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2024-10-24 24:05

#48-後編 パートナー間の「話せない」をアプリで解決。グローバルへ挑戦するカップルテック/株式会社すきだよ 代表取締役 あつたゆかさん

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ゲスト: 株式会社すきだよ 代表取締役 あつたゆかさん


すきだよさんは、カップル・夫婦の関係性悪化を予防するfamilytechアプリ「ふたり会議」を提供されているスタートアップでして、2024年10月、プレシードラウンドの資金調達を発表されました。


あつたさんがカップル・夫婦の関係性改善に取り組むようになった経緯や、今後の展望などを伺いました🎧


▼トピック

<前編-あつたさんの経歴とすきだよ創業の経緯>

・3歳から5歳までアメリカで過ごし、アイデンティティ形成に影響

・ADHDグレーの特性を持ち、パートナーに支えられた原体験

・大学時代に異文化コミュニケーションを学び、カップル間のコミュニケーション研究に没頭

・就職活動で「職場」と「家庭」の2つの変革が必要だと考え、サイボウズに入社

・ベビーシッターサービス「キッズライン」で副業

・自身の結婚生活と「3分に1組が離婚」という現状から、カップル支援の必要性を実感

・サイボウズでの経験を活かしつつ、副業として「すきだよ」を立ち上げ

・簡易的なウェブサイトの反響から、ニーズの大きさを確認

・課題解決ドリブンで事業を展開し、グローバルな市場の盛り上がりを実感


<後編-familytechで実現する新しい関係性と事業展開>

・familytechアプリ「ふたり会議」の特徴と仕組み

・夫婦/カップル間の話し合い促進による関係性悪化の予防

・テックだからこそ実現できる対話のハードル低減

・日本のパートナー間で対話が行われない理由

・海外のリレーションシップアプリの動向

・日本発のカップルテックサービスのグローバル展開への展望

・社会課題(少子化・晩婚化・児童虐待予防)解決への貢献


▼ご出演者様/企業様の各種リンク

-HP

⁠https://sukidayo.co.jp/⁠

-採用情報

⁠https://zippy-abacus-7e6.notion.site/Recruit-6f1616eb0ad241f39ab37499d99479d1⁠

-資金調達プレスリリース

⁠https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000053340.html⁠

-あつたさんX

⁠https://x.com/yuka_atsuta⁠


▼スポンサー

伝えるだけで出来上がる、スゴすぎ資料「スゴシリョ」

-サービスサイト

⁠https://sugosugi.jp/⁠

-ワタリユウタさん(株式会社wib 代表取締役)

⁠https://x.com/watari922⁠


▼パーソナリティ

-中山悠里(独立系VCアニマルスピリッツDirector)

⁠https://x.com/yurinakay⁠

-稲荷田和也 (JobTales株式会社 代表取締役 / StartPodsプロデューサー)

⁠https://x.com/oinariiisan⁠


▼企画制作

『StartPods』スタートアップ専門ポッドキャスト企画制作(運営:JobTales株式会社)

⁠https://jobtales.co.jp/StartPods⁠


▼【ご案内】Startup Now1周年記念イベント🦄

・日時:2024年11月7日(木)~ @STUDIO VIZZ EBISU

・スペシャルゲスト:チューリング株式会社 共同創業者 / 取締役CHRO 青木俊介さん

・総勢10名以上のStartup Now過去出演起業家さんともお話しできます!

・お申し込みリンク:⁠⁠https://peatix.com/event/4161145⁠⁠


▼パーソナリティからご案内📣

資金調達を実施されたばかりの起業家へのインタビューを通じて、スタートアップの魅力を発信しています!ぜひ番組のフォロー、★5評価をしていただけますと幸いです。また、今回の配信が気に入った方はSNSで拡散したり、 #StartupNow をつけて感想をいただけたりしますと嬉しいです。


▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り)

