2022-08-19 45:52

第309回【対談】働く事とは「人間修練道場」!(後編、ゲスト:コミュニケーション・クリエイター 長井克之さん)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』  

今回は、前回の続きで、大手メーカーでの勤務中にインドネシアの現地法人の拠点長として海外駐在をご経験され、現在はプロフェッショナルコーチ・コミュニケーション・クリエイターとして活躍されている長井克之さんと対談します。

今回は長年の社会人生活でのご経験から今現在のお仕事や生活する上で生かされている事や培った考え方・価値観、またどのような経緯で独立されて今のお仕事に行き着いたかのキャリアの変遷や働き方で大事にしている事、またインドネシアの海外駐在員生活でのリアルについて是非ともお話をお伺い出来ればと思い、ゲストにお呼びさせて頂きました。

※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。


【ハイライト】

・インドネシア駐在に行く事になったきっかけとは?

・インドネシア駐在が長井さんにもたらしたものとは?

・海外駐在員の1日の流れのリアル

・海外駐在中のランチ事件で心が固まった拠点長としての姿勢を語る

・今の長井さんのお仕事の事業概要について

・長井さんが目指すコーチ像とは?

・働くとは「人間修練道場」論

・金は結果で、自分を磨く事が大事な真の理由

・就職活動の肝は自分がどうなりたいかを真剣に考える事

・上司とケンカする3つの方法について

・いつでも自分の誠意を見せて努力することは新しい自分の発見に繋がる

・寒く厳しい時期を過ごさないと果実は実らない論


本エピソードの前編のリンクはこちらです。

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000575781492


長井克之さんのSNS、ご連絡先は以下となります!

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ゲストプロフィール:

長井克之さん

大手メーカーを定年まで勤めあげた後、子会社での勤務を経て、一般財団法人生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチの資格取得を機に同社を退社され、フリーランスとして活動を開始されました。長井さんは子供がなんと5人もいらっしゃり、またサラリーマンの傍ら37歳から15年弱ほど小学生のミニバスケットボールのコーチにハマっていた一面もあります。

サラリーマン時代は国内営業をメインに活動しつつも、インドネシアでは500人ほどの製造販売会社の拠点長を4年弱やられたご経験もあります。学生の頃から「人」というものへの関心が強く、社会人になってもずっと「人」や「人と人の関係」を考えたり、語り合ったり等、試行錯誤で人生を歩んで来られました。関西弁トークで対談される等、根っからの関西人でいらっしゃいます。


