資金調査等を実施されたばかりの企業家の人生や事業の裏側に迫る Startup Now🦄
Andes Inc. CEO の藤田 徹さんへのインタビューの続きをお送りいたします。
前面振り返ると、あまりにも強烈なエピソードがありすぎて、
ちょっとどこがっていうの、難しいなとは思ったんですけど、
まあやっぱり大統領を目指すって、やっぱりそこの圧倒的に掲げている旗の大きさであったりだとか、
金石は最後いただいたような大統領検索さんでの場合、あらり4を下した。
しかもそれの具合を決定までこの道に進んだ覚悟感、これはすごい印象的だなと思っておりまして、
じゃあ何をされていくのかというところはどんどん気になってくることになりますので、
後編では実際にご出資されておりますTRUST SMITH & CAPITAL 代表パートナーの安藤 奨馬さんを交えて、
Andes Inc. の魅力に迫っていきたいと思います。
それでは安藤さん、まずは自己紹介をいただいてもいいでしょうか。
ありがとうございます。改めてTRUST SMITH & CAPITAL の代表を務めています。
安藤 奨馬と申します。
もともとLinux Roboticsというスタートアップをやっていて、
今年の1月からファンド運営を開始させていただいた、そんな経緯となっています。
ファンドの方針としては、主にプレシード、シードとか、
登記する前の会社さんとかと最初にお話をさせていただきながら、
一緒に授業を作るというような、そんなコンセプトで基本的にはやっているファンドになっています。
今回、つくにはまさにブラジルということなんですけども、
我々、ユニコーンで格好を目指している会社さんにも、
どんどん投資していきたいなというふうに思っている中で、
やっぱりグローバル化、リスディアでみたいなところを、
結構語られるポイントかなというふうに思っているんですけども、
我々も実際にナイジェリアに自分で4月に行ってみたりだったりとか、
バレーに行っているような業界にも投資させていただいたり、
今回ブラジルというところもいますけど、
グローバルにやらせていただくことが最近は多くなっているのかなというふうに思っています。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
安藤さんは前編も聞いていただいたかなと思うんですけれども、
前編を持ってのお感想だったりだとか、
何かここもちょっと聞きたかったとか、そういうものがありましたらいただけますか。
ありがとうございます。
そうですね、でも感想としてはやっぱり、
ブラジルの大統領を目指すみたいな大きな仕方でやっていて、
人生を自分の物語だと捉えてやっているというところを、
捉える人生にしたいよというところも本当にすごい重要だし、
僕もファンド運営していて、すごい共感しながらやっているというか、
自分もどういうメッセージを叩くのかというか、
思い出でやっているところもあるので、
すごいいいなと思っていました。
ありがとうございます。
お二人は出会われてからはどれくらい時間が経っているんですか。
ありがとうございます。
多分お会いしたのは今年の1月とか2月でしたっけ、
そのくらいですよね。
そうですね、1月に仕事を退職して、
安藤さんのファンドを立ち上げたというポストを見て、
すぐにDMしたという形になっていますね、出会いは。
すごいですね。
とはいえ、安藤さんのあのポストでそうやって反応した若手企業家、
ないしはこれから起業したいそうって、
かなりいたんじゃないかなと思っていて、
安藤さん的にはその中からある意味、
みんなに出資しているわけでは当然なくて、
むしろかなり厳しいんじゃないかなと個人的には思っていて、
その中でも藤田さんを魅力的に感じた理由とか、
この人に賭けたいと思えたところっていうのはどんなところだったんでしょうか。
ありがとうございます。
そうですね、人的なところに関しては、
まさに鉄くんが序盤で言ってくれたように、
本当にビジョンがあってパッションもあるというところ、
大きな絵を、ビッグピクチャーを描いているというところも当然ありますし、
実際にその行動ベースで、
もう今ブラジルに行って頑張っていると思うんですけど、
もともとすぐ飛び回すということで、
そのあたりのスピード感だったりとかも含めて、
すごい可能性を感じたというのは、
人的なところではあったりしますし、
それ以外でもマーケット環境とか、
ブラジルのいろいろなサーチを一緒にさせていただいたりとかもしたんですけども、
そのマーケット側の方でも非常に可能性を感じたところがたくさんあります。
ありがとうございます。
今まさにブラジルのマーケットの話が出ましたけれども、
僕もそうですし多分多くの日本人、
ないしはスタートアップシステムにいる方も、
ブラジルって本当にスタートアップできるのとか、
どれだけチャンスがあるのかって分からない方多いと思っていて、
少なくとも僕は全く分からないんですけど、
このあたり一回じゃあぜひ、