⁠https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7

サマリー

株式会社すきだよの代表であるあつたゆかさんが運営するカップルテック事業では、カップル間のコミュニケーションを促進し、関係性の悪化を防ぐアプリを紹介しています。このアプリは、重要なトピックを質問形式で扱い、カップルが話し合うきっかけを提供します。カップル間のコミュニケーションの課題を解決するために開発されたアプリの使用シーンや文化的背景について考察されています。また、日本におけるカップルカウンセリングの普及が少ない理由や、テクノロジーの導入がもたらす可能性についても論じられています。あつたゆかさんは、パートナー間のコミュニケーションの問題を解決するサービスの展望について語り、少子化や晩婚化といった社会課題にも取り組む同社のビジョンが国内外でのカップル向けサービスの発展を目指していることを示しています。

あつたゆかさんの事業紹介
資金調達を実施されたばかりの企業家の人生や 事業の裏側に迫るStartup Now🦄
株式会社すきだよ代表取締役 あつたゆかさんへのインタビューの続きをお送りいたします。
前編では、幼少期にアメリカに住まわれていることもありまして、 そこでアイデンティティが揺らぐような体験とかもされながら、
そこでパートナーとの出会いがあり、アイデンティティのところを確保たるものも 手に入れつつあるような人生を過ごされましたと。
そして、一社目では、サイボーズさんという会社に入りまして、 そこでのご経験だったり、青野さん、社長ですね。
青野さんの在り方というところにもリスペクトがありつつ、 そして職場と家庭、この2つが両立が大事だというところで、
特に家庭のところではご自身の結婚の体験とかもありながら、 今はカップルテック、ファミリーテックという領域に挑まれているという話をお伺いいたしました。
後編では、そんなあつたさんが仕掛ける事業や組織について迫ってまいります。
ここで、スタートアップナウを応援いただいている番組スポンサーからのお知らせです。
この番組は、スゴ資料の提供でお送りしております。
営業資料、採用資料、資金調達資料、ホワイトペーパーまで、 伝えるだけで出来上がるスゴすぎ資料をスゴ資料。
事業売却の経験もある代表の渡里さんは、 10年以上B2Bスタートアップの事業開発を経験されている方です。
私自身もよく経営の相談に乗っていただいております。
資料作成にお困りのスタートアップは、 ぜひスゴ資料までご相談ください。
それではあつたさん改めてよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
カップルテックのスタートアップを運営しております。 好きだよなあつたと申します。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前半と後半のブランクの間での雑談が盛り上がりすぎて、 時間がなくなるという異常事態が発生しているんですけれども、
稲荷さんに早く後半を取れと言われたので、
稲荷さんダメですと、やめてくださいと。
怒る以上ダメですと言われたので、 収録に入っていきたいと思います。
この熱量を収録で伝えていきましょう。
そうですね。そうしましょう。
まずはですね、カップル向けのファミリーテックっていうところを やられているってことなんですけれども、
具体的にどんな事業を展開されているのかというところを 詳しく教えていただけますでしょうか。
ありがとうございます。
株式会社スキダヨはカップル夫婦の話し合いを促進して、 関係性悪化を未然に防ぐというようなアプリを運営しております。
先ほど3分に一組の方が離婚しているというお話をさせていただきました。
この関係性悪化を予防するにはどうしたらいいのかというとですね、
これいろんなところでエビデンスが出てまして、 もう話し合い一択なんですよね。
でもこのすごい大事な話し合い、全国のカップル夫婦がいたとしたら、
大体何割ぐらいの方がちゃんとできてそうだなって中山さんは思いますか?
5%ぐらいですか。
めっちゃ低い。でもいいですね。1割未満ってことですね。
ありがとうございます。
私はおおむね合ってるんじゃないかなと思うんですけど、
スキダヨの調査だと関係性がいいカップルでも7割以上の方が何かしらパートナーと話し合えてない項目があるというふうに回答してるんですね。
