一周してテーマを探すって言ってさ、正直さ、そんなこと言って見つかりそうにないって思っちゃうじゃん。
確かに。
それで実際見つかってるのすごいなと。
確かに。
なんか本当に、なんだろうな、前職でスタートアップ初めて入ってみて、結構浮き沈みも含めて、やっぱりすごい大変だなっていうのを横目で見ててすごい思ったんですよね。
やっぱりいろんなインタビューで、なんで始めたんですかとか、なぜ続けられてるんですかとか、もう散々社長が聞かれてて。
確かに。
だから本当にそういう現体験とか、なぜ始めたかみたいなものをやっぱり自分の中で結構ちゃんと形にしておかないと、結構社員を巻き込んだりとか、投資家を巻き込んだりとか、結構社会を巻き込んだりとか、そういうのも含めて結構やっぱり難しいなと思ってたんで。
僕自身もちゃんと人生の時間をかけるべきテーマを自分なりに結構納得してやらないと、まるで続くイメージがなかったので、それもあって結構海外回ろうと思って回り始めて、たまたま自分的にインスピレーションが生まれて、MOSHの創業に至ったみたいな感じでございます。
MOSHを知らない人もいると思うので、どんなサービスなのか、どんな会社なのか説明をお願いします。
簡単に言うと専門家とかクリエイター向けのプラットフォームを運営しておりまして、例えば英語の先生だったりフィットネスの先生だったり、マーケティングを教えてたり、いろんな自分の専門性とかスキルっていうものをオンライン上オフラインに関わらずサービスを販売するインフラみたいなものを提供しております。
そして現在だいたい8万事業者弱のクリエイターさんとか専門家の方にご利用いただいております。
しかもなんかこの間ネットでチラッと見たんですけど、年間取引額100億円突破という。
そうですね、はい、だいたいそれぐらい、もうちょっと言ってますけど。
それはそのクリエイターの方々がこのMOSH上で販売していらっしゃるサービスの販売額というか。
結構こういう系のビジネスモデルだとよくこのGMVって呼ばれるんですけど、全体の流通総額っていうものが結構やっぱりプラットフォームとしての規模感とかによく表現されるので、僕ら的には会社としては全体のGMVっていうものをずっと追ってこの7年ぐらい、7、8年やってきましたっていう。
なんかそれを、そのサービスを世界一周をしながら思いついたっていうのはどういうきっかけだったんでしょうか。
なんかもともとそれこそさっきご紹介いただいた、なんかこう英語の先生のマッチングのサービスとか、なんか今振り返るとやっぱりこう人生の点が結構線になって、
なんかそのタイミングでパッと思いついたというよりもそれに近い原型って結構いろいろやってたんですよ。
そうそう。それで学生の時に英語の家庭教師のマッチングの授業をやって、その先生方が結構みんながみんなマッチングできるわけじゃないんで、結構手持ちぶさんとなってたんで、
一緒にメディアを作りましょうって言って、TOEICのメディアだったりTOEFLのメディアだったり英語のメディアを作って、そこで集まった人たちに対していろんなものを提供したりとかサービス販売したりテキスト売ったりみたいなことをする中で、
結構こういうものをもっと簡単にできるようになるといいなみたいなところを思っていたりして、
世界一周する中でC2CとかAirbnbとかUberとかああいうものの広がりがすごいあったんで、そういう事業なんかこう僕の感覚的にもやりたいなっていうタイミングがあって、
思いついたという感じでございます。
いやーすごい。でもね、あれからもう何年ですか?8年開始始めて。
そうですね、8年。9期目になるんで、もうちょっと言うのも嫌っすね。
なんで?
いやもうなんかこう、これだけ長くやってるのにまだこの程度かっていう気持ちはめちゃくちゃあります。
いやいやそんなこと言ったらね、弊社も9期目ですよ。
いやいやいや。
弊社、弊社の9期目なんで。
すごい。
いや、うちこそ何やってんだって感じなんだけど。
いやー。
今年2月に22.5億円資金上達。
はい。
累計どんぐらい?
累計多分34億ぐらいですかね。
おー。
だと思います。
いやーなんかもうそれぐらいになってくるとよくわかんないわ正直私的には。
僕もよくわかってないんで全然。
マジで?
