メディアビジネスの現状
皆さん、こんにちは。コミュニケーションプランナーの松浦茂子と赤眼鏡です。
リサーチャーの小麦です。
この番組、それでもメディアは面白いは、2人があらゆるメディアの器をこねくり回すというテーマでお送りしております。
年末、いかがお過ごしでしょうか。
12月入って、やっぱり忘年会シーズンという言葉がありますよね。
すごいですね。
コロナが、終わっちゃいないんだけど、ある意味、もう終わったみたいな感覚で言うのであれば。
終わってますよね。
で言うと、忘年会という数が戻ってきましたね。
戻りましたね。
そうすると、人と会う量も増えましたと、リアルで。
でもね、4年ぶりにお目にかかりました。おー久しぶりです!みたいな感じで、会うのは楽しいです。
そうですね。
楽しいんですけど、やっぱり人と人とのリアルな接触っていうのは、やっぱり感染症においては、
非常に盛り上がるタイミングでもあったりとかするので、
見事に、インフルでもコロナではなかったんですけど、わりと強めの風邪をひきまして、
10日間ほど不調があり、
長すぎますね。
収録を迎えております。
確かに、普段、大人数のところに行かないので、こういうシーズンに出ると、
割とやられるっていうところで、ちょっと僕も若干声がおかしいかもしれないですけども、
風邪気味ではあるかなというところで、
二人して体調が悪いというところに輪をかけるように、
今年のメディアビジネスどうだったの?年末スペシャルみたいな感じなんですけど、
どうだったんですか?メディアビジネス。
いやーねー、あのー
面白かったですか?
我々のこの番組のタイトル、それでもメディアは面白いというタイトルで、
やらせていただいて、我々は面白い、楽しんできました。
スタートした頃から、いろんなメディアの変革が起こってきましたね。
YouTubeもそうだし、音声も盛り上がってきたし、縦型動画やら、何やらかんやら。
いっぱいありました。
いっぱいありました。出版とかね、お話のところとかでも、
変えていくべきとか変えていった方が楽しいんじゃないのとか、
なんかね、いろいろありました。テレビとかもありました。
ネットクリアもこんなに盛り上がってきました。
いやー、楽しめたかっつーとね。
いや、今年のさ、今年の、私9月に独立をしまして、
おー、そうでした。
これね、肩書き的にはメディアコンサルタントという肩書きですから、
まさにメディアを生業にして、食っていくんだぞ、という風に改めてやってきましたけど、
やっぱですね、この忘年会がたくさんある中で、やっぱりメディア関係の人がたとお話するわけですよ。
そうすると、口を開くと、まず最初に出てくる言葉。
いろいろ厳しいっすね。
いろいろ厳しい。いろいろですよね。
はい。
っていう会話の入りになりまくる問題。
うん。
これも端的に、状況が非常に面白くないということを指し示してる、という証拠になりますね。
うん。
はい。
あれ、それでもメディアは面白くない?
いやー、いやいやいや、面白くしていきたいんですよ。
面白くしていきたいんですけど、やっぱね、ネガからスタートしてるところはね、否めないですな。
生成AIによるスナックコンテンツの増加
そうですね。今年一番大きなトピックといえば、もちろん、生成AI。
はい。
ジェネラティブAI。
はい。
モロに影響を受けるっていうところがメディアだったりするというところで、もちろんこのデータを争う、なんだろう、データのこの所有権を争うみたいなところ、ニューヨーク・タイムズとかやってますけど、この全体の数星みたいなものを覆すってことはまずできないだろうという前提があり、ライターさんのような職業っていうのが結構きついように見えるっていうのが全体としてあって、もちろんカメラマンのようなところで、
もちろんカメラマンのようなところだったり、イラストレーターみたいなところだったりするのも、ある程度、ジェネラティブAIが食っていくところあるよね。
結構顕著な例として、今年いくつかあったものとしては、例えば、アパレルブランドがバーチャルヒューマンですよね、モデルさんに起用して、そのまんま、このモデル料みたいなものがなくなるわけなんで、いいことがある。
しかもABテストができるみたいなところで、インターネットビジネス上ですね、非常に効率的、効果的に使えるようになってます。
はい。
効率的に使えるよねっていう話にどうしてもなっちゃうっていうところで、じゃあ、どこに価値を持たせるのか。結構メディアビジネス界隈の人たちの一番ホットな点は、もしかしたら自分のキャリア形成じゃないんですけども、ビジネスどうしたらいいのかみたいなところだったりするのかもしれないですね。
そうなんですよ。結果、もともとメディアビジネスで言うんであれば、労働集約の側面は避けられませんと。
それの何の労働集約かっていうと、やっぱり記事作るところ。
やっぱり人がどんどん書くわけだから、コンテンツを増やそうと思えば増やすほど、ライティングの人数も増えていく。
で、カメラにこだわろうとなれば、もちろんね、今どきテクノロジーの進歩のおかげで、iPhoneでも素晴らしい写真が撮れるっちゃ撮れるんですけど、やっぱりいいものを撮りたいってなったら、やっぱりカメラマンさんが撮る写真が素晴らしいですからねっていう形になってくるとか。
人かけようと思えば何本でもかけられるビジネス界じゃないですか。
そうですね。
割と費用代効果が求められるっていうのが、今までにもちろんあったんですけども。
割とコストをかけてでもいいものを作ろうっていうようなところで来ていたところもメディアはあると思うんですけど、まあそうも言ってられないよねっていうので、どんどんコストカットが広がるのかなみたいなところも。
そうなんですよ。これが、だから、お金かけていいぐらいだとかね、湯水のようにかけていいほど、いわゆるインが入ってくる、お金が入ってくるっていう状況があるんだったら、いまだにお金を使い続けられることができると思うんですよ。
ライターさん、これ素晴らしい。ライターさん、お願いします。
フォトグラファーさんにお願いしますみたいな形も含めてできると思うんですけど、どんだけコストをかけても回収の見込みがつかないからっていう話なんですよね。
そうですね。だからメディアビジネス全般に今感じてることで、この1年を通していろいろ話してきて思ったことで言うと、まあ二極化してるなっていう印象はやっぱりあるわけですよね。
はい。
我々のこの番組のキーワードで言えば、スナックコンテンツみたいな。
はい。
インマーシブなリッチコンテンツへの需要の高まり
