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2024-07-05 22:54

#31-IVS特別編 ファミリーテック株式会社 代表取締役 中村 貴一さん

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【「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」出演企業インタビュー】

ゲスト:ファミリーテック株式会社代表取締役 中村貴一さん

IVS KYOTO2024とのコラボ企画で、スタートアップピッチ「LAUNCHPAD」に出演される中村さんにご出演いただきました🎙️(京都の現地で収録しました🎧)


ファミリーテックさんは、共働き夫婦のための時短アプリ「ファミリーバンク」や夫婦に最適なクレジットカード「ファミリーカード」を提供されているスタートアップ💳


中村さんが家族向けテクノロジーサービスに取り組むことになった経緯や、事業の展望などを伺いました🎧


▼トピック

・最初の起業で挑んだ「民間保険サービス」の開発

・シェアハウスや家族間での介護費用管理など、ユーザーが発見した新しい使い方

・共働き夫婦向けのお金管理サービスへの進化

・プリペイドカードではなくクレジットカードを選んだ理由

・金融ライセンスの問題と銀行システムのオープン化

・クレジットカードシステムの全面刷新と「15秒でのカード発行」

・IVS2024 LAUNCHPAD KYOTOへの出場と優勝への意気込み

・"古くて新しい"家族領域に特化したペインをテクノロジーで解決する


▼ご出演者様/企業様の各種リンク

HP採用情報ファミリーテック公式X


▼パーソナリティ

・中山悠里(独立系VCアニマルスピリッツDirector)

 https://x.com/yurinakay

・稲荷田和也 (JobTales株式会社 代表取締役)

 https://x.com/oinariiisan


▼企画制作

『StartPods』スタートアップ専門ポッドキャスト企画制作(運営:JobTales株式会社)


▼パーソナリティからご案内📣

資金調達を実施されたばかりの起業家へのインタビューを通じて、スタートアップの魅力を発信しています!出演希望のご連絡は、パーソナリティ⁠までDM又はフォーム経由でお願いします!(調達プレスリリース公開に合わせた相談も大歓迎です。)ご感想もお待ちしております😊


▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り)

https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7

サマリー

ファミリーテック株式会社の中村貴一さんは、共働き夫婦向けのアプリや保険サービスを提供しています。エンジニアとしてのキャリアを経て、保険分野で新しいサービスを開発してきました。現在、ファミリーテックを通じて家族のお金管理サービスを提供しています。同社は、銀行コードやクレジットカードを中心に子育て家族向けのスーパーアプリを提供しており、共通の講座や家族カードなどの機能があり、家族のライフスタイルをサポートしています。ファミリーテック株式会社の代表取締役である中村貴一さんは、家族領域に特化したテクノロジーを提供する会社であることを強調し、家族の情報共有の重要性について語っています。

