1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
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2024-03-14 14:45

リフォーム会社は16時間勤務で休みは月1のブラック労働 #10

1日16時間越え、休日は月1日、超絶ブラック労働の実態をお話します。
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#リノベーション
#ブラック企業
#ブラック労働
#労働集約型
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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日で10回目の配信となります。
何とかヨタヨタとですが、続けておりますので、頑張っていこうと思います。
さて、私が自分のアカウントで一番最初に配信したのが、8割のリフォーム会社がブラックですっていうお話だったんですけれども、
これはちょっと補足をしますと、あくまでも労働環境が悪いブラックという意味で、
決して一般のお客様にとって悪徳業者であったり、詐欺魔害のリフォーム会社がいっぱいいるよっていう意味ではないので、そこはちょっと補足しておきます。
どれぐらい労働環境が悪いのかっていうと、最近話題になっているビッグモーターとか、もうそんなんと似たりよったりか、もしかしたらもっと悪かったかもしれないなと思って、
今となっては笑い事じゃないんですけれども、多かれ少なかれこの業界は相変わらず真っ黒系なんじゃないかなと思います。
まず私の体験談なんですけれども、私はもともとインテリアの仕事をずっとしていたんですけれども、その仕事にちょっと飽きたらなくなってリフォームの仕事に入りました。
その会社は大体30人ぐらいいる、結構小さい会社だったんですけれど、母体はちゃんとしっかりしている会社で、いろんなグループ会社があるような会社の一子会社としてリフォーム会社をやっているっていう業態でした。
ちゃんと割といい立地のところに本社ビルも構えていて、人数は少ないながらもしっかりした会社だなっていう印象だったんですけれど、とにかくですね、面接に行ってびっくりしたのが、平均年齢がすごい若いんですよ、すごいフレッシュで爽やかで、一番その時トップの部長さんが32歳なんですよね、まだね。
私は今まで働いた会社っていうのは結構大手とまでは言いませんが、中堅の割と昔からある誰でも知っているような会社にいたので、そういったところってもうおじさんばっかりなんで、なんかすごい新鮮でした。
この32歳の部長さんが面接で、寸釈さんは忙しいの好きですかとかって言うんですよね。
もちろん私はずっとこういう建設業というかインテリアの世界とかっていうのもすごく忙しい業界で、残業当たり前とかそういう触手なので、全然大丈夫ですよって言ったら、うちはもういくらでも仕事ありますからね、もう頑張ってくださいねっていう感じで、
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なんかね、もう本当になんかこう、全然ね、こう爽やかというか、もうやる気いっぱいっていうかね、もうすごい大会系なんですよね。面白いなぁと思って入ったんですよね。それで最初にいろいろ社内の説明とか聞いた時もですね、
週休一応2日ですと、年間の休日数も普通に120日前後とかあって、9時から5時の始業時間ですというような感じでですね、ごくごく普通のちゃんとした会社のようだったんですよね。
今までも忙しい仕事してたので、多少残業とか当然あるだろうなと、まあぶっちゃけ9時ぐらいまでの残業とかってのはもう全然当たり前で、たまに締め切りとかが近いような仕事があった時には、結構私徹夜とかもよくそれまでもしてたので、まあ忙しい業界だろうというのはなんかうすうす感じてたんですけれど、
まあもうちょっとその私の予想を遥かに超えるぐらいのすごい労働時間でしたね。結局蓋を開けてみるとですね、普通に5時に帰れたのは最初の2日間ぐらいでですね、もう3日目からはもうドゥーってすごい仕事をしてまして、
もう月で言うと1日ぐらいしか多分休めなかったですね。
で、毎日終電か、まあ終電もね週にもう半分ぐらいはね、もう超えちゃうんですよ。で、結局自腹でタクシーで帰ったりしてましたね。
で、あとはこっそりもう車で、本当はね車通勤とか止められてたんですけども、もう絶対遅くなるなってわかってる日は、まあそっと車で来て、で、まあ車で帰りもこっそり帰ったりとか、そういうことしないとですね、もう電車とかがある時間帯にもう帰れないっていうね、もうちょっと考えられないですよね。
たまに10時半とかに仕事が終わって帰ったら、もうすごい早く帰ったような気がするっていうような、そんな生活でした。
で、まずですね、朝もすごい早いんですよね。
とにかく忙しいので、ちょっとでも早く行って、デスクワーク的な仕事をちょっとでも隙間に片付けておかないと、通常の9時から5時っていうような、あの就業時間帯っていうのは逆にもずっと外に出っ放しなんですよね。
で、この時間は見積もり作ったりとか、メール打ったりとかなかなかしにくいので、当時はね、ノートパソコンとか、iPadとかも支給されたりしてなかったので、もうiPhoneだけはね、支給してもらってたので、それでね、できることはやってましたけれど、見積もり作ったりとか、やっぱり込み入った作業っていうのはちょっとそれではできないので、
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どうしてもやっぱり記者してから、そこで見積もり作ったりということにどうしてもなりますよね。
で、もうみんながみんなそんな感じでですね、朝も9時になったらもう誰も会社にはいなくて、で、みんな業務終わってやっと会社に戻ってくるのっていうのが6時過ぎとかね、そんな感じでしたね。
で、そっからみんなバーってデスクワークとかを始めるので、もう9時とか10時とかでも一番みんな元気で、もうキャッキャキャキャ夜食とか食べながらね、もうずっと残業してるんですよね。
