社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶコーナー『教えて、あなたの働き方!』
今回のゲストは、前回の続きで、ポッドキャスト「”人生本気で変えたい人のコーチ”2人が本音で語る「独立後のリアル」〜面白く生きるヒント、ありマス~」のパーソナリティーとして活動されているプロフェッショナルコーチの橋本博季さん、畑中景子さんと対談します。
現在配信されている「独立後のリアル」では、はっしーさんとけいこさんお二人が独立してからコーチングのお仕事をして感じた事や、経営者として生きていく上でこういう姿勢で生きていきたいという意思をありのままの気持ちで語っているポッドキャストを配信されています。
様々なお仕事を今までにご経験されてきて、今現在コーチング業で独立されているけいこさんとはっしーさんに本日は「コーチングとは何か」や「働く上で大事にしている事」、「ポッドキャスト配信の極意や裏話」、「若者向け就職相談」のお話を時間の許す限りしていただきたいと思います。
※このご時世ですのでソーシャルディスタンスに配慮して収録しております。
【ハイライト】
・橋本さん、畑中さんが働く上で大事にしている事
・ポッドキャスト「独立後のリアル」誕生秘話
・台本無し、一発撮りの裏話や真相について
・「独立後のリアル」を配信していての達成感や実感
・「独立後のリアル」ヘビーリスナーさんとの触れ合いで感じた事
・就職活動を成功させるため為の秘訣と人事部の本音
・会社の上司とうまくやっていくためにはどうしたら良いか?
・今後の橋本さん、畑中さんのお仕事の野望や目標
本エピソードの前編のリンクはこちらです。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225?i=1000553563578
番組内でご紹介がありました、コーチング、リーダーシップ・プログラムを提供するCTIジャパンのリンクはこちらです。
https://www.thecoaches.co.jp/
橋本博季さんのTwitterアカウント(@hassykagura)です。
畑中景子さんのTwitterアカウント(@keikotrottolina)です。
独立後のリアルのTwitterアカウント(@KHRadio2020)です。
ポッドキャスト「人生本気で変えたい人のコーチ”2人が本音で語る「独立後のリアル」〜面白く生きるヒント、ありマス~」のリンクはこちらです。
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1510482058
ゲストプロフィール:
橋本博季さん
成城大学経済学部卒業後、リクルートでの求人媒体、教育商品の営業を経験後、ソニーグローバルソリューションズで人事を経験。その後マネジメント層向けリクルーティングエージェントでコンサルタント、マネージャーを経験されました。以前から本業と並行して行っていたコーチングの分野に集中するため、2010年独立。経営者や事業主、ビジネスパーソン、独立を考えている様々な個人などに向けてのパーソナルコーチングや組織向けコーチング・ファシリテーションなどを中心に活動されています。
好きな事はお笑いとビール。愛称は「はっしー」と呼ばれています。
畑中景子さん
慶應義塾大学法学部卒業後、国際協力銀行に18年半勤務し、製造業・インフラ・資源セクター向けの融資の他、資金調達、コンプライアンス等の業務をご担当されました。環境社会審査の課長職をご経験された後、2019年に独立。ビジネスの世界、感性の世界の双方の理解と、多様性・異文化を超えた関係性の構築を強みとし、30代〜40代の層を中心に可能性の開花と意識の目覚めを支援する事を軸にコーチングをされています。
好きな事は、読書や書くこと、散歩、そして踊ること。愛称は「けいこ」と呼ばれています。
コーチとしての土台は「自分に余白を残すこと」
プロコーチの畑中景子さんは、コーチングの質を高めるために“自分の余白”を意識的に残していると語ります。予定を詰め込みすぎず、散歩やパーソナルトレーニングなど、自分の心身にスペースを与える時間を確保することが、相手のエネルギーや言葉を深く「聴く力」につながるのだといいます。かつて会社員時代は、スケジュールに追われ、心の余裕を持つ時間など考えもしなかった彼女。独立してからその働き方は大きく変化し、自分にとって本当に必要なリズムを見極めているとのことです。
全員と合おうとしない。コーチも「素」であることの大切さ
橋本博季さんは、「全ての人と相性が合うコーチはいない」と断言します。合わない人に無理して対応しようとすると、自分らしくない振る舞いが増え、疲弊するだけ。大切なのは、自分のキャラクターを崩さず、自然体で関われる相手と向き合うこと。たとえ仕事の機会を逃しても、今の自分にとって必要な出会いを大事にし、スペースを空けておく勇気が必要だと話します。自分が素でいられるからこそ、相手も心を開いて本音で話すことができる。それが信頼のあるコーチング関係の基本なのです。
ポッドキャスト「独立後のリアル」は、遊び心から始まった
橋本さんと畑中さんが配信するポッドキャスト『独立後のリアル』は、コロナ禍で仕事が激減した2020年春、ふとした思いつきでスタートしました。初期はノー編集・一発録りでラフに配信していたものの、回を重ねるうちに音質や編集にもこだわるようになり、徐々に番組としての厚みが増していったといいます。転機となったのは「第何回」とカウントするのをやめたこと。そこから気が楽になり、より自然体で話せるようになったそうです。「独立後に役立つ話をしなくては」と気負っていたスタンスから、「本音を語れば、それが自然と誰かのヒントになる」という柔らかな発想へと変わっていったのが、長く続ける秘訣だと語ります。
「成功」とは、自分にぴったりな道を選べたかどうか
若者からの「就職活動を成功させるには?」という問いに対し、畑中さんは「まず1社内定をもらうと気が楽になり、その後の面接にも自信を持って臨める」と現実的なアドバイスをしつつ、最も大切なのは「自分にぴったりな会社を選ぶこと」だと強調します。一方で橋本さんは、採用側の視点から「よくわからない人は採用されない」と指摘。たとえ不採用でも“自分の軸が伝わったかどうか”を重視すべきだと述べました。そのためにもコーチングを活用し、自分の思いを言語化しながら、自分らしさを表現できる状態に整えることの重要性が語られました。
上司とうまく付き合うには「対等さ」と「人としての関心」
職場での人間関係、とりわけ「上司とうまくやっていくにはどうしたらよいか?」という悩みに対し、橋本さんは「やめる選択肢を持つこと」で対等な関係が築けると説きます。一方で畑中さんは、「課長は意外と寂しい存在」とユーモアを交えつつ、上司を“人として見る”ことの大切さを語ります。目を見て挨拶する、趣味を尋ねるといった小さな行動が、距離を縮めるきっかけになる。「上司も人間」と思えることで、相手への理解が進み、自然と関係性も変わってくるはずだと話しました。
目標よりも、“面白がって生きる”ことを大切に
最後に、「今後の目標や野望」について尋ねると、橋本さんは「遊びと仕事の境界をなくすこと」、畑中さんは「新しい世界の人たちと出会い続けたい」と語ります。どちらも、「○○を達成する」ではなく、「生き方そのものを面白がる」ことを重視している点が印象的でした。お二人の言葉には、「何者かになろうとするより、素のままの自分を受け入れながら関わることの強さ」がにじみ出ていました。
働き方に悩んだり、自分の軸が見えなくなったりしたとき、「すべてを背負わず、素の自分でいられる場所がある」と知るだけで心が軽くなる。橋本さんと畑中さんの等身大の言葉は、そんな安心感を届けてくれました。焦らず、無理せず、自分のリズムで進む――それが“自分らしく働く”ための第一歩なのかもしれません。
~お知らせ~
サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。
人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。
話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。
パーソナリティー:田村陽太
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、MC等、音声メディアや放送業界でも活動。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。
カバーアート制作:小野寺玲奈
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