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、MC等、音声メディアや放送業界でも活動。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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社労士ラジオサニーデーフライデー
そもそもインドネシア駐在に行くきっかけって、
どういう感じで選ばれたんですか? 長井さんがなんで拠点庁でパンって選ばれたんですか?
国内で来られたんですよね。
もっと早くに30前半の頃に、
アメリカに赴任するかっていう話もどうもあったらしいんです。
周りからザワザワ言われるわけですよ。
正式に何も話がなくてね。
噂レベルで。
だいぶそういう話があったんだけども、
ちょっと一部の強烈な反対があって、
その話はさたやみで、
そこのチャンスを逃すと、
あともう国内営業から抜けないような感じになっちゃってね。
僕もいた会社はグローバルヒューやったんで、
特にその後半の方、途中からですね、
海外駐在経験のやつは人間じゃねえみたいなね。
なんぼに言うと。みたいな空気もあったんですよ。
僕も海外行きますよみたいな話もしたことがあったんですけど、
お前ここを守るのか?みたいなことを言われてね。
もうないんかなと。
行きたかったんですか?海外に。
行きたいと思った時はありましたね。
そうだったんですか。
それはだって、できるだけみんな行くんだみたいな話の空気もありましたしね。
俺はここで便利屋で使い殺されるかみたいなことを思ったりもしましたけども、
それもそれでいいやと思ってやってるうちに、
海外ないと思った時に、54歳の時にいきなり言われて。
いきなりですか。
それはその前の年に、
もうそろそろ君営業部長離れてどっか動かないかなっていう話がちょっとあったんですわ。
11月ぐらいにね。
ええ?とか言ってて、
年上げて1月の終わりぐらいに上司からもう一回呼び出されて、
その話かなと思ったら、
なんかそういうのじゃなくて、
インドネシアでいろいろ問題があってなみたいな話をするわけですよ。
関係ないわこれって思ってですね。
ええ?って入れたら、
そのうちですね、こういう問題があって、
今あそこの経験値の彼だなと。
彼、日本に帰さなきゃいけないと。
そうなんですか。
長かったんですね。10年ぐらい。
そうそうそう。
そうなんですか。
彼難しいでしょどうするんですか?とか言ったら、
え?君は?
え?
え?
なんかインドネシアにずっとされてきてしょうがない話だなと思ったけど、
そういうオチですか?僕なんですか?
君しかおらんやろ?って言われて。
ええ?とか言って。
だって君昔海外行きたいみたいなこと言いましたよ。
言いましたよ。
言ったのはずいぶん前で、
海外行って経験したことをまた日本に帰って活かして、
次のステップするよね。
そういう自分の成長のアレンジにつながると思ってそう言ったんですよと。
今行くんですかい?
言ってないかい?
言いましたよ。行きますよみたいな話でですね。
そこからそれから赴任するまで2ヶ月3ヶ月ぐらいかな。
一生懸命インドネシアから勉強して。
そこから勉強して。
それまで経験なかったんですか?インドネシアから。
ないです。
ゼロからもう。
ゼロゼロゼロ。
勉強されて。
どんな国かも分からないしですね。
そうですよね。
そこから勉強してて、そこから赴任されてっていう形で。
03:03
そうですね。
そうですか。
実際どうですか。振り返ってみて、インドネシア駐在して4年間いたじゃないですか。
インドネシア駐在っていうのが今までの社会人生活の中でピースをはめるとしたら、
どんなことをもたらしてくれましたか?
どう言ったらいいんかな。どんなピースか。
これは貴重な経験やったし、
インドネシアっていうか海外で言うと、
日本って無宗教やつの気が付くんですよね。
インドネシアは国民の8割9割イスラム教なんですよ。
そうですよね。
イスラム教ってこれまた日本でなじみのない宗教でね。
いやそうですね。
インドネシア人だってその経験のやつから新人の薄いやつまでいますけども、
やっぱり神の前では平等だとかね。神様にお祈りするのが一番大事とかね。
ここから始まるわけですわ。
そういうね、日本に行っては全然わからんその宗教というのが、
生活の中にものすごく根強く作用してて、
それが彼らの価値観や人生を決定づけてる部分が結構あって、
そのこと自体がまず新鮮でしたね。
そうなんや。
日本人って仏教とかなんか言うけど、神社初詣言うけど、
そんなもん関係ないわなと。
俺の人生は俺のものやんと思ったけど、
神の前では平等だとかそういうことなんかとかね。
そういうことがまず最初新鮮でしたね。
確かにそうですね。
普通に社会人日本でやってたら自分の出世とか、
自分の子育てとか色々そういう目の前のことに集中したりしますけど、
向こうの人って宗教があるってことで、
そういうのもすごい大事だけど、
自分のルーツというかイスラム教やったらイスラム教を信仰するってことが生活の大前提みたいな。
それって不思議な感じですよね。
変な話だけど会社行って働くよりもそっちの大事なんすから。
そうですよね。
断食好きとかもやっぱりあったりしますもんね。
断食もお付き合いしましたよ。
本当ですか。
断食言うてもね、いわゆる日中、
日の出から日の寄りまでのお日様寝てる時間が断食なんですわ。
だから早朝に飯食って、後は食わない。
日が沈むとまた飯食うと。
こういうことなんですけどね。
だから昼飯抜きちこですよ、平たく言うと。
そこがお付き合いしましたよ。
そうなんですか。
めっちゃお腹空きません?
そうですけどね。
昼飯はもちろん無しだし、おやつも無しだし、水もダメなんですよ。
飲まないって言いますよね。
水も飲まない。
本当に経験ないイスラムはタバコも吸わないんです。
すごいですね。
その時間もね。
1年目はね、そんなん何?って絶対嫌って思って飯食ってましたけど、
2年目からやってみるかと思ってですね。
そうなんですか。
みんなやってるし、俺も付き合うわって始めて。
やってみると何とかなりますわ。
なりましたか。
それは同じ人間ですからね。
何とかなるんですよ。
やっぱり慣れてくるんですね、その辺は。
長居さんって言ったらお酒も過ぎや食事も過ぎなんで、
その辺もガラッと変わってしまった。
06:00
慣れるのかなと思った。
慣れるもんなんですね。
昼飯ご飯だけですから。
なるほど。ありがとうございます。
次の質問なんですけど、長居さん、拠点長として仕事されてたと思うんですけど、
1日の流れ。平日拠点長として働かれます。
その時の1日の朝起きてから夜帰るまでの1日の流れをお聞きしたいのと、
あともう一個が休日。土日何してたんかなっていうのをちょっと知りたいんですけど、
どんな感じだったんですか。
1日の流れってね、まずインドネシアは全部通勤は車なんですね。
車っていわゆる車用車で運転しすぎって言うんですけど、
それは治安の問題もあったりして、
