1. 戦略的幸福論〜AI時代をどう生きる?〜
  2. #53「帰国して感じる日本の良..
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文化差異 / 日英比較 / 擦り合わせ文化 / モジュール文化 / 公共サービス / SINIC理論 / 最適化社会 / 自立社会 / 子育て環境 / 価値観 / 適応力 / テクノロジー / 社会変革 / 物価差 / イノベーション


▼今回のテーマ

このエピソードでは、イギリスから日本に帰国したリチャが感じた文化の違いや価値観の差異について語っています。日本の食の豊かさや物価の安さ、公共サービスの丁寧さを実感する一方、イギリスと日本では「お互い様」の精神と「迷惑をかけない」文化の違いが対照的に表れていることを指摘。特に公共トイレの清潔さと子育て環境をめぐる文化差が興味深く語られます。また、日本の「擦り合わせ文化」と欧米の「モジュール文化」の対比から、産業構造の変化や社会の進化について考察。オムロン創業者が提唱したSINIC理論を参照しながら、最適化社会から自立社会、そして自然社会へと移行していく未来像について議論し、急速な社会変化への柔軟な適応の重要性を説いています。最後に、子どもたちがいかに環境変化に柔軟に対応できるかという実例も共有されています。


▼番組概要

「子どもたちに何を本当に残すべきか?」——父親だからこそ見える、人生の真理を探求し、『暮らし(お金、キャリア、家庭)を革新する問い』を次世代に贈る番組。MCは住商・リクルートから主夫に転身したイギリス系ハーフのリチャと、500億円暗号資産消失から出家修行を経て人生の本質に目覚めた日系アメリカ人のかがやき。AIが社会を激変させるこれからの時代を父達が哲学します。

▼ハッシュタグ:#戦略的幸福論

▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください:⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/UC8CkxdGqxE8zheTA

▼パーソナリティ岡田毅志リチャード(リチャ/プロコーチ) https://x.com/tiedfamily244

住友商事、リクルートを経て妻の海外駐在に同行するため退職し、バリバリのサラリーマンから一転、主夫として渡英。2児の父。筋トレ、読書、ストレッチが日課。国際コーチング連盟認定コーチ

河畠ライアン輝(かがやき/個人投資家/プロコーチ)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kagayakimann

所属するコインチェックが約500億円盗まれ資本主義的幸せの限界を体感。出家体験で俗世を離脱後、仏教にはまる。エンジェル投資16社。元野総、エクサウィザーズ、VC、起業家、芸人。10店舗経営する2児の父。国際コーチング連盟認定コーチ。

サマリー

帰国後、日本の物価や公共サービスの丁寧さ、清潔なトイレに感動し、イギリスとの違いを実感している様子が描かれています。また、異文化体験を通じて子どもたちの適応力や文化価値観について振り返っています。このエピソードでは、イギリスと日本の文化価値観の対比、公共サービスの丁寧さ、トイレの清潔さ、多様な子どもの適応力について語られています。さらに、SINIC理論に基づいて、異文化体験から得られる気づきの重要性についても考察されています。ポッドキャストでは、イギリスと日本の物価差や公共サービスの質、トイレの清潔さについて議論し、特に子どもの適応力の素晴らしさが強調されています。また、文化価値観の違いや異文化体験から得られる気づきについても触れています。

日本の物価と生活の楽しさ
うん、なんか俺たち法職の時代に生きてたんだな。っていうのをね、毎日ね、スーパーとかコンビニとか行くわけだけれども、
まあそれだけでね、あの本当に楽しくて楽しくて仕方ないよ私は。
主婦というものを向こうで経験したからこそ、そこの視点が改造で上がってるというか。
変化を受け入れられる柔軟な自分であろうぜっていうことを、自分と、そして下の世代と、に、やっていけるような事故を築いていきますよね。
戦略的幸福論です。
イギリス系日本人のリチャードと、
アメリカ育ちの日本人、川端ライアン輝之です。
はい、ということで、日本帰ってきましたよ輝之さん。
お帰りなさい。
ただいまでございます。
いやー、日本ね、いい国っすよ。知ってました?
