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2025-10-31 16:09

S2E152 絶えることのない教えの伝統の中で(さみ先生ゲスト後編)

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前回の続き。さみ先生のゲスト回後編です。ヨーガを始めて自分の中で色んな価値観が変わっていく中で感じていた悩みを聞いてもらいました。そこから後半は教えの伝統についてお話させていただきました。

・ヨーガ哲学 ・ヴェーダ ・ヴェーダーンタ ・価値構造 ・価値観 ・教えの伝統 ・パランパラ

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サマリー

このエピソードでは、自己成長に伴う価値観の変化と、それに伴う人間関係の難しさについて考察しています。また、他者との共感を深めるための心構えや、学びを伝える際のタイミングの重要性についても触れています。参加者は、教えの伝統とその重要性について自身の経験を通じて語り合います。特に、パランパラという概念が教えを受け継ぐことへの深い理解を促しています。

価値観の変化と人間関係
スピーカー 1
それと、もうちょっと30分くらい話してしまったので、どうしようかなとも思ってるんですけど、せっかくなので、1個僕が、これはもともと収録のつもり、収録で話すつもりではなかったんですけど、
常々感じている悩み事っていうか、相談事に関してちょっと聞いてもらってもいいですかね。
スピーカー 2
まあ、これあるあるのだと思うんですよ。何かっていうと、結局自分が生き方とか意識とかいろんなものが変わってくると、
スピーカー 1
それまで仲良かった人たちは、その変わる前の自分が仲良かったので、いろんな価値観だとか、行動とかも含めて合わないっていう言葉が適切かわからないですけど、
変わりますよね。その変わり方っていうのが、やっぱり自分は良くなろうと思って、意図的に変化しているところもあるので、それ自体自然な流れかもしれないですけど、
そうすると、過去の自分が悪かったっていうふうには思ってないんですけど、今までの価値観を捨てて、新しく自分にとって必要だっていうものを選択していて、今があるので、
その捨てた価値観をもっと共感していた人たちってことになるんですよね。そうすると、やっぱりうまく付き合えない。
例えば、夫婦で一方が用を始めてとか、一方が健康をとても意識しだしてみたいになると、もう一方を強制したくなったりとか、その価値観を押し付けたくなったりとかするじゃないですか。
でも、今僕が言っているそういった友人に対して、それを押し付けたいとは全く思わないんですよ。
だけども、付き合いを継続していこうって思うと、すごくそこに苦しさ、もしかしたら押し付けたいって気持ちが本当はあるのかもしれない。
それを絶対言わないし、押し付けたりはしないんですけど、それが言えないからもしかしたら苦しいのかもしれないんですけど。
っていうふうに感じるシチュエーションがすごく多いんですよね。
もちろんその人たちのことが嫌いになってもいないし、何も変わらないんですよ、大切な人だなって思う。
でも思えば思うほど、そこに何て言うんですかね、やりきれないものが発生してしまって。
それがなるようにしかならないとは思うんですけど、これに対してどういう心持ちっていうか、
その内容にもよるんですけど、大切な人であればあるほどいろんな感情が湧くんですよね。
こうなった方がいいっていうのはまた語弊あるかもしれないですけど、
例えば僕が過去に持っていた考え方で、それは自分にとっては苦しさにしかならないって思ってたものを、
もしその人が持っていたら、それがなくなった方がその人にとってもいいだろうって思うと、
それを強制する気はないって言いましたけど、伝えるだけ伝えたいとか、
でもきっと伝わらないんだろうなっていう、いつも話してるその人の準備ができていなければ何も入っていかないと思うので、
スピーカー 2
どういう気持ちでいたらいいかなっていう、掴み残らない話で申し訳ないんですけど。
でもきっと多くの方が経験される状況だと思うんですよね。
僕もやっぱりありますし、このヨガとかベータの学びをしていく中で自分の新しい価値観に触れて、
心持ちの重要性
スピーカー 2
それで自分の中の価値構造が変わるっていう表現をするんですけど、それが起こってきますよね。
それまですごく優先していたことよりも、もっと大事なことがあるっていうふうに自分の中で変化が起こってくると、
そうすると自然に自分の振る舞い方とか選び方とかが変わってくる。
それってごく自然なことだと思うんですよね。
人が仲良くなるときって、その価値観が自分と近いとか、一見価値観は逆のように見えても、
どこかですごく共感する部分があったりするから惹かれて仲良くなったりすると思うんですけど、
