迷ってますね。
迷ってますね。
ひしひしと伝わってくる。
整理していきましょうかね。
同じ会社で働いてますと。
11年同じ会社で働いてて、
同期が独立したり転職したりでうまくいってるっていう。
取り残されているっていう不安、焦り。
まあ、戦亡とかもあるんでしょうね。
で、あとは今の給料だと不安ということもおっしゃってる。
ですね。
シングルインカムなんですかね。
だから専業主婦っぽい感じですよね、奥さんの。
書いてはないけど。
うん、だって勝者マンね、今すごく給料上がってて。
まあまあまあでも、この先どうなるか分からんっていう観点からね。
不安を感じていると。
なるほどな。
どうですか、香川さん、お便りを受けて。
なるほどな。
まあ、よくこの手の悩みはいたらくなっていう感じですね。
うんうん、コーチングとか。
コーチングとかしてても、この板挟み感というか。
結構でも上昇志向も強いのかなとか思ったり。
自分の周りで同じような状況の、昔の小学生の、小学校の同級生とかと話しても、
まあ今のままでいいっしょっていう、同じ状況でもそういう風に捉える人もいる。
うん、確かにね。
大丈夫っしょみたいな。
まあでもこの方はね、そうではなくて、こう、もがいてる感じがするんで。
まあかなりね、どうにかしなきゃっていう思いと。
結構会社の中でも、こう、頑張っちゃうタイプの人なのかなみたいな感じが。
うん。
なんかまあパッと見の、聞いた印象としてはそんな印象を受けましたね。
そうね。なんか文章から僕が受けた印象は、なんか転職ありきで頭の中が染まってる可能性があると。
うん。
っていうところ。
こう、今の会社にずっといることがまずいことで、
外に出ないと、出るなら早くしないと、遅れてしまう、判断が遅れてしまうっていう恐怖がかなりのところを占めていて。
で、おまけに奥さんも反対しているし、一方でみんな先に行っちゃうしっていう焦りを加速させてる構造が彼の悩みの中にあるんじゃないかな。
うーん、確かに。
今の会社でそのまま続けて働いていくことに対する評価がフワッとしてる気がする。
うん、そうね。そっちのオプションを考えきれてないっていう。
うん、そうね。それによってどんなリスクを自分が負うことになるのか。
確かにね、AIで今めちゃめちゃ仕事が減る。僕らもよくね、この番組でAIで新卒いらないよねとかさ。
そんな極端なことは言ってないが、将来AGIが達成されて、人間のやることってほとんどなくなる可能性が高いよねっていう立場に我々立っている中で、
一社しか知らない、しかもメンバーやマネージャーの立場しか知らない状態で、事業を自分で作ってお金を稼ぐっていうことを知らない状態で、
そういう大AI時代みたいなのが来たときに、それは不安だよなっていうのはわかるんですけど、
私本当に自社に留まることがどれくらいのリスクを負っていることになるのかっていうのは未知数でもあるので、
もう少し定量的な評価をできるように分解してみたほうがいいのかなっていうのは思いましたね。
うーん、確かにそうですね。あとはもう本当に不安と恐れですよね、全てのこの行動の原動力というか。
その質感も悪循環を生みそうだなっていう感じが、自分の周りにも結構、お子さんがまだ小さいんですよね、おそらく子供が小さいんだから。
うん、5歳と2歳。
そうか、5歳と2歳って書いてあるんですね。
自分の周りにも結構、子供が出来立ての奥さんとか、今までは自由にやってもいいよっていう姿勢だったのに、
突然、手のひら180度こうひっくり返しちゃうみたいな状況の人が、まあまあいたりして。
でもその旦那さんは結構、自由奔放に、もうそういうあなたが好きみたいな感じだったのに、生まれた途端に奔放、その根底の考えが変わっちゃうみたいな。
うん。
だからなんかそういうものも受け取ってしまいますよね。
うん、そうだよな。なんかさ、でも例えばさ、敵をバッタバッタ倒すアクションスターがさ、抱っこ紐で赤ちゃん抱えたまま同じようには戦えないじゃんみたいな。
まあまさに、確かに。
そういうことがやっぱ子供生まれると起こるんじゃない?
起こるよね。
なんかワイルドスピードでそういうのあった気がする。
赤ちゃんのベビーシートを抱えたまま、暴漢に襲われまくってるのを戦うみたいなのがあったんだけどさ。
まあそれでも彼は戦うんだが、まあそれスーパーマンだからな。
この人の一番の問題っていうとすごく悪く聞こえるかもしれないが、構造的に解決に向かってアクションするべきは、奥さんとの意見の相違のとこじゃない?