ファミリーテック株式会社の設立
スキン調達を実施したばかりの企業家の人生や事業を紐解くポッドキャスト、パーソナリティーのスタートポッツ稲荷田です。
同じく、パーソナリティーのアニマルスピリッツ中山です。
今回の配信は、日本最大級のスタートアップカンファレンス、IBSとのコラボ企画でして、現地の京都から収録をしています。
そして、本日のゲストは、IBSの目玉企画、ローンチパッドに、きょう、まさに登壇されるファミリーテック株式会社代表取締役、中村 貴一さんにお越しいただきました。
ファミリーテックさんは、共働き夫婦のための時短アプリ、ファミリーバンク、夫婦に最適なクレジットカード、ファミリーカードを提供されているスタートアップです。中村さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。中村です。
スタートアップナウは実は、IBSでメディアパートナーにならせていただいているんですけれども、その関係、中村さんに出ていただいています。中村さん呼んでいただいたのは中山さんになっておりまして、中山さん、どういうふうに中村さんをお呼びいただけたのかという経緯を少しだけお願いいたします。
中村さんとはたまにキャッチアップの機会をいただいておりまして、先日たまたまお話ししたときに、IBS行きます?みたいな雑談をしていたところ、ローンチパッドに出場されるということをお伺いしまして、
であればということで、ローンチパッド出場企業へのインタビューをちょっと現地で生々しくさせていただけないでしょうかということで、本日来ていただいております。
ありがとうございます。今回はIBSの特別編といたしますので、通常だと前編後編2本で分けているんですけれども、1本の配信でお届けできればと、濃縮してお届けしてまいります。
中村さんの企業に至るまでのプロセスだったり、今どうしてこの事業をやられてらっしゃるのかという思いの部分だったり、そして事業の内容だったり、組織なんかについたり、そのあたりもお伺っていきたいなというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
まずお伺いいたしたいのが、中村さんのこれまでの、主にキャリアのところでいいかなと思ってるんですけれども、どんなふうにお仕事されてきたか教えていただけますでしょうか。
自分は大学卒業してからずっとエンジニアをやってきておりますと、SYRとかITコンサル会社で法人向け、あと2C向けのいろんなプロダクトも大中小作ってきたっていう感じなんですよ。
でもある程度10年間ぐらいキャリア積んでくると、腕に職がつくような形になってきますので、フリーランスやろうかなと思って起業したのが一番最初の起業だったんですよ。
はい、それいつぐらいの話ですか。
それがちょうど2018年ぐらいだったので、フリーランスで独立するタイミングで会社を作っただけだったんですよ。
それもう受託の会社みたいな感じだったんですか。
まさしくそうです。1年間ぐらいはもう個人的な人脈とかを駆使してですね、いろんな案件やっててですね。
保険分野の探求
そこからプロダクトとかも作られていらっしゃった。
そうです。1年間ぐらいやると飽きてくるんですよ。
飽きてくる。
誰のために作っているのかわからなかったので、
それで当時ちょうどブロックチェーンとか仮想チェーンが流行ったので、それ使って作ってやろうかなって思ってて、
当時ちょうどスマートコントラクトっていうのがあったので、それ使って何かできないかなって思っている中で、
当時まだ保険の領域がですね、DXされていない。
まだITが入っていない最後の場所だみたいなこと言われたので、
じゃあブロックチェーン掛ける保険で新しいことできないかなっていろんなことを考えている中で、
民間で勝手に保険作れたら面白いんじゃないかなって思いついちゃったんですよ。
思いついちゃったんですね。
面白いんじゃないかって思いつくだけなんですよ。
本当にエンジンが良くなって作っちゃったんですね。
すごい作れちゃったですね。
作ったんですけど、結局そのスマートコントラクトって結構インフラのコストが高かったので、今も高いかもしれませんけど、
結構広がっていくの厳しいなって思っちゃって、
それをちょっとやめて、リアルマネーっていうのを使って、
当時僕が考えていた保険っていうのを民間で作っていくような仕組みを作れたら面白いんじゃないかなって思ったのがきっかけだったんですよ。
