外大を卒業してから随分な時が経ちましたが、今でも外大で培ったことは卒業生個人個人に生かされています。今回は外大の先輩を呼んで過去未来に横断して『東京外国語大生として良かったこと』を語ります。
【ハイライト】
・東京外大で勉強していて良かった事
・社会人となって生かされている事
・東京外大生やこれから入学したい受験生に向けたメッセージ
語学にどっぷり浸かった1〜2年生の日々とその価値
外語大出身の3人がまず語ったのは、入学直後の語学漬けの毎日。辞書を片手にひたすら予習復習に追われた1〜2年生時代は、今思えば仲間と苦楽を共にしたかけがえのない時間だったという。マレー語やヒンディー語といった「マイナー言語」ではあるが、それが「希少なスキル」として社会に出た後に活きたという共通認識もあった。
在学中に広がった実践の場——留学とアルバイト経験
ヒンディー語専攻のタマガワさんは、3年生でインド留学を経験。帰国後は語学力を活かして国際放送局のインド向け番組のAD業務やイベントスタッフなど、他の学生にはできない貴重な経験を積んだ。語学は単なる「教室の勉強」ではなく、現場で使ってこそ意味があると語る。
卒業後に実感する外大ブランドと“語学を仕事にする力”
もう一人のゲストウチヤマさんは、「外大出身」というだけで社内で一目置かれた経験を語る。必ずしも英語ペラペラである必要はないが、「語学が好き」「異文化に関心がある」という前提だけで、業務上の言語的ニーズに応える役割を任せられることもあるという。こうした経験から、外大の「語学を柱にした学び」は長期的にじわじわ効いてくると実感しているそうだ。
キャリアに活きた“地域との縁”——インドに現地就職した卒業生の話
タマガワさんは一度企業に入社後、インドで現地採用として働く決断をする。語学力だけでなく、インドでの経験が評価され、帰国後は再び元の企業に迎えられ、インド関連プロジェクトの中心メンバーとして活躍。言語を通じて国・地域との縁を持てることは、まさに外大ならではの強みだ。
これから外大を目指す人たちへ——3人からのメッセージ
最後に3人が語ったのは、これから外大を目指す・入学する学生へのメッセージだ。
田村は「選んだ専攻を信じて突き進んでほしい」としつつ、途中で方向転換するのも自然なこととエールを送る。タマガワさんは「とにかく海外に出て、現地の空気や人と触れることが視野を広げる」と語り、ウチヤマさんは「大学は自分の将来を探す場所。いろんなことに手を出して“ぶち当たる”感覚を味わって」と締めくくった。
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サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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