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アツの夫婦関係学ラジオ、このラジオでは、夫婦関係の悩みを傾けに関係改善の頻度になる話をしています。
ケアの不均等が圧力を生む、ケアバランスを意識せよということで、今日は話をしようと思うんですけど、
このケアの不均等が圧力を生む、どういうこと?って思うと思うんですよね。
このケア、まずこのケアって何なのかというと、思いやりのことなんですね。
夫婦間の相互の思いやり、この不均等が夫婦関係に圧力を生むと。
なので、この夫婦間のケアのバランスを意識することで、夫婦関係を改善できるようになるという話を今日はしたいなと思います。
まずですね、このケアの話は、日本の夫婦パートナーとやっていくシェアースト葛藤という本があるんですけど、
すごい面白くて、全然売れてないんでしょうけど、すごい面白くていい本なんだよ、おすすめです。
今日この本からちょっといくつか抜き出しながら話をしようと思うんですけど、
まずケアの不均等とは一体何なのかということなんですが、そもそもケアとは何か、先ほど思いやりというふうに表現しましたけど、
本書の中で書かれている定義は、他者の心身の安寧のためにする労働という定義をしてるんですね。
ちょっと分かりづらいですよね。難しいなぁと。安寧って何と思うと思うんですけど、
簡単に言うと思いやりということなんですね。誰かのために、その人の心と体の健康のために何かをしてあげることをケアと呼ぶんですね。
家事育児というのは家族内ケアというふうに呼ばれています。家族の中で行うケア、家事育児はそれに呼ばれています。
あと出会ったばかりの男女、結婚する前の夫婦というのは、お互いに分かり合えている感覚があったりとか支え合っていたと思うんですよ。
僕自身もそういった時期ありましたし、こういったお互いに分かり合える、支え合える関係のこともケアというふうに呼んでいます。
このケアが子供が生まれてくるとバランスが崩れるようになってくるということなんですけど、
このケア、家族内ケアには3種類あるというふうに言われています。子供が生まれた僕ら家庭の中には3種類のケアがあるというふうに言われています。
これがすごい重要で、このケアバランスが夫と妻の間でバランスが崩れることによって
夫婦間に不和が走るということなんですけど、この3つ何かというと、1つは夫婦相互のケア、夫から妻、妻から夫へのケアですね。
2つ目は家事、3つ目は育児ですね。本画から抜粋すると、
夫婦相互のケアとは何かというと、相手の身辺の整理をする、愚痴や悩みを聞く、慰め励ますなどというふうに定義付けされています。
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家事に関しては掃除・洗濯・調理など、健康と快適な生活のためのケア。
最後が育児ですね。魅力の赤ちゃんの生命を守り、つつがなく成長するための心身の世話・養育というふうに定義付けされています。
この3つのケアを夫と妻がそれぞれどれくらいしているのかということが本書の中でグラフ化されているんですけど、
これを見たときに僕はわかったんです。そういうことかっていうのがすごい理解できて、
家事・育児の分担をする話と全然違う話なんです。似たようだけど実は違う話なんですよ。
夫婦関係が悪くなった時に、今まで妻側に寄っていた家事・育児の分担を夫側に寄せていこうと、
お互いに家事・育児をうまくバランスさせようと分担比率を変えようという話がよくなると思うんですね。
だけどそれだけでは関係が改善できない。なぜなのかというのがここにヒントが隠されていて、
家事・育児の支え合いとケアの流れって別なんですよね。同じように見えるんだけど実は別な部分があって。
ここの本書の中に書かれている夫・妻そして子供の間で起こる家族内ケアの図なんですけど、
これどうしようか。今度はノートとかでグラフにして貼り付けようかな。
あとツイッターとかでもこのグラフの写真を載せようかなと思うんですけど。
三角形があるんですよ。下がとんがっている三角形、ひっくり返っている三角形があって、
一番下が子供なんですね。ひっくり返っている三角形の一番下の部分が子供で、
三角形の上に伸びていっているてっぺんになるのが妻と夫なんですね。
妻から子供に対するケアというのは太い矢印で向いているわけです。子供の育児・養育ちゃんとやるじゃないですか。
妻側の方が負担が大きいという場合が日本で多いと思うんですけど、
子供に対するケアの矢印がめっちゃ太く書かれていて、同時に真ん中に家事ってのがあるんですね。
妻・夫・子供の三角形の真ん中に家事っていうのがあって、この家事に対して妻側からもでかい矢印が
