物件選びの基本
すまいとくらし 三井でみつけて。この番組は、住まいに関するお悩み相談番組です。
毎週月曜、水曜、金曜の朝8時に配信しています。通勤や家事の合間に、ぜひお付き合いください。
パーソナリティは、私、樋口朱莉と。 篠宮豪です。本日もどうぞよろしくお願いします。
お願いします。ということで、はい。さて、樋口さん。はい。えっと、ちょっと質問していい?どうぞ。出身は?出身、あの、三重県です。関西ね。
関西、そう。僕は京都です。
近い。京都ね、修学旅行で行った。
行った?そうそうそうそう。なんでね。
二人とも関西。
普段は、本当はね、こんな感じで喋ってるんですけどね。
そう、普段はね、ほんまこんなんで、こんな喋り方してるんですけどね。
ずっと、ずっとこれで行く?
ええよ、別に。行こうか、ほんなら。
そういうわけにはいかないですね。
はい。ということで、今週も行ってみましょう。
さて、今週から始まりました新シリーズ、トークのテーマは、物件選びのコツなんですが、その第1回、マンションか、こだてか、どっちがいいの?というね、とても基本的なんですけど、誰もが悩むテーマでお届けしたいと思います。
うん、マンションか、こだてか、あの前回、前々回だったか、どこかでね、お話ちょっとしましたけれども、いや本当にこれは、家探しをね、始める最初の分岐点になると。
そうだね。
私もね、あの賃貸で、いろいろ住み換えてきたんですけど、まああのいろいろ働き方、時間帯が変わったりとか、いろいろこう生活、ライフスタイルがちょっと変わったりとかで、今だったらこうどう選ぶのかなって考えることはありますね。
僕はもう選んだというか、まあ最終的にこだてになったんですけれども、やっぱりその家族が増えたりとか、そのライフスタイルの変わった時とか、そういったのでやっぱりちょっといろいろ考えましたね。
で、まあ最終的な決断がこだてだったんですけど、やっぱりギリギリまで悩むんですよ。マンションが良かったかな、マンションが良いかな、こだてが良いかな、みたいなもので、向き不向きというか、自分の仕事だったり生活スタイルだったりっていうので全然違うんですよね。考え合わないみたいなものが。
いや、そのこうやってね、ギリギリまで悩んでる方々たくさんいると思うので、なので今日はマンションとこだての特徴をメリットデメリット含めてじっくりと比較しながら、どんな人にどっちが合ってるのかなっていうのを考えるヒントになるようなお話をしていきたいと思います。
マンションの特徴
はいお願いします。
じゃあまずはマンションの良い点から行ってみたいと思いますが、何と言っても挙げられるのはセキュリティかな。オートロックであったり、防犯カメラだったりとか、管理人さんがいらっしゃるとか、そういったそのセキュリティの設備がすごくしっかりしている点がまず挙げられるんじゃないでしょうか。
そうですね、まずそこですね。私なんか女性ですからね、やっぱりセキュリティがまず第一で考えますね。一番最初に私関西から上京してきた時に住んだお部屋は全然オートロックとかじゃなくて、誰でも普通にガチャって開けられるところだった。しかも1階だったんですよ。
なんですけど、結構心配でしたけど、その次からは防犯が良くなって、オートロックになって、変な夢を見なくなりました。変な夢見てたの。怖くて。
安心度がちょっと増したのかな。
あとは管理とかメンテナンスとかが比べると楽かなっていうのがポイントだと思います。共用部分の清掃であったり、外壁の修繕っていうのはマンションだと基本的には管理会社がやってくださるので、自分でいろいろ個々人でやる必要がないっていうところがポイントかなと。
これ共働きの家庭だと本当助かりますよね。メンテナンスの知識がないけどでも綺麗な関係保ちたいっていう人には。
そういうのはやってくださるっていうのかな。他には立地の良さ。マンションで集合住宅ってやっぱり立地の部分がすごく高いと思うんですよ。駅から近かったりとか。
スーパーとか病院とか必要な大事な建物とかが割とすぐそばにあるような。そういうの多いかなと思います。
あと日常の移動時間が減っちゃうと、それだけで暮らしのストレスがグッと減るので、お育ち中の方とかだったり、高齢のご両親と同居する家族にも向いてるんじゃないかなと思います。
バリアフリーの設計というマンションは結構いろいろ進んでると思います。エレベーターの完備であったりとか、段差が少なく作ってあるとか、小さいお子さんであったり、体が不自由な方にも優しい設計が多いのかなと思うんですね。
あと耐震性。これも最近のマンションは結構ちゃんとしてるんですけど、面震構造とか、精神構造。揺れを防いでくれるみたいな。地震対策がすごくしっかりしてて、災害への備えっていう点でもかなり安心じゃないかな。
なるほど、そうですよね。ただその注意しなきゃいけない部分っていうのもやっぱりあるはあるんですよね。例えば管理費とか、修繕積立金っていう、家賃とは別で出てくる毎月の出費。意外と見落としがちなんですよ。
これ意外と大きいんですよね。合計で2、3万っていう物件もあるにはあるんですけど、蓄年数が古いと。だけど修繕積立費が段階的にだから上がっていく。
どんどん増えていくなんてこともある。
家賃自体は安いけど、修繕費も増えるってことが結構ある。
あとは管理規約っていうのかな、管理会社のある規約で生活への制限みたいなものがあるんですよね。例えばペットが禁止であるとか、楽器大きな音を出すのは禁止であるとか、ベランダに物を置いてはいけない。
知ってた?ベランダってマンションだと共用部分扱いにされるので。
それってどこのマンションも?
