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2024-09-10 19:42

#42-前編 シリコンバレー出自の起業家が挑む「持続可能な農業」/AGRIST株式会社 代表取締役 齋藤潤一さん

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ゲスト:AGRIST株式会社 代表取締役 齋藤潤一さん

AGRISTさんは、AIとロボットを活用したスマート農業を推進するスタートアップ🥒🤖


2024年7月にシリーズBラウンドの資金調達を実施されました。シリコンバレーでご活躍されて帰国した齋藤さん。起業するもうまくいかない日々…!そこから脱して地域の可能性に出会い、農業革新に挑戦するまでの道のりを伺いました🎧


▼トピック <前編-齋藤さんの経歴とAGRIST創業の経緯> ・シリコンバレーでスタートアップのクリエイティブディレクター

・東日本大震災をきっかけに日本の地方経済活性化へ

・起業初期の苦労を経て学んだ起業家精神とビジネスの本質

・「セロトニン・オキシトシン・ドーパミン」で分析する起業家理論

・宮崎県新富町での地域商社立ち上げへ参画

・「1粒1000円ライチ」のリリースと成功

・ふるさと納税で累計100億円を超え、首相官邸で表彰

・ロボットの必要性を認識した農家との勉強会


▼ご出演者様/企業様の各種リンク

-HP

https://agrist.com/

-採用情報

https://agrist.com/recruit

-資金調達プレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000050444.html

-齋藤さんX

https://x.com/junichisaito

-AGRIST株式会社 公式X

https://x.com/agrist_inc

-Voicy『新しい地域経済をつくるラジオースタートアップ』

https://voicy.jp/channel/1342

-AGRISTの公式ラジオ番組『稼ぐ!農業ラジオ!!』

https://stand.fm/channels/66acaed723b8a44778845add


▼<PR>スポンサー

伝えるだけで出来上がる、スゴすぎ資料「スゴシリョ」

-サービスサイト

https://sugosugi.jp/

-ワタリユウタさん(株式会社wib 代表取締役)

https://x.com/watari922


▼パーソナリティ

-中山悠里(独立系VCアニマルスピリッツDirector)

https://x.com/yurinakay

-稲荷田和也 (JobTales株式会社 代表取締役 / StartPodsプロデューサー)

https://x.com/oinariiisan


▼企画制作

『StartPods』スタートアップ専門ポッドキャスト企画制作(運営:JobTales株式会社)


▼パーソナリティからご案内📣

資金調達を実施されたばかりの起業家へのインタビューを通じて、スタートアップの魅力を発信しています!ぜひ番組のフォロー、★5評価をしていただけますと幸いです。また、今回の配信が気に入った方はSNSで拡散したり、 #StartupNow をつけて感想をいただけたりしますと嬉しいです。


▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り)

https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7

サマリー

AGRIST株式会社の代表取締役である齋藤潤一さんは、シリコンバレーでの経験を経て、地域の農業課題解決に向けたスマート農業に挑戦しています。彼の取り組みは、AIとロボットを活用して農業の効率を向上させるもので、注目を集めています。齋藤さんは、シリコンバレーでの経験を活かして日本に帰国し、地域経済の活性化に取り組む決意をしています。また、彼は起業の背景や過去の試練、そして感謝の重要性について語ります。齋藤さんは地域商社としての挑戦と成功を通じて、農業のブランド化や地域経済の活性化についても言及します。特に、新富町での100億円を超えるふるさと納税の成果から、地域における雇用や産業の創出に希望を感じるエピソードが印象的です。