で、当時ちょっとペイペイとかも流行りつつあったので、僕たちもクレジットカードでネット上に勝手にウォレット作ってですね、
そこにチャージしてですね、掛け金を出し合って、会費という名のもとで。
で、病気になったとか事故起こったとかいう時に申請してそこのウォレットに。
で、何人かがオッケーって言ったらお金が実際降りるっていうサービスを作ったんです。
それが自分がプロダクトを世の中に出すきっかけになったっていうのがあるんですよね。
その事業は事業上等された?
そうですよ。今やってる会社は2社目で、その時から1社目だったんですけども、
それを1年間ぐらいやってる中でちょっと法律が問題出てきてしまったんです。
で、進んではしてたんですけども、いよいよ金融ライセンスを取らなきゃいけないというタイミングで詰まったわけですよ。
その金融ライセンスにとって結構ハードル高かったんですね。
社内の耐性だったりとか資本金の問題だとか。
なのでどうしようかなって話の中でたまたまイエリさんからどうだって話が来たので、
元々社外取締役に入ったので、昔から仲は良かったんですよね。
それでキャンプファイヤーグループと一緒にやらないかっていうご相談をいただきまして、
お願いしますというところでキャンプファイヤーの中でやっていくことになって、
そこからまたさらに進化してきてですね、
元々はコミュニティの保険を作るプラットフォームだったんですけど、
使い方変わってきたんですよ、その頃から。
シェアハウスの方々が使い始めたのが出てきたんですよ。
保険ってみんなからお金をちょっとずつ集めて、そこからお金出てくるじゃないですか。
だからシェアハウスのお金の間と全く同じ仕組みなんですよ。
シェアハウスも誰かのオーナーが1人いて、
住んでる方々が家賃払うじゃないですか。
で、そこから例えばティッシュ買ったよとか、トレッドペッパー買ったよとか出ていくんですよ。
友働き夫婦のお金管理サービス
だけど同じだったんですね。
なのでシェアハウスのお金管理サービスとして結構広がっていったんですよ。
で、さらにそこからユーザーさんがこんな使い方あるみたいなのを発見していってくださってですね、
自分のお父さんお母さんが要介護状態で、子供たちは何人かいて、
介護費を折半するのが簡単にできないじゃないですか。
そういう時に僕たちのプロダクトに子供たちがお金入金して、
親のとこに行って食事買ってあげたよとか、旅行一緒に行ってあげたよとかで、
そのネット上にあるウォレットからお金を引き出すみたいなことで活用例がどんどん広がっていったんですよ。
全く思いもせずに。
で、最終的に一番ヒットした使い終わり方が、その友働き夫婦のお金。
友働きもやっぱり今男性も女性も働いてるんで、
私だけが家賃払うっていうわけじゃないじゃないですか。
そういう時にネット上にある共通ウォレットにお金を毎月毎月例えば20万20万チャージして、
そこから私家賃払いまして、私スーパーで買い物してきましたよということで、
お金を移動、自分のウォレットに移動するみたいなことで結構広がっていったんですよ。
だから元々は保険を民主化するみたいな思想から始まったんですけど、
進化していって最終的に友働き夫婦のウォレットサービスになった。
ただ結局大前提は取れなかったので、そこでちょっとクローズセンターがなくなってしまって、
僕は一旦そこで一社目は終わってるんですよ。
で、そこからちょっと半年間ぐらいしばらく何やろうかなと思って時間があったんですけども、
本当にビーム向けのサービス作るとかも考えたんですけども、
僕が見つけた複数人でお金管理の問題があるっていうのをベースにした方がやっぱり僕ならではがあるし、
僕もやっぱり事業計画とか作ってると疲れてくるんですよ。
全然関係ないようなビーム向けのサービスとか作ると。
それは思いの部分なんですか?
多分そうなんですよ。
根本的にやっぱり市場がもう土地金流れてるからやるとかいうのは僕には向かないんです。
僕が見つけたユニークなペインポイントっていうのを解決するっていうのにやっぱり気持ちが向かうわけで、
もともとは保険だったけども、最終的には家族のところで行ったので、
そこに最初から効果が当ててしまって、事業展開していくと面白いことができるんじゃないかなって思ったんですよ。
しかも面白いことに当時ちょうどタイムツリーっていうアプリがCMバンバン売っててですね、
僕は当時非常に不思議だったんですよ。
もう自分とかグーグルカレンダーで共有したんですよ。
なんでいるんだろうなって思ったんですけど、
メガキットして何千万ダウン取るんですよ。