バーンと生えてきてるんですよ。 夫に対してはやや太い矢印が伸びてきて、
つまり妻というのは家事と子供に対して強いケアを行っていると。 夫に対してはちょっと太いケアを行っていると。
夫はどうなのかと。 夫と夫が妻と家事と子供に対するケアはどうなっているのかというのは、
妻に対してはめっちゃ細い矢印がフィニッシュフィニッシュと伸びてて、 家事に対してはテンテンテンって矢印が伸びている。
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子供に対してはやや太い矢印が伸びているというふうになっているんです。 これを見ると、
夫と妻における家族内ケアのバランスがバランスしていない、 不均等になっているということがわかるんですね。
妻側にケアのバランスが偏っているということがこの図から読み解けるわけなんですよ。
そうなると何が起こるのかというと、本書の中の調査によると、 妻のケアの比重が高い場合、妻がたくさんのケアを夫にもケアを行っている場合、
妻の生活満足度と結婚満足度が低くなるということが調査の結果わかっているんですね。
つまりこの家族内ケアの比重が妻側に強く寄っている場合、多くの家庭ってそうだと思うんですけど、
妻の結婚に対する満足度がめっちゃ下がるということなんですね。 逆に夫の妻へのケアが高いと妻の結婚満足度が上がるということもわかってるんですよ。
これがすごいヒントだなと思っていて、
つまりですね、さっき言ったように妻から家事と子供に対するケアってのがすごく多いわけですね。
子供の面倒をたくさん見ている家事も夫にもやっていると。 夫から子供妻へのケアは少ないと。
やってはいるけど少ないという状況になっている。 じゃあ家事や育児をうまくバランスさせればいいんだろうかという話になると思うんですね。
妻側によってある家事や育児を、じゃあ俺がやるよということで夫側に寄せていく。 だけどそれだけでは妻の結婚満足度は上がらないんですよ。
なぜかというと妻の結婚満足度は夫から妻へのケアによって変わるからなんですね。 どれだけ家事や育児をやろうが夫から妻に対するケアが高くないと妻の結婚満足度は上がらず、
夫に対する満足度も上がっていかないということになるんですね。 家事や育児のバランスがちょうど良くても、夫婦間でのケアバランスの不均等が残ってしまうと意味がないというか、意味はなくはないんだけど、
妻の結婚満足度は上がらない。夫に対する不満も大きく減少しない。 プラスには転じないということですね。マイナスだったものがプラマイゼロにはなるけど、そこからプラスには上がっていかない。
夫婦間でのケアが細いままだということが原因だと思うんですよね。
何かの本で読んだの忘れちゃったんですけど、ボンベイさんというツイッターアカウントの女性の方が昔いらっしゃって今もいらっしゃいますけど、
すごい一時期メディアとかに出てて、本も確か出されてたんですよね。 双子を出産された女性で、夫さんは焼肉屋の後取りだったんですよ。
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そこを継がれて家族で経営していったんですけど、
旦那さんの仕事がすごく忙しいので、妻はワンオペで双子育ててたんですよね。
いろいろあったんですけど、この夫婦仲がめちゃくちゃいいんですよ。 なんでワンオペなのに夫婦仲がいいの?というと、夫か妻のケアがめっちゃ太いんですよ。
めっちゃ太い矢印がガーンと伸びてきてるんですよ。 これ本の中とか、後でこの放送の概要欄に
参考になるインスタとか本とかをリンク貼っておきますけど、 妻のやることに口出しをしないで全て肯定してあげるという態度なんです。
妻が時短、家電買いたいな、買えないな、君のためには何でもやるよみたいな感じで、ぽんぽん妻の言うことを聞いてくれて、
妻がやりやすいように生活を整えてくれる、応援してくれる妻の応援者みたいな感じになってるんですよね。
夫か妻へのケアのパワーがめっちゃ太いと家事育児のバランスが崩れていたとしても、妻の結婚満足度は決して低くなることはないし、夫に対する満足度も低くなることはないんだなぁって思った良い事例だったんですよね。
家事育児のバランスが良いには越したことはないけど、家庭の事情でどうしてもそうできないという場合もあるとは思うんですよ。
その時に夫から妻に対するケアの矢印がめっちゃ太く出ていたら、全然関係性が変わってくるんだなということがすごい思ったんですよね。
あと本書で書いていたことで気になったのが、夫と妻の結婚の理想といったものが書かれていたんですね。
