1. 戦略的幸福論〜AI時代をどう生きる?〜
  2. #60「コミュニティ・資本経済..
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▼今回のトーク内容

AI技術の急速な進歩により、ホワイトカラーの仕事が数年以内に失われる可能性が高まる中、リチャとカガヤキが「人間らしく生きる」ための本質的な価値について議論。映画「オデッセイ」の主人公のように、根源的なサバイバルスキルの重要性を確認し、会津若松の完全無農薬農業プロジェクトでの体験を通じて、現代人が見失いがちな「自分の足で立つ」感覚を探求。グローバル資本主義に依存しすぎた生活から、コミュニティ・資本経済・デジタルの3つの世界のバランスを見直し、真の安心感を得るための生き方を模索する。


▼番組概要

AIが社会のあり方を根底から変えようとしている今、私たちはどのように生きれば、より豊かな人生を歩むことができるのか?この番組は、AIとウェルビーイングのスペシャリストが、最新のAIツールや注目すべき動向を解説しながら、激変の時代を人間らしく生きるための「戦略的幸福論」を哲学するプログラムです。毎週月曜日AM配信。


▼番組ハッシュタグ:#戦略的幸福論


▼再生リスト

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▼パーソナリティ

岡田毅志リチャード(リチャ/プロコーチ)

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日本育ちのイギリス系ハーフ。住友商事、リクルートを経て妻の海外駐在に同行するため退職し、バリバリのサラリーマンから一転、主夫として渡英。2児の父。筋トレ、読書、ストレッチが日課。国際コーチング連盟認定コーチ


河畠ライアン輝(かがやき/個人投資家/プロコーチ)

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アメリカシカゴ育ちの日本人。所属するコインチェックが役500億円盗まれ資本主義的幸せの限界を体感。出家体験で俗世を離脱後、仏教にはまる。エンジェル投資16社。元野総、エクサウィザーズ、VC、起業家、芸人。10店舗経営する2児の父。国際コーチング連盟認定コーチ。


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サマリー

このエピソードでは、地域コミュニティや資本経済、デジタル社会に焦点を当て、現代人の生き方や自給自足の重要性を深く掘り下げています。特に、AIの影響で仕事が変わる中で、自らの食料を生産できるスキルがこれからの時代に必要であるとの見解が示されています。また、地域コミュニティ、自給自足、資本経済の新たなビジョンを探求し、農業の無農薬化やコミュニティの形成が現代社会における安心で安全な生活を支える重要な要素として強調されています。地域コミュニティ、資本経済、デジタル世界の三つの側面から現代社会の偏りについて考察し、農業プロジェクトの体験を通じて安心感や生きる実感を得るためのポートフォリオの重要性が強調されています。

