ありがとうございます。
となると、いわゆる様々なノートだとか、プレスリリースでもキーワード書かれてらっしゃいましたが、コンパウンド、要はコンパウンド系の複数の事業をやっていかれるようなスタートアップだという認識で正しいんですかね。
そうですね。ちょっと特徴的なのは、コンパウンドって結構、SaaSとしてコンパウンドをやっていくっていうのが、コンパウンドスタートアップの元々だったんですが、
我々の場合、人材紹介事業をやったりとか、人事の制度コンサルティングとか、SaaS事業以外も含めて多面的にやっていくっていうのが一番の特徴かもしれないです。
今、今日これ撮影時点では25年の5月なんですけれども、現時点だと何事業ぐらいやってらっしゃったりとか、グループ企業も結構いらっしゃるのかなと思うんですけど、今どういう事業ポートフォリオ、グループポートフォリオでいらっしゃるんですか。
今、事業で言ったら8個ぐらい多分やってるんですかね。なので、創業したのが2024年4月なので、約1年ぐらいで8個ぐらいの事業が、今単体で結構売り上げが立っている状態でして。
すげえ。
面積としてでかいのが人材紹介とか人事コンサルティングとかが、SaaSってやっぱり時間かかって中長期へ伸ばしていくので、単体でいくと今は売り上げで通期で2桁多くいってるんですけども、そのうち結構保証として大きいのが人材紹介と人事コンサルティングの領域ですね。
とはいえ、HR業界って僕も前職の遠崎に一部いたりはするんですけれども、プレイヤーむちゃくちゃ多いと思うんですよね。
なんかその中で、そのPeopleXさんとしてのお客様目線で見た時の違いだとか差別化のポイントって、そのコンパウンドであることが何か意義を成しているのか、どういったところが業界内でのポジショニングだったり差別化だったりするんでしょうか。
はい、現在と今後で変わるんですけども、現在でいくと、今外国籍エンジニアの人材紹介事業というのをやってまして、
スカウターという方が今ブラジルにいたりですとかフィリピンにいたりとかマルタ島とか全世界地域にまたがって人材紹介のCA側、給食者側をやっています。
そこを我々M&Aさせていただいて、その外国籍のスカウターって自社だとなかなか実現が難しいので、その優秀なエンジニアを日本の企業に送信するというふうな事業で、
なので結構他社が今、ケイパビリティとしてはなかなか用えないスカウトの従業員が多数抱えているというのがまず現在の余白になっています。
今後に関しては、一方で今一番主力事業と言っていいのがAI面接というのは、AIで採用面接するという事業もやってますので、
それを活かして全世界地域からAIで採用面接して、その方を企業に送信するというのがここで繋がるようなイメージでやっています。
なるほどですね。今ちょっとちなみにM&Aというキーワードも出てきたんですが、事業上ともMAと一旦カウントすると、昨年というかこの約1年間でプレスリリースベースは2社M&Aされていることだと思いますが、
あれってスケジュールだけ拝見すると、一番最初にシードファイナンスで16.1億を調達されたというニュースが昨年の4月に出てきて、半年経たずとして、
今まさに外国人人材のという会社も買収されていらっしゃって、もともと調達活動時点からこのM&Aの計画というか、こういう会社を買収する予定でみたいなところで折り込み済みで
調達をされたのかなと想像してしまっていたんですけど、これってどんな感じのもともと計画というか。
いえ、M&Aは全く調達時点だと想定していなくて、CFOと話して、エクイティーは成長マネーにグロースに使っていくという前提で調達したのもあって、
M&AはLBOという企業で対象会社の余進枠を使ってデッドファイナンスだけで伸ばしていくと、ここで培ったチャネルをSaaSのグロースにも伸ばしていくというふうな前提なので、エクイティーは全く前提とせず、デッドで今やっているような状況です。
ある意味ではもともと、ソフトウェア系というか自社のプロダクトは成長投資で調達したお金からやられながら、場合によってはそれに掛け算になるような実業とかをやっていらっしゃるところをLBOとかデッドファイナンスを活用しながらM&Aして、今っぽく言うとロールアップというか、今後もここは非連続でやっていくようなイメージでいらっしゃるんですか。
はい、今後も継続的にやっていますし、今は好評済みの2社以外にもステルスでいらっしゃっているような状況です。
すげえな、ありがとうございます。ちなみにそこの部分というのが、長期でお客様に選ばれ続けるためにもそこの部分をより強化していこうとか、それ以外のポイントとかも今後出てくる可能性はあるんですか。