あれ見て、ちょうど僕がやったお金管理サービスのガッチャンコになって、
そういえば家族っていう領域でのITサービスって少ないんだなって気づいたんですよ。
僕たちがプロダクトを提供した時も、PayPayだったりメールペイントが出てきたんですけども、
僕たちだけが普通にお金管理サービスをやったので、
なんでこんな便利なサービスを他の会社がやってんのか不思議だったんですよ。
で、タイムツリーがぼーっとキッとしてきての情報も知って、そういうことだと。
これまでの20〜30年間のITの歴史っていうのは、
あくまで個人の生活を快適にするためが主戦場であって、
家族っていうのはオプションだったなって気づいたんですよ。
でも我々っていまだに家族っていう単位で生活するのがまだ基本じゃないですか。
そうしたところのインフラってまだないよなって思いついちゃったんです。
だから僕はファミリーボレットサービスじゃなくて、
今回ファミリーテックっていう会社のものを作った方が面白いんじゃないかなって思って、
会社を作って4年目になったというところなんですよ。
僕らのトモワタラキっていうのにフォーカスしたのは、
僕が一番ペインポイントとして深いというか、ユーザーが多いとか。
僕の場合はやっぱり現体験があるものじゃないですから、あんまり共感できないんですよ。
やりたいとは思わないんですよ。
で、当時同棲してる方がいたので、その方とのお金管理問題はあったので、
トモワタラキ夫婦から単純に入ったことがあったんですよ。
もともとはコミュニティみたいなところもやってたので、
トモワタラキから入って人数拡大していくみたいな方向で今動いてるんです。
結果として逆から入ったんですけども。
コミュニティからトモワタラキ夫婦に勝手にシフトしていったんですけども、
今は逆にトモワタラキって最初のコミュニティじゃないですか、2人。
そこから広がっていくっていうのを今考えてるんですよ。
お金の管理サービスってところなんですけど、
共通の講座と他に何か多分いろいろ考えてるところあると思うんですけど、
今の事業のところっていうのがラインナップなのか教えていただけますか。
もともとはお金管理のところをやりたかったので、
ファミリーテック株式会社のサービス
日本って銀行コードとプレジットカードの社会なんですよ。
QRコードとかいろいろありますけど、まだマイナーな決済手段なんですけど、
大部分は銀行コードとプレジットカードなんですよ。
そこから我々は入ったんですね。
入っていく中でやっぱりいろんなご家庭のケアリングをやっていくと、
各家庭でスマートな暮らし方をやってる家庭に合うんですよ。
例えば結婚したタイミングでGmailアカウントを一緒に使うためのGmailアカウントを作って、
それを使って不動産外出のリアリティをやってますよと。
結構既存の手段を使って解決している方々がいらっしゃったんですよ。
そういうのを考えて、僕はもともとファミリーテックで領域をやっていくのがあったので、
だったらもう一部の方々がやっているベストプラクティスと思われるやつを僕のアプリに吸収していくと、
実はみんなそういうやり方を築いていないだけであって、
僕たちがうまく認識させていくと、
多くの方々が使っていけるまでスケールするんじゃないかなって思って、
今は例えばToDoを一緒に管理できる機能もあるし、
家族の位置情報を簡単に共有できる機能もあるし、
あとメール機能もあったりするので、
本当に今家族向けのスーパーアプリとして進化していっている感じなんですよね。
一つの機能自体は既存のサービスでも大体できるというか、
例えば共通の講座も仮想っぽくジョイントコースを作ったりとか、
クレジットカードもファミリーカードみたいな感じで、
作ろうと思えば作れるけど、
それをちゃんと一つの概念としてまとめたっていうところが、
やっぱりこのファミリーテックさんの強さというか。
そうですね、そこも強いと思いますね。
家族ごとのことを一つ一つのアプリで関係しようと思ったら、
ダウンロードしてユーザー登録して招待してっていうのを
毎回毎回の理解ですよね。
非常に面倒くさいわけですよ。
さらに家族カードって他社でも発行したりするんですけども、
埋もれてしまってるんですよ。
まずは自分のクレジットカードを発行していただいて、
オプションで家族カード発行できますよ、設計になってるんです。
今はそういうのが受け入れられないようになってるんですよ。
なんでかっていうと、Googleカレンダーも共有できてしまう。
