1. 水星移住計画
  2. #1 人生の乾いた旅に潤いを
2023-05-10 32:52

#1 人生の乾いた旅に潤いを

HOTEL SHE,を運営する株式会社水星によるpodcast『水星移住計画』がスタート!

初回配信では、代表の龍崎翔子による「水星という会社がどのようにして出来たのか」という話を、

幼少期の思い出を交え紹介しています。


・ライフスタイルの選択肢が増えたと実感すること

・ホテル経営を志したアメリカでの体験

・1冊の児童書との出会い

・学生時代の苦難

・創業の地を求め富良野へ


『水星移住計画』では皆さまからの質問や感想などを募集しています。

すべての宛先は podcast@suiseiinc.co.jp またはお便りフォームまでお送りください。


【参考資料】

『ズッコケ三人組ハワイに行く』(ポプラ社)


【Personality】

籔田晃平(HOTEL SHE, KYOTO) Twitter

龍崎翔子(株式会社水星 代表取締役) Twitter

岸えりな(HOTEL SHE, KYOTO 支配人) Twitter


【Company】

株式会社水星 https://suisei-inc.com/

00:00
みなさん、ライフスタイルの選択肢が増えたなって実感する瞬間とかってありますか?
え、でも、うちめっちゃある。
え?例えば?
え、でも、普通にホテル泊まる時とかさ、中学の時とか、ほんまにビジホカシティホテルしかないな、みたいな感じだったけど、
今どこ行くにも、素敵な、いい塩梅のホテルがあるからさ、
旅行する時、どこ行っても楽しいなって思うし、ね。
あります?なんか、ライフスタイルの選択肢、自分の選択肢増えたな、みたいな。
自分の選択肢、そうですね。
私、ホテル市京都で働くようになってから、めっちゃなんか、クラフトフードを買うようになって、
へぇー。
なんかめっちゃ、ライフスタイルの選択肢増えたなって思います。
で、どういうの買うんですか?
それこそ、その、ご飯屋さん行った時にクラフトコーラあったら頼んじゃうし、
確かに。
なんか、あの、カルディーとかのところ行って、クラフトフードあったら買っちゃいます。
確かに。
キスさんが食べ物の話する時に、僕の知らないカタカナ出てきすぎて、
なんかこれ、実は存在しない食べ物の話をされてるのかなって、錯覚するときあって。
さっきもありましたよね。
さっき、ホテル市京都の、なんかこう、月次ミーティングみたいなのしてる時に、
そのホテル市京都に付属して、アイスクリームパーラーがあって、パーラーシーサイドっていうの。
それの新メニューをちょっと考えようっていう時に、
なりちゃんが、絶対バナナスプレッドでしょ、みたいな感じで。
バナナスプレッドって何?みたいな感じだったよな。
いや、そうなんですよ。あそこで僕が、あー、はいはいとか言った時に、
みんな裏で笑ってたらどうしよう。
そんなのないのにとか。
でもなんかそういう系で言ったらさ、
去年の4月にスナック商工をホテル市でやった時さ、
出した料理さ、スロッピージョーって言うんだけど、何かわかる?
え?
暗号みたいなの?
ワンピースに出てきそうな。
確かに確かに。
なんかね、スロッピージョー、別にも知らんかった。
アメリカ中西部の料理で、
なんかハンバーガーのバンズにひき肉、トマトソースで炒めたひき肉が挟んだもので、
食べるのはボロボロって言うんだけど、
なんかそれがだらしないジョーみたいな意味で、スロッピージョーって言うんだけど。
なるほど。
結構なんかね、変な名前の料理出しがちですよね、私たちは。
そうですね。
それもライフスタイルの選択肢だったね。
確かに。
素晴らしい。よくまとまった。
僕にとってはもうライフスタイルの選択肢広がったなっていうのが、
一番はポッドキャストですね。
