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それでは、渡さん、まずは簡単な自己紹介、
1分程度でお願いできますでしょうか。
はい、はじめまして。
AstroX代表取締役、CEOのおだしょうぶと申します。
AstroXではですね、空中発射ロケットという、
少し変わった方式のロケットを開発してます。
ロックンと言われるロケットでして、
清掃券まで大気球でロケットを放球して持っていって、
清掃券から空中発射するというタイプのロケットを開発しております。
今日は色々事業のことを含め話せたらと思いますので、
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
おそらく今の自己紹介聞いていただいて、
宇宙産業に馴染みがない方からすると、
なんかスゴいけどよく分からないってところが本音なんじゃないかなとは思っておりますので、
事業に関しましては、後編でより深く聞きたいなと思っております。
前編では、そもそも宇宙産業で起業されるような方ってどんな方なんだろうっていうところを深掘っていきたいなって思ってまして、
私のイメージでは、宇宙起業される方って基本的にはもうJAXAにいましたとか、
そういう最初から宇宙やってましたって人が多いイメージだったんですけど、
村田さんって違うんですよね。
そうですね。僕の元々の経緯で言うと、
まず大学とか大学院に関しては、僕橋の設計ですね、構造設計等をやってました。
大学院、大学の時から結構ITにハマっていて、
もう大学院途中で辞めて、ITで起業したっていうようなところですね。
あと僕はミュージシャンもやっていたので、楽曲提供とかミュージシャンと結構しながら、
ITの会社をやっていたっていうのがバックグラウンドとしてはありますね。
そこめっちゃ気になるんですけど、さらにその全体のそういう大学生になるってどういう育ちなんだろうってところも気になるので、
そっちからまず行きたいなというふうに思いました。
とはいえですね、そのホームページとかも拝見していると、
宇宙産業自体は幼少期から興味があられたみたいな記載もございまして、
幼少期どんな感じだったのかとか、宇宙に対してどんな思いがあったのかみたいなところを教えていただけますか?
はい。宇宙産業というより、大規模物理学とかそういうのが小さい頃からすごい好きで、
昔から今もなんですけど、本読むの僕めちゃめちゃ好きなんですね。
小学校の時とかに小学校の図書室にあったニュートン、科学雑誌のニュートンとか、
めちゃめちゃ読んでいて、小学校の時の相対性理論とかを初めて知って、
なんだこれはめちゃめちゃ面白いみたいな、タイムマシン作りたいみたいなのを思ってたようなが緊張でしたね。
すごいですね、ニュートンとかってあの赤いやつですよね、よく見るやつかなと思うんですけど、
あれを触り始めたのは本当に何のきっかけもなくたまたま手に触れたって感じじゃないですか、
それとも元々やっぱその宇宙のことが好きなきっかけっていうのもあられたんですか?
もう本当にたまたまですね、いろんな本を読むのがすごい好きで、小説だったりとか歴史の本とかそういうのもすごい好きだったので、
そういった中でっていうところですね。
特段親御さんも宇宙関係でとかでもないってことですかね。
もう全然違います。
どうやったらちょっとニュートン読む子になるように育てられるのか。
結構いると思いますよ、あれやっぱりすごいわかりやすくて面白いんで。
読書好きで大前提おそらく積極的な好奇心がめちゃくちゃ高かったんだろうなってことは想像するんですけど、
その中でもこの大規模物理学であったり宇宙のところに惹かれたっていうのはどんなところだったんですか。
そうですね、やっぱりなんかまだ解明されてないことが多いとか、
もう未知のことっていうところに多分ワクワクしたんじゃないかなと思います。
そういう話を聞くと結構研究者気質っぽいイメージが勝手な風には思ってしまうんですけれども、
そのまま高校大学で出て行って研究者になられたとかでもなくやっぱITに惹かれていったんですよね。
この辺りはなんでソフトウェアとかの話なのかなと思うんですけど、そっちに行ってた理由っていうのはどんな背景でしたか。
そうですね、昔から結構パソコンみたいなのはすごい好きで、
高校生の時も自分で頑張って貯金したMacBookを買ってですね、アプリを自分で作ったりとかっていうのもしてました。
結構なんかそういった形でパソコン自体にすごい興味があったっていうのはありましたね。
元々そういう設計とか建築に興味があったのもあるんで、そういう大学に行って勉強してたんですけど、
やっていく中でどんどんITの興味の方が強くなってそっちに行ったっていう形ですね。
ちなみにITでその会社経営されてて売却も経験されてらっしゃるって話があったと思うんですけれども、
当時はどんな事業とかを主に運営されてらっしゃったんですか。
いくつか会社っていろいろやってたんですけど、
Webの開発であったりシステムの開発であったり、割と受託開発みたいな形でいろんな企業のいろんなシステム裏側を作ってましたね。
そこも売却も経験されて、そういうところも資金にしてアストラリックスさんに挑まれたんじゃないかなということも思うんですが、
今までの話でいきますとそういったITのところも非常に関心が強くて、そのままそっちの道で歩んでいくこともできたとは思うんですけれども、