でもサクトルはどっちなんですかってタイムツリーさんが言ったんですけど。
今はもうビジネスの領域でも個人の領域でも
優れたUI UXのアプリがたくさんあるんで、
ちょっとした優先順位の違いでですね、
影響が大きく変わると僕は思ってるんですよ。
それがタイムツリーさんとか、ちょっと近しいところで言うと
みてねさんの成功時代だと僕は思ってるんです。
なので僕たちも家族カードにもうトライアウトをマックスにすることによって、
確かに他の会社でもできるかもしれないけども、
UI UXの部分で勝てるんじゃないかなと思って。
めっちゃ分かりますね。
家族との写真の共有とかも確かに最初はGoogleのドライブとか
Amazon Photoとか使おうとしたんですけど、
やっぱそれを親の世代に使わせるって結構難しい感じがして、
結局みてねとかアルバスとか使うようになってて、
結局UIの優しさというか。
共有しやすいと思うんですよ。
家族用っていうのはやっぱ通信の中でも特により
普段からそんなに振り出ない方でも触りやすいっていう意味では
専用のアプリっていうのはすごく大事であって、
かつそれがいっぱい登録しなきゃいけないんじゃなくて、
一つのアカウントを登録で全部できるようになるみたいになってたら、
これはめちゃくちゃ可能性を。
そうなんですよ。
家族というか夫婦の資産を一緒に管理するサービスって、
例えばB4さんとか、
プリペイド式のカードっていく人がプレイヤーいるかなと思うんですけど、
一つ目の質問は、
なぜプリペイドじゃなくてクレジットカードなんですか?
っていうところと、
他社はなぜクレカをやらないんですか?
なるほど。
一つ目に関してはですね、
プリペイドカードもクレジットカードもあっていいと思ってるんですよ。
用途が違うんで。
僕の中でプリペイドカードっていうのは
ライトな決済に使うものっていうイメージが結構強いんですね。
例えばどういう?
例えばコンビニの決済だったりとか、
電車の乗り降りだったりとか。
で、プリペイドカードで10万の決済しますって僕は思っちゃうんですよ。
絶対オフレカってやりますよ。
10万の決済とかパソコンとかも済ませないですから。
だから用途が違うと思ってるんですね。
僕の中と付き合い勝手のカップルだったりとか
そんなにお金管理を強く接盤したいとか思ってない方々には
プリペイドカードが合うのかなと思ってるんですよ。
たしかに。
ただもう同棲生活始まりましたとか、
結婚生活始まりましたってなってくると
プリペイドカードよりもクレジットカードの方が
僕は使い勝手がいいんじゃないかなって思ってるんです。
用途分けだと思ってます。
これもね、クレジットカードのテック企業であんまなかったと思うんですよ。
昔はQRコードだったりとかプリペイドカードが主流だったんですよ。
でもおかしくないですか。
なんでかっていうと日本で銀行コードの社会で
なぜそこのマイナーな決済手段のフィンテックしかなかったのか。
構造的な問題があって
金融ライセンスの問題が僕はデカかったと思うので
ちょっと専門的な言葉になりますけども
金融サービスをやるときのライセンスはいくつかあって
もともとフィンテック企業として新しくやろうと思ったときには
いくつしかないはずなんですよ。
一つは前払い式支払手段とか
事前に支払う。
それはつまりプリペイドカードのためのライセンスなんですけども
あとは資金移動業。
敵地をまたいでお金を移動するときに必要になってくるライセンスなんですけど
その2つしかなかった。
なので実質そこからしか入ってくる土地がなかったと僕は思ってました。
だから開拓していく必要があって
巨額なマーケティング費用が必要になってきたんですが
2020年頃からですね
状況が変わってきていて
例えばクレジットカードに関して言うと
カップ販売法っていうのが
クレジットカードを管轄している法律なんですけども
新しく改正されて
カップが販売しやすくなっているんですよ。
なので僕たちだったりとか
近しいところで言うとナッジさんというクリエイターが
最近出てきているという感じなんですよ。
あともう1つの
ちょっとしたブレイクスルーとしては
銀行のアプリだとあまりないじゃないですか
ただ日本も今
欧米に続いて銀行のシステム
外部の事業者が使えるような取り組みを
やり始めておりまして
振り込みとかができるようなAPIも
開放されつつある状況になってきているんですよ。
僕たちは結構アグレッシブに
日本のいろんな銀行さんと
交渉を進めて振り込みとかも