あー、確かに。
なんか、もちろんラジオを聴く習慣はあったんですけど、
なんかその素人ポッドキャスト番組っていう存在を知ってから、
っていうのと、ワイヤレスのイヤホンを導入してから、
家の中でもなんかしながらイヤホンでラジオとかポッドキャストを聴くっていうの、
なんかそういう今まではもうやったことないなみたいな。
03:00
部屋の中でもなんだかんだ洗濯物取り込むのにベランダ行ったりしても聴けるっていう。
特にコロナ禍でハマりだしたんで、
お家の中で何か新しい趣味をみたいな時に出会った部分もあったんで、
本当にそんなコロナで、自分の中のライフスタイルの一部がお仕事に結びついたっていうような形で、
この番組をさせていただくことになるんですけれども、
これからどんな番組にしていくのかっていうのをまた考えながら、
でもあくまでも自分たちが楽しく、自分たちがやってることをお伝えできればなっていうのが一番ですね。
では、彗星移住計画第1回始まります。
それでは今夜もごゆっくりどうぞ。
改めまして、このポッドキャスト、彗星移住計画の支配人を務めます。
矢蓮香平と申します。
はい、彗星移住計画、彗星シティの代表、竜崎と申します。
彗星シティの中にあるホテルC京都の支配人、岸でりなです。
無茶振りで、肩書きを無茶振りで考えさせてしまいましたね。
ということでね、彗星移住計画は、ホテルCを運営する株式会社彗星による様々な視点から皆様のライフスタイルの選択肢を広げることを目的としたポッドキャスト番組です。
はい、そもそも株式会社彗星、どんな会社なの?っていうのが多分今これを聞いている人の皆様の頭の中で浮かんでいる疑問だと思うんですけれども、
そのあたりは翔子さんの方から、結構いろんなメディアでもお話ししてますよね。
そうなんだよね。結構話す機会自体は割とあるんですけど。
でもなんかめっちゃ会社自体を今何やってるかで言うと、なんかホテルをメインでやってる会社なんですよ。
ホテルC京都、ホテルC大阪、金沢でゴーリンキョっていうスモールラグジュアリーホテルをやっていたり、
あとは首都圏の方でホテルカフネっていう産後ケアっていう、なんかその女性が子供産んだ後、もう体ずたボロになるじゃない。
その時期に助産師さんとか保育士さんとかがサポートするようなホテルだったり、ちょっとこれは日本的にもすごい新しいホテルなんだけど、
そういうのをやっていたりとかしているんですけど、実はそれだけじゃなくてですね、こういうホテル作りたいんですけど、なんかできませんか?
ご依頼とか来ることがあったり、あるいはなんか例えば素敵な土地があって、ここでホテルしたいんだけど、なんかホテルの作り方はわからないので、
06:05
ちょっと一緒に協力してもらえませんか?みたいな感じで、開業支援だったりとかね、そういうご相談とかすごく多くて、
私たちがやってるのとまた違う素敵なホテルができるようなお手伝いをするような、プロデュース事業部っていうんだけど、クライアントワークをやるようなチームがあったりですとか、
あとは私たちが実際にホテルを経営している中で、結構頑張ってあれこれ素敵なプランを考えたりとかしてるけど、
実際お客さんがホテルに一番最初に触れるのは予約画面じゃん。予約画面がダサかったら、どんだけいいことをやろうとしても、全然お客体験としてあまり洗練されたものにならないので、
なのでそのホテルの宿泊予約のサースチューンっていうサービスをやっていたりとか、あとはそのホテルっていう空間を使って、
いましぶシアターって言うんですけど、そのホテル空間全体を使ってお客さんも役者さんもみんな同じ空間の中で同時に物語が進行していくような、
トモレル演劇っていうプロジェクトをやったりとかしていたり、そんな感じでホテルっていうのを軸にしながら2Cもするし、2Bもするし、