AIと働き方の変化
戦略的幸福論です。今回は前回から割と繋がった話をします。イギリス系日本人のリチャードです。メーカー育ちの日本人、カヤイテです。
はい、ということで、続きですが、前回はGoogleの発表、Google I.O.ですね。これは年次の開発者向けのGoogleの発表会で、Googleの製品、ソフトウェアとかデバイスとか、いろんなものの最新情報を開発者向けにシェアする機会なんだけど、
今回、AIの進化がやばかったねっていう話でしたね。で、めちゃめちゃ便利になるということで、いろんなメールとかカレンダーとかドキュメントとか全部押さえているGoogleが全部を統合して、AIで一発で解決できるようなサービスを作ってくるということで、もうGoogleでよくね?みたいな感じになっていて。
で、前回の話の終わりとしては、こんだけAIが便利になっていって、ほんの数年以内に自分もしくは自分の近しい人たちが不可抗力で仕事を失うような世界になっていくでしょうと。
そういう世界において、仮に自分が職を失っても自分は何とかやっていけるという、自分の仕事はなくならないだろうという妄心ではなくて、仮になくなったとしても自分は歩いていけるという地に足をつけた感覚、そういう感覚を持つための心の持ちようとか、あるいはスキルなのか考え方なのか、そういうものを身につけていく必要がありそうですわなみたいな、もっともらしいというか。
それっぽい話をね、して締めていたわけなんだけれども。
で、後半では火星の人の話がね、ネジャーさんから出て。
結局タイトル何だったか調べてないぞ。
火星の人、もうね、なんでもわかる時代なんだからさ、こういうのをすぐ検索するタイプのチャンネルにしたいね。
火星の人、映画。
オデーモン。
火星の人。
オデッセイ、オデッセイでした。
オデッセイ。
どうなんだろうね、オデッセイの放題は良かったのかね、みたいな話はまた今度するとして。
火星の人ですよ、これあのアンディ・ウィアーさんっていう、私大好きな小説家の人。
この人、でももともとあれかな、物理学者かなんかだったんだけれども、サイドプロジェクトで小説を書き上げて、で見事ベストセラー作家になって。
へー、シャノモット。
という人なんですよ。
で、なんかこのビジネスの成功事例としてもすごく注目されてるもので、
こういう小説読みたいかっていう第一章を公開して、ウェブで公開して、それがめちゃくちゃバズって、
これ読みたい読みたいってなって、じゃあ作家としてやっていこうみたいな話があって、これの人が面白いんだけども。
で、この火星の人、映画だとオデッセイについて軽く紹介すると、
火星への高校プロジェクト、火星の調査プロジェクトですね、そういうものがちょっとした近未来であって、
火星に果たして人は移住できるかっていう検証の一環として送り込まれたチームが事故にあって、
一人取り残されてしまう火星に。
で、この取り残されたマット・デイモン演じる農業、植物学者ですね。
植物学者がこの植物学の知識を元に火星で救助が来るまでの数年間サバイブしなければっていう話なんだけども、
この農業とか地質学とかそういったものの知識一つで、
火星にあるものだけでジャガイモを育てたり、植物育てたり、
タンパク質が必要だからといって豆を育てたり、
そういう、この収穫量ならあと何日生きられるとかそういう計算をしていって、
で、自分の精神が止まないように日記をつけていったりとか、音楽を変えてみたりとか、
いろんな知識を動員して一人、たった一人でサバイブしていくっていうこの様子がもうめちゃめちゃかっこよくて、愉快で。
だから、輝さんがこのこれからは農業だよねって。
人間が不可抗力でAIに仕事を売られて失職していくような時代に正気を保つといったらやっぱり、
自分の食べるものを自分で作れるような知識が必要なんじゃないの?みたいな話をするのは、
その観点ですごくしっくりきたなっていう僕の感想の話なんですけど。
コミュニティと農業プロジェクト
本当そう思うんですね。
我々がそもそも今働いて稼いでる理由って、家族を養うとか食べさせるとか、
今後子供が大きくなって、その子たちもちゃんと食べていけるように、家を出住めるように、
