社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』
今回のゲストは、馬の情報や馬関連事業、馬に親しむキッカケを増やし、現在ではヨーロッパにおける馬文化や馬の利活用を発信し、日本の馬事文化普及に取り組まれる傍ら、ポッドキャスト『海外フリーランスYURIEのラジオ』のパーソナリティーとしても活躍されている、世界を駆けるホースジャーナリストの河野裕里恵さんと対談します。
ポッドキャスト『海外フリーランスYURIEのラジオ』では、大学卒業からフィリピンでの語学留学やヨーロッパでワーキングホリデーのお仕事を始める等、海外での生活のリアルや、日本と海外を股にかけてのフリーランスのお仕事の内容についてを配信されています。
私の番組では海外駐在や海外放浪のトピックをよく取り上げてお話しているので、海外で生活したり、海外で働いたりする事に関して興味がある方が多いので、今回は河野さんのご経験や自身の働き方で大事にしている事をお話していただきます。
※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。
【ハイライト】
・河野さんが馬と人生を共にし始めたきっかけとは?
・東京農業大学での動物介在療法、ホースセラピーの学びについて
・馬の寿命と今後の人間との共生について
・河野さんが海外旅行にハマった理由とエピソード
・大学卒業後の河野さんのキャリアについて
・フィリピンでの英語留学で培った事
・河野さんがホースジャーナリストになったきっかけ
本エピソードの後編のリンクはこちらです。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000545928358
ポッドキャスト『海外フリーランスYURIEのラジオ』のリンクはこちらです。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1514298130
番組内でご紹介頂きました、馬と人が明るい未来を目指すため、同じ想いを持つ仲間が業界の垣根を越えて集まるコミュニティ「うまテラス」のリンクはこちらです。
https://kkyajhd1227.wixsite.com/uma-uma
番組内でご紹介頂きました、馬をテーマに英語を学ぶ英語学習サービス「馬で学ぶ英語レッスン」のリンクはこちらです。
https://uma-eigo.com/
番組内でご紹介頂きました、「馬」をキーワードに、馬に乗る人、馬に関わる人、これから乗馬を始めようとする一般来場者に馬関連の情報・商品・サービスの提供を行う、馬のイベント「ホースメッセ」の概要リンクはこちらです。(2022年1月27日〜1月30日、横浜赤レンガ倉庫開催です。)
https://horsemesse.jp/
ゲストプロフィール:
河野裕里恵さん
福岡県糸島市ご出身です。その後東京農業大学農学部バイオセラピー学科にて動物介在療法・ホースセラピーを勉強されました。フィリピンでの英語留学を経て2017年にヨーロッパへ移住し、これまでフランス、ハンガリー、ポーランドの3か国でワーキングホリデーをご経験されました。馬の情報や馬関連事業、馬に親しむキッカケを増やし、日本にもっと『馬』を馴染ませるホースジャーナリストとして、現在はヨーロッパにおける馬文化や馬の利活用を発信する傍ら、日本の馬事文化普及に取り組んでいます。
また現在、ポッドキャスト『海外フリーランスYURIEのラジオ』のパーソナリティーとしても活動されています。
馬が好き。それがすべての原点だった
今回のゲストは、ヨーロッパを拠点に活動するホースジャーナリスト、河野裕里恵さん。彼女のキャリアの原点は「馬が好き」という純粋な思い。福岡・糸島で生まれ、幼い頃から馬に惹かれ続けてきた河野さんは、東京農業大学で動物介在療法(ホースセラピー)を学びます。「馬に触れることで癒しホルモンが出る」という科学的な知見と、自身の体験とが重なり、馬と人との共生に可能性を感じたことが、その後の活動の基礎になったと言います。
「馬と生きたい」気持ちと「働くリアル」のギャップ
大学卒業後は、馬に関わる仕事に就こうとしましたが、待っていたのは理想とはかけ離れた現実。「希望者が多く、待遇が厳しい」「動物系の仕事は休みが少ない」など、熱意だけでは続けられない壁に直面します。一方で、大学時代に行った海外旅行で感じた「海外で暮らす楽しさ」「異文化の面白さ」が忘れられず、就職せずにまずはフィリピンへ語学留学。そこから河野さんの“馬+海外”というキャリアの旅が始まります。
ワーホリから始まった「世界と馬」のキャリア
フィリピンで英語力を鍛えた後、旅をしながら「住むように旅する」体験に惹かれ、フランスでワーキングホリデーを決断。その後、ハンガリー、ポーランドへと活動の場を広げていきます。フランスでは“馬が日常に溶け込んだ風景”に感動。観光地で馬車が走り、子どもたちが当たり前のように乗馬をする文化に触れ、「馬は特別な存在じゃなくてもいい。もっと日常にあっていい」と確信したと言います。
「ホースジャーナリスト」という肩書きは、自分で名乗った
「馬が好き」はコンプレックスだった。猫好きや犬好きは共感されやすいけれど、馬好きは“マニア”に見られてしまう。でも、フランスで馬文化が社会に根づいている現実を見て、「これは発信すべきことだ」と感じた河野さん。誰かの許可を待つのではなく、自ら“ホースジャーナリスト”と名乗り、ポッドキャストやSNSでの発信をスタート。専門性をもった情報発信者として、唯一無二のポジションを確立していきます。
馬の“セカンドキャリア”を支えるという使命感
競走馬として活躍した馬の多くが、引退後のセカンドキャリアを持てずに殺処分される現実。河野さんはこの問題にも強い問題意識を持ち、「ホースセラピーなど、人と馬が共に暮らす道をもっと作りたい」と語ります。馬の“余生”を癒しや教育の場で活かすことは、馬にとっても人にとってもプラスになる可能性がある。「馬と人が支え合える社会をつくる」——それが彼女の大きな目標です。
好きを諦めない働き方は、世界を動かす力になる
馬が好き。旅が好き。英語が好き。そのすべてを手放さずにキャリアに変えた河野さんの歩みは、「好きを仕事にするのは難しい」という常識に一石を投じます。英語留学、住み込みバイト、ライター業、バイヤー経験を経て、気づけば“好き”が誰かの役に立つ仕事になっていた。今ではホースジャーナリストとしての活動が人と人、人と馬をつなぎ、世界を広げている。「馬と人が共に幸せに生きられる未来をつくりたい」——その想いが河野さんの旅を、さらに前へと進めています。
働き方は一つじゃない。「好きを極めて、誰かに届ける」ことも、立派なキャリアの道です。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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