私たちの中でホテルっていう空間のポテンシャルを切り開きながら、世の中に新しい選択肢を作っていけるような、そういう事業とかやっていこうねっていうような会社なんですよねっていうのがざっくりの説明なんですけど。
そうですね。会社の理念というか目標というかという部分で、ライフスタイルと観光における多様な選択肢を作る会社っていう風に歌っているんですけれども、
ホテルを中心にできることっていうのを追求し続けているっていう形ですね。
そうなんですよ。ホテルってやっぱなんかポテンシャルが高い箱だと思ってるんだけど、なんか過小評価されすぎではって私はすごい思ってて、
ただ寝るだけの宿があるっていうのも全然ニーズがあると思うんだけど、もっと面白い体験できるし、もっと人の人生をちょっと良くしていくような体験ができるようなっていうのを私はすごい思っていて、
そういうのを作っていけるような会社になりたいなという風に思っている次第でございますね。
そんな株式会社推薦、今年で8周年です。すごいことだと思いますね。
いやーすごいことだよね。もう小学2年生ですよ、子供だったら。
そうですよね。
だいぶ自我がちゃんとしてるんでしょうね。8歳とかだったら。そうなんですよ。
結構コロナとかもあったりね。ちょっと山あり谷ありなんですけど、結構ちょっと今年も調子が上がってきてるんで。
僕らのおかげで。
いや、ほんまにそうよ。これはね、ちょっとめちゃくちゃいい感じで、だいぶ人が高まってきてるって感じですね、最近も。
やっぱりその、りゅうざきしょうこっていう名前を調べると、やっぱり学生時代に起業した人っていうのがバーンと出てくるイメージがあると思うんですけど、
09:06
そのあたりの話とか、やっぱどうしてもラジオとかでインタビューとかで話すってなったときに、結構表面上の部分とかは多分話す内容として多いと思うんですけど、
そのあたりを思い出話ベースでも全然大丈夫なんで、僕らもあんまり詳しくは知らない部分あると思うんで、
そんな話とか聞きたいなっていうふうに思ってるんですけど。
そうですね、なんかホテル始めようと思ったのは実は結構昔で、なんか若くして起業したっていうところ結構なんかフィーチャリングされがちなんですけど、
なんかホテルやり始めようって思ったきっかけは実は8歳のときで。
そうですよね。
早熟。
違う、違うな。
違うな、ちゃんとしてる8歳だったから、もう早熟なんですよ。
で、そのときはなんか家族で親の仕事の都合で半年だけアメリカに住んでたんですよね。
で、なんかこう日本に戻るまでの最後の1ヶ月間を家族でアメリカをダウンドライブしようってなって、
東海岸から行っちゃおうって家族で車でハイウェイを走り抜けていくみたいな感じの1ヶ月を過ごしてたんですよ。
で、今それ聞いたらなんか楽しそうじゃないですか。
映画みたいな話。
いや、ほんまに、そうそうそう、なんか労働ムービーみたいな感じで、なんかいつかしたいなみたいな思うと思うんですけど、
子供からすると、なんか意外とそんな楽しくないっていうのもあって、
もちろんメタ的には楽しいんですよ、家族で行けて、嬉しい、いい経験させてもらってるなって思うけど、
なんか1日をミクロで見ると、なんか普通に9時とかに車乗って、次オリエンの2時とか。
で、そこでじゃあ1時間ご飯食べて、次オリエンの8時みたいな、でホテル見る。
1日のほとんどの時間をずっと好物的な中で過ごしてて、景色も変わらない。
確かに、ずっと山の中みたいな。
ずっと山とか、ずっと砂漠みたいな感じで、もうほんまに降りたくて降りたくて仕方がないので。
で、1日の最終目的地ってホテルじゃないですか。
だから毎日、今日泊まるホテルはどういうところなんだろうっていうのを、
もうすごく楽しみにしながらお車の中で過ごしてたんですけど、
なんかこういざホテル着いて、客室のドアガチャっと開けた先の景色って、
