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#90 日米比較で読み解くベンチャーデットのリアル
2026-05-27 25:56

#90 日米比較で読み解くベンチャーデットのリアル

今回は【日米比較で読み解くベンチャーデットのリアル】について解説しました。

  • 新シーズン「プラス」始動!Fivot菅井氏がメガバンクからスタートアップへ転じた原体験
  • 最短2週間&新株予約権(ワラント)なし!起業家の使いやすさを追求する「Flex Capital」
  • ポール・グラハム氏の警告の真意。高利回りでドライな米国市場と「リレーション重視」の日本市場の違い


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起業のデットファイナンスplus、この番組は「デットファイナンスをもっと身近に」をテーマに、起業家と金融の架け橋となる番組です。 ベンチャーデットのFlexCapitalと、デットファイナンス支援のINQがお送りします。 起業家の皆さまにとって金融がより身近に感じられるよう、デットファイナンスの最新トレンド、事例、インタビューなどをお届けします。


■番組ハッシュタグ#起業のデットファイナンスplus


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■パーソナリティー

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠若林哲平⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠(⁠株式会社INQ⁠ ⁠代表取締役)

デットファイナンスのハンズオン支援を中心に、様々な領域のスタートアップのシード期の資金調達を支援。累計1,300件96億円超の資金調達を支援するチームを統括。


▼菅井 佑允(株式会社Fivot)

京都大学文学部卒業後、2007年三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)入行。入行より約10年間に亘り、東京・ニューヨークにて日系法人営業に従事。その後、グローバルCIB事業本部において非日系企業向けビジネスのグローバル戦略の企画・運営・管理を担当。同業務経験及び米国西海岸への留学経験を通じ、スタートアップエコシステムにおける日米格差を実感。スタートアップ支援を通じ、日本経済の構造変革、成長・発展に貢献したいとの思いから2024年11月、Fivotに入社。


▼植野さつき(株式会社Fivot)

大学卒業後、複数の事業会社でのキャリアを経て、ビジネススキルを磨くべくイギリスの大学院へ進学。留学中にスタートアップの熱量に触れ、日本のエコシステムへの貢献を志す。その想いを実現すべく、日本のスタートアップを最前線で支えるFivotに参画。


■編集・制作

  • 制作管理:高橋亜美

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サマリー

このエピソードでは、日本のベンチャーデット市場と米国市場を比較しながら、デットファイナンスのリアルについて解説します。Fivotの菅井氏が、メガバンクでの経験からスタートアップ支援への転身を決意した背景や、日本のデット市場の特性について語ります。また、米国の市場と比較して、日本のデットファイナンスにおけるコミュニケーションの重要性や、起業家がデットをより身近に活用するためのヒントが提供されます。

