起業のデットファイナンス。年間500名以上の起業家から相談を受けるデットファイナンス支援のinc代表の若林さんとともに、スタートアップ起業家のリアルなお金の悩みを解決していく番組です。
こんにちは、パーソナリティを務めますスタートポッドプロデューサー稲荷田です。
こんにちは、incの若林です。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。さて前回は第4回目配信をしてまいりました。
初めてのデットファイナンス編が始まりまして、その中でもまずは全体像を教えてくださいというところで教えていただきました。
簡単に内容を振り返りますと、デットファイナンスには8ステップあるよという話であったり、タイムラインでいけばだいたい1、2ヶ月すれば流資が完了するというところの話もいただきましたし、それにかかる処刑費、細かいところですね、どんなものがあるのかというところも教えていただきました。
そのあたりお話しされてみて若林さんいかがでしたでしょうか。
いよいよ具体的な内容になったんですね。本音を発揮していきたいなと思います。
そうですね、これまでの回でいきますとかなり初心者に寄せた内容ではありましたので、若林さんに解説していただくのも恐縮だなという気持ちもありつつですね、私自身本当に知らなくてですね、そのあたり教えていただけてすごくクリアになってきたのでやっと準備ができたなというところで、
本格的な内容になることを楽しみにしております。
一方で内容としてはどの会社さんでも通る道を結構抽象的にお伝えしているところもあったりするので、結構具体的な相談が生まれるところだったりはするんですよね。
なのでぜひお便りフォームから個別具体的な質問とかもいただけると私もやる気が出ますので、ぜひお願いしたいなと思います。
やる気めちゃくちゃ大事ですね。
私は概論ばっかり話している部分はどうしてもありますので、より具体的な相談をまさにこの番組としては企業家のリアルな悩みに相談に受けていくと。
まるで相談室のような雰囲気でやれたらと思っておりますので、そういうリスナーさんとのインタラクティブなコミュニケーションをしていきたいですね。
ぜひよろしくお願いいたします。
お願いします。
では今回のテーマに移りたいと思います。
本日は初めてのデッドファイナンスアクション編でございます。
こちらをぜひご相談をさせてください。
アクションというところではございますけれども、まずはそのままですが、有志を始めたい、デッドファイナンスを始めたいとなりましたら、これは何から手をつけていったらいいんでしょうか。
初めてのデッドファイナンスなので、まず相手を知ってもらうという意味で、まず相談をしてくださいというのをお願いしたいですね。
これはどなたに相談をするんでしょうか。
はい、まず日本施策金融広報さんなどの金融機関に相談というのもできます。
広報さんにも相談の窓口といいますかね、支店に相談もできるし、信用保障協会というところにも相談の窓口があります。
銀行さんに聞くのもいいと思います。
金融機関に直で相談するというのが候補1ですね。
または有志にお詳しい顧問税率さんであったりとか、我々のような有志支援をしている認定支援機関などにまず相談をいただくというのがいいんじゃないかなと思います。
まずはというところでご相談具体的な窓口も教えていただきましたけれども、これはざっくり教えてくださいみたいなスタンスで行っていいのか、あるいは質問しに行くのかみたいな。
こっちで行って調べ上げた上でここがわからないので教えてもらえませんかで行くのかで行くとハードルが全然違うなという気持ちがあるんですけれども、そのあたりは実際どれぐらい準備してこの相談に関して準備していけばいいんでしょうか。
そうですね、できればなんですけど事業計画書とか荒くてもいいので作っていただいたり、もともとあるものがあればそれを携えて共有してですね、相談するとより具体の申し込みした後に近いフィードバックで得られるんじゃないかなと思います。
ただ、どんなものか知りたいみたいなのもあると思うんで、そもそも自分が有志やったら通るのかとか、金額感どれぐらいなのか。
そうですね、そこのあたりとか全くわからないですからね。
そういうラフな相談とかでも少なくとも私は大歓迎です。
めちゃくちゃありがたい存在ですね。
このあたりが本当にスタートアップでネットファイナンス考えたらとりあえず若林さんに声かけるみたいなところが風習としてある気が個人的にはしておるんですけれども、そのあたりがやっぱり専門性の深さだけじゃなくてカジュアルにご相談させていただけるっていうのもありがたいなって思って。
そうですね、ぜひお願いしたいです。
またそこの知識の部分はこういったポッドキャストでも配信できたらと思いますので、うまく活用していただいてというところですね。
じゃあまず相談をしましたというところがありまして、他にはどういうところを手につけていくべきですか?
