テーラーさんは、テーラーメイドの機関業務システムを10倍速で開発できる開発基盤、
テーラープラットフォームを開発提供されているスタートアップでして、
グローバルブレイン、Yコンビネーターからシードラウンドにて、
5.7億円の資金調達を実施されています。
Yコンビネーターといえば、グローバル規模で最もと言っても過言でもない有名なアクセラレーターだと思っておりまして、
このあたりは前さんが先ほどおっしゃっていただいた通り、
STARTFMさんの過去の収録会でかなりリッチに語られておりますので、
ぜひ皆さんフォローしていただいてですね、聞いていただければというふうに思っております。
今回のポッドキャストスタートアップNOWはですね、
事業についても触れていくんですけれども、
まず、そもそも今の洋さんがどのようにして出来上がってきたのかというところで、
そういった人生だったり、そして今の事業のところだったり、
ということを紐解いていきたいなというふうに思っております。
なので、洋さん、まずですね、
年続企業家としての人生だったりキャリア、
どういうふうにこれまで歩まれてきたのかっていうのを、
非常に歴史あると思うんですけど、1、2分ぐらいで圧縮して紹介、
まずお願いしてもよろしいでしょうか。
はい、もちろんです。
えっとですね、ちょっと何回リクジートしたかって覚えてないんですけれども、
テイラーが多分、共同創業も含めて7社目になると思います。
学生の時に1個やって、金税を卒業した後、
2個ちょっと同時並行的にやって、その後1個やって、
その後2個共同創業して、で、テイラーっていう感じの人生になっていて、
そうですね、比較的有名なのは楽天に、
2011年に卒業して2013年に楽天に売却した、
スポットライト、サービス名、スマホという来店ポイントのサービスで、
今楽天ペイメント社に称号が変わって、
楽天のいわゆるO2Oの事業の一部になっていますという感じです。
はい、ありがとうございます。
7個の事業を全部聞いていきたいぐらいですが、
当然時間が限られております。
そんな7個も起業される方って、ほぼ聞いたことないなというふうに思っておりまして、
そんな予算がどうして生まれたのか、出来上がったのかっていうのすごく気になっておりまして、
幼少期とか学生時代とかを含めたバックグラウンドを少しだけお伺いできればと思っております。
過去のスターターFMさんを拝聴するとですね、
結構幼少期は親御さんの影響もあって、試験館で遊んでましたみたいな。
めっちゃ取材してますね。
幼少期の趣味は望遠鏡を作られていらっしゃった。
ちなみに望遠鏡作りだとかそういったのはどうして始められたとか、
何が面白くてされていらっしゃったのかみたいなところからお願いしてもいいですか。
山本 父親が学者なんですけど、家にそういう機材、試験館だったり、大工道具だったり、
ばらされた電気機器だったりみたいなのが山ほどあって、それがおもちゃ代わりだったみたいなのはあるかなというふうに思いますね。
一応父親としては天文学者なんですけど、
望遠鏡で星を見てほしかったんだと思うんですが、僕は望遠鏡を作る方がちょっと楽しくて、
何台も作ってはより望遠鏡って光景のレンズの大きさあるいは鏡の大きさで性能が決まるんで、
最初はお金がないっていうか、コルキットっていう光景4.5センチのすごい小さいおもちゃの望遠鏡から始まって、
4.5センチ、6センチ、7.5センチ、10センチ。
光景を大きくしていくゲームをお手伝いしてお小遣いもらって、より大きいものを買うと。
お金ないから望遠鏡って一台10万円とかするんで、本当のフルセットのやつ買っちゃうと。
レンズとか鏡だけだったら1万円とか2万円で中古のやつとか手に入る。
当時は手に入ってたんで、今はもうちょっと安いと思いますが。
それでいろんな残りの筐体の部分は自分で作ってっていう感じで。
っていうのは小学3年生くらいから中学2年生くらいまで好きだったかなっていう感じですね。
当時のそれは何が面白かったんですか?
ゲームみたいな感じで、別にそんなに星は見ないんですよ。
結局10センチめっちゃ見えるみたいな、土星のままで見えるはまあいいやみたいな感じで。
じゃあ次何センチ作るかなみたいな、どっちかっていうとそういう工作が好きみたいな。
工作だったんですね。
ゴールがあるんですよ。星が見えるっていうゴールがあるんですよ。
そのまま行くと、例えばじゃあ同じように研究者さんだったり
天文学者さんになられる人生なんかもあり得たとは思うんですけれども、
どういったタイミングで研究者の道ではなくてやっぱりビジネスだとか企業だとか、
そういったところが意識され始めたんでしょうか?
