初期今お話ありましたが、シリーズAラウンドで7億円の調達を先々週、5月に発表させていただいたというようなところでございます。
ありがとうございます。僕が間違えてた可能性があるんですが、テイクスイーツではなくテイクイーツ。
イーツですね。
そういうことですね。でも比較的導入されている商材というかサービスはスイーツ系が多い。
スイーツ店多いですね。なので、スイーツのお客様もテイクスイーツって未だに言っていないので全然大丈夫です。
良かったです。僕今収録しながらちょっとドキッとしながら。
大丈夫です。
これ確かめるかどうしようって思ったんですけど、テイクイーツ。ただ実際に使われているのはスイーツ系が今は多い。ただそれ以外もあったりするんですか。
そうですね。飲食店さんのいわゆるテイクアウト商品も多く取り扱っております。
なるほど。ありがとうございます。このあたりどれぐらい市場があったりだとか競争姿勢だかそののは気になるところであるんですけど、後編はこれは新田さんも交えながらぜひお伺いしたいと思いますので。
まずは河野さんの幼少期だったり学生時代だったり、そんなところに迫りたくてですね。先に1、2分ぐらい河野さんご自身の自己紹介と言いますか。またそちらもいただいてもいいでしょうか。
はい。ありがとうございます。私は1992年の生まれで今年33歳の年なんですけど、滋賀県の大津市で生まれまして、実は今も住んでいるんですが、京都の大学に在学中に起業をしまして、その時は全然今の授業とか関係なくホームページの下請けとかみたいなことをずっとやってたんですけど、
この中で自身の体験からこのテイクアウトのDXみたいなところにアイデアが出てニーズがあるんじゃないかというところから今のサービスを立ち上げました。
ありがとうございます。さらに幼少期の話でいくと、それこそお父様は自営業で建築士か何か。
そうですね。
そうなんですね。そのあたりとかどんな幼少期だったとか学生時代こんなことしてましたとかそのあたりも少しいただけますか。
ありがとうございます。
私は末っ子長男みたいな感じで生まれて年の離れた姉二人と自営業の父親あと母親みたいな感じでの家庭で生まれました。
母親が経理をやっているので家族経営なんで。
そういうことですね。
テーブルで経理作業してたりみたいなそういうのを普通に見ている幼少期でした。
が、母親からは何かこう社長自営業難しいみたいな話は結構言われていたのであまりこう自分で社長になるとかっていうのは幼少期は思ってなかった。
そうなんですね。
一方で小学校からずっと野球をやってまして中学に入って自分にも小学校の時の野球にちょっと自信があってポレー野球選手を目指していたのでというか慣れると思っていたので
中学も滋賀県の中で後に全国一位になるチームに入ってですねやろうとしたんですけど大挫折しました。
どういうことですかね。
周りの選手が上手すぎるということで挫折をしてもう中学1年生の時にもうポレー野球は無理だと。
早いですね中一でも。
そこからはもうブレブレ不安定な青春時代だったんですけどなんとか高校卒業まで野球はやりきって
ただ勉強してたらよかったんですけど全然勉強もしてなかったので行ける大学も限られている中でなんとか大学に入れたんですけど
勉強もしてきてないこの先いい仕事につけるかわからないスポーツも実らなかったっていう自分にすごい劣等感があって
思っている時にアルバイトやっぱりするようになったんですけどアルバイト行くと学歴とかスポーツのセンスとか関係なくみんな時給とかってフラットじゃないですか
ここに自分の居場所を感じてめちゃくちゃバイトをしてました。
ピザ買い屋さんとか焼肉屋さんあとガソリンサンドとかずっとバイトしてたんですけどどんどんはまり込んでいって
このビジネスの世界で自分の価値を高めていきたいみたいなことを思ったのが10代の後半でした
アルバイトに熱中したまではよくある話な気がするんですけどそこでビジネスっていう感じもしたというか
そこでビジネス世界をやっていくとかないしは少し企業意識されるきっかけとかもそういう延長線上であるんですか
そうですねなんかもっといけるんじゃないかみたいな
もっとやれることを自分でやれるんじゃないかみたいなことを思い始め
当時でいうとアフィリエイトとかいろいろ世の中に転がっている本とかとりあえず読み漁って
なんか自分でできるビジネスないかなっていうのを探しては失敗してみたいなのを繰り返してました
失敗したものだったり成功したものだったりどんな捉えをされたかっていうのも少し教えていただけますか
ブログ作ってアフィリエイトしてみたりましたし
上手くいったのでいうと当時買わせがちょっと円高だったので
ドルが70円後半みたいな時だったので海外の商品を日本で売るみたいなことってできるなっていうので
一人でニューヨークに行きまして
すごい行動力すごい
海外でしか売ってない当時の大学生人気だった商品とかを買い漁って日本で売るみたいなんですけど
自分でECを作ったりしてウェブでも売れるようにしたりっていうのはちょっと儲けました
どれぐらい儲けたんですか
月400万ぐらい
めっちゃすごいですね
マックスですね
ただスタートがそんな感じなので散財しまくりまして
散財しまくった挙句買わせてすぐに上がったりするじゃないですか
全然儲からなくなって
これやばいっていうことでホームページの下請け
クラウドワークスさんランサーさんとかでホームページやりますよみたいな感じで請け始めたっていうのが
21歳の時ですね
それも個人事業主的になるほど
それで最初は会社はまだ立ててなくてってことですね
それでそのまま制作事業というか
それでしばらくは進んだ
そうですね
そこからまた転機とかがあるんですか
そうですね
それまで一人でやってたんですけど
ホームページとかを自分で作るのにやっぱり限界があるので
仲間を募るようになり