その時と仲良くなった時と自分の中の価値構造が変わっているってことなので、
やっぱりそれまで共感できていたことがあんまり共感できなくなってきたり、
一緒に楽しめていたことがちょっと自分はあんまり楽しめなくなってきたりってことはやっぱりありますよね。
でもそれをおっしゃったみたいに、かといって相手も自分と同じ価値観に変えるってことはできないので、
そこは難しいですよね。
だからその中でも何かまだ共有、共感、この部分で一緒に楽しい時間を過ごせるとかそういうものがあれば、
その部分で一緒に活動したり楽しんだりすれば全然いいと思いますし、
新しい価値を学んだからといって、それまでの価値、それまで楽しんでいたことを全部捨てなきゃいけないっていうことではないと思うんですよね。
もちろんそれまでしていたこともそれまでいいと思っていたことにもそのものの価値があるので、
それを全然楽しめばいいんですけど、でもその自分の中で新たに大切になった価値とどっちを優先するかってなったら、
そこは自分がその時より大事な価値の方を選ぶっていうだけで、
どっちも選べるんであれば、どっちも選んで一緒に楽しんだり、
していくことができるのかなっていうふうに思うんですよね。
その中で相手に自分の学んでいることとかそういうことを伝えたくなる場面っていうのももちろんあるんですけど、
でもそこはやっぱりその人のタイミングってものを尊重して、聞かれない限り言わないというか、
求められていないことを言う必要はないと思うので、
もし相手からご興味を持って聞かれたら、
何学んでいる、どういうことを学んでいるのとか、よかって何なのとか、
そういうことを向こうから聞いてくれたら、その時はお伝えしたらいいと思うんですけど。
スピーカー 1
なんかそれで言うと、そうなるケースがほとんどないんじゃないかって思ってしまうところがあるんですよね。
それはやっぱり自分がこういうふうになったのが奇跡だと思っているので、
それはまりこさんとの出会いがあり、さみ先生との出会いがありっていう、本当にそういう奇跡的な、
自然と、これも自然と起こったこととも言えるかもしれないですけど、
でもやっぱり絶大なるきっかけがあったというか、出会いがあったっていうのがあるんで、
それが起こらない限り自然とそうなることってなかなか、特に今の世の中だとやっぱり、
そもそも見失う世の中だから、そうすると諦めるしかないっていうか、ということになっちゃうんですよね。
学びを伝えるタイミング
スピーカー 1
ちょっともう今話、僕それ始めてるんですけど、世の中全体がそうかなって思っちゃうんですけど、
要するにベーダー、ベーランタンみたいなものを学んでいくような人とか、
そういうスピリチュアルなこととか、自分自身とか自分の内側っていうものを探求していくような人って、
もう減る一方じゃないかっていうふうに思ってしまうんですけど、そういうことはどう考えてますか?
スピーカー 2
そうですね、僕はどっちかっていうと逆にどんどんそういうことに興味を持って、
学ぶ方ってなんか増えてきてるなっていうふうに実は思ってるんですね。
それは僕に見えている世界ではそうっていうことなのかもしれないんですけど、
そこはそうですね、そういうふうに思ってますね。
それはもうでもその人のタイミングでしか起こらないことで、
さっきけんすけさん自身はすごい絶大なきっかけがあって、決定的な出来事があって、
なのでこういうふうに自分は運ばれたけどっていうようなことをおっしゃってましたけど、
やっぱりそういうことがあるんだと思うんですよね、それぞれの人生において。
それが来月とか来年かもしれないし、あるいは10年後かもしれないし、
もしかしたら今世ではないかもしれないですけど、
そういうタイミングっていうのはきっとどこかのタイミングで訪れるだなっていうふうには思ってますね。
スピーカー 1
そうですね、僕はその時代とかこの現代だからそういうふうになってるって言いましたけど、
でも確かにそういう時代だからこそそういうとこに運ばれていく人が増えるっていうふうな考え方もできますもんね。
そうですね。
必要となるという意味では。
スピーカー 2
はい。物質的にすごい豊かな今時代じゃないですか。
だからその物質はもうこれ以上ないぐらい豊かになってそれを体験できたとして、
でもそれでも何か満たされないものがまだ自分の中にあるっていうことには、
逆に言うと気づきやすくもなるのかなっていうふうに僕は感じてるんですよね。
まだこう得ていない時って、それを得れば自分は満たされるかもしれないっていう、
その希望っていうかそういうものがある状態だと思うんですけど、
自分がそれを得なかったとしても周りにそれを得てる人を見て、
教えの伝統の重要性
スピーカー 2
その人が本当に完全に満たされてるように見えるかって言ったらまたそれは違ったり、
そういうこともSNSとかもあるので見えやすくなってるというふうにも思うんですよね。
