社労士ラジオサニーデーフライデー
社労士ラジオサニーデーフライデー、田村陽太です。
この番組は、社会保険労務省として活動する田村が、 普段の侍業という堅いイメージから外れ、
様々な分野で活躍する方や、その道の専門家、 スペシャリストと語るトーク番組です。
本日も素敵なゲストをお呼びしております。
世界を駆けるホースジャーナリストの河野裕里恵さんです。 河野さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
サニーデーフライデーに来てもらってありがとうございます。
ありがとうございます。
河野さんとの出会いのきっかけなんですけれども、 私、ポッドキャストめちゃくちゃ好きで、
海外ポッドキャストを検索してきたら、 河野さんのポッドキャストが出てきました。
ありがとうございます。
河野さんは、ワーキングホリデーで 海外をいろいろてんてんとお仕事されていて、
その経験をずっとお話しされていて、 すごい楽しく聞かせてもらっていました。
そのポッドキャストをずっと聞いていくと、 仕事を大学を卒業して始めたきっかけというのが、
自分の好きなことをやっていきたいということの選択肢の中に、
ワーキングホリデー、海外で働くというところがあったというのをお聞きして、
なかなか僕だったら、大学を卒業して、 日本の企業の就職活動をして、
働くということしか頭になかったので、 すごいなと純粋に思ったというのがあったんです。
なので、その辺のどうやって一個踏み出したのかというところの お話を聞きたいというのもそうですし、
あとホースジャーナリストっていう、 僕もそれも全然わからないお仕事なので、
どんなことをされているのかというところと、 海外との関わりですよね。
そのお仕事についてお話を聞きたいなと思っています。
はい、よろしくお願いします。
今回ちょっと私、ポッドキャストのご依頼を ツイッターのDMでいきなり送ったじゃないですか。
なんで受けていただいたとかありますか?
純粋に面白そうだなっていうところですかね、一番は。
こういうのって結構あります? DMとかで送ってきて、一緒にやりませんか?みたいなのってあるんですか?
あるといえばありますね。
ラジオもありますし、イベントに来てくれませんか? みたいなのをお話しいただいたこととかもありますね。
結構DMで私はむかんな対応しています。
本当ですか?受けてくれるかなと思って、 ひやひやもんでちょっと送ったんですけど。
全然全然。
本当に来ていただいてありがとうございます。
ありがとうございます。
ちょっと私から本野さんをご紹介させていただきます。
福岡県糸島市のご出身です。
その後、東京農業大学農学部バイオセラピー学科にて 動物介在療法ホースセラピーを勉強されました。
フィリピンでの英語留学を経て2017年にヨーロッパへ移住し、
これまでフランス、ハンガリー、ポーランドの3カ国で ワーキングホリデーをご経験されました。
馬の情報や馬関連事業、馬に親しむきっかけを増やし、
日本にもっと馬を馴染ませるホースジャーナリストとして、
現在はヨーロッパにおける馬文化や馬の利活用を発信する傍ら、
日本の馬事文化普及に取り組んでいらっしゃいます。
また現在、ポッドキャスト、海外フリーランス、 ゆりえのラジオのパーソナリティーとしても活動されています。
ということで、この前ゲストで福岡県の方を呼んだんですよ。
福岡県って言ったらウエストのうどん。
食べて、この前めっちゃ多かったんですけど。
私はウエストのうどんより牧野うどん派です。
牧野うどんって聞いたことありますか?
分かんないです。どうなんですか?
あれも福岡のうどんなんですけど、
結構柔らかい麺で美味しい麺があるんですよね、うどんが。
ぜひ今度福岡行った時は牧野うどんも行ってみてください。
チェーン店なんですか?
そうですね。私が出身の糸島に本店があって、
だからもしかしたら若干西寄りなのかもしれないです、福岡の中でも。
博多からちょっと西、佐賀とかのあちの?
そうですそうです。佐賀寄りの方なんですけど、博多駅にも店舗あるので行ってみてください。
何うどんがおすすめなんですか?何が美味しいですか?
ごぼう店うどんがめっちゃ美味しいです。
ごぼう店うどん?