スナックコンテンツのものっていうのは、どんどん量産されて、消費されて栄養にもならないけども、栄養ってなんだろ、心の栄養か。心の栄養にはならないけども、どんどん対パ消費的に量産されて消費されるみたいなところ。これはコストをかけない方で、バンバン生成AIが使われていくのかなっていう一方で、結構リッチコンテンツみたいなのが求められたりもするっていうところがあって、それは例えばで言うと、
で、トレンディーの例えば来年のヒットコンテンツ見込まれてるものの一つ二つに、この没入感とかイマーシブなコンテンツみたいなものがあったりするわけですね。これってテーマパークから始まるとこだったりとか、それこそ刀の森岡さん、夢負けたUFJじゃない、USJを復興させたというか、VG回復させた仕掛けにみたいなところで言われてますけども、
ビーナスフォートにイマーシブフォートでした。
新しい施設を作ったりとか、イマーシブな体験っていうのが結構グローバルにも需要があるよねみたいなことで、球体のイベントスペースみたいなものがラスベスガスにできたりとか、そういうような傾向みたいなものはあったりするので、どんどんどんどんリッチコンテンツ、しかも体験価値の高いものっていうものが求められるみたいなところで、割と作品的なものはどんどんどんどん、重工長大じゃないですけど、結構本格的にコストかけてもやっていこうよみたいな、
割と二極化してるようにも見えるかなっていうのが総括的に僕は見てて思うところですかね。
そうですね。だから、それで言うとやっぱりコンビニエンスとリッチですかね、それで言うと。対比で言うんであれば。
そうかもしれないですね。
それこそ飲食で言うんだったらコンビニエンスストア。我々使わないことがないコンビニエンスストアがあります。
でも、生活しようと思ったら100%コンビニエンスストアで生活はできるっていうのはあるんですけど、
でも、とはいえ、もっともっと美味しい食べ物。
食べたいですよねとか、飲むもの飲みたいですよねっていうシチュエーションがあったときで言うと、そこがリッチが2、コンビニエンスが8みたいな形で、
ある意味、飲食で言うと昔々コンビニエンスストアもいろんな種類あったじゃないですか、それこそ。
今、3大コンビニエンスストアになっちゃいましたけど、昔もっともっとコンビニエンスの種類がありましたし、
なんていうか、個人商店みたいなもの山穂だったじゃないですか、それで言うと。
ありましたね。
それがなくなって、いやだって家の周りにもやったらしたよって、個人商店みたいなものないからね。
そうですね。結構コンビニの歴史を遡ると、いわゆる商店街の酒屋さんがコンビニに展示してたりするので、
個人事業でやっていた家業みたいなものを飲み込んでいったっていうのが、結構コンビニの歴史だったりするっていうところは前提あるので、
やっぱり個人事業主みたいなところですね、お店を構えるみたいなことは、なかなか今やりにくくなってますよね。
そうそうそう。そうなってきたときで言うんであれば、やっぱりリッチといわゆるコンビニエンス、
スナックみたいなところの両極化っていうところ、その両極のところの2をやるのか、2のリッチをやるのか、
8のコンビニエンス、もしくはスナックをやるのかっていうところが、メディアにおいても出てきてる。
ある意味スナックとしてのコンビニエンスとしての部分で言うと、ポータルでコンテンツが消費されるって流れが圧倒的じゃないですか、それで言うと。
メディア名すら覚えてないですかね。
そうそうそう。で、なったときにもちろんコンビニエンスとも、
例えば、そうですね、セブンイレブンだったら金のシリーズがあるじゃないですか、それで言うと。
OEMみたいな形で、いわゆる、もちろんカルビーのポテトチップスありますけど、
カルビーさんが金のっていうところの部分でOEM的に作って、セブンイレブンに下ろしてるみたいな形であるじゃないですか。
そうすると、どこが作ってんのかは分かんない。
裏見れば、製造元カルビーって書いてあるんですけどね、あれはあれで、金のシリーズも大抵のところで言ったりとかすると。
そういう構図に。
メディアも、もうすでになってるとも言えるんですけどね。
流通が強いってやつですよね。
はい。
っていうところになってきたときに、でも、僕やっぱこう、例えば北海道帰ると、新千歳空港とかで、カルビーさんの直営店とかで、めちゃくちゃうまいポテトチップスの店があるんですよ。
それは、まあ、それは食うわけですよ。
うん。
リッチなポテトチップス。
その場で揚げてくれたポテトチップス、やっぱこういうのうまいですよね、それで言うと。
うん。
メディアのビジネスのタイプを目指すこと
それに、リッチとコンビニエンス、まあ、コンビニエンスとか、こう、割とスナックみたいなところの2極化の中で、メディアがどっちのタイプを目指していくんですかね、っていうところが、今まさに突きつけられてるかな。
そうですね。
これは、どっちが、まあ、ビジネスとして稼げるかとか、そういう話というよりは、まあ、一般的にこう、メディアのビジネスをやってる人たちの望みとして、あんまりこう、スナックというよりは、ちゃんとこう、作品リッチな価値みたいなものを作りたい。
っていう、まあ、作り手、クリエイター目線で、割と語ることが多いと思うので、どちらかというと、うん、ちゃんとしたものを作っていきたい、それをオーディエンスに届けたいっていうところは、あんまり変わらないのかなとは思ったりするんですけど、そうすると、まあ、ちゃんとリッチなものをやんなきゃいけないよねって言って、割とあの、デジタルだけじゃなくてフィジカルの体験っていうものもちゃんとデザインされていかなきゃいけないよねっていう話が出てきそうな、まあ、そういうふうに思います。
うん。
気がしていて、あの、僕最近見てて、あの、すごく面白いなと思ったのは、あの、TikTokでこう、ミーム化して流行るものの特徴みたいなものをなんかこう、考えていたりするんですけど、今年、流行ったものの一つですね、2023年JCJK流行語大賞っていうのがなんか発表されていて、その中に入った一つにですね、友達がやってるカフェ、バーみたいなのがあってですね、これ友達がやってるカフェって何かというとですね、本当にあの、店内入ると久しぶりに、
みたいな、お店食べる?みたいな、久しぶりみたいな感じで、友達感覚で、こう、ため語で話してくるっていう、まあ、このカフェが原宿にあってですね。
ありますね、はい。
そうそうそう、TikTokで割と流行っていて、もう何千万回みたいな再生回数で、なんでこんなにミーム化するのかって言ったら、実際に、まあ、みんな行って、面白かったよってTikTokにあげるみたいな、まあ、体験価値ですよね。
