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2025-04-03 21:40

#71-後編 AIで介護の負担を軽減し、魅力的な仕事へ/株式会社CareFran 代表取締役 久保田 洋介さん

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CareFranさんは、「介護をもっと軽やかに」をミッションに、生成AIを活用し業務効率化を図った居宅介護事業所を展開されているスタートアップ🏠 2025年2月、ユナイテッド株式会社より資金調達を発表されました。

▼トピック_前編
・幼少期の祖父母と同居したことが高齢者向けサービスへの関心のベースになる
・厳しい柔道部に所属したことで規律正しい環境で育った青年時代
・「警察官や弁護士になりたい」という思いから早稲田大学法学部へ進学するも就職活動へ切り替え
・新卒で富士通に入社し、宇宙業界(JAXA)向け地上データシステムの営業を担当
・30歳頃に「自分で事業をやりたい」という思いから、スタートアップ転職を決意
・電動車椅子「WHILL」に出会い、面接からわずか数分で採用が決まるまさかの展開
・WHILLでの経験を通じて介護業界の現場を目の当たりにし、その尊さと課題を実感
・2社目ではシニア向けサービス「まごチャンネル」で高齢者QOL向上に携わる
・介護保険制度という難しい領域に挑むにはフルベットが必要と判断し、CareFranを創業

▼トピック_後編
・介護領域で生成AIを活用したケアマネージャー支援事業を展開
・ケアマネージャーは介護サービス選択における最上流のポジション
・低賃金・書類業務の多さ・負荷増加でケアマネージャーは人手不足が深刻
・3〜4時間かかっていたケアプラン作成業務を30分程度に効率化
・SaaSではなく居宅介護支援事業所として事業展開
・介護保険サービスの適正利益率を維持しつつ、保険外サービスで収益源を拡大予定
・2025年4月1日施行の育児介護休業法改正に合わせ、企業向け介護相談窓口サービスを新規展開
・ケアマネージャーがLINEで回答、企業の労務規定をAIに読み込ませ制度に沿った回答を実現
・第1号店は地方郊外、4月1日には岡山市に2号店をオープン、地域ごとの事業展開を検証中

▼ご出演者様/企業様の各種リンク
-HP
https://carefran.co.jp/
-採用情報 ケアマネジャー採用窓口 https://lin.ee/bhgVLY1
※2024.11.28 現在、ケアマネジャーの募集は行っておりません。今後の募集再開の際は、LINEにお友だち登録いただいた方に優先的にお知らせいたします。LINEお友だち登録はこちらから
-資金調達プレスリリース
https://carefran.co.jp/ja/news/funding_202502
-久保田さんX
https://x.com/Kubosukedesu
-親と介護のナビチャンネル【KuboChips】
https://www.youtube.com/@carefran

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-サービスサイト
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-株式会社プロダクトフォース(ユニーリサーチ提供元)
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-採用ページ
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-代表取締役CEO 浜岡 宏樹さん
⁠https://x.com/unii_hamaoka⁠

▼パーソナリティ
-中山悠里(独立系VCアニマルスピリッツDirector)
https://x.com/yurinakay
-稲荷田和也 (JobTales株式会社 代表取締役 / StartPodsプロデューサー)
https://x.com/oinariiisan

▼企画制作
『StartPods』スタートアップ専門ポッドキャスト企画制作(運営:JobTales株式会社)
https://jobtales.co.jp/StartPods

▼パーソナリティからご案内📣
資金調達の発表を控えているスタートアップ企業は、ぜひ出演のご相談をください。1~2ヶ月前を目処にご連絡いただくことで、発表に合わせた配信も可能です。

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▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り)
https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7

サマリー

株式会社CareFranの久保田洋介さんは、介護事業と生成AIを組み合わせて、ケアマネージャーの業務効率を向上させ、働きやすい環境を目指しています。介護業界の現状や求められるサービスについても深く掘り下げています。久保田さんは、AI技術を活用して介護業界の業務効率を向上させる方法や新しいビジネスモデルについて話しています。特に、ケアマネージャー向けのサービスや、生成AIによるケアプラン作成の効率化が注目されています。また、久保田さんは介護における負担軽減のための取り組みや、利用者へのサポート体制についても語っています。資金調達の進捗や事業の黒字化への展望についても触れています。