ちょっと麺が柔らかいんですか?
そうです。あとごぼう店とお子様セットもめっちゃいいんですよ。
でもうどんも美味しいんですけど柏ご飯がめっちゃ美味しくてそこ。
柏ご飯?
そう。お子様セットっていうと小さめのうどんとご飯が付いてきてどっちも楽しめるという。
でも全然お子様じゃないんですよ、もう量が。大人でもお腹いっぱいっていう。
お子様セットだけど大人も楽しめるっていう。
そうですそうです。どっちも楽しめるっていうのがあるので。
いいこと聞きましたねそれは。
ぜひ次は。
リスナーさんもぜひうどん食べていただけたらと思います。
じゃあちょっと1個目の質問から始めてもいいですか?
大学では福岡出てこられたじゃないですか。
東京農業大学で動物介在療法ホースセラピーを勉強されたって話なんですけど
どのようなきっかけでそれを勉強しようって風になったか教えてもらえたら嬉しいんですけど。
まず多分皆さん動物介在療法とかホースセラピーと言われてももう保管だと思うんですが。
簡単に言うと馬に限らず動物犬とか猫も含めてそういう動物と関わっていくことで
癒されるとかそういう感覚ってやっぱ動物が好きな方あると思うんですよね。
ありますね。
それって癒されるっていうぼんやりとしたのももちろん感覚として正しいんですけど
実はその体の中の部分で癒しホルモンと呼ばれるオキシトシンっていうのが出て
実際にその体の中のホルモン的にも癒されてるんですよ。
そうなんですか。
感覚だけじゃなくてしっかり体にもいい影響が出てるっていう研究もしっかりあって
今結構ヨーロッパとかアメリカの方でも研究進んでるんですけど
そうっていうのが堅く言うと動物介在療法っていうものなんですね。
その実際治療として活用しているっていう実際病院があったりとかもしますし
馬に必ずしも乗らなくても馬と人間でこう 良い関係を築けてるっていうのがしっかり効果としてあるし海外では結構そういうの
できる施設があったりとかするっていうのを知って これはどこで学べるんだっていうところから色々調べていったところで東京の
東京大学っていうところが見つかって それも勢いでしたね
あったんですね大学が 本当にありました
なんかあれですよね本当に馬が好きだから中学校乗馬クラブ入りながら 水素学に1回入ったけども乗馬に専念したいからということでそっちを集中していったみたいな
そうですね専念と言うとすごい乗馬のスキルをめっちゃ高める感じがしますけど そういうのよりはもう部活でドイツ潰れちゃうんですよ水素学とかだと
私がちょうど入った時期の時は福岡で有名なお祭りで博多どんたくっていうのがあるんですけど
そのお祭りに出るとかでその練習が毎週毎週あるとかで 馬いけないじゃんと思って
そこまでして水素学やりたいかと思って別にそこのあの私の中学は強制じゃなかったので じゃあ別にいいやと思って辞めたっていう
時間的な子ですよねやっぱり集中したいとかありますね 部活行くなら馬行きたいなぁと思って
一つ聞きたいんですけどそのコーノさんが馬に乗っている時の感覚でどんな感じなのか 気持ちってどんな感じになるのか僕あんま乗ったことなくて
馬に乗った時の感覚か 癒される気持ちどんな感じになるのか
お世話してる時の気持ちもなんでもいいんですけど お世話してる時はそうですねやっぱ言葉を話さないので何考えてるんだろうなぁとか思いながらもお互いコミュニケーション取れるようになるんですよ
犬だと尻尾振ったりとかこっち見てくれたりとかでなんとなく表情わかると思うんですけど 馬も関わっていけば結構表情がわかるんですよね
あ、機嫌悪いなぁとか 私が餌持ってると思ってる?みたいなめっちゃ見てくるけど そう思ってるでしょ?持ってないよみたいな
そういうなんかコミュニケーションとかがちょっとずつ取れてくるようになるんですよね なので私は結構その乗った時に視線がやっぱり高くなるので
確かになんか風景もいいし気持ちいい 気持ち的に結構晴れやかな感じにはなるんですけど
そうそうそれよりはなんかコミュニケーション取れている方が私は好きで ぜひ乗ってほしいですタオルさんにも