日本最高っすよね。いや、知ってます知ってます。もう、一番感じてます。
あのー、それにしたって安いよ。
なんかこの前も、スーパー行ってさ、カツオのたたき、10切れが500円。
もうどうなってんだと。
ロンドンだったらね、ロンドンだったら3000円じゃない?カツオのたたき、10切れは。
10切れ?やばっ。
4切れ1000円とかだと思うよ、多分感覚としては。
もっとだね。だから、いやーすげー。
まあね、刺身を食うっていうのが、そもそもロンドンだと贅沢というか、
生魚食う習慣のないところで生魚食うっていうのは、それは高くつくわなっていうのはわかるんだけれども、
それにしたってね、だって今日スーパー行ったらもやし25円だったよ、一パック。
25円か、ありがたいなって。
25円。
それにかけるドレッシングとかもめちゃめちゃ種類あるじゃん、ノンオイルとか。
異文化経験の影響
ある。ある。何でも食べれる。
なのでなんか、なんか俺たち宝食の時代に生きてたんだなっていうのをね、
なんかやっぱ、このすげーなと思ったのが、これだけ食べ物充実してるのってさ、今に始まった話じゃなくてさ、
私がイギリスに行く2年半前からずっとそうだったわけじゃん。
それよりずっと前からそうで、行って帰ってきて気づいたことなんだよね。
こんだけ食が充実してるって。
帰ってきてから毎日ね、スーパーとかコンビニとか行くわけだけれども、
それだけでね、本当に楽しくて楽しくて仕方ないよ私は。
まあそうだろうね。しかも主婦というものを向こうで経験したからこそ、そこの視点が改造が上がってるというか。
あーそうね。確かに。
そうだね。料理をね、主にするのが私になって、
で、今、フィジーク、ボディビルだよね。
フィジークの大会に向けて準備をして、食事制限とかもしている中なので、
食えるもの食えないものっていうのが、イギリスだと少なかったのが、
こっち来たらさ、虫棒の○○とかさ、糖質カットの○○とかめちゃめちゃたくさんあるので、
主婦の観点で子供たちに作る料理も、あと自分で食べるものも、全部よりどりみどりで選び放題。
しかもイギリスに行ったときの体感3分の1から半額ぐらいの価格設定で楽しめるから、
こんなにいい話ないぜっていう状態がね、続いてるんですけど。
公共サービスの丁寧さ
料理の値段に始まったことはないな。料理の値段の話ももちろんなんだけれども、
お役所とかでもすごく感じるよ、日本人が。
お役所でも?どこら辺に?
だって向こうだと窓口の人の気分で対応があるからね。
ああ、そういうことね。確かにあるわ。あるある。
手続きが資格子面じゃないんだよね。
お役所仕事って、いろんなことをたらい回しにする表現だけども、
どうしてもそうなってるんだっていうのが、日本側の市役所とかでの事情だと思うの。
本当にそうなんだと。
あっちはこっちに行けと。こっちはあっちに行けと言われたと。
でも確かにこの状態だとそうっていうのが日本だとよくあると思うんですよ。
最終的にそれ全部理解しないこっちが悪いってなると思うんだけど。
イギリス行くと、ただただ担当者が雰囲気で振ってるとかね。こっちじゃないみたいな。
で、結局そっちが間違ってたよね。
役所側が間違ってたよねっていう時も、謝ったりはしないじゃない?窓口の人。
謝んなそう。
謝んないよ、絶対。だって謝ったほうが悪いんだもん。
でも日本の役所だとさ、順番待ちの札を取って、誰も待っていないけれども、札を取って。
呼ばれて行ったら、「お待たせしました。」って言って。