ポッドキャストの紹介とゲスト
資金調達を実施されたばかりの企業家の人生や事業を紐解くポッドキャスト、パーソナリティーのスタートポッツ稲荷田です。
同じく、パーソナリティーのアニマルスピリッツ中山です。
本日は、AGRIST株式会社代表取締役 齋藤潤一さんにお越しいただきました。
AGRISTさんは、AIとロボットを活用したスマート農業を推進されているスタートアップでして、
2024年7月にシリーズBラウンドの資金調達を実施されました。
齋藤さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。アニマルスピリッツで楽しんでいきます。
ありがとうございます。
アニマルスピリッツがある企業家、やっぱりいいですよね。
このタイミングで笑いをぶち込んでいただいた出演者さん、
これまで40名以上ご出演いただいて初めてですので、
企業家は尖ってなんぼですし、やっぱり開始3秒、5秒で離脱しちゃうんで、
こいつ今日アニマルスピリッツでいくんだなっていうのをやっておけば、
差別化ができるかなと思いました。よろしくお願いします。
平山さんの爆笑が冒頭から入るっていうのは珍しいんですね。
そうですね。珍しいですね。ありがとうございます。
ちょっと齋藤さんのアニマルスピリッツが何なのかも、
稲荷田さんが深掘りしてくれるんじゃないかなと思ってます。
頑張ります。よろしくお願いいたします。
フォーブスさんのイベントを、スタートポッツブースを実は出させていただいておりまして、
フラッと齋藤さんがお立ち寄りいただきまして、
齋藤さん、フラッといただいたとは思えないほど非常に有名な方でして、
多くのメディアにも出られていらっしゃいますし、事業としてもかなり有名ですと。
その後もですね、他のイベントで齋藤さんが登壇されていらっしゃるところを拝見などしておりまして、
ぜひ齋藤さんにはスタートアップナウ出ていただきたいなと、タイミングを見計らっていたんですけれども、
まさに資金調達もされたというところでオファーさせていただいた次第でございます。
スタートアップナウの前編では、齋藤さんのおいたちや創業までのプロセスを、
後編ではグリストさんの経営や事業について伺いますので、ぜひ併せてお聞きください。
齋藤潤一の経歴とミッション
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事業売却の経験もある代表の渡さんは、
10年以上B2Bスタートアップの事業開発を経験されている方です。
私自身もよく経営の相談に乗っていただいております。
資料作成にお困りのスタートアップは、ぜひスゴ資料までご相談ください。
それでは斉藤さん、まずは簡単な自己紹介を1分程度よろしくお願いいたします。
はい、初めまして斉藤です。
アメリカのシリコンバレーで働いていまして、音楽の配信のスタートアップで働いていました。
そこから東日本大震災をきっかけに、
日本の地方の経済のために自分の残りの人生をスゴそうと活動を始めました。
その中で宮崎県新富町という我々の本社がある人口16,000人の町で、
地域視聴者の代表をやりまして、農業の課題解決に向けて農業のAIとロボットのスタートアップをやっています。
全国で農場もやっておりまして、ちっちゃい町ながらですね、
これまで国内外で20以上のアワードもいただきました。
そのような最も今注目されているスタートアップ企業家の1人です。よろしくお願いします。
間違いないですね。
はい、間違いないと思います。
これ言うと絶対ウケるんですよ。
1回も滑ったことないんです。
でもみんな、事実だから、事実だからっていう風に言っていただいてます。
リスナーの皆さんよろしくお願いします。
お願いいたします。
これもね、面白いもんで、
自己紹介やプロフィールっていうのもやっぱり企業家にとってはすごい重要で、
エレベーターピッチみたいなのもありますけど、
話そうと思ったらもっと長く話せるんですよ。
あれやってます、これもやってます、みたいな。
でもやっぱり、アワード20とってますとか、
人口16,000人の町から世界の農業課題解決するんですっていうのを、
メディアとターゲティング
まず覚えてもらわないと、
これ聞いてる方もすぐポチッとね、
違うとこに行ってしまうので、