そうだね。
安定志向の奥さんが転職に大反対だけどさ、一者にとどまること、盲目的にね、が結構博打ではあるっていう見方もできるじゃないか。
そうね。リスクを取らないことがリスクってね、ザッカーバーグも言ってますからね。
ザッカーバーグもね。だし、言い尽くされた言葉ではあるし、転職エージェントのいいキャッチコピーにはなってんのかなと。
思ってしまうんだけれども、見方によっちゃって話ですよね。
自分の資産をすべて円で持つことがリスクであるっていうのがなんとなくわかるじゃない。円ドルのレートってさ、ここ10年15年でとんでもなく上下したわけで。
私がプルデンシャルの外科立ての保険に入ったとき、1ドル85円でしたよ。
うん。ね。すごい時代ですよ。
ね。全然違う金額の保険料を毎月払ってますよ。
当初の想定とね。あれ?と思ってるけれど。
だから外科を持たずにすべての資産を円で持つっていうことと、自分の仕事、あるいは自分のお家の収入が一社でのお給料に依存するっていうことが結構な博打なんだよっていう見方はできる。
でもそれでもある程度の期待値ってのがあるわけじゃないですか。
一社に張ってこの会社が最悪こうなるみたいなところを出し、最悪の最悪クビになってしまうというか、早期退職の対象になってしまうみたいなことが起こったときに自分は最終職できるのかとか、そういうとこまで含めた最悪のシナリオのその先にどうやってリカバーするかっていうところまでを一緒に考えたならば、今転職することっていうのがどれくらい妥当な選択肢かっていう議論を初めて奥さんとできると思うんですよ。
ポジティブサイドのさ、転職してキャリアをチェンジすることが自分たちにとってこういう良いことなんだっていうポジティブサイドの話ばっかりしても、多分奥さん納得しづらいと思うんですよね。
この一番最後のその一緒にワクワク共有したいみたいなところまで順を追って組み立てないといけないし、
組み立ててる途中にだいたい子供のカットインが入るし。
じゃあ子供寝て二人ゆっくりしてる時に僕のこの未来話みたいなことをさ、なかなかこう伝えきれないので、とりあえずまあ楽しくやってるよみたいな話になってしまうんですよ。
はいはいはい。
なので、なんだろうな、いわば僕の趣味の話みたいな。なので、まあまあそんな問題ないんだけど、この人の今抱えてる悩みの話って家族の舵取りの話だと思うので、
ちょっと紙にまとめて、時間のない上司に一瞬で複雑なことを相談できるみたいなためのフレームワークを持ってご相談に臨んだほうがいいんじゃないかなって思ったな。
うーん、そうね。
あとはね、説得をしないっていう心構えが必要かなと思った。
うんうんうん。
もしかしたらこの相談者さん、迷える消費者さん側から全然見えてない事象があるかもしれない。
うん。
それは奥さん側が今目の前で困ってることだったり、あるいは数年後にこんなことが心配とか欠けてる要素があるかもしれない。
うんうんうん。
2人でそれぞれ何に対して不安を感じてるのか、どんな希望を持ってるのかっていうのを一緒に確認して、じゃあ一緒にどうしていこうかっていう相談。
はいはい。
持ちかけるんだっていう前提が必要かなと思ったね。
そうだね。説得じゃなくて相談ってことですよね。
そう。家族の問題、チームの問題なので。
うん。で、自分はこういう希望がある。で、今不安としてはこう、一緒に取り残されているような気がしていて。
うん。
で、勝負仕掛けるなら早い方がいいと思っているけれど、君たちを不安な状況に落とし入れたくもないっていう話はそのまま話してあげたらいいんじゃないのかな。
うん。
そこからね、一緒に考えを重ねていくというか、チームとしての良い判断にたどり着くために、まあ一発で答えは出ないっていう前提でさ、対話を重ねていくのがいいんじゃないかななんて思いましたけど。
そうね。対話を重ねるしかないですよね、結局。
うーん。いろんなもの出てきますからね、話している中で。
多分ね。
うん。
なんかね、この会社で腹くくって頑張った方がいいっていう結論もありえるし。
そうね。
副業を始めるかもしれないしさ、いろいろありえると。
うん。
今は焦りで駆動しちゃっていて、奥さんとの建設的な会話に至ってないっていう状況だと思うので、これは説得ではなくて相談であるっていう、一緒に考えたい。
で、そのために自分の側だけの状況じゃなくて、奥さん側の考えも聞いていった上で、こういう見方もあると思うんだけれども、という話をしていくしかないんじゃないですかっていうのが一旦戦略的幸福論からの回答ですかね。
そうですな。感情をちゃんと取り扱ってないんだろうなっていうのも、思いましたね。
どうにかしなきゃいけないっていう、わりと経済的な論理的な部分ばかりを気にしていて。
うん。
で、多分夫婦ともにそういう状況になっている。
だからお互い感情としてはどう思ってるのか、どう感じているのかっていう、そこのシェアがなんかされてない感じもあるのかなっていう。
で、そこを紐解くと自ずと対話につながっていき、そこの根源的な不安の理由とか、その奥さん側がこう感じてるから、ここでこうでこうでみたいな。
まあそれがね、幼少期の経験につながってたりもすることもありますし。
うん。
だからそういったところをより深く話し合えると、よりチームとしてももう一段強くなるんじゃないかなって、なんか思いました。
だからテーブルの上に並べて話してみようよということですな。
はい。
いわゆる消費者さんにとって何らかヒントになってたら嬉しいなと思いますし、こういったお便りいつでもお待ちしてますので、皆さん、あなたのお便りお待ちしてますと。
はい。
では今日も締めていきますね。
はい。
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