どこの駐在所かどこの会社の日本に駐在もみんなそうですわ。
そうすると朝起きて朝飯食ったら運転手の中に来て、
それに乗って会社に行くと。だいたい1時間くらいですかね。
会社に着いたら、一応社長室はあるんですけど、
社長室に僕は入ってなくても、入っちゃうと世間の様子が見えないんで、
大部屋に机を置いてもらって、大部屋にずっといて。
そうなったんですか。
で、みんなどうなっているのかなとキョロキョロしながらですね。
ローカル社員がいるところで。
そうです。
拠点長でちゃんとした部屋に入ってみたいなイメージはあります?
うちの部屋はあったんですけど、そこは何回も打ち合わせをする部屋で、
僕は普段そこにいない。
そうなったんですか。
大部屋にいて、お前らと同じ目線でやるんだという感じでやってましたし、
そこで結構会議をすることもあったし、
誰かが僕の前に来て仕事の話をすることもあれば、
駐在員が寄ってきて、今度のゴルフどうしましょうかという話をすることもあれば、
こちらからブラブラあったりでいいって、
最近どういう調子とかいうようなことを言ったりとか、
こんなことを知っていたような気がしますね。
工場でしたから、朝一番は一回工場をぐるっと回っていましたね。
僕は事務系ですから見てもよくわからないんですけど、
でも一応回って、インドネシア語でおはようを呼びながら工場の中を回って、
そんな会議ですな。
あ、そうそう。
乱議したのは昼飯ですわ。
お、昼。
昼飯。
昼飯、会社の食堂があるんですけど、
この食堂はゴキブリもバッといたりして、
ローカル食ってるんだけどそこで、
日本人はそこではもう食えんと言ってるわけですよ。
食べてる最中に出てきたら嫌ですもんね。
僕は気にしない方なんですけど、
最初は行ったときそれが嫌で、
そんなに行ったってローカル食っとんねんから、
俺はあそこで食おうぜと、そういう運動もちょっとしたんですけど、
もう反対食っちゃって、
食堂で出してるのと同じメニューですけども、
それを折り詰め弁当に入れてもらって、
駐在員は会議室のところで飯食ってると。
一食100円前後の粗末な飯なんですよ。
時々ご飯に石も入ってるし。
そんなのか。
飯つらかったんですけど、
そのうち駐在員はみんな固まって飯食ってるわけですよ。
日本人だけで。
そうそう。
俺はどこで飯食おうかなと。
そうですよね。
09:00
そこに入って飯食うのも一つだったんですけど、
そこで入って飯食ってると、
日本人同士で駐在員の悪口言ったりするわけですよ。
駐在員、ローカルの悪口ね。
ローカルの悪口も、
なんとかがけしからんという個人名が出ることもあれば、
だいたいインドネシアはけしからんとかね、
ほんまこの国は何やとかね、
言うわけですよ。
話広がりますもんね。
それは気持ちもわかります。
言ってもやらんとかね、
嘘ばっかりやとかね、
いい加減やとかね、
出てくるわけですよ。
確かにそういう部分もあると。
彼らはそれを日本語で言うとって、
当然みんなローカルにわからんって言ってるわけですよ。
でも話の内容わからんでもね、
なんとなく景色、雰囲気は伝わりますよね。
分かります。絶対分かります。
ね。
分かります。
彼らのストレス発散のために、
ある程度もうええんかと思って、
ガチガチに検証しなかったんですけど、
そこに社長の自分が入るのは、
これはまずかろうと。
そうですよね。代表ですもんね。
これはまずかろうと。
社長もそこに組み捨てようと。
これはまずかろうと。
そこに入らないと。
どうしようかと。
ローカルのトップと飯食うかと。
それも思ったんですけど一緒に。
それもしかしなと。
ローカルのこいつと飯食ってたら、
他の連中は長谷さんとあいつとえらいつるんでて、
どうやらとかいうふうに見えるかもしれないなと。
それもちょっと本位じゃないなと思ったりして、
結局いつも社長室で一人で飯食ってたわけですよ。
そうだった。食事のときは一人こもって。
孤独なね。
孤独してたね。
孤独な飯でね。
飯の内容ももううまくもない飯でね。
石から入ってて。
そうそう。
この昼飯は結構苦痛やったんですよ。
そうですよね。
日本からインスタントの味噌汁とか持って行って、
それで味噌汁にして、
ご飯ジャボンと入れて猫飯にして食うとかね。
お茶漬けのりで食うとかね。
そんなことをしながらしてましたけども、
なかなかこれは結構苦痛だったな。
例えば僕だったら日本人とも喋らない、
ローカル社員とも喋らないってなったときに
本当に孤独で、
もしかしたら自分のことが言われてるんじゃないかなみたいな
孤独に感じたりもすると思うんですけど、
そこは強くいけた秘訣とかあるんですか?
それは思わんでもなかったですよ。
こうしてるときに、
あの人なんで一人で飯食ってるのか変わってるなと。
ありますよね。
なんて思われてるかもしれないと思いましたよ。
思いましたけど、
でも駐在員側は言ってる中に混じってね、
社長もあるとおり一緒に仲間かと思われるよりは、
まだ孤独でおってどうなんやろと思われてる方が
まだマシやろという判断をしたわけじゃないけども、
そう思ってましたね。
かっこいいっすね。
ローカル社員にとってはね、
自分のことが文句言われてるのかなとか、
愚痴言われてるのかなとか、
いい気しないじゃないですか。
その辺でいいですよね。
距離を取るみたいなところってやっぱり大事なかもしれないですね。
そうでしたね当時ね。
そうっすよね。
はい。
休日はどうしたんですか?
休日はどんな感じ?
休日はもうね、
土曜日は毎週ゴルフ。
12:00
ゴルフ行って、
インドネシアでスルーでもあるんで、
朝早くから回って、
昼ぐらいに上がってきて、
昼飯兼宴会でビール飲んでワワイ行くと。
このときは僕はね料理も少しできたんで、
いつもゴルフのときには、
最後の1年か2年ですけども、
ちょっとしたもの持って行って、
ポテサラとか、
鶏の唐揚げとか、
何か作って持って行って、
みんなに振る舞って、
駐在にみんないつもご苦労さんやなと。
お前らが頑張ってくれてるから、
この会社の業績は今安定してるんやと。
ネギだってやって。
それは彼らにどう伝わったのか分かりませんけども、
僕の気持ちの表現でしたね。
それ元から料理はされてたんですか?
そうですね。
インドネシア行く前も単身運営してたので少ししてたのと、
インドネシア行ってから料理をちょっとするようになった感じですね。
逆にそうなんですね。
結構料理面白いんですよ。
そうなんですか。
今も日本帰ってからも家族のために作ってやってるしね。
その頃はちょっとしたおかずを持って行くのと、
ハンドタオルを絞って凍らせて、
4本分持って行って、
ダウンロードの途中でリフレッシュタイムで行って、
おしぼりにしてみんなに配ってやってね。
これでちょっと頭を冷やしてとかね。
それからあとチョコレートみたいなの持って行ってて、
アガリザンホールで糖分補給行ってみんなに配ったりとか、
そういうおもてなしゴルフをしてましたね。
すごいですね。
絶対嬉しいですよ。
暑い時に冷たいおしぼりってめっちゃ嬉しいじゃないですか。