新シーズン開始とパートナー紹介
起業のデットファイナンスplus。この番組は、デットファイナンスをもっと身近にをテーマに、起業家と金融の架け橋となる番組です。ベンチャーデットのフレックスキャピタルとデットファイナンス支援のINQがお送りいたします。
起業家の皆様にとって金融がより身近に感じられるよう、デットファイナンスの最新トレンド、事例、インタビューなどをお届けしてまいります。
ということで、今回から新シーズンということで、起業のデットファイナンスplusをつけてお送りしていきたいと思います。
このシーズンから、強力なパートナーということで、フレックスキャピタルというベンチャーデットを提供してますフィボットさんと一緒に、デットファイナンスをもっと身近に感じていただいて、起業家と金融の架け橋となるような番組にしていきたいと思います。
今回、新シーズン最初のパートナーというところで、フィボットCOの須貝さんにお越しいただきました。須貝さんどうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。須貝と申します。
Fivot菅井氏の自己紹介と経歴
須貝さん、それでは早速なんですが、軽めに自己紹介をお願いしていいでしょうか。
ありがとうございます。改めましてフィボットのCOの須貝と申します。
私は2007年に新卒で三菱有志銀行に入校しまして、そこからこの会社に入ったのが2024年の11月になりますけれども、およそ17年半ぐらいですかね。
MFGの中で主に法人領域の営業であったりとか、法人領域の部門の事業戦略の立案みたいなものを国内外、国内と米国でやらせていただいたというキャリアでございます。
ありがとうございます。
Flex Capitalのサービス紹介
今回からパートナーとしてご一緒いただきますFlexCapitalっていうベンチャーデッドですね。弊社インクでも大変お世話になっているんですけれども、このFlexCapitalについても非常にスタートアップにとって強力なサービスかなと思っているので、ぜひご紹介いただいてもいいですか。
ありがとうございます。日本のスタートアップマーケットにおいて、ベンチャーデッドって必要不可欠なプロダクトだと思っています。その中で我々が意識しているのは、いかにスタートアップの皆さまに使いやすくご提供できるかというところでございまして、
そこで自社のかなりテクノロジーAI活用なんかも活かしながら、とにかくスピードを重視するということでお申し込みをいただいてから、2週間以内に審査の回答をさせていただくというところと、あとこれも後ほどあるいは次回以降でお話しするケースもあると思うんですけれども、ストックオプションをつけずに株式を非発火させないという形でプロダクトを提供するというところを一つの価値として提供しているサービスというふうにご認識いただければと思います。
メガバンクからスタートアップへ転身した理由
ありがとうございます。そのスピードを使いやすさを重視しているフレックスキャピタルなんですけども、ある種その対極にあるような三菱UH銀行という大きな組織から、なぜこのスタートアップたるフィボットに三角を押されたのかというところを伺ってもいいですか。
ありがとうございます。先ほどキャリアンの紹介の中で、国内と米国とキャリアンの経験をしてきましたというお話をさせていただきました。17年間を分解していくと、最初の10年ぐらいが日本企業のお客様向けの法人営業のフロントのお客様と相対して交渉してファイナンスをまとめていくというところの仕事でした。
その後の残りの7年というのは、今度は日本の企業ではなくて海外の企業のお客様向けの法人営業について、こちらは営業はもちろんローカルのスタッフがやるんですけれども、部門全体の戦略企画を練るみたいな仕事をしていて、
その中で米国の経済の伸びであったりとか、その背後にあるスタートアップが支えている経済成長の真髄、あるいはそのスタートアップを支える資本市場、ファイナンスのプレイヤーの厚みみたいなものを間近に感じる機会があってですね。
よくリスナーの方の中にもいらっしゃるんだと思うんですけれども、社会人になってから海外婦人を経験するとですね、外から日本を見る機会っていうのがすごく多くなって、そうすると自分が住んでいる国と日本っていうのを常々比較するんですけれども、その中でやっぱり経済成長、日米における経済成長の差のところにやっぱりこのファイナンスの力、ファイナンスに支えられているスタートアップの力っていうのが大きく存在しているっていうことを、
如実に痛感するという現代化みたいなものがあってですね、それを何とかしたいというふうに思っていたというのが一つ目のポイントです。