っていうところが多分本来の本質的なところだと思うんですよ。
で、仕事の中でコミュニティ作ってとか、そこで安心感得てとか、
結構根源的なところってそういうところなんだろうなと思ったりしてるんですけど、
気がついたら、仕事のほうが支出になっていて、
これからAIができるようなことをただひたすら頑張ってしまっているみたいなところもあったりすると思うんです。
そういった意味で、本当だったら根源的なところを、
コンビニとかそういったものに頼らず、自分たちで自分の家族分ぐらいは生産とか生成できると、
めちゃくちゃ安心感あると思うんですよ。
なぜかというと、風邪がなくてもそれは絶対になくならないという状況が作れるから。
お金を稼ぐっていう理由もおそらくそれを手に入れるために働いているホワイトカラー的な仕事。
というふうに思うと、どっちかというとホワイトカラー的な仕事で、
どっちかというと社会性とか世間体とか出世とか名誉とか、
そういったものがくっついてるからそっち頑張っちゃうけど、
本質を見ていくと異色獣のためにやってるわけで、コミュニティのためにやっていて、
コミュニティの最小単位は家族だったりするわけで、
家族のためにやっていてって。
というふうにちょっとね、思うんですよ。
で、こういった体験を僕、合図若松でそういう農業プロジェクトをしている、
かつコミュニティも作っている、完全自然農法で、
農薬も一切使わないっていうやり方でやってる元経済、
これ前の多分エピソードでも話したかもしれないですけど、
なんで、詳細はそっちを聞いていただくと何となく分かると思うんですけど、
その彼のプロジェクトを結構ウェブサイト作ったりとかでお手伝い、
僕も支援者としてさせていただいてるんですけど、
それで結構定期的にそこのコミュニティに遊びに行っていて、
ちょうど今週先週末か、先週末もちょっと何名か友達連れて行って、家族で行って。
で、やっぱりすごい良い体験なんですよ、やっぱりそこにいると。
で、そこにはもうすでに小民家があるんですけど、でっかい小民家があって、
元々武田信玄の末裔が作った小民家みたいなところがあって、
それをその骨組みはそのままでフルリフォームしたっていう。
それもたぶん1億3000万ぐらいで建ててるんですよ。
すごい、すごい家だ。
で、なおかつ別に農家なんで儲かってないわけですよ。
そうでしょうね。
基本的には資源金と融資で全部賄って出来上がってるっていう、そういう小民家で。
で、これを作った理由としてはやっぱ場がないと何事もうまくいかないってことで、
まずは場だっていう風に彼は思ったらしくて、
それで実際にその場を1億円以上使って作るっていう、そこの実効力もすごいんですけど。
で、話がちょっと派生しちゃいましたけど、そこの農業で田植えの手伝いを今回しに行って。
田植え?
田植えです。
なんで朝4時とかに起きて田植えしに行くわけですよ。
朝4時じゃないと風がこう吹いてないところじゃないと、
彼らが使ってるトラクターが紙を使うタイプのトラクターで、
なんで風が吹いてるとうまく田植えが出来ないから朝4時ぐらいになっていくみたいな。
で、それをちょっとお手伝いしに行って。
そこで基本的に人が1人いるだけでもめちゃくちゃ助かるわけですよ。
大道路。
なんで物を田植えの苗を一個一個運ぶっていう作業があるんですけど、
トラックからこう荷台から下ろして、それをバケツ時計形式でみんなで運ぶ。
これが2人とかだとめちゃくちゃ1時間以上時間かかるのが、
4人いるだけで20分とかで終わるわけですよ。
あからさまに人1人の力を感じるっていう。
で、なおかつそこで手伝おうと思うと、
トラックとか全部マニュアル車だったりするんですね。
なんで、ちょっと自分が戦力になろうと思うと、
そういった免許も必要になってくるわけですよ。
車を運転すると。
そう。
なんで、そこの場ではオフィスワーグみたいなものは1人にも役に立たなくて、
なんならマニュアル免許持ってないとパソコンすら持ってないみたいな。
ワードエクセルできますみたいな。
ルールにすらなっていないっていう。
その農家の場では。
ただでも、本質的に彼らもちゃんと苗を植えて、
作物を育ててるわけで、
なんで全くオフィスワーグが役に立たないなみたいな。
