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2025-10-07 10:58

#59創業融資の事業計画書で高く評価されるための3つの重要ポイント【事業計画編4】

今回は「創業融資の事業計画書で高く評価されるための3つの重要ポイント」についてお話しました。

✅️創業融資において事業計画書が重要な理由✅️創業融資の審査における3つの評価ポイント✅️高評価を得る事業計画書に共通する3要素

✅️ 特に注意すべき「実現可能性」

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「起業のデットファイナンス」は、累計1,300件・96億円超の融資をサポートしてきたINQの代表で、スタートアップ大好き若林哲平が、ファイナンスお役立ちTipはもちろん、起業家・スタートアップ・ステークホルダーとの対話を通じてファイナンス起点のストーリー・理論と実践を、ぼちぼちお届けする番組です。

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■パーソナリティー▼若林哲平(⁠株式会社INQ⁠ ⁠代表取締役)デットファイナンスのハンズオン支援を中心に、様々な領域のスタートアップのシード期の資金調達を支援。累計1,300件96億円超の資金調達を支援するチームを統括。


遠藤朱美(株式会社INQ)

PR・マーケティング・共創担当として、スタートアップエコシステム実現への貢献を目指す。地域での相互扶助の関係づくりを通じた、公益経営の実現も推進中。


■編集・制作

サマリー

今回のエピソードでは、創業融資における事業計画書の重要性と評価されるポイントについて議論されています。特に、代表者の経験、自己資金、事業計画の解像度と実現可能性のバランスが成功のカギとして強調されています。

