Startup Now🦄資金調達を実施されたばかりの企業家の人生や事業紐解くポッドキャスト パーソナリティーのStartPods 稲荷田です。
同じく、パーソナリティーのスタートアップ大好きキャピタリスト中山です。
本日は、MOSH株式会社代表取締役 矢部和弥さんにお越しいただきました。
MOSHさんは、ネットでサービスを売れる個人ブランド支援サービスMOSHを提供されているスタートアップでして、
2025年2月5日、シリーズCラウンドにて22.5億円の資金調達を発表されました。
矢部さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
今回、矢部さんにコンタクトさせていただいたのは私になりたりになりまして、
矢部さんとのお出会いは実は結構遡ることになっておりまして。
そうだね、確かに。
多分2020年ぐらいかなって思うんですけれども、
僕、新卒33に入って、一番最初に本気で転職したいと思ったスタートアップがMOSHでしたというのが。
そうだったんです。ありがとうございます。
そうです。
メガベンチャーに入って、アーリーなスタートアップ入りたいというところで、
MOSHさんの、それこそリンクとかも貼らせていただきますけれども、
企業の現代化になったケニアの話とかも書かれているノートを拝見したりだとか、
あと、今は一時的に停止されていらっしゃいますけれども、
レッティで一緒にいらっしゃった方々、今、アンドエールの野口さんだとか、
レッティの平野さんとかと一緒にいられてらっしゃるスタートアップチャットってフォトキャストとかもあってですね、
当時から書かせていただいて、
すごい素敵かつビジョナリーで、めっちゃいい企業家だな、
素敵だなというところを思っていた記憶がありました。
実は当時はですね、メンバー数もまだ4桁ぐらいで、
自分がもしも入るんだったらビジネスサイド、営業とかそういうプレーターさんに対立するようなポジションだったかなと思うんですけれども、
そういった方々も弊社員ではまだいたかいないかぐらいのタイミングで、
率直な話ですしですね、僕はまだそのタイミングでは自信がなくて、
意思決定がしていなかったというところがありまして、
そのタイミングではご一緒にすることはなくてですね、
また修行し直したというような背景がございました。
ありがとうございます。懐かしいですね。
懐かしいですね。
その後もそのスタートアップチャット、スタートチャットでコミュニティーがあったので、
定期的にお話しさせていただいたりだとか、
あとこの授業を始める前は対応かけるショート動画で授業をやろうと思ったタイミングがあったので、
そこでヤブさんの動画を撮らせていただいたりだとか、
確かに。
実はかなり愛護園があります。
ですね。
出ていただけてめちゃめちゃ嬉しいですってすみませんけど、めちゃめちゃ喋りすぎちゃったんですけど、
カメラ隊長の。
思いが溢れすぎて惜しかったか。
僕も嬉しいです。
なんか結構稲荷さんのご活躍というか、
結構こういろんな試行錯誤も含めてご一緒してきた記憶が結構あるので、
稲荷さんが成長していく過程が、僕も結構エモいなと思っていつも拝見してます。
めちゃめちゃ嬉しいです。
そんな関係性ゆえの深掘りなんかも今日はできたらなと思っておりますので、
前編ではヤブさんに迫っていて、後編ではモッシュさんに迫っていくというところですので、
ぜひ合わせてお聞きいただければと思います。
ブレイクダンスは実は高校からやってました。
これはさっきの人と違うことやるみたいなところと若干リンクするところがあるんですけど、
それは関係なく練習したって感じですか?
でもあれですね、やっぱり僕高校受験、すげえ頑張ったんですけど落ちて、
その時に多分自分なりに何か変わったことをやらないと、
自分的に納得できなかったっていう感覚があって、
それで勉強するだけじゃなくて、
違うストリートカルチャーとかが周りに結構よくあったので、
ブレイクダンスを始めたみたいなところが最初のきっかけでした。
ダンスはそのまま結構長くやられてらっしゃったんですか?