長居さんがホスピタリティを持っていろいろやるじゃないですか。
どういう気持ちでやられてるんですか?
どういう喜んでもらいたいとかそういう感じですか?
喜んでもらいたいですか?
それはもう120%過ごしてますよね。
喜んでもらいたいと思ってるし、
喜んでもらいたいという思いのさらに原点には、
いやこいつらが頑張ってくれてるから、
俺社長やられてるんやと思ってますし、
だって実際やってるの彼らですからね。
実務的にはそうですよね。
僕は何にもしてないですから、
彼らがやってくれてるから、
俺はここでのんきに社長やられてるんやと思ってましたから、
それを少し表現するというか、
還元するというかしたいと思ってましたね。
すごいですね。
普通駐在院の拠点庁って言ったら、
社長じゃないですか。
原本の社長とかになるじゃないですか。
社長ってなったら自分が上屋ってなって、
やっぱりこう指示したりとか、
偉い態度を取ってしまいそうになるじゃないですか。
みんなのおかげっていうふうに思えるっていうところが、
僕だったらどうなのかなってすごく思ったりしましたね。
まあそれは指示もしましたしね。
下手くそな顔もしてる時もありましたけども、
それでもやっぱりね、
そうすると逆にうまくいかんだろうなということは思ってましたね。
それはそう思ってました。
それはインドネシアの時には強く認識したし、
インドネシア行く前はどうやったのかな。
部下にそういう感謝の気持ちあったかな。
どうやったんやろ。
いかがですか。
そこまでの気持ちはなかったかもしれないね。
本当ですか。
部下に対して偉そうに指示するとか、
俺が上で部下が下やとか、
いうふうには思ってなかったんですけど、
一緒にやるんだと思ってましたけど、
15:01
こいつらのおかげでやられてるとまで思ってなくって、
やっぱりそれは慣れない異国で、
言葉も文化も何も違う中で、
こいつらが頑張っとるなというふうに思ったから、
そういう日本にいる時とは違う気持ちになったんでしょうね。
インドネシアの不倫の前の時には、
部下のどんな行動に対しても何も言葉はしないけど、
それはダメだよみたいな表情でわかってしまうってあったじゃないですか。
気持ちが本当に従業員さんに任せるみたいな、
駐在に任せるみたいな、
本当に気持ちが変わっていったってのがあるんですかね。
そうですね。
言われて気がついたけどそこはだいぶ気持ちが変わってますね。
そうですよね。
ありがとうございます。
長井さんの今までの営業経験と、
またインドネシア駐在の経験を聞かせてもらったんですけど、
今もう代理の人生で独立されて、
コーチングのお仕事されてると思うんですけど、
どんな感じでお仕事されてるかっていうのを教えてもらいたいんですけど。
長井 実際には本当にその会社辞めて、
コーチングにフリーランスになったのは、
7月末で会社辞めたんで、まだホヤホヤなんですよ。
だからこれからなんですけど、
さっき言ったハッシーさんやケイコさんのような、
自分の人生を本気で変えたい人へのコーチをしてます、
というふうにはなってなくってまだ。
結局クライアントさんをどう探すかっていうことになるわけですけど、
それ探すためにいいということでも含めて、
ノートっていうブログを始めてるんですけど、
なかなかこんなんじゃね、
この人おもろいなとコーチしてもらおうとならないわけですよ。
結局一番は口コミみたいなね、紹介とかね、
いうことだろうと思ってますし、
もう一つは、なかなか人生を本気で変えたい人ってそんな多くなくって、
むしろ企業活動の中で、
コーチングという技術を活かしながら、
自分のこれまでの経験知見も掛け算にして、
価値が提供できないかなというのが今の自分の発想の原点というか、
活動の軸になってて。
そういう意味で言うと、定年退職した親会社、
ついこの間も出た金穂先と、
それぞれと業務提携契約を結んでコーチングをしたり、
コーチングを活用した人材活性化のプログラムを提案したり、
見たことを今やってる最中ですね。
さっき永井さんがおっしゃってた、
自分のことを変えたいとか、
自分の人生をこうしていきたいって考える機会ってあんまないっていう話もあったよね。
それを永井さんが入ることによって、
ちょっと自分の人生こう変えていこうかなみたいな、
そういうスパイスみたいな感じになるっていうのは、
それはみんなにとってもいいことだかなってすごく思いますよね。
永井 そうですね。
会社を辞めて独立することだけがベストの選択とは思ってませんし、
会社に残って自分を磨いたり、
自分を表現したり、
自分を発揮したりという道も十分あるし、
行き詰まったなという時に、
ちょっとこう方向性を一緒に考えてあげれたり、
ちょっとこう身の足を踏んでるところを背中をちょっと押してあげたり、
そんなことができるといいなというふうに思ってますけども。
心強いですよね。
ありがとうございます。
ちょっと1個質問したいんですけど、
永井さんが今後コーチとしてこうやっていく中で、
18:00
自分の理想的なコーチというか、
どんなコーチでありたいみたいなありますか?
コーチ像でもいいんですけども、
そんな感じで人と接していきたいなみたいなはありますか?
永井 コーチとは何かみたいな話をしだすと、
もうコーチが100人いれば100人とも答えが違う、
それぞれみんな答えを持ってる話なんでね。
そうなんですか。
永井 だいたいそのコーチングなんて定義自体があるような話ですから、
私が一番思ってるのは、答えはあなたの中にありますよねと。
それを一緒に探しに行きましょうということだと思ってますし、
普通はそのコーチは答えを示さずにね、
問いかけるだけで相手の答えを出すと言うんですけど、
私の場合はそこに61年間の経験知見も加わってくるんで、
問いかけを中心にしながら時々ヒントも出したりして、
切り口も与えるかもしれないし、
そういうことも通じてコーチングだけではないいろんなことを使って、
相手に気づきとか学びが与えられたらいいなと。
気づき学びを与えるってちょっと偉そうですけど、
気づき学びを一緒に探したらいいなというふうに思ってますけども。
確かにそれいいですよね。
コーチングを受ける側としてもずっと聞かれるだけじゃなくて、
あなたはどうなんですかみたいなところで聞きたいじゃないですか。
それはやっぱり自分はこうですみたいな。
そういうのを自己開示してくれるって。
さっき永井さんもおっしゃってましたけど、
自分も対等なんだなみたいな。
なんてしゃべれるのかな。
すごいいいなと僕は思いました。
そうですね。
さっき言ったように、
1年目には会社を辞めようかと思ったこともあるわけでね。
なんで辞めようと思ったのかとか、
なんでそこに留まったのかとかですね。
こんな話も一つの参考になるかもしれませんし、
でもそうは言いながら結局勤め上げてね。
じゃあ組織ってなんだろうとかですね。
こんなことも勝った時になれば勝たれるし、
その組織の中で一体どんな立ち位置を取るといいのかっていうのは、
会話ないんですけども、