久保田さんの事業紹介
資金調査等実施されたばかりの企業家の人生や事業の裏側に迫る Startup Now🦄株式会社CareFran 代表取締役 久保田 洋介さんへのインタビューの続きをお送りいたします。
前編では、久保田さんが学生時代まで、警察官だったり弁護士というものを目指しても、技術ではフリーズに入られて、技術では宇宙などの最先端な分野を長らくご経験された後に、
電動車椅子のスタートアップであるウィルさんもいながら、今ご自身で介護領域で自分でやるぞというところを決めて起業されたというような話をいただいたところでございます。
後編では、そんな久保田さんが仕掛ける事業や組織についても迫っていきたいと思っております。
この番組は、ユニーリサーチの提供でお送りします。
1回5000円から最短当日のユーザーインタビュー。数万人の中から最適なユーザーが見つかります。
スタートアップナウのヘビーディスナーでもある創業者の浜岡さんは、全職で新規事業に挑戦。
4回のピボット経験からユーザー理解の重要性に気づき、ユニーリサーチを立ち上げました。
利用企業は2500社を突破。インタビューをされたい方はユニーリサーチで検索してみてください。
それでは久保田さん、改めましてよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
まずはどのような事業を行っているのかというところから教えていただけますでしょうか。
ありがとうございます。
私たちは介護事業×生成AIの事業ということで事業展開をしております。
この介護事業、介護の実業って普通に考えると、そのお家に行ってサポートして、
体を起こしてあげたりとか、寝返りを取らせてあげたりとか、はたまた掃除したりとか料理したりとか、
そういうちょっとイメージをお持ちかと思うんですけども、実はちょっと私たちそこではなくてですね、
介護のサービスがあなたにとってどういうサービスが必要ですかというところをプランニングしていく事業。
これをですね、やっております。
これをやっている専門職の方々をケアマネージャーと呼ぶんですけども、
このケアマネージャーさんですね、親の介護とか一回やった人だったらすぐ分かるんですけど、
すごい親身になって何でも備えてくれるのでめちゃくちゃ頼りになる。
介護をやる上ですごいパートナーとして重要な存在なんですけども、
そのケアマネージャーさんをその事業をですね、
精々使って業務効率を上げていきながら展開していくという事業をやっております。
介護業界の全体像
ありがとうございます。スタートアップナウですね。
実は介護系のスタートアップ出ていただくのは初めてでして、
介護業界全体像みたいなところも把握しながら、
ケアフランさんの事業っていうのがどういうものなのかっていうのを深掘りさせていただけたらなと思うんですけれども、
介護の領域っていうのは大きく分類すると、どんなビジネスモデルとかどんな事業領域があって、
その中で今取り組まれているケアマネージャーさんの事業領域、
居宅支援事業っていうところだと思うんですけれども、
そこに注目されたのかみたいなところまで教えていただけますでしょうか。
ありがとうございます。そうですね。介護の事業って言うと、
まず大きく分けると施設と在宅っていうのがあります。
施設っていう方は老人ホームですね。有料老人ホームであったりとか、
ちょっと名前が難しいんですけど、サービス一方列車住宅みたいな施設がありまして、
そこに入っていって、そこで施設の中で暮らすというのを基本にするような、そういうサービスですね。
一方で在宅っていうのが、介護を受けながらご自宅で生活するという、そういう選択がありまして、
ここに在宅の中でさらに細かく言っていくと、訪問していただいて、
介護受ける訪問介護サービスだったりとか、訪問してリハビリ受ける訪問リハビリサービスみたいなところだったり。
あともう一つが、家からちょっと出ていって、施設に近いところでレクリエーションを受けて帰ってくる。
これデイサービスですけども、そういったサービスっていうのが展開されています。
その中で私たちがやっている居宅介護支援、ケアマネージャーさんの仕事っていうのは、
どちらかというと在宅の方が多くてですね、在宅でこの人がお家の中でどうやって暮らしていけるかっていうところを、
プランニングしていくという業務になっています。
ありがとうございます。施設、在宅と2つがあって、施設の中には介護保険内の有料得与っていうような状態であったりとか、
介護保険外も含めた砂鉱獣とか有料ローディングホームみたいなところと、
もう一つが在宅のところで訪問型介護だったりリハビリだったりで通っていただくデイサービスみたいな、
そういった介護の全体像があり、どこがいいのかなっていうのを選ぶのを支援するのが、
いわゆる居宅支援事業と呼ばれるもので、これはケアマネージャーさんと呼ばれる専門の方が