どうやって次へ繋げるか、
次へ繋げるか、
まあマーケティングの基本ですけど、
プラピッチやるときはめっちゃ考えますね。
リッチはもちろんそうですし、
XのプロフィールだったりVCのプロフィールだったり、
それらに載っている数百文字っていう字数制限の中でも、
相当なキーワードをチリばめていただいていて、
めちゃくちゃ分かりやすいので、
ぜひ皆さんご確認いただけたらなという風に思っております。
そうですね、今Xに結構力を入れていて、
そういうか採用にめちゃくちゃ力を入れていて、
スタートアップの起業家の仕事って、
もちろん全部なんですけど、
フェーズごとにいろいろあって、
創業者の思いを語れるって創業者しかいないんで、
やっぱり創業者の思いがすべての文化になって、
採用にすごい力を入れてて、
最近採用11っていうニックネームをやっていきたいで、
これやっぱメディアも面白くって、
SNSでニュースピークスなのか、
Xなのかインスタグラムとかで、
名前とかターゲットも全部変えなきゃいけないと。
Xに関して言うと、
農業スタートアップのアグリストの代表みたいなのが一番わかりやすく、
それに合った文脈とかコンテクストとかストーリーにしたりとか、
でもインスタグラムに持っていくと、
全然それが通じないわけなんですよね。
あんまりそういうのに興味関心なくて、
どっちかっていうと写真映えする女子みたいなイメージですよ。
別に批判とか反省とかコンプライアンスとかやめてくださいよ。
切り取らないでくださいよ。
じゃなくて、ダンソンのあのとことかじゃなくて、
ターゲットの話をしてますから。
それで言うとやっぱり企業化っていうふうな、
企業化サイト11の方が結構反応率は良くて、
これからそういう形で強化していこうというふうに思ってますし、
Facebookで言うとずっと長くやっているので、
まちづくりから始まって、
一粒1000円のライチのブランド開発をやったり、
ふるさと納税で寄付100億いって、
首相官って言ったぞみたいなストーリーみたいなのも、
ずっと丁寧に伝え続けてるっていうのがあるので、
SNSとかのメディアによってやっぱり全然違いますと思いますね。
だって大沢さんって候補の方がいるんですけど、
大沢さんは大沢さんを採用したのは、
俺の家の近くのバーですからね。
でもバーでシリコンバレーで働いててとか言っても、
しょうがないじゃん、なんだこいつみたいな感じになるんですけど。
パギシっぽいですね。
そうそう、このツボ買わないみたいな感じになるので、
メディアによって全然違うと思いますよね。
でもそれで言うと、僕じゃあ今、
誰向けに話してるかっていうと、
この放送を聞いてる人もそうなんですけど、
どっちかっていうとユリ中山向けに僕は今日。
ユリ中山に次会った時に、
どれだけアニマルスピリッツについて深く語れるかみたいなのとかは、
俺半分冗談ですよ。
っていうのは、すいません、予備視点してしまって。
いやいや、ありがとうございます。
今言いたいのは、やっぱりアントリプレナーにとって、
ほんと数秒でどれだけキャッチをつかめるかもそうだし、
ターゲッティングはもうメディアによって人格が生えていかなきゃいけないなと思ってる、
今日この頃です。よろしくお願いします。
フルネームで名前を呼ばれたのすごい久しぶりでした。
普段前編は私なりだから色々お伺いさせていただきますけども、
今回はユリ中山向けの配信ということになりますので、
ぜひ中山さんにも質問をどんどん出していただければなというふうに思っております。
ありがとうございます。
先ほどメニュー表をいただいたような感覚で、
たくさんのキーワードを切りばめていただいたんですけど、
到底全てを触れていったら終わらないなという感覚値がありまして、
特に気になったところから重点的に聞きたいなとは思っております。
2011年の東日本大震災っていうのは、
大きな出来事だったんじゃないかなというふうに思っております。
おそらく斉藤さん、シリコンバレーでクリエイティブディレクターもされていらっしゃって、
そのまま海外でITのスタートアップで
邁進されるエピソードもあったと思うんですけれども、
そうじゃなくて日本に戻られた、そして地域に着目された、
ここは大きな話だと思っておりまして、
当時どんな思いで帰ってこられたのか教えていただけますでしょうか。