昨日のホテルとも変わらんし、一昨日のホテルとも変わらんし、またこれ?みたいな感じだったんですよ。
せっかくアメリカって街ごとに結構カラー違うじゃないですか。
フロリダもテキサスも、ユタとかソフトレックスティとかね、そういうのも全然景色も違えば、
街のまとってる空気感も全然違うのに、ホテルの中は全く同じ、金太郎雨の状態のものがあるっていうのが、
個人的にすごい飽きたっていう感覚。
で、いろんな場所によってその違いを楽しむために旅をしているのに、
12:00
ホテルっていう、言って1日のうちの割と12時間以上過ごす空間は全く変わり映えがしないのってどうなんだろうって思って、
それだったらその土地らしさみたいな、空気感っていうのを織り込んだホテルを作りたいなっていうのを私は思った。
自分だったら泊まりたいなって思ったんですよね。
めちゃくちゃなんか自分の中で象徴的なエピソードがあって、ラスベガス行ったんですよ。
で、ラスベガスってホテル群が有名じゃないですか、カジノとかがある。
で、結構サーカスサーカスっていうサーカスをコンセプトにしたホテルとか、
フラミンゴっていう、フラミンゴがいる植物館みたいなのがあるようなホテルがあったり、
なんかそのピラミッドみたいな感じのホテルにあったりとかするじゃないですか。
それに行くのは本当にすごい楽しみで、ずっと地球の歩き方をめちゃくちゃ読んでたんですけど、
いざラスベガス着いて、車が停まった先にあったホテルが、なんかめちゃめちゃボロいモーテルで、
アメニティとかも結構欠けてて、なんか石鹸ないんですけどみたいなことをスタッフさんに言ったら、
無言で石鹸だけ渡されるみたいな感じのホテルだったんですよね。
で、その期待値のギャップが大きすぎて、
1日で割と最高のものと最低レベルのものを同時に見たっていう時に、
なんかホテルってこんだけ振り幅あるんだって思ったんですよ。
で、サーカスサーカスとかフラミンゴみたいに、その土地らしさとかそんな超えて、
なんか本当にもう独自の世界観みたいなのを作り出すような、そういったこともできるなって思った時に、
なんか全ての街にサーカスサーカスがある必要ないけど、
なんかもうちょっとそっちに近いようなホテル、世界観みたいなものを体現できるようなホテルが、
いろんな街ごとにあったらいいんじゃないのかなっていう風に、
子供ながらに思ったっていうのが一番最初の原体験だったっていう感じなんですよね。
でもなんかその時は自分がホテル経営するみたいな発想全然なくて、
子供だから知らないじゃないですか、その職業を。
で、自分がホテル経営しようって思ったきっかけは、
これは小5ぐらいの時で、
ズッコケ3人組ってあるじゃないですか。
あれの50巻ぐらいあるうちの、
間の1巻がズッコケ3人組ハワイに行くっていう回なんですよ。
そんなリッチなんですかね、彼らは。
あいつらは商店街の服引きでハワイ旅行当ててるのよ。
あ、違うわ。ガムの検証でハワイ旅行当ててて。
なのでハチビエと博士ともーちゃん3人でハワイ行くのよ。
なるほどね。
で、そのハワイ行った先でいろいろトラブルが起きるんだけど、
その時にハチビエを助けてくれるおじいさんがいて、
この人がホテル経営者なの。
それで初めて、ホテルを経営するっていう職業があるんだってなって、
それ見た瞬間に、自分が将来やりたいホテル経営だって思ったんですよね。
っていうその思い出のズッコケ3人組はオフィスに飾ってあるので。
15:02
あ、それで置いてあったんですね。ずっと思ってて、あれ。
なんでズッコケ3人組あるんだろうって思うじゃん。
思ってました、ずっと。
あれが会社の始まりです。
これとアイデンティティあれなんですよ。
いやなんか、しょこさん結構その仕事に関連する本とか、
そのなんか読んだ方がいいよって言われた漫画とか結構買ってらっしゃるじゃないですか。