それはセックスだったりとかお金だったりとか人それぞれなんですけど、
関係性がいいカップルでも何か話し合えてないんですよ。
ことは関係性が悪い人たちも含めると、おそらくちゃんと話し合えてるカップルって1,2割しかいないっていうところがあるんですよね。
で、これってやっぱ大事な人だからこそ話し合いが難しいっていうところがあると思うので、
2人会議だと結構ですね、質問形式でお互いの収入オープンにしたいかとか、
育休は取りたいかとか、不妊治療どこまでやりたいかとか、
お金は接班したいかとか、そういったちょっと大事だけどなかなか話し合えないよねみたいなところを、
400問以上のテーマを構成してまして、夫婦で2人で質問にして、結果画面が現れて、
どうやったら夫婦で話し合ったらいいのかというところも含めてですね、
カップルで学べるようにしているというようなサービスになっております。
アプリの機能と効果
ありがとうございます。個人的には、言いづらいなとか話し合いづらいなっていうことって、
直接言うのが言いづらいというよりは、それ自体を自分がどう思っているのかを伝えることすら分かれるんですけど、
そうなんですよ。
これは質問形式にデジタルに置き換えたら話し合えるもんなのか、それとも話し合うティップスみたいなのがあるのか教えてください。
いい質問ありがとうございます。
例えば、自分から気に出すのにすごく勇気がいる代表的なトピックの例がセックスになります。
例えば頻度をもっと増やしたいとかって、自分から言うと、なんか私だけめちゃくちゃ性欲強い人みたいじゃんみたいな感じになるじゃないですか。
2人会議の場合だと、登録してていろんなトピックがあるんですよ。
お出かけとか記念日とかプレゼントとかライトなトピックもある中で、ちょっとセックスが含まれてたりとかするんですよ。
つまり、2人会議の質問、いろいろライトなのをやりたくてやったけど、ちょっとセックスの質問が含まれてたから、
これなんか回答しなきゃいけないっぽいね、やろうぜっていう言い訳をユーザーに与えてるんですよね。
ということで、お金の質問とかも含まれたから開示せざるを得ないよね、みたいな伝わりますかね。
この領域ってすごいユーザーにいかに言い訳を与えられるかというところがすごく重要になってまして、
なので自分から言い出さなくてもというか、2人会議やろうねっていうのは言い出すんですけれども、
直接切り出すよりも圧倒的に切り出しやすくなっているっていうところになってます。
実際にユーザーさんでもパートナーと全く真面目な話し合いをしたことがないカップルの方も多くいらっしゃるんですけど、
その方の73%が2人会議を通じてお金とかセックスとか何かしら話し合えるようになったっていうふうに回答してるんですね。
これってめちゃめちゃすごいことで、逆にテクノロジーが入るからこそできることだと思います。
なぜなら夫婦カウンセリングとかもだいたい手段としてあるんですけど、夫婦カウンセリングって2人で行って90分とか行くとだいたいいくらぐらいかかりそうですか?
1万5千円ぐらいですか?
安いとそうですね、安くて2万、高くて10万とかそんな感じなんですけど、
なんかじゃあ3号、たかがセックスの話だけするために2万とか3万とか払いますって言うと払わないじゃないですか。
かつ払った先にいるのは初対面の人、リアル人で、その時に初対面の人に私はもっとセックスの回数増やしたいんですけど夫がやってくれないんですとかって話せないじゃないですか。
ってなった時に、あえてアプリでセックスの回数とか周1以上がいいとかに入って言うのをやるだけの方が圧倒的に楽っていうか本音を開示しやすいんですよね。
っていう意味で、リアル人に話すのって結構抵抗あるじゃないですか。
なんですけど、あえてテクノロジーがあるからこそ本音を晒し気出しやすいみたいな構造があるのかなと思ってますね。
なるほど。そうすると、この300問とかの質問っていうのは全カップルに共通な質問を投げるって感じですか。
そうですね。共通な質問に現状はなってます。ただ今後はカスタマイズしていくっていうのが大事かなと思ってまして、
例えば、何だろう、その夫婦の形もフルリモートなのかそうじゃないのかとか、歌詞の分担も7対3なのか5対5とかなのかによってその話し合う項目も違ってくると思うので、
