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こんにちは、すけです。今日はですね、 〝いい親であると自分で思いたい他人からも思われたい〟というテーマでお話をしたいと思います。
今日は結論、何が言いたいかというと、 よく広告のコピーライティングを考えるときに消費者のインサイト
いわゆる消費者のニーズは何かということをよく考えることがですね、 大事とかよく言われますが、
その消費者のインサイトというのはですね、僕たちが想像しているよりも、 もっと〝ドロドロした感情〟ということをお話をしたいなと思います。
今日も昨日に引き続きまして、マーケターの森岡さんが書かれております 〝確率思考の戦略論〟、〝どうすれば売上げは増えるのか〟という本の中から抜粋してご紹介をしたいなと思っております。
いつも通り、今日概要欄にリンク貼っておきますので、特にマーケティングを一からがっつり学びたいという方は、 めちゃくちゃお勧めの本ですので、ぜひ読んでみてください。
昨日の放送に続きまして、今日の話も〝どんな文脈であればその商品を相手にとって魅力的に感じてもらえるかどうか〟の話の続きとして書かれていた内容だったんですが、
少し今回も長めなんですけども、間コメントを入れながらお話をしていきたいと思っております。
読み上げますね。文脈設定のお話です。今回も。
例えば、子供を対象とした早期英語学習のブランド戦略を考えているとします。 その親の内面にある思い、早くから英語を身につけさせてあげたいとか、子供の可能性を伸ばしたいなどは果たしてインサイトでしょうか?
それらは消費者ニーズではありますが、消費者インサイトではないのです。 なぜならば、そんな当たり前の概念では人の心を揺さぶって脳に衝撃を与えることができないからです。
子供の英語学習を売り出すにあたって、どういった文脈を持ってその商品をPRしていけばいいのかという話で、それが早くから英語を身につけさせてあげたいとか、子供の可能性を伸ばしてあげたいという文脈は相手には刺さりませんよということを言っています。
続きます。 力のないマーケターが消費者はこう思っているのではないか、程度の緩い思考で平凡な消費者ニーズのようなものを消費者インサイトとして書き連ねている残念な実例を私はこれまで疲れるほど見てきたのです。
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しかしそんなものは消費者インサイトではありません。 消費者インサイトってもっとドロドロした感情なのです。人には知られたくない、自分でもしんどいので普段は考えないようにできるだけ蓋をして抑えている感情、悲しみ、孤独感、恐れ、嫉妬、敵、怒り、恨み、絶望、密かな思い、
それら強い感情は本能から発露されているので本能へと通じる情報処理のレールに自らのブランドを載せるための絶好の入り口になりますというふうに書かれています。
これは冒頭の書かれていたことがすごくグサッと刺さりました。
力のないマーケターが消費者はこう思っているのではないか程度の緩い思考で平凡な消費者ニーズのようなものを消費者インサイトとして書き連ねている残念な実例を私はこれまで疲れるほど見てきたのですということで僕がやってきたことだなと思いました。
もっと消費者というものは表面的なものじゃなくて奥底に潜めているもっとドロドロした感情なんだよっていうことがここでは書かれています。
もう少し続けますね。
では先ほどの早期学習英語学習の例でハートオープニングインサイトになり得るドロドロを上げてみましょう。
インサイトのドロドロ消費者のドロドロを上げてみましょう。
例えば自分の旦那が出世できずに稼ぎが冴えないのは英語ができないからだと思っているとかでしょうか。
それより上位のものは本当は英語なんて関係なくて旦那が出世しないのは能力全般が生きていないからだとわかっているけれど
そのダメ旦那と結婚した自分自身も似たレベルかむしろそれ以上に冴えていない母親であることを直視する惨めさに耐えられないから
旦那が出世しないのは英語のせいだと思うことで留めようとしている自分自身に薄々気づいているとかでしょうか。
めちゃくちゃ辛辣なんですけども意外とありそうなエピソードだなと思いました。
最後です。 そのターゲット消費者親の持つ様々なドロドロここでついているインサイトは要するに
良い親であると自分で思いたい他人からも思われたいという渇望です。 ならばこの商品の渇望を叶える選択肢に見えるようにマーケティングコンセプトを書けばいい。
すなわち子供への早期英語教育を買うことが子供への教育価値だけではなく 親自身のコンプレックスや飢餓感を解消する価値もあるように文脈を構成したのです。