申し訳なさそうにさ、ずっと待ってないのにこっち。
お待たせいたしましたって言って。
しかもさ、転入の手続きで来たからお客様なわけ、こちら。
役所に出向いてさ、いろんな手続きをしてさ、もらってる立場なのにこっちは。
なのにお客様になっていて、ようこそ丸々支援みたいな感じでね、案内してくれてさ、
すごくね、こんなに丁寧にしてもらわなくていいんですと。
私めなんかにっていうふうに思うくらいには、市役所で。
だから悪い気分はしなかったね。
実際ちょっとなんだろうな、やっぱ海外からの転入だから、いろいろ手続きがあったので、
たらい回し感はあったにはあったんだけれども、
でもこれだけ煩雑な仕組み。
小児、医療所、小児の子供たちの医療費が無料になるサポートとか、
僕の住んでる地域だと児童手当が1人いくらもらえるとか、
そういうすごく各家庭の状況に応じて、いろんなお金を分配するとか、
制度を適用するみたいな話を、維持運営管理していくために、
まあこういう仕組みになるよねと、本人確認とか。
そういう煩雑な入力事項とか、いろいろ出てくるよなっていうのも、
これはしょうがないよなっていうふうに受け止めてみると、
やっぱりお役所仕事を揶揄する気にはならなかったね。
異文化体験と文化価値観
それよりも自分の気持ちよく手続きを進めさせてくれる日本の職員の皆さんに、
感謝の気持ちが止まらないんですよ、私は。
おもてなしを感じてますね。
これおもてなしなのかな。面白いよね。
おもてなしなのかっていうと、
やっぱ各職員がその場を一番よく収めるように最適化していった結果、
イギリスだと窓口が強くて、窓口担当者が強くて自分の気分で、
その日はこっちだって言ったり、次の日はこっちはないって言ったりしてしまう。
そう振る舞っていたほうが良いという最適化が繰り返されていった結果、
役所が市民というか国民から揶揄される対象になってるみたいな。
日本は目の前の人になるべく気持ちよくなってもらうっていうのが、
一番良いっていう最適化が繰り返された結果だったりするのかなとは。
そんな仕組み化されてないっていう印象を受けたけどね、イギリスのほうは。
仕組み化どっち?されてない。
されてないのがイギリスで、日本のほうは圧倒的に仕組み化されていて、
一人一人が歯車としてしっかり動いてるっていう。
誰を投入してもちゃんと回る仕組み。
その感覚って面白いね。逆のことを思ってたもん。
日本は、イギリスやアメリカ、もう欧米と言おう。
欧米は人が間違いを犯すとか、ズルをするとか、
誤った案内をするとか、そういうものが織り込まれていて。
それでもストップしない形。ある程度のエラーとかは仕方ないと。
例えば税金とか思いっきり多く徴収しちゃったけど、最後に全部返すわーって徴収を取りに行くみたいな。
誰が担当者であったとしても最終的にケツを拭くことが決まっているというか。
何か新しいことを始めたら絶対間違いが起きるんだから、後で直せばいいよねっていう態度が欧米のそれで。
一方で日本だと、こうやるって決めたんだから間違えちゃダメでしょっていうことで。
細かな間違いは起こってはいけないものとして振る舞っている。
その結果現場に歪みが出て、その歪みを現場のスーパー職員たちがそのスキルと経験で持って解決していってしまうっていう。
だから大元が問題提起が届かないっていう。
なので日本の方が俗人的なんじゃないのかなっていうふうに思ってた。
そういうことね。
そうなのか、確かに。
どう?