今後はご夫婦の働き方とか過ごし方とか、論理的なのか感情的なのかとか、コミュニケーションタイプに合わせてこういうトピックも話し合ったらとかっていうのを
なんかね、コメントできたらいいなというふうに思っております。
なんかここの部分価値観として違うじゃんっていうのがわかったとして、それをどう話し合うか、どう理解し合って決着つけるかっていうのも、これまた一つ難しい部分だなと思うんですけど、
これはなんかこのサービスの中で解決する手段っていうのはあるんですか?
ありがとうございます。現状で言うと話し合いの仕方みたいなのを動画でもマニュアルでもいろいろ学べるようになってまして、
じゃあ例えば、結婚式、死体、したくないで別れたとしますよね。
中山さんだったらどういうふうに決着つけていきますか?
うちはちなみに、私は死体派で夫はしたくない派だったんですけど、結論としては超小規模でやるっていう切中案に落ち着きました。
ありがとうございます。いいですねいいですね。まさにそんな感じで、結婚式したいとしたくないで別れたときに、その表面でしたいとしたくないで纏っててもあんまり意味がなくて、大事なのは何でかですよね。
したくない人も意外と理由聞いてみると、別に感謝は伝えたいんだけれども、大人数の前で手紙とか読みたくないんだよねとか、
チャペルが嫌なんだよねとか、そういう話かもしれないですよね。
なので、したい側は何でしたいのかを言っていく。感謝を親に伝えたいんだ。そこはアグリですと。したくない側は何でしたくないのか伝えていく。
それは形式に、どっちかというと感謝を伝えるっていう大目的には合意なんだけれども、形式があんまり好きじゃないんだっていうことになっていけば、さっきの切中案のように、
じゃあ少人数でケーキカットとかもしないで、レストランとかでこじんまりやるってのはどうだろうみたいな案に落ち着くじゃないですか。
なので、そういった形でバランスをとるっていうのが、私4,5年くらいこの領域で活動してまして、いろんな夫婦の切中案みたいなのをすごく聞いているので、
そういったところの具体例を出したりとか、何でっていうのはまず話し合いましょうっていう、価値観のしたいしたくないで別れたからそれで終わりだ、人生終わりだって思うじゃなくて、
違うのは当たり前なので、違うねっていうところがあったら何でかを聞いて、お互い味わうところからまず始めましょうっていうところをアプリ内でも、
大丈夫だよっていうのを常にメッセージとして出してますね。それが結構好きって言ってくれるユーザーさんですね。
具体的解決策出てくるのめっちゃいいですね。たぶん今って友達とかに聞いて、N2か3くらいの解決策を無理やりぶち込むみたいな感じだと思うんですけど。
それこそ、苗字変える変えないとかね。苗字変える変えないとかも非常に難しい問題で、どっちか変えるしかないじゃないですか。
アプリによるコミュニケーションの改善
じゃあどうやってバランスとるのっていうと、いろんなパターンあるんですけど、どっちか変えてもらうんだけど、手続きは一緒に行こうねとか、
パスポート変更にかかるお金とかはあなたが持ってねとか、あとは家事全般、料理私嫌いだからあなたちょっと多めにやってねとか、
いろんな形でバランスとるってことはできるんですよね。そういった実例もたくさん踏まえて紹介したりとかしてますね。
なるほど。このサービスってこれから結婚するぞとか、これから子供が生まれるみたいな、何かライフステージが変えるタイミングで使うみたいな意識なのか、
それとも何かうまくいってないからどうしようっていう、別にライフステージは変わってないんだけどっていうのか、どっちのきっかけの方が多いんですか。
ありがとうございます。それでいうと圧倒的に前者、結婚前の方とか子供を生まれる前の方々が非常に多いです。
これは問題解決の仕方として、関係性が悪い人を解決しようとすると、それこそ4,50代とかの熟年離婚とかになるんですけれども、
そうするとですね、めちゃめちゃ仲悪い人はどうなるかっていうと、そもそもカップルカウンセリングとかも行く関係にないんですよ。
なぜなら誘っても、いや行かねえよ。関係性悪いと行かねえよってなっちゃうんですね。
ってことはアプリも同様で、これやろうよ改善のためにって言っても、やる関係じゃないのが関係性が悪化してるってことなので、
一番いいのはですね、結婚前のめちゃめちゃ熱いうちですね。お互い一緒に人生歩んでいこうねっていうモチベが男女共に一番高いところが結婚前なので、