なんかこのズッコケ3人組の中に禁言書いてあるのかなってずっと思ってて、
ビジネスをする上でめっちゃ大事な言葉が入ってんのかなと思って。
いや全く全く。
それを読んで人生が変わったって。
へー。
概要欄にズッコケ3人組のURLとかあげてください。
そうなんですよ。
ほんまにほんまに。
だからそれでホテルやーってなって、
そっから将来はホテルキルをするって言い続けて。
へーすごい。
早熟じゃないですか。
3月5年生で。
いやなんかそれもあるし、
やっぱりしょこさんの経歴いろいろ見たり聞いたりしてて思ったのは、
その10代の多感な時期にブレなかったっていうのがすごいなっていう。
そうなんですよ。
本話していいですか。
すごいじゃないですかそれ。
正直8歳でそういう体験したとか、
10歳でやりたいこと決まったら、
これはなんかカルマっすよ。
なんか運だと思ってて。
でもブレなかったんですよ。
だから小学校の卒業文書も将来はホテル経営するって書いてるし、
中学の卒業文書も将来はホテル経営するって書いてるんですよ。
で、なんかなんでブレなかったかっていうと、
別にホテルに憧れたわけじゃなかったんですよね。
別にホテルが好きだからホテル経営をしたいって思ったわけじゃなかったっていうのが
一つ大きくて。
で、なんか自分じゃないと自分が泊まりたいホテルは作れないって思ったからブレなかったんですよね。
だから一つは憧れじゃなくて課題意識だったっていうところがすごい大きいかなっていうところと、
もう一つはやっぱなんか、
多感の時期だったからこそ自分のアイデンティティの拠り所になったっていう側面が大きいなって思ってて、
将来ホテルをやりたいと思っているっていうのが自分の自己認知みたいな。
変わっていって、中学高校とかでもそれがもう自分の背骨だから、
これもし変わったらもうなんか生きていけないみたいな。
っていう感じになったからしがみついたみたいなところもある。
で、あとは最後はなんかホテルを経営するってある程度合理性があるというか、
頑張りようがある夢じゃないですか。
例えばアーティストとかだったら頑張っても報われるかわかんないけど、
なんかホテルを経営するとかって言ったらペンションとかでも始められるし、
なんか頑張った分だけ成果出るみたいなそういうなんか現実味というか、
フィジビリティが一定程度ある夢だったっていうのも要素としてあるのかなって思ったりはしていますね。
あとはまあなんか親要素で言うと、
18:00
なんか父親とかはなんか君面白いねみたいな感じだったんですよ。
君ホテルしたいんだみたいな。面白いねみたいな感じで。
面白い女みたいな。
面白い娘みたいな感じだったっていうのもあって、
結構なんか父親とかが家に親の友達とか遊びに来たりとかあったりするじゃないですか、
みたいな時とかに何かこうどうしたらいいかちょっとアドバイスしてあげてよみたいなこととかをなんかたまに言ってくれたりとかしてて、
その時に人によって言ってることが全然違うんよ。
例えばホテルをやりたいんだったらホテルスクールに行った方がいいんじゃないかっていう人もいるし、
じゃあ星野リゾートみたいなとこ行くのもいいんじゃないかっていう人もいるし、
なんかコーネル大学っていうなんかホテル経営を専門的に学べる大学があってアメリカにそこ行った方がいいんじゃないかとか。
うちの父親はなんかまずゴールドマンサックスに就職して、
そこで年収2000万ぐらい稼げるから、そこで5年ぐらい働いて、そこで作った貯蓄をもとにローンを組んで授業を始めればいいんじゃないかみたいな。
何言ってるか中学生の金融証券マンとか何してるかわかんないから、
なんかちょっとよくわかんないですみたいな感じだったんですけど、
なんか人によって言ってることが全然違うのよ。
例えば将来気象予報士になりたいですとかだったら、