この場にいると。
必要なのはフィジカルを援助する免許みたいなものだったり、
あとは人との繋がりだったり、
そういったものをそこの場にいると直で感じるわけですよね。
なんで。
そのスキルがあると、
多分もう食いっぱくられることはないんですよ、ちゃんと。
農家もして自分でご飯も作れるし、
そういった家ももうあるし、
みたいなところがあったりして。
なんで、
この話どう着手させたいかちょっと、
今喋りながら迷子になってるんですけど。
うん、感じてるよそれも。
要するに、
AIの話から、
結局我々が今ホワイトカラーでやってることっていうところは、
大して本質的には意味がないのかもしれないので、
そう感じたってところですね。
なるほどね。
輝きさんオートマ限定だっけ免許?
オートマ限定です。
今免許合宿行ってるんだもんね。
免許合宿来てます今。
これね、だから先週まで合図若松にいて、
今はどこにいるんでしたっけ。
今は愛媛の松山で、
免許合宿に来てるという。
ね、まあなんか、
いろいろな事情が重なって執行しちゃったんだよね。
そうそう、そういうことなんです。
で、その話聞いた時にオートマ限定だって言ってたからさ、
今のトラクター、
じゃなくてトラックか、
その合図でトラック運転しようと思ったら、
まあマニュアルばっかりだから、
マニュアルの免許ないと戦力にならないと。
戦力にならないという話がきて。
僕そうしたら、
俺戦力になってないなって、
大人になってから、
実感した機会っていつだったかなと思ったわけ。
で、例えばさ、
部活動、
学生の頃も部活動だと、
じゃあ自分がさ、高校1年生でラグビー部入って、
まだルールもわかんないし、体もできてないから、
先輩たちが頑張ってさ、春の大会とかで頑張ってるけど、
こっちはもう応援しかできないし、
なんならルールもわかってないから、
今何してるんですかね、みたいな感じで。
で、なんかただただ負けていってさ、
戦力の実感と農業の現実
ああ悔しいと。
でも自分は戦力にならないみたいな思いをしましたと。
で、社会人になってさ、
会社入って、
右も左もわからない状態で、
売上に貢献できないっていう自分はさ、
やっぱりこう、ああなんか戦力にならないと、
いうものを感じていたんだけれども、
なんかその、その時々に感じた、
戦力にならないっていう状態から、
じゃあ戦力になる、戦力になってるっていう実感を得られるために
重ねた努力と、
実際にそれ到達した時の感覚みたいなもの、
俺は戦力になってる、みたいな自信みたいなものがさ、
あったとて、
農業の現場に行ったら全く役に立たないって話でさ、
全く役に立たないって話だよね。
全くそう、ホワイトカラーで身に付けたものは全く役に立たないって。
無農薬農業の重要性
そうだよね、ホワイトカラーで身に付けたものは全く役に立たない現場っていうのが、
今も世の中にあって、
それらの方がもしかしたらこう、
異色獣の人間のサバイバルに必要な要素を色濃く、
持ったものだとすると、
なんだろうな、
そういうものを考えないで過ごせてる今って、
恵まれてるよね、みたいな着地というよりは、
AIが俺たちの代わりにホワイトカラーの仕事を全部やってくれる世の中になったら、
うん、そうね。
なので、もっと突っ込みどころは色んな角度があると思うんだけど、今の話だけだと。
例えばトラクターとか、
マニュアルトラックじゃなくて、ドローンとかで大量生産すればいいじゃんみたいな話とか。
そうね、農業も工場でやればいいじゃんみたいな話にはなる。
そう、みたいな話もあるから別にそんなスキルいらないよね、人間はっていう話でもね。
長いスパンで見たら、まあもう長くもないかあると思うけど、
そういったところに関しても、この
合図若松のプロジェクトはちょっと危機感を覚えていて、
そういう大量消費みたいな、大量生産みたいなところって基本的には農薬を使う方針だったりするから、
で、長谷その農薬というものは、もうほぼ99.5%ぐらいは海外に依存しておりますと。
で、何らかのその資生学的な問題、戦争とか、そういったもので物流が止まってしまったら、
日本の農業、で日本の農業もほぼほぼ農薬を使ってるので、99%ぐらいは。