そこにアプローチして、その人たちが初めての結構あれじゃないですか、恋人から夫婦に変わる時って結構そこの変革がうまくいかないカップルさんすごい多いんですけど、
だって今までデートとかの楽しい話だけしてればよかったのに、急にお金とか子供どうするみたいな話をしなきゃいけないじゃないですか。
そこでうまくいかなくて、私って愛されてないんじゃないかとか、俺たちうまくいかないんじゃないかってなる人が多いんですけど、そこの変換期にターゲットを絞って、
そこから使い始めてもらえば、いろんな現実的な話も建設的にできるようになっていくっていう感じのユーザー体験にしております。
カップルカウンセリングの文化的背景
なるほど、ありがとうございます。今カップルカウンセリングって話も出てきたんですけど、割と欧米だと問題があるとすぐカップルカウンセリング行こうよみたいなソリューションってよく聞くんですけど、
逆に日本だとカップルカウンセリング受けたことある人ってあんまり聞かないなと思っていて、そもそも日本って夫婦で話し合うみたいなカルチャーがあんまりないのかなっていう風に感じるんですけど、
そこで疑問が2つあって、1つ目は、そもそもなんで日本はそんなカップルカウンセリングっていうようなことが普及してないのかっていうところと、
2つ目は、それは逆にテックだったら普及しやすいみたいなチャンスなのか、やっぱりそもそも話し合うってない文化を作っていくっていうのは難易度が高い、そういう事業領域なのか、
これってどうなのかなっていう、この2つを教えてください。
面白いですね。ありがとうございます。そもそもなんで日本はカップルカウンセリングが浸透してないのかっていうと、そもそもハイコンテキストカルチャーというか、指して文化みたいなところだったりとか、
あとよくあうんの呼吸とかも言いますよね。なので、いわゆる昭和型のパートナーシップと私は呼んでるんですけど、その場合って、
佐々井さんとか渡る世間鬼ばかりとか思い出していただけると、男性が帰ってきたらスッとお茶出すみたいな、伝わりますかね。
そういう言わなくても伝わるみたいなのがこれまでビートされてきてました。
かつ働き方的にも、女性が専業主婦、男性が働くっていう形で役割がきっかり分かれてたので、そんなに対話しなくても大丈夫だったみたいなところがビートされてきたみたいなところがまずあると思います。
っていう中で、今本当に過渡期なんですよね。だからこれまで全然話し合おうみたいな文化がなかった中で、友働きに突入しました。
で、友働きに突入するとどうなるかというとですね、話し合わなきゃいけないんですよ。キャリアどうする、家庭運営どうする、育児どうする、細かく話し合わなきゃいけないってなったときに、
なんか今日本人はですね、これまで話し合いをしなかった分、こんなのいちいち話し合うなんて家庭も仕事みたいで嫌だみたいな感じの、なんかちょっと今、狭間にいる感じはしますね。
ごめんなさい、ちょっと戻りますが、そもそもなんで日本にはカップルカウンセリングが浸透してないのかみたいなところで言うと文化的な背景もありますし、
あとですね、実は代わりに対等しているものがあるんですけど、なんだと思いますか?カップルカウンセリングって名前じゃないんだけど、正解は占いですね。
ああ、そっちか。
そうなんです。カップルカウンセリングとかカンセラーは使わないんですけれども、これ多分メンタルヘルスとかそっちの業界も共通しているかと思いますが、占いにはめちゃくちゃ課金するんですよね。
確かに。
占いの市場規模1兆円って言われてて、そのうちの6割くらいが恋愛相談なんですよ。
えー。
そう。
仕事とかじゃないですね。
そうなんですよ。で、よくね、夫は何考えてるんでしょうかとか、彼氏の気持ちを変えるにはどうしたらいいでしょうかとかを夫婦で話し合うというよりは、悩んでる個人が占い師さんとかに相談するっていうのが日本の文化っていう感じですね。
はい。とか、日本は結構間接的なアプローチが非常に多いですね。セックスレスになったら下着をなんか可愛いのに変えて、その辺をうろつきましょうみたいな、こうなんか刺してみたいなアプローチが恋愛本とかでも非常に多いですね。
はい。
海外におけるリレーションシップアプリの普及
で、ちょっと文化的な意見があって、ごめんなさい。で、それがテックだったら普及しやすいのか、それとも話し合いの文化が作っていかないといけないのかっていうと、どっちもあると思いますね。