なんかもうググればなり方わかるじゃないですか。
正規ルートが決まってるっていう仕事ですよね。
そう資格試験受けてじゃあここ就職してとか、
こういうルートがあれば気象予報士になれますよとか、
お天気お姉さんになれますよとかあると思うんですけど、
ホテル経営ってググっても出てこないんですよ。
自分自身が資産を上げるしかないなって思って、
それで受験頑張ろうって思って医大学に行こうと思って、
それで東大に行ったみたいな感じの経緯でしたね。
なるほど。
ある意味自分でスタイル開拓できるっていうことですもんね。
登山道ないからどっからでも登れるみたいな。
で、大学生になるじゃないですか。
で、ホテルやりたいなって思いながらいろいろ試行錯誤して、
なんかこう香港におむつを輸出するアルバイトしたりとか、
なんか日本中のドラッグストアに電話しまくって、
ムーニーマンのこのサイズのおむつないですか?って書いて電話して、
そういうことをしてたりとか、
あとはメイドカフェと同じ空間内にあるドラッグストアが秋葉原にあるんですよ。
で、そこのインバウンド誘致をするインターンみたいな、
無理やりねじ込んでもらって、
21:01
やりますって言って入れてもらって、
だからそこのお客様を呼ぶために、
なんかこう中国の旅行代理店に交渉しに中国に行ったりとか、
なんかそういったことを知ってたんですよね。
で、まあことごとくうまくいかなくて、
それがしばらくこう闇落ちするんですけど、
それは第一の時なんですけど、
で、なんか転機となったのが2つあって、
1つがバックパッカーズジャパンってあるじゃないですか、
シタンとかヌイとかトコとかやってるホテルの会社があるんですけど、
その創業の記事みたいなのを、
偶然こう知り合いが紹介してくれて、
で、それちょっとなんか書き方悪意あるんですけど、
フリーター4人が250万ずつお金を集めて、
ゲストハウスを作ったみたいな感じで書かれてたんですよ。
で、実際そのフリーターじゃないんですけど、
フリーターじゃないっていうか、
その言い方すごいキャッチーすぎる言い方をしてたんですけど、
当時はその裏事情を知らなかったんで、
それを間に受けて、
フリーターでもホテルってできるんだって思ったんですよ。
1000万あったらできるんだみたいなことを思ったっていうのがまず1つと、
もう1つがエアビがその時日本に上陸したんですよね。
で、その時2014年なんですけど、
その頃に上陸してて、
それを初めて知って、
ホテルってじゃあでかい建物があるとか、
じゃあ豪華な内装があるとかそういうことじゃなくて、
部屋1つベッド1つがあって、
他の町とかから来た人が安心して一夜を過ごすことができれば、
それってもうホテルって言えるんだっていうふうに、
自分の中でホテル感がめちゃくちゃ大きく変わって、
なんでそのエアビからインスピレーションを経て、
でそのバックパッカーズで若者たちがホテルを始めたっていう話からインスピレーションを得て、
自分でもできるんじゃないかっていうふうに思うようになったっていうのが18の時ですね。
なるほど。
確かにそのぐらいの時代からは、
なんか私も自分の今までの旅行編歴考えてみると、
なんか選ぶホテルのバリエーションがだいぶ増えた気がします。
そうだよね。
エアビが日本に来てから。
でもバックパッカーズはやっぱ結構ホテル業界に残した功績ってめちゃくちゃ大きくて、
なんかそれまではほんま今ビジホカシティホテルで、
あるとしたらデザイナーズホテルって当時言われてた、
まあなんか京都が多分スクリーンとか、
昔ちょっとあったんですよねそういうのが。
えっとそれとは別にゲストハウスとかユースホステルみたいなジャンルがあったんですけど、
なんか昔ってかそのバックパッカーズができる2011年とかですかねとかまでは、
なんか結構なんて言うんだろう、