大学までは結構ガチでやっていて、
それこそ大学1年生の時とかに大学生の全国大会みたいなところとかがあって、
そこで一応日本一位になったりとか。
めちゃめちゃすごいですね。
大学3年生ぐらいの時にブレイクダンスだとよくレッドブルジャパンというレッドブルが主催しているかなり世界的な大会があって、
そこの西日本のベスト16ぐらいまで行ったんですよね。
そこが個人的にはもうそこから先上に行こうとすると、
本当にちょっと信じられない壁があるなっていうのをやっぱりそれでめちゃくちゃ感じて、
ここから先、多分僕のこの気持ちとかいろんな能力だけだと行けないなと思ったので、
そのぐらいからある種、そういう方々をやっぱりすごいリスペクトする、
寄りするようになったし、そういう人たちと何かしら将来一緒に授業ができるといいなとか、
そういうことを結構考えていたなっていう記憶はあります。
ブレイクダンス王者大学3年ぐらいまでというふうにやられてらっしゃって、
さっきおっしゃってた家庭教師、英語の家庭教師のマッチングサイトとかはそれとパラレルでやられてた感じなんですか?時系列でいくとどんな感じですか?
パラレルでやってました。パラレルでやっていて、
自分的にダンサーとしての自分のいろんな限界みたいなのもやっぱりわかっていたので、
ある種、もう少し今のビジネスに近いようなことも何かしら個人の活動として取り組みたいなというところがあって、
多分大学2年生ぐらいの時からやってたという感じですね。
あと大学時代でされてたことでいくと、アメリカに1年ぐらい留学されていると思うんですけど、これはいつの話ですか?
これはですね、結局3年の夏頃ぐらいからですかね。
じゃあ家庭教師のマッチングサイトもやり、ブレイクダンスもそろそろ終わり迎えるぐらいのタイミングから生き始めたって感じなんですか?
そうですね。
ここもすごく気になってたのが、現地でボスキャリー、ボストンキャリアフォーラム。
めちゃくちゃ稲荷さんすごいですね。よくそんな、俺も記憶に薄いぐらいの。
ボスキャリーでメガベンチャーの内定を取りつつ、やっぱ違うなってなって新卒デビューに行ったってエピソード。
このSKってすごく面白いなって思ってるんですけど、これはどうしてだったんでしょう?
そうですね。ボスキャリー行って、それこそメガベンチャーの内定いただいて、内定式行った時にめちゃくちゃ周りの方々が優秀だったんですよ。
なので、シンプルにこれちょっと僕じゃなくていいな感が結構あって、っていうのが一個あり。
やっぱり自分的に大学でやってた授業の体験とかすごい楽しかったので、やっぱりこれをもう一回仲間とやりたいな、みたいな感覚はあって。
ただ、当時例えばベンチャーキャピターの方から出資したいとか言っていただいたり、大学で言っていただいたりしたんですけど、結構僕的に怖くて。
なんかそんな体験いただいてもみたいな。なので結構自分的にはちゃんと社会経験を積んでからもう一回授業やりたいなというのもあって、それだったらちゃんとグローバルで通じそうなジャンルとか。
かつスタートアップで当時やっぱりスマホとかがちょうどアプリケーションがたくさん出てきたタイミングだったんで、そういうアングルでやってるスタートアップないかなみたいなのを探して、
食かゲームか、当時は教育とかも興味あったんで、その文脈でスタートアップ探しに行って、レッティのサービスがすごい素敵だなと思って、代表の方にご連絡して、
3年半ぐらいで良ければやりたいなと思ってるので、それでちょっと入社させてくださいみたいな感じで、新卒の会社が決まったみたいな感じでした。
3年半でって言った時はどんな反応をされたんですか?
なんか全然オッケーみたいな感じでしたね。
3年半っていう刻み方はどういう意味だったんですか?
多分、僕がアメリカの大学が終わったタイミングが13年の9月とかで、僕が日本の大学卒業したのが13年の9月卒業なんです。
なので厳密に新卒も含めると、新卒の次14年卒とかだったんですけど、半年ぐらいインターン期間があって、新卒で多分3年ぐらいだなみたいなところがあって、
適当に多分3年半とか言ってたんだろうなっていう気がします。
実際に有言実行で一回3年半で辞められてっていう感じですよね。
そうですね。
これ辞めるタイミングではもう今の事業案があったのか、するともうないかったし、なかったけれどももうそのタイミングも決めだったんで、辞めてそこから事業案探しに行ったのかとかで、どういう感じでしたか?