シリコンバレーでの経験
企業ストーリーでいうと、
アメリカのシリコンバレーの仕事ってやっぱり面白くて、
2000から2005はいたんですけど、
当時日本人も全然いなかったんですよ。
すごい面白い刺激的な世界。
3年働いて10年遊ぶみたいな、
今でいうと、へー、そんなのもちろんあるよねと思うかもしれないですけど、
当時の日本文化から考えると、
全然考えられなくてよかったから、
約20年前ですよね。
そういうのが当たり前にあったのがシリコンバレーで、
面白い場所だなというふうに思っていて、
来てる人もやっぱりもう刺激的で、
むちゃくちゃ有名なエンジニアでありながらピアニストだったりとか、
もう副業というか多才というか、
ありのまま生きていくっていうところがあるっていうところが、
シリコンバレーの面白さですよね。
もう一方でねたみひがみ嫉妬みたいなスタートアップの大変さも、
一通り全部経験もしましたし、
ラグリストでいうと、
株主との関係地とか、
どういう株主と組んでやるのかっていうのは、
シリコンバレー時代の経験がすごい生きていて、
丁寧にやっていったなっていうのはすごく思いますね。
そこから起業するぞと思ったのは、
その会社がゲームの会社に子会社買収されることになって、
ゲームはあんまり興味ないなと思ったのと、
起業は絶対したいなと思っていて、
そんな時に当時のCEOファウンダーの一言が、
起業するなら26か27歳にしろというふうに。
今はもう年齢関係ないじゃんと思うけど、
記録体力あるし、何より若いって武器だから、
3年死ぬほど死ぬ気でやって、
めっちゃ失敗してもナイストライって言われるよって。
その時彼が40ちょっといってるぐらいだったんで、
俺なんか今失敗したらお前舐めてんのかって、
本当に言われるからねとかいう話を半分冗談でしていて、
そのタイミングでちょうどチームが変わるっていうところで、
僕もやっぱり日本に1回帰って挑戦したいっすって思ったのが、
一番最初のきっかけでしたね。
地域経済の活性化への挑戦
日本に帰るタイミングで、
もうこの領域で勝負するぞっていうのは決まっていたんですか?
決まってないですね。
当時、今もなんですけど、
あんまり考えずに行動した後に考えるみたいな人なので、
やっぱり若いんで調子乗ってたし、
勘違いの塊だったので、
今もそうかもしれないですけど、
うちの候補がめっちゃ笑ってますが、
どうなんですか?
それは冗談ですけど、
そうやってやってきて、
もともとクリエイティブディレクターで働いていて、
デザインとかブランディングマーケティングが専門だったので、
デザイナーに発注する立場だったから、
デザインの仕事なんていくらでもあるでしょうと思って、
帰ったら当然あるわけなくて、
しかもそんな勘違い野郎に発注する人なんかもいなくて、
東京の国分寺で起業したんですけど、
このアパートの一室で、
全然仕事なくて、
どんどんお金なくなるし、
家賃も払えなくなる。
これ皆さん一度は経験しなくてもいいと思いますが、
歩いててお金なくなってくると、
パートアルバイト募集とか目に飛び込んでくるんですよね。
その時、毎日駅前の声優の割引ステッカーが貼られるのを待ちながら、
弁当の夜ご飯を食べていて、
こんな生活絶対もう這い上がりたいわっていう、
そこで改めて学んだのが、
ステイハングリー、ステイフーリッシュだったなと思います。
アニマルスピリッツが。
アニマルスピリッツ。
すみません。
そこで言ってよと。
ありがとうございます。
そこで僕が学んだのが、
アニマルスピリッツですよ、やっぱり。
今の編集してください。
あえてこのまま流したいと思います。
めちゃくちゃ面白いですね。
で、どん底を経験されたみたいなエピソードな気がしたんですけれども、
そこからじゃあわかりやすく稼ごうって思った時に、
よくある思考回路だとやっぱり農業とかに目向かないんじゃないかなと、
これちょっと偏見あるかもしれないですけれども、
そこで斉藤さんがこの事業領域に注目された背景だとか、
そういったところを教えていただけますか。
そこからすぐ農業に行ったわけではなくて、
ロボットのスタートアップも全く関係ないところをやっていて、
で、とにかく当時ほんと若かったし、
すごいお金をもうけたいな、いい暮らしもしてみたいな、