ここ相談からもつながってくるんですけど、どの金融機関さんに大まかにどんな制度を使って申し込むかっていうところのあたりはつけといた方がいいかなと思いますね。
今のこのフレーズだけでもどの金融機関でっていうのとどの制度でっていう結構分岐があるんですね。
そうですね、実際踏み入れてみるとそんなに分岐なかったりとか決めてなかったとしても金融機関さんがある程度提案してくれたりはするので、相談レベルだったらまず割と気軽に言ってもらってもいいかなと思うんですけど。
ただそのイメージを持っておかないと条件面の決まってからでは変えられないことが多いので。
そういう意味で大体当たりをつけるって言い方をしたのはそういうことですね。
そして詳しい制度の話はまた次の回とかで扱ってまいりますので、一旦ここはアクションとしてそういうものがあるというところで抑えていきたいと思います。
決まったその次とかはありますか?
事業計画書の準備ですね。
事業計画書ですね。
文字面読んでるだけでもちょっとうーって気持ちになってしまう。これはちょっと起業家として経営者としていいのかっていうのはありますけれども、しかもこれ金融機関さんに提出するものですもんね。
なんかちょっと難しそうだなって思ってしまっています。
ただね、これはその恐れるに足りないですよ。
本当ですか?
大丈夫です。
本当ですか?
ただいくつか今注意ポイントあるかなと思っていて、
例えばスタートアップの方とかだと、これ本当はあらわらなんですけど、VCさん回ってます。
で、シード調達決まりましたというケースで、シード調達できたからある程度お墨付きがあるじゃないですか。
ピッチ資料とか評価されているものなわけなんですよ。
だからそのノリで行くわけなんですけど、基本的にVCさん出資と銀行さん融資、これ全然ロジックとか取ってるリスクとか違うので、同じ需要計画書出してダメなんですよ。
と言いますと?
要は超ざっくり言うとなんですけど、基本的にVCさんは100社のうち1社2社3社でも何十倍何百倍になってくれたらOKっていうところで、
大きくなるかっていう成長性を見てるわけですよね。
成長性ですね。
ハイリスク、ハイリターンですと。
一方、銀行さんというのは今非常に金利も低いですし、これから上がっていくとしてもそんなに高くはならないですね、VCさんほど。
基本的にはローリスク、ローリターンですと。
で、100社のうち本当数社でも返してくれなかったら、潰れてしまったらもうそれだけで赤字っていう世界観になって、
ローリスク、ローリターン、非常に安全性とか継続性みたいなところを重視しています。
したがってロジックが違うんですよね。
そうですね、全くスタンス違うなというふうに思いました。
なのでVCさんに出した需要計画書、もう3年でT2、T3みたいな何倍にもなりますみたいな話だと、
基本的にそんなにならなくていいから、確実に返してくださいよと。
こんなに行くんですか?こんなに踏むんですか?こんな赤字出すんですか?みたいなことになっちゃうので、
やっぱり同じものだと基本的には銀行のロジックとは合わないですよと。
堅いって嘘をつくわけにはいかないので、どうするかというと、企業家としてすごくうまくいったパターン、
すごくアクセル踏んだパターンと、本当にうまくいかなかったネガティブなパターンってシミュレーションがあるはずなんですよね。
そのネガティブなパターンの方をベースに事業計画を練り上げて、金融機関さんに提出してもらうという方が、要するにパターンが違うということですね。
なるほど、要点が全然違って。
そうなんですよ。
この辺りはとはいえどういう感じで作るのって気になってきたところなので、また別の回とかですごくないうちに扱っていきたいなというふうに思いました。
