2020-07-17 15:33

第86回 【対談】社労士試験は○○学習法が良い?法改正はおさえるべき?

前回の続きで、今年社労士試験を受験される方に向けた学習のコツや勉強ポイントを若手実務家社労士同士で熱く語りました。


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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社労士ラジオ 【サニーデーフライデー】
この番組は、国内・海外問わず 放浪が大好きな国際派社労士DJのポッドキャストです。
明日から週末だ!とウキウキするような そんな昼下がりの金曜日の気持ちになれるトーク番組を作っていきます。
番組へのメッセージ、ご意見、ご感想、番組で取り上げてもらいたいトピックなどなど、どしどし応募しております。
【田村】連携する知識とかですね。
【おだしょー】そうですね。
【田村】一般常識対策は?
【おだしょー】一般常識だけで捉えるっていうのをやめて、覚えることが結びついていないと覚えられないタイプなんですよ。
関連がついていない、関連している話じゃないと覚えられなくて。
例えば、有給休暇の取得率とか、僕受験しているときは50%まだ切ってたんですけど、今50%超えているかなと思うんですよ。
あれも有給休暇取得率が何パーかっていう覚え方をだけでやろうとすると、一体覚えられないから、老期法の中で覚える。
老期法の中で有給の取得率を覚えるとか、男女雇用機会均等法の中で女性のM字カーブがどうしたらみたいなのを覚えるとか、他の科目に無理やりこじつけて覚えてましたね。
【おだしょー】有給の取得率が50%超えているっていうのは、老期法の有給の取得のところを勉強するときに合わせて勉強しちゃったこと?
【山本】そうです。有給休暇あったら、例えば半年経ったら何日、10日か11日、12日だとか、途中から2日ずつ増えるとかっていうのを覚えるじゃん。
それ以外に有給の出勤率80%の中に入れる入れないとか覚えるじゃないですか。その中でついでに有給の取得率も覚えると。
一般常識で覚えないといけないものは、これとこれとこれとこれだーってまとまってるのは確かにあるんだけど、それだけを単体で覚えようとしないで、
1個1個をここは老期法のここにくっつけようとか、ここは男女雇用機会均等法のここにくっつけようみたいな感じで、テキストのあちこちに散らして無理やりくり覚えてましたね。
ああ、なるほどね。ばらけちゃうもんね、勉強してたら。何かいつの間にか勉強できてないところもあるから、そういう科目で落とし込んでいくと必ず勉強する機会を設けるっていうのはすごい良いことだよね。
03:08
そうですね。この必ず老期法をやって有給の問題が出てきたら、そういえば有給の取得率何だったっけ、ちゃんと思い出す。
ああ、はいはいはい。フックとなるようなものをちゃんとばらしておくっていうか、勉強をするにあたってっていうか。
そうですね。私はとにかくフックを作らないと覚えらんないなっていう感じで、いろんな方面からフックを作るっていうのをすでに心がけていました。
なるほど、いいですね。今響いてると思いますよ、受験生の方にも。
ですかね。雇用保険やってるとさ、途中で短期雇用特例被保険者って出てくるじゃないですか。
ああ、はいはいはい。季節労働者みたいなね。
そうそうそう、短時間労働者の方とか季節労働者の方の制度があるんだなと。で、労働基準法でもそういう短時間労働者の方の制度があって、何かっていうと有給休暇の短時間労働者の比例付与っていう制度があるじゃないですか。
はいはいはいはい。
他にパートタイム労働法、今変わったんだっけな。パートタイムって名前が変わっちゃったはずなんですけれども。
有期契約労働者とかのやつ。
そう、有期契約労働者の話に法律がガッチャンコされていますが、こっちでもね、いろいろと規定があって、雇い入れ時に、労基法で規定する項目以外に、
社会保険、健康保険と厚生年金でも今度は社会保険の加入条件の中に、短時間労働者はどうこうっていうのがあったりするじゃないですか。
短時間労働者っていうキーワードだけで括っても、いろんな法律と繋がってるじゃないですか。
例えば、短時間労働者っていうまとめノートを作るわけですよ。まとめのページを作るわけですよ。
雇用保険では短時間労働者についてこういう制度があったな、社会保険ではこういう制度があったなとか、労域ではこういう制度があったな、
いうまとめ方をするし、雇用保険の中でもこういうところがあったなっていうのをまとめる。いろんな方面からフックをつけていくっていうのを僕は結構。
横断対策じゃないですか、それは。
横断対策、そうですね、はい。
へー、なるほどね。
なんか世界史でさ、世界史でさ。
それを今さ、喋ろうと思った、それ。
そうそう、世界史でさ、縦の世界史と横の世界史って2冊さ、参考書を言ってるやつ覚えてない?