で、体験価値を結構バイラルに持っていくみたいなことができて。
で、これを仕掛けているのが、なんか元電通のクリエイティブディレクターさんで、円卓さんっていうのは、あの、僕全然知らなかったんですけど、この人が割と仕掛けてやってるっていう話があってですね、で、その人が言ってること結構面白くて、これを何でやってるのかっていうのは、コスプレを楽しむ人がいるように、人間には別人になって楽しんでみたいという意味があると、その欲求を捉えたイマーシブ体験のできるミュージアムシアターが流行していて、
で、この店舗も一種のイマーシブカフェバーであるみたいな話をしてるんですよ。
イマーシブな体験が、まあ、要するにこう、一人称の体験として量産されて、それがミーム化するみたいなこと。
まあ、こういったことが結構起きているなというふうに感じていてですね、これ結構重要な変化だなと思っているんですよ。
TikTokのミーム化と没入体験
あの、まあ、言ってみればこう、メタバースって一人称体験じゃないですか。
で、TikTokも結構一人称体験のものが多いんです。
うん、だね。そうだね。
該当インタビュー形式って、話しかけてる話者の目線で相手に話しかけるとか、まあ、それこそこう、なんだろうな、流行っているというか。
いや、でも、ほら、踊ってみたとかも根本的な話でいうと一人称で、相手が面白いことしてるっていうところでしかないからね、それでいうとね。
でも、また違うのが、このセリフがあるんですよ。
ああ、そうか、そうか。
話しかけていくっていう、そうそう、没入体験で。
そうか、そうか。
それが、そうなんですよ。
あの、作品とかクリエイティブって読まれていたものって、感情移入の言い方するじゃないですか。
ああ、分かってきた、分かってきた。
でも、これって感情移入じゃなくて、一人称の体験なので、感情移入じゃなくて、自分、自己がそこにいるっていう体験なので、ちょっと違うんですよね。
で、この傾向が結構TikTokで顕著になってきていて、この流れの中に実は没入体験っていうものも出てきてるっていう感じが、僕には見て取れるかなというところがあってですね。
なるほどね。
そう、なので、このリッチ体験っていうところのデザインっていうのが、一個コツがあるんじゃないのかなっていうのが、最近の仮説になってる感じなんですよね、僕の中では。
ああ、でもやっぱこう、まあまあ、でも結局別人格で入り込んでいくって、まさにメタバース?
メタバース、そうです、そうです。
メタバースの体験の、なんかこう、助走してるような感じ?
そこに、デジタルトゥデジタルのメタバースみたいなのが、ちょっと遠い感じなんだけども、
実はその、
消費傾向の中に、そのメタバース的なものは、すでに埋め込まれてるんじゃないのか、みたいな風に感じていてですね。
なんか、この、最近、例えば流行ったものでいくと、何だろうな、聞いたことありますか?
追加ゲームとか、例えばプレイしたときに出てくるものって、何だろうな、この追体験的なものというか、自分がプレイしてるかのように、入り込むみたいなところがあったりするじゃないですか。
そうそうそうそう。
おぉ、こんなにこっちでうまくいくんだみたいな、あ、こんな奇跡が起きるんだみたいな、追体験するんですよね。何も手を動かしてないんですけど。
そうそう。同じように、つい最近ですね、流行ってるゲーム、皆さんも知ってる人は知ってるのかな?
八番出口っていうゲームがあって。
はいはいはいはいはい。
8番出口と追体験の重要性
シェアラカーの地下鉄の駅をモデルにして、こう、ね。
そうそうそう。
これすごいシンプルなゲームで、要するに間違い探しなんですけど、結構ホラー味があったりとかしてですね、ループしていくみたいな。
ということで、まあ元々はあれですよね、こう、伝説的なものというか、なんだろうな、ミーム化しやすいテーマだったりするっていうのかな。
ぜひ、八番出口で検索してみると出てくると思うんですけども、これもなんか、すごく追体験的な感じもするというか、自分自身がプレイしてるような感覚というか、すごい強いものだなというふうに感じるものだったりしますね。
今思うに、ここら辺の追体験で大事。
大事なことで、今までのメタバースじゃなかったところの話で言うと、完全に新たな世界に行くっていうのができるじゃないですか、メタバースで言うと。
どこでも、何だったら空想の世界に入り込めますっていうのはあるんですけど、でも今、カフェに行くとか、地下鉄はこの八番出口。
追体験だから、ある程度ベースの体験のところが必要になってくる部分はやっぱり必要になってくるのかなと思うんですよね、それで言うと。
そうですね。
そうですね、だから全くこう、未知の体験っていうのは実はその没入体験にならなくて、誰しもが経験したことがありそうなことだからこそ没入できるみたいな側面が実はあったりして、どちらかというと、ハリーポッターに入り込むUFJ、USですね。
ユニバーサルスタジオジャパンのアトラクションにしても、ここはなりきるというか、その世界に行くっていう感じで、まあ、借りてきた体験みたいなところはあるんですけども、微妙に日常体験に近いものの方がミーム化しやすいっていうのが僕が見ていて思う。
なるほどね、そうなんですね。
なるほど、なるほど。
すごい年だなと思っている感じなんですよね。
だからこそ、この追体験のベースのところに嘘がないことが大事なんだ。ある意味、ディズニーとかUSJとか、いわゆる世界を体験する系のアトラクション自体はこれまでもずっとありましたと歴史上。
ありました、ありました。
あったんだけど、歩いたことあるんだけど、結局手すりがあったりとか、足元が今やっぱりコンクリートでみたいな話の部分で回るんだけど、体験はできてるんだけど、おお、そうだねっていうところの部分で言うのはあるじゃないですか。
僕も何度も探検するのに行ったことありますけど、やっぱそのレベルなんですよね。言うたって完全に再現できるかって、再現できるわけないじゃないかみたいな話じゃないですか。
スーパーマリオの世界にしたって、土管からパックンフラワーが出てくるかもしれないんだけど、あからさまに作り物でございます。そりゃそうなんですけど。
でも、今言った話って追体験のところで言うと何もかもがリアル。僕やっぱりこの8番出口が素晴らしいのは、何もかもがリアルなところ。
そうですね。
はい。
実際これプレイ動画ね、ぜひ見てほしいんですよ。名前だけ聞いたことあって不運そうなんだって思ってる方がね、いるかもしれないですけど、これYouTubeでも見れるんですけど、本当にね、壁のシミっつうかなんつうか、ここまで今、完全に再現できるのは、もちろんシンプルな地下鉄空間だからこそできるんでしょうね、もちろんね。
