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2023-10-25 15:33

E75 その8分で私たちができること

今日から8時間×3日の応急救護の講習に参加してます。

救える命を救えるはずだった命にしないために、傷病者の社会復帰率が上がるように、救急車が到着するまでのその8分で私たちにできること、すべきことがあります。そんなお話です。


・命 ・応急手当普及員 ・応急救護 ・救命救急 ・胸骨圧迫 ・消防署 ・救急隊 ・遭難


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サマリー

明日の朝の収録ができないことを受けて、けんすけさんは応急手当不急院の資格を取得するための講習を受けに行くことになりました。彼はその重要性や効果について話しています。皆さんも職場や他の場所でも救命講習を受ける機会があると思います。なので、ぜひこの機会を活かして救命講習を受けていただきたいと思います。

00:05
スピーカー 1
みなさんおはようございます。YOGA LIFE smsuunのけんすけです。
今日は10月24日、ただいま夜の8時10分です。
お気づきの通り、今日はまりこさんがおりません。
おそらくみなさんは明日の朝、ないし、明日聴いてくださっていると思うんですけど、
普段は朝収録して、その日の早ければ午前中、遅くとも夕方ぐらいまでに配信するという形なんですけど、
今日は前日にとって、これから編集なるべく少なめでやって、明日朝あげてから8時に出かけたいと思って、今収録しています。
週末からとにかく忙しくて、まず土曜日が運動会だったんですよね、娘の。
土曜日はもともと、うちsmsuunはですね、もともとYOGAのリアルの対面クラスがあるので、
まりこさんはリアルの対面クラスに行って、僕は運動会に行って、クラスが終わり次第まりこさんも運動会に合流みたいな感じでした。
その後に午後から、お世話になった方にお食事に招待されたので、ご自宅だったんですけど、
そこに家族と娘の友達も便乗して連れて行って、おいしい食事をいただきました。
それも、仕事ですごくお世話になった方だったので、緊張というか、運動会が終わって息つく間もなく行ってきたので、非常に忙しかったです。
おとといの日曜日は、ゆき先生の収録に行ってきました。
それも1日がかりってことではなかったんですけど、すごい疲れましたね。緊張したというか。
昨日月曜日は、子供たちの運動会の打ち上げみたいなものを兼ねて、うおべえっていう回転寿司に子供たちをまりこさんが連れて行ってくれて、
僕は4月に予定しているイベントの下準備が始まっていて、そっちの実行委員会というか、計画する方の集まりがあってバタバタしてました。
そして、今日、なんでこんな時間に撮っているのかってことなんですけど、明日の朝が収録できないんですね。
今日もできなかったんですけど。
応急手当不急院の資格取得講習
スピーカー 1
僕は今日、明日、明後日の3日間、ちょっとお勉強に行ってまして、今日はその話でもちょっとしたいと思ってるんですけど、
何のお勉強かっていうと、講習の名前が応急手当不急院講習って言うんですよね。
皆さんご存知の方いますか?
応急手当って聞いたことある人はたくさんいると思うんですけど、
応急なんで、とりあえずその場で病院行く前にできることをしておくみたいなことが応急手当っていうことになると思うんですけど、
それを不急院ですから、不急させるための人になるための講習っていうことなんです。
応急手当って言うと、傷っていう感じのイメージするんじゃないかと思うんですけど、
スピーカー 2
とりあえず消毒して絆創膏を貼っておくみたいなね。
スピーカー 1
それも含むんですけど、一番は命に関わるような事故があったときにおそらくイメージしやすいのは、
心臓マッサージとか人工呼吸とか、そういった心肺蘇生って言いますけど、
そういったものを一般市民の方たちに普及していく役割が応急手当不急院って思っていただけたらいいかと思います。
スピーカー 2