プランニングしていかなきゃいけないというところになっていると理解しました。
ケアマネージャーの課題
ありがとうございます。
ありがとうございます。
この中で、やっぱりいろんな事業がこれだけたくさんある中で、
なぜケアマネージャーさんというところに注目されたのかっていうのは、これはいかがでしょうか。
ありがとうございます。やはりこのケアマネージャーさんという仕事っていうのが、
この在宅介護の中では最上流のポジション。
ここのケアマネージャーさんがOKしたから、このサービスを使うんですよっていう流れになっているんですね。
ただ一方で、この最上流で非常に経験を積まないと慣れないっていうケアマネージャーさんなんですけど、
昨今ここがですね、平賃金であったりとか、書類業務が非常に多いっていうところだったり、
あともう一つよく言われているのが、やっぱり同居の高齢者の方々が増えてきていて、
今までだったら家族が何とかしてたような部分をケアマネージャーさんにお願いするみたいな、
これ本当は業務外なんですね。なんだけど、それをケアマネージャーさんにお願いするみたいな業務負荷っていうのはすごく上がってきていて、
それによってすごい成り手不足みたいなのが始まってきちゃってるんですね。
本来はこの業界の中で一番キャリアを積んでいって、最後になれる憧れの職業だったのに、
今はそこもすごい負荷が高いし、低賃金だし、そんなやりたくないよみたいな、やりがい削除だよみたいな、
そういうような状態になってきてしまっている。そこを私たちとしてはですね、改めて魅力的な職業に変えていきたいなというふうに思っていて、事業に取り組んでいます。
実は僕、学生時代にまさにケアマネージャーさんの転職をアステンするような仕事を1年間ぐらいしたことがあってですね、
某メガベンチャーさんで、ケアマネーさんにも電話をかけて、実はこういう求人があってどうでしょうみたいな話をするような仕事だったんですけど、
今の話すごくよくわかるなって思ってて、だいたい電話するとお悩み相談が始まってくるみたいな。
で、今がどんだけつらくてとか、どんだけ環境が悪くてみたいな話すごく出てくるし、
実際こっちとしては申し込みをしてほしいわけじゃないですか、求人のところに。
なった時にここは実は今いくらなんですって出すと、それだけでえ、本当ですかみたいな。
だったらちょっと行きたいですって、やっぱどうしてもそのお金のところがかなりネックになっていて、
しかも公的な資格を取られてらっしゃる方々で、本来的にはその領域にすごく思いがあるにもかかわらずやっぱり環境が悪いから、
そうやって新しい話があるとすぐに行くっていうチャンスだと思うんですけどね、それもね。
なので今の話すごく個人的に刺さって、ギアマネさんはめちゃめちゃいい人たちなのに苦しんでるっていう、
そこを直接的に今支援されるような領域なのかなって思って、個人的にとても応援したいなって思ったっていう感想を挟んでしまいました。
めちゃめちゃ解像度高いじゃないか。
めちゃめちゃ高いですね。本当に忙しくしてて、結構事業所の中のパワーバランスとか、
そういうのもあったりして、働きづらいのもあったり、あとやっぱり今本当に書類業務がすごい増えてて、
介護保険っていうの使ってるんでね、国に対してやっぱり税金でどうしてやってるかっていうのを証明しなきゃいけないっていうのは分かるんですけど、
それにしても、そんなにこうバカバカ書類出せって言われてもなぁみたいな、そういう気持ちになるっていうのはすごい分かりますね。
なんとなく、私はそんなに稲荷田さんほど感情度高くないんですけど、感じているところで言うと、
介護業界全般人手不足で、全般皆さん低賃金で、全般苦しまれてるのかなっていう印象があるんですけど、
その中でもやっぱりケアマネージャーさんが一番ペインが深いんですか。ちょっとこのあたり教えていただいてもいいですか。
ありがとうございます。そうですね、介護業界全体の賃金が低いという問題があると思ってます。
ただこれを解決する、要するにこれを解決して、じゃあ介護業界に人が入ってくるためにどうしたらいいかっていうところに対して、
私たちの仮説としては、一番上の職業っていうのが魅力的であって、しっかりお金もらえる状態にすることだというふうに思っているので、
いっぱい課題はあるんですけれども、まずはそのケアマネージャーさんに特化して、そこを引き上げるっていうところが重要なんじゃないかというふうに思ってやっております。
なるほど、ありがとうございます。ちょっと介護を選択するときのユーザーの流れっていうのも教えていただきたいなと思っているんですけれども、
これ入院がきっかけなのか、そうじゃなくて、なんかシンプルに介護を受けなきゃって思ってやるのかっていうのでも、ちょっと若干フローが違うかなと思うんですけど、