日本だと分離選択っていうのは高校2年生の時にやっぱりありますよね、基本的に。
高校1年生ですね、2年生で文系に行くか理系に行くかみたいなチョイスがあって、
その時に文系をチョイスして、理由はやっぱり日本だと学者さんって公務員なので、
それってあんまりよろしくないなという当時の価値観があって、
やっぱり世の中の役に立ってないんじゃんみたいな感じのナイーブな感じがあって、
それよりはビジネスの方が世の中の役に立ちそうっていう、本当それだけですね、それだけでした。
これはどっかの取材とかに書いてあるかもしれないけど、
軍師みたいな、歴史小説が好きだったんで軍師みたいな憧れてて、諸葛孝明みたいな憧れてて、
いわゆる大前健一さんの企業参謀みたいな本を読んだりして、
こういう仕事あるんだってかっこいいなみたいな感じで、そんな感じになりたいなっていうのが大学、高校、大学生って感じでした。
学生企業が最初なんですね。
そうですね、たまたま1年生で入ったクラスの先輩のクラス、上倉の方々がですね、
ビジネスコンテストを運営するサークルの代表の方とか、大半それに所属されている方々が多くて、
それにちょっと引っ張られる感じで、今で言うビジネスプランコンテストとかピッチコンテストみたいなやつの学生版を当時運営しているサークルがあったんですけど、
それのスタッフになって、それだと結構企業する人とか、あとインターンする人とか、ちょっとさかしらしい学生みたいな感じの人たちの集まりだったので、
その中で企業、一定ちょっと企業は当時も流行ってたっていう、時代背景はホコリエモンが参戦とかに出馬した年っていうのが2006年かなの選挙だと思うんですけど、
企業はそんな感じで流行ってたんで、そういうのにも乗っかってやってましたね。
話し手 1 なるほど、流行りと周りの環境ともあって、企業の道に進められて、そして7個企業されてるって話もありましたけれども、
そういったふうにやられ続けてる動機が過去の、それこそ16回ではやっぱり探求心が非常に強いという話があられまして、
今のテイラー社に関しては何を探求されてるっていうような目的でやられてらっしゃるんでしょうか。
話し手 2 はい、僕エンジニアじゃないので、何かこういう望遠鏡だったら自分で作れますけど、ソフトウェアは自分で作れないので、そこがやっぱりいつもフラストレーションなんですね。
何かもっとこうなったらいいのに、でも自分はエンジニアじゃないから作れない。
なのでそれは運良くファウンダーCTOみたいなのが見つかればそれで具現化されるけど、そうなってないアイディアってやっぱりたくさんあって、
そこら辺をより身近に、ある種のシステム開発の民主化みたいなところに自分の好奇心をアンブロックするっていう意味ですごい価値があるなと思ったし、
あとコンサルティングとかを通じていろんな会社さん事業会社さん見てても、そこでユーザー使う人とシステムを作る人っていうところの距離がすごい離れてるんで、
これはお互いにとってすごく不幸を生んでるなというふうに思うことがやっぱり度々あったので、そこを解決したいなっていうのがやりたいことです。
ありがとうございます。ちょっとテイラー社についても話が出たところで、事業についてもお伺いしていきたいなと思うんですけれども、
柴田陽さん本当有名人で、柴田陽さんを知らない人いないと思うんですけど、テイラー社の事業についてはちょっとミステリアスというか難しい部分があるなと思ってまして、
良ければテイラー社の事業っていうのがどんな事業なのかってあったり、詳しいに教えていただけますでしょうか。
業務システムを10倍速で開発するサービスっていうのを提供しています。
よく何かSaaSだと日本は結構ガラパゴスで、日本で受けるものとグローバルで受けるもの違うみたいな見方もあったりすると思うんですけど、
このテーラー社のサービスはどっちでもいけるという仮説なんですけど、特にアプリケーションレイヤーはやっぱり受けるもの違うなという風に思いますね。
アメリカは本当にすごいニッチなソリューションの分かりやすい、
ヨガスタジオ向けの予約スラッシュポスソリューションですみたいな、日本でやったらラバしか買わないだろうみたいなソフトウェアで自家創作500ミリオンみたいな感じがついているので、
そもそも絞り方のレベル感が全然違っていて、
そういうプロダクトがある中で、教室系全部使えます予約管理アプリみたいなのを売っても、ヨガのセグメントはそっちに取られちゃうから買ってないし、他のセグメントも同様な構造になっているので、
ぼやっとしたサービス系予約管理システムみたいなのと、それって何なのみたいな感じになって取れないみたいな構造になっている気が今のところしていて、
