目指しているのかっていうことがね、すごくやっぱり腑に落ちないんですよね。
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さらにね、私たちの世代よりもさらに難しい挑戦をしようとしている部分があって、私たちの頃はまだね、女の人はもう結婚して家庭に入るっていう感じだったんですよね。
だから、キャリアウーマンとして独身を貫きながら、バリバリとキャリアを追求していくか、家庭に入って、夫と子供の面倒を見て、家を守っていく生き方をするか、この二択だったのがですね、両方やろうということなんですよね、今の若い人はね。
家庭も持って、子供も産んで育てて、だからもちろん夫とは共働きなのでね、仕事もバリキャリでやっていくと。こんなことを全部達成しようなんていうのは、それはね、ちょっと誰かの力を借りない限り、到底無理ですよね。
誰かの力っていうのは、つまりだからもう完全にこれはもう夫とかね、あと自分の親とかね、そういったものもみんな巻き込んで、さらにその社会も巻き込んでね、もう使える行政サービスはすべて使うぐらいのことをやってもね、かろうじて回るか回らないかっていうぐらい大変なことだと思うんですよ。
しかもね、人生っていうのはね、年長の私があえて言うんですけれど、そんなね、うまくいかないもんなんですよ。やっぱりこの人と一生添い遂げると思った人とね、案外あっさり離婚する羽目になったりね。
でもやっぱり働いていた会社がね、倒産したりとかね、いろいろいろいろそういう予測していないね、つまづきみたいなことが人生の中には必ず起こってくるので、そういうことも含めてこのおよそ到達しえないようなゴールに向かってこれからずっと生きていかなきゃいけないのかと思ったら、
私たちの失敗っていうのはね、私たちが目指させられて失敗してきたいう異常なね、競争とかっていうのがもう無意味なんだよっていうことをね、やっぱせめて次の世代にはそれが分かってて欲しかったんですよね。
それぐらいしか、だって私たちの失敗が何か教訓として役に立つことってもうないじゃないですか。もう私たちの世代はもう本当に失敗の世代だったのかもしれませんけど、せめてこの同じ鉄は踏まないでくれっていうことは次の世代には継承したかったなと。
でもMちゃんを見てる限り、まあそういうことはない。もうまだ根強くね、昔からの戦後から日本人がずっと追求してきたこういう、人よりより多くのものを得て隣の家よりは自分家の方がいい格好したいみたいなね、こういうちょっと田舎根性って言ったら大変語弊のある言い方ですけれども
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非常にみみっちいね、ゴール設定を追求する価値観がまだ払拭できてないんだっていうことがまあまあショックだったんですよね。
Mちゃんにいじめられていることもよりもね、やっぱりこのMちゃんがこういう小さく生きてるけれど非常に難しい、小さいけれども到達するのが極めて難しい目標を立てて生きているっていうことがやっぱり結構ショックだったなっていうね、お話を今日はしました。
またちょっと時々ね、この世代間ギャップみたいな話はね、またちょっとしたいなと思います。ごきげんよう。
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