まずこれは誰に相談しに行って、どの時点でケアマネージャーさんにたどり着いてみたいなところって教えていただけたりしますか。
ありがとうございます。今、介護保険の最初の相談っていうのは、地域強化支援センターっていう、ちょっと長たらしい名前なんですけれども、
そういう施設が各自治体に用意されていて、人口2万人券に1箇所必ず作りなさいという法律の義務ができています。
介護サービスの効率化
そこにまずは相談に行ってくださいねっていうことが案内されます。そこで1回相談を受けて、そこからじゃあ実際に介護保険使おうとなったら、
ケアマネージャーさんをご紹介しますねっていうような中でやってます。
ありがとうございます。実際に施設系とか、それから在宅のビジネスをしている企業からすると、選んでもらうことが重要なので、ケアマネージャーさんを取り込むのが重要だなって考えるかなと思っていて、
さらに言うなら、その手前で地域包括センターに行ったりとか、もしくはまだ介護認定を取っていなかったら、まず介護認定からってなると思うので、
例えば日井さんとかは、その介護認定を取るところを無料で支援して、ケアマネージャーさんが、ちょっと言い方悪いですけど、自分の息がかかったケアマネージャーさんに行ってもらって、
そして自分たちの施設を選択してもらうっていうところもやられているような気がするんですけど、ケアフランさんとしては、このケアマネージャーさんに入っていくっていうのは、
そういうプレイヤーと戦っていくことになるのか、どういう住み分けになっているのかなというところも教えていただけますでしょうか。
ありがとうございます。今、例に出た日井さんの例で言いますと、まさにこの居宅介護支援事業所っていうのを持っていて、そこから自社のサービスのほうに結構落としていくっていうのが、
業界的には割合とかはいろいろあるんですけども、割と一般的にやられていることで、私たちとしてはそことやっぱり違うポジショニングを取ろうとしていて、
それはその下のサービスを介護サービスを持たない。それによって公平中立に自分たちが最もいいと思っているところを進めることができる状態にしたいと思います。
逆に、まさに最初に選んでもらえるかどうかっていうのはすごく重要で、地域保護活動センターから回ってくるっていうのが今、一般的なルートになっているんですけども、
そこを僕らとしては逆にもっと発信していきたいと思っていて、実は私たちYouTubeでの動画配信なんかもやっておりますし、また今度ちょっと新しいサービスを立ち上げるんですけども、
企業向けの相談窓口なんかも用意していて、それによって親の介護が始まるんじゃないかみたいなところに対しての啓蒙活動という事業として展開していくことで、
ケアフランを指名して相談に来てもらうことを実現しようとしています。
AIによるケアプランの作成
ありがとうございます。冒頭、ケアマネージャーさんの業務効率を生成AIで効率化してっていうことをおっしゃってたんですけど、
これ具体的にはどの部分をどういうふうに効率化させているのかっていうところも良ければ教えてください。
はい、どうもありがとうございます。ケアマネージャーさんが書類業務っていうのがたくさんあるという話をちらっとしたと思うんですけども、
その中でも一番メインになっているのがこのケアプラン作成というものがあります。
このケアプラン作成っていうのはですね、ご利用者さんと1時間ぐらい面談してですね、
それでいろいろ生活の状況を聞かせてもらって、いつからの立ち上がりができますかとかですね、
10メートルぐらいしっかり歩けますかとか、階段せずにつかずに登れますかとかですね、
そういうことを聞かせていただいたりとか、家族と連絡はどれぐらい取ってますかとか、
遊びに行く友人いますかみたいなこととか、4項目ぐらいの大項目があって、そういうのを聞いていくんですけども、
それを聞いた結果ですね、あなたはじゃあこういうサービスがいいですねと、
あなたは階段を登るときにちょっと危ないから、ここに手すりをつけましょうってやったりとか、
外に行くときに手をつけたほうがいいですねとかですね、ちょっと重くなってくると、
電動ベッドを使って寝返りが取れるようにしていったりとかですね、そういうことを提案していくんですけども、
それをやることによってケアマネージャーさんとしてですね、いいプランを書いていくということが基本だと思います。
なるほど。今までのケアマネージャーさんが忙しかった部分っていうのは、
ヒアリングした内容をまとめる部分だったのか、まとめた結果、どれが合うのかなって調べるところだったのか、
どういった部分が一番大変で、そこをどうAIで補っているのかっていうところも、
もう一段教えていただいてもよいでしょうか。
はい、ありがとうございます。まさにそのヒアリングした内容をもとに計画書っていうのを書いていくというところで、
