退職代行サービスを利用された企業がその後取るべき行動や反省を生かした組織作りをいかにして行っていくべきかを社労士×社労士で語りました。
「退職を言い出せない」心のハードルがニーズを生む
誰もが退職を自分の口で伝えられるわけではありません。「上司が怖い」、「ハラスメントを受けて自信を失った」など退職代行サービスへの需要を高めています。
「退職代行」は簡易な道具? それとも社会的な必要?
退職代行サービスを依頼することで、心理的負担を切り離す。これは中間管理職の速報ストップや経営者への情報流通が止まる経営上のリスクの満足、また、その後のトラブルを何よりも避けたいという気持ちから流行っている。
「企業側」に残る重大なメッセージ
従業員の退職を、「社員がもう何も言わずにいなくなる」という形で終わることにより、企業側は重大なフィードバックを失う。「なぜ退職されたのか」、「どうすれば保てたのか」といった振り返りもできず、継続的な経営改善の機会を失ってしまう。
「代行」を起点として経営が変わる可能性
退職対応の失敗は、企業側の経営に影響する。しかし、そこから形成される反省、再評価、再構築により経営が深みを増し、効果的な経営者の成長に繰り立つことも多い。「人は必要に迫られて成長する」という観点に繰り返す話も、同じだろう。
「退職」は終わりではない
退職は、終わりではなく、人生や仕事のステージの切り替わりである。企業側は退職を「失敗」ととらえないこと、経験を「改善」のチャンスとして活用すること、それこそが社労士としての成熟につながる。
退職代行サービスは社会の鍛造の一部に
退職代行サービスは、避けるべき「悪」としてではなく、経営サイドや人事経営を再考する鏡として、また不安を抱えた勤務者にとっての保障として、社会に活用されるべきだといえるかもしれない。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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