今僕たちのアプリからもできるようになっているんですよ。
できるんですね。
なので振り込みとか
銀行が持っている情報を見るっていうことが
彼らの先輩事業じゃなくなりつつあるんですよ。
絶対揺るがない利権ビジネスなのかと思ったんですけど。
今世界的には
オープン化の流れなので
日本も今それに乗っかろうとしているんですよ。
まだ上がってる方もいらっしゃるんですけど。
なので銀行コーナーとクレジットカードも
ようやくアップデートしやすくなってきている状況で
今は弊社が一番最初にそこらへんやっているのかなとは思っています。
クレジットカードの利用
そのB4さん、そのプリペイド式カードを採択している人たちっていうのは
ある種のイノベーションのジレンマというか
そうですよね。
クレカにできないよみたいなところもあるんですか。
あると思っていてですね
まずシステムが違うんですよ。
クレカって前払い式なので
クレジットカードは後払いじゃないですか。
1ヶ月後とか2ヶ月後とかに払っていくじゃないですか。
だからシステムがまず違うんですね。
あとはさっき言ったライセンスも違いますので
僕からしてみたら
プリペイドカード事業者が
クレジットカード事業者になるっていうのは
新しい会社を作るのは同じだと思っていて
逆に言うと僕たちもプリペイドカードやらなくて
プリペイドカード用の事業体を作るのはできなくなって
大変だし、マイナーなので
僕たちの思考と違うので
僕はもうやらないんですね。
プリペイドカードっていうのは。
そこはもう管理先で隅分けの世界だと思っていて
どっちを取るのかっていうところの選択だけだと僕は思っています。
成長戦略と事業展開
一方でクレジットカードになると
後払いなので
キャッシュフロー的には
スタッフとして厳しいところって
あると思うんですけど
その辺りはどう乗り越えて
キャッシュフローが厳しくなるっていうのは確かあるんですよ。
ただ今、世の中、日本の社会的に
デッド調達の
選択肢が結構出てきております。
最近だとアップサイダーさんとかも
何百億とかで
調達したりもするじゃないですか。
弊社も実は株主に銀行が何社かいらっしゃるんですけど
将来的にはデッド調達をして
運転資金をまかないながら
成長していくってところで
会社が回らなくなるってことを
自体防ぐような考えで動いていっております。
銀行としても貸しやすいってことですよ。
もう来るのが分かってるからっていう。
そうですね。クレジットカードって
他の大手のカード会社があるのと
あることからも分かる通り
ある程度の内立ビジネスモデルなんですよ。
なので結構安心して
お金稼げるんじゃないかなって思って
アップサイダーさんも実績作ってくれたので
もう始まるんじゃないかなって思っています。
今この夫婦間の
お金の管理とかそういうところっていうので
事業展開されていると思うんですけど
この先成長戦略とか
事業をどういう風に
さらに大きくされていくのかっていうところ
もっとご相談があれば教えてください。
弊社はもともと
ファミリーテックっていう会社なので
基本的に決済と金融に投じずに
ライフスタイル全般を家族向けに
リエックスしていくっていう思想のもとで
動いてるんですね。
ファミリーテックっていう機能も
常に複数あったりしますけども
ファミリーテック株式会社の事業
まだメジャーなところで抜けている機能がいくつかあったりするんですよ。
まずはそういう
主要な機能を揃えていくっていうところを
一つやっていこうかなと思っています。
あとそもそも弊社が大事にしている
銀行雇用とクレジットカードの
そこの使い勝手を向上させていくっていうことも
今取り組んでおりまして
ちょうど昨日か一昨日で出たはずなんですけども
クレジットカードのシステムを
全面刷新したんです。
全面刷新というかこれまで
リコさんというカード会社と提携して
クレジットカードを発行して
彼らのシステムとかオペレーションを使わせていただいたんですけども
今回弊社が
完全にクレジットカードのシステムと
オペレーションを作ったんです。
すごい作れるんですね。
一部の招待制のユーザーさんは
僕たちの新しいシステムの使いになっていて
びっくりするくらい
簡単にクレジットカードを発行できました。
今日ロンジパッドでもデモ動画を流しますけど
本当に
早ければ15秒くらいで
家族カードが発行されますので
僕も
自分で作ってましたけども
びっくりしました。
感染した時に
あれこんな衝撃あったんだと思いましたけども
そのくらいカジュアルに