アメリカとかちょっと欧米の質感を忘れてる感じがあるから。
日本の方が細かいよね。
税金の確定申告とかイメージしてもらうとわかりやすいけど、いろんな税金の項目があってそれ一個一個埋めてみたいな。
その結果仕組み自体がすごい複雑になっていって。
そのせいで下の人たちに細かい、最適化、仕組み化をすごい細かくした結果すごい複雑になっていて。
もっとシンプルな仕組みにすればいいのにみたいな。
そういうイメージが日本はあるな。
アメリカとかは割と仕組みがめっちゃシンプルみたいな。
仕組みがすごいシンプルで。
今西田さんが言ったように、後から長寿で合わせるみたいな。
より効率的ではあるんだよね、多分欧米のほうが。
全体の効率で言うと。
面白い。この話面白いな。
泣く人多いじゃん、絶対。欧米の大味な運営のほうが。
だってこの世はあまりにも複雑じゃないか。
子供一人、例えば高校無償化を進めます、とかなって。
無償化の対象は、今令和7年。
令和8年入学以降の全ての児童、生徒の学費を無償にしますって言ったら、
令和7年までに入学した人たちは対象じゃなくなるから、
足を引っ張る人がたくさん出てくるじゃないですか。
年齢で差別するのか、みたいなことを言い出す人たちもたくさんいるかもしれない。
だから制度とか行政、政治なのかな。
公的な施策っていうのは全て反発勢力、反対勢力を抱き込みながら進めていかざるを得ないっていうのが現実じゃないですか。
そこのときに角にめくばせをしていくのが日本のスタイルなのか、
あるいは政権が不安定な状態における与党の動きなのか、ちょっとよくわからないけれども。
とにかく世の中ってめちゃめちゃ複雑で、何かいいことをやろうと思ったときに、
そのときに満たされない不満を覚える人たちがいて、
そういう人たちも黙らせながら進めるのか、あるいはみんなお互い様だよねって思いながら進めていくのか、
っていうところで結構、世の中のそこらへんが文化なのかな。
とか思ったりするな。
一個、この日本投影の制度の話、あんまり詳しくない中で雰囲気でしゃべってるけど、
でも一個、これ確からしいなって思ってる話があってね。
なんで日本のトイレが綺麗かみたいな。
食事中の人がいたら申し訳ないんですけど。
イギリスってさ、僕も子供たちも妻もみんな不満なのが、公衆トイレの汚さ。
うん、汚い。
うん、汚いよね。そしてこれはイギリスに限った話じゃなくて、
日本以外の多くの海外旅行をして、あるいは海外に暮らしている日本人がもう泣きどころ。
女性側に至っては大便器で便座がないみたいなことが日常で。
イギリス、ロンドンでもさ、駅のトイレ。
綺麗な個室を探すのがすごく大変みたいな。
端から全部開けていくみたいな感じのことをして。
なんでこんなの?っていうときに、
一方で、これはイギリスのほうがよかったわっていう話は、
電車の中で子供に対してめちゃめちゃ席を譲ってくれるっていう。
あるいは女性が大きな荷物を抱えていたら、さっと何人も助けに来てくれるし、
朝のラッシュアワーでも子供に電車の席を譲ってくれると。
すごく親切なんちゃう?イギリスの人たち。
これは何?思いやりなのかっていうと、
じゃあなんでトイレ汚いんだよってなるじゃないですか。
綺麗に使えよと思いやりがあるなと。
じゃあ、日本のトイレ綺麗じゃないですか。
みんな一人一人綺麗に使ってるから綺麗なんですよ。
別に掃除が行き続いてるっていうのもそうだと思うけど、
そもそもからして、汚いトイレも日本にもありますよ。
あるけれど、多くの公共施設、駅のトイレは綺麗じゃないですか。
それは一人一人が綺麗に使ってるから。
それぐらいのはっきりした差がそこにはあるんだけれども、
じゃあそれって思いやりかっていうと、
日本は子供に冷たいじゃないですか。
その傾向は強い。
ベビーカーを畳みなさい。カスですか?みたいな雰囲気あるじゃないですか。
じゃあそれって思いやりがないからそうなのかっていうと、
同じ根っこにある話かなと思っていて、
僕が見立ててるのは、お互い様の精神がかなり進んだ結果、
文化価値観の対比