で、その中で、実は途中、西海岸、シリコンバレーのところに留学をしたりとかで、実際の生のスタートアップエコシステムを感じたりとかっていう中で、そういう思いがふつふつと高まっていって、自分としてはやっぱりもう少し直接的に日本の経済に貢献したり、日本の経済の発展に貢献しようと思うと、どうやって日本の経済に新たなイノベーションを生むことができるかと、
いうところだろうなというふうに思っていまして、MFGの中でも実はそういうことをやりたいという声を上げたんですけれども、銀行もですね、経験長くなってくると、この人はここをやらせたほうがいいよねっていう、俗に言う背番号が付くっていうんですけど、
というのがあって、菅井は海外をやっとけという期待が高くて、それ自体はすごくありがたかったし嬉しかったんですけど、僕が社会人生活を折り返して迎えるにあたって、やっぱりこう自分が本当にやりたいこと、自分が本当に貢献したいことっていうことを考えたときに、日本の経済がどうやって支えられるかっていうことにもっと直接的に貢献したいっていうふうに思ったのが、一番大きな決断のポイントだったかなというふうに思っています。
菅井さんが国際バンカーっていう背番号を背負ったところから、いきなりチームを移籍してフレックスキャピタルというところなんですけども、今回ですね、番組をご一緒させていただくにあたって、いろいろ打ち合わせをさせていただく中で、やはり共通の思いとして、菅井さんと私の共通の思いとして、ぜひデッドファイナンスをもっと身近にですとか、
デットファイナンスを身近にする共通の思い
企業家と金融のプレイヤーとの情報の非対称性みたいなものを埋めていって、それでもっとデッドファイナンスについて前向きに企業家の皆さんに捉えていただけるような、そんな情報発信がしたいよねっていうところが目線として一致したところかなと思っています。
というところで、菅井さんがデッドファイナンスを身近に感じてもらいたいというふうに感じた何か背景と言いますか、何か現体験とかあったりするんでしょうか。
日米のベンチャーデット市場の比較
そうですね。ありがとうございます。まさに米国と日本の比較みたいな話になってしまうんですけれども、アメリカのスタートアップマーケットって、いわゆるシリコンバレーと呼ばれる地域っていうのはですね、
歴史をひも解くと、1960年ぐらいから、いわゆるベンチャーあるいはイノベーションみたいなものって意識されて存在していたというふうに思っていて、最初に生まれた、いわゆる半導体産業のところのプレイヤーが利益を得て富を蓄積して、
その一部の人が新たなプレイヤーを創出するために投資家になったりとか、また自身が起業したりとかっていうサイクルが30年40年と続いてきたところに、2000年代のIT化の流れというのがあって、爆発的にそれがアメリカの経済の成長を牽引する存在になったというふうに思ってます。
ここはやっぱり歴史があって、歴史に裏付けされた富の返済みたいなものがあって、富の蓄積かというものがあって、それに基づいてかなり大きなエクイティの資金というものがアメリカのマーケットでは供給されるっていうのがあるというふうに思ってます。
それこそシリーズAで何十ミリオン、日本にすると何十億円みたいなのとか、シリーズBで何百億円みたいなお金が出てくる世界と、私たち自身も昨年の11月にシリーズB調達をしましたけれども、そこでのエクイティ調達って10億円ぐらいで、多くの日本のスタートアップの皆様もそれぐらいの規模で調達を繰り返していくっていうことだと思ってます。
これは供給再度の富の蓄積とか、日本の経済そのものの規模感による部分も大きいんですけれども、やっぱり日本のスタートアップマーケットって、そういう1960年代から作り込まれてきたシリコンバレーの歴史に比べるとまだまだ浅くて、歴史としてはすごく霊魅気だと思います。
ただ、これを30年40年後にアメリカと同じレベルに持っていこうと思ったら、もはや遅いので、これをどうやってスピードアップして日本のマーケットを盛り上げていくんだっていうのが、すごく課題であるんだろうなというふうに思ってます。
それを考えたときに、僕は日本なりの特色として一番大きいなと思ったのは、日本にはやっぱり強いデッドプレイヤーの方がめちゃくちゃいるっていうことだと思ってます。それは私の出自である三菱優秀銀行もそうですし、メガバンクのみならず各地域にいる地銀であったりとか、新金さんであったりとか、そういうところでかなりデッドプレイヤーが多くて、