なんで、無農薬でその野菜をとか米とかを作れる農家さんとかはすごく大事になってくると。
万が一そういう、世紀末みたいなことが起こったら、
世紀末ほどじゃないけど、暴力がストップしたらみたいな。
最近の世界情勢を見ていても、あり得なくはなさそうじゃないですか。
トランプの関税叱り、いろいろなことが。
そうだね、狂ってると思われるような物事が起こっている。
起こっている、起こっている。
活躍力を予測不可能な時代に入ってきているっていうところを考えると、
やっぱり本当の意味での安心、安全みたいなものというものは、
おそらくお金を蓄えるとか、出世してホワイトカラー的な職を身に付けて、
なんかいい感じになるというよりも、
そういうより根源的で本質的な、そういう有機農業みたいな。
何かがあった時のために、
例えば自分の家族を養える分だけの食料を生産できるとか、
そういう住める場所があるとか、
そういったものを抑えておくことのほうが、
より安心、安全、やはり本質的なんじゃないかなって。
そういうふうに、彼の話を聞いて思ったりしてるって感じですね。
放送事故みたいな間を作ったけどさ。
なんかでもいいよね。
だからそのプロジェクトはさ、
要するに、世界の物流網がまたコロナみたいな話、
あるいは何か他の理由でぶった切られた時に、
農薬が全く手に入らなくなって、
日本の農家の99%以上が生産不能になってしまった時にでも、
しっかりと食料を供給できる体制としての、
完全無農薬の農法、かつが必要だ。
あるべきであるって言って、今のプロジェクトをやってるわけでしょ。
で、それが存続していくためには、
今までの既存の資本主義の考え方では存在しないから、
支援金とかでやっていきますっていうモデルを作ってるわけでしょ。
だから既存のシステムを否定するものじゃなくて、
既存のシステムの危うさを補完するものとして、
我々のやってることは大事なのであるっていうあり方だよね。
そうね。補完する形でもあり、
そのシステムに融資とかを引いてるって時点で、
乗っかってるっていう側面もあるから。
そうだよね。
コミュニティの自給自足
だから既存のシステムを否定して成り立っているカウンターカルチャーではなくて、
そう、活用しながら新しいオルタネタティブなあり方、
生き方を構築してるっていう。
で、万が一既存のシステムが崩れたときに
そっちに移行できるっていうシステムを今から作ってるみたいな、
そんな感じかもしれない。
そういうふうに聞こえたんですよね。
だから一見逆張りをして字幕を引いて、
うん、なんかやるみたいなものかと。
何だろう。
例えば電子送金システムみたいなものがウイルスに侵されて、
全部がリセットされてしまったときに残るのは手元にある金だけですみたいな。
話とは違うわけじゃない。
あるいはこう、ゾンビが蔓延して、
要塞に立てこもって備蓄の食料だけで
10年間生き延びなければいけないってなったときに
それを持っている大金持ちだけが生き残るみたいな話。
でもないというか。
何の話をしてんの。
自分たちだけが生き残るという思想ではなくて、
そういう仕組みは必要だよねっていう本質的な何かあったときのために。
それを本来であれば国がこういったことを考えて
構築しておくべきなんだけども、
そういったことをしていないからやってるみたいなところもある。
でも言ってもこの有機農業って大量生産できる雑組ではないから、
いろんな各地で同じモデルで、
しかも有機農業って土というものは土地によって全然土の中の生態系って違うから、
土はもう一つの宇宙なんだよねそういう意味では。
全然違うこのコミュニティが土の中で出来上がってるから、
微生物とか生き物とかいろんな延無種とか。
だからその同じものをやろうとすると、
他のところにはそれをインストールできないっていう全く同じ手法で。
だからそこの土地にあった有機栽培のやり方みたいなものを模索しないといけないっていう条件があると。
でもこれって本当の意味でその土地と調和した農業のあり方であったりするから、
なので確率的に農薬でバッて散布すればできるんだけども、
そうじゃなくて本当に地球と自然と人とコミュニティと共存しながら野菜を育てていくみたいなそういうもの。