会話ないながらも話聞いてて、
その立ち位置でうまくいかんだろうと明らかに思うケースもあるわけで、
そんなことを会話していけて、
今日は話してよかったなと思えたらいいなと思ってますけどね。
そうですよね。
永井さんの今までの葛藤というか、
部下に接した時の自分はこうしたらダメだなみたいな、
いっぱいそういうのが持ってるから、
それがどんなクライアントに対しても、
それは自分のこの人にとってはこういうのがいいのかなとか、
そういうのを引き出していっぱい出せるのかなっていうのはありますよね。
成功体験もあれば失敗体験もあって、
失敗体験をまた同じ失敗した人たちもありますし。
そういうのもいっぱいありますからね。
そうですよね。
ありがとうございます。
次の質問なんですけど、
私の番組は働き方を考える番組でして、
ゲストの方に働き方を大事にしてることをお聞きして、
それを聞いたリスナーさんが私もこうやって前向きに働いていこうとか、
こんな風に働き方を工夫していこうと発信している番組なんですけど、
永井さんが働く上で大事にしていることを教えてもらいたいんですけど。
これね、多分これのもう一個前の質問があると思うんですね。
働くってどういうことですか?
仕事って何ですか?
という質問が多分あると思うんですね。
21:00
親会社に入って83年に入った時に、
結局4月から4月に入って、
僕の場合は明けて1月までですね、
現場の作業実証も含めて、
すごく実証が長かったんですね。
その時にですね、
なんでこんな長い間で実証するんやって話した時に、
こういうことは一生に1分しかないから、
働くってどういうことなのか、
君なりの答えを探してこい、みたいなこともですね、
サブタイトルで言われて考えたんですけど、
その時言われたのは、
働くという字は人が動くという字だと。
そうですね。
だから、お前自身がどんだけ動けて、
人に何かを残せるか、そういうことなんやと。
働くって旗が落下するんやと。
そうですね、言いますよね。
だから、人がお前自身がどんだけ動けて、
周りの人を楽にできるか、
これが働くということなんやと。
みたいなことをですね、
何か言われたり、
うまいこと言うなと思ってね、
してましたけど、
僕にとっての働くというのは、
確かに最終的には、
会社で言えば給料をもらってね、
自分の労働体価に変えるわけですけど、
給料をもらうことはね、
あんまり考えていなくてというか、
もらえるものなわけですから、
それを増やしたいとか、
そういうことは思ってなくって、
むしろ仕事をして、
そこで自分を表現して、
そこで人と揉まれる中で、
自分の人間を高めていく、
人間修練道場みたいなね。
そんなふうな、
僕はイメージで捉えてたんですね。
だから、これまでずっとそういう感じで、
さっきのインドネシア行ったときもそうですし、
その前の、
まだ30代前半の頃の、
前世でやってたときの、
お客さんとの信頼をどんどん増やしていこうと思ったときもそうだし、
その次の課長ぐらいになって、
部下をしっかり預かって、
一つの責任を背負わなきゃと。
ずっとそういう、
自分の人間を魅力、
そういう観点がね、
すごい強いですね。
そこの働くことによって、
自分自身がどうやって高まっていくかみたいな、
道場って言ったらね、
もうやっぱり稽古しますから。
それが自分、
そうやって自分の人間の価値が高まっていけば、
結果として、
後から給料もついてくるやろうと。
その前の考え方でしたね。
それはね、
変わってんのかな。
変わってんのかもしれませんけど、
そんな考え方やってきたから、
コーチングもそれにつながってる部分があるし、
もしそういう風に、
自分の人間を高めていこうと思ってなかったら、
たぶん60になったときに、
自分の中空っぽでね、
60になって丁寧になったし、
あと5年すら小会社持って辞めなかったけど、
何も残ってないわみたいなね。
何ができるんだろうみたいなことになっててね。
そういう自分の中に今のことを積み残していくんだ、
積み上げていくんだみたいな感じのことが、
結果的には60になって、
65になるときの自分に、
ご褒美じゃないけども、
なってて。
それがあるから、
これからのコーチングでメッセージをかけるとかね。
結局、
コーチングをやろうと思って、
少し早めの61で会社辞めたのは、
24:01
いずれ会社辞めるときに、
辞めた後もね、
やっぱり社会とか、
世間様と関わっていきたいというのも思ってるし、
友達もいない、
嫁さんと顔合わせだけのふうにでは、
それはちょっと困るなと思ってましたし、
コーチングということで一つ資格を持って、
技術を持っておけば、
自分の頭と体が元気なうちは、
一生働けるわけで、
働くっていうのはそういう意味でいうと、
世間と関わることであり、
誰かに価値を提供することであり、
誰かに喜んでもらうことであり、
結果としてお金ももらえると。
年金プラスアルファが入ると。
暮らして生きると。
こんでいいやんかというのが、
僕の発想のものすごいベーシックな部分で、
だから、
働くということと金の話は、
切っても切れないんですけど、
切っても切れないです。
だけど、
金を全面出してね、
働くということを考えちゃうと、
考え方が薄っぺたくなっちゃうというか、
先に繋がらないというか、
金は結果であって、
まず自分を高めていくことの方が大事で、
自分を高めていけば、
後から結果として金が付いてくると。
僕はずっとそういう考え方ですね。
本当にね、
長居さんの営業部長されたとか、
拠点長されたって、
普通に一般の人から見たら、
すごいじゃないですか。
でもそれって、
自分がやってきた努力の結果が、
そこに繋がってるというか、
これを直で目指してるわけじゃなくて、
自分のどういう人間になりたいかとか、
それをやってきた延長上に、
それがあるのかなってなったら、
そっちを先に目指すんじゃなくて、
自分自身を磨くことって、
すごい大事なのかなって聞いて思いました。
それはね、
田村さん、
営業部長、拠点長、
立派なことだとね、
教えていただきますけど、
めちゃくちゃ思いますね。
だけどそんな人ね、
5万人おるわけですよ、世の中に。
本当ですか?
いやいやいや。
5万人おるわけですよ。
5万が大げさでもね、
1万がおるわけですよ。
じゃあ営業部長だった人が、
営業部長という肩書を持っているうちは、
会社の中では偉い人かもしれない。
その人そのものは、
ほんまに偉いんかいと。
その人そのものは、
いったいどんだけの余地があるのかと。
っていうのが一番大事でね。
そこがなかったら、
なんかその、
看板だけ営業部長ですわとかね、
胸から叫べてるなことだけ、
拠点長ですと言ったってね、
なんかそれは仮のもんやんかと、
いう気がするし、
仮のものはね、
いずれ卒業したら、
全員無くなっちゃうわけですわ。
だから、
より本質的なことを、
ずっと見ていたいっていうのが、
僕のスタンスだったし、
そのことは、
今ここに来て、
間違ってなかったな、
というふうに思ってますけどね。
外よりも中を磨いていくっていうところがね、