中堅中小企業マーケットも含めて、きめ細かく優秀支援していくっていう日本の歴史だと思うんですけれども、に裏打ちされた資金流通システムみたいなものが存在していて、日本のマーケットでスタートアップを育成していくっていうときに、アメリカ以上にデッドプレイヤーが担う役割って大きいんだろうなというふうに思ってます。
そこをまさに巻き込んでいきたいと思っているのが、我々であり、我々が単独でやるのではなくて、銀行の皆様ともうまくタンクを組みながら、世の中にデッドの流通量を増やしていくっていうことを目指したいんですけれども、一方でそれが着実にできているかと言われると必ずしもそうでもないという中で、企業家の皆様にとってデッドというものが何なのかちょっとよくわからない。
で、やっぱり皆さんも米国のスタートアップマーケットっていうのを見るし、ベンチマークするので、そうするとやっぱり大きくエクイティで調達できたら嬉しいなっていう思いになって、そうすると調達手段に対する目線がどうしてもエクイティによっていくと、
本来得るべき資金を正しく得られているのか、本来供給すべき資金を正しく供給できているのかみたいなところの借り手とか貸し手の認識ギャップというかが生まれていて、それによってうまく資金流通が行われていないっていう部分もあるのではないかなというふうに思っていて、ここら辺をうまく紐解いていきたいなというふうに思っているという感じです。
ポール・グラハム氏の警告と米国のベンチャーデット
ありがとうございます。
そうですね。
ぜひ最適と言いますか、適切に理解して活用していただきたいなって私も日々現場で思っているところですという中でですね、Yコンビネーターのポールグラハムさんがですね、最近ベンチャーデッドは下げろっていうXのポストをされてまして、これがすごいバズってると言いますか、かなりそのポストに対して、
米国の起業家であろう方々がすごくリプライをしてですね、結構盛り上がっていたんですけど、よく見てみると結構このポールグラハムさんはベンチャーデッドは事件爆弾だみたいなこととか結構おっしゃっていて、でも結構その短いポストなんで、なんかベンチャーデッドイコール悪みたいになんかこれだけ見るとちょっと捉えられちゃうなと思っていて、
これちょっと短絡的だなというふうに思ったんで、ちょっとこのあたりぜひ菅谷さんとお話しできればなと思ってるんですけど、そもそも米国のベンチャーデッド市場と結構日本のベンチャーデッド市場ってだいぶこう先ほど歴史の話もありましたけど、だいぶまだ生態系として違うのかなっていうところ思ってるんですけど、
ベンチャーデッドってやっぱりあれですよね、1970年代ぐらいからシリコンバレーバンクを中心に発達してきたっていう意味では結構歴史は長いんですよね。
そうですね。歴史は長くありますし、ある程度こうシステム化されたというか部分が多くあるかなというふうに思います。
シリコンバレーバンクが中心になっていて、ある記事によるともう米国のスタートアップの半分ぐらいがシリコンバレーバンクに口座を持っているという状態だったと聞くんですけど、ご存知の方も多いと思うんですけど、スタートアップにデッドをつけていたということとは違う理由でちょっと崩壊をしてしまったということがあって、
さらにそこからシリコンバレーバンクの崩壊の後にそのシリコンバレーバンクの穴を埋めるように別の事業体と言いますかレンダーが結構入ってきたというのを聞いていて、そこは結構そのハイリターンを求められるような事業体がそこのベンチャーデッドになるようになったというところで、少しずつ米国のベンチャーデッドの様相も変わってきているように見てるんですけども、菅谷さんなんかそのあたりってご存知のことありますか。
米国のデット市場の資金供給構造
そうですね。少し一つ大きな特徴としてあるのは資金の供給者が必ずしも銀行ではないということだというふうに思っています。最近ですとプライベートクレジットマーケット大丈夫なのかみたいなニュースとか結構出てきていると思っていて、その中でBDCっていうビジネスデベロップメントカンパニーっていう一つの投資方法が文字として出てきたりとかして注目される部分があるんだと思うんですけれども、
中身に細かく入るつもりはないんですけども、仕組みとしてはローンを提供する、お客様と会いたいするプライマリーオリジネーターっていうんですけれども、お客様と対面する人がいるとしますと、その人がこのローンをこの金額で提供しますって言っているときに、この人はこのローンを後ろで誰かに買ってもらおうというふうに常に思っているっていうのがアメリカのマーケットで、