06:01
あー、あったかもね。あれでしょ?中川先生がやったやつじゃない?
そうそうそうそう。
中川先生って誰だよって思ってる人がいっぱいいる。
中川先生のこと。
世界史のね、もうプロフェッショナルの先生がいらっしゃったんですよね。
そうですね。
イギリス史だったらイギリス史だけじゃん、イギリス史って上から下まで覚えて、次アメリカ史だったらアメリカ史を上から覚えて、中国史だったら中国史を覚えて、
っていうのをやるのと同時に、この時代で区切ると世界では何が起きていたか、それぞれどういう結びつきがあったか、横で区切っていくみたいな覚え方。
はいはいはい。
これを両方やっていくと理解が深まるよみたいな。
あー。
やったじゃないですか。
やりましたね。
それと同じように労働基準法と雇用保険法、労災保険法、健康保険法って縦に全部やっていくんじゃなくて、やっていきつつ横でも区切ると。
あー。
短時間労働者はどういう制度があるとか、高年齢の人はどういう制度があるとか、日雇い労働者の人はどういう制度があるとか、後は罰則はどういうのがあるとか、支給制限は各法律でどういうのがあるとか。
なんかこう一個一個横断、なんか似たようなものってやっぱり多いから横断的に勉強するみたいなものは結構やってましたね。
あーそうだよね、あのさっきの支給制限とかのところもそうだけど、何ヶ月以内にお支払いしなきゃいけないとか、そこら辺とかって各法律によってちょっと若干違ったりもするしね。
そうですね。
あーそういうところをこうやってやるっていうのも大事ですね。
ごちゃごちゃごちゃごちゃとね、わからないんだよね。
しかもなんかあれだよね、その社労士の実務でもさ、その法律ごとに区切るんじゃなくてさ、この従業員さんからこういう労務相談を受けましたってなった時に、いろんな労基法だったり雇用保険法だったり労災法だったりいろんな法律から見るっていうのがまあ、そういうのに慣れてるからさ、確かに太田が言ってたそういう勉強の方がスッと入ってくるかもしれないよね。
各法律ごとに深めてこうやっていくよりかは、なんかね、各労働問題の事例ってやっぱりパート3なのか正社員なのか、どんな人なのかによって違うだろうから。
はい。
そういう勉強法っていいですね。
そうですね。確かに僕結構ね、これExcelでまとめてるんですけど、Excelでまとめた資料は結構ね、実務でも使ってます。
今でも?