これがいわゆる地上とかだったら絶対無理だと思うんですよ。やっぱりCG的な嘘とか出ると思うんですけど、地下鉄の駅の地下鉄の構内って、あのスクエアのね、パネルみたいなところの部分。
で、やっぱりこのディスクとかちょっと変えるっていうのだとやりやすいからこそ、このリアリティが生まれたんだろうなって思いますよね。
そうですね。しかもインディーゲームでして、これね。一人のクリエイターの方が作ったものだっていうので、かなり、このなんだろうな。スイカゲームもそうなんですけど、インディーゲームからこういうのが出てくる。これ、Unreal Engine 5で作ったやつで、470円ぐらいでSteamで買えるみたいな感じなので、誰でもプレイできる。
で、やりたいと思ったらやれるっていう資金の低さみたいなものを、さっきの、なんだろうな、友達がやってるカフェとかも原宿行けばいけるわけじゃないですか。で、自分もやってみて面白かったっていうふうに、体験の資金っていうのが意外と低いところに設定されてるのかなっていうのはありますね。
これさ、それで言うとさっき言ったさ、コンビニエンスとリッチで言うんだったら、これはどっちなんだよ。
あー、僕両方だと思うんですよね、これ。
お、うんうんうん。
あの、僕が今こう観察していて感じてることを、
一つ、まあこれ年末なので、ちょっとあの、僕の、なんだろうな、貴重なインサイトを引き出しを引き出すようで、恐縮なんですけど。
いいじゃないですか。
最近、まあ例えばヒットしたもの、まあヒットしそうなもので、これあの、エンタメ社会学者の中山さんのこの間日経クロストレンドに書いていた記事なんですけど、
まあこの間というか、まあちょうど数日前という感じなんですけど、
ゴジラ1.0っていう、まあ邦画が、あの、あってですね、
これがアメリカ歴代1位っていう。
いきましたね。
結構これは衝撃なんじゃないのか、みたいな話があるんですけど、
これ、面白くて、まあ日本人だったらシン・ゴジラっていう大ヒットを知ってるわけじゃないですか。
はい。
でも、シン・ゴジラって、まあテーマが、まあ中山さんも書いてるんですけども、日本の意思決定っていうテーマで、
はい、です、です。
まあ非常にこう、日本人ならわかるコンテクストじゃないですけど、
あたふたするこの、なんだろうな、会議は踊るみたいな風景。
はい。
まあこの、ハイコンテクストな、
ゴジラ-1.0の成功とハリウッド的な要素
映画っていうところで、これがまあすごく日本で受けて、まあ今週82億円だったんですけど、
アメリカでは、まあたった200万ドル、まあ3億円ぐらいっていう、まあ超不発で終わったわけですよ。
で、今1.0、このゴジラ1.0って、まあ本当にわかりやすく、なんだろうな、このヒューマンストーリーっていう感じだし、
アクションも派手だしっていう、このハリウッド的なもんなんですよね。
うん。
で、これが受けるという感じになっていて、まあ結局ハリウッド映画の、まあ本質的なところで、
誰でもわかりやすく、こう楽しめるっていうところにあったりするわけじゃないですか。
で、この話を枕にして、今そのコンテクストと、まあこのスナックっていうのを考えると、意外とTikTokって両方やってるんですよ。
スナックでありつつも、ハイコンテクストを埋め込んでるような感じをやってて、これなんでこうなるのかなって、僕最近すごく考えたときに、
例えば映画って2時間の長尺じゃないですか。
はい。
でも、
1分の短尺の動画なら、いくらハイコンテクストが埋め込まれてたとしても、それで楽しめちゃうっていう側面もあるという感じで、で、そのハイコンテクストな裏があるからこそ、こう広まるというか、深さがあるみたいなところで、結構その2つとも兼ねてるようなものが出てくるんじゃないか、それとも出てきてるんじゃないのかっていう感じはあるんですよ。
ほんとなぁ。
わぁ、いいそうだなぁ。
うんうんうん。
まあこう、なんだろうな、体験時間自体が、まあ、コンベニエンス。
そう。
ですよね、それで言うとね。
コンベニエンスです。
コンベニエンス、スナックっていうところだから、入ってくるそのコミュニケーション、えー、そうだな、量は少ないんだ。
量は少ないんだけど、量に埋め込まれてる質のところがすげーでかくなってきてるんだ。だからこの二軸で言うんだ、あれ。
おっしゃるとですね、入り口が入りやすくなってるってもう言えるのかなと思っていて。
例えば映画館行ったら今、いくらですか、1800円とか、なんかそういう高い。
もう2000円近くまでやってるからね。
しかもそれでもう2時間が無駄になるのか、ほんとにタメになるのか、わかんない中で行くわけじゃないですか、そんな映画に対してはやっぱりハードルの高さっていうのを感じてしかるべきと言ったら変ですけど、シン・ゴジラよくわかんない、行かないっていう選択肢になるんですけど、意外とこのショート動画っていうのは一つのこう、なんだろう、スナックなんで軽く食べれる、でも軽く食べた瞬間にパーソナリズされて、いっぱいそのスナックがやってくると。
で、スナックを食べれば食べれるほど、あれ、なんか深い味するぞっていうふうに入ってくる。
まあ切り抜き動画も同じような仕組みではあるんですけど、よりそれが一人称体験によってきているので、ちょっとですね、リッチ化してるじゃないですけども、リッチな体験に変質しやすくなってるなっていう感じがしてて、何なる消費コンテンツじゃなくなってきてるんじゃないのかなっていう話なんですよね。
TikTokのスナックコンテンツと入り口の重要性
TikTokってさ、一個一個はもちろん。
スナックでありコンビニですじゃないですか。でも、延々と見続けるじゃないですか。トータルの時間量で言うとどんどんどんどん大きくなるじゃないですか。
僕はゴジラのマイナス1.0も見ましたと。見てきたんですけど、その話聞いて思うに、すごく一個一個のシーンがTikTok的なんですよ。
あー、切り取りやすいというか。
切り取りやすいんですよ、一個一個。全部、それで言うと。
なるほどね。
で、それが連続で連続でいいテンポで入ってくるんですよ。
あ、テンポね。
テンポがよく入ってきて、これね、ハイコンテキストの長さのところが好きな人から言わせると、ていうか、僕もどっちかっていうと、もちろん、ゴジラとゴジラマイナス1.0のどっちが好きだって言われたら、僕はシンゴジラの方が好きですけど、それはハイコンテキスト、ああいうふうにどっぷりの没入感で、ハイコンテキストに取れる方が個人的には好き。で、シンゴジラはそれがない。
なるほど。