これはセカンダリーマーケットって言うんですけれども、ここでスタートアップ向けのデッド、つまりベンチャーデッドはかなり利回りがいいので、ここに投資したいっていう投資家さんがたくさんいらっしゃるので、銀行がローンを出さずともそういうローンを作れる人がいると、それを支えてくれる投資家の方々の層によって資金が提供されるっていう、
仕組みが存在しているっていうのが、一つ日米の大きな差としてはあるかなというふうに思います。
当然、スタートアップ向けのデッドなんで、氷回りというか、やはり銀行の預金などと違って、だいぶそこのスプレッドというんですかね、割と大きく取る。
そうですね。形式としては、いわゆるファンドに近い形を取るので、投資家さんには一定のリターンを目の見所ベースでお約束しながら、それを確保するために一定の高い金利をいただきながらということになるので、
今のアメリカの金利でいくと、たぶん10%から15%ぐらいは、実質的な金利としては取りながらやっているっていう部分があるかなと思います。
そういう高いインセンティブ構造を持っているプレイヤーがいるという時点で、銀行さんが中心にやっている日本のデッド市場というかベンチャーデッドとは、やはりその辺りでも温度感が違うということですよね。
日米のデットプレイヤーの思想と関係性の違い
そうですね。リターン構造は、それこそそこにいるプレイヤーの競合関係によって決まるみたいな需給の関係だと思っているので、一概にそれだけでは語りきれない部分もあるんだと思うんですけど、一つ今の日米差での大きなポイントがあるとするならば、
日本の銀行というのは基本的には融資したものを自分たちのバランスリートの中で保有しながら、融資という取引を軸にお客様とのリレーションを構築して長期的なお取引につなげようという思想のもとに立っているので、よく貸手責任なんかと言われるんですけれども、融資をしたからにはしっかりと伴走して支援しましょうというのが根底に存在しています。
一方でアメリカのマーケットはここはローンを作る人とそのローンを引き受ける人というふうに分かれていて、実はこのローンを作る人っていうのはあんまりそういうリレーションシップドリブンな考え方を持ち合わせていなくて、今この時このローン欲しいと思っている需要に対してこの企業ならこのローン作れるよねっていうことしか究極は考えていないので、
結局なんかリレーションで伴走していこうなんていう思想があまり大きくない。で、そこがもしかするとポールグラハム曰くベンチャーデッド気をつけろみたいな話なのかもしれないです。
それとの対比で言うとアメリカのVCエクイティプレイヤーはもっと日本よりも経営に参与しますし、そういう意味では経営の参与あるいはリレーションという観点で言うとアメリカと日本では少し逆転現象みたいなのが生じているっていうふうに言えるのかもしれない。
エクイティプレイヤーの参与は非常に厚いものがあるというか。
一方でデッドのプレイヤーっていうのは割と分業化されていて、しかし貸すと回収するみたいなところに特化したプレイヤーがフロントにいるみたいな。で、後ろに支える投資家がいるという状態。
なるほど。結構それはそうですね。大きな違いないそうですね。
日本の地域金融機関とデット
例えばチギンさんとかやったら地域密着みたいなところもありますし、新金さんとか新予組合さんとかいったらもう営業エリアもカチッと決まっていて、地域の事業に応えていくみたいなところある中で、だいぶプレイヤーとして違っている。
ベンチャーデッドを、例えば静岡銀行さんとかチギンさんが支えていらっしゃいますけど、やっぱり静岡銀行さんも一地銀としての立場の中でベンチャーデッド取り組まれているっていうところではだいぶ違いがありそうですし。
あとは回収とかっていう、あんまり話したくないタイプですけど、回収みたいな局面になった時にも、というかその貸した先があまり良い状況じゃなかった時でも、そこからのアプローチと言いますか、関わり方っていうのもだいぶ日米で違いそうですよね。
回収局面と日米のアプローチの違い
そうですね。そこはスタートアップに限らずですけれども、アメリカのマーケットはもうめちゃくちゃドライなので、普通にデフォルトもしますし、普通にデフォルトすることを織り込んだプライシングで事業をしますし、そこは全然日本のいわゆる間接金融マーケットと言ったらいいのか、融資マーケットと言っていいのかとはちょっとプラクティスが違うかなというふうに思います。
米国がドライで仮に日本がウエットだとしても、日本のベンチャーデッドとって当然ビジネスでやってるわけですが、もちろんそういったデフォルトのようなことになればしっかり回収をするんだろうと思いますし、そういったことを織り込んで設計されてるのかなと思うので、やはり借り手としてはきちんと商品性と言いますか、金融商品というベンチャーデッドをきちんと理解をして、