すごい大事だなって聞いて思いました。
必ずね、
中磨いていればね、
結果はついてくるし、
金もついてきますわ。
目の前にいらっしゃいますからね。
それがね、
もっと要件の金が欲しかったと、
いうことかもしれませんけども、
もっとたくさんの金もらってもね、
その金で何するんですか?
いったいと。
確かに。
そうですね。
何がしたいですか?と。
海外旅行?
どうぞと。
だけどね、
仕事しながらの海外旅行なんて、
そんなに時間があるわけでもなくね、
立派な車乗りたいと。
27:00
どうぞと。
だけど立派な車乗ってね、
喜んでやるのもちょっとの間でね、
そんなことで一生いきますか?
と考えてくると、
金は大事だけど、
多いほうがいいですけど、
金、金、金、金と思うとね、
間違ったりしませんか?
という気がね、
ちょっと僕はしてますけどね。
そうですね。
自分の軸っていうのがずれてしまうっていうか、
やっぱりお金のために動こうみたいなのがあると思うんで、
そういう考え方ってすごい大事だなって聞いて思いましたね。
そう思いますね。
いるんですよ、金は。
ないと困るんですよ。
だけど、
もちろん。
また人間の欲はこれを、
なんかこう、
キリがなくてね、
どんだけあっても、
こんでいいなって思わないんですよ。
そうですね。
いっぱいいますよ、
なんかもうその、
ちゃんと勤め上げてね、
しかるべきポストでね、
勤め上げてね、
いっぱいもうお金溜まってるのにね、
まだなんかこう、
いつまでもしがみついてね、
もっと金欲しいみたいな人ね、
おるわけですよ。
何に使うねんと。
そう、何に使うねん一体と。
あと何年人生あるんだと。
そうですね。
そう。
そんなことよりも、
その一体自分は何ができて、
その世の中や世間様に、
どんな価値が提供できて、
自分の関わってる何人の人が喜んでくれてるんだろうと、
いうことの方がね、
大事なんじゃないのと、
と思ってますけどね。
いやぁ確見ですね、それはね。
いやなんかやっぱりリスナーさんもね、
聞かれてる方やっぱりいると思うんですけど、
そこら辺見失ってる方多分多いと思うんで、
長井様熱いメッセージありがとうございます。
はい、じゃあ次の質問なんですけど、
サニーレイフライでリスナーさん、
大体20代とか30代、
若い方が聞かれてるんですけど、
若い方ってやっぱり色々悩むじゃないですか、
就職どうしたらいいのとか、
転職どうしようとか、
自分の仕事とかキャリアに
めっちゃ悩む時があると思うんですけど、
このリスナーさんに向けて、
働くこととかキャリアについて、
よく悩みそうな、
お悩み相談を持ってきましたので、
ぜひ人生経験豊富な長井さんに、
ズバリ回答いただきたいと、
こういうコーナーなんですけど、
1個目の質問なんですけど、
就職活動を成功させるためには、
どうしたらいいですか?
これどうですか?
これは気になりますよね、学生さんね。
はい、なりますね多分ね。
男の人生は就職と結婚で決まると言いますからね。
なるほど。
これはどこ就職が大事なんですよ。
でもこの人の考えでいうところの、
就職活動が成功する、
成功した就職活動って、
どういうことを言ってるのかなっていうのが、
多分一番大事な質問で、
大きい会社に入ったら成功なの?と。
もしくは給料の高い会社に入ったら成功なの?と。
給料だって、
初任給が高かったらいいのかというと、
そんな簡単でもないし、
障害賃金ってどうやって分かるの?と。
結局障害賃金になってくると、
そこの会社に入って、
あなたがどんだけ頑張って、
どんだけ自分の価値を表現できて、
その価値をその会社に認めてくれるかに、
かかってくるわけであって、
そうすると、
何が成功なの?と一体と。
何がしたいの?と。
そういうことなんですよね、実は。
だからそういうところをちゃんと考えずに、
少しでも見栄えのいい会社に入ったら成功だと思うと、
それはちょっと間違いで、
見栄えのいい会社に入っても、
それが自分にはなくって、
30:01
もしくは背伸びして入ったけども、
周りがみんなめちゃめちゃ優秀で、
自分は日々何か辛い思いをして、
おもろないとか、
結局失敗だと。
このことも十分あり得るわけで、
ありますよね。
あります。
だから就職活動の成功といったら何を売っているのか、
そこをよく考えてもらうことが一番大事で、
そのためには、
一体自分は何がしたいのか、
自分は何ものものなのか、
どうなったら自分はハッピーなのか、
そこをまず考えることが大事なんじゃないかな、
というふうに思います。
確かにね、
普通に会社に入って、
そこから長給するとか、
部長になるとかって、
そういうところを考えがちですけど、
会社で生活終わった後も、
自分の生活って長いわけで、
どんな感じになるのかって、
本当に考えるみたいな、
すごいすごい大事なのかなと思いますよね。
一個質問なんですけど、
例えばそういうめっちゃ自分は何がしたいのかって、
考えるじゃないですか、
考える時ってだいたい、
この就職活動といったらだいたい22とか、
結構若い時じゃないですか、
若いからがゆえに人生経験というか、
経験がないからこそ、
自分の近いところからピックアップして、
これがいいんじゃないか、
このキャリアもいいんじゃないかって、
選びつかちじゃないですか、
自分の人生を何がしたいかって、
考えるコツってどこにあるんですか。
そうですね。
まず一つは、
自分の22年間の人生、
長い時間じゃないわけですけど、
棚下ろしはしてみないといけないんですよね。
22年間の中で、
親会社のまだ30前後の時に、
リクルーターは結構したんですけどね。
学生が多いんですけど、
成績は聞かないです。
そうなんですか。
聞かない。
何聞くんですか。
今までで一番強かった経験は何とかね。
今までで一番胸躍る、
心ワクワクする、
そういう思いがどんな時とかね。
そういうこと聞いてました。
そうなんですか。
そういう名前はありませんとか、
勉強しました。
君なんか例えば、
3日目は枕を濡らし通すような、
大失恋したことないよとか。
そういうのありません。
そう。
受験で失敗して、
俺は最低なんじゃないの。
ありません。
単白ですね。
そう。
君のものすごい平坦な人生だよな。
そうですよ。
そうですよって言ってるんですか。
そうか。
それって君どうなの。
ここまで生きてきて面白かったな。
いや、別に考えたことありません。
という子がいましたけども、
そういう子なんかはね、
僕はあんまり採用したと思わなかったですね。
成績が良くて優秀そうに見えても、
どういうのかな。
クラブで失敗したでもいいんですよ。
失恋でもいいんですよ。
友達と大喧嘩でもいいんですよ。
なんかね、
魂のリミットがビュッと触れることがないと、
これから先の長い仕事人生はね、
平坦な道ばっかりじゃないわけですよ。
そうですよね。
確かに。
そんなね、淡々と生きていかないんですよ。
だからそういう経験が全くない。
全くないって言うかね、
僕の中でも全くないって言ったらありえないんですよ。
33:00