あんなとこ行ってみたいな、こんなこと言ってみたいなっていう、
いわばエゴの野心的な男だったわけなんですけど、
それが本当にコツコツ頑張っていって、
ウェブサイトの広告のウェブバナー1個3000円みたいなのを
作り続ける日々もありましたし、
そういうのを見てた人が、
じゃあこれやってみる、これやってみるっていうのを1個ずつ仕事が大きくなっていって、
最終的には表参道の南青山にオフィスを構えてですね、
結構大企業の仕事とか、
電通とか白歩道とかそういうところの仕事をやってましたと。
でもそこにあんまりやりがいを感じなくもなってきて、
めちゃめちゃお金は稼げるけど、
みんなめっちゃ疲弊してるし、全然楽しくないし、
社会に貢献してる手触り感みたいなの全くなかったわけですよね。
で、その中で地域の仕事とかをちょっとずつやらさせてもらって、
ありがとうって言われるようになって、
ありがとうって言われてめっちゃいいなっていうところから、
そういう悶々としてる中で東日本大震災が起きて、
現地に行ったときに、
この自分の培った経験とかっていうのは、
ずっと金儲けのためだっていうふうに思ってたんですけど、
これはやっぱり社会からもらったギフトだなっていうふうに思って、
そのギフトを返していこうというとこから、
地域経済の活性化っていうところに、
ミッションに自分を見据えてやっていきました。
で、当時2011年なので、そんな言ってる人もいなくて、
今ね、地方で言うとすごいかっこいいって言われますけど、
地方で言うとダサい、なんで地方なのぐらいなのに、
本当に言われ続けてきてて、
でもそういう活動してたので、ガイアの夜明けで出たり、
日経新聞に出させていただいたり、
日経新聞の記者の方に、
シリコンバレー流地域づくりみたいな名前を命名してもらったりして、
アーリーアダプター的な感じで、
いろんな活動を全国で地域経済の再生してました。
報酬の意味と価値の違い
その最中、今我々の本社がある新富町で、
町役場がですね、観光協会を解散して地域商社を作るということで、
共通の友人から紹介を受けて、
そこに招聘をされたっていうところが、
まちづくりに一個入り込んだとこですね。
ありがとうございます。
先ほどそのありがとうっていうのが、
すごく大切なことに学んだっていう話もいただきましたけれども、
とはいえビジネス全般って、
報酬をいただいてありがとうって言われることもあれば、
少なくとも報酬をもらえるってことは、
何か提供価値があるってことだとも言えると思うんですけど、
地域におけるありがとうっていうのは、
いわゆるドライなビジネスのありがとうと何が違うか、
みたいなところをもう少し教えていただけますか?
これは僕の起業家としての考え方にもよって、
僕今自分の体調管理を、
セロトニン、オキストシン、ドーパミン、テストステロンで分けて分析をしているんですけども、
その観点から考えると、
セロトニンがあってよしやるぞっていう観点から、
達成感でお金をもらえたりねっていうところでのドーパミンはあるけど、
オキストシンのところがなかったですよね。
いろいろ交流して話し合ってクリエイティブをやって、
例えばいろんな仕事ありますけど、
いわゆる下請け的な部分もあったので、
これ作っといてみたいな感じで、
それ作ってありがとうって振り込まれます。
じゃあ次これ作っといて、
いわゆる資本主義的なところになっていたっていうところがありましたよね。
もちろんそのアプローチもいろんなアプローチがあったかもしれませんけど、
その当時やっぱり小泉さんとか堀江貴文さんとかが、
ライブドア買収みたいなのとかがいろいろあったりとか、
いわゆる資本主義より的なところがすごく際立っていたっていう時代でもあったので、
そういうところに疲弊していったっていうところもあったと思います。
なるほど。今いただいた2つ目大事なのがオキシトシンでしたっけ?
セロトニン、オキシトシン、ドーパミン、テストステロンですか。
一番大事なのはセロトニンなんです。
新富町の地域商社の成果
当時足りてなかったのは?
今考えるとオキシトシン足りてなかったですよね。
オキシトシン。
よりクライアントと話しながら、
より良いものを作っていこうみたいな仕事を増やしていくと、
変わってきた気はしますよね。