なんで土が大事ですって話をしていて、
なんでこの土を育み育てるっていうところが、
なんで彼らこれをゼロ次産業って言ってるんだけど、
一次でもなくゼロ次の土という。
土はすべての生命の根源たるものだから、
すべての物質的な生命体は土から生まれてっていう風にも捉えられるわけで、
この世にあるすべてのものは。
なんでそういった意味でその土を育むプロジェクトでもあるってことで、
最近シンドプロジェクトっていう風にこれを呼んでたりするんだけど。
なのでそういった意味でちょっと話を派生しちゃったけど、
たくさんの人を一気に救えるってものでもないです。
受け入れられる人数にも制限はありますっていう各地域によって。
なので気づいた人は受け入れるけど、
気づけなかった人は別でそういうコミュニティを作るとか、
一緒にこれを拡大するように頑張っていくとか。
なので彼らの思想としても全員を救えるとは思っていない。
福祉とか社会福祉とかセーフティーネットとか、
そういう話題について考えるきっかけになるプロジェクトだよね。
普通に生活してたらそういう風に助け合いみたいなところに
思いを馳せる機会ってあんまりないと思うんですよ。
それっていうのは幸福なことでもあると思うわけ。
要するに身の回りで例えば親の介護とか家族の介護とか、
何か差し迫った社会福祉のサポートが必要なこと柄に
今悩まされてないっていう落会社だと思うんですよ。
愛知若松のプロジェクトが仮に日本が有事に陥ったときに、
全ての人を救える生産量が確保できるものではないと。
そもそもからして規模的に。
そういう脆弱性というかをはらんでいるってなったときに、
それに関わるあるいはそのプロジェクトを知った我々としては、
他の支援の方法とか他の助けの方法とかってあるんじゃないのかな。
そういうことに思いを馳せるきっかけとしては機能しそうだし、
本来人類はそうやって思いやりの仕組みを持って拡大していくことで
生き延びてきたんじゃないのかななんて思ったりするし。
本来であればね、この愛知若松のプロジェクトもそこの大枠の仕組みはあるわけで、
その大枠の仕組みを各地域でインストールしていくっていうビジョンはありますと。
なので、これを聞いた人ができることとしては、
この仕組みを自分の地元で実装するとか、ちょっと時間はかかるけどね。
実装して今から備えるみたいな話であったり。
今のグローバル資本主義だと確率的に同じ野菜を全部届けるって話だけど、
一個一個の自分の地域の中でそういう生態系コミュニティを作って、
ちゃんと一つの地域、マイクロ地域、自分の家族の拡張でしかないって感じですよね。
自分の家族、最主体の家族というものがあって、その周りにコミュニティがいて、
そのコミュニティの中で自給自足ができるっていう。
たぶん昔はそうだったと思うんですよ。
いろんなそういうコミュニティが世界に点在していて、
その中でその中ならではの生態系があって文化があってっていう感じだったと思うんだけども、
グローバル資本主義によって、
ジェイ・ギンプル・ロマーズの音楽聴くみたいな、
そういう核一的な文化と、核一的なマクドナルドと、
そういう世界になってったっていう。
でもそうするとそこに頼らざるを得なくなる人々がいるから、
自分の足腰では立てなくなってるという、自分の自主体とかコミュニティの中では。
でも本来であれば、
そういう自分の足腰で立てるという状況を作れていたり、
何があってもその場にいれば、
自分の家族、コミュニティがいれば、
生きていけるっていう状況があった方が、
三つの世界の視点
人間は本質的な安心、安全を感じれると思うんですよね。
何か大いなる何かに頼るより。
そんなふうに、この合図若松のコミュニティに行くと感じるんですよね、毎回。
なるほどな。
いつか3つの世界の話とかもしてくれたかなと思うんだけれどさ、
自分が直接交わるコミュニティの世界と、
あとは職場の、まさに今最初話題にしたホワイトカラーの仕事であればホワイトカラーで、
ブルーカラーであればブルーカラーで、
その仕事をすることによって資本関係のお金をもらう、
あげる、この結びつきで成り立つ資本経済の世界と、
あとはデジタルの世界ですね。