個人的にはですね、ちょっと重みがだいぶ言葉で変わってくるので、応急救護不急院とか、
スピーカー 1
そういった名前の方がピンときやすいのかなと思うんですけど、
それはいいとして応急手当不急院という資格を取るために講習を受けに行ってきました。
救急講習の効果
スピーカー 1
これは消防署が発行する資格みたいな感じで、
民間資格でもなければ国家資格でもないっていうような感じなんですけど、
不急院がどうやって普及して活動するのかってことなんですけど、
スピーカー 2
不急院の資格を取ると、いわゆる救命講習っていうような講習を開くことができるようになります。
一番皆さんにとってたぶん身近な救命講習は、運転免許を取ったときに、
スピーカー 1
確か試験合格して後あったと思うんですけど、
スピーカー 2
そういった心肺蘇生とかを学ぶ救命講習があったと思います。
スピーカー 1
それは一番基本的なところの講習で、僕はもちろんそれも受けましたし、
スピーカー 2
その他にも今まで何度か受けたことあって、最後に受けたのが救命講習のその次の、
スピーカー 1
もうちょっと詳しく学ぶっていうような講習でした。
この講習を不急院の人、僕が今回資格を取得できたとして、
僕がその講習会のようなものを開いて、簡単に言うと心肺蘇生とかを覚えてもらうと。
それを受講終了すると受講章みたいな、そういうのを発行できるようになるんですよね。
今日、先に一個だけどうしても聞いてほしいことがあって、
今日も講習の中で話ありましたけど、
スピーカー 2
なんでこの救命講習を不急院にしてもらって、
たくさんの方に応急手当てができるようにしようとしているかってことなんですけど、
これは今日も講習の中でもお話あったことなんですけど、
スピーカー 1
僕これ毎回いろんな方に伝えてるんですけど、
とある数値を見てもらえばそれがよくわかると思うんですけど、ちょっと紹介しますね。
スピーカー 2
令和3年、一昨年ですね。
一般市民により新定死が目撃された件数。
これは一般市民のおそらく119番通報によって、
心臓が止まってますっていうような状態であったのが26,500人なんですね。
そのうち約半数、11,275人がその場に居合わせた一般市民の応急手当なし、
スピーカー 1
残りの15,225人がその場に居合わせた一般市民の応急手当があった場合、
これはどちらも119番通報した方だったりする場合もあると思うんですけど、
スピーカー 2
その場に居合わせた方ですね。
スピーカー 1
そのうち応急手当なしの場合、1ヶ月後の生存数が791人、約7%。
1ヶ月後の社会復帰数が361人、3.2%。
スピーカー 2
応急手当あり15,225人のうち、1ヶ月後の生存数が2,153人、14.1%。
スピーカー 1
1ヶ月後の社会復帰数が1,477人、9.7%なんですね。
スピーカー 2
これ見てもらったらわかるんですけど、応急手当がなかった場合とあった場合を比べて、
生存数は7%から14%に倍に上がってるんですよね。
一般市民の能力と救急講習の重要性
スピーカー 2
社会復帰率に関しても3.2%から9.7%、約3倍上がってるんですよ。
スピーカー 1
この事故っていうのは、なんとなく交通事故をイメージされる方多いかもしれないんですけど、
いろんなケースがあって、交通事故で人が跳ねられてドーンって飛ばされて、
スピーカー 2
お怪我しましたみたいな事故に直面するってことすごく少ないと思うんですけど、
全然そんなことだけじゃなくて、例えばお年寄りとか赤ちゃんとか不良の事故ってたくさんあるじゃないですか。
スピーカー 1
それ以外にも持病の発作が出たとかもそうでしょうし、
スピーカー 2
例えばアレルギーでショックになったとか、あとはスポーツをやってて大怪我したとか、いろんな場面があるんですよね。
で、なぜこんなに差が出るのかっていうことなんですけど、
救急車って全国平均で119番通報してから到着するまでに約何分ぐらいで到着するか知ってます?
たったの7分から8分ぐらいなんですよ。これすごくないですか。
スピーカー 1
宅配ピザでも30分以内とか言ってるじゃないですか。