結果的には事業案なかったんですけど、割と原型となるアイデアは実は結果的にいろいろやってて、
当時僕がインバウンドの飲食予約みたいなのが来るんじゃないかと当時は思って、それを全職でやらせてほしいみたいな感じで、
直談判した時があって、会社だとちょっとできないってなったんで、
じゃあちょっと自分でやって、うまくいったら会社に戻すかみたいな感覚でインバウンドの飲食店予約みたいなのを立ち上げて、
それをやった時に、当時だとSNSで集客をして、LPだったり予約だったり決済だったり、いろんなワークフローを自分で作って、
単純に専門性を販売したいっていう欲求に対してやらないといけないことがやっぱりすごい多いなと思って、
この辺はもっと簡単にできると、人間の専門性とか情熱を持っていることを簡単に世の中に発信販売できるんじゃないかみたいな仮説は結構持ってて、
それが結構一周回って、今のMOSHの現体系になっていたりするっていう感じです。
ちょっと定番すぎるかもしれないですけど、あまりにも好きなので、ぜひ世界一周のフィニアでの話なんかも聞きたいんですけど、教えていただけますか?
退職して、そこから約4ヶ月ぐらいですかね、アジア、インドとかアフリカ、東アフリカらへんとか、北米とか回っていきまして、
やっぱりスタートアップすごい大変だなっていうのを、ある種末席で僕も全職で見させていただいたので、
やっぱり大変な時に頑張れる現体験がないと、続けるの難しそうだなって感じてて、それもあって、僕的にはグローバルのトレンドとか、
ちゃんと社会的な長期的な課題トレンドみたいなものを捉えた上で、結構授業をやりたいなっていうふうに思いまして、いろいろあったっていうのがありました。
その時にいろんな国の同世代の方々とお会いさせてもらったときに、SNSとかスマホの影響で、ある人の自分の生き様とか、
自分の身の回りの人たちによって結構自分の人生のロールモデルって結構決まったと思うんですけれども、
それがやっぱりSNSとかスマホを通じて、かなりワイドに視野が広がった側面がやっぱりあるなと思ってて、
アフリカの青年とかマサイ族の青年とかも、ある種自分の生き様これでいいんだろうかみたいなことを悩まれていて、
自分はこうしたいとか、日本に行くにはどうしたらいいんだとか、こういう仕事をしたいみたいな欲望が、欲求が結構出てきている様子を
拝見したときに、改めていろんなベーシックなインフラの充実とかは必要なんだけれども、今後社会でそういう
ある種の自分の志とか情熱を立てて好きなことをやっていくみたいなことだったり、それを仕事にしてやっていくみたいなことって
かなり大きいトレンドなんだろうなと。逆にそこが副作用的にもなって、そう慣れない自分に対して聞き目を感じたりとかするような課題も
やっぱり出てくるだろうなと思ったときに、そういう課題を受けるといいなみたいなことを結構自分的にはかなり腹に落ちたというか、そういう原体験があって
情熱が巡る経済を作るというミッションになって、結構続けられているという感覚があるかなという気がします。
最後にこれだけ聞きたいんですけど、今の話だとその情熱とか好きなことで生きていくとか、なんかその抽象度であればスタートアップ的にやるプロダクトなのかサービスって無限にある気がしていて、その中でもMOSHのところにソリューションとして着地させた理由とか捉まえてた課題みたいなところで、ここはどういう観点だったんですか?
そこはひなりさんおっしゃる通り結構いろんなアングルがあるかなと思ってまして、ここから僕的にはやっぱりマーケットとかある種ビジネスチャンスみたいなものをちゃんと鑑みながらやってきたみたいなところがあって、それこそ物を売るとかそのECみたいなものは
かつて職界だったりベースだったり、かなり先行のプレイヤーがしっかりいました。そこでその専門セオルとか無形のサービスを販売するっていう、このサービスECみたいな風に言われている領域も実はマーケットとして非常に北京だけれども、なんか意外にそこにチャレンジしているプレイヤーが当時あまりいなくて、ここはビジネス的にもチャンスがあるなと思って、
今のマーケットとプロダクトを最初のファーストチョイスとして選んでいるというのがあります。
ありがとうございます。前編はここまでとさせていただきまして、後編ではそんな矢部さんが展開される事業と、今少し頭出しをいただきました盲修さんの事業、今後の展望なんかも伺っていきたいなと思っております。矢部さん、そしてお聞きいただいたあなたもありがとうございました。