トイレとか汚いけど仕方ないよねみたいな。お互い様だよねみたいな。
これが欧米のお互い様精神の成れの果てで。
その代わり子供が騒いでうるさい。でも仕方ないよねみんな子供だったよとか。
子育て大変だったよねっていうお互い様っていうことで思いやりに発展していく。
日本の場合はこれが逆に作用する。
俺は迷惑かけないからお前も俺に迷惑かけるんじゃね?っていう。
そういうループに入って連鎖として、
負の連鎖なのか正の連鎖なのかわかんないけど、
良く回っていく。悪い面は空気として、
子育て世代にきついみたいな。
そういうものとして表出してるのかなーなんていうのをね、
イギリスに暮らして1年ぐらいした時に持って帰ってきてまた感じてるよ。
確かに。
その側面は、
欧米もそうだし、インドの教育もそうだっていう風に言われてるよね。
インドとかって確か自分も人に迷惑かけてるんだから、
迷惑かけてくれる人を許すみたいな。
そういう日本と逆の教えみたいなところがあるらしい。
日本の場合だと逆じゃん。
人に迷惑かけちゃいけません。
教育と適応力
だから極力迷惑かけないようにする。
その結果、
インド人とかってめちゃくちゃ積極的だし、発言とかも。
自分からグイグイ行くみたいな。
だからそういう国民的な性質があるからこそ、
アメリカで成功してるインド人が多いっていう。
要は欧米の文化にカルチャーとインドのカルチャーがフィットしたから、
多分上に行く人が多いっていうのがあるんだろうなっていう、
欧米の社会でインド人が。
ありそう。
ありそうだし、半ば証明されてるよね、それはね。
半ば証明されてる。マイクロソフトとかグーグルとか全員インド人とか。
そうだよね。みんなインド人だよね。
あれすごいよなって思ってさ、
スナック首相もインド系じゃないか。
前首相だね、イギリスの。
インド系だね、イギリス人だけど彼は。
だからすごいよね。
こういうふうに。
なんだろうね。
この2つの例を出してさ、インドの例も出してもらって、
踏まえて私が思ってるのはなんだろうね。
いろいろあるんだよねっていう。
どっちがいい悪いではなくて、
輝く言ってくれたように、
欧米が覇権を握っているIT産業とか、
現代の社会において、
成果につながりやすい機質、文化ファー、
インドとかのそれだったって話なのかなっていう。
そう思う。今の時代においてっていうところだよね。
リクルートのOBで、
エビハラさんっていう人事系、HR系の論学として、
イケイケドンドンな人がいるんだけれども、
私より20個ぐらい上の人かな。
彼が前に話してた話で、
日本のすり合わせ文化と欧米のモジュール文化って違いがあるんだって話をしてて。
これ面白かったのね。
すり合わせ文化っていうのは、
要するに車産業に代表されるものなんですよ。
何かっていうと、車を一つ作り上げるためには、
内燃機関、要するにエンジンだよね。
ガソリン燃やして、そのパワーを動力に変えるエンジンの機構があって、
車の中にはどうしてもこのエンジン、めちゃめちゃかっこいいデザインっていうものと、
人が4人から5人乗れる空間っていうものと、
全部をすり合わせて、
1台の車を作っていくっていう。
何万というピースを組み上げて。
で、ちょっとエンジンの設計が変わったら、
シャーシ、台座というか、そこの部分のデザインを変えて、
それに合わせていろいろな、
あらゆる場所のデザインを調整していかなければいけないっていうのが車産業で、
それをしかも元受けから、下受けの下受けの下受けの、
ものすごい数のサプライヤーたちが、みんなですり合わせて、
1台の車を作って出していくっていう。
それを垂直統合でやり遂げた、
トヨタの看板方式みたいなものがあって、
世界の覇権を握ったんだという。
これが20世紀の産業における日本の優位性だったんだと。
すり合わせ文化っていうのが。
一方の反対がモジュール文化っていうもので、
これは俺たちはこういうものをやっていますと。
それを売るっていう。
だから、例えばITサービスを導入するときに、
いちいちカスタマイズしないんだと。
いやいや、チームはこうですよ。
