厳しい労働環境
老害履歴書❷ということで話したいなと思います。前回は、一番最初の会社で3人同期、私合わせて3人同期がいて、いろんなそれぞれの道があった、それぞれの人生を歩んだみたいな話をしたんですけれども、今日はちょっとですね、少し
角度を変えて別の話をしたいなと思うんですが、最初の3年間の間で、給料は、実はですね、手取りで、手取りという学面とかですかね、月で3年働いてですよ。たった3万しか上がらなかったんですよ、実は。
インセンティブというのはついてたんですけど、それでもですね、年収は本当に今の多分、新卒の方、新卒の方多分今年収大手の方だと結構もらってると思うので、1ヶ月あたり多分月30万とかみたいなんですけど、そんなもんじゃなくて、最初の3年間は、
本当に貧乏ですよ。年収いくらだったかな、多分300万なかったかもしれないですね。っていうぐらい、本当にちょっと前の新卒の第1年目ぐらいのものを3年間続けたんですよね。貯金なんかあるわけないんですよ。
なぜないかっていうと、一人暮らししてたってことと、途中でちょっと結婚してるんですけど、一人暮らししていたってことと、あとは給料が少なすぎる、休みがなさすぎる。だからもう150%、人生の半分どころじゃないですね、8割9割仕事に捧げてるんですよ。
家帰っても仕事のこと、休みでも仕事のこと、休み返上して仕事行ったりとかね、月7回、4回7回しか休みがなくて、有給が取れなくて、1日早晩だとシフト制なので早晩だと12時間働いて、遅晩だとラッキーってことで9時間働く、1時間残業は絶対するみたいな、そんな生活でタバコは吸う、酒は飲む、飲み会には行くっていうような若いから体力が本当にあるんですよ。
私は多分、他の女性に比べると体力ある方なんですよ。その理由は運動がそんなにできないわけじゃなかったってことと、割と快力だったんですよね。今も快力なのかちょっとわからないんですけど、割と重いものを持てたりとか、握力も普通の女性の一般的な人よりはかなり握力あるみたいなんですよね。
基礎体力テストみたいなのをしたら。なので、割と体力があるタイプだったんですけど、それであっても、やっぱりストレスっていうのはあるわけですよ。私だけじゃないんですよね、女性は。結構周りにも女性がいるんですけど、体力のない女性はどんどん最初の1年の間で辞めていって、2年目、突然会社に来ない人っていうのも出てきたり、病気になったりうつ病になったり、めんへらになって辞めたりとか、そういう人をたくさんたくさん見てきてるんですよね。
その中で、一応私の方は3年間生き残ったんですよ。プレイヤーとして生き残って、そこそこの結果も出したんですけど、辞めたきっかけっていうのは結局、その会社が傾きだしたんですね。詳細言ってしまうと、どの会社かっていうのがキーポイントでわかってしまうので、ちょっとそれは避けたいんですけれども、中にいると、普通にちゃんとアンテナを立てて仕事をしていれば分かるんです。
この会社もうダメだと。私も22、23とか22とか3とかの年齢だったんですけど、これはダメだっていうことがあったんですね。
それがですね、返品がすごく多くなったんですよね、商品の。その返品を引き止めなきゃいけないんですよ、私たちっていうのは。特に一般の社員の中でもプレイヤーの中でも一番上のランクにいるので、例えば上司が休みの日はその代わりをしなきゃいけないわけですよ。
そうするとその日に限ってですね、なんかもう私が引きつけてるような感じでですね、やっぱりそのちょっとクレーマーチックな返品希望が来るんですね。それを引き止めなきゃいけない。引き止めると客が怒るんですね。でも怒り方が異様なんですよ。
例えば大声を出してわーっと怒るまでだったらまだね、まだ私は結構耐えられるんですよ。もう他の方は泣き出しちゃったりとか、途中で来なくなっちゃったりとか、そういうのが結構発生したんですけど、私は結構耐えられるんです、そういうところ。ところがですね、やっぱりね、殴りにかかってくる人が出てきたんですね。これが計2回経験してます。
1回目は本当にグーできそうになって、私反射神経だけはすごくいいんですよ。なので持っていたもので何とか引き止めたんです。その後すぐ警察呼んだんですね。これが1回。もう1回は素振りですね。私がどけたって感じですね。頭パッとどけて何とかなったっていうことで、これも警察行きになってます。
これがやっぱり2回続いた。1回だったら私まだね、たぶん耐えられたと思うんですけど、2回はさすがにやっぱりね、やっぱりちょっとね、帰ってね、私あんまり嫌なことがあって飲むってことないんですけどね、もう飲んでくれましたね、その日。ちょっとやっぱり怖くなっちゃって。
それでこれはもう逃げ出さないとまずいなと思って、逃げ出そうと思ったんですけど、私当時ちょっと結婚してばっかりでお互いお金がないわけですよ。お金がないところで無職になるわけにいかないんですよ。
転職活動の試み
だからですね、次を見つけてからやめようと思って、転職活動を始めるわけです。ところがですね、やっぱり私の時代、今もそうかもしれないんですけど、やっぱり学歴世代なので、学歴がないわけですよ私は。なのでやっぱり、エージェントとか登録すると来るのがですね、イケイケどんどんの会社師が来ないわけですよ。
もう本当に体力勝負で、今の会社と変わんねえじゃんみたいな、そういう感じのところばっかりで、ちょっと困ってたんですよね。本当はもうここで私は営業をやめようと一瞬思うんですよ。
ジムとかね、あと営業が嫌でもインサイドセールスみたいなものありますよって言ってくれたんですよね。その当時の担当の方が、キャリアアドバイザーみたいな方が。