ある意味、分かりきった、こういくよねって思うような流れで、バンバン、バンバン動いてくるんですよ、それで。
うん。
ただ、気持ちいいのは確か。
うん。
うん。
で、だから、それだからこそ受け取りやすい。しかも、そこの一シン一シンがめちゃめちゃハイクオリティ。要するに、予算こんなにかけてないのに、ハリウッドに比べてみれば。一シン一シンにやっぱり使われている、あの、あの、そういう意味での深さっていうところはさすが、みたいなところなんですよ。
なるほど。
ゴジラが暴れるっていうところはまさにね、一人称ですね、僕からすると。シンゴジラって引いてるんですよ、全般的に。
なるほど。
すごくね。
第三者として見てる。
第三者として、映画的なところでシンゴジラがめちゃくちゃに暴れてるみたいなところなんですけど、最初の、このゴジラマイナスワンが暴れるシーンっていうのはすごく主観的。
うん。
見上げたりとかするんですよ、それ。
なるほど。
っていうところもやっぱ、今時の違いっていうところは、そこかなっていうのは小麦の話を聞いてたと思って。
あー、そうですね。だから結構その、メディアにいる人たちって、このYouTubevsTikTokみたいな文脈で見やすい。
いや、見られやすいというか、見てしまいやすい。で、なんかショート動画戦争みたいな感じで、タイパっていうところにばかり注目すると思っていて、これは多分あの、今のその三人称なのか一人称なのかっていう、結構重大なところに触れてるなっていうふうに僕は見てとるわけですよ。
うん。
逆の問題じゃないんですよね。
うん。
視点の問題で、消費傾向の問題だと思っていて、なんかその、かつてのこのSNSのこう、ミクシー匿名、Facebook実名みたいな不毛な争いあったじゃないですか。
へへへ。
なんかあの争いに近くて、ショートかどうかっていうのは本質的な話じゃなくて、そのユーザーの消費傾向がどちらかというと三人称、干渉っていうものから一人称体験に変わってきてる。
で、縦型がそれに相性がいいっていう、もう間違いないなんかその、なんだろうな。
で、結果を作り方、動画の作り方のあの、一つ大きな節目にいるってことを意識しなきゃいけないんじゃないのかなっていうふうに思うわけですよね。
あー。
そう。言語化をしてる人が、誰一人もいなくて、
うんうんうん。
僕はちょっとここの言語化をしつつ、まあそれはあの、まあここだから喋りますけど、基本的にはだからこう、これあの、僕がなんですかね、いろんな仕事をする中で、今リサーチャーなので、まあいろんなあの経営者の方々についてディスカッションする中で、
うん。
結構高い角度で得てる
知見みたいなところはあるので
あんまり公に言う話じゃないかなと思いつつも
この場なので皆さんに言いますけど
めちゃくちゃ重要なことだと思います
めちゃめちゃ重要ですよ
だって僕もあれこれやってる身からすると
第三者さん目線で見てるコンテンツの消費
みたいなものの全般量が少なくなってきてるし
そこに対して広告だろうか課金だろうか
全てのビジネス的なところがついてこないんですよ
メディアのところで言うと
何かって言うと例えば今
芸能人ゴシップとかっていう話があったりとかするんです
あれはもう完全に第三者してるんじゃないですか
それで見て消費されるっていうところがあるんだけど
それに対して何かの価値があんだっけみたいな話の部分で
全然広告だろうが何だろうがマッチしない
でもやっぱり自分ごと化するコンテンツ
自分が一人称としてコンテンツに向き合える
あなたのコンテンツに向き合える
あなたのコンテンツに向き合える
向き合えるコンテンツコンテキストっていうところは
相変わらず質が高ければバンバン消費されるっていう話
だって例えば今強く言ってるのは
デジタルコンテンツ検索ができることが
とにかく素晴らしく良くなった体験です
昔テレビとかラジオとか雑誌とか新聞とかあったときって
検索ってなかなかできなかった
できるようになってくれたゴグルさん様すごいっていうところがあるんだけど
さらにやっぱり今単純にコンテンツに応えるっていう
ところの部分にちゃんと注力してやっていかないと
それこそがAIが勝手に答えてしまう現状があるじゃないですか
それで言うと
汎用的な答えはAIが答えられるから
それでもう大丈夫
そうじゃなくてそれを上回るような深いコンテンツで
ちゃんと指しにいけるんであるんだったら
それはAIより全然上回れるよ
もちろん追いついてはくるんだけど
それが追いつかれて追い越されるって思った瞬間勝負は負けだ
ぐらいに思っといた方がいいみたいなのもありますからね
そうですね
そうですね
この辺を踏まえて考えていくと
来年どうしたらいいですかっていうところを
期待感じですね
もう後半に入ってと思うので
そうですね
いやそれで言うんだったら
今やっぱり新ゴジラとゴジラマイナス1.0の対比のところでは
思うんですけど
やっぱり接触面積自体っていうところ
どれぐらい気軽にやるかっていうところはやっぱり大事だと思う
そうですね
入り口ですよね
入り口はコンビニエンス
スナックっていうところ
これは別にデジタルじゃない世界観
流通の世界観とかでも
もう分かってきてる話じゃないですか
っていうかデジタルだって
今UI UXって言ってるのは
まさにここのコンビニエンスじゃなかったら
誰もデジタルデジタル使ってもらいたいっていう現状があるわけじゃないですか
だからまずそこの体験価値のところの部分を
いかに利便性っていうところについては
考えた方がいいよっていう話
そうですねそこは大事なところですね
その上でAIにクリエイティブが
結局で全部負けるっていうところのモチベーションがあるんだったら
やめちまいですね
AIに負けるかもって思うんだったら
やめちまった方が絶対にいいと思う
そうですね
流極化してるって意味では
飛び抜けていいものを作れないと意味がないですよね
そうそう
だから結局さっき言ったコンビニエンスと
本当に質のところ
クリエイティブコンテキストのこの二軸のところを
ちゃんと両方軸やれないと
簡単なコンテンツばっかりやってる人が
簡単なコンテンツの中に
昔の部分で負けてしまう
深いコンテンツやってるんだったら
それ突き詰めてやる
量でやるんだみたいな話
質の部分の勝負のところをかけていくのは
自分としてはその質って何でしたっけっていうところを
突き詰められるかどうかっていうところが
キーなんでしょうな
メディアのインマーシブ体験
確かに
両方の視点を持った方がいいっていう話は
あるのかなっていうのを聞きながら思いますね
コンビニエンスってものをちゃんと入り口として用意しつつも
質は高いものを出す
質っていうのも消費者側が変化してきていて