はい。
やってる本人たちそんなわかってないと思います。
そうなんだ。
はい。
いやーなんかね、それで、実はね私はその、今回ヤブさんをお呼びしたのは、
まだね慣れてないから仲良い人を呼ぶことによる心理的安全性もあるんですけど、
なるほど。
なんかすごい前から思ってるのが、
ヤブさんって今お聞きの方も思ってると思うんですけど、
なんかやってることのすごさと、
なんていうのかなこの雰囲気の穏やかさとのギャップがめっちゃいいなと思ってて、
この番組サブタイトルであまり強い言葉を使うなよと入れてますが、
なんていうのかな、
めちゃめちゃ強いことを言いまくって、
イケイケドンドンな怖い感じの人もいるじゃないですか。
そうじゃないからこそ本当に強い人って感じがするなと思っててヤブさんって。
ありがとうございます。
そんなヤブさんがどんなことを普段考え、
弱音とか悩みとかあんのかなと思って、
どうなんでしょうかと。
なるほど。
ちなみにこのポッドキャストは関口さんなんで始められたんですか。
えっとですね始めた理由としてはいろいろあるんだけど、
一つはまず私ポッドキャストでぶち上げたいと思ってて。
ポッドキャストでぶち上げたい。
野望がさすがですね。
ポッドキャストはやっぱりアメリカとかでもすごい市場になってるけど、
日本でもこれからますます伸びていく中で、
もともとせっかくラジオもやっていて、
6年前から私ラジオやってるんですけど、
ラジオやっててスタートアップ業界にいて、
人の話聞くの好きだし、
これらがせっかく揃っていると自分で制図だから思ってる中で、
なんかこういう番組をまずやりたいというのがある。
それに加えて、
すごい人がすごいことを言ってて、
すごいなーっていうだけの番組がめっちゃあるけど、
私正直ああいうの見るのあんま好きじゃなくて、
いけすかねーみたいな。
うぜえと思っちゃうから。
もうちょっと、とはいえみんなこの業界私も10年以上いて、
なんだかんだすごい成功してる人でも似たようなことに悩んだり、
その人らしさが悩みの中にあったりするので、
なんかどっちかというとそっち側を気楽に喋れる。
聞いてる人も話してる人もなんか気持ちが楽になるような、
社会を作りたいと思いました。
なるほど。
これ夜雨会議でしたっけ?
いいっすよね。なるほど。
じゃあその、やってる中での苦しみみたいなものを、
ある種率直にシェアできるといいよねって感じですよね。
そうですね。それをシェアして、
例えば完全な全く知らない人もそうだし、
例えばチームの人が聞いた時とかも、
本当はこういう思いで頑張ってるんだなみたいなことだったり、
もしくはもっとしょうもないことでもいいんだけど、
まだ型が見つかってなくて、すいませんみたいな。
OKです。なるほど。
その大変なことですよね。
大変なこととか。
なんだろうな、なんかやっぱり、
僕自身の話もあるし、
周り一緒に結構並走してきたりしてて、
周りの起業家の話もあるし、
なんかいずれもあるなと思ってるんですが、
なんかやっぱり一番大変そうなのは、
やっぱり続けることの難しさはやっぱりあるなと思ってて、
ほんとそうだよね。
続けない理由みたいなものが結構あるなと思ってて、
続けられない理由。
なんかそれこそなんだろうな、
よく言うけど、お金とかそういう話というよりも心が折れてしまうみたいな。
そうだよね。
シンプルに飽きるみたいな話も多分あるし、
それこそ外部のステークホルダーの人たちから結構いろいろ言われて、
そこまで言われてなんでやらなあかんのってなる人もいるし、
なんかそれを、
ちゃんとこの資本主義の枠組みに当てはめるのも結構難しかったから、
ちょっとみんなもしかしたら思っているかもしれないですけど、
なんか結構、
ちゃんと既存の枠組みにはめて伸ばしてこれたというよりも、
結構いろんなたまたまとか、
あのー、
なんかこう独自な路線を結構追求した結果、
今があるかもという感じがしているんですかね。
へー。
なんか、
私は逆に昔からずっと勝ちたい、一位になりたいと思って競争したくて生きているんだが、