それで、コールセンターとかもどうですかってことで、一つね化粧品会社のコールセンターが最終までポンポンポンと行ったんですよね。若いからね。行ったんですけど、その商品が全然気に入らなかったんですよね。
私はやっぱり営業職であって、自分の売ってる自社の商品が気に入らないと売れないわけですよ、私は。だからですね、ちょっと無理だなと思ってお断りしたっていう感じなんですよ。
で、いろんな求人広告とかっていうのは、ネットでももちろんそういったキャリアアドバイザーとかをつけて人材紹介とか登録ができるんですが、当時はですね、やっぱりトラヴァーユっていうリクルートが出している雑誌ですね。
バラバン誌みたいな雑誌。雑誌で求人を探すんですよ。で、私はですね、その時にもう早く決めたかったんですよね。早く決めたくてですね。
テッドレバーやこのやっぱりコスパタイパーを選んでしまったわけですよ。何をしたかというとですね、同じ商材を売っている別の会社に行ったわけですよ。
で、当時はですね、そういったライバル会社に行かないみたいな規約みたいな同意書みたいな取られたりっていうのはなかったんですね。
なぜかというと個人情報保護法もできてないし、契約なんかあるかないかよくわからないような本当にめちゃくちゃな会社だったんで、何もなかったんです。
誰も思いつかないようなことだったみたいで、いまだに行ったのは私だけなんですけど、その当時ですね、まだ有名になってなかった同じものを売っていた同業他社で伸びてる会社だったんですよ。
伸びていて上場を目指していて、どちらかというとスタートアップみたいな、例えばベンチャーとスタートアップの真ん中みたいな会社だったんですよね。
だから人数もそんなに多くなくて、すごく宣伝にお金をかけていて、どこに行っても電車とかでも広告とかも出てたんですよね。
綺麗な感じがするんだけど、1回支払うあたりの単価が今売ってるものより高いんですよね。今その当時売ってたものより高いんですよ、金額が。
キャリアの変遷
高いんですが、やっぱりちょっとプロっぽい感じなんですよ。もっと洗練された、一般ピープルは買えないみたいなものだったんですよね。
もちろん私が当時売ってたものはどの方でも買えるものだったんですけど、ローンとかできるから。
でもその次の会社は、一般ピープルはちょっと一元産お断りっぽい雰囲気を醸し出した、いわゆるキレイ系の会社だったんですよね。
キラポエですよね、多分今思えば。そういった会社なんですけど、伸びてるんだけどイケイケどんどんの社員がいないんですよね、多分。
いないって感じがしたんですよ。
なんとなくその当時のインターネットとかで宣伝とかもしてたので見たんですけど、あんまり多分営業職っていう感じではなくて、でも伸ばしたいんだろうな、多分伸びていく会社なんだろうな、みたいな感覚が私の方にはあって、
即ね、面接申し込んだんですよ。受けたんですよね。職務履歴と一緒にリアクション送ったんですよ。当時紙ですよ。送った瞬間、次の日連絡あって、即立って送ったんでね。
次の日連絡あって、面接来てくださいって言われたんですよね。で、面接行って、同業他社なんですって言ったら、大歓迎ですって言われたんですよ。
もうそういう人待ってましたと。その時ね。知見がないからみんな困ってると。いろんなもの売ってきてるけど、同じもの売ってる人いないんですよって言われて、でもうほぼ即採用だったんですよ。
で、いつから来れますか。明日からですか。明後日からですかってすっごい前のめりに言われて、ちょっとまだ辞めてないのでお待ちくださいっていうことになったんですね。
で、もう次決まったので早く辞めたいっていうことで、他の方だとね、結構2ヶ月かかったんですけど、私はですね、やっぱり警察呼んだっていう2回が結構打撃受けてしまって、もうかなり落ち込んでるというような、またちょっと女優になっちゃったんですよね、そこで。
なので、もう辞めさせてくれっていうことで、うまいことね、有給も最後召喚もできて、言ってから3週間ちょっとで辞められました。で、結局1ヶ月後か。1ヶ月後に次の会社に入社するっていう感じになりますね。
対面営業の厳しさ
はい。
対面っていうのはやっぱりすごくね、体力がいるんですよ。いろんなものが見えちゃいますよね。雰囲気とか匂いとかね、息遣いとかね。でもオンラインって見えないじゃないですか。だからですね、いくらでもこなせるんですけど、いくらでもこなせるって言っても1日こなせても多分5件か6件かな。
おそらく、例えば誰かと打ち合わせするってなると。そこが見解かなと思うんですけど、対面だとその半分ぐらいでやっぱり1日終わるんですよね。3件が最高かな。1件あたり2時間とかだから。だからそう考えるとすごく体力のいる仕事なんですよね。
だからやっぱりその営業が成績が上がる方とかできる方っていうのは、弱い方はちょっと難しいと思います。なので多分女性は嫌なんだろうなと思います。プレッシャーもあるし、常にやっぱり数字と向き合っていかなきゃいけないですよね。数字が全てなので、いろんなこと頑張りましたって言っても結局結果が出なかったらそれは頑張ったことにならないんですよね。
っていう厳しい世界だというところもあるので、体力は必要なんですよ。体力をつけるために私やっぱりいろいろやってたんですよね。ジム行けるお金はなかったので最初は縄跳びしたりとか走ったりとかいろいろやってて、次の会社に行った時もプール通い出したりとかいろいろやってるんですよね。今もいろいろやってるんですけれども、常に体力のいる仕事をする場合は運動しなきゃいけないなっていうのがすごいあって。
今そんなにものすごい運動を毎日毎日してるって言うとそうでもないので、もうちょっと考え直さなきゃいけないなっていうのがちょっと今の心境にはなります。じゃあ次ですねまたちょっと時間あるときに続き話そうかなと思います。