はい、今サース企業を本当の意味でARR1000億狙うっていうサイズ感、本当に最短で目指すと、やっぱ強きものがより強くなっていくっていう、ストロンガービカムストロンガーっていう強きものがより強くなって、世界的な現象でやっぱ言われています。
そこに対して、やっぱり我々、日本を代表する、世界を代表する企業を目指していくってなると、やっぱり10年間で積み上げるチャンネルを作っていくって相当に時間がかかるので、やっぱりBSを使って、M&Aを駆使して、そこの盤面を崩しに行って、最短で今からサンサンやラックスさんのような先輩企業に追いついていきたいという考え方でいくと、M&Aって必須だなと思っています。
なかなかそういう考え方を、それこそこれ見ていただいているような企業家の方とか企業を志していらっしゃる方でいうと、まだまだできてない方もいらっしゃるのかなと素直に思ったりもするので、ぜひ2本目の方でどういう考え方を持って橘さんが経営に挑まれているのかってところは少しメッセージングに分けてですね、お伺いもしていければと思いますが、
ちょっとまた話を別の観点でお伺いをしていきたいのが、そもそもどういう経緯で起業したんだみたいなところを改めて、ちょっと自己紹介も兼ねてお伺いしていきたいんですけれども、もともとってあれですよね、弁護士資格を持っていらっしゃって、普通に企業内法務というか法務のご経験の方が一番最初の社会人経験が始まっていらっしゃるんですよね。
そうですね、弁護士資格取得して司法研修所って1年間行って、検察官とか裁判官とかやっていまして、その後にサイバーエージェント、当時コンプガチャが結構社会的に疑義がありまして、消費者庁とのロビーングとかも含めてミキシーさんとかDNAグリーさんと業界団体作るケースがあって、そういうところで社内弁護士として活動して、
主に当時はスマートフォンゲーム系の社内弁護士という感じでしたね。
もともと当時はさすがに企業をしようと思ってそういうご経歴を選ばれてたわけではないってことですよね、きっと。
そうですね。うち兄も弁護士なんで、結構弁護士一家で育って資格は取得して、その中でどんな弁護士になるかっていうときに、結構今からやるんであればそういうスタートアップとか、当時でいくと本当に楽天とかソフトバンクすら結構就職でいくとスタートアップっていうか、だったので、当時でいくと自分は藤田進さんに憧れてサイバーエージェントになりました。
そこから事業端の方に転身をされていかれるわけですよね。どういう経緯でどういう会社さんに改めて行かれたんでしたっけ。
その後、自分、ジーバ・ホーディッジ事務所っていうスタートアップ系のホーディッジ事務所。
ジーバ・テックさんが、昨年ですよね。あれはグループ会社なんですか?
いや、代表一緒で巨大会社みたいな感じです。
で、上場もされましたもんね。
そこに創業2年目ぐらいにありまして、私たちのクライアントにマネーフォワードさんとか、結構自分のクライアントも20代の企業家とか結構いまして、そういった方々と日々接して、法律かけるテックとかで何か自分自身もできるんじゃないかというふうに思い始めてですね。
そんな時に、法律かけるテックやるんであれば、弁護士.コム。それが一番。
王道というか、まさにって感じですね。
はい。っていうので、別件で創業者の元へ、弁護士.コムの創業者の元へと会う機会がありまして、会った次の日にはちょっと入らせていただけないかというのをメールしまして、来週お会いして、そこで入社決まったという感じです。
当時って弁護士.コムさんってどういう事業ステータスでいらっしゃった時代なんですか?
はい。9割は弁護士.コム事業っていう法律でお困りの方をマッチングするプラットフォームがもう中心です。
そこから弁護士.コムさん入られて、いわゆるまさにリーガルテックの今となってはUというか、クラウドサインさんの事業をゼロから橘さんが立ち上げてきたっていう認識であってるんですかね?
元々構想としては3個ぐらい社内であってですね。このリーガル×テックで3個ぐらい社内プロジェクトであって、進み出していて、そこでクラウドサインの責任者としてっていうので手を挙げてっていう感じです。
最終的にはだってもはや規模を語るのもあれかもしれないですけど、ほぼインフラっぽくなりつつありますもんね。
今徐々にそんな感じです。
別のノードかな?何かで拝見したんですけど、クラウドサインをやられていらっしゃる時代に山梨県でしたっけ?
何かハンコの産業の厳選のところに行ったみたいなところもお話されていたと思うんですけど、あれで何でわざわざそういうことってされていらっしゃって、具体的にもう一度お伺いしたいんですけど、どういう理由であいったことを行かれてたんですか?