レンダーの事情とかも理解して使っていく。そこを理解して使っていく限りにおいては、私はポール・グラハムさんがいうように一概にやめとけみたいなものではないのかなと思ってるんですけど、どうでしょうね。
デットファイナンスの期限とコミュニケーション
はい、その通りだと思います。何て言ったらいいのかな。ちょっとこう脇道に反れちゃう話かもしれないんですけど、有志、ベンチャーデッド、いわゆる有志っていうのはエクイティと違って期限が存在するものですと言われると、皆さん期限があるのかと思ってグッてなって、だったらなるべく長い期限を取りたいよね、1年よりも2年がいいよね、2年よりも5年がいいよね、5年よりも10年がいいよねって多分皆さん思われると思うし、
それは一つの正解だと思うんですけれども、先ほど申し上げた日本の銀行マーケット、有志マーケットにおけるプラクティスを考えた場合に、必ずしも長く引くことが正しい選択肢ではないみたいなところもあって、それこそ期限があるからこそしっかりコミュニケーションを取れるっていうことも一つの強みだというふうに思ってます。
なので、資金使徒にもよるんですけれども、それこそ向こう1年ぐらいの成長を踏みたいみたいな資金になったときに、5年の有志を引いて、最初の1年は良かったんだけど、その先のトラクションがあんまり出なかったときに、5年後に折り返しの調達できますかって言うと必ずしもそうでもないとするならば、多分このときはすごくつらいコミュニケーションがあっていると思うので、
だとするならば、その資金使徒に応じてしっかり期限を区切って、期限を切ったところで再度またコミュニケーションする。あるいはこの短い期間の中でコミュニケーションしながら経営改善であったりとか、事業成長を共に達成していくみたいなことができるとするならば、1回の有志の期限は1年とか2年とか3年なのかもしれないですけれども、そこから繰り返し繰り返しお取引関係を構築できる。
で、その取引関係が何回も何回も続けば続くほど、銀行あるいは金融機関との間の信頼関係って生まれてくるものだというふうに思っているので、期限があるものは怖いというふうに思うのではなくて、期限があるからこそその期限を見据えてしっかりコミュニケーションするっていうことを意識してネットを使うっていうのはすごくいいんだろうなと思ってます。
で、それはじゃあアメリカのマーケットで存在しているかっていうと、新生シリコンバレーバンクは多分そういうことをやるんだと思うんですけど、それ以外のいわゆるベンチャーに向けて有志を提供するプレイヤーっていうのはもっとドライなので、ポール・グラハムはそこをしてハワイドベンチャーで取っていってるのかもしれないですけど、ただ期限があって、ただコメナンスがあって、で、どっかで要はトリガー引かれるぞみたいなところを意識しろっていうのは、
なんかそこら辺のプレイヤーの振る舞いによる部分が大きいのかなと思います。
ではコミュニケーションの余地があんまり米国の場合ないってことですね。
そうですね、はい。
一方で日本のプレイヤーは割とコミュニケーションを重ねていきながら繰り返しお付き合いをしていくような関係性のそういうプレイヤーだってことですよね。
金融リテラシーと番組の役割
そうですね、はい。
コミュニケーションっていうことが今菅谷さんのお話の中でも繰り返し使っていただいたと思うんですけど、コミュニケーションを取るにもやっぱり相手のことがわかってるのとそうでないのではこの円滑さが違うと思うので、そういった意味では非常にこの金融がわかる、そして金融プレイヤー、レンダー側がわかるっていうことが、
企業家の皆さんの今後の金融機関とのコミュニケーションを高めていくことにつながるのかなと思うので、ぜひこの番組の中でも金融を身近に感じていただいて金融怖くないと思っていただけるような、そんな番組にしていければなと思っています。
デッドファイナンスをね、もっと身近に感じていただきたいなと思っておりますというところですね。
エンディング
最後までお聞きいただきましてありがとうございました。ベンチャーデッドのフレックスキャピタルとデッドファイナンス支援のインクがお送りします企業のデッドファイナンスプラス。
毎週水曜日朝8時に配信をしております。企業家の皆様にとって金融がより身近に感じられるように、デッドファイナンスの最新トレンドや事例、インタビューなどをお届けいたします。
それでは本日はこの辺で。
すくえさんありがとうございました。
ありがとうございました。
25:56

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