一旦今回は初めてのネットファイナンスのアクション編でございますので、他の部分も聞いていきたいなと思うんですけれども、
前回全体像のところでもアクションの8ステップというところもいただきましたけれども、
ちょっとこの辺りの復習も含めて、融資してもらうまでのアクションを改めて教えていただけますでしょうか。
はい。前回8ステップということで、まず申し込み先決めるということですね。
それから準備をして、申し込みして、面談があって審査があって、融資決定があって、契約して実行されるという、こういう8ステップでした。
今日はその前に相談を入れてくださいねというのを挟んだ上で、ここまで制度を決めたりとか、
申し込み先決めたり事業計画書などの準備を進めてくださいねって話をしてきたんですけど、3番目ですね。
まず、申し込み、面談、審査、決定、契約、実行、このアクションになるわけなんですけど、とにかくもうここまでで勝負決まってますと。
なのでここからのアクションは、金融機関さんに変な話、言われた通りにやっておれば決まるものは決まるということではあります。
8つのステップは教えていただいたんですけれども、ある意味ポイントというか外論というところだったと思うんです、まさに。
もう少し具体的にどういうステップなのかなというか雰囲気をもうちょっと知りたいなと思っていて、
その辺りのエピソードといいますか、そういうのをもう少し教えていただいてもいいですか。
そうですね。申し込みは所定のフォーマットを出すってことにはなるんですけど、
この申し込み書の内容で何かが決まるってことはあんまりないんですが、別に字が汚いとかで決まるってことはないんですけども、
申し込みをした後は履歴が残っていくのでっていうのは前回も話した通りで、
ここから本番になっちゃうんで、なかなか後には戻れないところに入ってきます。
ということでここまでを慎重にやってくださいっていうのがまた一つありますよね。
面談なんですけど、ここで面談で企業家の人隣みたいなのを見られて、
ちゃんと授業できる人か、ちゃんと話ができる人か、ちゃんと返してくれる人かっていうところをざっくり見るわけですよね。
ここで結構いろいろあるんだけど、金融機関の方に怒っちゃう人がいるんですよ。
会話がかみ合わなくて。
それは、なんで分かってくれないんだとかそういう話ですか?
たまーにいるんだけど、これはアウトだよね。
いや、そうですよね。
あとコウコウさんの融資とかって、無担保無保証で連帯保証無しとかなんですよ。
連帯保証云々の話はまた詳しく話すんだけど、
要は極めて企業家にとってリスクが少ないもの、それを返せなくていい。
返せなくなってもリスクが低いっていうことではあるんだが、返さなくていいわけないじゃないですか。
言われてみればそうですよね。
そうだとは理解してたんですけど、
確かにですね、周りの先輩の企業家さんとかの話を聞いても、
融資はとりあえずしとけと。
最悪返せなくてもいいんだからみたいな。
会社潰しちゃえばいいんだよみたいな。
ちょっと悪魔の囁きがよく耳するなってところは正直あるんですけれども、
そういうところが違うんですね。
それもう僕の口から絶対言えない。
そうですね。
そういうマインドが仮に胸の奥にあったとしても、
そういうこと言っちゃダメですよね。
それは失礼だよね。
そうですね。
細かい視聴者さんに出ちゃうかもしれないですしね。
返せなくていいでしょみたいな感じで、
本当に言われたことあるらしいですよ、高校の人と。
それ言ったらおしまいですよね。
何しに行ったんでしょうね、その相談者さん。
言い切れないですよね。
あとよく聞かれる質問で、
スーツ着たほうがいいですか?
気になります。