めっちゃ乗ってみたいっすね 馬の気持ち感じてみたいっす
結構日本語くらいも乗馬って言うと結構固いイメージがあると思うんですよ お金持ちの遊びみたいな
ちょっとありますね
一回きりで例えばもちろん関東にもいっぱいあるんですけど 旅行先例えば九州とか北海道に行った時にそこの乗馬クラブで1時間
自然の中を馬に乗って歩くツアーとかあるんですよ そういうのとかだと楽しいかもしれないですね景色も見れるので
そうなんですか なるほどついこう思い出したんですけど僕ねモンゴル行ったことあって
乗りました馬思い出した 乗ったことありました 気持ちよかった確かにすごい
なんかモンゴルの馬ってどんな感じですか 白とかグレーっぽかったっすね
そうなんですか 行ってみたいんですよね私も
ぜひホースジャーナリストなので 多分いろいろ開拓されてると思うんですけど
行ってみたい国の一つですね 知り合えるんでご紹介します
嬉しい 思い出しました話戻るんですけど東京農業大学入学されたじゃないですか
どんなこと勉強したんですかちょっと教えてもらいたいですけど それはまさにその動物介在療法とフォースセラピーということで
実際動物介在療法ってのもこうなんてんでしょう そもそもその馬がどういう動物なのかっていうところとか
馬の行動学 馬のボディーランゲージっていうその言葉はしゃべれないけど
体とか仕草で表現はしてるんですよ 感情とか
なのでそういうのを学んだりとか あと実際にその動物介在療法っていうのは人に対して心とか体の面でいい影響を与えるってものなので
人間のなんて言うんでしょう ホルモンバランスとか動物と関わった時にどの部分がどう変わっていくのか
みたいな部分をメインで勉強して プラスアルファそれに実践として大学に馬がいたんですよ
そうなんですか 一緒にこうやってくれるような勉強する
そうです大学所有の馬っていうのがいて そこに子供たちが来たりとか近所のおじいちゃんおばあちゃんたちが来て
それに対して大学生が馬とどうやって関わってもらおうかってプランニングして 実際に皆さん呼んで活動して安全にしっかりできるようにするにはどうしたらいいかみたいなのもやりましたね
結構奥深いですね勉強内容 そうですね なんかあんまりイメージは湧かないかもしれないですけど結構やるべきことも多くて
ホースセラピーとかいうのも結局人間に対して良いものであるのは前提なんですけど だからといって馬が辛いとか虐待してまでとか
なんて言うんでしょう馬の福祉もしっかり保ってあげつつ人に良い影響を与えるプログラムとか調教
しつけとかもしていかなきゃいけないので結局馬のことも結構勉強しなきゃいけなくて 動物と人どっちも勉強した上でお互いが結局どういう共存というか
プログラムでお互いに良くなるかみたいな そういう部分も含まれてたりするので幅は広いですね
その勉強することによって一緒にどうやって馬と生きていこうっていうところ初めて深く知るというか
そういうのすごい大事ですよね
そうだと思いますね だからなんて言うんでしょう
結構このリスナーさんとかには犬とかで例えるといいかもしれないです 例えば盲導犬とか警察犬とかいるじゃないですか
彼らは人間のために例えば目が見えない人のために働いてくれるし
警察犬だったら行方不明の人を捜索してくれたり災害救助犬だと土砂に埋もれた人がどこにいるかっていうのを
嗅覚を使って探してくれたりとかしてますけどそういうのもしっかりなんて言うんでしょう
あの犬たちも無理やりやらされているかっていうとそうじゃないんですよね しっかり犬を日々お世話してトレーニングしている方がいて
その方としっかりパートナーシップというか関係を結んでその人間がしっかりボスというかなんて言うんでしょう
親方って言ったらちょっと変ですね
師匠とかですか? そうそうそうみたいな感じでしっかりこういてくれるからこそ犬たちも喜んでお仕事をしてくれているっていうのがあるんですよ
なので一見かわいそうに見えるかもしれないですけどあれもしっかりその犬たちのことを考えてトレーニングしたりとか犬たちにベストななんて言うんでしょう