そんなに119番通報したって、もちろん1分1秒争うような状況だと、まだかまだか遅いなって思うかもしれないけど、
スピーカー 2
7、8分ですよ。
スピーカー 1
しかも空き状況とかにもよると思いますけど、通報した時点で現場に向かって隊員はすでに出動しているので、
通報者が電話で状況を説明している間に、もう遠くから救急車のサイレンが聞こえてきたりしますから、
それでもその7、8分の間に症病者、今回の場合で言えば心停止している方ですね。
心停止している方の状況っていうのがどんどん悪くなっていくわけです。
そして救急隊が到着する時にはもう絶望的っていうような状況っていうのがいくらでもあるってことなんです。
だけどその7、8分の間にその場に居合わせた、いわば素人の一般市民が心肺蘇生とかができれば、生存率とか社会復帰率っていうのは一時的に上がるんですね。
この心肺蘇生っていうのは基本的にはもう1個だけと思ってもらっていいと思います。
スピーカー 2
それはいわゆる心臓マッサージです。
胸骨圧迫って言いますけど、心臓マッサージを救急車が来るまでし続ける。
スピーカー 1
それをすることによって心臓から血液を送り出すっていう流れを止めないようにして、
スピーカー 2
酸素っていうのは血液が運びますから脳に酸素が行ったりとか全身に血液を巡らせる。
スピーカー 1
もちろん血液が巡らなければ脳に酸素が行かなくて脳に障害が残ったりとか、
血液がなくなれば体がどんどん冷えて停滞になっていったりとか、
いろんな悪くなる要素しかもうないんですよね。
だから応急手当をして2倍3倍っていう率が上がったのが、
胸骨圧迫だけの事例ではないとは思うんですけど、
スピーカー 2
とにかく一般市民が応急手当ができれば助かるはずだった命ではなくて、
スピーカー 1
助けられる命ってことになると思うんです。
すいません、ちょっと言ってることがなんかよくわかんない感じになっちゃいましたけど。
スピーカー 2
これを聞いておそらく聞いたことあるとか、
スピーカー 1
そりゃそうだよねって思った方いると思うんですよね。
スピーカー 2
でもこれを聞いている皆さんに問いたいというか、
自分に聞いて欲しいんですけど、
その場に居合わせた時にあなたは心臓マッサージ、
スピーカー 1
胸骨圧迫ができますかっていうことなんですよ。
スピーカー 2
それはできない人たくさんいると思うんですよね。
なんでできないのかって言ったら、いろんな要素あると思うんですけど、
スピーカー 1
よくわからないとか、やったことないとか、怖いとか、そういうことだと思うんですよ。
だからさっきのデータも約半数が応急手当なしで救急隊を待つ他なかったっていうことだと思うんですよね。
スピーカー 2
で、今までそのできなかった人たちが、
救命講習の重要性
スピーカー 2
もし自信を持って応急手当をできたら、
さっきのこの数字っていうのはぐんと変わってるはずなんですよね。
だから救命救急って一般市民がやるよりも、
スピーカー 1
救急隊が来るまで待って任せた方が良くないって思ってる方もしかしたらいるかもしれないですけど、
スピーカー 2
そもそもその救急隊が来るまでの7、8分という限られた時間の中で、
どれだけのことがしてあげれるかっていうことによって全然変わるっていうことなんですよ。
だからもう役割が全然違うんですよね。
スピーカー 1
そういった状況の時の救急隊と市民っていうのは。
だからその場に居合わせた人にかかってるっていうところがあるわけです。
すいませんちょっと熱く、この話するとどうしてもやっぱりちょっと熱くなってしまうんですけど、
そういうことで普通救命救急をどんどん消防署だけじゃなくて、
普及委員によって救命講習が全国いろんなところでどんどん行われていって、
救命救急できる一般市民を増やしていこうっていうそのための講習なんです。
すいませんちょっと話がだいぶ長くなりましたけど。
スピーカー 2
この救命講習っていうのはさっきも言ったように、
スピーカー 1
普通免許を取得したら受けたりするんですけど、
スピーカー 2
基本的には定期的に1年に1回とか2,3年に1回とか、
スピーカー 1