でも食べ物がですね、朝ごはんも結局だからみんな夜中に帰ってもう寝るだけですよね。寝てすぐもう朝起きたらすぐ会社来るっていう生活なので、朝ごはんとかもちろん食べる暇なくて、朝食べないで会社来るんですよね。
で、外に出る時にですね、車に乗る前にコンビニに寄って菓子パンとかね、おにぎりとかそういう運転しながらでも片手で食べれるようなものを買って、で、もう車に乗ってもう食べながらね、その出先に向かうっていう、そういうことをね、朝ごはんの時と、あとランチもそうです。
ランチなんてね、そんな外で優雅にお昼食べるとか滅多にできなくて、もうほとんど移動中に、そうやっぱりそのおにぎりとかね、パンとかかじりながら、次の現場から次の現場へっていうので食べてました。
もう不健康、極まりないですよね。夜は夜でですね、ずっと残業しているので、お腹すいたらお菓子食べたり、でまたね、そういう、またねここもね、三つ森とかも1分1秒を惜しんで仕事するので、片手で食べれるようなものを食べながら、残業しているんですよ。
こんな生活なんで、もうみんなね、たまたまその会社みんな若かったからね、あれですけど、こんなのね、もうずっと続けてたら、もうね、死んでもおかしくないですよね。
で実際、私が入社する前に、あの先輩のね、一人女性が、やっぱクモマッカ出血で倒れたらしいんですよね、過労で。ただ幸いね、会社で倒れたらしくて、なのですぐに発見されて救急車で運ばれたので、助かったんですよね。
なのでまあね、しかも後遺症もなくて、その後すぐまた半年ぐらいの糖尿の後、復帰されて、また忙しい生活されてましたけどね。
面白いのが、とにかくみんなずっと、日中外に出ている以外は、もう家族といるより誰といるより、社内の人間とずっと一緒にいるわけですよ。なので一人誰かが風邪ひくと、みんな全員うつるんですよね。
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もうみんなね、一気に一人風邪ひくと、みんなうつされて、みんなダウンするんですけど、もう休む暇ないっていうか、休みたくても休めないので、もうなんかもうゲホゲホとか言いながら、みんな仕事してるっていう環境でしたね。
それともうこれはね、ちょっと異常なんですけれども、毎週誰かが交通事故を起こしてたんですよ。もうね、本当に大げさじゃなく、誰かがもう絶対なんかこう、追突したとかされたとか、でもなんか変なとこ乗り上げて、なんか車が横転したとかね。
びっくりなんですけど、誰もね、これで死者が出たり、大怪我したりっていう事故はたまたまなかったんですけれど、こういうようなね、なんかもうことはしょっちゅうあって、もうね、実は私も恥ずかしながら、実はその会社を結局頑張って4年働いて辞めたんですけれど、その理由が交通事故だったんですね。
もう私もある時、雪の日だったんですけれど、すごい忙しくて、現場から現場にやっぱり急いで運転している最中に渋滞に巻き込まれてたんですね。
で、あの信号が青に変わったんで、「よっしゃ!」っていう感じで、あのアクセル踏んだら、バーンってもう前の車に突っ込んじゃったんですよ。
で、結局雪でフロントガラスが曇っていて、青になったけども、前の車が結局渋滞で詰まってて動いてなかったんですよね。
で、それをもうなんかガラスが半分曇ってるので、しかも焦っちゃってるから、もうその青信号だけ見ても突っ込んじゃったんですよね。
これで私は一発で免許取り消しになりました。
この取り消しに至るまでにですね、もうあまりの忙しさに違反をね、やりまくってたんですね。
もう30日免定でやっと公衆受けて復活したら、また何かやらかして60日、90日、120日っていう感じで、もう車の違反はね、山ほどやってたんです。
これも言い訳ですけど、あまりの忙しさでですね、やっぱりもう走り回ってるんで、一旦停止とか、一旦停止違反ですよね。
で、車の中で携帯で喋りながら運転してたら見つかっちゃったりとか、路上駐車とか、そんなのでね、もうくだらない違反でもいっぱい原点が溜まりまくってたところに、この追突事故で、
でも結局私の方がもう100ゼロで悪いっていう事故で、もう一発退場という形になりました。
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さすがにこの事故で、もう家族がですね、もう泣いて、頼むからその会社辞めてくれと。
今回、奇跡だよと、もう無傷で、命も全く問題なく、何事もなかったけど、もうこんな過労の状態ではいつ何時おかしなことが起こってもね、もうわからないから、頼むからその会社辞めてくれっていうことで止められまして、
確かにもう私ももうその時点でそんなもう若い年でもないですしね、これはちょっと考えた方がいいのかなっていうことで立ち止まるきっかけになりました。
このブラック企業の怖いところっていうのは、ある種ですね、このループにはまってしまうと、結構ですね、ランナーズハイみたいな状態になっちゃって、意外に実は楽しかったりするっていう危険な部分もあるんですよね。
なので、もう自分がいかに異常な状態で走り続けているかっていうことが、もう本人は自覚がなくなってしまうんですよね。
よくテレビなんかでメンタルがやられて、引きこもりになっちゃったり、場合によっては自殺される方とかいるっていうのは、あれはもう本当にかわいそうな、あってはならないことなんですけども、逆にですね、こういうふうに、ある意味こういう会社の雰囲気とかシステムに妙にはまっちゃうっていうんでしょうかね。
その相性が良くて、ここの歯車にうまく合致した場合もですね、ある意味これはこれでメンタルがやられるっていうのとは別の意味の危険があるなとも思うんですよね。
ある意味、私の先輩のようにですね、大きな病気とかしない限りですね、倒れるまでずっと走り続けるっていうような危険性があると思います。
というわけで、ブラック企業はちょっと麻薬性がある危険な場所だっていうことでですね、ここにうまくはまって楽しく仕事ができたとしてもですね、もうメンタルが強くて、メンタルは持ったとしても体が持たないっていうね、いずれにしてもこういう働き方は絶対やらない方がいいですよね。
というわけで、今日はこれで終わろうと思います。ごきげんよう。
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