先ほど言ったように、やっぱり対人だと話せないけど、アプリケーキだったら70%の方々が話し合えたっていうふうに言っているので、なんか逆にテックみたいなほうが普及しやすいなって思うところもありますし、
今は私が創業した4年前よりも圧倒的に夫婦で話し合いしようぜみたいなのが、いったるところで出てくるんですよね。もう男性育休とかも普及してますし、いろんな妊娠とか育児の本でも、ことあるごとに夫婦で話し合いをしてみたいなのがちょくちょく出てくるようになったので、
ちょっとずつ今とんぱたらきになって、これまでは家庭の片手も1個だったわけじゃないですか。家で飼って子供2人産んでみたいなのが当たり前だったところから、今の夫婦って結構大変で、子供産む産まないも価値観違うし、不妊治療どこまでするかも価値観違うし、そこから養子もありなのかとかね、なんかそういうのも話し合わなきゃいけないし、子供の教育もゴリゴリ受験していくのか、そうじゃないのかとかも話し合わなきゃいけないっていう中で、
結構もう今は話し合わなきゃいけない、話し合わなきゃやっていけないっていう感じになっているので、テクノロジーから普及しやすいっていうのもありますし、今時代背景的にも、これからの夫婦はめちゃくちゃ話し合わないと生きていけないというか、家庭運営していけない、協力して家庭運営していけないっていう時代になってきてるなというふうに思います。
はい。ありがとうございます。ちなみに海外だとグローバルだとこういうアプリって結構普及されてますっていうお話があったんですけど、これはなんかカップルカウンセリングの代わりとしてみんなそういうのを使い始めているのか、あくまでそれとこれは使い分けですみたいな感じになっているのか、どんな感じなんでしょうか。
ありがとうございます。海外だとこの領域、リレーションシップアプリって呼ばれる領域なんですけれども、大きく2種類ありまして、1個目が先ほどおっしゃったようなカウンセリングの代わりになるようなもの、関係性が悪化してから登録して、カウンセリングみたいなことがオンラインでポチポチ入力するだけでできたり気づいたりするみたいな関係性改善を目的にしたアプリがあります。
最近出てきているのが予防を目的にしたアプリですね。つまり仲がいいうちから登録をして、お互いのことを知る質問があったりとか、悪化を予防していく、お互いの関係性の満足度とかを答えてモニタリングしていったりとか、そういう使い続けることでより仲が良くなるみたいな予防の領域が最近ちょくちょくプレイヤーが出てきたなっていう感じですね。
ありがとうございます。マネタイズについてもお伺いしていきたいなと思うんですけど、今は一部の機能が無料で、オンライン講座とか全部の質問を使うには月1,200円、1,280円というマネタイズだと思うんですけど、なかなか参考になるようなプレイヤーとか代替手段がない中、このプライシングってどうやってつけたのかなっていうところを聞かせてください。
ありがとうございます。マネタイズに関しては2Cと2Bが2つありまして、2Cはユーザー課金なんですけれども、プライシングは意外と先行でいろんな方がいらっしゃいまして、海外だと結構月額2,000円とかして課金する。
でもカップル2人で課金するので、1人当たりは1,000円くらいかなっていう感じで課金の仕方がほとんどなので、そこを参考にしつつ、日本だとまだまだ普及してないよなっていうことも踏まえてちょっと安めに設定してるっていうのが2C向けです。
2D向けに関してはですね、結構広告とか送客と非常に相性が良くって、良好なカップル夫婦って、例えば生命保険とか結婚式とか住宅業界とめちゃくちゃ相性がいいんですよね。
これは実際、保険の営業さんとか住宅の営業さんとかも話してたことなんですけど、関係性が悪いカップルって、要は購入の意思決定者である2人が足並み揃ってないってことですよね。
なかなか購入につながらないんですよね。なんですけど、2人会費ユーザーさんとか、私たちのサービスの方々って、こういう関係性良くしようねみたいなプロダクトに登録して、しかも不妊治療どうするとかお金どうするとか話し合うぐらい、めちゃくちゃ将来にもすごく前向きなお客様なので、非常に相性が良いみたいなところがあり、2D向けも展開しているっていう感じですね。
なるほど。これ収益の柱は将来的にはどっちが中心に乗っていくんですか?