やっぱり宇宙だよなって思い直した背景だったりきっかけっていうところがもしありましたら、ぜひお伺いしてみたいです。
起業するぞ、宇宙産業に挑むぞって決めてから起業、登記されるまでっていうの期間はどれくらいやられたもんですか。
だいたい準備期間1年ぐらい取りましたね。
その1年ってのはどんな過ごし方されたのか、ちょっと具体的に教えていただいてもいいですか。
はい、まずですね、そもそも宇宙事業やりたいと思ったんですけど、弱さ含め宇宙関連の知り合いなんか誰一人もいなかったんですね。
そうなんですね。
知り合いの中で宇宙やってる人とかもいなくて、宇宙系の研究者のつながりも全くなかったんで、どうしたものかと思って、
まずはですね、もう本当に気をついて今Xでですね、宇宙関連のビジネスをしてる人であったりとか、宇宙業界の有名な人とかに送りまくってですね、
こういうこと、こういうものですとこういうことを考えてるんですが、一回話してもらえないですかみたいな、いわゆるツイッターナンバーを押しまくってですね。
その中でもちろんほとんど返信返ってこなかったりとか、詰めたく返ってくる人も多いんですけど、何人かの人が面白がって会ってくれて、
そこからどんどんつながっていってっていう、そういう形ですね。
それと並行してやっぱり本は好きなんで、最初そもそものインプットとして宇宙関連の本を、まずは超初心者みたいな本からどんどん読んでインプットをしてた、そういう形ですね。
研究者の方々って結構Xツイッターアカウントってあるもんなんですか、そもそも。
研究者の人は少ないですね。どちらかというとビジネス寄りの宇宙で起業してる人とか、そういう業界で働いてる人とかの方が多いですね。
おそらくそういった方々はDMなかなか返ってこなかったって話もありますけど、本当に興味本位で近づく領域じゃないよというか、忙しいんだよみたいなところもあったと思うんですけど、
逆にその中でも会っていただけた理由とか実際に話していかれて、ここなんか興味持ってもらえてるなとか、信頼が築けてるなみたいな思われたポイントっていうのはどんなところにあったっていうふうに振り返られますか。
そうですね、会ってもらった人に何で会ってくれたんですかみたいな当時振り返ってたまに話をするんですけども、ちょっとよくわからないし怪しいけど面白そうだなって思ってみたいなという形ですね。
で、当時僕ストレックス起業した時とかその前後ってすごいもうめちゃめちゃ金髪なんですね。金髪というかもう白金みたいな髪の毛真っ白みたいな感じで、なんか怪しいけどまあ面白そうでっていうのはあったかもしれないですね。
で、なんかそういうちょっと金髪っていうところから実際会ってみると僕そこそこ真面目なんで会ってみるとなんか意外とちゃんとしてるなみたいなギャップで逆にあれなんかちゃんとしてるかもっていう信頼度を得られたのかもしれないですね。
金髪にしようかな。
逆に目立ってるかもしれないですね。この金髪時代の尾田さんは書かれてらっしゃったノートをなんか拝見したときに発見しまして、めっちゃかっこいいです。ぜひ読んでいただきたいと思っていて。
これはですね、ノートは後でリンクとかも貼っておきますけど、ストレックス株式会社設立しましたっていう非常にわかりやすい文章が載っておりまして、テキストでインプットしたい方なんかはぜひこの辺り読んでいただきたいなってことは思ったりもしてるんですけれども。
そしてその企業を実際に登記されたっていうタイミングに関して言えば、これは何人かで共同創業とかをされてらっしゃるんですか?
一応ですね、創業者っていう形では僕一人なんですが、和田っていうのが一緒にやってまして、もう創業時から和田先生と一緒に立ち上げた形です。
先生っていうふうにおっしゃってましたけれども、本当に研究分野と言いますか第一線の方だったら和田さんそういう方なのかなっていうプロフィールとか排気師と思うんですけど、和田さんが一緒にやってくれた理由とかどういうふうに誘ったのかとかそういったところっていうのはどんな感じでしたか?
はい、和田先生との出会いもですね、紹介していただいたのが初めというところで、それこそツイッターナンパでいろいろした中で会ってくださった一人の方からの紹介で和田先生と初めてお会いしたというところです。
和田先生はハイブリッドロケットというジャンルの日本の第一人者でして、そういった文脈で最初お会いさせていただいて、当時和田先生と初めましての時も多分金髪なんで、なんかよく会ってよくこっちを聞いてくれて、一緒にやろうと思ってくれたなというのは思うんですけども、話しさせてもらって、僕ロケットの事業がこういう理由でやりたいですと。
で、そういう話をしている中で、いろいろと小域統合させてもらって、一緒にやる形になったところですね。
なんか研究者の方だと大学院とか、あるいはそういう研究室で教授をやられていらっしゃる方とかって、これは一般的な話なんですけど、教えるところをフルコミットでやられているわけじゃなくて、結構民間の企業さんに関わられていらっしゃる方っていうのは多くて、和田さんもそういう方なんですか?
そうですね。教授をやりながら自分の研究を民間の企業でも活かしたりとか、それこそベンチャーに上位にしてっていう形は、近年結構増えてるんじゃないかな、ディープテック全般で増えてるんじゃないかなっていうのは思いますね。