創業融資の重要性
皆さんこんにちは、INQの赤林です。
こんにちは、INQの遠藤です。
遠藤さん、今回はですね、前回に引き続き、事業計画をテーマにお話ししたいと思います。
はい。赤林さん、前回の簡単に振り返りお願いできますか?
はい。前回は、ステークホルダーによる目線の違いということで、金融機関とVCさんの視点の違いについてお話しまして、
そこから続いて、広子さんの目線についてもお話をさせていただきました。
では、4回目となる今回は、どんなテーマでお話しいただけますでしょうか?
はい。事業計画書の中でもですね、特にそのウィートが大きい創業融資にフォーカスしまして、
創業融資における事業計画書の重要性とポイントについてお話したいと思います。
この回を聞いていただくと、創業融資においてなぜ事業計画書が大事なのかわかります。
では早速、創業融資日本政策金融高校の創業融資での重要なポイント、こちらは何になりますでしょうか?
はい。大きく分けると3つあります。
1つ目は代表者の方の経験、それから自己資金、事業計画です。
この3つの総合評価で決まってきます。
この3つなぜ重要かと申しますと、創業機の会社さんには決算書という融資審査における重要なものがない、または宛にならないということになるので、
そこをどう保管するかというと、経験だったり自己資金だったり事業計画書というところを総合的に見て、
どういう準備を企業に向けてしてきたのか、どういうこれからやる事業に対しての改造となるのか、みたいなことを見て融資判断をしようというふうな考え方に基づいています。
経験とか自己資金というふうに申し上げたところって、言ってみればもうこれまでの履歴なんで、申し込む段階ではもうどうにもできないじゃないですか。これまでのことだから。
なので、申し込む段階でできることって事業計画書しかないんですよ。
事業計画書って創業期になるとまだ不確定要素が多いので、結構絵に描いた持ち感が多いんですけれども、
高く評価される事業計画書の特徴
なのでね、代表者の経験とか自己資金っていうところから、誰が描いた持ちの絵なのか、みたいなところをどうしても重視はするんですけど、
その持ち描いた人がどういう解像度で描いてるのかっていうところがまさに行き当たりばったりじゃないかとか、
あえてその企業家の方の覚悟みたいなところって分かるので、従って事業計画書っていうのは非常に重要なポイントになってくるということなんですよね。
持ち描いた人は今の3つのポイントで重要しますよということなんですけど、実際の持ち?
持ち、そうですね。
実際において高く評価される事業計画書の共通するものってあったりするんでしょうか?
そうですね。よく評価される持ちの絵の事業計画書の共通点っていうところで言うと、
当たり前なんですけど、ちゃんと返ってくるかっていうところを意識しているかどうかですよね。
じゃあ、ちゃんと返ってくるかの返ってくる原始ですね。
もともと売上がちゃんと上がって、売上を上げるためにコストが適切に使われていて、
売上からコストを引いた利益の中から返してください、っていう話なので、
まずちゃんと売上が上がるかどうか。
で、売上が上がるため、またはコストを下げるためにちゃんとお金が使われるのか、
何にお金を使うのかっていうような使い道も結構重要なんですよね。
使い道を見て、使われ方を見て、最終的にちゃんと返ってくるかっていうのを見てますという点において、
返済確実性みたいなところですかね。
まず非常に見てるし、それがちゃんと示されている事業計画書っていうのは評価されますよねっていう共通点の一つ目。
一つ目、はい。
で、二つ目はもう解像度ですね。
あの、ツッコミどころが少ないと言いますか、
つまらなく言ってしまうとツッコミどころが少ないってことなんだけど、
よく言うと非常に解像度が高いし、いろんなことが想定されている、できる限りの仮説が検証されている状態ですね。
その時点でできる限りの仮説が検証されているっていう状態で、
その企業かスタートアップがその事業を解像度高く見ているっていう状態ですね。
ぼんやりしてない、ふわふわしてないっていうことですね。
従って予期せぬ事態への対応準備ができているだったりとか、
着実に自分たちのやるべきことが分かっている状態、
事業のキードライバーが分かっている状態、
少なくともこれだというふうに決められている状態っていうことだと、
これはちゃんと返ってくるなっていうふうに思えるんじゃないかなと思います。
3つ目が実現可能であるというふうに感じられるかどうか。
実現可能性ですね。
すげえ解像度高い。
これはいいねとなっても、
立てている目標とかがあまり高すぎるですとか、
あるいはそれは非常に計画としては素晴らしいけれども、
それを実現するのに必要なリソース全然実はないですよねと。
大きすぎて、その事業を遂行していくのに必要なお金足りてないですよね。
みたいなことになると。
そういった計画自体素晴らしいかもしれないけど、実現可能性は低いですよね。
いえばなっちゃうので、返済可能性と解像度っていうことに加えて、
実現可能性が高いかどうか。
実現可能性の重要性
身の丈に合っているかどうか。
言い方を変えるとですね。
この3つのバランスっていうのは非常に重要なのかなというふうに思います。
過去、岡林さんがたくさんの創業期の事業計画見てきた中で、
今の3つのポイントで、ここ結構抜け口かもしれない記号化さんみたいなところってあったりするんですか。
そうですね。
まず2番目の解像度っていうところで言いますと、
割とここは高い方が多いかなというふうには思っていて、
そこに自信が高いから、そこに自信があるから起業してるっていう方が多いかなというふうに思います。
別の業種から、今度ここ来そうだからみたいな、
わかんないですけど、タピオカ来そうだからみたいな感じで入ってくる人とかだと、
たまに解像度低いこととかあったりはするんですけど、
基本的におおむね皆さん高いかなと思っていて、
ここが問題になるというよりかは、やはり実現可能性のところかなというふうに思うんですよね。
自信があるがゆえに結構ストレッチした計画引いちゃうんですよ。
金融機関さんってやっぱりその、
起業家が言ってることを7掛けぐらい聞くんで。
なるほど。
叩くのでですね。
そういう意味では本当にこれできるんですかみたいなところは、
ご自身が思っているよりシビアに見られるというふうに思っていただいていいのかなと思います。
なるほどなるほど。
具体的にどういうリソースでやるのかみたいなところもそうだし、
数字としてどう実現可能性がありますかっていうところも3番に含まれて。
そうですね。
そのお金を借りるのに妥当な身の丈にあった計画であるか。
引いてはちゃんと返せるかにもつながってくるって感じですね。
なるほど。
今の文脈にもしかしたら当てはまるかもしれないんですけど、
今回のお話の中で大事なポイントをあえて一つ挙げるとするのであれば、
どこになりますか。
はい。実現可能性ですね。
引いては返済可能性ってことになってくるんですけど、
ちゃんと実現できるこのメンバーだったら、この代表者だったり、
この自己資金だったら、このキャリアだったら大丈夫だね、いけるねって思わせるかどうかってことだと思います。
ありがとうございます。
次回はどんなお話をいただけますか。
はい。次回は事業計画書の構成要素について話します。
今、事業計画のポイントどこかっていうことをお話ししたんで、
そのポイントに沿ってどこの項目にどう落とし込んでいくのかみたいな具体のお話ができればなと思っています。
ありがとうございます。
企業のデッドファイナンス、最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
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