そこの記入時間っていうのがすごく時間がかかっていて、これをプランを作るっていうところが時間がかかるっていう部分と、
そこからさらに介護システム、介護の請求システムみたいなのがあるんですね。
お金をもらうために最後、国保連合会っていうところに請求を投げるんですけども、
その前段に入力するシステムがあって、そこが大手ベガベンチャーさんがやっているソフトだったりとか、
ソンポさんがやっているソフトだったりとか、いくつかあるんですけども、
そういうソフトに入力する時間っていうのが、どうしても時間がかかっていて、
これ1個のプランを作るのに3時間とか4時間ぐらいかかっているというような状態なんです。
そこを私たちとしては、最初に面談したときのこの1時間ですね、
この1時間の面談を音声を取らせてもらって、録音させてもらって、
それをそのまま生成アイに投げ込む。
私たちが作っている生成アイのシステムを投げ込むと、
それでもう自動で10分でバッと出力が出るみたいな形になって、
それを目視で確認しながら、ちょっと必要な場所で直していく。
そうすると30分で作業が終わるみたいな。
今までだと本当にもう3時間4時間かかっていたのが、30分で終わるよねみたいな。
そういうシステムを導入して運営しております。
新事業の展開
ありがとうございます。
ビジネスモデルとしては、そういった効率化ツールをSaaSで外翻していくような、
SaaS の売り上げでビジネスをしていくのか、
それとも効率化したものを活用して、
あくまで自分たちは許諾介護支援事業者として売り上げを立てていくのか、
この辺りはどういうふうに考えられていますか。
ありがとうございます。まずここは後者ですね。
自分たちでの事業展開を目指しています。
ここに関してはですね、やっぱり介護業界のリテラシーの著しい低さみたいなところはあってですね、
SaaSで事業展開していくのは苦しいだろうなっていうのは、
僕自身の心までの経験からあってですね、
なかなか展開速度というのがついてこないだろうなというふうに思っているところがあります。
その点ですね、私たちの実業モデルという形であれば、
ケアマネージャーさんをアトラクトしていって、
私たちの事業に共感してくれたケアマネージャーさんに対応さえできればですね、
事業展開速度というのが維持できますし、
将来的にはやっぱり M&A みたいなところで、
一気に事業相当数を持っているところから、
私たちの理念を強化してもらって入ってきてもらって、
そういうジョインというのができると思ってやっております。
ありがとうございます。この許託介護支援事業っていうのは、
今いるプレイヤーを見ると、そんなに利益率が高いプレイヤーっていない領域なのかなと思ってるんですけど、
ここが一人当たりが受け持てる担当者の人数っていうのが、
この効率化で高まれば利益率が高まっていくものなのか、
それともなんかこういろいろ法規制で決まっていて、
そもそも儲かんない仕組みになってるんですみたいな形なのか、
このあたりっていうのはどう考えていけばいいですか?
ありがとうございます。一定利益率は上がると思っています。
ただやっぱりバカみたいに儲けられるかというと、そうはならないと思っていて、
医療介護系のスタートアップ、本当に気をつけないといけないのは、
儲けてると国の規制っていうのが入って、後から刺されるというところが、
やっぱり最近やっぱりニュースでもなってますし、
税金なんでね、そこは当然そうだというふうに思っています。
なので私たちとしては、介護保険の中では一定業界最水準の利益率を出しながら、
それ以外のところにケアマネージャーさんの力っていうものを発揮しながら、
ビジネスを作っていくっていう、そういう新しいモデルを生み出していきたいと思います。
ありがとうございます。なんと今週発表される新事業もあるというところなんですけれども、
このあたりもちょっと教えていただいてもよいでしょうか?
ありがとうございます。この2025年の4月1日からですね、育児介護休業法というのが改正されて、
1月1日から施行されるということになっています。
その中にですね、今日はやっぱり育児介護をする人向けに、
特に介護をする人向けに、介護の相談窓口を設置することっていうのが義務に付けられている形になっていて、
そこに向けてですね、私たちはこのケアマネージャーさん、現役のケアマネージャーさんが、
しっかりとですね、LINEで回答するというような、介護の相談窓口を作ろうとしています。
ここのその他者との違うポイントなんですけれども、結構いろんな会社がこれをやろうとしているんですけれども、
これに加えて私たちとしてはですね、この生成AIの技術をそのLINEの介護相談に取り込んで事業展開します。
具体的にはですね、その企業の中にやっぱりロームの規制っていうのがあって、
介護休業こういうふうに申請してくださいとか、これだけ休めますとか、