どちらかというと干渉して外側から楽しむというか
内側として楽しむっていう風に
変わってきているっていうところですね
感情移入じゃなくて没入体験なんだみたいなところが
どういう風にメディアに出てくるのかなっていう話だったりするわけですよね
だからねそこね作り手としての自分を
それを盛り込むような話にしておいた方がいいんじゃないかなと思うんですよ
何かっていうと例えばそうだな盆栽あるじゃないですか
見てめでる系のものがあってそれが美しいっていう解説するよりも
どういう風にこの盆栽が作られていくのか
作り手目線のところで入っていって
だからっていう話の部分にしていかなきゃいけないかなっていうのはあると思うんですよね
何でもかんでもそれで言うと
今先日も宮崎駿さんが日経スペシャルで裏側公開みたいな形の部分でやられたじゃないですか
我々はどうしたら生きるのかとか
自分のアウトプットっていうところはこれまでずっと見てこれたっていうところがあるんだけど
結局その裏側も含めて楽しめるかどうかっていうところが今ポイントだと思うんですよね
それで言うと
なってしまいましたね
なってしまったんですよ
逆に言うとなってしまったっていう環境下っていうところを把握した上で
それで伝えていくっていう
自分事する
さっき言った三人称から一人称になってきた時の自分事化で
自分が宮崎駿の横にいるんだっていうところも含めて
見せていく
ような作りの部分がいるんだろうな
あのドキュメンタルまさに宮崎駿の横に座ってる感じだもん
そうですね
作り方からするとそうなのかもしれないですね
この辺が微妙な違いなんで分かりづらいっていう感じもするんですけども
なんかいわゆるプロセスエコノミー的な話とはちょっと
違う
違うっていうところがポイントだと思うんですよ
今言ってる話って
はい
単なるプロセスエコノミー的な話って
プロセスを物語として楽しみましょうみたいな話じゃちょっと違っていて
もっともっと多分アップデートされていて
当事者っていう意識というか一人称というか
このファーストパーソンの視点みたいなものっていうのが
きちんとコンテンツの中に埋め込まれてるかどうか
みたいなところがポイントなのであって
なのでちょっとやっぱりこの1,2年で大きく
それを変えてきてるなっていうのが
メディアとしてのTikTokとかSNSとしてのTikTokだったりするっていうような
つながりがあるんですよね
そういうやり方をしてますよね
そう視点を引きずり込まなきゃいけないのかな
さっきの8番出口もそうだしカフェの話もそうだし
別にレビューもやろうと思えばできるじゃないですか
8番出口もカフェにしたって
でもそうではなくて何が楽しいのかって言ったら
あの8番出口にいる人と一緒に歩いてるっていう追体験
カフェも追体験
だからその追体験のところが
プロセスだと別に追体験じゃないと思うんですよね
それで言うと
そうそうそう
配信してる人に感情移入するんじゃなくて追体験なんですよね
感情移入別にしてなくて
それって一個前のリアクションゲーみたいな話なんで
リアクションゲーもそれはそれですごくニーズがあって
それこそなんだろうな
TikTokで流行るものって
ドッキリと手品
リアクションゲーみたいなの多いじゃないですか
リアクションゲーは多いんだけども
次世代のなんだろうな
次世代というか
次の大きな波を作るコンテンツの作り方って
多分この没入感だったりとか
一人称視点的なもの
追体験ができるっていうものに
主流が移り変わっていくんじゃないのか
っていう読みがなんとなくあるわけです
ありますね
YouTuberとかもそういう意味では本当に
ある意味の
見るゲーですよね
インプレッションゲーですよね
インプレッションゲーじゃなくて
本当にイマーシブゲー
イマーシブゲーですね
そうですね
イマーシブ体験をどういう風にするのか
これはもう配信者にとっても
没個性的にならなきゃいけないし
対談記事と動画の変化
ユーザー側によって
共感性の高いコメントをしていくことによって
自分自身があたかも感じてることを
ちゃんと言語化してくれてるみたいな
風にしていかなきゃいけないので
ちょっと違うんですよね今までとは
そう
あり方が
あり方が違うな
ああ
全てのコンテンツに言えるのは
猫めでてる動画じゃなくて
猫と一緒にいる間の動画とか
そうそう
よくあるの
猫の動画もありますね
野良猫がうちの中に入ってきて
それをめでるみたいな動画なんですけど
それも基本一人称してる
この配信してる人が誰なのか
あんまり意識しなくても
楽しめるようになってる
ちゃんとこの自分が見た視点と同じことを
言語化して
語ってくれてるみたいな
体験だったりするんですよね
それがいいねが押されたりとか
しやすいみたいな風になっていて
この辺の微妙な動画の違いっていうのを
ちょっとやっぱりこのメディアの皆さんには
感じてほしいっていうのがあるので
TikTok推奨ですよというか
推奨ですね
見ること推奨っていうのに
この1年ぐらいずっと言ってるような気がするけど
見なきゃ分かんないですよ
僕はTikTokの動画作ってみて
これじゃない感がすごいあったんですよね
6分くらい作ってみて
これが何なのかって言ったら
ずっと考えてた3ヶ月ぐらいなんですけども
その答えが今お話してること
なるほどね
そうだね
何かしらのテクニカルとか
そういうような話の知識のアップデートっていう
世界観じゃないんだよね
僕も動画を作ってみて
何で違うんだろうっていうことを
ずっと考えたから
今のような結論が引き出せたっていうところはあるので
何事もやってみることは大事だなという話ではあると
だから得られるんじゃなくて
インフォメーションとして得られるみたいな
やっぱり
情報の提供みたいなところは
やっぱメディアの機能としてはあったりとかするんだけど
とはいえ今何がそのメディアとして
情報が載ってきた時に求められてるかっていうと
そこに寄り添っていける
イマーシブな体験の部分で
いけるかどうかっていうところが
ポイントだったりとかするんだな
だからな
共感性の高いコメントって言ったら変ですけど
あたかも自分が言ってるように
感じられるようなコメントっていうのが
実は求められていて
まあ専門家みたいなのは
その第三者的に見て参考になるで終わりなんですけど
その提供する体験みたいなものに寄せていけば
寄せていくほど
そういうコンテンツ作りになっていくんだろうっていう話
特に動画の作り方はもう完全そっちだなっていう風に
感じるんですよね
だからまあちょっと文字メディアとかは
ちょっとわかんないんですけど
いやでも文字メディアも同じ
