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2025-09-09 06:56

#51 希薄化を防ぎ、成長を加速する資金調達の定義と3つの目的【ベンチャーデット編 1】

今回は「希薄化を防ぎ、成長を加速する資金調達の定義と3つの目的【ベンチャーデット編 1】」についてお話しました。

✅️番組運用方針のリニューアル!✅️ベンチャーデットとは何か?その基本を徹底解説!✅️ベンチャーデットを活用する3つの主要目的

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「起業のデットファイナンス」は、累計1,300件・96億円超の融資をサポートしてきたINQの代表で、スタートアップ大好き若林哲平が、ファイナンスお役立ちTipはもちろん、起業家・スタートアップ・ステークホルダーとの対話を通じてファイナンス起点のストーリー・理論と実践を、ぼちぼちお届けする番組です。

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■パーソナリティー▼若林哲平(⁠株式会社INQ⁠ ⁠代表取締役)デットファイナンスのハンズオン支援を中心に、様々な領域のスタートアップのシード期の資金調達を支援。累計1,300件96億円超の資金調達を支援するチームを統括。

遠藤朱美(株式会社INQ)

PR・マーケティング・共創担当として、スタートアップエコシステム実現への貢献を目指す。地域での相互扶助の関係づくりを通じた、公益経営の実現も推進中。

■編集・制作

サマリー

このエピソードでは、スタートアップ向けの融資手法であるベンチャーデッドについて、目的や特徴が詳しく解説されています。資本コストの最適化や成長投資への柔軟な資金調達手段としての重要性が強調されています。

ベンチャーデッドの定義と特徴
起業のデットファイナンス、累計1300件、96億円超の融資をサポートしてきたINQの代表で、スタートアップ大好き、若林哲平が、
ファイナンスのお役立ち情報はもちろん、起業家、スタートアップ、テイクフォルダーとの対話を通じて、
ファイナンス起点のストーリー、理論と実践をぼちぼちお届けする番組です。
皆さん、こんにちは。INQの若林です。
こんにちは。INQの遠藤です。
遠藤さん、今回からですね、この起業のデットファイナンス運用方針を変更しようと思っております。
はい。
これまではですね、じっくりお話をさせていただいたものをですね、週に1回配信をしておりましたけれども、
今回からですね、配信1エピソードあたりの長さを10分弱ということで短くいたしまして、
移動や火事の合間でもですね、長らぎきしやすいようにさせていただきまして、
またですね、火曜日、木曜日の夕方5時半、17時半ですね、週に2回配信をさせていただこうというふうにしようと思います。
ぱちぱちぱちぱち。
はい。ぜひ、黄昏時のお供にですね、聞いていただければというふうに思っております。
黄昏さんの最初の冒頭のお伝えの仕方もアップデートされてましたね。
そうですね。まったりとぼちぼちとお届けできればと思っております。
はい。よろしくお願いします。
エンドさん、今回なんですけど、ベンチャーデッドということについてですね、お話をしていければなというふうに思っています。
ベンチャーデッドとは何でしょう。
これはですね、スタートアップ向けの融資ということになるんですけれども、
新株予約権とか、ワラントと呼ばれるようなエクイティ機関、エクイティ制のものを融資とくっつけてですね、やる融資手法、デッドファイナンス手法ということになります。
大部分は融資なんですけれども、そこに10%から30%分ぐらいですね、融資金額に対しての10%から30%分ぐらいのエクイティ制の新株予約権だったりとかいうものをつけるというところで、
デッドが中心なんだけども、エクイティの性質も併せ持った、金融機関から見ると貸付でもあるんだけれども、
成長したときに、スタートアップが成長したときにアップサイドもあるような、そういうですね、融資手法のことをベンチャーデッドと言っています。
なるほど。
もう少し定義としての、少しご説明は後ほど多分していただくと思うんですけれども、
大丈夫なのか、理解をできました。
ベンチャーデッドの目的って何なんですか。
何でベンチャーデッドをスタートアップが使うかという目的なんですけれども、
一つにはですね、エクイティ調達の間のブリッジと言いますかね、つなぎ資金っていう似合いがあります。
エクイティのラウンドも非常に長期化を今してきていますので、そこの間、ランウェイをつなぐような、そんな資金としてのベンチャーデッドというのが一つあります。
それから、成長資金ではあるんだけれども、その調達をするときにですね、つなぎ資金ということではあるんですけれども、
そのつなぎの資金というのは全部エクイティでもし賄ってしまいますと、規格化、ダイリューションしてしまいます。
というところで、この資金調達のコスト、資本コストというのを最適化するという意味で、
エクイティ性はあるんだけれども、デッドが中心であって、資金調達コスト、資本コストが低いですね、
デッドでやることによって、資本コスト最適化しようよというのがベンチャーデッドの目的のもう一つ。
それから、銀行融資とかでも運転資金だったりとかっていうのは調達できるんですけれども、
いろいろ使い道だったりとか、あるいはコベナンツみたいなところで、いろいろ制限を受けることがスタートアップだとありますよというところで、
成長にちゃんと投資できる資金として、エクイティと同じように使える資金としてという意味があろうかなと思います。
日本におけるベンチャーデッドの成り立ち
あれは資金指導概念として含まれるような形になるんですかね。
そうですね。資金指導が比較的柔軟性が高い、コベナンツなどの制限が少ないとかっていう意味で、成長に投資しやすい資金という性質を持つということですね。
なるほど。
そういった形で、エクイティのブリッジ、それから資本コストの最適化、成長投資への資金というような3つの目的ですね。
創業者とか、あるいは既存株主の方々の株式シェアを脇白化しないで守りつつ、かつ、それでいて成長スピードを確保する手段として、
主にミドルからレイター以降ですね、スターターというところに利用されている資金調達手段ということになります。
なるほど。さっき、指標的にもなかなか供給側が難しくなっているという文脈もあったんですけど、
ベンチャーデッドの成り立ちみたいなところも教えていただきたいなというふうに思ったんですけれども。
もともと米国シリコンバレーで登場したものなんですけども、
じゃあ日本ではどういう成り立ちをしたのかみたいなストーリーも気になるところなので、
ぜひ次回お話しさせてください。
次回ですね。
分かりました。
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企業のデッドファイナンス、最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。
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