学生の仲間でやるみたいな感じで
チームになっていった感じだったんですけど
もちろん全員大学生で
全員働いたこともなければっていう形だったので
やっぱりいろんな熱量みたいなところの差みたいなところから
最終的にやっぱり解散する形になってしまうんですけど
そういう組織にしていくっていうことの難しさみたいなのを感じるとともに
やっぱり大義のある事業を作っていきたい
会社を作っていきたいっていうふうな気持ちが芽生えたのはその時ですからね
それはじゃあ個人事業主的にいいビジネスチャンスないかなっていうか
明確に会社みたいな視点が加わったのか
そうですね
それは自発的になったってことですか
それとも何か意識された
のめり込んでたので
やっぱりその関係する著書とかは読みなさりますし
そうやって変わっていったのはあるかもしれないですね
実際に今ランプさんを創業されたのはどれくらい期間が経つんですか
そこから解散して
その後も一人でとりあえず案件を整理したりして
2017年に今の株主会社ランプを作り直す形で設立いたしました
今回のテイクイーツに関しては2020年のコロナ禍くらいからの着想だと思うので
それでいくと3年間くらいあったりはするんですか
3年くらいはずっと引き続き
自宅開発あとマーケティング支援みたいなことをずっとやっていたんですけど
実際実写サービスはずっとやりたくて何個も何個もトライはしてたんですけど
どうしても自宅やりながらだと納期の方が優先順位上がっちゃうので
なかなか目が出ずやりきれずみたいな感じで過ごしていた感じでしたね
そこから大きな転機があったと2020年に
この辺りどんな感じだったか教えていただけますか
2020年3月にコロナがちょっとニュースで出始めたぐらいの時に
改めて生活様式が変わり始めたタイミング
自分自身も外食をちょっと控えて家で食事をする
テイクアウトをする機会っていうのが増えた中で
大津市に住んでいるのでフードデリバリーがなかったんです
ただ自家用車あるので普通に自分で取りに行くっていうのをテイクアウトをしてたんですね
振り返ってみると別に幼少期から母親が家族分のテイクアウトを買ってきて
みんなで食べるみたいな全然あったので
なんかこっちにチャンスあるんじゃないかなっていう風に思ったんですね
かつすごく不便で電話しないといけないとか
お店に行っても並ばないといけなかったりっていうのがあったので
ここにすごいビジネスのポテンシャルを感じ
これをオンライン化できないかなとかっていうところから着想していった感じですね
その頃おそらく同じようなビジネスアイで考えられた方もたくさんいらっしゃったんじゃないかなと思うんですけど
そういった方々と違って結果的に今も軌道に乗っている理由っていうのは今振り返ると
おそらくもう一つで誰よりも早く出したんです
どれぐらい早かったんですか
3月に着想して5月にリリースしたので2ヶ月ぐらいでリリースしました
っていうのもコロナがこんな長引くと思ってなかったので早くやらないといけないっていう風に思って
めちゃくちゃ急いで原CTOの鈴木と慌てて作って出して
そうするといきなり反響が出てですね
京都の老舗のお寿司屋さんとかスイーツ屋さんとかからお問い合わせいただき導入いただいたんですね
そこからやっぱりいけるなっていう風に確信に変わっていったって答えがあった感じですね
なるほど
その頃は特段資金調達とかはしていないんですか
してないですね
お客さんからの売り上げとかでうまく回しながらチーム自体はまだまだスモールだった
そうですねまだ受託授業は残っていたので一部のメンバーが兼務で
テイク1の授業をやるみたいな感じでした
それで受託の授業は結果的に手放したりもしているんですか
そうですね2021年の1月に初めて外部の投資家さんからご出書いただいたんですけど
そのタイミングでやっぱり一つの礼儀として一歩に集中するべきだという風なことと
あとやっぱり受託をやりながらやりながらだとなかなかうまくいかないなっていうのは
それまでの経験であったので
授業所さんに授業所とさせていただいて
その資金ももとでにこの授業をやろうという風に思いました
なるほど立ち上げた理由がある意味圧倒的な外部環境の変化
この中でテイクアウト授業もそれは伸びるだろうとかと思うんですけど
それでいくとコロナ開けちゃったらこの授業どうなるんだっていうヒヤヒヤはあったんじゃないかなと
そのあたりってリアルな心境はどうでしたか
一つのムーブメントとしてコロナっていうのがあるなとは思っていたんですけど
ただやっぱり幼少期からテイクアウトはしてたので
なくなるものではないなっていう風には思っていたので
そこはあんまり気にしてはなかったですね
逆に昔からコロナきっかけにこういったサービスが出たわけですけど
その前がなかったのってどうしてなんですかね
そうですね多分なかなかテイクアウトをする機会っていうのは
郊外に住んでいる方とかが中心になると思うので
どうしてもこうスタートアップ環境に身を置く方々は
東京に集中していたりするというのもあるのかな
なかなか目に触れづらいってところはあるのかなと思います
確かに東京だとむしろフードデリバリーばかり
当時はフードデリバリー系のサービスもめちゃくちゃ増えてましたので
逆張り感はありました
いいですね
あと今事業の話を聞きましたけれども
とても気になっていたのは
サービス名がTake Eatsじゃないですか
一方で社名はランプっていうところを付けられていらっしゃって
ここは社名にかけている思いとか由来みたいなところを
純粋に気になったりもしてるんですけど
このあたりも少し教えていただけますか
ランプという社名は実は創業の時から
ビジョンは変わってなくて
デジタルの力で地域社会を灯すというビジョンなんですけど
もともとどうせやるなら
自分が生まれ育ったような町に貢献したいなという思いで始めたので