なるべく定期的に受けるように推奨されてます。
スピーカー 2
それは何でかっていうと、
突破の時にすぐにそういった応急手当の活動ができるようにですね。
スピーカー 1
何やるんだろうっけとか、
スピーカー 2
事故現場ってもうパニックになるじゃないですか。
慌てたら何が何だかもうわからないですよね。
スピーカー 1
いろんな段取りがあるんですけど、
その段取りも飛ばしてしまったりとか、
僕もね119も110番も電話したことありますけど、
電話する時点ですごい動揺しちゃうんですよね。
現場で救命救急なんて言ったら、
もう本当に無我夢中っていうような状況になると思うんです。
スピーカー 2
なので何度も受けて体に染み込ませるというか、
スピーカー 1
傷病者がいたらすぐに周りの人と力を合わせて、
救命救急に当たれるようにするためにも何度も受けましょうっていう風になってます。
だから今日最初にこれだけって言いましたけど、
皆さんも職場とかもそうでしょうし、
スピーカー 2
いろんな場所で救命講習で受ける機会があると思うんですよね。
スピーカー 1
なのでぜひ今年はもう残り少ないですし、
年末忙しくなってくると思うんで、
救えるかもしれなかった命で、救えなかった命
スピーカー 1
来年とかでもいいんで機会があったら積極的に救命講習を受けていただきたいと思います。
ぜひよろしくお願いします。
スピーカー 2
あとこの講習って、
今日朝9時半から6時ぐらいまでかな。
スピーカー 1
ざっと8時間ぐらいですけど、
スピーカー 2
実技と講義と両方あって結構大変じゃないですか。
スピーカー 1
社会人だったら職場に休みをもらわないといけないですし、
職場の指示で来てる方っていうのもすごく多いと思うんですけど、
なんで僕が撮ることになったかっていうこともお話したいと思います。
僕は登山とかアウトドアアクティビティが昔から趣味なんですけど、
僕実は一回遭難をしたことがあって、
消防、警察、いろんな方に出動していただいて助けてもらったことがあるんですよ。
僕はその時は命に関わるような状況ではなかったんですけど、
すごく迷惑を分けてしまって申し訳ないなっていう気持ちもそうだし、
スピーカー 2
自分がもし恩返しできるとしたらなんだろうって思った時に、
スピーカー 1
消防の方とか、そういった命を救うお仕事とか、
スピーカー 2
消防の方とかですね、そういった方のお手伝いというか、
そうやって命を救うお手伝いをすることが、
スピーカー 1
罪滅ぼしって言うと変ですけど、感謝な気持ちを持って、
僕が返せることかなって思ったりしたんですよね。
あとはやっぱり僕らが今この中山間地域で、今田舎暮らしですよね。
してるのはやっぱり東日本大震災の影響があって、
たくさんの犠牲者が出たじゃないですか。
その時もきっと救えたはずだった命って、
たくさんあったんだと思うんですよね。
だから、もちろん僕の場合は一番守らなきゃいけないのは家族だし、
でもやっぱり周りの友人とか地域の人とか、
大切な人を守れるようになりたいな、
スピーカー 2
こういう気持ちをみんな持ってるじゃないですか。
スピーカー 1
でもどうやって助けたらいいのか分かんないとか、
知識がないとか思ってるだけで終わってしまうパターンって、
たくさんあると思うんですよね。
すいません、また話しながら着地点がちょっと分かんなくなっちゃったんですけど、
とにかく時間もだんだん押してきちゃって、
明日もまた朝から講習があるので、
今日は本当に中身があったんだかないんだか分かんないような話になっちゃいましたけど、
僕は今日から応急手当不急院の講習に行っているっていう話と、
何のために行っているのか、
スピーカー 2
救えるかもしれなかった命で、救えなかった命ってたくさんあるんですよ。
スピーカー 1
だからみんなでもっと救えたらいいですねっていうお話でした。
また明日お会いしましょう。
それでは今日も一日皆さんが穏やかに過ごせますように。
せーの、ナマステ。
15:33

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