だからどうなんでしょうね。
スピーカー 1
でも今その話を聞いたら、
多分僕がまだまだ自分がそれを得ているっていう人にまだまだなっていないから、
そう思うのかもしれないって思いました。
だからそれが自分がもっと別にあえてそういうふうに見えるような人になって、
影響を与えられるようになりたいみたいなことではないですけど、
自然となっていけばまた一人そういう人を見て気づきを得る人が増えるということにつながっていくでしょうから、
まだそんなこと言ってないで自分がそこを得られるように、
自然と得ていけるように継続していくしかないですね。
スピーカー 2
それがよく言われますね。
やっと先生とか諏訪みじも、
ダルマの生き方を起こしていくモデルっていうのはすごく大事だよっていうふうにおっしゃるので、
完璧にっていう意味ではもちろんなくて、
でもそれを選ぼうとする姿勢ってやっぱすごく大事だなと感じてます。
そうですね。
スピーカー 1
どっかでそういう人がどんどんどんどん増えていった時に、
オセロじゃないですけど、
一句にひっくり返るってわけじゃないですけど、
どこかそのターニングポイントみたいなのもあるかもしれないですよね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
どうしてもそうじゃなくて、
例えば著名な人が高級車を乗って素敵な暮らしをしておいしいものを食べてみたいのばかりが目につく世の中だとそこに気づきづらさがあるでしょうけど、
でもそうではなく本当に満足できる人が周りに増えてくれば、
気づきやすくはなりますもんね。
もしかしたら、でもいつの時代も一緒なのかな。
わからないですけど。
まあでも、はい。
わかりました。
いずれにしてもまだまだまず自分からなので、
はい。
精進します。
だいぶいい時間になったので、
このぐらいにしたいと思うんですけど、
なんか先生の方から、別に宣伝じゃないですけど、
なんかあります?
別に何もないんですかね。
そうですね。
スピーカー 2
宣伝っていうことではないんですけど、
僕からもお礼というか、
さっきけんすけさんが読んでくださった手紙をいただいて、
本当に思いがけないブラサーダをいただいたなっていうふうに思って聞いてました。
本当にけんすけさんがおっしゃってくれたように、
けんすけさんだけではないんですけど、
何名かの方とやりとりをする中で、
勉強会を初めて開催するっていう、
その勇気というか後押しをいただいて、
始めたのが1年前で、
そこからもう1年やってきたんだっていう感じなんですよね。
すごく早かったとも思うし、
でもまだ1年なんだなっていうふうにも感じる。
そんな自分の体感としてはそうなんですけど、
でもそこで学ばれてる方がどういうふうに、
この1年、1年通して学んでくださっている方、
途中からの方いますけど、
どういうふうに感じて聞いてくれてるのかなっていうのが、
少し今日は生の声として聞けてすごく嬉しかったですね。
そんなふうに受け止めてくれていたんだっていうのが知れて、
すごく嬉しい気持ちになりました。
本当に同じふうに自分も、
このことを先生から教えてもらって、
同じようにやっぱり思っていますし、
それがまだまだ至らないとは思うんですけど、
少しでも同じように感じてもらえたとしたら、
本当に嬉しいことだなと思いました。
引き続き、自分も。
ありがとうございます。
スピーカー 1
今先生がおっしゃったことで、
まさに先生もそういうふうに、
自分のご自分の先生がいて、
同じようにっていう話を聞いても思いましたし、
先生のもとで勉強するようになってから、
本当にこの教えの伝統、
パランパラという言葉もそうですけども含めて、
僕は初めて本当にその言葉の意味を知ったというか、
そこの中に入ることができたというふうに思えたんですよね。
なのでそこはすごく嬉しいですし、
本当にそれが大切だなというふうに思っています。
だから何の自信もないですし、
願望とか希望とかそういうことでもないんですけど、
ただ自分もいずれ人に伝えてまた伝えていく、
この教えの伝統を受け継いでいくっていうことを、
自信はないですけど、
諦めずに続けていけたらいいなと思っています。
よろしいでしょうか。
というわけで、
今日は僕のベイダーベイダーアンタの学びを始めて、
1年を振り返りつつ、
先生に俺をお伝えするという生々しい回でしたけど、
何か皆さんも感じていただけて、
何かのきっかけになったら嬉しいです。
今日はこんなところで終わりたいと思います。
学びの振り返り
スピーカー 1
では今日も一日皆さんが心穏やかに過ごせますように、
せーの、
ナマステ。
ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
16:09

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