それで言うとどれどれだけそういう形で
相手を引き込むような作り方をしてるかどうか
だからコンテンツもやっぱりね
僕ねどんどんどんどん
それで言うとねテキストは話し言葉になってくと思う
もっともっと
あーそうですね
そうですね
もうそれも今年1年すごく大きかったことだと思うんですけども
通常その対談って紙に起こして
対談記事として公開されるって普通なんですけども
もう動画ごと公開するっていうのも
ほぼ当たり前になってきて
動画だけしかないものみたいなものは
それこそねニュースピクスピボット
リハックは入るのかわかんないですけど
ビジネス系メディアはもう当たり前のように
全部動画になっていってるわけですよね
わざわざ文字にして対談記事にして
っていうテーマなんて別に書けなくても
見てくれるしみたいな
むしろそっちの方が消化しやすいしみたいな
風になってきていて
僕もなんかこの対談の動画とかって
耳で聞いてる
ことが多いんですよね
マーケティングトレンドの変化
でやっぱり対談記事にすると
情報をそぎ落として読みやすくするんで
余計なことはないんですけど
なんかこのどこにこう
感情を込めて発言してるのか
みたいなのってわかるじゃないですか対談って
そうそうそう
だからテキストにしちゃうと
第三者になるんですよすごく
それはある
すごく第三者の視点の部分でやってるんだけど
喋っていると
例えばこの二人で喋っていると
横で聞いてるかのごとく
聞けてるかどうかっていうところがポイントじゃないですか
ねえそこのあなたそう思ってますよね
みたいな感じで
入れるかどうかっていうところは
まさに動画音声だけでも
隣で聞いてるかどうか
っていう話がポイントになってくると思うんですよね
確かにね
音声コンテンツって
すごく距離が近く感じるのは
そういうところがあるかもしれないですね
そうそうそうそう
だからなんかこの二人が何かあたかも
プレゼンテーションのように
なんだろうなこう
第三者として話してるというよりは
意外とこうだらだら話してる方が
聞きやすかったりするみたいな
なんだろう
いやいやあると思うよ
自分たち自己弁護に近いんですけど
その方が親しみ感じてもらいやすいみたいなのも
あると思うんですよ
正直毎回テーマ決めずに
話し始めてるけど
何らか面白い話はしてるような気はするんですよ
してるしてる
一応その
働いているし
いろいろ考えてる
みたいなものをこの場に持ってくるみたいなとこ
あったりするので
そういう意味ではね
単にだらだら喋ってるだけじゃないってとこもあるので
これはこれでいいんだろうなっていう
だからこその
没入感っていうところが
音声でも動画でもそうだし
テキストにおいても
それが苦手とか言ってる世界観ではなくて
テキストメディアの難しさ
もしそのテキストを書き起こしたときに
分かりやすく書き直して
いわゆる
書き言葉に変えるっていう
風にすると
それだと実はもう受けない
受けないっていうか
届かない
寄り添えるような形も含めて
テキストっていうのは
構築していかなければならないんだよ
だから書き方変わる
と思う
そうなんですよね
この辺が結構だから
こう言うと自己否定になるかもしれないですけど
文字メディアって結構きついなー
っていう感じがして
本のニーズとか言ってあると思うし
文字の言い方とか言ってあると思うし
文字の言い方とか言ってあると思うし
文字のいいところも効率よく
一覧性も高くみたいなところ
あるはあるんだけど
なんかやっぱきついなーみたいな
だからそこねファンクションを分ける話だと思う
ビジネスの価値
だから単純に知識の吸収の一点
であれば
書籍だと思いますよ僕は
インフォメーションが
積み込まれていて
ちゃんと構造化されていたテキストの部分で
文庫本レベルとかで
情報として入ってくるっていうのであれば
本が未だに最強のはずなので
それで言うと
でもそれは
成立すると思うんだけど
今のテキストメディアみたいな形で
動画とかある程度の情報量を
簡易的に
スナック的にコンビニエンス的に
インプットしかつ質が高い
っていうバランスが取れてるって話で言うと
実はテキストがそこが
うまく合わないって言われたら
それはそうなのだろうな
うーん
そうですねビジネスとして
合うか合わないかってところも
そうそうそうそう
だからそこのビジネスとして
合う合わないところで言うと
今一度やっぱり
テレビビジネスっていうところは
過去テレビCMとかで
単価高くやられてきたっていうところの部分で
上がってくるのは
それはそうだよね
テキストは
インターネットが始まって
まずはやっぱり動画は
さっき言った配送
流通の問題のところで言うと
インターネットの初期の段階だと
配送費がとにかくかかりすぎたから
できなかった話じゃないですか
端的に言うと
コストが高すぎたっていうところ
そのコストが下がってきたら
どっちが結果的に
効率コンビニエンスでしたか
っていう話をしたときに
動画になってしまう
昔はコンビニエンスの一点で言うと
テキストの優位性があった
あらこそテキストが伸びたっていう
世界観でもあるんじゃない
結構な数の人が
なんて言うんですかね
本読まなくなってると思うので
本にしても
ニュースもどうなんですかね
皆さん見てるんですかね
っていう感じがするし
SNSはよく見てると思うんですけど
それも結構な
時間の割合が
TikTokやらYouTubeやらに
流れていると思うんで
なかなか時間を奪い合うっていう中では
結構文字っていうのが厳しいっていうのは
あるっていう話ではありますよね
だからそこはこだわらないほうが
いいんだろうなっていうのは
最近思いますね
ビジネスやる上
メディアビジネスってやる上で言うと
テキスト動画音声とか
そういうのこだわってる時代じゃない
それだけは間違いない
そうですね
なんでもう最後の
最後のほうになってきたんで
来年の
ないかなどうなんだろう
僕結構最近
自分自身のこの仕事の価値ってなんだろうみたいなのを
結構考えるタイミングが来てるなという気がしていて
今はもう編集家リサーチャーっていう名前を
名乗ってるんですけど
結局やってること変わんないんですよね
基本的に
これ何がどう違うのっていうのが
結構こう説明が今まで
結構しにくかったんですけど
僕最近説明ができるようになったなと思っていて
自分がまず独自性のある
何だろうな
他人にはできない価値ってなんだって時に
三つあって
一つは調べること
リサーチャーなんで
インプットですよね
今話した中に面白いと思って
感じていただけるものがあったとしたら
それはそういうことなんですけど
いろんな最新情報を収集する時の効率性がいいとか