だからそのレイヤーだとやっぱりかなり、日本がガラポーズっていうかアメリカが特殊な気もするんですけど、
すごいそのフォーカスの度合いが全然違うので、日本だとそこまでフォーカスしちゃうと、さっき言ったようにラバしかないみたいな感じでマーケットなくなっちゃってフォーカスできないから、
ベイグになる、アメリカに持ってくとベイグすぎて誰も相手にしてくれないっていうのが起こるかなと。
開発プラットフォームであれば違うよねという仮説を持ってはいるんですが、ちょっとそれは5年ぐらい経ったらわかるかなっていう感じです。
楽しみにしてます5年後。ちょっと資金調達についても最後お伺いしたいなと思ってるんですけど、
前回のスポットライトさんの時って伊藤中ベンチャーテクノロジーズさんだったかなと思ってるんですけど、今回はYコンさんはアクセラレーター出たんで、
我がYコンさんから資金調達はあると思うんですけど、日本側の投資家がグローバルブレインさんをチョイスされているのがちょっとなぜなのかなっていうあたり教えてください。
まずファンズで朝からの縁があったっていうのは大前提としてファンズという別のスタッフであったっていうのはあるし、
エンタープライズのソフトウェアってすごくお金かかるので、たくさん調達しなきゃいけなくて、
ファンドサイズとかいわゆる追加で資金調達が今後もずっと発生したときに支援してくれる可能性がバジェットという意味であるということで、
グローバルブレインさんであったり他の他社さんも含めてよりディープポケットなVCさんから調達することができたらいいなという、そういうストラテジーでした。
ありがとうございます。今これまでの話を聞いていると、本当に根っからの起業家さんというかある意味職人気質で結構人によっては難しいような領域を攻められているなという感覚もあるんですけども、
そういった方々が今ちょっと話題変わってですね、スタートFM、ちょっとポッドキャストの話で最後だけ戻りたいんですけれども、こういったポッドキャストやるのすごく意外だなと思っていまして、
ジェイソン・カラーカニスからの影響とかもありましたけれども、これは何かどういう目的でやられていらっしゃるのかみたいなところを最後聞いてもいいですか。
もちろん自分が知っていることをより多くの人に知ってもらって何か役に立ったらなっていうのがまず大前提としてある。
それはジェイソンがそういうことをしていて、自分も何かあったらなっていうのはあるし、あとこれ僕ポッドキャスト皆さん聞いているのでオーディエンスの中にもたくさんリスナーいらっしゃると思うんですけど、ゆる言語学ラジオとかすごい好きなんですね。
最近言語脳と視覚脳みたいな回があったと思うんですけど、いろんな人によって脳が活性化するタイプみたいなのがあって、私自分が発見したのは喋ると整理される。
基本喋りたくなるっていう考えをですね。おしゃべりとか好きじゃないんですけど、こういうことできたらいいのになとかこういうのどうだろうなって思った時にやっぱり喋るとすごい自分の中でも整理されるし、喋っている間に何か思いつくなっていうのもあって、ある意味精神的健康法としてのトークみたいなのはあるかなって。
人によってはブログ書くとか、そういうのもあるかもしれないし、いろいろ人によって自分の思考を整理するためにアウトプットした方がいいとか、いろいろやり方ある中で比較的僕は思いついたものを人に喋って、それでリアクションを例えば反論とかこういうのはどうなんですかみたいになって、
それで考えてまた喋るみたいなことをやるとすごい整理されるし、それをもしかしたら聞いて面白いな、役に立つなって思ってくれる人もいるかもしれないなということで、それをインターネット上に垂れ流しているっていう感じです。
ありがとうございます。ちょっとまだまだ聞き足りないところではあるんですけれども、お時間が来てまいりましたので最後。
番組の詳細欄にテイラーさんのホームページだったり新調達のプレスリリースだったり柴田さん陽さんのXのリンクなんかも記載しますので、そしてスタートFMさんもリンク記載しますので、ぜひ皆さんフォローしていただいて聞いていただければなと。
そしてこの2つの番組盛り上げていくっていうのもそうですけれども、このポッドキャストっていうのをスタートアップでどんどん盛り上げていきたいですし、それによってスタートアップどんどん活性化できたらなというふうに思っておりますので、皆様これからもどうぞよろしくお願いします。
陽さんご視聴いただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。