いやいや、SAPはこうですよっていうことで。
これらのモジュールを増やして売っていくと。
自動車に当てはまると、これは電気自動車の考え方になるわけです。
電気自動車はただただモーターがタイヤを回して走るので、
車の中を複雑な配管とか、エンジンとか、
火が燃えたりとかするのしないんで、
ただただモーターでタイヤが回るところにボディを乗っけるだけなんで、
外から見たら見た目は同じだけど、中身っていうのは部品が半分以下になっていて、
ほとんどが電気系統なので。
車種とボディが組み合わされば、電気自動車はできなくてしまうと。
ガソリン車を比べる難しさに比べたら、そういう感じだと。
日本の擦り合わせっていうのが、この得意技である擦り合わせが、
製造過程で不要になってしまうんだっていうところで、
こういう優位性の転換が起こってるんだよっていうお話をしていたな。
異文化体験から学ぶ
っていうことを思い出しまして。
こういう話も、どっちが正解だっていうよりは、
その時々、その産業にフィットしている文化的な背景ってあるよねっていうところは、
踏まえておくと、自分が難しさとかやるせなさとかに直面したときに、
やり過ごすためのヒントになりそうだなっていうのを思い出したんですよ。
やっぱりアプローチが一番最初の話と近い感じも聞いてて。
シンプルだよね、仕組みが欧米のほうは。
そういうことになるね。
確立的な仕組みがそもそもあって、それにみんなに合わせてもらうみたいな感じと。
でも日本のこれからの時代って意味だと、
多分、欧米じゃないほうの質感に映っていくような感じが個人的にはしていて。
なんかね、僕もそう思うんですよ。
複雑な世の中の中で、やっぱりいろんな個性とか個があって、
それをダイバーシティとかいう言葉で分断させるんじゃなくて、
その中でちゃんとみんなが調和して自然に自立して、
調和の中で生きていくみたいな、そういう世界観を持ってるのって、
東洋的な文化だと思うんだよね。
日本とかってヤゴロウズの神って言って、神様がもうね、死ぬほどいるっていう。
しかも全員受け入れちゃうのが日本人みたいな、すべての神を。
だからクリスマスもハロウィンも祝うしみたいな。
そういうマインドセットがある文化のほうが、
たぶん戦争とかも起こりそうだし、
これからの世界でいい世の中を作っていくためには、
そっちのそういう複雑なものを一つの調和されたオーケストラみたいな、
その中でシンフォニーを奏でるみたいな、
そういう形のほうがこれからの時代大事なんだろうなっていうのをね、
サイニック理論とかを、
サイニック理論って何ですか?
オムロンの創業者が論じた理論で、
もうすごい昔ですよ。
もうたぶんインターネットもないし、
もう何にもない時代だったんですけど、
オムロンの創業者が、
オムロンの創業者が、
オムロンの創業者が、
インターネットもないし、
もう何にもない時代、
何にもないって言ったら言い過ぎだけど、
具体的な年度は忘れたけど、
この時代によくそこまで未来予想できましたねっていう、
その年表みたいなのを作ったオムロンの会長の人がいるんだけど、
結構いろんな人がそれを参考に、
結構時代を進めてたりもしていて、
今の手前のフェーズちょっと忘れちゃったんだけど、
今は最適化社会にいますと。
2025年から。
ちょっと前から2025年からこれからみたいなこと。
今は最適化社会で、いろんなものが最適化されていくような感じになってきますと。
その次のフェーズが、
自立社会になってきますと。
最適化された中で、
次は一人一人が自立して生きて、
その中で長和を生んでいくみたいな世界になってきますと。
最終形態が自然社会っていう、
自然社会だったかな。
自然って書いて。
自然な社会では本当に、
森みたいな、
森羅万象の中で、
それぞれがありのままで生きているだけで、
長和できる世界が訪れると。
それを支えするテクノロジーとして、
産業革命があったり、
IT革命があったり、
これから先発達するテクノロジーが、
精神的なものを支援するようなテクノロジーだったり、
サイコーシネティクスみたいな、
