前回のお話の続きで、国で目指していくべき働き方改革のおさらいを漫画サザエさんで垣間見る視点から実務家社労士と対談します。
サザエさん一家が示していた日本の家庭像
長年放送される国民的アニメ『サザエさん』には、日本の一般的な家庭像が描かれていました。ナミヘイさんとフネさん、マスオさんとサザエさん、そしてカツオ、ワカメ、タラちゃんが同居する家庭。一旦はこの家庭が「普通」であるかのように受け止められていた時代がありました。
現代社会では、家庭も働き方も変化した
今の時代、「サザエさん」に描かれたような単一の家庭像は少数派になりつつあります。特に夫女共働きは常識となり、その中で高齢者も「現役」として社会に関わり続けています。この変化は少しずつ、「一億総活躍社会」というキーワードと共に進んできたともいえます。
一億総活躍社会とは何か?
「一億総活躍社会」とは、若者も高齢者も、男性も女性も、障害を持つ人も、すべての人が社会で役割をもって活躍できる社会を指します。これはすべての人が社会のメンバーであることを明確にしたメッセージでもあります。
「働き方改革」がもたらす社会のアップデート
働き方改革は、多様な働き方を実現していこうとする動きです。
主な課題は3つ。 1.正規/非正規の扱いの根本解決:「同一労働、同一賃金」を目指し、同じ仕事でも賃金格差が生まれないようにする 2.長時間労働の削減:健康保持、家庭生活と仕事の両立を可能に 3.ライフプランの再考:100年人生を生きるための、労働や保障のシステム構築
サザエさん一家は「最初のモデル」だったのかもしれない
「サザエさん一家」は、日本人の家庭と働き方を考えるのに必要なモデルとして長く感じられてきた。しかし、社会の変化とともに、その形も変わりつつあり、「フネさんもサザエさんも働く世界」が現実のものとなり始めている。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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