ちなみにアグリストさんを創業されてから、
最近のエピソードでも前の歴史でもいいですけども、
オキシトシンこれめちゃめちゃ出たなっていうエピソードとか、
出会いとかそういったものってありましたか?
オキシトシンめちゃめちゃ出たなストーリーは、
この流れでいうと、
新富町の地域商社をやって、
一粒1000円来地っていうブランドを開発したんですね。
その新富町の地域商社もめっちゃお金あったわけじゃなく、
全然お金は資本金300万から駅の改札の裏で始まったような、
いわゆるスタートアップ的な地域商社で、
で、何やっつったら、
いや何も決まってないですって言われて、
え?って言って、
とりあえずお金はないですみたいな感じだったんで、
4月に就任して、
6月には一粒1000円来地リリースしてたっていう感じでやってたし、
全部本当に中古のパソコン、中古の机みたいなとこから始まって、
一粒1000円来地が売れたっていう体験をできたっていうのは、
やっぱりすごい充足感がありましたし、
そっからふるさと納税で4億、9億、19億と上げていって、
累計で100億円を今超えたとこなんですけど、
そうするとやっぱり町に病院ができたり、
通り過ぎる町って言われたのが、
今も毎週視察が絶えないような町になっていて、
今まで頑張ってきた人たちで、
報われなかった人たちが可視化されてきたりとか、
すごい来地も、僕が行ったときも普通に来地はあったんですけど、
それをしっかりと糖度15℃以上、50g以上っていうのにブランド化することで、
ヒット商品になり、今8年経っても、
ふるさと納税でも完売したり、
銀座コモサカフェでワンホール23000円で売れてたり、
マツコデラックスさんが紹介してくれてバズりまくったり、
みたいな風になってるのは、
やっぱりそれで農家さんが報われたっていうオキシトシンはありますし、
いろんな、今全国で農場をやっていて、
この前も鹿児島の町長さんに会ってきたんですけど、
本当に喜んでいただいて、
町にやっぱり産業と雇用が作れたと、
未来世代のための社会変化が始まったと。
農業と地域経済の未来
ありがとうございます。
すみません、来すぎて。
フライホイールが動き始めたとオキシトシンを感じますよね。
ちょっと解説しとくと、
アニマルスピリッツの大冗談の投資方針が、
未来世代のための社会変革というふうに。
え、マジか。
掲げておりまして、
それをありがとうございます、言っていただいて。
マジか、皆さん聞いてますか、
こうやって出資出ていくんですよっていうのは冗談で。
桜沢鉱物とかでよく一緒に登壇させていただいて。
そうなんですね、ありがとうございます。
ライチも買っていただいております。
そうなんですか。
そうなんですね、私も買います。
ぜひぜひよろしくお願いします。
だとしても、このナチュラルさすごいですね。
やっぱりそこは関西に生まれてよかったのか。
関西ですよね。
いや、この面白い話術はシリコンバレー発なのか関西発なのか、
どっちのだろうって。
いや、そこはもう完全に吉本新喜劇流です。
とりあえずボケろと。
沈黙は悪だと。
なるほど。
笑かしてなんぼやろと。
オキシト死んでました。
ありがとうございます。
オキシト死んでました。
日本グローバルで戦っていけるなって思いました。
もっと正確に言うと、今ゆりさんはドーパミンが出てるんで、
次どんな面白いのが来るかなって。
そうですね。ちょっと後半でも期待したいなと思ってます。
もう後半?早い。
そうです。ちょっと終わりです。前編的に。
まだ起業してないですよ。計画には。
まだライチが出たあたりですけど。
ちょっとクロージングすると、一粒1000円で100億円いった町で
農家さんとずっと勉強会をやってたんですね。
その時にロボットが必要だという声を受けて起業したということになります。
ありがとうございます。
では後編では、そういった経緯で起業された斉藤さん及びアグリストさんが
今どんな事業をされていらっしゃって、どんな未来に向かっていっているのか
そんなところを伺ってまいりたいと思います。
前編ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
19:42

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