ちょっと悩んではいますが、結果的にはユーザーさんとか市場が決めることなので、私で何か決めるっていうことはしていないんですが。
カップルテックのビジョン
でも、Bが悩ましいですね。いまいまって2Cサービスだと、2Cのユーザーが長く課金していくモデルが最強みたいなトレンドもありつつ、でも一方で2B向けでね、結構2人会議の場合だといろんなデータが取れるんですよね。
不妊治療をまだこう考えてるとか、住宅に関してこう考えてるとか、お金とか貯金に関してこう考えてるみたいなデータもたくさん取れるみたいなところを考えると、Bも全然ありなと思ったりもするので、いろんな方向に考えられるなっていうふうに思ってますね。
ありがとうございます。
資金調達をされて、また採用とかにもアクセル踏む部分も一体あるのかなと思ってるんですけど、今採用のサイトとかを拝見しておりますと、基本的にはこれまでは全員副業でやられていらっしゃって、これはこれもしばらくは変わらずって感じですか?
フリーランスの方々も歓迎という感じですね。
いいですね。
がっちりコミットする集団とかからスタートして、コミットする方々を募集してるっていう感じでございます。
じゃあちょっとコミットだけじゃなくて、結構入ってきていただくというか。
そうですね、今後カップルテックで世界を変えていきたいなと思っておりまして、グローバルでは結構いろいろサービスが出てきている中で、私はツーフで話し合いみたいなのが浸透してない日本初だからこそ、
ここの日本のユーザーがめっちゃ使うサービスになったら、ってことはもう世界の人みんな使いやすいサービスになるんじゃないかなって思っているので、
そうなんですよ。日本をクリアすると結構世界進出いけるなと思っているので、そういうこれから世界を代表するカップルテックのサービスを作っていくので、結構がっつりそういうのを考えるのが好きとか、
そういう事業を立ち上げしたことあるとか、UIデザイン、デザインの力も非常に重要なんですよね。
カップル夫婦で使うっていうことがあるので、そこの温度差とかも含めてちゃんと設計できますよみたいな方々がいたら、
ぜひぜひすごい楽しい職務になってますので、一緒に働きたいなと思ってます。
カジュアル面談とかも私が対応しておりますので、ぜひお気軽にご応募いただければと思っております。
ありがとうございます。この温田さんの本当に面白いお話をずっと聞いてたいなっていうところではあるんですけれども、
お時間来てしまいましたので、最後にポッドキャストのリスナーさんに向けて届けたいメッセージとかありましたらお願いします。
ありがとうございます。カップルテックというとキャピキャピした印象に思われがちなんですけれども、私たちとしてはいろんな社会課題、
少子化だったりとか晩婚化だったりとか、あとはご両親が仲良いと児童虐待の予防とかにもなったりするというところで、
楽しい領域でもあり、かつすごくやりがいのある領域だなと思っております。
国内ではまだまだそういったカップルテックのスタートアップは非常に少ない状況になっておりますので、
キャジュアル面談の招待
是非ですね、パートナーに人生が救われたことがあるとか、この領域に実際自分も悩んでてすごく共感するとか、
ちょっとピンときた方がいらっしゃれば、お気軽にカジュアル面談とか私のTwitterとかフォローいただけたら嬉しいです。
ご清聴いただきありがとうございました。
ありがとうございます。概要欄にホームページ採用情報のページ、試験調達のプレスリリース、
そしてあつたさんのエッグなリンクを記載しますのでご確認ください。
もうこの配信に限らず話したい、もっと知りたいという方たくさんいらっしゃるんじゃないかなと思ってますので、
ぜひともコンタクトいただければなと思っております。
パーソナリティからのお知らせです。
11月7日の夜にスタートアップNOWの1周年記念イベントも開きますので、
ぜひ皆さんご参加いただければなと思っております。
そして今回の配信、あつたさんすごくよかったよという方はSNSで拡散したり、
ハッシュタグスタートアップNOWをつけて感想をいただけたりしますととても励みになります。
よろしくお願いいたします。
あつたさんご視聴いただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
24:05

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