ちょっとデータが古かったかもしれない。2000年代初頭あたりのデータだったと思うんですけど、夫婦二人とも相思相愛という点では一致しているんだけど、その他の点では違いが見られていて、夫は不孝不随というのかな、夫が隣で妻がついてくるという昭和的な価値観だと思うんですけど、
こういったのが大事だと考えるケースが多くて、2003年のデータがちょっと古いと思うんですけど、妻が理想としているのは、妻にとっての結婚の理想、それは妻が尊重されることというふうに述べているんですね。
つまり、結婚生活において妻にとって大事なことというのは、自分自身が夫から尊重されることなんですよ。対等な関係として二人がやっていくことなんですよね。自分自身が尊重されること。これがうまくいってないケースってすごく多いと思うんです。
僕自身もかつてそういうふうにうまくいってなかったし、今の生活の中でも妻のことを自分と同じように尊重しているのかと言われると、そうできないシーンももしかしたらあるかもしれないなって思うんですよね。思いやりをきちんと持てない時とか、ケアすべき時にケアできなかった時とかっていうのがあるかなっていう気もしてます。
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自分ではなかなか気づけないんだけど、人の話を聞いているとすごいわかるんですよね。ここの部分でケアのバランスが細かったんだなとか太かったんだなとかっていうのが、人の話を聞いているとすごいわかるので、ちょっと自分だとわかりづらいなった人は誰かにこういう話をしてもいいかもしれないですね。
最後にケアバランスの不均等を立たすことが大事だということはわかった。ケアの不均等が夫婦関係を良好にさせる。さらに夫から妻へのケアというのが大事だということはわかった。じゃあケアって何なの?何したらいいの?って思うと思うんですよ。
だいたいケアって何?って冒頭の話に戻ってくると思うんですけど、具体的に何したらいいの?って思うと思うんです。これはケアとは何か?それは出会った時のケアのことを目指すとわかりやすいんですけど、分かり合うこと、支え合うことだと思うんですね。出会ったばかりの時ってお互いに分かり合えてる感覚とか支え合えてる感覚があったと思うんですよ。
だけど今ではそうではないと思うんですね。その当時のその感情が今のまま続いている、もしくはさらに上昇しているかと問われるとそうではないケースも結構多いと思うんですね。
分かり合うこと、支え合うこと、これが真のケアじゃないのかなって僕は思っていて、そのための具体的な、今の話すごい抽象的じゃないですか。分かり合うこと、支え合うこと、すごい抽象的な話だと思うんです。そこから具体的に何したらいいのかっていうと、家族内ケアのバランスを自分が太く持つことはもちろんなんだけど、妻に対して大丈夫?疲れてない?何か嫌なことなかった?っていう風に話を聞いてあげることであったり、これ冒頭の夫婦相互のケアの定義ですよね。
愚痴や悩みを聞くと、慰め励ますといった行為。これがなかなかできないんです。僕もなかなかできなかったんです。今まで、愚痴を聞いたい、悩みを聞いたいとか、慰めて励ますとか、自分自身のことでいっぱいいっぱいになってて、何回か前の話でした。
自己実現。こちらのおじさんの話で出ましたけど、自分自身の自己実現のことにこだわってばかりで、妻の愚痴や悩みを聞いたいとか、慰めて励ますとか、ということが十分にできていなかったなって思うんです。これが妻に対するケアなんですね。夫婦相互のケアなんですよ。愚痴を聞く、悩みを聞く、慰めて励ましたりするということが夫婦相互のケア。
だけどね、堅いがるなと思って、こういったケアをするときって相手のことがわからないとケアできないじゃないですか。何があったのかとか、こんな嫌なことがあったんだねとか、こんな嬉しいことがあったんだねとか、それが頑張っていこうねとか、それは大変だったねじゃなかったねとか、かわいそうにねっていうふうな話をするのって、妻のことを知らないとできないわけですよね。
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妻に何が起こったのか、今何を考えているのかということがわからないと、そういった話を聞き出せないですよね。妻のことを知るための時間とか声かけが必要だと思うんですよ。
同時にそれを聞いたとしても、自分自身のことがいっぱいいっぱいになっていたら、昔の僕みたいに自分の自己実現のことが頭がいっぱいいっぱいになっていたら、話なんか聞かないんですよね。