それができるのはすごいけどな。
いや、でもなんかその結果、
なんていうか別に、
特に勝っているという状況になっていないなと自分では思っているので。
なるほど。
なんか、なんでしょうね。
過去そういう戦いはあったんですか、なんか。
えー、なんだろう。
いや、もう小さい頃から、
私は、
かけっことかでやっぱりビリな、
あの、私勉強はね、
遠い中の群馬の超ちっちゃい学校では成績は良かったけど、
なるほど。
でも私テストで2位とかなると熱だしたりしてましたね。
えー、ショックで。
結構やばくて。
なるほど。
すごい運動神経悪いんですけど、
今はね、いやなんか走るの遅いんですよ、
みたいな思うけど、
当時はもうそれも恥ずかしくて。
勝てないことが恥ずかしくて、
運動会とかすごく言うんですよね。
えー、それぐらい負けず嫌いだったってことですかね。
まあ、だからね、根源的なものなんだと思いますが。
なるほど。
だからといって、
さすがにちょっとこの業界10年以上いて、
ちょっとね、この業界での成功法のど真ん中のいわゆる、
そういう形は、
ちょっと勝ちたいのであれば、
なおさら私は避けたほうがいいんじゃないかと、
最近さすがに気づいた。
確かに。
いや、もうなんかその、
ある種そのゲームルールが結構明確になってて、
なんかそこで競争で勝ち抜くみたいなのって、
もう本当にね、
やばい天才たちがやっぱいるマーケットなんで、
なんかこう、
そこにど真ん中でこう挑んでいくの、
あまりにも大変すぎるなっていうのをやっぱ思うので。
確かに。
なんかそういう意味では結構、
なんだろうな、
なんかこう、
自分なりの戦い方で、
かつやっぱ長く続けるのは逆にみんなあんまり、
やっぱ僕の場合は、
なんかこう、
できないなって思ってたんで、
どちらかというと長く続けるための、
こういろんな、
あの、
意思決定っていうのをやっぱやってきてる感じがあるっすね。
えー、長く続けるための意思決定って、
例えばどういう選択というか、
ことなんですかね。
なんかやっぱりその、
一個は、
分かりやすい、
ゲームルールとかマーケットで戦うと、
やっぱりそこに、
いろんな人がやっぱ参入してくるじゃないですか。
確かに。
もうなんかマーケットの規模これぐらいなんで、
あのこうやってこうやってこうやってやっていきます、
みたいなのがあるし、
その計算立てられるから、
優秀なリソースを多分みんな咲きやすい、
個人も企業も。
なんかやっぱり、
マーケットあるかどうか分からんな、
みたいな。
で、その規模感も分からんな、
みたいな。
なんかそういうところの方が、
やっぱ参入ってしづらいので、
結果的にそういう分かりづらいマーケットを選んだことは良かったなっていう。
そっかそっか。
結構ね、やっぱりその、
教科書的には逆のことがよく言われるじゃないですか。
マーケットが大きくて、
ホットな市場みたいな。
まあでもね、
もう言える時点ですでに遅いみたいなこともあるからね。
そう、この辺難しいっすね。
確かに。
だからある意味最初から勝つために、
逆算してやろうとするとそうそううまくいかないのかな。
逆算してやろうとすると、
やっぱ逆算してやれるマーケットももちろんあるんだが、
そこにはお金と人のリソースがやっぱめちゃくちゃ盛れるので、
それに勝てそうな自信がある人はめっちゃいいと思うって感じですかね。
そっか。
そうなんだ。
でもなんかさっき、
資本主義でそのど真ん中で実はやっているように見えてそうじゃないみたいな、
それをその周りに理解してもらうのも大変だったしみたいな話があったけど、
それってどういう大変さなのかな。
まあ一つやっぱり、
創業のタイミングとか、
数字で事業を説明できないときって、
なんだろう、
やっぱりなぜこのマーケットの規模ってどれぐらいなんですか、
事業者ってどれぐらいいるんですか、
そこってどれぐらい儲かるんですかみたいなのをやっぱりね、
投資家から聞かれるわけなんですけど、
その辺に対してやっぱり、