ちょっと言葉忘れちゃったけど。
要はITから人間の精神性とか、
そういったものを支援するテクノロジーが、
今後は発達していって、
それによって、
最適化社会から自立社会、
そして自然社会に移っていくっていう。
この理論を見ていくと、
確かに今そういう風に進んでるなって、
いろんな事例を見てて思うわけですよ。
AIの圧倒的進歩とかも、
これを突き詰めたら、
最適化社会が完全に訪れるわけで、
それによって自立社会が生まれて、
その中で、
この過渡期の中で、
どういう時代になっていくかっていったら、
多分人々の精神性をどうにかして支えないといけないから、
そういう技術も発達してくると。
この年表をこの人は、
大昔に作ったわけですよ。
そういう未来になりますみたいな。
テクノロジーも込みで、
社会の変化と。
今のところ全部言い当ててて。
今最後の3フェーズだけ喋ったけど、
その前のフェーズ全部当ててるんですよ。
ヤバいな。
前にも紹介してもらったのに、
読んでないのが恥ずかしいんだけど、
これきっかけで全部おさらいというか、
僕にとっては初めてだから、
どう読もうと思ったわ。
ヤバいな。
すごい面白い。
AIによって最適化された娯楽とかさ、
提供されるし、
あとペインも解消されちゃうじゃない。
困ったことがあるなと思ったら、
とりあえずGoogleだったのが、
とりあえずChatGPTに聞けばいいみたいな感じになって、
かなり具体的な解決策を提示してくれて、
何なら代わりにやってくれるっていうところまで来たじゃないですか。
なので娯楽エンターテインメントの文脈じゃなくて、
実際に我々が富を得ている方法、
お給料をもらっている方法とか、
事業としてお金を稼いでいる方法のところにまで、
入り込んできてくれていて、
相当人間がやらなければいけないことっていうのは、
減ってるっていう実感があると。
あともう一つ思ったのが、
法職の時代の話さっきしたけどさ、
今ボディフィールの大会に向けて、
すごくクリーンな食事を毎日とってるんだけれども、
そうすると味覚とかさ、
食に対する感覚がすごく敏感になってきて、
ほんのちょっとの塩とか、
だしとかでめちゃめちゃ美味しいとか、
幸せを感じられるんですよ僕、今。
めっちゃわかる。
あるでしょ。
断食とかも輝くんやってたしさ、
そういうボディフィールとかやってる人たち、
みんな同じようなことを言うんですよね。
その食事をすごく制限して、
無頓着な人もいるけど、
でもこちらの感覚を鋭敏にすることで、
あるいは健康体を保つことで、
幸せを感じるためのハードルとかも下がっていて、
加えて本当に安価で美味しくて、
体にいい食べ物とかも、
コンビニでありつける時代なんですよね。
今すぐ最適化社会を、
個人個人は生きていくことができそうだな、
っていうことを思う一方で、
それを許さないスナック菓子メーカーとか、
刺激的なスパイスを作って売る産業とか、
あるいはドーパミンをドバドバ出させたい、
SNSプラットフォームフォーマーとか、
自立社会の到来によって損をこむる、
このまま来てもらっちゃ困る、みたいな。
今の産業構造を維持して、
今の産業構造で取れる利益を最大に貪りたい、
みたいな。
そんな下世話で直接的な言い方ではないけれど、
今のパラダイムで、
しっかりと収益を上げて、
家族を養って、
自分も老後の安心を獲得しよう、みたいに、
一生懸命働いてる人たちは、
そういう世の中の進化の足を引っ張ってる、
っていうふうにも言えたりするのかな、
なんてことを思いながら今聞いてた、
輝くんの話を。
そうなんじゃないかな。
どうなんだろう。
向かった見方をしてしまうんだけども、
何だろうな、下に構えるというかさ。
たぶんそれが生き切る、
最終形態に入ってるってことだと思うんだよね、
その最適化が。
なるほど。
仕切った結果、
今、AIも出てきて、
たぶん人間が最適化されきった社会ってものを味わって、
その中での物足りなさとか限界も感じて、
事実社会に移っていくっていうフェーズ。
しかも面白いのが、
例えば工業化社会っていうフェーズも、