かどうかわからないんだけど。
マンションによるのかな?
僕が住んでいたところはそうでした。共用部分扱いになるので、あまり使用のもの、私有物。
じゃあ物欲しざおとか洗濯、あれはいいんだ。
大きな倉庫とかね、そういうの置かないでもらえますかっていうことを言われたこともありました。
それも含めてルールっていうのかな、がいくつかありますね。
あとリフォームの自由度が低いっていうことも知っておいてほしいですね。
なるほど。
水回りの移動とか間取りの大幅変更できないから、住みながら手を加えていきたい、改造していきたいっていう人には。
DIYがちょっとできないとか。
それはね、残念な点なんですけど。
なるほどね。他にも音の問題っていうのかな。騒音みたいなものかな。マンションなので上にも下にもお隣さんもいらっしゃるしっていう。
だとしたらどうしても生活音っていうのが気になることもあるし、自分が音を出しちゃってるとかね、そういう場合もありますしね。
木造なんかだとね、上も下も横も全部聞こえてきたり。
一人暮らしの小さなアパートに住んでるときはよく聞こえました。
本当ですか。そうなんだ、そういうとこ住んでたんですね。
お互い様でもあるんですけどね。
ですけど、ほら声優の仕事してたら声出したりするでしょ。
そうなんですよ。ちょっとだけ脱線しますけどね。
声優のお仕事をしていると、家で練習したりするんですけど。
隣からどんどんやられたりとかね。
怒られちゃったりとかね、しました。
大変だ。
で、あとね、マンションが古くなっちゃうと、そこに住んでる方たちの高齢化問題とかね、あと建物の老朽化が同時に進んじゃって、建て替えする。
大規模修繕費の合意形成が難しい、住んでる人たちの合意形成ができないなんてこともあったりすると。
全体で合意しないと建て替えとかできなかったりとかする。
戸建ての魅力
なるほどね。じゃあ次は、こだてについてです。
こだて、一個だて、僕はこちらを選んだということなんですが、一つ挙げるならやっぱり自由度の高さかなと思うんですけども。
ちょっと個人的に憧れます、やっぱりね。好きなときにリフォームできる。将来の建て替えとかも自由だし、どう作ってもいい。
暮らしに合わせて住居を変化させられる。そういう安心感というのもありますよね。自分で好きにどうにでもできる。
変えられるっていうところが。あとは、さっき言ったマンションの注意点のところの騒音問題。
上下階とか隣お隣さんとかがくっついてるわけではないので、子供がちっちゃいうちにドタバタって走り回っても下の階にご迷惑かなみたいなのは自分家だから全然大丈夫っていうところもありましたね。
あと土地が資産として残るっていうのはこれポイント高いでしょ。
なるほど。
建物が古くなっても、お家が古くなっても、土地自体に価値があれば売却とか活用とか選択肢がたくさん残るので。
そうですね。そこもポイントの一つかなと。あとはその土地で言えばそのお庭がついたりとかね。
いいですね。お庭欲しい。
車があったら駐車スペースみたいなのが確保できたりとか。これもやっぱりこだてならではなんじゃないかなと。家庭再現作ったりとかね。
夢が広がる。
そうそう夢が広がるんですよ。生活の自由度みたいなものが広がっていくのかなと思います。
マンションと一戸建ての比較
だから管理費とかそのね修繕費が不要っていうのは長い目で見ると家計にとってすごくプラスになって。
なるほど。
めちゃくちゃいい点ですね。
いい点ですよね。で、注意しなきゃいけないところももちろんこっちはこっちであるわけなんですが。
注意点は。
自由度はあるんですが、でも全て自己責任。自分でやらなきゃいけないっていうところがこだてのポイントかなと思うんですけど。
外壁とか屋根とかいろいろこう傷んでいったりするようなこととか給湯機ガスの給湯機とかもそうですね。
交換とかも自分でスケジュールを組んだりとか業者にお願いしたりとかそういったことが必要ですね。
自分でできればいいですけどね。大体は業者さんに頼ってねってことが多いと思いますけども。
あとその防犯対策ね。
はいはいはい。
これ自分で用意しなきゃいけないわけでしょ。
もちろんそうですね。
用意してます?