誰よりも早くメタメッセージみたいなのを
読み解くみたいなとこだったりするのは
結構得意だっていうところが一つ目
二つ目はやっぱりインサイトの引き出しなんで
考えるっていうことが大事で
調べた上で考える
今日お話しした話も
結構誰かが書いているものを
そのまま言ってるわけじゃなくて
僕が頭の中で考えて
それを抽象化言語化して
三人称一人称みたいな視点を取り出した
っていうところだったりするので
この考えるっていうことも
自分の独自性のある価値だよね
三つ目が実は伝えること
アウトプットの中で
本の話で
これが本なのか
今音声として喋ってるのか
図解なのか
いろんな形があって
僕も今年初めて本を書いて
本というアウトプットを作りましたけど
自分自身でも
こういうふうに
YouTubeで話すっていうのもそうだし
ボイシーやスポティファイで
音声で話すっていうところもそうだし
この伝えるっていうことを
だから調べる考える伝えるみたいなのが
自分の中の価値の大部分で
結局編集者は三番目に
独自性のある価値
寄っているように見える仕事
本って
アウトプットが見えるから
それの仕事なんだろうなって思うっていう話で
同じことやってるんですよね
調べるっていうところにフォーカスしてるように
見えたらリサーチャーってことなんで
考えるっていうところは
コンサル的な仕事なので
全部
この1,2,3調べる考える
伝えるみたいなところって
常に自分がやってきたことだなっていう
まとめをして
ここのどこに比重が今あるのかっていう
ただそれだけの話だなっていうのが
最近自分のキャリアを振り返ったときに
一番まとめとしてシンプルだなと思ったような感じです
いいですね
でもやっぱりそういうふうに自分の
説明のところで言うと
どこまでシンプルに落とし込んでいって
このワードでここをやってますっていうところを
伝えるって形にしていかないと
さっき言った質ってそういう簡易的に
だから今だってまさに
コンビニエンスじゃないですか
シンプルに伝えたわけじゃないですか
コンビニエンス
スナック
シンプル
いろんな言い方があるんだけど
そこだと思うんですよね
情報のところで言って
いかに間口のところで言うと
そこを短くきっちり伝えられるかっていうところの部分がポイントで
そこに深みがどれぐらい乗りますかって話だと思うので
今まさに3つに分けてっていうところがそのポイントだと思うんで
そうですね
ちなみに赤眼鏡の来年の
どういうふうに働いていこうかみたいなところって
あったりするんですか
結局
僕はどこまで行っても
人と人との合間に入っていくことがお仕事なので
それで言うと
つなげるところもそうだし
つなげるのもそうだし
分かりやすくする
人と人との間っていうところ
それが人と人とっていうのは
一対一もそうだし
叩いたもそうだし
人じゃなくてこともあると思うんですよね
ことと人のコミュニケーションっていうところも存在すると思うんですけど
そこにさらに
AIってやっぱり出して答えるっていうところがまだまだ多いので
出さなくても答えるっていうところがまだまだ多いので
そのうち来るとは思ってるけど
思ってるけど
まだもうちょっと時間かかるっていうところがあるので
かつ
AIにしたってそこで設計する人が絶対にいるので
それはコミュニケーションの領域においてで言うと
人と人との合間に立つコミュニケーションのところを
今言える
伝える
考える
とかっていうところのワードのところを
そうですね
僕も今一度そこは
コミュニケーション自体は軸だけど
さらにそこをもう一段階落とし込んでいくっていうワードは
考えてみようかなと
なるほど
やっぱり
やっぱりこのコミュニケーションの円滑なところに
自分が役に立つというか
割と潤滑油じゃないですけど
滑らかにしていくっていう感じ
何か難しいことがあったときに
それを分かりやすくして
理解しやすくするとか
そういうコミュニケーションの間に
介在価値があるっていうのが
赤眼鏡という
そうそう
僕もだからほら
この番組で言うと
コミュニが出てきたところと
いろいろ
問いとかに
返して
ユーザーさん
リスナーさんいるじゃないですか
それに対して僕
壁打ちみたいな形の部分で
リアクションで返すのは
まさに
小麦の考えてることと
リスナーさんが
どうなんだろうと思うところの
潤滑油の役目として
壁打ちの違う角度から打ち返すとか
っていうところが
やっぱり僕なりの
ことじゃないですか
なるほど
確かに
それこそ
没入感のある体験を
作り出してるとも言える
そうそう
リスナーさんが
そういう形でいくんですね
みたいな形の
リアクション源
のところで
乗ってくれること
僕自身が
司会業とか
コメンテーター業とか
いろいろ
リアルの場で
やってくれるときの
一番のやっぱり
強みっていうところは
やっぱり
乗ってくれることなので
それで
確かに
いや面白いですね
だからこの
メディアビジネスであり
それでも
メディア
面白いと
言える
ライブで
ありたいと
ありたいなっていうところがあるから
ネガティブな話ばっかしは
しないの
やっぱり
それでも
メディア
それでもですからね
とはいえね
それでもって
ついてるところが
ポイントでもあったり
そうですよね
今日話した話も
結局なんかもう
終わったみたいな感じで
言われやすいところに
本当にそうかっていう
問いを
問い続けてですね
問い続けて
やっぱここ面白いじゃん
っていうのを
取り出すっていう
プロセスだったり
するわけですよね
この場が
我々は面白いと思って
その没入感
イマーシブのポイントとは
イマーシブっていう
ポイントの
ところを提示したからこそ
それを
楽しんでいきましょう
いや本当ですよね
イマーシブっていうと
なんかこの
アトラクション作るの
みたいな
大きな話になるけど
全然そうじゃなかったじゃないですか
だからこの
一人称の視点の
イマーシブによるコンテンツ作り
コンテンツを作る
っていうところだったりとか
今日話した話で言うと
スナックでもありつつも
コンビニエントでもありつつも
ハイコンテクストっていうのが
できるんじゃないのか
っていう風に
コンテンツ作りを
していく
意外と面白かったり
するんじゃないのって
思うわけですね
だから面白いって
僕らは言いたいという
話ですよね
言いたいという感じですね
はい
この1時間弱のトークで
どれくらい没入感
増えたのかみたいな
はいっていう感じですかね
はい
そんな感じで
感謝と新年の挨拶
今年もありがとうございました
ありがとうございました
良いお年を
良いお年を
また来年もよろしくお願いします
お願いします