2020年から未だに毎年山梨県って日本のこのハンコ、紙とハンコの90%を山梨市で生産されているぐらいの名産なんですよ。
なので、このクラウドサインという電子契約が普及すればするほど、彼らの産業自体は今市場規模としてはものすごい勢いで実際シュリンク縮小しています。
で、それに対してやっぱり私たちが受け継ぐ、どんな考え方や思いでこの事業をやられてきたかって受け継ぐ責任があるので、未だに結構交流して仲良くやらせていただいてます。
ありがとうございます。だいぶ橘さんがどういうご経歴だというのはわかってきたんですけれども、そこと前段でお話しいただいたPeopleXの事業が必ずしも結びつかないなというのが素直な感想なんですけど、
だからどこのタイミングぐらいからご自身で起業をしようと思われたとか、なんでこのHRのところであの事業を起こしていこうと思われたみたいなところでどんな流れになってくるんでしょうか。
まず弁護士.comでクラウドサインという事業の責任を拝命しましたんで、脱犯行するために本当に命を捧げて仲間たちとやってきました。
で、2020年、2021年とこの在宅勤務の需要が高まる中で、そのインフラとしてクラウドサインが一つ選ばれましたので、そこに全てをかけて私たち望んで、
2021年に法律改正100個ぐらい関連法も含めて、結構電子契約をインフラ化してくださるような法改正とか解釈変更みたいなのが結構なされて、
なので、さっきの10年間がDX化の未来であれば、これからの20年間は労働人口、これを解決しなきゃいけないというので、もうど真ん中で起業しようと思いました。
ちなみに、とはいえクラウドサインさん時代のご経験とかご経歴があったとしても、
初手のシードファイナンスで、先ほどちょうど事前のブリーフィングでも、どういうステータスでファイナンスが望まれたのかというと、ものもまだない。
場合によってはピッチでいくと、弟さんとがCTOにいらっしゃると思うので、弟さんと一緒にこういうチームでぐらいのところで16.1億のエクイティファイナンスを実現するって無茶難易度高いような気もしてしまうんですけど、
実際どのぐらいの準備をかけて、どういうプロセスで実際、最終的にはウィルさんにもご出資いただいていると思うんですが、実際出資を獲得していっているみたいな感じだったんですか。
そうですね。当時経営チームもなければ、プロダクトもなかったので、ソースコード一行も書いてない段階だったので、
ちょっとした自分に許された余進枠は当然ながら計算しながら、どっちかというと重い一つで、こんな未来を作っていきたいというのでプレゼンさせていただいて、それでオファーいただいたっていうぐらいで、そんなに特殊なことをしてないと思います。
あり得るとしたら、当然ながら彼らプロ金融でアセットをLPから預かっている立場なので、そのリターン、エグジット段階でどれぐらい出るかっていう、そういう彼らは彼らでLPからの責任を負っているので、そのリターンとなる事業計画とエグジット時の高いバリエーションの計算根拠みたいな、それは当然プロとしてやりながら、それをどっちかというと重いという感じですね。
橘さん的には特別なことをやったとかではなく、王道とされている基本的なムーブをして、結果そこに対してきちんと期待をしてくださる投資家さんが集まって、16.1億ってところを調達できたって感じなんですね。
そうですね。
今約1年間経たれていると思うんですが、実際ご自身でゼロから起業されるの初めていらっしゃると思うんですけれども、実際初めて見て予想を思った通り完全に進捗しているのか、想定よりも難しいこととか出てきていらっしゃるのか、実際どんな手触り感の1年間でいらっしゃったんですか。
いやもう想定なんてもう無理ですね。想定なんて自分でコントロールできないことばかりなんで、いろんな人に応援されながらやってきて、思い通りいかないことと、サプライズでうまくいくこととか、そんな連続ですね。未だに全然うまくいってないですし。
サプライズでうまくいったことでいうと、どんなところが想定以上にうまくいってるポイントだったりするんでしょうか。
そうですね。これも一定はコントロールしたことなんですけど、今までほぼエージェントを人材紹介さんとか使わずにほぼリファラルで自分たちの力で採用できていたりですとか、結構応援してくださるパートナーシップで、今発表済みなところでいくと三井住友フィナンシャルグループさんと私たちで提携させていただいたり、
パーソルさんというHRで歴史ある企業とも提携させていただいたり、そういう応援していただける企業でありたいなと思って、そういうのが実際に提携させていただいたり、そういうのは当然計算もできようがないですので、やっぱり仲間たちに恵まれてるっていうのはサプライズです。
なるほどですね。ありがとうございます。ちょっと今回第1弾だったんですけども、先ほど途中で挟まさせていただいて、第2弾の方でどういう考え方とかどういうものを大事にしてきてるからこそ、今のお話いただいたような、この1年間は先ほどのお話でも、そもそも初手で16億を調達できて、しかも1年経って通期で2桁億円以上の売り上げだかも持っていらっしゃるとか、M&Aもして、プロダクトも出して、
田島さんを参考にしてアクションを取り続けること、なかなか想像しにくい企業家さんも多いと思うので、ぜひ田島さんの考え方とかモットーというのは、ぜひ第2弾でお伺いしていければと思っておりますので、引き続きお付き合いいただければと思っております。
はい、よろしくお願いします。ありがとうございます。
それでは皆さん第2弾でもお会いできればと思いますので、チャンネル登録、コメント欄でコメントもお待ちしております。それでは次回もお会いしましょう。さよなら。