雨戸であったりとかその例えば二重ロックとかね。
自分でできる部分はやっていくけどなかなか専門的なことは難しい。
防犯カメラとかまではさすがに。
さすがに難しいなと思うんですけど。
あれって高いんですかね。どうなんだろう。
物によるけどダミーとかもありますね。
ダミー。つけとくだけね。
そういうのも自分で用意しなきゃいけないってことですよね。
家についてるわけじゃないからね。
あとは土地、土地代っていうのかな。
土地は資産として残るってさっき言いましたよね。
でも土地そのものがやっぱり都市部だと高いんですよね。
なのでどうしてもちょっと公害になってしまう。
交通の便とかがちょっと悪くなってしまったりとかね。
っていうポイントもあるかな。
その分お金をお家の方にかけたいよねって思うんですよね。
あともう一つ大事なのが老後のバリアフリー。
子建ては一個建て、二階建てが多いんですけど
将来的に階段の上り下りが辛くなる。
もううち実家がそうなんですよ、すでに。
うちの実家もそうです。
もうすでに上に上がれない状態になってて。
だから平屋に建て替えられるんだったら建て替えたいけど
もう今さらっていうところがあるんですけど。
っていうのも考えなきゃいけないんですよね。
それから災害リスクって分かるかな。
災害リスク。
お家が建てる場所によっては水害、洪水であったりとか
あと土砂災害みたいなリスクもあることはありますので。
川の近くとか海の近くとか。
そういうのが分かる。
ハザードマップっていうのがあるんですけど
そういうのにもちょっと目を通しておきたいですよね。
常に手元に置いておいたほうがいいんでしょうね。
というわけで、今回はマンションとこだてのメリット
選び方のポイント
そして注意点についてできるだけ具体的に比較をしてみました。
いかがでしたでしょうかね。
正解は人によって違うんですけどね。
自分たちの暮らし方をよく考えることが
不後悔しない人生を送るために。
なるほど、後悔しない人生を送るために。
特に10年後、20年後、自分がどう暮らしていたいか
っていうふうに視点を持つと選びやすい、判断しやすいんじゃないかなと思います。
私も10年後、20年後、もうちょっとクリアにイメージできるようにしておきたい。
考えようね。
ということで、次回はですね
内見のときに、物件の内見のときに見るべきポイントを
テーマにお届けしたいと思います。
実際に物件見に行くときにね
どこをどういうふうにチェックするといいのか
っていうお話をしていきますので
ぜひお聞きください。
はい、そんなわけでしたが
どうでした?
マンションと1個建て、いい点、注意点?
本当にこれ、最初の頃も話しましたけど
永遠に悩んだ。
つきないよね、この話は。
あれを考えたらこっちが立たず
これ考えたらこっちが立たずって
何を優先するかって。
まだまだまだまだこの話続くかもしれません。
はい、ということで
この番組では三井不動産のホームページ
三井でみつけての中にある
教えて!住まいのことへの質問投稿を受け付けています。
番組の紹介ページにもリンクがありますので
ぜひアクセスしてください。
番組あての質問は
三井でみつけての教えて!住まいのことへ
投稿していただくと
サイト内でも回答が見つかるかもしれませんし
この番組で取り上げることもあります。
ぜひ気軽に投稿してくださいね。
住まいと暮らし三井でみつけては
毎週月曜水曜金曜の朝8時に配信しています。
次回もぜひお聞きください。
ということであっという間にお時間でした。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
お相手樋口あかりと
篠宮剛でした。
次回の放送でお会いしましょう。