情報としてこうやって我々発信してそれを聞いてくれる人とか、
ツイートしてそれを見てくれる人みたいな、
情報発信、情報の世界でつながっているっていうこの3つの世界があってっていうことに、
例えばこの合図若松の農業のプロジェクトで、
やっぱりこの異色獣に直接関わる、
このすごく家族ぐらい近い最小単位のつながりも大事なんだなって思える機会になるし、
この3つどれも大事だと思うんですよね、これからの世界って。
なので、それだけだと今、農生活が立ち行かないっていうこともあると思うんですよ。
例えば自分の家の田舎にめちゃくちゃでかい土地があるから、
そこへ早速農業始めようって言って、
それに全振りして生きていけるかと言ったら、そうとも限らないじゃないですかみたいな話で。
今の話を聞いただけでも、
いろんな自分の地に足のつけ方があるというか、
人間の本来的に安心できる状態っていうものが、
いろんなスタンスで取れるはずなので、
自分にしっくりくるものを探してみてはどうかなっていう話なのかな。
僕は感じることとしては、そこの3つの世界のポートフォリオが、
現代人は資本とデジタルに偏りすぎてるんですよね。
おそらくほぼ100%みたいな感じだと。
そうかもしれないよね。
こっちのポートフォリオが。
少しでもそういう自分の足で立てる状況みたいなものを、
このポートフォリオが10%でも20%でも持っていれば、
だいぶ人生に対する安心感って増すと思うんですよね。
農業の重要性
そういう安心感なんだろうね。
自分が社会に貢献してるとか、誰かの生活を支えてるとか、
自分はなんとかなる、だから誰かを助けようとか、
そういう感覚で持って、
安心感みたいなもの、地に足がついてる感じっていうのが増えていくと思うので、
そういうのを増やせる、増やせる行動はどんどんしたほうがいいし。
なんならそこの割合をおそらく80%ぐらいが健全な感じもするんですよね。
残りの20%が資本とデジタル活動みたいな。
そのほうが人としては生きてる実感も持てるし、
つながれも感じれるし、結構幸せだと思うんですよ。
そうですね。
そういう生き方をできている人の発信のほうが興味があるし、
ひっくり返すことによって独自性が、みたいな話とか、
そういう計算とかもいらないんでしょうね。
もう少し自分が安定するためにどういうことをやっていくべきか、
やったほうがいいか、みたいな観点で探していくのがいいのかな。
この話はちょっと好きだよな。今後もちょっとこういう話。
今回だと農業、少なくとも輝きさんの農業やれいいっていう話が、
カインズで土買ってきて、種買ってきて、家庭再現スタートしたい、
みたいな話ではないっていうことは理解しましたよ。
全然違います。
趣味としての家庭再現の進めではなくて。
生き方あり方の話です。
生き方あり方の話ですね。このグローバル資本主義。
グローバル資本主義を否定するわけではないけれど、
人間のあり方として、そもそもこのホワイトカラーの労働みたいなものは
AIの発展で駆逐、不要になってしまう。
不要になってしまう可能性っていうのがすごく現実味を帯びている現代において、
自分たちが労働的に人間らしく生きていけるための一つのヒントが、
完全無農薬農法のこの農業のプロジェクトで、
輝きさんが体感したものの中にヒントがありそうだなっていう話でしたね。
あります、たぶん。
実際に体験すると本当にそれをより感じるので、
皆さんもそういうコミュニティがあったらぜひ足を運んでみてほしいです。
私もぜひ経験できたら体験をこのエピソードを踏まえてシェアしたいと思います。
じゃあそんな感じで今週も締めていきましょうかね。
はいお願いします。
戦略的幸福論では父親の視点からキャリア、お金、家庭といった生きることをテーマに配信しております。
このチャンネルのプロフィール欄からお便りを募集しているので、
感想や取り扱ってほしいテーマなどぜひ投稿してみてください。
コメントも全部読んでいます。
チャンネルのフォローもお忘れなくよろしくお願いします。
それでは皆さんまたお会いしましょう。
お会いしましょう。
31:08

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