何かしらありますよね。
悔しいとか。
絶対ありますよ。
ところがね、
絶対あったそのことを、
その人は見逃してるんですね。
そういうのはね、
鈍感やなと思うんですよね。
鈍感というのは損をしてるし、
22年間鈍感に生きてきた奴が、
この先ビュッと感度を上げるんかといったら、
どうなんという気がして、
そういう子は僕はついに押すことは思わなかったですね。
確かにその22年間って短い人生ですけど、
その中にもちょっとした怒りだったりとか楽しいとか、
いろいろあると思うんですよね。
その辺を振り返るっていうのが大事なのかもしれないですね。
だって自分の一生を決めに行くんでしょ?
就職するのに。
その時にね、
自分の22年間楽しせんとね、
なんかボーッと来てね、
お願いしますとかね。
そんなんじゃ全然やる気って感じられへんなって気がしますけどね。
まあまあそうですよね。
君なんもろもんなんて言ったら、
僕もなんもありませんよ。
そんなんじゃどうやらすんのと。
なんもないことないやろと。
22年ぶりにできたと。
そのぐらいはね、
一応こう点検して棚下ろして、
で振り返って、
こんなことがあったなと。
あの時こうやったなと。
そういうのは1個2個持っとかないとね、
どうなんかなという気がしますけどね。
そういうのがあるとね、
あ、そうかと。
俺やっぱあの時こう思ったのは、
こういうの俺のルーツやなと見えてくると、
やっぱこういう人生を送りたいなとかですね。
に初めて繋がってくると思うんですけどね。
ルーツって言わればヒントかもしれないですね。
ヒントですよね。
そうっすよね。
ありがとうございます。
次の質問なんですけど、
これね、もうずっと長井さんも拠点長だったりとか、
営業部長とかされてて、
上司の経験があると思うんですけど、
上司とうまくやっていきたいんですけど、
どうしたらいいですか?
どうしますかね。
Aの課題ですね。
上司経験あるんで多分あるんじゃないですか。
こういう部下がいいとかあるじゃないですか。
そうですね。
どうですか?
自分が30ぐらいの時はね、
下の時ですね、
上司と喧嘩するには3つの方法があると言ってましたね。
何でしょうか。
1つは、
どう言ったかなあの時。
思い出した。
1つは、
上司の上司を使うと。
なるほど。
そのもう1つ上に持っていって、
その気に入らない上司をポコンと凹ますと。
結構笑ったけどそれ1つ有効。
一番効きそうですねそれ。
もう1個は仲間づくり。
この上司の意見がおかしいと言ってるのは俺だけじゃないと。
みんな言ってると。
その状況を作る。
1対1じゃなくて、
1対1の関係で上司を追い込むと。
なるほど。
3つ目は一番大事だけども。
何でしょうか。
正論を述べる。
正論を述べる。
自分の都合のいいことじゃなくて、
組織のためにこのことがええと確信できることを述べると。
いうことを言ってましたけども。
それはなんかね、
若い連中と酒を飲んでる時の
言った話です。
まあしただけで。
僕自身がそういうことをしたことではしたわけじゃないし。
正論を述べようとはしましたけども。
仲間づくりもしましたけども。
一番最初の荒っぽい上の上を使うことはしなかったし。
それはちょっとお勧めはしない。
そういう上司と対峙する方法はなくはないという話だったりね。
36:04
もう1つはですね。
サラリーマンでやってる間は、
上司と部下の関係って永遠じゃないんですよね。
部署が変わったりとか。
どっちか移動があるんですよ。
永遠じゃないんですよ。
どうしても会わなかったら、
まあ知らないと。
残念だよね。
腹くくって。
その間自分は、
例えば無能な上司に毒されて、
自分が無能にならないように、
自分は3年間頑張って、
自分を高めの努力をしておくと。
次のチャンスを待つと。
というのも1つの答えだし。
あとは何でしょうな。
嫌な上司で無能な上司だけども、
しょうがないからと言って、
イエスマンになっちゃって、
へずらっちゃって、
自分の大事なものまでなくなっちゃうと。
そういうのはちょっとつまらないかなと。
そうですよね。
なるほど。
ありがとうございます。
2つ聞きたいんですけど、
例えば永井さんが20代30代で、
上司じゃなくて部下だったときあるじゃないですか。
もし今20代30代になるんやったら、
どんな感じで上司と接したいですか?
オープンスタンスはずっと変わらないです。
上司に対してもオープンスタンスでやってきたし、
これからも変わらないんでしょうね。
でもどうやろうな。
ちょっと僕も一番最後に、
こいつなんやねんと思う上司に、
こいつなんやねんと思ってる空気を出してしまったから、
ちょっと最後不幸になっちゃったというのはあるかもしれなくて、
もうちょっと上手に立ち回ったら、
もっと良かったのかもしれないということも不満でもないし、
だけど、
そのおかげでまたコーチングということに出会ったり、
第二の人生が飛び出す感じがあってしてるわけで、
全ては必然の中にあって、
今目の前のことをして上司と向き合いたいというのはよく分かるんだけども、
それが加速を当たらない前のことで、
どっちに来るんだって、
またそこから次の展開はありますよというふうに思いますけどね。
それ大事ですね。
ありがとうございます。
もう一個質問したいんですけど、
営業部長だったり拠点長とかやって来られて、
いろんな部下に来られてるじゃないですか、
一番印象的だった、
この部下良かったなみたいな、
多分これって理想的な部下なんじゃないかなみたいな、
若い方に向けて、
こういう感じで振る舞ったら、
自分としても嬉しいなみたいな、
こういう印象的な部下の方っていらっしゃいますか。
そうですね。
自分がそうだったからかもしれませんけど、
やっぱりオープンスタイルで話をする姿勢の子は、
僕は好きでしたね。
そうなんですか、やっぱり。
その子はやっぱりお客さんからも好かれてたし、
今幹部になってますけども、
会社からも評価されてましたね。
上から見てやっぱりどうですかね、
言うことをコロコロ変えるようなやつはね、
なんか信用できない感じがするし、
八方美人な感じがしますよね。
そうですね。
なんか調子だけ嫌な奴は、
どこまで信じていいのかなという気はしますし、
僕はそういうスタイルですね。
おもねるんじゃなくて、
自分がどう考えてるかとか、
その辺って普段から出していくってすごい大事なのかなって、
聞いて思いましたね。
39:00
出し方は色々あるんですよ。
そうなんですか、やっぱり。
それはね、そのTPOがあって、
いつでも誰に対してもね、
偉そうにガガ言ったらえっちゅうわけじゃないわけですよ。
そういうわけじゃないですね。
それはもちろんそうです。
上司には上司に対しての礼を持った話し方をしないと、
どんな出来の悪い上司でもね、
それはやっぱりある種の伝説を持って対応しとかないと、
正しい話も通らないです。
だけどこの人には言ってもダメやと思ったこともあったな、
僕もだけど。
思い返すとちょっとあったなって。
ありました。
ありましたか。
ありました。
それでもね、
