社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』
今回のゲストは、株式会社地域会議代表取締役の上坂理さんと対談します。
上坂さんは現在株式会社地域会議の代表を務めていらっしゃいまして、地方創生関連等の経営サポートやローカル経営人材育成塾運営、ビジネスマッチング等の事業をされています。田村が上坂さんと出会ったのは、以前ある公的機関で中小企業の経営支援のお仕事をさせて頂いていた時の同じ経営アドバイザーのチーフ(ボス)としてお仕事をされていたのがきっかけです。よく仕事終わりには飲み会に連れていって頂いたりと今でもお付き合いさせて頂いております。また上坂さんと私の共通点はバックパッカー経験者という事で、上坂さんもかつては世界各地を放浪されていました。
本日はそんな上坂さんから、バックパッカーでのご経験や今生活する上で生かされている考え方や価値観、またどのような経緯で今のお仕事に行き着いたかの、上坂さんご自身のキャリアについて是非ともお話をお伺い出来ればと思い、ゲストにお呼びさせて頂きました。
【ハイライト】
・千葉県南房総千倉での収録です
・上坂さんが地域の居酒屋や酒場を開拓される理由
・上坂さんがバックパッカーを始められたきっかけ
・旅に慣れてくると英語が板につくという不思議さ
・上坂さんのバックパッカー変遷(カナダ→アメリカ→ペルー→東アフリカ→中東→アジア etc...)
・地球の歩き方は〇〇だ!(笑)
・上坂さんの旅のスタイルとは?
・上坂さんの旅の気分を盛り上げる本、曲は?
・上坂さんが世界遺産や遺跡に魅了されたきっかけ
・上坂さんのバックパッカー中の印象的なエピソードとは?(ペルーでのテロ遭遇/エジプトでの電話局での思い出/シリアでクルド人と出会って)
・バックパッカーでの経験が今に生きている事(多様性を知る/常に流れる人生/人や価値観、情報は貴重な財産)
本エピソードの後編のリンクはこちらです。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000582550780
ゲストプロフィール:
上坂 理さん
千葉県船橋市のご出身です。大学在学中から海外40か国以上をバックパッカーで放浪されていました。
外資系音楽放送局、会計事務所・シンクタンク等でのキャリアを経て、中小企業向けのコンサルティングをご経験され、2006年より山口県の環境ベンチャーに経営参加され、地域経済の構造と課題を肌で学んだ後、2010年に独立されました。
地域商品開発、飲食店の立ち上げ・改善、Web・PR動画の制作ディレクション、インバウンド観光戦略、自治体向けの地域おこし等、企業のマーケティング全般に関して幅広く活動されています。趣味は旅、食事、酒場、フリーダイビングです。
番組で出てきた「ジパング少年」のリンクはこちらです。
https://mangapedia.com/%E3%82%B8%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%B0%91%E5%B9%B4-m4llcjjv8
番組で出てきた「深夜特急」のリンクはこちらです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00KLT3PAC
バックパッカーから始まった人生の羅針盤
上坂 理さんの旅は、1980年代の高校時代に洋画や海外文化への憧れから始まった。父親の縁で知り合ったカナダ人家族を訪ねるため、アルバイトで50万円を貯め、初めての一人旅へ。大学入学後はカナダを自転車で横断し、その後もペルー、アフリカ、中東、アジアへと旅を重ね、結果として40カ国以上を訪問したという。その旅は「観光」ではなく「体験と出会い」が軸であり、地元の酒場で人と話すことを何よりも重視するスタイルだ。
テロ・暴動・紛争をくぐり抜けて見えた「多様性」のリアル
旅行中には幾度となく命の危険にも直面した。ペルーでの暴動鎮圧による催涙弾、エジプトでの銃撃戦、シリア国境でのロケット弾爆発など、現地の「非日常」は日本の価値観を根底から揺るがす体験だったという。中東における“正義”がアラブ側にあるという感覚は、アメリカ主導の情報しか知らなかった自分の視野の狭さを痛感させた。「正義は相対的なもので、世界は多様である」──それを身体で知った経験は、今も自分の中で根付いていると語る。
遺跡・地酒・会話──「場の空気」に潜む学びと魅力
上坂さんは世界遺産や古代遺跡への関心も深く、現地に残る文明の痕跡にロマンを感じて旅を続けてきた。石造建築や文明の成り立ちに触れることで、「今とは違う時間の流れ」を肌で感じていたという。さらに、全国どこに行っても必ず地元の居酒屋を訪れ、現地の人と話すことを欠かさない。それは生きた情報収集の場であり、経営や地域支援のヒントを得る場でもある。「地元の酒場こそがその土地の空気を知る最前線」と語る上坂さんの嗅覚は、旅人というより探求者に近い。
「一箇所に留まれない」──旅人マインドが育てた流動型キャリア
社会人になってからもその精神は変わらず、一つの職場に留まらず、多様な出会いとプロジェクトの波に乗るようにキャリアを形成。外資系企業やシンクタンク、中小企業支援、地方ベンチャー参画などを経て、今は「株式会社地域会議」の代表として、地方創生・人材育成・経営支援の現場に立っている。「人と出会い、情報を持ち寄り、面白いと思ったら乗っかる」──この行動力の源泉は、まさに旅の中で培われた価値観だ。
情報は財産。だからこそ“旅”は今も終わらない
現在の仕事でも「情報と多様性」は最も大事な武器だという上坂さん。東京、山口、千葉…様々な地域での経験はすべて“現地で得た知恵と出会い”の蓄積だ。地元の人との対話を通してその地域の空気を吸い、学んだ知識を別の地域に持ち帰って循環させる。それがビジネスや人材育成にも波及している。今後も“動き続ける”ことで価値を更新し続けたいと語る。「バックパッカーというより、“今も旅をしている感覚”なんですよね」と微笑むその姿は、旅がキャリアそのものであることを物語っていた。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、MC等、音声メディアや放送業界でも活動。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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