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表向きは子供のための英語教育ですがきっとこの親の真相真理では自分のためにもそれを 買いたくなるでしょうというふうに書いてあるんですね。
すごくちょっと長くなっちゃいましたが、今回はこの英語学習、子供の英語学習というものを一つ商品にしてどういった文脈で売り出せばいいかって話だったんですけども
一見親としては子供のために英語教育をさせたいという
思いがあるはずなんですけども、当然それは一つとしてあると思うんですがその奥底にあるのは 自分自身のコンプレックスから来る
良い親であると自分で思いたいとか他人から思われたいという渇望が奥底に潜んでいる まあそういった
ドロドロの感情なんだよということを表した事例なんですね。 この話に関連して是非皆さんも身近な例でいつも通り考えていただきたいなと思うんですけど
まあ少し自分の話になっちゃうんですが、例えば お金を稼ぎたいとか副業でお金を稼ぎたいとかってそういった願望の中に
自分の中でどんなインサイトが隠れているのかなってことを改めて考えてみたんですよね。 その時にパッと出てくるのが
今より生活を楽にしたいとか、あとは子供に不自由をさせたくないとかが 思い浮かんできたんですけど
本当の本音というかあの今回の話で言うとドロドロした部分ってどういう真理なんだろう ってことを考えてみたんですよね
まあちょっと色々過去の友人との会話とか自分がこういうところに反応したなってことを 思い返しながら考えてみた結果
もしかしたら周りの友人よりも 稼いで
惨めな思いをしたくないとか 自分はこの人たちより稼いでるから大丈夫っていう精神的な安全性を得たいから稼ぎたい
とか そういう生々しい感情ももしかしたらあるんじゃないかってことを思ったんですよね
でまさにこの本に書かれている通り人間の本能っていうものはめちゃくちゃドロドロしていて 今言った
悲しみとか孤独感とか恐れとか嫉妬とか敵とか怒りに恨み 絶望密かな思いを
自分の表現の形としていろんな行動に移し替えていると で
それが逆にマーケターにとっては自分のブランドを 自分のブランドを引き入れる絶好の入り口だってことをお話をしてるんですね
でまぁこの本のあの後ですねまぁちょっとこれあの実際に買っていただいて読んだ方が よりわかりやすいと思うのでこれ以上は言わないんですけども
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じゃあこの 親としての生々しい感情をどういうふうにポジティブに言い換えてこの英語教育サービス
を訴求していくのかっていう 解説がこの後あってそれもあなるほどとめちゃくちゃ面白かったので
マーケティングとコピーライティングとかに興味がある方はぜひ読んでみてください あ
こういうふうに人間の本能とか感情をこういった文言で指しに行くんだ確かにこれ言われたら あの
全然ズボシだっていうふうに落ち込まずに なんか前むしろ前向きにこの英語教育サービスを親として申し込みたくなるなっていう
文言をまさにここに載せてくれているのであの気になる方はぜひ読んでみてください 概要欄にリンク貼っておきます
ちょっとが長くなっちゃったので8今日のまあコアとなるところをまとめてあのお話を して終わりたいと思います
さっきのところもう1回読み上げますねここが一番大事かなと思いました 消費者インサイトってもっとドロドロした感情なのです
人には知られたくない自分でもしんどいので普段は考えないようにできるだけ 蓋をして抑えている感情なんだと
悲しみ孤独感恐れ嫉妬敵怒り恨み 雪坊
そうかな思い それら強い感情は本能から発露されているので本能へと通じる情報処理のレールに自らの
ブランドを載せるための絶好の入口となりますように書かれています まあ
まとめるとこの本であの一番伝えたいメッセージとした消費者理解が10割ということを お話をしているんですけれども
じゃあその消費者を表面的に捉えるんじゃなくてその人は本能的にどういったことを望んで いるのかとか悩んでいるのか考えているのかってことを徹底的に考えるのが
曲げたの仕事だって話をしています なのでまぁちょっと今回の話だけではあの
全てもちろん開発はしきれないのでじゃあそういった本能でどういうふうに見つけ出せば いいのかってこともあのこの本この本の中に書かれていますので
よろしければチェックしてみてくださいという話で終わりたいと思います すいません10分も話してしまいました
ということで今日はですねまあいい親であると自分で思いたい 他人からも思われたいというお話をさせていただきました
今日も素敵な1日をお過ごしください助でした