昔はあったんだけど、
そのスパンが結構長いのね。
一つのフェーズで、
たぶん25年、50年ぐらいあったんだけど、
最適化社会から事実社会から自然社会の
このスパンっていうのが、
2025年から2050年ぐらいのスパンなんだよね。
だから25年の間で、
この2つのフェーズに突入するっていう。
たぶん劇的な変化がこれから起こっていくっていう
ことでもあるなっていう風に見ていて。
首がちょん切れて、
体にもうついてないってことに気づかないまま生きてる
状態とかになるかもしれないってことだよね。
全然違う質感の世界に移行していくっていう話だと思っていて。
我々よくAI社会の後にどうなるみたいな話をしてきてたけどさ、
ところかがれば全く違うパラダイムで
世の中って動いてるんだっていうことに気づいたんだよっていう話を
たぶん僕前半したことになるのかな。
今振り返って後付けだけれどもさ。
国々の文化とか規範とかがあって、
それだって全く違う前提で動いていて。
日本人である僕が海外に移住したならば、
それに適応していく必要がおかれ少なかであるっていう。
今起こっている時代の変化は、
全地域に対して一斉に起こっていく急激な変化で、
それを受け入れられるかどうかは置いといて
受け入れていかなければいけないっていうところが多分あって。
そういう変化っていうのは別に人類が初めて経験することではないと。
このスピードで世の中が変わっていくのは初めてだけれども、
例えばところ変われば全然違う規範で動いている世界に
飛び込むっていう経験はできるし、
全部が全部、今までの価値観が全く変わってしまうっていうことに
必ずしも怯えて震える必要はなくて、
そういう変化を受け入れられる柔軟な自分であろうぜっていうことを
自分と、そして下の世代とに語っていけるような事故を
築いていきますよねって。そういう話ですか?
そうですね。一部そういう話かな。
分かんないよ。一部そういう話かな。
僕はそう解釈しましたっていう感じで、
ちょっと強引にまとめにいってしまいましたけれども、
オムロンのサイニック理論、サイニックさんが作ったんですかね。
サイニックさんではない。
こんなに無知を晒す必要はないんだ、俺が。
でも後でまた僕も言っておきますという感じで、
今日はこんな感じですかね。
そうですね。そんな感じで終了できますか。
はい。
アフタートークの部類に入るんですけど、
先週話してた僕の息子がね、
イギリスで最後の学校の日々が離れるのが悲しくて悲しくて、
毎晩泣いてるんだと。
言ってた言ってた。
この悲しみはいつ終わるのと。
言ってたんだよね。日本帰ってきてさ。
2、3日休んで、いきなり入学式と上野校は転校で資料式だったんだけれども、
毎日近所の同級生と遊べるのが嬉しすぎて楽しすぎて、
疲れて飯食ってすぐ寝ちゃうっていう生活を繰り返してて、
悲しむ間もなく1週間が過ぎようとしております。
素晴らしい。
息子大丈夫です。
子供の適応能力すごいなって毎回思うね。
そうだね。
悲しみに浸らないようにしてっていう可能性ももちろんあるんだけども、
それ以上にね、子供も楽しくて楽しくて、
やばいっすっていう感じで生きてるからね。
その点も僕はとっても嬉しいです。
日本帰ってきて良かったなと。
一つ心配事が減ったし、むしろ嬉しいことになったなという感じでやっておりますよっていうご報告でした。
いいですね。何よりです。
何よりでございました。
じゃあ今日も締めていきます。
戦略的幸福論では、父親の視点からキャリア、お金、家庭といった生きることをテーマに配信しております。
このチャンネルのプロフィール欄からお便りを募集しているので、
感想や取り扱ってほしいテーマなどぜひ投稿してみてください。
コメントも全部読んでます。
チャンネルのフォローもぜひよろしくお願いいたします。
またNOとのメンバーシップを開始しております。
概要欄から覗いてみてください。
それでは皆さん、またお会いしましょう。
38:30

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