もちろん飼育方法もそうですけどそういうところに不備がないようにしっかり管理されているっていう部分があるので
それをまあホースセラピーとか馬と人に問えるとどうなるだろうねっていう結構深いというか難しいですよね
めちゃくちゃ深いですね馬がこう人間と一緒に共存できる文化っていうのは今後そういうのが広がっていくと
それが当たり前になっていく社会になっていくかもしれないですねこう話聞いていると そうですねだから今はあの
捨て犬とか捨て猫の問題とかもありますけど実は馬もそういう問題が実はあって
そうなんですか? めっちゃこれどんどんもうこれだけで終わっちゃうかもしれないですけど
簡単に言うと競争馬とかってあの子たちは2歳3歳とか5、6歳ぐらいがもうピークなんですよ競争馬の子たちって
なんですけど馬の寿命ってどれぐらいだと思いますか? 同じ保留類なんで結構生きそうな気もするんですけど30歳ぐらい
あーいいですね25から30ぐらい生きるんですよ なのでもうその競争馬を引退してもう10歳にも見てないので本当に人間で言うと
20代30代ぐらいでその競争馬っていうのを引退するんですよね めちゃくちゃ早いですね
そうなのでまぁその後一部はその食肉として殺処分というかその後ねあのお肉とか利活用してペットフードになったりとか
動物園の肉食獣のお肉になったりとかまぁいろいろするんですけど それってこうなんて言うんでしょう当たり前でいいのかなみたいな
っていうのが今ちょっと馬関係の中ではあのムーブメントというか それってなんか良くないんじゃない?とかもうちょっとその2,30代人間で言う2,30代で引退したなら
そのセカンドキャリアとしてもうちょっとこういろんな馬のお仕事があって とかこのトレーニングもしっかり
競争馬って早く走ることを小さい頃から教えられてるんですよね あーそうなんですか
なのででも乗馬としてその馬をもう一度使いたいなったらその教育を一旦リセットしてあげないといけないんですよ
あーそういう人生じゃなくて そうそうそうお客さんを乗せてあげるためには早く走るんじゃなくて
ゆっくり走ることの方がむしろ求められたりするので えー
っていういろいろその殺処分とかの問題もあって フォーステラピーとかも一つその引退した子たち
引退競争馬の一個のお仕事になるんじゃないかなぁ とも思いますね
面白いですねあと20年とか15年とか長いスパンをどうやって馬と生きていくかっていうと そこがやっぱり河野さんとかのお仕事での見せることが起こるっていうか
頑張らなきゃなってまだまだいっぱいあるなっていう すごく奥深いですよね
あーなるほどありがとうございます まだまだお聞きしたいところがいっぱいあるんですけど
東京農業大学で勉強されてフォーステラピーについて学ばれたじゃないですか そこからその後のキャリアってどんな風にして考えが変わっていたとかあります?
最初その大学に入学した時は本当にフォーステラピーやりたくて入学したので 卒業後ももちろん大学で生かしたツテとか
そういうのを持って就職するってことを考えてたんですけど 大学時代にそれこそ大学で実際学んだりとか
その先生のつながりとかでボランティア行かせてもらったり研修で 泊り込みで行かせてもらったりあとは動物園でアルバイトとかもしてたので
まあなんかそういう馬業界動物系の仕事して 実際にやってみたらここで就職
ん?みたいなちょっと違和感があったんですよね 違和感っていうこと?
っていうのはまあなんて言うんでしょう 言葉を選ばずに言うと 労働環境ですね
あのなんて言うんでしょう 給料低いけどやることめっちゃあってから時間外労働当たり前みたいな
部分が結構あって もちろん全部じゃないと思うんですけど 動物系って希望する人多いんですよすごく
そうなんですか? 動物園の飼育員になりたいっていう人はたくさんいて
専門学校とかもたくさんあるんですけど実際入るとめちゃくちゃ大変なんですね やることがたくさんあってももちろん動物なので休みはないから