藤田さんのお言葉で、
なぜブラジルなのかとか、
ブラジルのスタートアップの可能性どれぐらいあるのかみたいな外観、
これぜひ教えていただけますか。
ありがとうございます。
そうですね、スタートアップの可能性として、
まずスタートアップエコシステムとしましては、
ブラジルにはユニコーン企業が大体24社います。
デカコン企業も最近1社生まれています。
そのうちのほとんどがナスダック上場だったりとか、
アメリカ上場を目指しているという、
本当にグローバルの企業が多いですね。
あとはその業界としては、
フィンティックがやっぱり43%半分ほど決めてたりとか、
ついでエコマスだったり物流だったりっていうのがあります。
スタートアップ総数としては、
14000社ぐらいが現在の統計されているので、
この数が少ない中、
ユニコーンだったりとかデカコンをしっかり生んでいるということで、
成長率だったり速度だったり、
密度がすごい高い地域になっています。
なるほど。東南アジアとかだと、
それこそ外資もバンバン参入していて、
ローカルの企業家だけじゃなくて、
他のプレイヤーが結構お金の力も利かせながら戦っているような印象を
かけながら持ってたりするんですけど、
この辺りというのはブラジルマーケットというのはどうなんでしょうか。
ブラジルは本当に、
今アメリカと中国がブラジルを取り合いにしているという印象がすごく強くて、
特にアメリカは結構内側がごちゃごちゃしていたりとかするので、
中国は本当にブラジルにすごい参入していたりします。
例えばBYDの参入率とかっていうのも本当にすごくて、
BYDがモノレールを開発していたりとかします。
あとは不動産を買い漁っていたりとか、
あとは市員が中国国内外で初の生産工場を作ったのがブラジルだったりとかして、
結構日本は反対側なので、
なかなか情報をキャッチする機会ってないと思うんですけども、
日本と肩を並べるそういう先進国は、
しっかりとブラジルを自国の次の市場として見ているという印象がすごく強いです。
なるほど。
安藤さんはこの辺り、先ほどおっしゃっていただいたナイジェリアだったり、
いろんな国かなりリサーチもされていると思うんですけど、
ブラジルどんなふうに見ていらっしゃるかとか、
安藤さん自身もともと知っていたのか、
何故か藤田さんとリサーチする中でより気づいていたのか、
みたいなところも含めて教えていただけますか?
ありがとうございます。
特にテツクに関しては、
eコマースだったりとか商品販売というところを最初のマーケットに置いていると思うんですけども、
そういう観点で言うと本当にいくつかポイントがあるかなと思っていて、
まず一つが単純に人口が2億人超えと非常に大きいポテンシャルを持っているというところと、
あとは新日、日本の歴史が移民的に入っていった歴史がある中で、
日系の会社さんだったりプロダクトだったり文化に対する興味に関して非常に高いかなと思っていまして、
テツクから伺ったことで言うと、
実際日本で売られているヘアチャムが数百円のものが数千円、
もう10倍近くの価格で普通に売れているみたいなのが、
実際商品棚に置かれていて、それ売れてるよみたいな話で伺って、
それ本当に恐ろしいことだなというふうに個人的に思っていて、
そういった日本に対しての関心もあるというところもあります。
あとは構造上の問題で、輸入に対しての規制がわりと厳しい国ではあるかなという中で、
そこに入っていけるだろうというところが1つ、
テツ君がブラジルへの欠縁の関係だったり含めてあるというところだったりとか、
日本の裏側でも最安定の物流と最短で届けるというふうな形を目指しています。
AI、じゃあ規制自体は変えられないんじゃないかと僕は思ってたんですけど、
規制を変えるというかそれを適切にハックしていくアルゴリズムをちゃんと設けていくというところと、
物流の最適化でそれのコストもどんどん下げていくという感じなんですね。
はい。
なるほど。
さっきの安藤さんが教えてくださったヘアジャムの話、ワックスですよね。
じゃああれはすごい儲けてるわけじゃなくて、
実はそんなに儲けてない可能性もあるってことなんですかね。
そうですね。例えば500円のヘアジャムが仮に3000円で売れてたとしたら、
そのうちの2500円はコストになってます。
えー。
それは、それでもブラジルに出す旨味っていうのはあるんですか。
そのヘアジャムを作ってる親元の会社はブラジルに参入してること自体知らなくて、
卸売業者がやっぱり出してるんですけど。
へー。
そうですね。実際にそのヘアジャムの上の会社の人に聞いたりとかしても、
そんなの知らないよって言われたりとかします。
知らないうちにブラジル進出したんですね。
そうです。
じゃあただそれは卸がある意味卸の業者の意思でやっているってことなんで、
逆に言えば本体を作って製造元がその木になれば、
より適切なコスト感で出すことができるので、
しっかり利益も取れるでしょうっていう話ってことですかね。
はい。
なるほど。