家族カードが発行できるようになってくるんです。
そんな形で家族料理全般のDXをしつつ
ちゃんと主軸となっている
企業部分もアップデートしていくところで
今動いていっています。
ちょっとiOSのロンジパッドの話も出たので
そのあたりもお伺いしたいなと思うんですけど
今回のロンジパッドに出る目的とか
どうやって
ロンジパッドを活用していこうかな
みたいな
もしくは出ることになった背景みたいな
話があったら教えてください。
これはですね
出れなかった方々非常に申し訳ないですけど
僕はもともと出るつもりは全くなかったんですよ。
僕エンジニアだからどちらからでも
プロダクトづくりに専念しておきたい人間でして
たまたま
弊社のCFOの方がですね
パッと申し込んじゃったんですよ。
1次予選2次予選とか
何回か予算があったんですけど
もう来ちゃったんですよね。
最終審査と
本番は代表取締役じゃないと
ダメらしいんですよ。
だから僕が出ることになったんですね。
本当に申し訳ないですけど
あんまり力入れずにやってたんですけど
到着したんですね。
会場にも来てリハーサルとかやってきて
いろんなスタッフさんが
本当に
連携しながら
本当に真剣に取り組んでいるのを見て
これちゃんとやらないといけない
めちゃめちゃ思っちゃって
今日も3時に起きて練習しました。
だから資料も本当に
昨日ぐらいにちゃんと
完成したやつができたぐらいの
ちょっと温度感で
朝すごく練習したので
おそらくプレー戦は6分
ちゃんとできるかと思ってます。
意気込みも聞こうと思ってたんですけど
意気込みとしては
優勝するっていうのがありますよ。
やっぱりいろんな方々とお話すると
このイベントって結構注目されてるらしいので
ファイナリストに選べただけでも
結構名刺配ると
ファミリーテックス社知ってるよとか
言ってくる方が
増えてるなって思ったりし
入賞とかしたら
もっとそれが広がるんじゃないかなって思ってるんで
優勝を目指して
なるべく認知を獲得できるような
ポジションにいきたいなと思ってます。
家族領域のテクノロジーの普及
面白い話をまだまだ聞いていたいところなんですけれども
ちょっとお時間が来てしまいましたので
最後にもし
このポッドキャストのリスナーさんに向けた
メッセージとか
届けたい内容がありましたら
お願いします。
弊社は家族領域に特化して
テクノロジーを提供している
結構珍しい会社だと思ってるんですよ。
よくよく考えてみると
今スマートフォンに入ってるアプリ
誰が使うんですかって考えてみると
基本的に自分のために使ってるんですよね。
どこにいてもクラウドで監督になってるみたいな
使われてるんですけども
でも家族の中での情報共有って
大事じゃないですかって思ってるんですよ。
昔は冷蔵庫の前に
カレンダーがあってあってそこに書き込みをしたら
よかったかもしれない。メモ帳があったらそこに
何か書いておけば伝達ができたかもしれない。
どの会社かってなくなっちゃったんですよ。
共有が実は今しづらくなってきていると
僕は思っちゃってるんです。
昔やってた皆さんが家族の中で
情報共有を最新のテクノロジーを
使ってやりやすくしていってる
っていうところで
古いんだけど新しいみたいな形で
こういう観点を持つと
まだまだITのマーケットが広がっていくと思ってるので
僕たちのことをきっかけに
そういう観点で今
自分が使っているプロダクトを見直してみると
すごいネタがたくさんあると思ってるので
ぜひ皆さん家族領域のテクノロジーサービスに
逆気になってプロダクト開発に向かっていただけると
嬉しいなと思います。
ありがとうございます。
ポッドキャストの概要欄にホームページ
採用情報のページご確認いただければと思っております。
パーソナリティからのお知らせ1点です。
スタートアップなどでは資金調達実施された
企業家さんだったり
こういったカンファレンスだったりイベントとかと
コラボした企画なんかも通じて
スタートアップの魅力と奥深さっていうのは
発信していきたいと思っております。
ご出演を希望される企業さんいらっしゃいましたら
ご連絡いただければと思います。
そして番組のフォローだったりSNSでの
拡散ご感想いただけますととても励みになりますので
どうぞよろしくお願いいたします。
中村さんご出演いただきありがとうございました。
頑張ってください。
ありがとうございます。
22:54

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