もうなんか漁みたいな感じのなんか汚い海外ドミトリみたいな感じのが多かったり、
まあなんかそれにちょっとなんかこう大味なコンセプトがこうついてるみたいな、
なんか桜とか和傘みたいな感じのなんかちょっと雑いコンセプトのホステルとかが多かったんですけど、
24:07
バックパッカーズができたことによって、
なんか結構泊まれるカフェみたいな雰囲気のなんかこうゲストハウス像ってのは結構確立されて、
だからそれこそえなりちゃんが言ってた2014年15年とかその頃は、
なんか偶然のゲストハウスブームだったんですよ。
だからなんかイケてるホテルイコールゲストハウスの時代。
いや僕ちょうど2014年が大学4回生で卒業旅行とかあったんですけど、
なんか学生なんでお金全然ないんで安くねってなった時に、
なんかどこやったっけ、鎌倉のゲストハウスにいたんですけど、
もういろいがあるっていうことだけでやっていて、いろいがあるよっていうのだけで、
いろいっぺん突破のマーケティング。
もうなんかちゃんとその小民家みたいな見た目してるのに、
もうなんかシャワーがめっちゃ狭いブースが確かないとか、
もう布団もあの1階の今のところで全員が布団敷いて横並びで寝るみたいな、
もう仕切りもない、なんかそういう巣垂れとかそういうのもない、
ただいろいがあるというだけで集まってるみたいな感じだったんですけど、
押してるポイントもやっぱりそこやったんで、予約した時に。
なんかそういう意味ではやっぱりコンセプチュアルな方に全振りしてる感はありましたね。
そうだよね、結構でもなんかその時代にできたホテルはどれもすごい個性があって、
ホテル、ゲストハウスとかどれも個性があってめちゃくちゃ面白いのがあるし、
なんかそれがあって多分なんかゲストハウスとか巡るのが好きみたいな、
なんかこう人種が生まれたみたいなところがあったと思うんですよね。
で、じゃあ一方私がゲストハウス好きだったかって言ったら好きじゃなかったんですよ。
自分はちょっと違うなって思ってて、
まあ一番最初ってペンションから授業始めてるんですけど、創業後フラノなんですよ。
矢縁さんとかでもそんな実感ゼロですよね。
そうですね。
矢縁ちゃんとかもゼロよ、矢縁ちゃん。
そうですね。
若いよな多分。
いやなんかフラノ選んだんやって初めて聞いた時思いましたね。
そんなシビアな場所にっていう。
ね、そうなんですよ。
で、その中高京都だったんで、
なんか京都普通に観光都市だしいいなーって思ったりとか、
東京とかも住んでた時期すごい長いんで、
東京もいいかなって思ったりしたんですけど、
なんかシンプルになんか土地買えないって思った。
地価高すぎて無理かも。
東京、京都、大阪はどれも遅延あるけど無理みたいな。
日本のその人気の観光地ランキングというか、
魅力度の高い都道府県ランキング、
1から3が東京、京都、大阪なんですよ。
4が北海道なんですよ。
5が沖縄。
なるほど。
27:00
北海道かな?
じゃあ北海道かな?みたいな感じで、
まあ地価安いし忙しいみたいな感じで思って、
めちゃくちゃペンションとか旅館とかを売買する不動産サイトとかあるんですよ。
それを夜な夜なチェックして。
で、そしたらフラノのペンションが運全満で出てきて、
でなんかね、うちこれは行くまで知らなかったんですけど、
普通北海道って1シーズンしかないんですよ。
夏だけか冬だけなんですよ。
フラノは2シーズンあるんですよ。
夏ラベンダー、冬スキー。
だから他の北海道の宿とかよりも、
ちょっと観光客が多いっていうか、
シーズンが長いんですよね。
で、しかも北海道がめちゃくちゃブームが来てて、当時アジアで。
なんかその数年前、3、4年前とかに、
中国で北海道を舞台とした大ヒット映画があったんですよ。
恋愛モノなんですけど。
で、それのロケ地を巡るみたいなのが大ブームになってて、