そういうところで、一挙石って言ったので基本的にはやっぱり日本企業が
ブラジルに商品を出すためのご支援をしていくようなところを今構想されているってことですね。
はい、そうですね。簡単に説明するとそんな感じになってます。
もう少し構想とかがあられたら教えていただけますか。
今の事業モデルでかなり先までは結構見ていまして、
一挙石、コアなサービスではなくて、その一挙石を踏み台にして、
CFOサービスにつなげたいなっていうふうに思ってます。
CFOサービスって何ですか。
ブラジルはすごい金融、フィンテック業界がすごい発展している国なんですけど、
いわば規制の管理だったりとか財務管理ですね。
そういうのっていわば僕の中でCFOの仕事っていう印象がすごい強いんですよね。
はい。
で、その一挙石を踏み台に金融サービスに参入して、
そこからどんどん規制だったり金融サービスを自社でAIで内製化していくことによって、
その内製化のシステム自体を金融、フィンテックインフラだったりとか、
その中小企業のインフラとしてブラジルに提供するという形を構想しています。
所定は日本企業の一挙石を展開するが、
徐々にブラジル現地の方々のフィンテックサービスにも展開していくってことなんですか。
そうです。
AI CFOを一挙石サービスをはじめとして作るという形になるんですけど、
それが最初に作るとして唯一可能なのがブラジルだと思っているので、
それはブラジル政府が出しているPIXというサービスの存在が鍵になっていたりするんですけど、
詳しくはノートで書いていたりするので。
簡単にだけ教えてもらえませんか。
簡単に言うと、PayPayの進化版みたいな感じで、
いわばPayPayはPayPay同士とPayPay支払いのQRコードのみでしか送金ができないんですけど、
そのPIXというサービスを使うと、いわばPayPayとメルペイ、PayPayと銀行も送金サービスをできるんですよね。
お店側は日本だとメルペイだったりPayPayだったりIDとかいろんなものを決済端末に置かないといけないんですけど、
ブラジルはPIXだけなんですよ。
PIXのQRコードだけを置いておけば、すべての銀行コードだったり、すべてのウォレット間の送金を受け取れるというか、
送金システムことですね、PIXは。
それをCFOという金融だったり、財務管理だったり、規制管理だったりというのをリプレイスするには、
やっぱりそのインフラの構築が一番最初になってくると思うんですけど、
それがブラジルだともう現在中央銀行が出しちゃっている状態なので、最初にできるとしたらブラジルかなというふうに思っています。
越境と金融が一番規制だったりとか、そういうの複雑だったりするので、そこをAIでハックしちゃえば、
一番複雑なところをハックできているということで、それをどんどん他社に提供していくという形になります。
AmazonはAWSがほとんどの収入だったりとかするんですけど、
弊社としてはエキュエーションの売り上げというよりかは、そこのサービスの提供が主な売り上げにしていくというふうに構想しています。
というわけで、とはいえめちゃめちゃチャンスありつつ、とても難易度が高いというお話を今藤田さんの中でもいただいたと思うんですけど、
藤田さんが思われている価値筋じゃないですけれども、
もう一段深く、これは安藤さんに補足いただいてもいいですけれども、どんなふうに見えているかというのをもう一段いただけますか。
エキュECから金融サービスへどれだけ早く移行できるかというのがかなり鍵だなと思っておりまして、
やっぱりその理由として、ブラジルって結構ユーザーだったり分割払いだったりとか、ローンだったりとすごい組む国なんですよね。
それでかつ金利がすごい高い国なので、やっぱりクレジット金利とかだと400%は軽く超えちゃうぐらいの金利があったりとかするので、
そこらへんに対してお金を貸し出すっていうニーズっていうのはすごいあるんですよ。
でもブラジル国内でお金を調達することっていうのはすごい難しいんですよね。
ハイパーインフレが起きたりとかするので、それを外資の企業である弊社がエキュECで取得した信用情報をもとに分割払いだったりとか、ローンサービスにスムーズに移行できるか。
どれだけ早くフィンテック業界にポジションを取れるかっていうのが鍵かなと思ってますね。
この1、2年でPIXっていうサービスが生まれて、また今年オープンファイナルっていう新しい政府の法律ができて、
今年の8月にまたそれが変わるので、どれだけすごい早い足でそこのポジションを獲得できるかがやっぱり鍵かなって思ってます。
なるほど。ゆえに最初はエキュECから始めるんですね。
初手からフィンテックいかないとどうしたんだろうって思ったんですけど、その信用情報とかをまず得る人がある。
それが競争優勢にもなるから、まずはそこから固めていくってことなんですね。
エキュECが遠回りに見えて実は最短だったりするかなって思います。
ここら辺の戦略の敷き方みたいなのは安藤さん目線ではどういうふうに見えているとか、