そういう制度があるので、そこを私たちとしては一旦データとしていただいてですね、
それを生成AIに読み込ませながら、それをしっかりと読み込んだ状態でケアマネージャーが回答する。
そうすることによって、質問が来たときにですね、最後のことは分かったんですけど、
じゃあ仕事はどうしたらいいですかねっていう相談が来たときにも、
しっかりとその会社の制度に沿った回答を出せるという状態でサービス展開していくのをやろうと思っています。
介護事業の展開と資金調達
ありがとうございます。最後に資金調達のところもお伺いできればなと思うんですけれども、
今回ユナイテッドさんからの資金調達実施されたというところなんですけど、
このラウンドで検証しようと思っていることがどんなことなのかというところと、
そして次回ラウンドどんな状態でいつ頃迎えることになるのか、みたいなところもちょっといただけると嬉しいです。
ありがとうございます。今回のですね、まさにラウンドで検証したい事項として、
私たちこの許諾介護支援事業所という実業をですね、展開しています。
なのでこれがどこまでできるかというのの検証だと思っています。
大きく3か4つのセグメントに私たちと切っていて、
地方の郊外、地方の都市部、県出して都市区だったみたいなところ、
都市部と23区みたいな形で考えていて、
このエリアに対してそれぞれどれだけ事業展開できるかというところを検証しています。
今回のラウンドでは、地方の郊外と地方の都市部の許諾介護支援事業所の立ち上げができること、
さらには、許諾介護支援事業所がしっかりと黒字化できること、
そこからさらにエクステンションでアップサイドが上がることというところがあって、
これで今ですね、事業の黒字化ぐらいまでは見えそうというところにいっています。
地方の郊外が第一展望をやっていて、そこが多分一番難しいと思うとそこからスタートしているんですけども、
そこでスタートして、黒字化をまずはそこまでいって、
2点目は実は7月1日にオープンしようとしていて、
2月1日に岡山県岡山市のほうで事業立ち上げをスタート、
了承が出たのでスタートしますというところで、そこはもう立ち上げができましたよねと。
ここを黒字化まで持っていきますよというのが、ちょっと到達時期とどこまでやりきれるかというのがあるんですけども、
そこまで見据えて検証して、できれば地方の郊外店のほうでは介護保険外でも売り上げが立っているよということを見せたいと思っています。
それがまさにさっきの4月1日のオープンをするような新しいサービスだったりとか、
あと結構ローカルでちょっと内来でこれはまだあんまりオープンしたいんですけども、
やっているようなサービス検証をやっているというスペースになっています。
なのでこのような状態である程度検証状況がまとまったら、
新調達をしたいと思っておりまして、半年以内ぐらいにはスタートするんじゃないかというふうに考えているところがあります。
介護の負担軽減とメッセージ
ありがとうございます。
まだまだ聞き足りないところではあるんですけれども、お時間来てしまいまして、
最後にリスナーさんに届けたいメッセージなどありましたらお願いいたします。
私たちはケアフランですね。介護をもっと軽やかにというのはミッションに掲げています。
介護って聞いているリスナーの方々の世代からするとまだちょっと遠いかもなというイメージがあるかもしれないんですけれども、
やっぱり本当に始まるとすごい大変で、仕事のこととかやりながら駆け持ちしてやるというのはですね、
やっぱりすごい精神的なストレスになるなというふうに思っています。
その時にですね、国の制度ってすごいよくできているので、
それをしっかり使ってもらうことで、そういった仕事のストレスとかをなるべく減らして働き続けることができると思っているので、
ぜひ何かあればですね、ケアフランに一度ご相談いただければと思っております。
ありがとうございます。素敵な思いとともに具体的なところもいただきましたので、
何らかの形でご一緒できそうな方はぜひコンタクトとかもいただけるといいと思います。
概要欄にホームページ採用情報のPH資金上達のプレスリリース、
そして久保田さんのXのリンクなんかも記載しますので、ぜひご確認いただければと思います。
パーソナリティからのお知らせです。
スタートアップNOWでは番組に出演いただく企業家さんを募集しております。
またリスナーの皆さまには番組のフォローや評価を、
そして久保田さん、ケアフランさんを応援したいという方は、
ぜひSNSで拡散なんかをしていただけますととても励みになります。よろしくお願いいたします。
久保田さん、そしてお聞きいただいたあなたもありがとうございました。
ありがとうございました。
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