からもうめちゃくちゃワンサカワンサカ北海道に皆さん来るんですよ。
中国だけじゃなくて台湾もそうやし、香港もやし、シンガポール、マレーシアとか。
っていうのもあって、
北海道はスイートスポットだったんですよ。
特にフランオがスイートスポットで。
でもその時はそこまで解像度上がってなかったんですけど、
めちゃくちゃいい物件があって、
で、私の親もちょうど仕事辞めるタイミングだった、母親が。
それまで学校の先生してて、
母は結構不安がってたんですよ。
あぁ、そうなんですね。
なんか、母はお医者さんになってほしかったらしくて。
あ、へぇ〜。
ホテルじゃない選択肢もあるんじゃない?
みたいな感じだったんですけど、
うちがさっき第一の時に、
おむつ輸出授業を失敗して劇内してた話じゃないですか。
あの時めっちゃメンタル終わってて、
これまでずっと将来ホテル経営したいって言ってた娘が、
ある日、自分将来も何でもクリエイターとかになりたいって言い出したら、
親心配するんじゃないですか。
みたいなのが多分あったのか、
なぜかその頃には結構、
一緒にホテルやりたいみたいな。
ホテルやりたいっていう夢を応援したいモードになってて、
母親が。
っていうのもあって、
一緒にフラノで頑張ろうみたいな感じで、
このフラノに飛んで、バイバイ契約して、
で、会社創業したっていうのが創業までです。
へぇ〜。
じゃあ、ある意味、そのお母様が結構後押ししてくれたっていうのが大分大きいってことですね。
母と一緒に起業してるんで、
それはもうめちゃくちゃありますね。
だってまあ大学生じゃ買えないですからね。
でもなんか逆に言うと、
30:01
なんか親が資産家なのでは?みたいな。
ゆうざき商工、親が財産家ってなんか挫折される。
まあでも、そう思うのは当然だと思うんですけど、
財産家だったら、
フラノのペンションから始めないじゃないですか。
なんか、親がいたからこそできたって側面はめちゃくちゃあると思ってるけど、
親が特別なんかこう、もうブルジョア人とかでは全くないよっていう感じですかね。
いや、なんか全然、僕は今内部の人間なんで、
しょうこさんのSNSのフォロワーの方がどう見えてるか正確にはわかんないんですけど、
なんか資本じゃなくて、マンパワーでやってる会社っていう見え方してると思うんやけどなっていう、結構なんか。
そうだよね。
それが良さだと思ってるんですかね、個人的にはね。
ライブスの力でやってるところは多いんやると思うんで。
そうですよね。
なんかその辺りとかまた、このポッドキャストでもそういう話とか、
施設ごとの話とかもしていけたらと思うんですけれども。
まあ、ということでね、第一回で会社の成り立ち。
そうだね、ほんまに始まるまでって。
いや、なんか、しょうこさんが出演されてるラジオとか、僕ちょくちょく聞いてるんですけど。
あ、そうなんですか。
知らなかった。
いや、なんか結構表層的な部分よりかは、しょうこさんの個人の思い出ベースの話聞けたんで、すごい貴重な。
ありがとうございます。
貴重な内容で。
ひたすら私がなんか映画見てるかもね。
一応この番組、ポッドキャストなんで、聞いてくださってる方からとかも、
まあなんか意見とか質問とか、そういうのを募集して、そういうのに答えていけたらなっていう部分もありまして、
実はメールアドレスもございますので、そちらまで送っていただければと思いますので、
それらすべての宛先は、概要欄にあるお便り本もしくは、
podcastsuiseiinc.co.jpまでお願いします。
お願いします。
ということで、水星獣計画は毎週水曜夜に配信予定です。
それでは皆様、おやすみなさいませ。
おやすみなさいませ。
32:52

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