僕は昔、子供が生まれる前にビジネススクールに通っていたときがあって、つぶれそうな会社で働いていたので、このひどい現状から抜け出したいと思って、グロービスに通っていたんですけど、そのときは本当に自分のことばかり考えていて、休みの日に妻を放っておいて、勉強会に行ったりとか課題をやったりとかということをずっとやっていたんですよ。
妻のケアがすごくおろすとかになっていて、当時はすごく寂しかったということを言うんですけど、そういうふうにですね、それが良かったか悪かったかと言われると、そのやったことは今の僕にはとても生きてはいるんだけど、きちんと話をすべきだったなと思ってはいるんですね。
何年も経って、もう10年以上経ちますけど、今の僕自身、今子供が3人いて家事と育児が大変だというこの近日の中では、そういった自分自身を優先させる思考というのは僕のことになくなったんですよ。
大事なのは、このように自分を優先させる思考から脱却することも大事だと思うんですね。
妻のことを知らないとできない、妻のことを知ろうとする努力も大事だと。
妻のことを知った上でそこに寄り添っていく、そこにケアをしていく、そこに思いやりをしていく、そこの妻の気持ちに寄り添っていくためには、自分が自分がってなっているとできないわけですよ。
自分を優先させちゃってるから。
そういった自分優先の思考から脱却することもまた大事なんじゃないのかなと思っています。
最後のお知らせです。
ノートのメンバーシップを使って、夫婦関係相談サービスタイマツというものを運営しています。
夫婦関係に悩んでいる方向けの相談サービスですね。
Zoomで僕がお話を聞いて、アドバイスとかコーチングというものをしています。
昔はカウンセリングというふうに名乗っていたんですけど、それに近いものもあるんですけど、
妊娠・親日さんでやられるような心理療法とかは僕はやっていないので、
あくまでもアドバイスとかコーチング、僕自身の経験とか、僕自身が研究した結果とか、
いろんな方の話を聞いた中、夫婦関係に悩む方たち、何人もの方からお話を聞いているので、
そういった方たちから聞いたお話などから、その人の場合どうしたらいいんだろうということをアドバイスしたり、
コーチングとかということをしています。考え方の思考をどういうふうに変えていくのかとか、
自分自身の気持ちにどうやって気づくかといったところのお手伝い的な感じのことをしています。
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こちらはトライアルプランとスタンダードプランという2つがありまして、
トライアルプランは月額500円ですね。初回45分間のZoom相談ができます。
これは1回だけです。あとはノートの記事とか音声配信とかのプレミアムバージョンですね。
メンバーシップ限定の記事とかポッドキャストというのをノートのプラットフォームでやっていますので、
それを読んだり聞けたりとかができます。スタンダードプランの方は男性向けのコミュニティを作っていて、
同じ悩みで悩む方たちと交流ができたりとか、おすすめの本を紹介したりとか、
あとは同じ悩みを抱えている方と僕がマッチングしてお話しする機会を作ったりとかというのも最近はしたりとかしています。
あと一番大きいのは、メンバーの方に承諾いただいたら僕はインタビューをして、
そのインタビューの音源を聞けるようにしています。
そういう関係を改善できた方のお話とか、改善に向けて努力している方のお話とか、
自分と同じような記憶の方がいるということが分かるだけでも前に進む勇気をもらえるなと思ったりもしています。
このプランは毎月45分間のZoom相談が可能となっています。
男性、女性問わず対応していますので、女性の方でも全然大丈夫です。
以前は男性だけだったんですけど、今は女性向けにもやっています。
夫婦関係を改善したいという方だけじゃなくて、そもそもどうしたらいいかわからないという話でも全然かまわないですよ。
夫婦の間でこんな問題が起こって、どういうふうに捉えたいのかわからないと、
そもそも関係を改善した方がいいのか、そういうふうに考えた方がいいのか、それとも別れた方がいいのか、
どうしようかなという気持ちのせりがつかない時もあると思うんですよね。
そういったふわっとした、定まっていないんですけどっていう相談でも全然かまわないので、
そういったお話をする場所ってないと思うんですよね。
なかなかそういった話ができる相手っていないと思うので、
僕でよければいつでもお話を聞きます。
夫婦関係を悩んでいて、ちょっとお話を聞いてほしいなという方はぜひご連絡をください。
こちらのリンクも概要欄に貼っておきます。
ということで、今回も最後までありがとうございました。
また次回お会いしましょう。さようなら。