それでもやっぱり出来るだけ話をしようとはしたんやけどな。
でも確かに相手との関係で、
120%必ずいつも話が出来るとは限らないのがこれも現実ですわ。
これも現実。
だけど結果的にはそれでもね、
自分としてはやっぱり出来るだけ自分の精一杯の精を尽くしたということが、
そのことは塗らないにしても、
自分の次の自分自身の中にプラスが残っていって、
そのさっきの話、
化腹はあざなやの名前のことで、
次の次の局面で自分のまた実力につながっていくと思ってやってきたし、
それは間違ってないと思います。
いいですね。
ありがとうございます。
次なんですけど、
長井さんの今後のお仕事の野望や目標を教えていただきたいんですけど。
野望や目標というほどのことはないんですけど、
そもそも申し上げてるように、
61からの第二の人生の半分ぐらいは老人の手なぐさみたいなものですから、
いやいやいや。
ぼちぼちでいいんですけど。
人生100年ですから今。
100年ね。
全然半分じゃないですかまだ。
そうですね。
もうバンバン稼いでバリバリ大成功したとは思ってませんけども、
関わってる人に喜んでほしいというのはそう思ってますし、
長井さんと会話できてよかったわと、
あんたの会話で何かやるものがあったわというふうな人をどれだけ増やせるか、
その人に残せるものをどれだけ増やせるか、
その掛け算がこれからの自分の勝負かなというふうに思ってます。
分かりました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
最後に長井さんのPRや宣伝をリスナーさんに向けてお願いします。
今日いろいろお話したことがどんなふうに伝わったのかよく分かりませんけども、
いやいやいや。
確かに昭和の価値観を今の時代に押し付けるの間違ってるというのはよく言われる話で、
そうだと思うんですけども、
一方で物事を成し遂げるとか、
それから人間と人間が共に手を携えて何かを作っていくとかいうようなことについては、
昭和も令和もなくて変わらない普遍のものがあるんじゃないかなと思ってますし、
私は割とそういうことを大事にしてきてやってきたと。
そこに昭和文化がだいぶ旅行に乗っているとこんな感じなんですけど、
そういうような古今東西変わらない真理みたいなことをですね、
少しベースは変えずに表の部分を少し飲みやすくして、
令和の人に伝えられたらいいなというふうに思ってます。
それでどんな感じで伝えていくんですか?
ちょっと分かりませんけども、
42:00
例えばこの番組にモデルになっていらっしゃる若い方々は、
やっぱり新しい価値観でものを考えていらっしゃるし、
それはそうなんやけどそれだけでいいんかなみたいなことを、
ノートも含めてがもしくは今後もね、
ポッドキャストの関わりを含めて掘り下げていけたら
おもろいなというふうに思ってますけども。
長井さんと大阪のところで飲みをしたりするんですけど、
自分の価値観と長井さんの価値観というところを擦り合わせていくと、
そういう価値観もあるんだなと。
僕もやっぱり平成生まれということで、
長井さんが生きてきたところとまた平成があって、
またその令和というのはまた違いますからね。
その辺を不平のところはどうなのかとかね、
話していくっていうのはやっぱりすごい大事なことなのかなと思いますよね。
自由に働く時代に向かっているし、
働き方そのものも多様性をどんどん認めていく方向に向かっているし、
それぞれそれぞれでいいじゃないかと。
そうなんですけども、
寒く厳しい冬を過ごさないと果実は実らないんですよね。
確かに。
それは絶対間違いないんですよ。
ものすごくしんどい合宿を乗り越えないと力がつかないんですわ。
それを避けるように避けまして、
いや私は今度いいんですわという風な道を行くことだけが、
それは楽で幸せでいいかもしれないけども、
それだけで本当にいいのかとかですね。
格言だなそれは。
さっき申し上げた、
いや私は私でいいんですと言ってるけど、
いや私は私だけど、
私とあなたが繋がったら2人の仕事になったり、
それがさらにうまく波長が合っていけば、
2.0じゃなくて2.5になったり、
3.0になったり、
そういうふうに人が集まって仕事をしていくと、
掛け算で価値が増えるような、
そんなことが人間には可能性があって、
そういうことを考えると、
いや私は私でいいんですわということね。
そんな本当にそれだけでいいのと思ったり、
そんなようなことをこれからも若い人と一緒に考えていけたら、
面白いなと。
それはだから昔のような、
これはこうするのはいかないだけで、
押し切る気も持とうとなくて、
そんなことは思ってないんだけども、
今のこっち側にビューッと触れてる、
自由でいいんだ、私は私でいいんだというふうにビューッと触れてるだけで、
それはそれだけで本当にいいのかというのは、
ちょっともうちょっとね、
若い人といろんなことが起こり下げられたら、
もっと新しい価値観が生まれないかなというふうに、
なんとなく思ってます。
ありがとうございます。
ちなみに長井さんに例えばコーチングであったりとか、
連絡したいという場合はどうやって連絡したらいいですか?
それはまたリンクを貼っていただいてですね。
そうですねまた。
喜んで。
別にコーチングだけじゃなくて、
いやあんたにはおかしいから、
俺はもっとあんたと一見したい。
こんなんも喜んで。
大丈夫ですか。
喋っていただいてね、
またいろんな価値観のすり合わせだったりね、
そういうのしていただけたら面白いですよね多分ね。
と思います。
ありがとうございます。
今日は収録にお付き合いくださいましてありがとうございました。
ありがとうございました。
ちなみにどうですか、
今日収録終わっていただいて、
今日の振り返りとか番組の感想とか教えていただけると、
いやいや、
どうなんでしょうね、
どのぐらい伝わったかなと思うんですけど、
こうやって喋るのはやっぱり楽しいですね。
45:00
本当ですか。
本当に1時間半という本当に短い時間でしたけども、
お酒を飲まずに、
収録で喋っているのもすごい不思議な感じですし、
僕的には永井さんの今までの社会人経験で、
今の永井さんだけじゃなくて、
若い時にもそういうところ苦労があったんだな、
みたいなことを知っていて、
ちょっと違うところでしみりしたなっていう話を聞かせていただいて、
という感じはあるんですけど、
すごくいい話聞けました。
いやいや、とてもない。
また出てください。
本日のゲストはプロフェッショナルコーチ、
コミュニケーションクリエイターの永井克幸さんでした。
ありがとうございました。
永井 ありがとうございました。
シャローシラジオサニーデイフライデー、
DJの田村洋太でした。
それでは次回も、
リスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
今日も気をつけて、
いってらっしゃい。
45:52

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