今でも。
あ、そうなんだ。
うん。
一番役に立っているのがね、家族の範囲ってExcelがあって。
うん。
家族の範囲って何かあったじゃない?配偶者、後父母、祖父母、兄弟姉妹。
遺族補償年金とか遺族厚生年金とかの対象の家族の範囲みたいな。
09:06
そう、老妻だと、例えば遺族補償年金の受給資格者は配偶者、後父母、祖父母、兄弟姉妹とかがあって。
はいはいはい。
生計維持なのか、生計同一なのかがあったりとかね。
はいはいはい。
雇用保険でもね、未支給の失業等給付の範囲とか、育児休業給付金の範囲とか、社会保険の被扶養者の範囲とか、国民年金だと、このかさんの範囲とか、未死亡一時金の範囲とかいっぱいあって。
これをね、生計維持か生計同一かとか、網羅的にまとめたやつがあって、これは実務でもめっちゃくちゃ使いますね。
あー、はいはいはい。
確かにそれってさ、一発で例えば社長さんからさ、こういうのを聞いた時に、それは対象になりますね、なりませんねっていうのを、パッと出るってすごい大事だったから、
それってすごいいいよね、まとめておいて、パッと言葉に出せるみたいな。
そうそうそうそう。
あと、波数処理まとめってのがあって。
波数…。
あれじゃん、雇用調整助成金の平均賃金とかの。
そうそうそうそう。平均賃金は100分の1円未満切り捨てだよね。
そういう平均賃金は100分の1円未満切り捨てとか、年金の在職労働年金の相談を受けるときはここで切るとか、
労災で給付金がもらえるときに、じゃあ平均賃金をどこで切って、じゃあ実際の給付金は、休業保証給付金はいくらで切られてるかとかっていうのを、各科目全部網羅的にまとめたのがあるんだけど、これは結構やりにくくなってますね。
たまに出るもんね、そういうのね。
うん。
リズムで労基所の職員に聞いてくれよって思うから、なんで社労司でいるんだよみたいな。
でもそういうの大事だよね、そういうのね。
そうですね。
2人とも変わるからね、やっぱね。
はい。
いいね、そういうまとめ方もしたんだ。
はい。
あのさ、結構社労司試験でさ、ちょっと話変わるけど、社労司試験でさ、毎年毎年さ、4月時点でさ、なんかその法改正があったときにさ、結構その法改正されたものが結構出やすいみたいなのがあるじゃないですか。
まあ言われてたよね。
それで結構そっちを重点的に置いて勉強してた。
俺はあんまり、なんか簡単に基礎的なところは勉強して、他のいつも出てる過去もんとかをやってたんだけど、そこら辺どうしてた?なんかそうやってやってたりしてた?
なんか僕もね、結構ね、確かにタックとかレックとかのことを言っちゃいけないけど、タックとかレックとかは法改正が出るってめっちゃ言ってくるじゃん。
そうそうそうそう。
めっちゃ言ってくるけど、3、4年受けた結果ね、なんか言うほど出ないなっていう。
12:03
そうだね。
なんかどっちかというと毎年同じようなさ、基礎的な部分。本当にじゃあ罰則とかさ、給付制限とかさ、入院か入学後とかさ、毎年出るような当たり前のところを落とさないっていうのが重要だなと思います、私も。
いいですよね。
でも確かにね、実務ではめちゃくちゃ使うからね。
そうだね。
試験動向じゃなくてね、実務で法改正の情報っていうのはめちゃくちゃ使うので、試験動向じゃなくて仕事にならないから法改正は覚えたほうがいいよね。
そうだね、確かに確かに。もうすぐさまそれが変わってたら全然違うもんね。
そうですね。
今大変だろうね、なんかどんどんどんどんいろんなのが増えてね。
そうだよね、毎年違うしね。
そうですね。
派遣法の同一労働同一賃金とか出んのかね、今。
あれとかって何、労使協定を添付しようとかそういう話になるのかな。
労使協定の退職手当の基準とか出んの?
確かに。
そこまでやってないのか。
労働者派遣法の法改正ってそこまで書いてたんだっけ、あんまわかんないんだけど、あれ施工規則で書いてるのかな。
あれはあれか、各都道府県労働局の通達っていう立ち位置だから、法律じゃないのか、内容までは。
通達とか施工規則とかそこら辺の話なのかな。
施工規則でもなかったはず、なんか。
ガイドライン的な?
そう、ガイドラインとか、労働局の通達っていう立ち位置だったような気がするから、
太郎志試験には一般賃金の6%とかさ、そこまでは出ないのかもしれないですね。
一般賃金の6%とするか、確定教室年金や仲大教に入るか、統計資料で何年目は何点何年分以上とか、何年目は何点何年分以上みたいな表の通りに実務では作っていきますけれども、
そこなところは、そんなこと出せたらね。
そうだね。
俺はちょっと試験の趣旨から外れてる気がするよね。
あー、確かにね。
そうだなー。
いや、ほんとだいぶ前の話だから、今から太郎志試験をまた勉強しろってなったらほんときついと思うんだけど。
いかがでしたでしょうか。
15:03
次回もこのお話の続編をお送りいたします。
魅力的なお話たっぷりです。
お楽しみに。
シャロー志ラジオサニーレイフライデー、DJの田村洋太でした。
それでは次回も、リスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
いってらっしゃい。
15:33

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